JPH08124424A - 異方性導電膜 - Google Patents

異方性導電膜

Info

Publication number
JPH08124424A
JPH08124424A JP25783694A JP25783694A JPH08124424A JP H08124424 A JPH08124424 A JP H08124424A JP 25783694 A JP25783694 A JP 25783694A JP 25783694 A JP25783694 A JP 25783694A JP H08124424 A JPH08124424 A JP H08124424A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
anisotropic conductive
conductive film
curing agent
heating
reaction rate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP25783694A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Kumakura
博之 熊倉
Takashi Ando
尚 安藤
Yukio Yamada
幸男 山田
Yasuhiro Suga
保博 須賀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dexerials Corp
Original Assignee
Sony Chemicals Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Chemicals Corp filed Critical Sony Chemicals Corp
Priority to JP25783694A priority Critical patent/JPH08124424A/ja
Publication of JPH08124424A publication Critical patent/JPH08124424A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/30Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor
    • H05K3/32Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits
    • H05K3/321Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits by conductive adhesives

Landscapes

  • Electric Connection Of Electric Components To Printed Circuits (AREA)
  • Non-Insulated Conductors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 端子間の確実な接続を行い、リペアー性も高
める。 【構成】 熱硬化性の絶縁性接着剤中に少なくとも導電
性粒子が分散されてなる異方性導電膜の加熱加圧直後の
DSC反応率を60%未満とし、加熱加圧後、常温中に
24時間放置したときのDSC反応率を60%以上とす
る。なお、上記異方性導電膜は、潜在性硬化剤を含んで
いても良く、このとき、絶縁性接着剤100重量部に対
して潜在性硬化剤の硬化剤成分が5〜45重量部配合さ
れていることが好ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フレキシブルプリント
基板の端子や、いわゆるTAB型の端子等の電気的、機
械的接続に用いられる異方性導電膜に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】各種電子機器におけるフレキシブルプリ
ント基板の端子や、液晶表示装置におけるTAB型の端
子と液晶パネルのガラス基板上に形成されたITO膜よ
りなる端子等を電気的、機械的に接続する場合において
は、異方性導電膜が多用されている。
【0003】上記異方性導電膜は、例えばウレタン,ポ
リエステル,クロロプレン等の熱可塑性のホットメルト
樹脂或いはエポキシ等の熱硬化性樹脂等よりなる絶縁性
接着剤中に、ニッケル,金,半田等の金属粒子或いはス
チレン樹脂等よりなる粒子表面をニッケル−金等の導電
層により被覆した粒子等の導通のための導電用粒子が分
散されたものであり、使用上の便宜さから熱硬化性樹脂
を用いたものが主流となりつつある。
【0004】このような熱硬化性樹脂を用いた異方性導
電膜を使用して液晶表示装置のTAB型の端子とITO
膜よりなる端子の接続を行う場合には、上記端子間に異
方性導電膜を挟むようにして配し、これを加熱するとと
もに、TAB型の端子の配される基板とITO膜よりな
る端子の配されるガラス基板を圧接させる。
【0005】すると、異方性導電膜内の導電用粒子が端
子間に潰されるような形で挟み込まれ、端子間の接続が
