JPH08124318A - データ記録方法及びその装置、データ再生方法及びその装置、データ記録再生方法並びに記録媒体 - Google Patents

データ記録方法及びその装置、データ再生方法及びその装置、データ記録再生方法並びに記録媒体

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JPH08124318A
JPH08124318A JP25843194A JP25843194A JPH08124318A JP H08124318 A JPH08124318 A JP H08124318A JP 25843194 A JP25843194 A JP 25843194A JP 25843194 A JP25843194 A JP 25843194A JP H08124318 A JPH08124318 A JP H08124318A
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曜一郎 佐古
Tamotsu Yamagami
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Gakushi Otsuka
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 セクタ毎にLDCにパリティを生成、付加
し、更に1000セクタ、若しくは1000セクタに満
たないセクタ毎に排他的論理和演算によって得られたパ
リティセクタデータを得、これを付加して記録し、再生
時にLDCのパリティで訂正不能となったときのみエラ
ーの発生した範囲に対応するパリティセクタデータを用
いてエラーを訂正することで、検出訂正不可能なバース
トエラーが発生した場合でもデータの冗長度を上げるこ
となく、確実にエラー訂正を行って良好な再生データを
得ることができるようにする。 【構成】 セクタ毎にLDCにパリティを生成、付加
し、更に1000セクタ、若しくは1000セクタに満
たないセクタ毎に排他的論理和演算によって得られたパ
リティセクタデータを得、これを付加して記録し、再生
時にLDCのパリティで訂正不能となったときのみエラ
ーの発生した範囲に対応するパリティセクタデータを用
いてエラーを訂正する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば光ディスクドラ
イブ等に適用して好適なデータ記録方法及びその装置、
データ再生方法及びその装置、データ記録再生方法並び
に記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、光ディスクとしては、光磁気ディ
スク、相変化メディアとしての光ディスク、ライトワン
スディスク、CD−ROM等が提案されている。これら
の光ディスクは、書き込みが可能なディスクと、読み出
し専用のディスクに大別することができる。
【0003】読み出し専用ディスクとしてのCD−RO
Mは、光ディスクドライブでデータが記録されることは
なく、周知のように、CD−ROMの製造時にデータが
記録され、出荷後に光ディスクドライブで使用する際
は、製造時に記録されたデータの読み出しだけである。
【0004】また、上記光磁気ディスクに対して光ディ
スクドライブでデータを記録する場合や、上記CD−R
OMに対して製造時にデータを記録する場合には、デー
タに夫々エラー訂正用のパリティやエラーチェック用の
CRC等のパリティが付加されている。従って、再生時
においては、光磁気ディスクでもCD−ROMでも再生
されたデータに対して、パリティにより、エラーチェッ
クやエラー訂正処理が施される。
【0005】このパリティとしては、リード・ソロモン
符号を構成するためのパリティが知られている。リード
・ソロモン符号は、通常、1シンボルを8ビット、デー
タをkシンボルとしたとき、このkシンボルのデータに
パリティが付加されて合計nシンボルの符号とされるも
のである。このとき、この誤り訂正用の符号の訂正能力
を表す言葉としては、最小距離という言葉がある。
【0006】例えば1シンボルが1ビットの場合におい
ては、上記nシンボルは、nビットで表されるので、n
シンボルがとり得る2進数のデータ列は2n 通りあるこ
とになる。一方、パリティを除くデータは2k 通りだけ
必要となるので、上記2n 通りのデータ列から2k 通り
のデータ列を取り出し、任意の取り出した2つのデータ
列の間でdビットの異なるビットがあったとき、このd
について距離という。そして、上記2k 通りのデータ列
について全て同様に距離を求めたときの最小値を最小距
離と称している。この「最小距離」はディスタンスと呼
ばれ、ディスタンスが大きく設定されて構成されたリー
ド・ソロモン符号を、ディスタンスdが比較的大きいと
いう意味で、(n、k、d)のLDC(ロング・ディス
タンス・コード)と称している。
【0007】一方、書き込み可能なディスクとしての光
磁気ディスクは、製造時に行われるディスクサーティフ
ァイにおいてディフェクト(欠陥)セクタが検出された
場合には、その欠陥セクタの隣のセクタを交替セクタと
し、この情報を光磁気ディスクの所定のエリアに記録し
ておき、光磁気ディスクの再生時には、欠陥セクタの交
替セクタを用いる。そして、出荷後にユーザがデータを
記録したり記録したデータを再生するために、光磁気デ
ィスクを使用する際、新たにディフェクトセクタが発生
した場合には、欠陥セクタの交替セクタ専用の領域にそ
の欠陥セクタの交替セクタを設定し、その交替セクタに
本来欠陥セクタに記録すべきデータを記録すると共に、
その情報を光磁気ディスクの所定のエリアに記録するよ
うにされている。
【0008】そして、更に上記バーストエラーに対処す
るために、パリティセクタと称されるセクタを1トラッ
ク(32セクタ)毎、或いは32トラック(32×32
セクタ)毎に1箇所設け、1トラック或いは32トラッ
ク分のデータについて排他的論理和演算処理を行い、そ
の結果得られたデータをパリティデータとし、このパリ
ティデータを上記パリティセクタに記録しておき、再生
時にバーストエラーが発生した場合、上記パリティセク
タから読み出したパリティデータとバーストエラーの発
生したセクタのデータとで排他的論理和演算処理を行う
ことによって、エラーとなったセクタのデータを回復す
る方法も採用されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述の説明
から分かるように、例えばディスタンスdが17の場合
は、エラー訂正可能な個数は最大で8個である。従っ
て、9個以上連続してエラーとなるバーストエラーが発
生した場合には、エラー訂正ができなくなり、誤ったデ
ータのまま用いられてしまうという問題がある。そこ
で、ディスタンスを大きくするためにパリティを増加さ
せれば良いが、その場合は記録データの冗長度が増し、
結果としてディスクの記録容量が小さくなると共に、訂
正処理に費やされる時間が増大するといった問題が生じ
る。
【0010】光磁気ディスクやパーシャルディスクの書
き込み可能領域については、上述した交替処理を行う方
法を採用したり、或いは上記パリティセクタを用いる方
法を採用することで上記問題を回避することができる。
【0011】しかしながら、光磁気ディスクやパーシャ
ルディスクの書き込み可能領域について上記パリティセ
クタを用いる方法を採用した場合、バーストエラーが発
生した場合には、エラーの発生したセクタのデータに関
連するパリティセクタのデータを読み込み、エラーの発
生したセクタのデータと読み込んだパリティセクタのデ
ータとで排他的論理和演算を行わなければならないの
で、バーストエラーが発生した場合にエラーの発生した
1トラックまたは32トラックのデータについて生成さ
れたパリティの記録されているパリティセクタを読み込
むためにいわゆる1或いは2回転待ちを行わなければな
らず、結果としてエラーの処理に費やされる時間が長く
なるという問題が生じる。
【0012】更に、1トラックまたは32トラックにつ
き1つのパリティセクタを設けるようにしているので、
記録するデータの大きさによってはパリティセクタが設
けられない場合が生じる。例えば記録データの全データ
量が1トラックに満たない場合にはパリティセクタは設
けられず、また、記録データの全データ量が32トラッ
ク分+1トラック未満の場合には、この1トラック未満
分のデータに対してのみパリティセクタが設けられず、
結果としてパリティセクタが設けられなかったデータに
バーストエラー等が生じた場合はエラー訂正不能となっ
てしまうといった問題が生じる。
【0013】一方、CD−ROMやパーシャルディスク
の読み出し専用領域については上記交替処理を行う方法
を採用することが殆ど不可能である。
【0014】そこで、上記パリティセクタを用いる方法
を採用することも考えられるが、バーストエラーが発生
した場合には、やはり光磁気ディスクやパーシャルディ
スクの書き込み可能領域の場合にと同様に、エラーの処
理に費やされる時間の増大とパリティセクタが設けられ
ないデータにバーストエラーが発生したときにエラー訂
正不能となる等の問題が生じる。
【0015】本発明はこのような点を考慮してなされた
もので、検出訂正ができないバーストエラーが発生した
場合においても、効率良く訂正処理を行い、データの記
録容量を減らすことなく、記録データに確実にバースト
エラーを訂正することのできるパリティを付与して高速
なアクセスとエラー訂正能力の向上と良好なデータの再
生を実現することのできるデータ記録方法及びその装
置、データ再生方法及びその装置、データ記録再生方法
並びに記録媒体を提案しようとするものである。
【0016】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、記録すべ
きデータを所定単位毎に記録媒体に記録するデータ記録
方法であって、複数の所定単位からなる一連の記録デー
タを用いてエラー検出若しくはエラー訂正用のパリティ
生成用の演算を行い、上記演算によってエラー検出若し
くはエラー訂正用のパリティを生成し、上記一連の記録
データを上記エラー検出若しくはエラー訂正用のパリテ
ィと共に上記記録媒体に記録するデータ記録方法であ
る。
【0017】第2の発明は、上記第1の発明において、
上記一連の記録データを記録する際、N個の所定単位の
データ毎に演算を行って、エラー検出若しくはエラー訂
正用のパリティを生成し、演算を行うべき上記一連の記
録データの所定単位の数がN個に満たない場合は、この
端数分の所定単位のデータについて演算を行って、エラ
ー検出若しくはエラー訂正用のパリティを生成するデー
タ記録方法である。
【0018】第3の発明は、上記第1の発明において、
上記一連の記録データが少なくともディスクオペレーテ
ィングシステムにおけるファイルであるデータ記録方法
である。
【0019】第4の発明は、上記第1の発明において、
上記パリティは、記録媒体上において少なくとも生成元
のデータの最後尾若しくは記録媒体上の専用の領域に記
録されると共に、上記各パリティ毎に夫々少なくとも1
つの所定単位相当の領域が与えられるデータ記録方法で
ある。
【0020】第5の発明は、記録すべきデータを所定単
位毎に記録媒体に記録するデータ記録方法であって、一
連の記録データに対し、所定単位毎にエラー検出訂正用
の第1のパリティを付加し、上記一連の記録データを用
いてエラー検出若しくはエラー訂正用のパリティ生成用
の演算を行い、上記演算によってエラー検出若しくはエ
ラー訂正用の第2のパリティを生成し、上記一連の記録
データに対し、所定単位毎に上記第1のパリティを付加
すると共に、上記一連の記録データに対し上記複数の所
定単位毎若しくはこの複数の所定上記エラー検出若しく
はエラー訂正用の第2のパリティを付加して上記記録媒
体に記録するデータ記録方法である。
【0021】第6の発明は、上記第5の発明において、
上記一連の記録データを記録する際、N個の所定単位の
データ毎に演算を行って、エラー検出若しくはエラー訂
正用の第2のパリティを生成し、演算を行うべき上記一
連の記録データの所定単位の数がN個に満たない場合
は、この端数分の所定単位のデータについて演算を行っ
て、エラー検出若しくはエラー訂正用の第2のパリティ
を生成するデータ記録方法である。
【0022】第7の発明は、上記第5の発明において、
上記一連の記録データが少なくともディスクオペレーテ
ィングシステムにおけるファイルであるデータ記録方法
である。
【0023】第8の発明は、上記第5の発明において、
上記第2のパリティは、記録媒体上において少なくとも
生成元のデータの最後尾若しくは記録媒体上の専用の領
域に記録されると共に、上記各パリティ毎に夫々少なく
とも1つの所定単位相当の領域が与えられるデータ記録
方法である。
【0024】第9の発明は、記録すべきデータを所定単
位毎に記録媒体に記録するデータ記録装置であって、記
録すべきデータを一旦保持するための保持手段12と、
上記保持手段12に保持されている複数の所定単位から
なる一連の記録データを用いてエラー検出若しくはエラ
ー訂正用のパリティ生成用の演算を行う演算手段14、
18と、上記演算手段14、18による演算によって得
られたエラー検出若しくはエラー訂正用のパリティを上
記一連の記録データに付加するパリティ付加手段1、
2、3、4、9、14、18と、上記パリティ付加手段
1、2、3、4、9、14、18によってパリティの付
加された上記一連の記録データを上記保持手段12に少
なくとも上記パリティの付加された上記一連の記録デー
タが上記記録媒体上における配列と略同じとなるように
保持した後、上記保持手段12から読み出された上記パ
リティの付加された一連の記録データに基いて駆動信号
を得る駆動手段16と、上記駆動手段16からの駆動信
号に基いてレーザービームを出射するレーザー出力手段
17とを有し、上記レーザー出力手段17から出射され
たレーザービームを基板上に形成されたレジスト層に照
射して上記パリティの付加された上記一連の記録データ
を記録する記録装置である。
【0025】第10の発明は、上記第9の発明におい
て、上記パリティ付加手段1、2、3、4、9、14、
18によってパリティの付加された上記一連の記録デー
タを上記保持手段12に保持せずに直接上記駆動手段1
6に供給する記録装置である。
【0026】第11の発明は、複数の所定単位からなる
一連の記録データを用いてエラー検出若しくはエラー訂
正用のパリティ生成用の演算が行われ、上記演算によっ
てエラー検出若しくはエラー訂正用のパリティが生成さ
れ、上記一連の記録データが上記エラー検出若しくはエ
ラー訂正用のパリティと共に所定単位毎に記録された記
録媒体104を再生するデータ再生方法であって、上記
記録媒体104上の所定単位のデータがエラーとなった
場合には、上記一連の記録データの記録時に上記一連の
記録データに対して付加されたパリティを用いて上記エ
ラーとなった所定単位のデータを回復するデータ再生方
法である。
【0027】第12の発明は、上記第11の発明におい
て、上記一連の記録データが少なくともディスクオペレ
ーティングシステムにおけるファイルであるデータ再生
方法である。
【0028】第13の発明は、上記第11の発明におい
て、上記パリティは、記録媒体104上において少なく
とも生成元のデータの最後尾若しくは記録媒体上の専用
の領域に記録されると共に、上記各パリティ毎に夫々少
なくとも1つの所定単位相当の領域が与えられているデ
ータ再生方法である。
【0029】第14の発明は、複数の所定単位からなる
一連の記録データをN個の所定単位毎、且つ、N個に満
たない端数分の所定単位があった場合にはその端数分の
所定単位でエラー検出若しくはエラー訂正用のパリティ
生成用の演算が行われ、上記演算によってエラー検出若
しくはエラー訂正用のパリティが生成され、上記一連の
記録データが上記エラー検出若しくはエラー訂正用のパ
リティと共に所定単位毎に記録された記録媒体104を
再生するデータ再生方法であって、上記記録媒体104
上の所定単位のデータがエラーとなった場合には、当該
所定単位の属する上記N個の所定単位若しくは上記N個
に満たない端数分の所定単位について記録時に生成され
ているパリティを用いて上記エラーとなった所定単位の
データを回復するデータ再生方法である。