行われ、導通がなされることとなる。
【0006】また、異方性導電膜の絶縁性接着剤は熱硬
化を開始し、端子間の導通を保った状態で固化し、TA
B型の端子とITO膜よりなる端子間を電気的、機械的
に接続する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年、液晶
表示装置の軽量化、薄型化が進められており、基板とし
てガラス基板の代わりにポリエチレンテレフタレートや
ポリエーテルスルホン等の樹脂のフィルムよりなる基板
を使用した液晶パネルが実用化されつつある。
【0008】上記のような樹脂のフィルムよりなる基板
は当然のことながら、ガラス基板よりも耐熱性が低い。
そこで、上記のような異方性導電膜においては、樹脂の
フィルムよりなる基板を使用した液晶パネルに対応でき
るような従来よりも低温で硬化を開始するものが要求さ
れている。
【0009】また、上述のように、液晶表示装置のTA
B型の端子と液晶パネルのITO膜よりなる端子を異方
性導電膜により電気的、機械的に接続する際には、多数
の箇所において接続をとる必要があるため、接続時の端
子の位置ずれは接続不良を引き起こし、製造不良の要因
となる。従って、上記異方性導電膜においては、TAB
型端子とITO膜よりなる端子の接続後にこれらを剥し
て再度位置合わせを行える程度に硬化し、リペアー性が
高いことが望まれている。
【0010】しかしながら、従来の異方性導電膜におい
ては、加熱により硬化が急速に進み、接続後に剥すこと
は困難で、リペアー性が低い。また、加熱温度を低く設
定すると、硬化の進みが遅すぎて確実な接続を行うこと
が困難である。
【0011】そこで本発明は、従来の実情に鑑みて提案
されたものであり、比較的低温で硬化を開始し、確実な
接続を行うことができ、且つリペアー性も高い異方性導
電膜を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めに本発明者等が鋭意検討した結果、異方性導電膜に、
加熱によって重合反応による硬化を開始させた後、加熱
を停止しても硬化が除々に進むような、いわゆる起爆反
応性を付与すれば良いことを見いだした。
【0013】すなわち本発明は、熱硬化性の絶縁性接着
剤中に少なくとも導電性粒子が分散されてなる異方性導
電膜において、上記異方性導電膜の加熱加圧直後のDS
C反応率が60%未満で、加熱加圧後、常温中に24時
間放置したときのDSC反応率が60%以上であること
を特徴とするものである。
【0014】本発明の異方性導電膜の特性を図を参照し
ながら以下に説明する。図1に本発明の異方性導電膜を
加熱加圧後に常温(25℃)中に放置した時間とこのと
きのDSC反応率の関係を示す。なお、上記DSC反応
率の詳細については後で説明するが、反応率の数値はそ
のまま樹脂の硬化の度合いを示している。
【0015】本発明の異方性導電膜においては、図1中
に示すように、放置時間が零の時点(加熱加圧直後)で
はDSC反応率があまり高くなく(60%未満)、放置
時間が24時間の時点でDSC反応率が60%を越え、
その後はDSC反応率が70%前後まで徐々に高まって
いる。すなわち、本発明の異方性導電膜は、上述のよう
に加熱によって重合反応による硬化を開始させた後、加
熱を停止しても硬化が除々に進む、起爆反応性を有して
いる。
【0016】上記DSC反応率は、以下に示すようにし
て測定される。すなわち、先ず、試料Aとして未硬化の
絶縁性接着剤、試料Bとして絶縁性接着剤のフィルムを
加熱加圧したもの、試料Cとして絶縁性接着剤のフィル
ムを試料Bと同一条件下で加熱加圧した後に25℃にて
24時間放置したものを用意し、各試料10mgを測定
セルにそれぞれ精秤する。
【0017】そして、これらをそれぞれ示差走差熱量計
DSC200(機種名、セイコー電子工業社製)によ
り、30℃から230℃まで昇温速度10℃/分で昇温
させた場合の発熱ピーク面積から各試料の発熱量を求め
る。なお、各試料の発熱量を便宜上、A〜Cとする。次
に、これらA〜Cを用いて、加熱加圧直後のDSC反応
率R1 (%)を下記式1により求め、加熱加圧後、常温
中に24時間放置したときの反応率R2 (%)を下記式
2により求める。
【0018】 R1 (%)=(1−B/A)×100・・・(式1) R2 (%)=(1−C/A)×100・・・(式2) すなわち、例えば試料AのDSCチャートが図2で示す
ものであり、試料BのDSCチャートが図3で示すもの
であり、試料CのDSCチャートが図4で示すものであ
った場合、発熱量A,B,Cの絶対値は各図中に示すよ
うにそれぞれ233.7mJ/mg,148.5mJ/
mg,82.0mJ/mgとなる。従って、これらを上
記式1及び式2に代入すれば、上記反応率R1 は36.
5%、反応率R2 は64.9%と求められる。
【0019】なお、上記起爆反応性は、異方性導電膜中
に潜在性硬化剤を添加し、これに加熱を行って硬化剤を
活性化することにより得ることができ、本発明の異方性
導電膜においては、潜在性硬化剤を含むようにして起爆
反応性を付与しても良い。
【0020】さらに、本発明の異方性導電膜において
は、絶縁性接着剤100重量部に対して潜在性硬化剤の
硬化剤成分が5〜45重量部配合されていることが好ま