【0030】第15の発明は、上記第14の発明におい
て、上記一連の記録データが少なくともディスクオペレ
ーティングシステムにおけるファイルであるデータ再生
方法である。
【0031】第16の発明は、上記第14の発明におい
て、上記パリティは、記録媒体104上において少なく
とも生成元のデータの最後尾若しくは記録媒体104上
の専用の領域に記録されると共に、上記各パリティ毎に
夫々少なくとも1つの所定単位相当の領域が与えられて
いるデータ再生方法である。
【0032】第17の発明は、上記第14の発明におい
て、一連の記録データに対し、所定単位毎にエラー検出
訂正用の第1のパリティが付加され、上記一連の記録デ
ータを用いてエラー検出若しくはエラー訂正用のパリテ
ィ生成用の演算が行われ、上記演算によってエラー検出
若しくはエラー訂正用の第2のパリティが生成され、上
記一連の記録データに対し、所定単位毎に上記第1のパ
リティが付加されると共に、上記一連の記録データに対
し上記複数の所定単位毎若しくはこの複数の所定上記エ
ラー検出若しくはエラー訂正用の第2のパリティが付加
されて記録された記録媒体104を再生するデータ再生
方法であって、上記記録媒体104から所定単位毎にデ
ータを再生したときにエラーとなったデータを上記第1
のパリティを用いて回復できない場合に、上記エラーと
なったデータの属する一連の記録データに対して与えら
れている上記第2のパリティと上記一連の記録データと
の演算を行ってエラーとなったデータを回復し、上記回
復したデータを再生データとして出力するデータ再生方
法である。
【0033】第18の発明は、上記第14の発明におい
て、上記一連の記録データが少なくともディスクオペレ
ーティングシステムにおけるファイルであるデータ再生
方法である。
【0034】第19の発明は、上記第14の発明におい
て、上記第2のパリティは、記録媒体104上において
少なくとも生成元のデータの最後尾若しくは記録媒体1
04上に専用の領域に記録されると共に、上記各パリテ
ィ毎に夫々少なくとも1つの所定単位相当の領域が与え
られているデータ再生方法である。
【0035】第20の発明は、上記第14の発明におい
て、一連の記録データに対し、所定単位毎にエラー検出
訂正用の第1のパリティが付加され、上記一連の記録デ
ータを用いてN個の所定単位のデータ毎に演算が行われ
て、エラー検出若しくはエラー訂正用の第2のパリティ
が生成され、演算を行うべき上記一連の記録データの所
定単位の数がN個に満たない場合は、この端数分の所定
単位のデータについて演算が行われて、エラー検出若し
くはエラー訂正用の第2のパリティが生成され、上記一
連の記録データに対し、所定単位毎にエラー検出用の第
1のパリティが付加され、更にN個若しくはN個に満た
ない所定単位毎のデータに上記第2のパリティが付加さ
れて記録された記録媒体104を再生する再生方法であ
って、上記記録媒体104から所定単位毎にデータを再
生したときにエラーとなったデータを上記第1のパリテ
ィを用いて回復できない場合に、当該所定単位の属する
上記N個の所定単位若しくは上記N個に満たない端数分
の所定単位について記録時に生成されている上記第2の
パリティを用いて上記エラーとなった所定単位のデータ
を回復するデータ再生方法である。
【0036】第21の発明は、上記第20の発明におい
て、上記一連の記録データが少なくともディスクオペレ
ーティングシステムにおけるファイルであるデータ再生
方法である。
【0037】第22の発明は、上記第20の発明におい
て、上記第2のパリティは、記録媒体104上において
少なくとも生成元のデータの最後尾若しくは記録媒体1
04上に専用の領域に記録されると共に、上記各パリテ
ィ毎に夫々少なくとも1つの所定単位相当の領域が与え
られているデータ再生方法である。
【0038】第23の発明は、複数の所定単位からなる
一連の記録データを用いてエラー検出若しくはエラー訂
正用のパリティ生成用の演算が行われ、上記演算によっ
てエラー検出若しくはエラー訂正用のパリティが生成さ
れ、上記一連の記録データが上記エラー検出若しくはエ
ラー訂正用のパリティと共に所定単位毎に記録された記
録媒体104を再生するデータ再生装置であって、上記
記録媒体104から一連の記録データを所定単位毎に再
生する再生手段100、200と、上記再生手段10
0、200からの所定単位毎の再生データにエラーが発
生した場合、上記一連の記録データについて生成され記
録されているパリティと上記一連の記録データとの演算
によって上記エラーとなったデータを回復するエラー訂
正手段167、168と、上記エラー訂正手段167、
168によって回復されたデータを再生データとして出
力する出力手段160、161、162、163、16
4、171、172とを有するデータ再生装置である。
【0039】第24の発明は、複数の所定単位からなる
一連の記録データをN個の所定単位毎、且つ、N個に満
たない端数分の所定単位があった場合にはその端数分の
所定単位でエラー検出若しくはエラー訂正用のパリティ
生成用の演算が行われ、上記演算によってエラー検出若
しくはエラー訂正用のパリティが生成され、上記一連の
記録データが上記エラー検出若しくはエラー訂正用のパ
リティと共に所定単位毎に記録された記録媒体104を
再生するデータ再生装置であって、上記記録媒体104
から一連の記録データを所定単位毎に再生する再生手段
100、200と、上記再生手段100、200からの
所定単位毎の再生データにエラーが発生した場合、当該
所定単位の属する上記N個の所定単位若しくは上記N個
に満たない端数分の所定単位について記録時に生成され
ているパリティを用いて上記エラーとなった所定単位の
データを回復するエラー訂正手段167、168と、上
記エラー訂正手段167、168によって回復されたデ
ータを再生データとして出力する出力手段160、16
1、162、163、164、171、172とを有す
るデータ再生装置である。
【0040】第25の発明は、一連の記録データに対
し、所定単位毎にエラー検出訂正用の第1のパリティが
付加され、上記一連の記録データを用いてN個の所定単
位のデータ毎に演算が行われて、エラー検出若しくはエ
ラー訂正用の第2のパリティが生成され、演算を行うべ
き上記一連の記録データの所定単位の数がN個に満たな
い場合は、この端数分の所定単位のデータについて演算
が行われて、エラー検出若しくはエラー訂正用の第2の
パリティが生成され、上記一連の記録データに対し、所
定単位毎にエラー検出用の第1のパリティが付加され、
更にN個若しくはN個に満たない所定単位毎のデータに
上記第2のパリティが付加されて記録された記録媒体1
04を再生する再生方法であって、上記記録媒体104
から一連の記録データを所定単位毎に再生する再生手段
100、200と、上記記録媒体104から所定単位毎
にデータを再生したときにエラーとなったデータを上記
第1のパリティを用いて訂正する第1のエラー訂正手段
167と、上記第1のエラー訂正手段167において訂
正不能となった場合に、エラーの発生した所定単位のデ
ータの属する上記N個の所定単位若しくは上記N個に満
たない端数分の所定単位について記録時に生成されてい
る第2のパリティを用いて上記エラーとなった所定単位
のデータを回復する第2のエラー訂正手段168と、上
記第1若しくは第2のエラー訂正手段167若しくは1
68によって回復されたデータを再生データとして出力
する出力手段160、161、162、163、16
4、171、172とを有するデータ再生装置である。
【0041】第26の発明は、記録すべきデータを所定
単位毎に記録媒体104に記録し、この記録媒体104
に記録されたデータを所定単位毎に再生するデータ記録
再生方法であって、データの記録時においては、複数の
所定単位からなる一連の記録データを用いてエラー検出
若しくはエラー訂正用のパリティ生成用の演算を行い、
上記演算によってエラー検出若しくはエラー訂正用のパ
リティを生成し、上記一連の記録データを上記エラー検
出若しくはエラー訂正用のパリティと共に上記記録媒体
104に記録し、データの再生時においては、上記記録
媒体104上に記録されているデータを外部からのアク
セスに基いて再生すると共に、上記記録媒体104上の
所定単位のデータがエラーとなった場合には、上記一連
の記録データの記録時に上記一連の記録データに対して
付加されたパリティを用いて上記エラーとなった所定単
位のデータを回復するデータ記録再生方法である。
【0042】第27の発明は、上記第26の発明におい
て、上記一連の記録データが少なくともディスクオペレ
ーティングシステムにおけるファイルであるデータ記録
再生方法である。
【0043】第28の発明は、上記第26の発明におい
て、上記パリティは、記録媒体104上において少なく
とも生成元のデータの最後尾若しくは記録媒体104上
の専用の領域に記録されると共に、上記各パリティ毎に
夫々少なくとも1つの所定単位相当の領域が与えられて
いるデータ記録再生方法である。
【0044】第29の発明は、記録すべきデータを所定
単位毎に記録媒体104に記録し、この記録媒体104
に記録されたデータを所定単位毎に再生するデータ記録
再生方法であって、記録時においては、複数の所定単位
からなる一連の記録データをN個の所定単位毎、且つ、
N個に満たない端数分の所定単位があった場合にはその
端数分の所定単位でエラー検出若しくはエラー訂正用の
パリティ生成用の演算を行い、上記演算によってエラー
検出若しくはエラー訂正用のパリティを生成し、上記一
連の記録データを上記エラー検出若しくはエラー訂正用
のパリティと共に所定単位毎に上記記録媒体104に記
録し、再生時においては、上記記録媒体104上の所定
単位のデータがエラーとなった場合には、当該所定単位
の属する上記N個の所定単位若しくは上記N個に満たな
い端数分の所定単位について記録時に生成されているパ
リティを用いて上記エラーとなった所定単位のデータを
回復するデータ記録再生方法である。
【0045】第30の発明は、上記第29の発明におい
て、上記一連の記録データが少なくともディスクオペレ
ーティングシステムにおけるファイルであるデータ記録
再生方法である。
【0046】第31の発明は、上記第29の発明におい
て、上記パリティは、記録媒体104上において少なく
とも生成元のデータの最後尾若しくは記録媒体上の専用
の領域に記録されると共に、上記各パリティ毎に夫々少
なくとも1つの所定単位相当の領域が与えられているデ
ータ記録再生方法である。
【0047】第32の発明は、複数の所定単位からなる
一連の記録データと、この複数の所定単位からなる一連
の記録データを用いてエラー検出若しくはエラー訂正用
のパリティ生成用の演算により生成されたパリティとが
夫々所定単位毎に記録される領域と、少なくとも再生時
に行う制御に関連した情報が記録される領域とからなる
記録媒体である。
【0048】第33の発明は、複数の所定単位からなる
一連の記録データと、この複数の所定単位からなる一連
の記録データをN個の所定単位毎、且つ、N個に満たな
い端数分の所定単位があった場合にはその端数分の所定
単位毎にエラー検出若しくはエラー訂正用のパリティ生
成用の演算により生成されたパリティとが夫々所定単位
毎に記録される領域と、少なくとも再生時に行う制御に
関連した情報が記録される領域とからなる記録媒体であ
る。
【0049】
【作用】上述せる第1の発明によれば、記録すべきデー
タを所定単位毎に記録媒体に記録するデータ記録方法で
あって、複数の所定単位からなる一連の記録データを用
いてエラー検出若しくはエラー訂正用のパリティ生成用
の演算を行い、上記演算によってエラー検出若しくはエ
ラー訂正用のパリティを生成し、上記一連の記録データ
を上記エラー検出若しくはエラー訂正用のパリティと共
に上記記録媒体に記録する。これによって、再生時にお
いてエラーが発生したときには、複数の所定単位からな
る一連の記録データを用いて生成され記録されたエラー
検出若しくはエラー訂正用のパリティを用いてエラー訂
正を行うことができる。
【0050】上述せる第2の発明によれば、上記第1の
発明において、上記一連の記録データを記録する際、N
個の所定単位のデータ毎に演算を行って、エラー検出若
しくはエラー訂正用のパリティを生成し、演算を行うべ
き上記一連の記録データの所定単位の数がN個に満たな
い場合は、この端数分の所定単位のデータについて演算
を行って、エラー検出若しくはエラー訂正用のパリティ
を生成する。これによって、再生時において複数の所定
単位からなる一連の記録データの内のN個の所定単位、
若しくはN個に満たない端数分の所定単位においてエラ
ーが発生したときには、N個の所定単位、若しくはN個
に満たない端数分の所定単位に対応するパリティを用い
てエラー訂正を行うことができる。
【0051】上述せる第3の発明によれば、上記第1の
発明において、上記一連の記録データを少なくともディ
スクオペレーティングシステムにおけるファイルとして
記録する。これによって、記録時においては、ディスク
オペレーティングシステムを基礎としたハード的若しく
はソフト的処理、即ち、ファイル単位での処理や記録を
行うことができ、再生時においてもディスクオペレーテ
ィングシステムを基礎としたハード的若しくはソフト的
処理、即ち、ファイル単位での処理や再生を行うことが
できる。
【0052】上述せる第4の発明によれば、上記第1の
発明において、上記パリティを記録媒体上において少な
くとも生成元のデータの最後尾若しくは記録媒体上の専
用の領域に記録し、上記各パリティ毎に夫々少なくとも
1つの所定単位相当の領域を与える。これによって、記
録時においてパリティをデータと独立して所定単位で記
録していることから、再生時においてデータにエラーが
発生した場合においてもパリティもエラーとなってしま
うことを防止でき、結果としてエラー発生時にエラーと
なったデータを回復できる可能性をより高めることがで
きる。
【0053】上述せる第5の発明によれば、記録すべき
データを所定単位毎に記録媒体に記録するデータ記録方
法であって、一連の記録データに対し、所定単位毎にエ
ラー検出訂正用の第1のパリティを付加し、上記一連の
記録データを用いてエラー検出若しくはエラー訂正用の
パリティ生成用の演算を行い、上記演算によってエラー
検出若しくはエラー訂正用の第2のパリティを生成し、
上記一連の記録データに対し、所定単位毎に上記第1の
パリティを付加すると共に、上記一連の記録データに対
し上記複数の所定単位毎若しくはこの複数の所定上記エ
ラー検出若しくはエラー訂正用の第2のパリティを付加
して上記記録媒体に記録する。これによって、再生時に
おいて、エラーが発生したときに先ず第1のパリティを
用いてエラー訂正を行い、その結果訂正不能となった場
合には、複数の所定単位からなる一連の記録データを用
いて生成され記録されたエラー検出若しくはエラー訂正
用の第2のパリティを用いてエラー訂正を行うことがで
きる。
【0054】上述せる第6の発明によれば、上記第5の
発明において、上記一連の記録データを記録する際、N
個の所定単位のデータ毎に演算を行って、エラー検出若
しくはエラー訂正用の第2のパリティを生成し、演算を
行うべき上記一連の記録データの所定単位の数がN個に
満たない場合は、この端数分の所定単位のデータについ
て演算を行って、エラー検出若しくはエラー訂正用の第
2のパリティを生成する。これによって、再生時におい
て、エラーが発生したときに先ず第1のパリティを用い
てエラー訂正を行い、その結果訂正不能となった場合に
は、複数の所定単位からなる一連の記録データの内のN
個若しくはN個に満たない所定単位のデータを用いて生
成され記録されたエラー検出若しくはエラー訂正用の第
2のパリティを用いてエラー訂正を行うことができる。
【0055】上述せる第7の発明によれば、上記第5の
発明において、上記一連の記録データを少なくともディ
スクオペレーティングシステムにおけるファイルとして
記録する。これによって、記録時においては、ディスク
オペレーティングシステムを基礎としたハード的若しく
はソフト的処理、即ち、ファイル単位での処理や記録を
行うことができ、再生時においてもディスクオペレーテ
ィングシステムを基礎としたハード的若しくはソフト的
処理、即ち、ファイル単位での処理や再生を行うことが
できる。
【0056】上述せる第8の発明によれば、上記第5の
発明において、上記第2のパリティは、記録媒体上にお
いて少なくとも生成元のデータの最後尾若しくは記録媒
体上の専用の領域に記録し、上記各パリティ毎に夫々少
なくとも1つの所定単位相当の領域を与える。これによ
って、記録時において第2のパリティをデータと独立し
て所定単位で記録していることから、再生時においてデ
ータにエラーが発生した場合においても第2のパリティ
もエラーとなってしまうことを防止でき、結果としてエ
ラー発生時にエラーとなったデータを回復できる可能性
をより高めることができる。
【0057】上述せる第9の発明によれば、記録すべき
データを一旦保持手段12に保持し、上記保持手段12
に保持されている複数の所定単位からなる一連の記録デ
ータを用いて演算手段14、18によりエラー検出若し
くはエラー訂正用のパリティ生成用の演算を行い、上記
演算手段14、18による演算によって得られたエラー
検出若しくはエラー訂正用のパリティをパリティ付加手
段1、2、3、4、9、14、18により上記一連の記
録データに付加し、上記パリティ付加手段1、2、3、
4、9、14、18によってパリティの付加された上記
一連の記録データを上記保持手段12に少なくとも上記
パリティの付加された上記一連の記録データが上記記録
媒体上における配列と略同じとなるように保持した後、
駆動手段16において上記保持手段12から読み出され
た上記パリティの付加された一連の記録データに基いて
駆動信号を得、上記駆動手段16からの駆動信号により
レーザー出力手段17でレーザービームを出射し、上記
レーザー出力手段17から出射されたレーザービームを
基板上に形成されたレジスト層に照射して上記パリティ
の付加された上記一連の記録データを記録する。これに
よって、再生時においてエラーが発生したときには、複
数の所定単位からなる一連の記録データを用いて生成さ
れ記録されたエラー検出若しくはエラー訂正用のパリテ
ィを用いてエラー訂正を行うことのできる記録媒体を得
ることができる。
【0058】上述せる第10の発明によれば、上記第9
の発明において、上記パリティ付加手段1、2、3、
4、9、14、18によってパリティの付加された上記
一連の記録データを上記保持手段12に保持せずに直接
上記駆動手段16に供給する。これによって、記録すべ
きデータをより構成に転送して記録することができる。
【0059】上述せる第11の発明によれば、複数の所
定単位からなる一連の記録データを用いてエラー検出若
しくはエラー訂正用のパリティ生成用の演算が行われ、
上記演算によってエラー検出若しくはエラー訂正用のパ
リティが生成され、上記一連の記録データが上記エラー
検出若しくはエラー訂正用のパリティと共に所定単位毎
に記録された記録媒体104を再生するデータ再生方法
であって、上記記録媒体104上の所定単位のデータが
エラーとなった場合には、上記一連の記録データの記録
時に上記一連の記録データに対して付加されたパリティ
を用いて上記エラーとなった所定単位のデータを回復す
る。これによって、再生時においてエラーが発生したと
きには、複数の所定単位からなる一連の記録データを用
いて生成され記録されたエラー検出若しくはエラー訂正
用のパリティを用いてエラー訂正を行うことができる。
【0060】上述せる第12の発明によれば、上記第1
1の発明において、上記一連の記録データを少なくとも
ディスクオペレーティングシステムにおけるファイルと
して再生する。これによって、再生時においてディスク
オペレーティングシステムを基礎としたハード的若しく
はソフト的処理、即ち、ファイル単位での処理や再生を
行うことができる。
【0061】上述せる第13の発明によれば、上記第1
1の発明において、記録媒体104上において少なくと
も生成元のデータの最後尾若しくは記録媒体上の専用の
領域に記録され、夫々少なくとも1つの所定単位相当の
領域が与えられているパリティを用いてエラー訂正を行
う。これによって、記録時においてパリティをデータと
独立して所定単位で記録していることから、再生時にお
いてデータにエラーが発生した場合においてもパリティ
もエラーとなってしまうことを防止でき、結果としてエ
ラー発生時にエラーとなったデータを回復できる可能性
をより高めることができる。
【0062】上述せる第14の発明によれば、複数の所
定単位からなる一連の記録データをN個の所定単位毎、
且つ、N個に満たない端数分の所定単位があった場合に
はその端数分の所定単位でエラー検出若しくはエラー訂
正用のパリティ生成用の演算が行われ、上記演算によっ
てエラー検出若しくはエラー訂正用のパリティが生成さ
れ、上記一連の記録データが上記エラー検出若しくはエ
ラー訂正用のパリティと共に所定単位毎に記録された記
録媒体104を再生するデータ再生方法であって、上記
記録媒体104上の所定単位のデータがエラーとなった
場合には、当該所定単位の属する上記N個の所定単位若
しくは上記N個に満たない端数分の所定単位について記
録時に生成されているパリティを用いて上記エラーとな
った所定単位のデータを回復する。これによって、再生
時において、エラーが発生したときに、複数の所定単位
からなる一連の記録データの内のN個若しくはN個に満
たない所定単位のデータを用いて生成され記録されたエ
ラー検出若しくはエラー訂正用のパリティを用いてエラ
ー訂正を行うことができる。
【0063】上述せる第15の発明によれば、上記第1
4の発明において、上記一連の記録データを少なくとも
ディスクオペレーティングシステムにおけるファイルと
して再生する。これによって、再生時においてディスク
オペレーティングシステムを基礎としたハード的若しく
はソフト的処理、即ち、ファイル単位での処理や再生を
行うことができる。
【0064】上述せる第16の発明によれば、上記第1
4の発明において、記録媒体104上において少なくと
も生成元のデータの最後尾若しくは記録媒体104上の
専用の領域に記録され、夫々少なくとも1つの所定単位
相当の領域が与えられているパリティを用いてエラー訂
正を行う。これによって、記録時においてパリティをデ
ータと独立して所定単位で記録していることから、再生
時においてデータにエラーが発生した場合においてもパ
リティもエラーとなってしまうことを防止でき、結果と
してエラー発生時にエラーとなったデータを回復できる
可能性をより高めることができる。
【0065】上述せる第17の発明によれば、上記第1
4の発明において、一連の記録データに対し、所定単位
毎にエラー検出訂正用の第1のパリティが付加され、上
記一連の記録データを用いてエラー検出若しくはエラー
訂正用のパリティ生成用の演算が行われ、上記演算によ
ってエラー検出若しくはエラー訂正用の第2のパリティ
が生成され、上記一連の記録データに対し、所定単位毎
に上記第1のパリティが付加されると共に、上記一連の
記録データに対し上記複数の所定単位毎若しくはこの複
数の所定上記エラー検出若しくはエラー訂正用の第2の
パリティが付加されて記録された記録媒体104を再生
するデータ再生方法であって、上記記録媒体104から
所定単位毎にデータを再生したときにエラーとなったデ
ータを上記第1のパリティを用いて回復できない場合
に、上記エラーとなったデータの属する一連の記録デー
タに対して与えられている上記第2のパリティと上記一
連の記録データとの演算を行ってエラーとなったデータ
を回復し、上記回復したデータを再生データとして出力
する。これによって、再生時において、エラーが発生し
たときに先ず第1のパリティを用いてエラー訂正を行
い、その結果訂正不能となった場合には、複数の所定単
位からなる一連の記録データを用いて生成され記録され
たエラー検出若しくはエラー訂正用の第2のパリティを
用いてエラー訂正を行うことができる。
【0066】上述せる第18の発明によれば、上記第1
4の発明において、上記一連の記録データを少なくとも
ディスクオペレーティングシステムにおけるファイルと
して再生する。これによって、再生時においてディスク
オペレーティングシステムを基礎としたハード的若しく
はソフト的処理、即ち、ファイル単位での処理や再生を
行うことができる。
【0067】上述せる第19の発明によれば、上記第1
4の発明において、記録媒体104上において少なくと
も生成元のデータの最後尾若しくは記録媒体104上に
専用の領域に記録され、夫々少なくとも1つの所定単位
相当の領域が与えられている第2のパリティを用いてエ
ラー訂正を行う。これによって、記録時において第2の
パリティをデータと独立して所定単位で記録しているこ
とから、再生時においてデータにエラーが発生した場合
においても第2のパリティもエラーとなってしまうこと
を防止でき、結果としてエラー発生時にエラーとなった
データを回復できる可能性をより高めることができる。
【0068】上述せる第20の発明によれば、上記第1
4の発明において、一連の記録データに対し、所定単位
毎にエラー検出訂正用の第1のパリティが付加され、上
記一連の記録データを用いてN個の所定単位のデータ毎
に演算が行われて、エラー検出若しくはエラー訂正用の
第2のパリティが生成され、演算を行うべき上記一連の
記録データの所定単位の数がN個に満たない場合は、こ
の端数分の所定単位のデータについて演算が行われて、
エラー検出若しくはエラー訂正用の第2のパリティが生
成され、上記一連の記録データに対し、所定単位毎にエ
ラー検出用の第1のパリティが付加され、更にN個若し
くはN個に満たない所定単位毎のデータに上記第2のパ
リティが付加されて記録された記録媒体104を再生す
る再生方法であって、上記記録媒体104から所定単位
毎にデータを再生したときにエラーとなったデータを上
記第1のパリティを用いて回復できない場合に、当該所
定単位の属する上記N個の所定単位若しくは上記N個に
満たない端数分の所定単位について記録時に生成されて
いる上記第2のパリティを用いて上記エラーとなった所
定単位のデータを回復する。これによって、再生時にお
いて、エラーが発生したときに先ず第1のパリティを用
いてエラー訂正を行い、その結果訂正不能となった場合
には、複数の所定単位からなる一連の記録データの内の
N個若しくはN個に満たない所定単位のデータを用いて
生成され記録されたエラー検出若しくはエラー訂正用の
第2のパリティを用いてエラー訂正を行うことができ
る。
【0069】上述せる第21の発明によれば、上記第2
0の発明において、上記一連の記録データを少なくとも
ディスクオペレーティングシステムにおけるファイルと
して再生する。これによって、再生時においてディスク
オペレーティングシステムを基礎としたハード的若しく
はソフト的処理、即ち、ファイル単位での処理や再生を
行うことができる。
【0070】上述せる第22の発明によれば、上記第2
0の発明において、記録媒体104上において少なくと
も生成元のデータの最後尾若しくは記録媒体104上に
専用の領域に記録され、夫々少なくとも1つの所定単位
相当の領域が与えられている第2のパリティを用いてエ
ラー訂正を行う。これによって、記録時において第2の
パリティをデータと独立して所定単位で記録しているこ
とから、再生時においてデータにエラーが発生した場合
においても第2のパリティもエラーとなってしまうこと
を防止でき、結果としてエラー発生時にエラーとなった
データを回復できる可能性をより高めることができる。
【0071】上述せる第23の発明によれば、複数の所
定単位からなる一連の記録データを用いてエラー検出若
しくはエラー訂正用のパリティ生成用の演算が行われ、
上記演算によってエラー検出若しくはエラー訂正用のパ
リティが生成され、上記一連の記録データが上記エラー
検出若しくはエラー訂正用のパリティと共に所定単位毎
に記録された記録媒体104を再生するデータ再生装置
であって、再生手段100、200により、上記記録媒
体104から一連の記録データを所定単位毎に再生し、
上記再生手段100、200からの所定単位毎の再生デ
ータにエラーが発生した場合、エラー訂正手段167、
168により、上記一連の記録データについて生成され
記録されているパリティと上記一連の記録データとの演
算によって上記エラーとなったデータを回復し、上記エ
ラー訂正手段167、168によって回復されたデータ
を出力手段160、161、162、163、164、
171、172により再生データとして出力する。これ
によって、再生時においてエラーが発生したときには、
複数の所定単位からなる一連の記録データを用いて生成
され記録されたエラー検出若しくはエラー訂正用のパリ
ティを用いてエラー訂正を行うことができる。
【0072】上述せる第24の発明によれば、複数の所
定単位からなる一連の記録データをN個の所定単位毎、
且つ、N個に満たない端数分の所定単位があった場合に
はその端数分の所定単位でエラー検出若しくはエラー訂
正用のパリティ生成用の演算が行われ、上記演算によっ
てエラー検出若しくはエラー訂正用のパリティが生成さ
れ、上記一連の記録データが上記エラー検出若しくはエ
ラー訂正用のパリティと共に所定単位毎に記録された記
録媒体104を再生するデータ再生装置であって、再生
手段100、200により、上記記録媒体104から一
連の記録データを所定単位毎に再生し、上記再生手段1
00、200からの所定単位毎の再生データにエラーが
発生した場合、エラー訂正手段167、168により当
該所定単位の属する上記N個の所定単位若しくは上記N
個に満たない端数分の所定単位について記録時に生成さ
れているパリティを用いて上記エラーとなった所定単位
のデータを回復し、上記エラー訂正手段167、168
によって回復されたデータを再生データとして出力手段
160、161、162、163、164、171、1
72により出力する。これによって、再生時において、
少なくとも再生時に行う制御に関連した情報を用いて各
種制御を行い、複数の所定単位からなる一連の記録デー
タの内のN個の所定単位、若しくはN個に満たない端数
分の所定単位においてエラーが発生したときには、N個
の所定単位、若しくはN個に満たない端数分の所定単位
に対応するパリティを用いてエラー訂正を行うことがで
きる。
【0073】上述せる第25の発明によれば、一連の記
録データに対し、所定単位毎にエラー検出訂正用の第1
のパリティが付加され、上記一連の記録データを用いて
N個の所定単位のデータ毎に演算が行われて、エラー検
出若しくはエラー訂正用の第2のパリティが生成され、
演算を行うべき上記一連の記録データの所定単位の数が
N個に満たない場合は、この端数分の所定単位のデータ
について演算が行われて、エラー検出若しくはエラー訂
正用の第2のパリティが生成され、上記一連の記録デー
タに対し、所定単位毎にエラー検出用の第1のパリティ
が付加され、更にN個若しくはN個に満たない所定単位
毎のデータに上記第2のパリティが付加されて記録され
た記録媒体104を再生する再生装置であって、再生手
段100、200により、上記記録媒体104から一連
の記録データを所定単位毎に再生し、上記記録媒体10
4から所定単位毎にデータを再生したときに第1のエラ
ー訂正手段167によってエラーとなったデータを上記
第1のパリティを用いて訂正し、上記第1のエラー訂正
手段167において訂正不能となった場合に、第2のエ
ラー訂正手段168により、エラーの発生した所定単位
のデータの属する上記N個の所定単位若しくは上記N個
に満たない端数分の所定単位について記録時に生成され
ている第2のパリティを用いて上記エラーとなった所定
単位のデータを回復し、上記第1若しくは第2のエラー
訂正手段167若しくは168によって回復されたデー
タを再生データとして出力手段160、161、16
2、163、164、171、172により出力する。
これによって、再生時において、エラーが発生したとき
に先ず第1のパリティを用いてエラー訂正を行い、その
結果訂正不能となった場合には、複数の所定単位からな
る一連の記録データの内のN個若しくはN個に満たない
所定単位のデータを用いて生成され記録されたエラー検
出若しくはエラー訂正用の第2のパリティを用いてエラ
ー訂正を行うことができる。
【0074】上述せる第26の発明によれば、記録すべ
きデータを所定単位毎に記録媒体104に記録し、この
記録媒体104に記録されたデータを所定単位毎に再生
するデータ記録再生方法であって、データの記録時にお