しい。
【0021】本発明の異方性導電膜においては、熱硬化
性の絶縁性接着剤として、従来の異方性導電膜において
使用されているエポキシ樹脂等が使用可能であり、上記
エポキシ樹脂としては、BPA型エポキシ樹脂,BPF
型エポキシ樹脂,ノボラック型エポキシ樹脂や、ゴム,
ウレタン等の各種変成エポキシ樹脂等が例示され、これ
らを単独で用いても2種以上を混合して用いても良い。
【0022】また、導電性粒子としては、電気的に良好
な導体であるものであれば使用でき、例えば、銅,銀,
ニッケル等の金属粉末や樹脂よりなる粒子を上記金属に
より被覆したものが挙げられる。
【0023】さらに、潜在性硬化剤としては一般的に使
用されているマイクロカプセル化等により表面が不活性
化されており、硬化剤が露出後に活性となるものが使用
可能であるが、特に、イミダゾール系の潜在性硬化剤が
好ましい。
【0024】さらにまた、本発明の異方性導電膜におい
ては、必要に応じて溶剤,硬化促進剤,接着付与剤等の
各種添加剤を添加することも可能である。
【0025】
【作用】本発明の異方性導電膜においては、加熱加圧直
後のDSC反応率が60%未満であることから、加熱加
圧により急激に硬化することはなく、また加熱加圧後、
常温中に24時間放置したときのDSC反応率が60%
以上であり、硬化は加熱終了後に除々に進むこととな
る。従って、これを用いて端子間等の接続を行った場
合、加熱加圧して接続した後に剥離することができ、リ
ペアー性が高い。また、硬化が十分になされることから
端子間が確実に接続される。
【0026】
【実施例】以下、本発明を適用した具体的な実施例につ
いて実験結果に基づいて説明する。本実験例において
は、絶縁性接着剤と潜在性硬化剤の種類及び分量を変え
て異方性導電膜を製造し、これらの加熱加圧直後のDS
C反応率及び加熱加圧後に常温中で24時間放置した後
のDSC反応率、異方性導電膜の保存安定性、これらを
用いて端子間の接続を行った場合の導通信頼性,ピール
強度,リペアー性について調査した。
【0027】先ず、異方性導電膜の製造を行った。絶縁
性接着剤としてエポキシ当量が2000〜4000のB
PA型エポキシ樹脂(EP1009:商品名、油化シェ
ルエポキシ社製)とエポキシ当量が180〜200のB
PA型エポキシ樹脂(EP828:商品名、油化シェル
エポキシ社製)とを用意した。なお、前者の樹脂を樹脂
A、後者の樹脂を樹脂Bと称する。
【0028】一方、潜在性硬化剤としては、イミダゾー
ル系の潜在性硬化剤であり、表面処理されてマイクロカ
プセル化されたノバキュアHX3741(商品名、旭化
成社製、以下硬化剤aと称する。)及びノバキュアHX
3921HP(商品名、旭化成社製、以下硬化剤bと称
する。)、アミキュアPN−23(商品名:味の素社
製、以下硬化剤cと称する。)、ACRハードナーH−
3615(商品名:ACR社製、以下硬化剤dと称す
る。)を用意した。また、比較のために硬化剤としてイ
ミダゾール系硬化剤であるキュアゾール2E4MZ(商
品名:四国化成社製、以下硬化剤eと称する。)を用意
した。なお、潜在性硬化剤a,bは硬化剤成分と樹脂B
成分が1:2の割合で配合されているものである。
【0029】そしてこれら樹脂及び潜在性硬化剤,硬化
剤を表1に示すような分量で混合し実施例1〜5及び比
較例1〜5を用意した。さらに、表1中には実施例1〜
5及び比較例1〜5における樹脂成分量と硬化剤成分量
も併せて示す。なお、表1中の数値の単位はそれぞれ重
量部である。
【0030】
【表1】
【0031】続いて、上記実施例1〜5及び比較例1〜
5のそれぞれとトルエンを混合して固形分70wt%に
調整し、これらに粒径5〜10μmの導電用粒子を5w
t%の割合で混合し、これらを厚さ25μmに調整して
異方性導電膜を製造した。なお、便宜上、実施例1〜5
及び比較例1〜5を用いた異方性導電膜をそれぞれ実施
例1〜5及び比較例1〜5と称することとする。
【0032】次に、上記実施例1〜5及び比較例1〜5
の異方性導電膜を用い、TAB型端子とガラス基板上に
形成されたITO膜よりなるピッチ0.2mmの端子間
の接続を行った。なお、上記接続は140℃に加熱し、
40kgf/cm2 の強さで20秒間圧着して行った。
【0033】また、上記実施例1〜5及び比較例1〜5
の異方性導電膜の加熱加圧直後のDSC反応率と加熱加
圧後に常温で24時間放置した後のDSC反応率を測定
した。なお、上記加熱加圧は140℃で40kgf/c
2 の圧力を加えて20秒間行い、放置は25℃の常温
下で行うものとし、DSC反応率の測定は前述の測定方
法により行った。
【0034】次に、上記実施例1〜5及び比較例1〜5
の異方性導電膜の保存安定性について調査した。この種
の異方性導電膜においては、一般に常温下で3ヶ月保存
可能であるという程度の保存安定性が求められることか
ら、各異方性導電膜を25℃の温度下で3ヶ月保存した
場合の安定性について調査し、十分な安定性を有し、初
期と同じ特性の得られるものを○、安定性が不十分であ
るものを×として評価した。
【0035】さらに、実施例1〜5及び比較例1〜5の
異方性導電膜を用いて接続したTAB型端子とITO膜
よりなる端子間の導通信頼性,ピール強度,リペアー性
を測定した。
【0036】上記導通信頼性は、隣接するTAB型端子
間の導通特性の変化を測定して調査した。すなわち、端
子間を接続した直後に隣接するTAB型端子間の導通特
性(抵抗)を測定し、また、100℃の環境下で100
0時間放置した後の抵抗を測定した。そして、この種の
異方性導電膜を使用して端子間の接続を行った場合、接
続直後の抵抗として50Ω以下が求められることから、
接続直後の抵抗が50Ω以下であり、放置後の抵抗が接
続直後の抵抗の3倍以下であるるものを○、それ以外を
×として評価した。
【0037】上記ピール強度は、接続後、常温中にて1
2時間放置したもののTAB端子をガラス基板から引張
速度50mm/分で直角方向で剥したときの強度を測定
し、この種の異方性導電膜を使用して端子間の接続を行
った場合には500gf/cmのピール強度が必要とさ
れることから、ピール強度が500gf/cm以上のも
のを○、500gf/cm未満のものを×として評価し
た。
【0038】上記リペアー性は、接続後に常温中にて1
2時間放置したもののTAB端子をガラス基板から剥し
た後に、ガラス基板上に残存する異方性導電膜をアセト
ンを十分に染み込ませた綿棒で100往復擦って調査
し、残存する異方性導電膜が剥がれたものを○、剥がれ
なかったものを×として評価した。
【0039】上述の各特性の結果を表2に示す。なお、
ピール強度についてはピール強度の数値も併せて示す。
【0040】
【表2】
【0041】表2を見てわかるように、加熱加圧直後の
DSC反応率が60%未満で、加熱加圧後、常温中に2
4時間放置したときのDSC反応率が60%以上であ
り、絶縁性接着剤100重量部に対して潜在性硬化剤の
硬化剤成分が5〜45重量部配合されている実施例1〜
5の異方性導電膜においては、各特性とも良好な結果が
得られ、これらの異方性導電膜においては、比較的低温
で硬化を開始し、確実な接続を行うことができ、且つリ
ペアー性も高いことが確認された。
【0042】一方、比較例1においては、樹脂成分量に
対して硬化剤成分量が少ないために硬化が十分になされ
ず、ピール強度が低くなってしまった。
【0043】また、比較例2においては、加熱加圧直後
のDSC反応率が60%以上であり、リペアー性が良好
ではなかった。
【0044】さらに比較例3,4においては、加熱加圧
後、常温中に24時間放置したときのDSC反応率が6
0%未満であり、硬化が十分になされておらず、ピール
強度が低くなってしまった。
【0045】さらにまた、比較例5においては、硬化剤
として潜在性硬化剤ではなく、通常の硬化剤を使用して
おり、加熱加圧直後、急速に硬化が進むため、リペアー
性が良好ではなかった。
【0046】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明は、熱硬化性の絶縁性接着剤中に少なくとも導電性粒
子が分散されてなる異方性導電膜において、上記異方性
導電膜の加熱加圧直後のDSC反応率が60%未満であ
ることから、加熱加圧により急激に硬化することはな
く、加熱加圧後、常温中に24時間放置したときのDS
C反応率が60%以上であり、硬化は加熱終了後に除々
に進むこととなる。従って、これを用いて端子間等の接
続を行った場合、加熱加圧して接続した後に剥離するこ
とができ、リペアー性が高い。また、硬化が十分になさ
れることから端子間が確実に接続される。
【0047】また、本発明の異方性導電膜は、比較的低
温で硬化を開始する異方性導電膜にも十分適用可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】放置時間とDSC反応率の関係を示す特性図で
ある。
【図2】試料AのDSCチャートを示す特性図である。
【図3】試料BのDSCチャートを示す特性図である。
【図4】試料CのDSCチャートを示す特性図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 須賀 保博 栃木県鹿沼市さつき町12−3 ソニーケミ カル株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱硬化性の絶縁性接着剤中に少なくとも
    導電性粒子が分散されてなる異方性導電膜において、 上記異方性導電膜の加熱加圧直後のDSC反応率が60
    %未満で、加熱加圧後、常温中に24時間放置したとき
    のDSC反応率が60%以上であることを特徴とする異
    方性導電膜。
  2. 【請求項2】 潜在性硬化剤を含むことを特徴とする請
    求項1記載の異方性導電膜。
  3. 【請求項3】 絶縁性接着剤100重量部に対して潜在
    性硬化剤の硬化剤成分が5〜45重量部配合されている
    ことを特徴とする請求項2記載の異方性導電膜。
JP25783694A 1994-10-24 1994-10-24 異方性導電膜 Pending JPH08124424A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25783694A JPH08124424A (ja) 1994-10-24 1994-10-24 異方性導電膜