いては、複数の所定単位からなる一連の記録データを用
いてエラー検出若しくはエラー訂正用のパリティ生成用
の演算を行い、上記演算によってエラー検出若しくはエ
ラー訂正用のパリティを生成し、上記一連の記録データ
を上記エラー検出若しくはエラー訂正用のパリティと共
に上記記録媒体104に記録し、データの再生時におい
ては、上記記録媒体104上に記録されているデータを
外部からのアクセスに基いて再生すると共に、上記記録
媒体104上の所定単位のデータがエラーとなった場合
には、上記一連の記録データの記録時に上記一連の記録
データに対して付加されたパリティを用いて上記エラー
となった所定単位のデータを回復する。これによって、
再生時においてエラーが発生したときには、複数の所定
単位からなる一連の記録データを用いて生成され記録さ
れたエラー検出若しくはエラー訂正用のパリティを用い
てエラー訂正を行うことができる。
【0075】上述せる第27の発明によれば、上記第2
6の発明において、上記一連の記録データを少なくとも
ディスクオペレーティングシステムにおけるファイルと
して再生する。これによって、記録時においては、ディ
スクオペレーティングシステムを基礎としたハード的若
しくはソフト的処理、即ち、ファイル単位での処理や記
録を行うことができ、再生時においてもディスクオペレ
ーティングシステムを基礎としたハード的若しくはソフ
ト的処理、即ち、ファイル単位での処理や再生を行うこ
とができる。
【0076】上述せる第28の発明によれば、上記第2
6の発明において、記録時においては上記パリティを記
録媒体104上において少なくとも生成元のデータの最
後尾若しくは記録媒体104上の専用の領域に記録する
と共に、上記パリティをを夫々少なくとも1つの所定単
位相当の領域を与え、再生時において上記パリティを用
いてエラー訂正を行う。これによって、記録時において
のパリティをデータと独立して所定単位で記録している
ことから、再生時においてデータにエラーが発生した場
合においてもパリティもエラーとなってしまうことを防
止でき、結果としてエラー発生時にエラーとなったデー
タを回復できる可能性をより高めることができる。
【0077】上述せる第29の発明によれば、記録すべ
きデータを所定単位毎に記録媒体104に記録し、この
記録媒体104に記録されたデータを所定単位毎に再生
するデータ記録再生方法であって、記録時においては、
複数の所定単位からなる一連の記録データをN個の所定
単位毎、且つ、N個に満たない端数分の所定単位があっ
た場合にはその端数分の所定単位でエラー検出若しくは
エラー訂正用のパリティ生成用の演算を行い、上記演算
によってエラー検出若しくはエラー訂正用のパリティを
生成し、上記一連の記録データを上記エラー検出若しく
はエラー訂正用のパリティと共に所定単位毎に上記記録
媒体104に記録し、再生時においては、上記記録媒体
104上の所定単位のデータがエラーとなった場合に
は、当該所定単位の属する上記N個の所定単位若しくは
上記N個に満たない端数分の所定単位について記録時に
生成されているパリティを用いて上記エラーとなった所
定単位のデータを回復する。これによって、再生時にお
いて、複数の所定単位からなる一連の記録データの内の
N個の所定単位、若しくはN個に満たない端数分の所定
単位においてエラーが発生したときには、N個の所定単
位、若しくはN個に満たない端数分の所定単位に対応す
るパリティを用いてエラー訂正を行うことができる。
【0078】上述せる第30の発明によれば、上記第2
9の発明において、上記一連の記録データを少なくとも
ディスクオペレーティングシステムにおけるファイルと
して記録、再生する。これによって、記録時において
は、ディスクオペレーティングシステムを基礎としたハ
ード的若しくはソフト的処理、即ち、ファイル単位での
処理や記録を行うことができ、再生時においてもディス
クオペレーティングシステムを基礎としたハード的若し
くはソフト的処理、即ち、ファイル単位での処理や再生
を行うことができる。
【0079】上述せる第31の発明によれば、上記第2
9の発明において、記録時においては上記パリティを記
録媒体104上において少なくとも生成元のデータの最
後尾若しくは記録媒体104上の専用の領域に記録する
と共に、上記パリティをを夫々少なくとも1つの所定単
位相当の領域を与え、再生時において上記パリティを用
いてエラー訂正を行う。これによって、記録時において
のパリティをデータと独立して所定単位で記録している
ことから、再生時においてデータにエラーが発生した場
合においてもパリティもエラーとなってしまうことを防
止でき、結果としてエラー発生時にエラーとなったデー
タを回復できる可能性をより高めることができる。
【0080】上述せる第32の発明によれば、複数の所
定単位からなる一連の記録データと、この複数の所定単
位からなる一連の記録データを用いてエラー検出若しく
はエラー訂正用のパリティ生成用の演算により生成され
たパリティとが夫々所定単位毎に記録される領域と、少
なくとも再生時に行う制御に関連した情報が記録される
領域とからなる記録媒体を再生する。これによって、再
生時において、少なくとも再生時に行う制御に関連した
情報を用いて各種制御を行い、エラーが発生したときに
は、複数の所定単位からなる一連の記録データを用いて
生成され記録されたエラー検出若しくはエラー訂正用の
パリティを用いてエラー訂正を行うことができる。
【0081】上述せる第33の発明によれば、複数の所
定単位からなる一連の記録データと、この複数の所定単
位からなる一連の記録データをN個の所定単位毎、且
つ、N個に満たない端数分の所定単位があった場合には
その端数分の所定単位毎にエラー検出若しくはエラー訂
正用のパリティ生成用の演算により生成されたパリティ
とが夫々所定単位毎に記録される領域と、少なくとも再
生時に行う制御に関連した情報が記録される領域とから
なる記録媒体を再生する。これによって、再生時におい
て、少なくとも再生時に行う制御に関連した情報を用い
て各種制御を行い、複数の所定単位からなる一連の記録
データの内のN個の所定単位、若しくはN個に満たない
端数分の所定単位においてエラーが発生したときには、
N個の所定単位、若しくはN個に満たない端数分の所定
単位に対応するパリティを用いてエラー訂正を行うこと
ができる。
【0082】
【実施例】以下に、図を順次参照して本発明誤り訂正方
法の一実施例について詳細に説明する。
【0083】本発明誤り訂正方法の一実施例の説明は、
次に示す項目説明を各項目の先頭に記載し、各項目につ
いて次に示す順序で説明する。
【0084】*第1実施例 A.本発明データ記録方法及びその装置、データ記録再
生方法が適用される光ディスクのスタンパを作成するた
めの記録システムの構成及びその動作説明(図1参照) B.データの記録フォーマットの一例の説明(図2参
照) C.図1に示した記録システムの動作説明(図3及び図
4参照) D.光ディスクのフォーマットの説明(図5参照) E.図5に示した光ディスクの各領域の大きさと各領域
に用いられるデータクロックの周波数の一例の説明(図
6参照) F.図5に示した光ディスクのセクタフォーマットの一
例の説明(図7及び図8参照) G.本発明データ記録方法及びその装置、データ再生方
法及びその装置、データ記録再生方法並びに記録媒体が
適用される光ディスクドライブの構成及びその動作説明
(図9参照) H.図9に示した光ディスクドライブのドライブコント
ローラの構成及びその動作説明(図10参照) I.図10に示したドライブコントローラのコントロー
ラの構成及びその動作説明(図11参照) J.本発明データ再生方法及びその装置、データ記録再
生方法の一実施例による再生時の動作説明(図12、図
13及び図14参照) K.本発明データ再生方法及びその装置、データ記録再
生方法の一実施例による再生時にバーストエラーが発生
した場合の動作説明(図15参照) *第2実施例 L.パリティセクタデータの生成元のデータ量の説明 *第3実施例 M.LDCのパリティを含めてパリティセクタデータを
生成する場合の説明 *第4実施例 N.図1に示した記録システムにおいてLDCのパリテ
ィの付加、パリティセクタデータの付加を行った後にそ
のままレーザー駆動装置16に供給する場合の説明
【0085】[第1実施例]
【0086】A.本発明データ記録方法及びその装置、
データ記録再生方法が適用される光ディスクのスタンパ
を作成するための記録システムの構成及びその動作説明
(図1参照)
【0087】図1は本発明データ記録及び及びその装
置、データ記録再生方法が適用される光ディスク、特
に、CD−ROMやパーシャルディスク(読み出し専用
領域のみ)を製造するためのスタンパを作成に必要な記
録システムの構成例を示す構成図である。
【0088】〔接続及び構成〕図において、1はCP
U、2はこのCPU5のバス(アドレス、データ及びコ
ントロールバスからなる)、3は図2及び図3を用いて
説明するスタンパ作成時における処理を行うためのプロ
グラムデータ、ディスクオペレーティングシステムのプ
ログラムデータ、記録すべきデータを処理するためのプ
ログラムデータ(例えば音声データの処理プログラムや
映像データの処理プログラム等)やパラメータデータ等
が記憶されているROM、4はROM3に記憶されてい
るプログラムデータ等のワーク用のエリアとして用いら
れるRAM、5はキーボードインターフェースとしてイ
ンターフェース回路、6は一般にパーソナルコンピュー
タやワークステーション等で用いられるいわゆるフルキ
ーボード(但し、トラックボールが装備されているもの
とする)、7はディスプレイインターフェースとしての
インターフェース回路、8はディスプレイ(例えば液晶
ディスプレイ等)、9は入出力ポートである。これらR
OM3、RAM4、インターフェース回路5及びキーボ
ード6、インターフェース回路7及びディスプレイ8並
びに入出力ポート9を、バス2を介してCPU1に接続
する。
【0089】10は例えばVTR、ハードディスクレコ
ーダ、アンプ等信号源としての各種機器が接続される入
力端子である。また、13はスイッチで、このスイッチ
13の一方の固定接点aを入出力ポート9の記録すべき
データの出力端に接続し、このスイッチ13の他方の固
定接点bを後述するパリティセクタ生成回路18のパリ
ティデータ出力端に接続し、このスイッチ13の可動接
点cを後述するLDC/ECCエンコーダ14の入力端
に接続する。
【0090】このLDC/ECCエンコーダ14のエン
コード後のデータ出力端を入出力ポート9の入力端及び
パリティセクタ生成回路18の入力端に接続する。ま
た、入出力ポートの制御信号出力用の出力端を夫々LD
C/ECCエンコーダ14及びパリティセクタ生成回路
18の各制御信号入力用の入力端に接続する。
【0091】また、入出力ポート9の記録用データの出
力端をバッファ15の入力端に接続し、このバッファ1
5の出力端をレーザー駆動装置16の入力端に接続し、
このレーザー駆動装置の入出力端(CPU5からの制御
信号、CPU5に対する状態報知信号の入出力用)と入
出力ポート9の入出力端を接続し、このレーザー駆動装
置16の駆動信号の出力端をレーザー出力器17の入力
端に接続する。
【0092】ここで、レーザー駆動装置16はバッファ
15を介して供給される記録用のデータに基いた駆動信
号を生成し、レーザー出力器17に供給する。また、レ
ーザー出力器17は、レーザー駆動装置16からの駆動
信号に基いて、例えばガラス板上に形成されたレジスト
層にレーザー光の照射を行ってレジスト層を溶融するこ
とにより、“1”または“0”の情報をレジスト層に記
録する。このようにしてレジスト層にデータの記録が行
われた後、この原盤は、そのレジスト層の表面にニッケ
ル等でメッキ処理が施され、更に、このニッケルの層が
原盤から離されていわゆるスタンパとされる。一般的に
は、このスタンパにポリカーボメート等の樹脂を圧着し
た後、スタンパから樹脂を剥し、この剥した樹脂にアル
ミ等の材料を蒸着し、この蒸着により形成されたアルミ
層上に保護膜を形成して1枚のディスクが製造される。
【0093】11は例えばSCSI(Small Co
mputer Systems Interface)
等のインターフェース回路で、このインターフェース回
路11を介して入出力ポート9とハードディスクドライ
ブ12を接続する。ここでこのハードディスクドライブ
12は例えば少なくともディスクの1枚分の記録容量を
越える記録容量を有し、上記スタンパを制作する際に記
録するデータを保持するものである。
【0094】LDC/ECCエンコーダ14は、図に示
すように、少なくとも2セクタ(本例においては1セク
タを2352バイトとしている)分の記憶容量を有する
RAM14aと、このRAM14aに書き込んだ入力デ
ータを制御することにより、パリティの生成及びCRC
のパリティの生成、これらのパリティの付加を行うRA
Mコントローラ14bで構成する。
【0095】パリティセクタ生成回路18は、LDC/
ECCエンコーダ14からの記録すべきデータを記憶す
るためのRAM18aと、このRAM18aに対するア
クセス並びに排他的論理和演算を行う演算回路18bで
構成する。
【0096】ここで、演算回路18bは、一連のデータ
について1000セクタ毎に排他的論理和演算処理を行
い、この結果得られたデータを当該1000セクタ分の
データのパリティセクタデータとして得、一連のデータ
が1000セクタ分に満たない場合や、一連のデータを
1000セクタ毎に分けた場合の最後のデータが100
0セクタに満たない場合には、1000セクタに満たな
いデータについて排他的論理和演算処理が終了した時点
に得られる結果をその1000セクタに満たないデータ
のパリティセクタデータとして得る。
【0097】本例においては、一連のデータを1つのフ
ァイルとして定義する。また、ここでいうファイルと
は、例えばDOS(ディスクオペレーティングシステ
ム)等におけるファイルの概念と同様のもので、DOS
或いはDOSを用いた各種プログラムによってアクセス
する最小単位であり、本例では、プログラムファイル、
静止画像データファイル、動画像データファイル、音声
ファイル等を扱うものとする。
【0098】例えば1つのファイルが9800セクタ分
のデータで構成されている場合、1000セクタ毎に当
該1000セクタの排他的論理和演算によって得られた
パリティセクタデータがパリティデータとして付加され
るが、端数となる800セクタ分のデータについても排
他的論理和演算が行われ、この800セクタ分のデータ
について排他的論理和演算が行われて得られたパリティ
セクタデータが、この800セクタ分のデータのパリテ
ィデータとして付加される。
【0099】〔動作〕上記記録システムを用いてスタン
パを制作する場合、先ずROM7に記憶されているディ
スクオペレーティングシステムのプログラムデータがR
AM8のメインメモリにロードされ、この後、記録する
データの処理用のプログラムがロードされる。記録する
データの処理用のプログラムがロードされると、入力端
子10を介して上記信号源からの記録すべきデータが供
給される。
【0100】オペレータがディスプレイ上に表示された
処理プログラムによる画像上で例えばハードディスクレ
コーディングの開始を上記キーボード6のトラックボー
ルの操作等によって指示すると、上記信号源から入力端
子10を介して供給されるデータが入出力ポート9及び
インターフェース回路11を介してハードディスクドラ
イブ12に供給され、このハードディスクドライブ12
のハードディスクの記録面上にファイル毎に記録され
る。
【0101】そして、この後、オペレータがディスプレ
イ上に表示された処理プログラムによる画像上におい
て、記録すべきファイルデータに対する各種処理を施す
旨の指示をキーボード6或いはこのキーボード6のトラ
ックボール等で行い、最終的に製品としての光ディスク
の記録データを得るのである。このようにして記録デー
タすべきファイルデータを得た後は、再びハードディス
クドライブ12のハードディスク12にファイル毎に記
録される。
【0102】以上の前処理が行われた後は、記録すべき
ファイルのセクタデータに対してLDCのパリティを付
加する処理、続いて、ファイルのセクタデータの排他的
論理和演算を行って得られたデータをパリティセクタ用
のパリティセクタデータとし、このパリティセクタデー
タを上記LDCのパリティの付加されたファイル毎のデ
ータの最後尾に付加する処理が行われ、この全ての処理
の済んだ最終的なファイルデータがハードディスクドラ
イブ12のハードディスク上に製品としての光ディスク
と同様のフォーマットで記録され、この後、ハードディ
スクからこの記録データがファイル毎に順次読み出さ
れ、最終的にレーザー出力器から駆動信号として出力さ
れることによって、スタンパを作成するための原盤のレ
ジスト上に記録されることになる。以下、以上簡単に説
明した動作について詳述する。
【0103】ハードディスクドライブ12のハードディ
スク上に記録された編集処理等の済んだ各ファイルのセ
クタデータに対するLDCのパリティの付加及びパリテ
ィセクタデータの付加のモードとなると、CPU1は入
出力ポート9を介してスイッチ13にスイッチング制御
信号を供給し、スイッチ13の可動接点cを固定接点a
に接続させる。続いてハードディスクドライブ12のハ
ードディスクからデータが読み出され、読み出されたデ
ータがインターフェース回路11、入出力ポート9及び
LDC/ECCエンコーダ14に供給される。
【0104】LDC/ECCエンコーダ14は入力され
たデータに対してセクタ毎に順次LDCのパリティの生
成と生成したパリティの付加を行い、パリティの付加を
終了したデータを順次入出力ポート9及びパリティセク
タ生成回路18に夫々供給する。CPU1はLDC/E
CCエンコーダ14から入出力ポート9を介して供給さ
れるデータをインターフェース回路11を介してハード
ディスクドライブ12に供給する。ハードディスクドラ
イブ12に供給されたデータはハードディスクドライブ
12のハードディスク上に記録される。
【0105】一方、パリティセクタ生成回路18はLD
C/ECCエンコーダ14から供給されるデータの内、
パリティを除いたセクタデータをRAM18aに書き込
む。尚、最初の書き込みのみ、演算回路18bによる演
算処理は行われない。この演算回路18bは少なくとも
2つ以上のセクタデータを用いて排他的論理和演算を行
う回路なので、最初のセクタデータをRAM18aに書
き込んだときには次のセクタデータが供給されていない
ため、演算を行うことができないからである。
【0106】さて、2番目のセクタデータについても上
述と同様にLDCのパリティが生成され、このパリティ
が付加された後にハードディスク上に記録される。一
方、この2番目のセクタデータはパリティセクタ生成回
路18にも供給される。このとき、既にRAM18aに
は最初のセクタデータが記憶されているので、演算回路
18bはRAM18aから最初のセクタデータを読み出
し、読み出した最初のセクタデータと、LDC/ECC
エンコーダ14から供給された2番目のセクタデータと
で排他的論理和演算を行い、その結果得られたデータを
パリティセクタデータとしてRAM18aに書き込む。
このとき、演算回路18bは、排他的論理和演算を行っ
て得られたデータを、RAM18aの前のデータ(この
場合は最初のセクタデータ)の記憶領域に上書きする。
排他的論理和演算を行って新たな演算結果が得られた場
合、RAM18aに記憶されているデータは不要となる
からである。
【0107】3番目のセクタデータについても上述と同
様にLDCのパリティが生成され、このパリティが付加
された後にハードディスク上に記録される。一方、この
3番目のセクタデータはパリティセクタ生成回路18に
も供給される。このとき、既にRAM18aには最初の
セクタデータと2番目のセクタデータとの排他的論理和
演算結果としてのパリティセクタデータが記憶されてい
るので、演算回路18bはRAM18aからパリティセ
クタデータを読み出し、読み出したパリティセクタデー
タと、LDC/ECCエンコーダ14から供給された3
番目のセクタデータとで排他的論理和演算を行い、その
結果得られたデータをパリティセクタデータとしてRA
M18aに書き込む。このとき、演算回路18bは、排
他的論理和演算を行って得られたデータを、RAM18
aの前のデータ(この場合は最初のセクタデータと2番
目のセクタデータとの排他的論理和演算によって得られ
たパリティセクタデータ)の記憶領域に上書きする。
【0108】以下同様に、1000セクタ分のデータが
全てハードディスク12のハードディスク上に記録さ
れ、RAM18aにその全てのセクタデータの排他的論
理和演算結果としてのパリティセクタデータが記憶され
る時点まで上述と同様の処理が行われる。CPU1は処
理中のファイルの全セクタ数を予め認識しているので、
1000セクタ目のセクタデータをLDC/ECCエン
コーダ14に供給するときに、この1000セクタ目の
データが1000セクタ目であることを示す制御信号を
LDC/ECCエンコーダ14並びにパリティセクタ生
成回路18に夫々供給する。
【0109】CPU1は、当該ファイルの1000セク
タ目のセクタデータのLDC/ECCエンコーダ14及
びパリティセクタ生成回路18への送出が終了した時点
で、スイッチ13にスイッチング制御信号を供給し、ス
イッチ13の可動接点cを他方の固定接点bに接続させ
る。一方、パリティセクタ生成回路18は、1000セ
クタ目のセクタデータとRAM18aに記憶されている
パリティセクタデータ(999セクタ目のセクタデータ
までの全セクタデータの排他的論理和演算結果)との排
他的論理和演算を行って、1000セクタ分の全セクタ
データの排他的論理和演算結果としてのパリティセクタ
データを得ると、このパリティセクタデータをスイッチ
13を介してLDC/ECCエンコーダ14に供給す
る。
【0110】CPU1はパリティセクタ生成回路18か
らLDC/ECCエンコーダ14へのパリティセクタデ
ータの転送が終了した時点に再びスイッチ13にスイッ
チング制御信号を供給し、スイッチ13の可動接点cを
一方の固定接点aに接続させる。
【0111】LDC/ECCエンコーダ14はパリティ
セクタ生成回路18から供給されたパリティセクタデー
タに基いてLDCのパリティを生成し、このパリティを
パリティセクタデータに付加した後、このパリティを付
加したパリティセクタデータを入出力ポート9に供給す
る。
【0112】CPU1は入出力ポート9に供給された当
該ファイルのパリティセクタデータをこのパリティセク
タデータに付加されたLDCのパリティと共に、インタ
ーフェース回路11を介してハードディスクドライブ1
2に供給する。ハードディスクドライブ12に供給され
たデータはハードディスクドライブ12のハードディス
ク上の1000セクタ目のセクタデータの次の位置に記
録される。そして、以下同様にして、1つのファイルの
データについて、1000セクタ毎にパリティセクタデ
ータが付加されて記録され、最後の1000セクタに満
たない数の端数のセクタデータについても上述と同様に
パリティセクタデータが付加されて記録される。
【0113】以上説明したようにして、1枚の光ディス
ク上に記録すべきファイルデータが順次ハードディスク
上に記録され、最終的に、ハードディスク上には、製品
として得られる光ディスク上におけるデータ記録フォー
マットと略同様のフォーマットで多数のファイルデータ
が記録される。そして、続いて、スタンパの制作のため
の処理が行われる。
【0114】スタンパの制作のための処理は比較的容易
である。スタンパの制作自体は既に周知であり、多くの
方法が採用されている。オペレータがディスプレイ8上
に表示されたスタンパの制作のための画像上において、
キーボード6のトラックボール等を操作することによ
り、ハードディスクドライブ12のハードディスク上か
らファイル毎に記録すべきデータが読み出される。ハー
ドディスクドライブ12のハードディスクから読み出さ
れたデータはインターフェース回路11及び入出力ポー
ト9を介してバッファ15に一旦蓄えられた後に、レー
ザー駆動装置16に供給されて駆動信号とされた後にレ
ーザー出力器17に供給され、データの“1”、”0”
に基いてレーザー出力器17からレーザー光として出力
され、レジスト上に記録される。全てのデータがレジス
ト上に記録された後は、上述したように、スタンパが制
作され、更にこのスタンパによって同じデータの記録さ
れた多数の光ディスクが製造される。
【0115】B.データの記録フォーマットの一例の説
明(図2参照)
【0116】図2は本発明データ記録方法及びその装
置、データ記録再生方法の一実施例の説明に供するデー
タの記録フォーマットの一例を説明するための説明図で
ある。
【0117】この図においては、記録すべきファイルが
3つ有り、図各ファイルのセクタ数が夫々異なる場合を
示している。図においてFILE1、FILE2、FI
LE3は夫々ファイルを示し、Sa1〜Sa20は夫々
ファイルFILE1のセクタデータDa1〜Da20並
びにこれらセクタデータDa1〜Da20に夫々付加さ
れたLDCのパリティLDCa1〜LDCa20からな
るセクタ、SapはファイルFILE1のセクタSa1
〜Sa20の全データの排他的論理和演算によって得ら
れたパリティセクタデータPDaとこのパリティセクタ
データPDaに付加されたLDCのパリティLDCaP
からなるセクタである。
【0118】また、Sb1〜Sb100は夫々ファイル
FILE2のセクタデータDb1〜Db100並びにこ
れらセクタデータDb1〜Db100に夫々付加された
LDCのパリティLDCb1〜LDCb100からなる
セクタ、SbpはファイルFILE2のセクタSb1〜
Sb100の全データの排他的論理和演算によって得ら
れたパリティセクタデータPDbとこのパリティセクタ
データPDbに付加されたLDCのパリティLDCbP
からなるセクタである。
【0119】また、Sc1〜Sc1500は夫々ファイ
ルFILE3のセクタデータDc1〜Dc1500並び
にこれらセクタデータDc1〜Dc1500に夫々付加
されたLDCのパリティLDCc1〜LDCc1500
からなるセクタ、Scp1はファイルFILE3のセク
タSc1〜Sc1000の全データの排他的論理和演算
によって得られたパリティセクタデータPDc1とこの
パリティセクタデータPDc1に付加されたLDCのパ
リティLDCcP1からなるセクタ、Scp2はファイ
ルFILE3のセクタSc1001〜Sc1500の全
データの排他的論理和演算によって得られたパリティセ
クタデータPDc2とこのパリティセクタデータPDc
2に付加されたLDCのパリティLDCcP2からなる
セクタである。
【0120】上述したように、本例においては、記録す
べきファイルデータについて1000セクタ分のセクタ
データ毎にパリティセクタデータを生成し、このパリテ
ィセクタデータを生成元の1000セクタ分のセクタデ
ータに付加するようにし、端数のセクタデータについて
も同様にパリティセクタデータを生成してこのパリティ
セクタデータを生成元の端数のセクタデータに付加する
ようにする。
【0121】FILE1は全セクタが20個であるか
ら、端数となる。この場合においては、セクタSa1〜
セクタSa20の各セクタデータDa1〜Da20の排
他的論理和演算が行われ、その結果得られたパリティセ
クタデータPDaと、このパリティセクタデータPDa
で生成されたLDCのパリティデータLDCaPからな
るパリティセクタSapがファイルFILE1のセクタ
Sa1〜Sa20に付与される。
【0122】この場合の演算式は次の(式1)で表すこ
とができる。
【0123】 Da1(Sa1) XOR Da2(Sa2) XOR・・・・ XOR Da20(Sa20)=PDa(Sap)・・・(式1) 但し、XORは排他的論理和
【0124】FILE2は全セクタが100個であるか
ら、端数となる。この場合においては、セクタSb1〜
セクタSb100の各セクタデータDb1〜Db100
の排他的論理和演算が行われ、その結果得られたパリテ
ィセクタデータPDbと、このパリティセクタデータP
Dbで生成されたLDCのパリティデータLDCbPか
らなるパリティセクタSbpがファイルFILE2のセ
クタSb1〜Sb100に付与される。
【0125】この場合の演算式は次の(式2)で表すこ
とができる。
【0126】 Db1(Sb1) XOR Db2(Sb2) XOR・・・・ XOR Db100(Sb100)=PDb(Sbp)・・・(式2) 但し、XORは排他的論理和
【0127】FILE3は全セクタが1500個である
から、1000セクタと端数(500セクタ)となる。
この場合においては、セクタSc1〜セクタSc100
0の各セクタデータDc1〜Dc1000の排他的論理
和演算が行われ、その結果得られたパリティセクタデー
タPDc1と、このパリティセクタデータPDc1で生
成されたLDCのパリティデータLDCcP1からなる
パリティセクタScp1がファイルFILE3のセクタ
Sc1〜Sc1000に付与され、続いて、セクタSc
1001〜セクタSc1500の各セクタデータDc1
001〜Dc1500の排他的論理和演算が行われ、そ
の結果得られたパリティセクタデータPDc2と、この
パリティセクタデータPDc2で生成されたLDCのパ
リティデータLDCcP2からなるパリティセクタSc
p2がファイルFILE3のセクタSc1001〜Sc
15000に付与される。
【0128】この場合の演算式は次の(式3)及び(式
4)で表すことができる。
【0129】 Dc1(Sc1) XOR Dc2(Sc2) XOR・・・・ XOR Dc1000(Sc1000)=PDc1(Scp1) ・・・(式3) Dc1001(Sc1001) XOR Dc1002(Sc2002) XOR・・・・XOR Dc1500(Sc1500) =PDc2(Scp2)・・・(式4) 但し、「XOR」は排他的論理和
【0130】C.図1に示した記録システムの動作説明
(図3及び図4参照)
【0131】図3及び図4は本発明データ記録方法及び
その装置、データ記録再生方法の一実施例の説明に供す
る記録時の動作を説明するためのフローチャートであ
る。
【0132】ステップS1ではnに“1”を代入する。
そしてステップS2に移行する。
【0133】ステップS2ではセクタnの割り当てデー
タをリードする。そしてステップS3に移行する。この
ステップS2ではハードディスクドライブ11のハード
ディスク上に記録されているファイルのセクタデータが
読み出される。
【0134】ステップS3ではセクタnの割り当てデー
タにECCを付加し、記録用のデータとする。そしてス
テップS4に移行する。このステップS3ではLDC/
ECCエンコーダ14がセクタデータからLDCのパリ
ティを生成し、このパリティをセクタデータに付加す
る。
【0135】ステップS4ではハードディスクに記録す
る。そしてステップS5に移行する。
【0136】ステップS5ではn≧2か否かを判断し、
「YES」であればステップS8に移行し、「NO」で
あればステップS6に移行する。このステップS5にお
いてn≧2を判断するのは、ファイルの最初のセクタデ
ータを図1に示したRAM18aに書き込んだ時点にお
いては排他的論理和演算を行えないので、2番目以降の
セクタデータと処理を分けるためである。
【0137】ステップS6ではn=n+1とする。つま
り、nを“1”だけインクリメントする。そしてステッ
プS7に移行する。
【0138】ステップS7ではRAMに記録データを書
き込む。そして再びステップS2に移行する。ここでい
うRAMは図1に示したRAM18aである。
【0139】ステップS5において「YES」の場合と
は、nが“2”以上となった場合であり、この場合に
は、ステップS8に移行する。そしてステップS8では
RAMに記憶されている記録用データと現在の記録用デ
ータの排他的論理和演算を行う。そしてステップS9に
移行する。このステップS8では、図1に示したRAM
18aに記憶されている先頭のセクタデータ若しくはパ
リティセクタデータとの排他的論理和演算が演算回路1
8bによって行われる。
【0140】ステップS9では演算の結果をRAMに書
き込む。そして図4に示すフローチャートのステップS
10に移行する。このステップS9では、ステップS8
において得られた排他的論理和演算の結果としてのデー
タがRAM18aに書き込まれる。
【0141】ステップS10ではn=n+1を行う、そ