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25783694A JPH08124424A (ja) 1994-10-24 1994-10-24 異方性導電膜

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004265876A Division JP4394547B2 (ja) 2004-09-13 2004-09-13 異方性導電膜を用いた接続方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08124424A true JPH08124424A (ja) 1996-05-17

Family

ID=17311816

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25783694A Pending JPH08124424A (ja) 1994-10-24 1994-10-24 異方性導電膜

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08124424A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999063794A1 (en) * 1998-06-02 1999-12-09 Siemens Audiologische Technik Gmbh A method of mounting a semiconductor die on a printed circuit board
JP2010016388A (ja) * 2009-07-13 2010-01-21 Hitachi Chem Co Ltd 回路接続方法
KR20140061247A (ko) * 2012-11-12 2014-05-21 데쿠세리아루즈 가부시키가이샤 접속 구조체의 제조 방법 및 접속 방법

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999063794A1 (en) * 1998-06-02 1999-12-09 Siemens Audiologische Technik Gmbh A method of mounting a semiconductor die on a printed circuit board
JP2010016388A (ja) * 2009-07-13 2010-01-21 Hitachi Chem Co Ltd 回路接続方法
KR20140061247A (ko) * 2012-11-12 2014-05-21 데쿠세리아루즈 가부시키가이샤 접속 구조체의 제조 방법 및 접속 방법
JP2014096531A (ja) * 2012-11-12 2014-05-22 Dexerials Corp 接続構造体の製造方法及び接続方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2010004793A1 (ja) 異方性導電フィルム
KR20050088946A (ko) 접착제 및 접착 필름
JPH10168412A (ja) 異方導電性接着剤
EP2203536A1 (en) Nonconductive adhesive composition and film and methods of making
JPH06295617A (ja) 異方導電性接着剤組成物
JPH11191320A (ja) 異方性導電接着フィルム
JP4896585B2 (ja) 接続方法
JP5956362B2 (ja) 異方性導電フィルム、接続方法、及び接合体
JPH09143252A (ja) 回路用接続部材
JPH08124424A (ja) 異方性導電膜
JP2002161146A (ja) 異方導電性フィルム
JP4867805B2 (ja) 電極接続用接着剤
JP3150054B2 (ja) 異方導電フィルム
JP4394547B2 (ja) 異方性導電膜を用いた接続方法
JPH08188760A (ja) 異方性導電接着剤及びそれを用いた異方性導電接着剤シート
JP2000100872A (ja) 電子部品装置およびそのリペアー方法
JP2015135949A (ja) 実装体の製造方法、及び異方性導電フィルム
JP3060452B2 (ja) 異方性導電接着フィルム
JP2003346943A (ja) 異方導電接着剤およびヒートシールコネクタ
JP2007018760A (ja) ガラス基板接続用異方導電フィルム
JPH02288019A (ja) 異方性導電フィルム
JPH08111124A (ja) 異方導電性接着剤フィルム
JP3292907B2 (ja) 異方性導電膜
JP2901137B2 (ja) 異方性導電接着フィルム
JPH09165435A (ja) 異方導電フィルム

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20031224

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040223

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20040323

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A02 Decision of refusal

Effective date: 20040713

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

A521 Written amendment

Effective date: 20040913

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20041026

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Effective date: 20041102

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

A912 Removal of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20041210

A521 Written amendment

Effective date: 20080218

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523