してステップS11に移行する。
【0142】ステップS11ではn=1001か否かを
判断し、「YES」であればステップS13に移行し、
「NO」であればステップS12に移行する。このステ
ップS11でnが“1001”か否かを判断するのは、
上述したように、1000セクタ毎にパリティセクタデ
ータを付加するためである。
【0143】ステップS12では終了か否かを判断し、
「YES」であればステップS13に移行し、「NO」
であれば再びステップS2に移行する。このステップS
12において終了か否かを判断するのは、パリティセク
タデータを付加すべきファイルの最後のデータが100
0セクタに満たない場合にも対応するためである。
【0144】ステップS13ではRAMに記憶されてい
る排他的論理和演算の結果のデータをパリティセクタの
パリティデータとしてセットする。そしてステップS1
4に移行する。このステップS13ではパリティセクタ
生成回路18のRAM18aに記憶されているデータを
パリティセクタのパリティセクタデータとし、このパリ
ティデータを1000セクタ目のセクタデータ若しくは
1000セクタに満たない最終データに付加する。
【0145】ステップS14ではパリティデータにEC
Cを付加し記録用のデータとする。そしてステップS1
5に移行する。このステップS14ではステップS13
においてパリティセクタのパリティセクタデータとされ
たデータに基いて、図1に示したLDC/ECCエンコ
ーダ14においてLDCのパリティを生成し、生成した
LDCのパリティをパリティセクタデータに付加して記
録用のデータとする。
【0146】ステップS15ではハードディスクに記録
する。そしてステップS16に移行する。
【0147】ステップS16では全ファイル終了か否か
を判断し、「YES」であれば終了し、「NO」であれ
ば再び図3に示したフローチャートのステップS1に移
行する。このステップS16ではスタンパを制作する際
に必要なファイル全てについて上記処理、即ち、LDC
のパリティの付加及びパリティセクタデータの付加が終
了したか否かを判断する。
【0148】D.光ディスクのフォーマットの説明(図
5参照)
【0149】図5は本発明データ記録方法及びその装
置、データ再生方法及びその装置、データ記録再生方法
並びに記録媒体の一実施例の説明に供する光ディスクの
フォーマットの一例を示す説明図である。
【0150】図に示すように、光ディスク4上に光ディ
スク4の最外周から最内周に向かって、GCP(グレー
・コード・パート)バンド、CTL(コントロール)領
域、TEST(テスト)領域、BAND(バンド)0、
BAND1、・・・・BAND15、TESTエリア、
CTL領域、GCPバンドが設定される。尚、GCPは
ディスクの種類を示す付加情報やアドレス情報が記録さ
れる領域で、ピットパターンがグレーコードで形成され
た領域であり、光学ブロック8が光ディスク4上のトラ
ックを横切ったときにおいても読みとりができるように
された領域である。また、CTL領域はメディアタイプ
を示す情報が記録される領域、TEST領域は試し書き
を行うための領域である。
【0151】E.図5に示した光ディスクの各領域の大
きさと各領域に用いられるデータクロックの周波数の一
例の説明(図6参照)
【0152】図6は図5に示した光ディスクの具体的フ
ォーマットの一例を示す説明図である。図において、一
番上の欄のGCPが図5に示した光ディスク4の最外周
のGCPに対応し、以下順に上の欄から下の欄までが、
図5に示した光ディスク4の最外周から最内周の各領域
に夫々対応する。
【0153】尚、本例においては、ゾーンCAVを用い
た場合を例にとり説明するので、図に示すように、デー
タクロックはゾーン毎に異なり、各領域の初めの半径と
終わりの半径に対応した周波数が選定されている。
【0154】F.図5に示した光ディスクのセクタフォ
ーマットの一例の説明(図7及び図8参照)
【0155】図7及び図8は、セクタフォーマットの一
例を示す説明図である。既に説明したように、光ディス
ク4が光磁気ディスクやライトワンスディスクの場合
や、パーシャルディスク(書き込み可能領域のみ)の場
合においては、以下に示すセクタフォーマットを構成す
る各データは図9を参照して後に説明する光ディスクド
ライブによって記録され、光ディスク4がCD−ROM
の場合やパーシャルディスク(読み出し専用領域のみ)
の場合においては、以下に示すセクタフォーマットを構
成する各データは項目Aから項目Cにおいて説明したよ
うに、ディスクの製造時に記録される。
【0156】図7及び図8において、iはコードワード
(図においては「行」)を示し、jは夫々バイトを示
し、実線の矢印は書き込み方向を示し、先頭にDのつい
ている符号はデータを示し、UDはアンディファインド
(以下、未定義領域と記述する)を示し、CRC1〜C
RC8はデータD0〜D2047及び未定義領域UDの
データのエラーチェック用のパリティを示す。
【0157】また、先頭にEのついている符号はデータ
D0〜D2047、未定義領域UD及びCRC1〜8の
縦方向に対するリード・ソロモン符号のパリティであ
る。即ち、パリティ(E1、1)、(E1、2)、・・
・・、(E1、16)は、データD0、D16、D3
2、D48、・・・・D2032、i=2〜0且つj=
0の未定義領域UDに対するパリティ、パリティ(E
2、1)、(E2、2)、・・・・、(E2、16)
は、データD1、D17、D33、D49、・・・・D
2033、i=2〜0且つj=1の未定義領域UDに対
するパリティ、・・・・パリティ(E9、1)、(E
9、2)、・・・・、(E9、16)は、データD8、
D24、D40、D56、・・・・D2040、i=2
〜1且つj=8の未定義領域UD及びパリティCRC1
に対するパリティ、・・・・パリティ(E16、1)、
(E16、2)、(E16、2)、・・・・(E16、
16)は、データD15、D31、D47、D63、・
・・・D2047、i=2〜1且つj=15の未定義領
域UD及びパリティCRC8に対するパリティである。
【0158】ここで、パリティ(E1、1)〜パリティ
(E16、16)は、各縦方向の長さが147バイト、
パリティを生成するためのデータの各縦方向の長さが1
31バイト、パリティの縦方向の長さが16バイトであ
るからディスタンスは17となり、従って(147、1
31、17)のリード・ソロモン符号となる。
【0159】各データ、未定義領域UD、パリティ全て
のバイト数は、iが130〜−16、jが0〜15であ
るから、16バイト×147=2352バイトとなる。
【0160】G.本発明データ記録方法及びその装置、
データ再生方法及びその装置、データ記録再生方法並び
に記録媒体が適用される光ディスクドライブの構成及び
その動作説明(図9参照)
【0161】図9は本発明誤り訂正方法が適用される光
ディスクドライブの構成例を示す構成図である。この光
ディスクドライブは、光磁気ディスク及びライトワンス
ディスクに対するデータの記録及びデータの再生、CD
−ROMからのデータの読み出し、書き込み読み出し可
能領域と読み出し専用領域からなるいわゆるパーシャル
ROMの書き込み読み出し可能領域に対するデータの書
き込み及び読み出し、並びに読み出し専用領域からのデ
ータの読み出しを行うことができるものである。尚、C
D−ROMやパーシャルディスク等の読み出し専用ディ
スクや読み出し専用領域を有するディスクの場合は、こ
れらの読み出し専用領域はディスクの製造時に記録され
る。
【0162】〔接続及び構成〕図において、100は光
ディスク104に対するデータの記録、光ディスク10
4からのデータの再生を行うためのドライブ、200は
このドライブ100を制御するドライブコントローラ、
300はこのドライブコントローラ200のSCSI
(Small Computer Systems I
nterface)専用の入出力端子io1を介して接
続され、ドライブコントローラ200を介して光ディス
ク104に対するアクセスを行うホストコンピュータで
ある。
【0163】ここで、上記光ディスク104としては、
光磁気ディスク、相変化メディアとしての光ディスク、
ライトワンスディスク、書き込み可能領域(RAM)と
読み出し専用領域(ROM)を有するパーシャルディス
ク、CD−ROM等が使用可能である。
【0164】ドライブ100は、光ディスク104をロ
ーディングするためのローディング機構105、ローデ
ィング機構105によりローディングされた光ディスク
104を回転させるためのスピンドルモータ106、こ
のスピンドルモータ106を駆動するドライバ107、
光学ブロック108、この光学ブロック108のレーザ
ーダイオード113を駆動するドライバ114、この光
学ブロック108からの再生信号等をI−V(電流/電
圧)変換し、その電圧を複数の系に供給するI−V/マ
トリクスアンプ116、光ディスク104に磁界を与え
るための磁気ヘッド117及びこの磁気ヘッド117を
駆動するためのドライバ118で構成される。
【0165】光学ブロック108は、光ディスク104
にレーザーダイオード113からのレーザー光を照射す
るための対物レンズ109、光学ブロック108を光デ
ィスク104の径方向に移動させるためのスライドモー
タ110、トラッキング用のガルバノモータ111、フ
ォーカス用のフォーカスアクチュエータ112、レーザ
ーダイオード113で構成される。
【0166】磁気ヘッド117の駆動用のドライバ11
8は入力端子1i1を介してドライブコントローラ20
0の出力端子2o1に接続され、レーザーダイオード1
13の駆動用のドライバ114は入力端子1i2及び1
i3を夫々介してドライブコントローラ200の出力端
子2o2及び2o3に接続され、I−V/マトリクスア
ンプ116は出力端子1o1、1o2、1o3、1o
4、1o5を夫々介してドライブコントローラ200の
入力端子2i1、2i2、2i3、2i4、2i5に接
続され、フォーカスアクチュエータ112は入力端子1
i4を介してドライブコントローラ200の出力端子2
o4に接続され、ガルバノモータ111は入力端子1i
5を介してドライブコントローラ200の出力端子2o
5に接続され、スライドモータ110は入力端子1i6
を介してドライブコントローラ200の出力端子2o6
に接続され、スピンドルモータ106のドライバ107
は入出力端子1ioを介してドライブコントローラ20
0の入出力端子2ioに接続され、ローディング機構1
05は入力端子1i7を介してドライブコントローラ2
00の出力端子2o7に接続される。
【0167】〔動作〕コマンド及びデータの授受のため
の処理はドライブコントローラ200により行われる。
ドライブコントローラ200は、記録時にはホストコン
ピュータ300からのデータに対してCRCやエラー訂
正コード等を付加してドライブ100に渡し、再生時に
はドライブ100からのデータに対してエラー訂正処理
を施し、ユーザデータ部分のみをホストコンピュータ3
00に転送する。上記データの記録時、並びにデータの
再生時においては、ドライブ100のサーボ系及び各ブ
ロックに対する指令はドライブコントローラ200によ
って行われる。
【0168】H.図9に示した光ディスクドライブのド
ライブコントローラの構成及びその動作説明(図10参
照)
【0169】図10は図1に示したドライブコントロー
ラ200の構成例を示す構成図である。
【0170】〔接続及び構成〕図において、131はバ
ス143を介してディジタル信号処理回路153から供
給されるレーザーダイオード113のバイアスデータを
D−Aコンバータ132及び出力端子2o2を介して図
9に示したドライバ118に供給するための入出力回
路、133は入力端子2i1及び2i2を夫々介して図
9に示したI−V/マトリクスアンプ116から供給さ
れる出力を後述するサーボ系タイミングジェネレータ1
40からのタイミング信号に基いて選択し、選択出力を
クランプするセレクタ/クランプ回路、134はセレク
タ141からの選択されたサーボ系クロック信号または
データ系クロック信号に基いて、セレクタ/クランプ回
路133からの出力をディジタルデータに変換するA−
Dコンバータ、135はサーボ系クロック生成回路13
9からのサーボ系クロック信号に基いてデータ系クロッ
ク信号を生成するデータ系クロック生成回路、136は
データ系クロック信号に基いてデータ系タイミング信号
を発生するデータ系タイミングジェネレータ、137は
A−Dコンバータ134からの再生データ中から抽出し
た位相の基準データに基いて、データ系クロック発生回
路135からのデータ系クロック信号の位相を制御して
読み出し/書き込み回路138に読み出し時のクロック
として供給し、読み出し/書き込み回路138からの書
き込み位置制御信号の位相を制御して出力端子2o1を
介して出力するデータ位相制御回路である。
【0171】138は読み出し/書き込み回路である。
この読み出し/書き込み回路138は、再生時において
は、コントローラ144からのリクエスト信号により、
データ系クロック生成回路135からのデータ系クロッ
ク信号、データ系タイミングジェネレータ136からの
データ系タイミング信号に基いて、A−Dコンバータ1
34の出力をコントローラ144に供給し、アック信号
を出力し、記録時においては、コントローラ144から
のデータを出力端子2o1及び図9に示した入力端子1
i1を介してドライバ118に供給する。
【0172】サーボ系クロック生成回路139は、A−
Dコンバータ134の出力からサーボ系クロック信号を
生成し、このサーボ系クロック信号をサーボ系タイミン
グジェネレータ140、セレクタ141及びアドレスデ
コーダ142に夫々供給する。サーボ系タイミングジェ
ネレータ140は、サーボ系クロック生成回路139か
らのサーボ系クロック信号に基いてサーボ系タイミング
信号を生成し、このサーボ系タイミング信号をセレクタ
141、アドレスデコーダ142、セレクタ/クランプ
回路133に夫々供給する他、出力端子2o3及び図1
に示した入力端子1i3を介してレーザーダイオード1
13のドライバ114に供給する。
【0173】145は図9に示したI−V/マトリクス
アンプ116から入力端子2i3、2i4及び2i5を
夫々介して供給されるフロントAPC信号、フォーカス
エラー信号及びプルイン信号をA−Dコンバータに供給
するためのマルチプレクサ、147はA−Dコンバータ
146の出力をバス143を介してディジタル信号処理
回路153に供給する入出力回路、148はディジタル
信号処理回路153からバス143を介して供給される
光学ブロック108の駆動用のデータを変調するPWM
(パルス幅変調)回路である。149は図9に示したフ
ォーカスアクチュエータ112を駆動するためのドライ
バ、150は図9に示したガルバノモータ110を駆動
するためのドライバ、151は図9に示したスライドモ
ータ111を駆動するためのドライバである。ドライバ
149は、出力端子2o4及び図9に示した入力端子1
i4を介してフォーカスアクチュエータ112に接続さ
れ、ドライバ150は、出力端子2o5及び図9に示し
た入力端子1i5を介してガルバノモータ111に接続
され、ドライバ151は、出力端子2o6及び図9に示
した入力端子1i6を介してスライドモータ110に接
続される。
【0174】152はディジタル信号処理回路53から
の駆動信号を入出力端子2io及び図9に示したドライ
バ107を介してスピンドルモータ6に供給する入出力
回路である。ディジタル信号処理回路153は、バス1
43を介して上記各ブロックの制御や駆動処理を行うと
共に、太い実線で示すバスを介してコントローラ144
と接続される。
【0175】〔動作〕ディジタル信号処理回路153
は、光ディスク104がローディング機構105により
スピンドルモータ106に装着された状態でホストコン
ピュータ300からの要求に応じて、あるいは自動スピ
ンアップモードが設定されている場合に光ディスク10
4がローディング機構105によりローディングされる
と、入出力回路152を介してドライバ107にスピン
ドルモータ106を回転駆動するよう指示を出す。
【0176】ドライバ107は、スピンドルモータ10
6が所定の回転数になるとロック信号を出力し、ディジ
タル信号処理回路153に対し、スピンドルモータ10
6の回転が安定したことを通知する。この間、ディジタ
ル信号処理回路153は、PWM回路148を介してド
ライバ150によりレーザーダイオード113からのレ
ーザービームを光ディスク104のユーザエリア外に位
置させるようにすると共に、ドライバ151により光学
ブロック108を光ディスク104の外周又は内周側に
移動させる。
【0177】ユーザエリアでフォーカスの引き込みを行
うと、感度の高いディスクのデータを誤って消去してし
まう可能性があるが、ユーザエリア外に光学ブロック1
08を移動させ、そのユーザエリア外でフォーカスの引
き込みを行うことにより、このような誤消去を防止する
ことができる。
【0178】スピンドルモータ106が一定回転にな
り、光学ブロック108が例えば外周側に移動すると、
ディジタル信号処理回路153は、入出力回路131及
びD−Aコンバータ132を介してドライバ114に対
し、光学ブロック108に設けられているレーザーダイ
オード113のバイアス電流を設定し、レーザーダイオ
ード113のオン、オフを制御するサーボ系タイミング
ジェネレータ140にレーザーを発光するようコマンド
を出力する。
【0179】レーザーダイオード113から出射された
レーザービームは、光学ブロック108に設けられてい
るフォトディテクタ115に入射し、このフォトディテ
クタ115により電気信号に変換され、検出出力として
I−V/マトリクスアンプ116に供給されて電圧に変
換され、フロントAPC信号としてマルチプレクサ14
5に供給される。
【0180】このフロントAPC信号は、上記マルチプ
レクサ145により時分割的に選択された信号としてA
−Dコンバータ146によりディジタル化され、入出力
回路147及びバス143を介してディジタル信号処理
回路153に供給される。ディジタル信号処理回路15
3は、ディジタル化されたフロントAPC信号によりレ
ーザーダイオード113から出射されるレーザービーム
の光量を認識し、図示しないディジタルフィルタにより
計算される光量制御データを上記入出力回路131及び
D−Aコンバータ132を介してドライバ114に帰還
することにより、レーザーダイオード113のパワーが
一定となるよう制御する。
【0181】次に、ディジタル信号処理回路153は、
PWM回路148からドライバ149に電流を流すこと
により、光学ブロック108のフォーカスアクチュエー
タ112を上下方向に駆動してフォーカスアクチュエー
タ112をフォーカスサーチ状態にする。このとき光デ
ィスク104で反射されたレーザービームはフォトディ
テクタ115の受光面に入射する。フォトディテクタ1
15で受光されたレーザービームは電気信号に変換さ
れ、検出出力としてI−V/マトリクスアンプ116に
供給され、このI−V/マトリクスアンプ116により
電圧に変換され増幅された後にフォーカスエラー信号と
して出力され、マルチプレクサ145に供給される。
【0182】このフォーカスエラー信号は、フロントA
PC信号と同様にマルチプレクサ145により時分割的
に選択された信号としてA−Dコンバータ146により
ディジタル化され、入出力回路147及びバス143を
介してディジタル信号処理回路153に供給される。デ
ィジタル信号処理回路153は、ディジタル化されたフ
ォーカスエラー信号に対してディジタル的にフィルタ処
理を施して得られるフォーカス制御データをPWM回路
148からドライバ149に帰還することによって、フ
ォーカス制御用のサーボループを構成する。フォーカス
制御が安定すると、フォトディテクタ115から出力さ
れ、I−V/マトリクスアンプ116を経て得られるR
F信号は、その振幅がある程度一定になり、セレクタ/
クランプ回路133によって所定の電位にクランプされ
た後、A−Dコンバータ134によってディジタル化さ
れる。
【0183】このときのクロックはサーボ系クロック生
成回路139のフリーラン状態の周波数となる。クラン
プを行うためのタイミングパルスもこのフリーランの周
波数を所定の値で分周した信号が用いられる。
【0184】サーボ系クロック生成回路139は、A−
Dコンバータ134でディジタル化されたRF信号の振
幅差を見ることによって光ディスク4上に形成されたピ
ットのパターンをチェックし、サーボエリアのピット列
と同じパターンを探す。パターンが見つかると、次のパ
ターンが現れるべき位置にウインドウを開くよう、クロ
ックセレクタ141を制御し、そこで再びパターンが一
致するか否かを確認する。
【0185】この動作がある一定の回数連続して確認で
きると、サーボ系クロック生成回路139は、光ディス
ク104のピットのパターンにロックしたものと見な
す。位相情報はサーボエリア内のウォブルピットの両肩
の振幅差を取ることで得る。更に2個のウォブルピット
の両方から得られた位相情報を加算することで、トラッ
キング位置による振幅変化から生じるゲイン変動を吸収
している。
【0186】サーボ系クロック生成回路139がロック
するとセグメント単位の位置が明確になり、光ディスク
104上に形成されたセグメントマークピットの位置も
認識できるようになり、セグメントマークピット、アド
レスマークピット、セクタフラグ1ピット及びセクタフ
ラグ2ピットに対して所定の複数の位置Ar1、Ar
2、Ar3及びAr4でサンプリングされたRF信号の
内で最大振幅となる位置を探す。
【0187】その結果がAr1であるときにアドレスマ
ークであって、このセグメントがアドレスセグメントで
あり、フレームの先頭を認識することができるので、フ
レームカウンタをクリアすることでフレーム同期をとる
ことができる。1フレームが14セグメントで構成され
ている場合は14セグメント毎にウインドウを開くよう
にクロックセレクタ141を制御してアドレスマークと
して連続して認識できるときにフレーム同期がロックし
たものと判断する。
【0188】フレーム同期がかかると、光ディスク10
4上のアドレスの記録されている位置が認識できるの
で、アドレスデコーダ142によりトラックアドレス及
びフレームコードのデコードを行う。このアドレスデコ
ーダ142では、4ビットずつグレーコード化されてい
るパターンをグレーコードテーブルとの一致を見ること
により行われる。但し、4ビットのみではなく、全体で
グレーコード化されているので、単純に一致を見るので
はなく、上位4ビットの内のLSBが「1」か「0」か
によって反転したテーブルとの比較を行う。
【0189】ここで、最初にデコードされたフレームコ
ードをフレームカウンタにロードして、このフレームカ
ウンタをフレーム毎にインクリメントして得られる数値
と実際に再生されたフレームコードとを比較して連続し
て一致することを確認したときに、回転同期がかかった
ものとする。これ以降、フレームカウンタにより得られ
る数値をフレームコードとしてディジタル信号処理回路
153に返すことによって、ディフェクト等が多少あっ
てもフレーム位置を誤認識しないようにしている。
【0190】また、ディジタル信号処理回路153は、
先のグレーコード化されたトラックアドレスを読みなが
ら光学ブロック108の速度を演算し、PWM回路14
8からドライバ151を介して光学ブロック108のス
ライドモータ110を制御することにより、光学ブロッ
ク108を光ディスク104上の目的のトラックに移動
する。
【0191】そして、光学ブロック108の位置が目的
のトラックの位置となると、トラッキング動作に入る。
上述のようにトラッキングエラー信号はサーボエリアに
ある2つのウォブルピットに対するRF信号の振幅値の
差分を取ることで得られる、ディジタル信号処理回路1
53は、この値をディジタル的にフィルタ処理を施して
得られるトラッキング制御データを、PWM回路148
からドライバを介して光学ブロック108のガルバノモ
ータ111を制御することにより、低周波数成分の変動
を制御し、更に、レーザーダイオード113からのレー
ザービームのスポットが、光ディスク104のトラック
の中心に位置するようトラッキング制御を行う。
【0192】このようにトラッキングをかけた状態で目
的のセクタの先頭位置を検出する。上述のように、各セ
クタの先頭となるセグメントとその1つ前のセグメント
にはセクタマークがあり、各セクタマークは、上記4つ
の位置Ar1、Ar2、Ar3及びAr4にウインドウ
を開くようにセレクタ141を制御し、この4つの位置
Ar1、Ar2、Ar3及びAr4でサンプリングされ
たRF信号のなかで最大振幅となる位置が位置Ar2で
あるときにセクタの先頭セグメントであることを示し、
位置Ar3であるときにセクタの先頭の1つ前のセグメ
ントであることを示す。基本的にセクタの先頭となるセ
グメントはホストコンピュータ300により与えられる
セクタアドレスに対して物理セクタに変換してそのセク
タがどのトラックの何番目のセグメントであるかを演算
することによって決定されるが、上記2種類のセクタマ
ークが同時にディフェクトになる確率は非常に少なく、
これによる不良セクタの発生確率は極めて小さい。
【0193】また、データ系クロック生成回路135
は、サーボ系クロック生成回路139から得られるフレ
ーム同期のかかったサーボクロックをM/N倍したデー
タクロックを生成し、このデータクロックをデータ系タ
イミングジェネレータ136及び読み出し/書き込み回
路138に夫々与える。
【0194】読み出し/書き込み回路138は、記録動
作モード時にはコントローラ144を介してホストコン
ピュータ300から記録データが供給される。そして、
読み出し/書き込み回路138は、記録データに対し、
例えば127周期の乱数を加算(排他的論理和)するこ
とによりY=Xの7乗+Xにしたがってスクランブル処
理をセクタ単位で行い、スクランブルされた記録データ
をデータクロックに同期したNRZI系列のデータに変
調する。このとき、各セグメント毎に初期値を「0」と
し、その変調信号をドライバ118を介して磁気ヘッド
117に供給する。
【0195】磁気ヘッド117は、変調信号に応じた磁
界を発生し、この磁界をレーザーダイオード113が出
射するレーザービームによりキュリー温度まで加熱され
た光ディスク104のデータエリアに印加することによ
り、NRZI系列のデータを記録する。
【0196】また、再生動作モード時には、フォトディ
テクタ115による検出出力からI−V/マトリクスア
ンプ116により得られる再生信号が、セレクタ/クラ
ンプ回路133によって所定の電位にクランプされた
後、A−Dコンバータ134によってディジタル化され
て読み出し/書き込み回路138に供給される。そし
て、読み出し/書き込み回路138は、A−Dコンバー
タ134によりディジタル化された再生信号について、
パーシャルレスポンスに合わせるディジタルフィルタ処
理を施してからビダビ復号によりNRZI系列のデータ
を再生する。そして、このNRZI系列のデータをセグ
メント単位にNRZ系に変換後、セクタ単位でデ・スク
ランブルしてから再生データに変換し、この再生データ
をコントローラ144を介してホストコンピュータ30
0に転送する。
【0197】I.図10に示したドライブコントローラ
のコントローラの構成及びその動作説明(図11参照)
【0198】図11は図10に示したコントローラ44
の構成例を示す構成図である。
【0199】〔接続及び構成〕
【0200】図において、160はCPU、161はこ
のCPU160のバス(アドレス、データ及びコントロ
ールバスからなる)、162は再生動作時における処理
を行うための各種プログラムデータやパラメータデータ
等が記憶されているROM、163はROM162に記
憶されているプログラムデータ等のワーク用のエリアと
して用いられるRAM、164は入出力ポートである。
これらROM162、RAM163、入出力ポート16
4をバス161を介してCPU160に接続する。
【0201】165は図10に示した読み出し/書き込
み回路138に接続される入出力端子であり、この入出
力端子165はスイッチ166の可動接点dに接続され
る。このスイッチ166の固定接点aはLDC/ECC
デコーダ67の入力端子に接続され、スイッチ166の
固定接点bはLDC/ECC/パリティセクタエンコー
ダ169の出力端子に接続され、スイッチ166の固定
接点dはパリティセクタデコーダ168の入力端子に接
続される。
【0202】また、LDC/ECCデコーダ167のデ
ータ用の出力端子はスイッチ170の一方の固定接点a
及び後述するパリティセクタデコーダ168の入力端子
に夫々接続され、LDC/ECC/パリティセクタエン
コーダ168の入力端子はスイッチ170の他方の固定
接点bに接続され、このスイッチ170の可動接点cは
バッファ171の入出力端子に接続される。また、バッ
ファ171の入出力端子はインターフェース回路172
の入出力端子に接続され、このインターフェース回路1
72の入出力端子は入出力端子io1を介して図9に示
したホストコンピュータ300の入出力端子に接続され
る。
【0203】ここで、LDC/ECCデコーダ167
は、スイッチ166を介して供給される再生データに対
し、エラー検出及びエラー訂正処理を施す。図に示すよ
うに、このLDC/ECCデコーダ167は、例えば2
セクタ(本例においては1セクタを2352バイトとす
る)分の容量のRAM167aと、このRAM167a
に書き込まれた再生データに対するLDCによるエラー
訂正処理及びCRCによるエラーチェックをRAM67
aに対する制御により行うRAMコントローラ167b
で構成する。このLDC/ECCデコーダ167の出力
はスイッチ170を介してバッファ171に供給され
る。
【0204】パリティセクタデコーダ168は、LDC
/ECCデコーダ167から供給される上述したパリテ
ィセクタデータを保持するためのRAM168aと、L
DC/ECCデコーダ167で訂正することのできない
バーストエラーが発生したときに、そのバーストエラー
の発生したセクタデータの属する範囲(上記1000セ
クタ若しくは1000セクタに満たない端数のセクタ)
に対応するパリティセクタデータをRAM168aから
読み出し、このパリティセクタデータと上記範囲のセク
タデータとで排他的論理和演算を行って元のデータを回
復する演算回路168bとで構成する。このパリティセ
クタデコーダ168によって回復されたデータはスイッ
チ170を介してバッファ171に供給される。
【0205】LDC/ECC/パリティセクタエンコー
ダ169は、図に示すように、2セクタ(本例において
は1セクタを2352バイトとしている)分の記憶容量
を有するRAM169aと、このRAM169aに書き
込んだ入力データを制御することにより、LDCのパリ
ティの生成、CRCのパリティの生成、上記パリティセ
クタデータの生成、これらのパリティの付加を行う。こ
のLDC/ECC/パリティセクタエンコーダ169
は、光磁気ディスク、ライトワンスディスク、パーシャ
ルディスク(書き込み可能領域のみ)専用となる。
【0206】そして、LDC/ECC/パリティセクタ
エンコーダ169は、ホストコンピュータ300から転
送され、インターフェース回路172を介してバッファ
171に一旦書き込まれ、更にこのバッファ171から
読み出された後にスイッチ170を介して供給される記
録すべきデータに対し、LDCのパリティ、CRCのパ
リティ、パリティセクタデータを夫々付加する
【0207】入出力ポート164に接続される入出力端
子173は図10に示したディジタル信号処理回路15
3のバス143に接続され、出力端子174は図10に
示した読み出し/書き込み回路138のリクエスト信号
用の入力端子に接続され、入力端子175は図10に示
した読み出し/書き込み回路138のアック信号用の出
力端子に接続される。
【0208】〔動作〕先ず、光磁気ディスクの書き込み
可能領域やパーシャルディスクの書き込み可能領域に対
してホストコンピュータ300から転送されたデータを
記録する場合について説明する。尚、パリティセクタデ
ータの生成とその付加処理については、上記項目Aから
Cにおいて十分に説明しているので、記録媒体の種類が
異なるとはいえ、構成、処理も上記項目AからCの説明
から明かであるので、ここでは簡単に説明する。
【0209】この場合、CPU160は、入出力ポート
164を介してスイッチ166及び170にスイッチン
グ制御信号を供給し、スイッチ166の可動接点dを固
定接点bに接続させ、スイッチ170の可動接点cを固
定接点bに接続させる。これによって、ホストコンピュ
ータ300から転送される記録すべきデータは、バッフ
ァ171から読み出された後にスイッチ170を介して
LDC/ECC/パリティセクタエンコーダ169に供
給され、このLDC/ECC/パリティセクタエンコー
ダ169によって上記LDCのパリティ、CRCのパリ
ティ、パリティセクタデータが付加された後に、スイッ
チ166及び出力端子165を介して図10に示した読
み出し/書き込み回路138に供給され、図9及び図1
0を参照して説明したように、光ディスク104のユー
ザエリアに記録される。
【0210】このとき、LDC/ECC/パリティセク
タエンコーダ169は、RAM169aに記憶された2
セクタ分のデータの内、一方のセクタのデータに対して
パリティの付加を行い、記録のための処理が終了した時
点で、そのセクタのデータを出力すると共に、その旨を
示す信号を入出力ポート164及びバス161を介して
CPU160に供給する。これにより、CPU160は
図10に示した読み出し/書き込み回路138に対して
記録を行うよう指示すると共に、次の入力データを受け
入れるためにバッファ171及びインターフェース回路
172を制御する。これによって、上記セクタの全デー
タはドライブ100に供給され、光ディスク104に記
録され、一方、次の入力データがRAM169aに書き
込まれる。
【0211】光ディスク104に記録されているデータ
を再生する場合においては、CPU160は入出力ポー
ト164を介してスイッチ166及び170に夫々スイ
ッチング制御信号を供給し、スイッチ166の可動接点
dを固定接点aに接続させ、スイッチ170の可動接点
cを固定接点aに接続させる。これによって、光ディス
ク104から読み出され、読み出し/書き込み回路13
8、入出力端子165及びスイッチ166を介して供給
される再生データは、LDC/ECCデコーダ167に
供給され、このLDC/ECCデコーダ167におい
て、エラー検出、エラー訂正処理が施され、スイッチ1
70、バッファ171、インターフェース回路172及
び入出力端子io1を介して図9に示したホストコンピ
ュータ300に再生データとして供給される。
【0212】このとき、LDC/ECCデコーダ167
は、RAM167aに記憶された2セクタ分のデータの
内、一方のセクタのデータに対してパリティによるエラ
ー訂正、CRCのパリティによるエラーチェックを行っ
てそのセクタのデータを得、これらの再生処理が終了し
た時点で、そのセクタのデータを出力すると共に、その
旨を示す信号を入出力ポート164及びバス161を介
してCPU160に供給する。これにより、CPU16
0は図10に示した読み出し/書き込み回路138に対
して次のセクタの再生を行うよう指示し、これによっ
て、上記セクタの全データはバッファ171に供給さ
れ、この後、光ディスク104から読み出された次のセ
クタの再生データがRAM167aに供給される。
【0213】また、LDC/ECCデコーダ167は、
訂正不能のバーストエラーが発生したときに、その旨を
入出力ポート164を介してCPU160に供給する。
このとき、パリティセクタデコーダ168のRAM16
8aにはバーストエラーの発生した範囲に対応したパリ
ティセクタのパリティセクタデータが書き込まれる。
【0214】CPU160は、バーストエラーの発生し
た範囲(上記1000セクタ分若しくは1000セクタ
に満たない端数分)について再度読み出しを行うため
に、出力端子174を介して図10に示した読み出し/
書き込み回路138にアック信号を供給する。また、C
PU160はスイッチ166にスイッチング制御信号を
供給し、スイッチ166の可動接点dを固定接点cに接
続させる。
【0215】これによって、上記範囲について再度読み
出しが行われ、読み出された再生セクタデータが順次入
力端子165、スイッチ166を介してパリティセクタ
デコーダ168に供給される。そして、パリティセクタ
デコーダ168はパリティを除いたセクタデータをRA
M168aに書き込む。尚、最初の書き込みのみ、演算
回路168bによる演算処理は行われない。この演算回
路168bは少なくとも2つ以上のセクタデータを用い
て排他的論理和演算を行う回路なので、最初のセクタデ
ータをRAM168aに書き込んだときには次のセクタ
データが供給されていないため、演算を行うことができ
ないからである。
【0216】続いて、2番目の再生セクタデータがパリ
ティセクタ生成回路168に供給される。このとき、既
にRAM168aには最初の再生セクタデータが記憶さ
れているので、演算回路168bはRAM168aから
最初の再生セクタデータを読み出し、読み出した最初の
再生セクタデータと、入力された2番目の再生セクタデ
ータとで排他的論理和演算を行い、その結果得られたデ
ータをRAM168aに書き込む。このとき、演算回路
168bは、排他的論理和演算を行って得られたデータ
を、RAM168aの前のデータ(この場合は最初のセ
クタデータ)の記憶領域に上書きする。排他的論理和演
算を行って新たな演算結果が得られた場合、RAM16
8aに記憶されているデータは不要となるからである。
【0217】続いて3番目の再生セクタデータがパリテ
ィセクタ生成回路168に供給される。このとき、既に
RAM168aには最初の再生セクタデータと2番目の
再生セクタデータとの排他的論理和演算結果としてのデ
ータが記憶されているので、演算回路168bはRAM
168aから前の排他的論理和演算結果としてのデータ
を読み出し、読み出したデータと、入力された3番目の
再生セクタデータとで排他的論理和演算を行い、その結
果得られたデータをRAM168aに書き込む。このと
き、演算回路168bは、排他的論理和演算を行って得
られたデータを、RAM168aの前のデータ(この場
合は最初の再生セクタデータと2番目の再生セクタデー
タとの排他的論理和演算によって得られたデータ)の記
憶領域に上書きする。
【0218】以下同様に、1000セクタ分若しくは端
数分の再生セクタデータについて排他的論理和演算処理
が行われ、RAM168aにその全ての再生セクタデー
タの排他的論理和演算結果としてのデータが記憶される
時点まで上述と同様の処理が行われる。CPU160は
1000セクタ番目若しくは端数分のセクタ番目の再生
セクタデータがパリティセクタデコーダ168に供給さ
れるときに、この1000セクタ目の再生セクタデータ
が1000セクタ目であることを示す制御信号をパリテ
ィセクタデコーダ168に供給する。
【0219】CPU160から最終のセクタデータであ
ることが通知されたとき、パリティセクタデコーダ16
8は、最終的に得られた1000セクタ分若しくは端数
分のセクタデータ全てについて排他的論理和演算を行っ
た結果としてのデータを保持していることになる。そし
て、パリティセクタデコーダ168はそのデータと、R
AM168aに記憶されている1000セクタ分若しく
は端数分の範囲に対応するパリティセクタデータとで排
他的論理和演算を行い、その結果、バーストエラーとな
ったデータを回復し、回復したデータをスイッチ17
0、バッファ171、インターフェース回路172及び
入出力端子io1を介して再生データとして出力する。
【0220】J.本発明データ再生方法及びその装置、
データ記録再生方法の一実施例による再生時の動作説明
(図12、図13及び図14参照)
【0221】図12〜図14は、図9〜図11を参照し
て説明した光ディスクドライブを用い、光磁気ディス
ク、ライトワンスディスク、CD−ROM、パーシャル
ディスク等のフォーマットの異なる光ディスクを用いる
場合の動作を説明するためのフローチャートである。
【0222】ステップS21ではディスクローディング
を行う。即ち、使用者によって光ディスク104が光デ
ィスクドライブにセットされると、図9に示したドライ
ブコントローラ200からの制御信号により、ローディ
ング機構105が光ディスク104をローディングす
る。そしてステップS22に移行する。
【0223】ステップS22では各部駆動及びサーボ処
理を行う。即ち、ドライブコントローラ200がドライ
バ107を介してスピンドルモータ106を駆動し、ス
ライドモータ110、ガルバノモータ111及びフォー
カスアクチュエータ112を夫々駆動すると共に、フォ
トディテクタ115からI/Vマトリクスアンプ116
を介して供給される検出信号に基いて上記スピンドルモ
ータ106、スライドモータ110、ガルバノモータ1
11及びフォーカスアクチュエータ112に対してサー
ボ処理を行う。そしてステップS23に移行する。
【0224】ステップS23ではコントロールトラック
を読む。即ち、スライドモータ110を制御することに
より、光学ブロック108を移動させ、更に、ガルバノ
モータ111によりトラッキングを行うことにより、レ
ーザーダイオード113から出射され、対物レンズ10
9で集光されたレーザービームのビームスポットを、図
5に示したコントロールトラックCTLに位置させ、コ
ントロールトラックCTLの情報(メディアの種類を示
す情報やアドレス情報等)を読みとらせる。そしてステ
ップS24に移行する。
【0225】尚、コントロールトラックの情報を読み込
んだ場合、パーシャルディスクであることを認識したと
きには、CPU160は、RAM163上に、書き込み
可能領域としてのRAMゾーン、読み出し専用領域とし
てのROMゾーンが夫々どのアドレスからどのアドレス
までかを示すテーブルを生成する。
【0226】ステップS24ではROMか否かを判断
し、「YES」であればステップS25に移行し、「N
O」であればステップS27に移行する。ここでいうR
OMとは、上述したように、CD−ROM等の読み出し
専用ディスクを意味する。
【0227】ステップS25ではROMフラグを生成
し、記憶する。即ち、図11に示したドライブコントロ
ーラ200のコントローラ144のCPU160が、R
AM163の所定エリアに光ディスク104の種類がR
OMであることを示すフラグを記憶する。そしてステッ
プS26に移行する。
【0228】ステップS26ではアクセスがあるか否か
を判断し、「YES」であれば図13のフローチャート
のステップS32に移行する。
【0229】ステップS27ではRAMか否かを判断
し、「YES」であればステップS28に移行し、「N
O」であればステップS29に移行する。ここでいうR
AMとは、上述したように、光磁気ディスクやライトワ
ンスディスク等の書き込み可能ディスクを意味する。
【0230】ステップS28ではRAMフラグを生成
し、記憶する。即ち、図11に示したドライブコントロ
ーラ200のコントローラ144のCPU160が、R
AM163の所定エリアに光ディスク104の種類がR
AMであることを示すフラグを記憶する。そしてステッ
プS26に移行する。
【0231】ステップS29ではパーシャルか否かを判
断し、「YES」であればステップS30に移行し、
「NO」であればステップS31に移行する。ここでい
うパーシャルとは、上述したように、パーシャルディス
ク(パーシャルROMともいう)等の書き込み可能領域
と読み出し専用領域の両方の領域を有するディスクを意
味する。
【0232】ステップS30ではパーシャルフラグを生
成し、記憶する。即ち、図11に示したドライブコント
ローラ200のコントローラ144のCPU160が、
RAM163の所定エリアに光ディスク104の種類が
パーシャルであることを示すフラグを記憶する。そして
ステップS26に移行する。
【0233】ステップS31ではエラーメッセージを出
力する。即ち、図11に示したCPU160が、バス1
61、入出力ポート164、インターフェース回路17
2及び入出力端子io1を介してホストコンピュータ3
00にエラーメッセージデータを供給する。このエラー
メッセージデータがホストコンピュータ300に供給さ
れると、このホストコンピュータ300のテレビジョン
モニタの管面上に例えば「ディスクタイプ読みとりエラ
ー 再度ディスクを挿入するか、他のディスクを使用し
て下さい」等のエラーメッセージが表示される。そして
終了する。
【0234】尚、図5に示したように、コントロールト
ラックCTLは2カ所あるので、再度、他のコントロー
ルトラックCTLの位置にシークさせ、その情報を読み
とらせるようにしても良い。
【0235】ステップS32ではフラグを読む。即ち、
CPU160が、インターフェース回路172を介して
ホストコンピュータ300からアクセスがコマンドが供
給された場合に、RAM163に記憶しているフラグを
読む。そしてステップS33に移行する。
【0236】ステップS33では、ROMか否かを判断
し、「YES」であればステップS34に移行し、「N
O」であればステップS36に移行する。ここでいうR
OMとは、上述したように、CD−ROM等の読み出し
専用ディスクを意味する。
【0237】ステップS100ではROMセクタ処理を
行う。そしてステップS35に移行する。このステップ
S100(サブルーチン)の処理については、項目Kに
おいて図15を参照して詳述する。
【0238】ステップS35では全処理が終了か否かを
判断し、「YES」であれば再び図12に示すフローチ
ャートのステップS26に移行する。
【0239】ステップS36ではRAMか否かを判断
し、「YES」であればステップS37に移行し、「N
O」であれば図15に示すフローチャートのステップS
39に移行する。ここでいうRAMとは、上述したよう
に、光磁気ディスクやライトワンスディスク等の書き込
み可能ディスクを意味する。
【0240】ステップS37ではRAMセクタ処理を行
う。そしてステップS38に移行する。
【0241】ステップS38では全処理が終了か否かを
判断し、「YES」であれば再び図12に示すフローチ
ャートのステップS26に移行する。
【0242】ステップS39ではパーシャルか否かを判
断し、「YES」であればステップS40に移行し、
「NO」であれば図12に示すフローチャートのステッ
プS31に移行する。ここでいうパーシャルとは、上述
したように、パーシャルディスク等のように、書き込み
可能領域と読み出し専用領域の両方の領域を有するディ
スクを意味する。
【0243】ステップS40ではROMゾーンか否かを
判断し、「YES」であれば図13に示したステップS
34に移行し、「NO」であれば再び図12に示したス
テップS31に移行する。このステップS40では、C
PU160がRAM163に記憶されているどのゾーン
がRAMでどのゾーンがROMかを示すテーブルに基い
て、現在アクセスしているセクタのアドレスがROMゾ
ーンのアドレスか否かを判断するのである。
【0244】ステップS41ではRAMゾーンか否かを
判断し、「YES」であれば図13に示したステップS
37に移行し、「NO」であれば再び図12に示したス
テップS31に移行する。このステップS41では、C
PU160がRAM163に記憶されているどのゾーン
がRAMでどのゾーンがROMかを示すテーブルに基い
て、現在アクセスしているセクタのアドレスがRAMゾ
ーンのアドレスか否かを判断するのである。
【0245】K.本発明データ再生方法及びその装置、
データ記録再生方法の一実施例による再生時にバースト
エラーが発生した場合の動作説明(図15参照)
【0246】図15は本発明データ再生方法及びその装
置、データ記録再生方法の一実施例のよる再生時にバー
ストエラーが発生したときの動作を説明するためのフロ
ーチャートである。
【0247】図13に示したフローチャートのステップ
S33において「YES」と判断された場合はステップ
S100に移行し、このステップS100を詳述したこ
の図13に示すフローチャートのステップS101にお
いてセクタをリードする。そしてステップS102に移
行する。
【0248】ステップS102ではOKか否かを判断
し、「YES」であればこのサブルーチンを抜け、図1
3に示したフローチャートのステップS35に移行し、
「NO」であればステップS103に移行する。
【0249】ステップS103ではCRCによるチェッ
クを行う。そしてステップS104に移行する。ここで
いうCRCによるチェックは、図11に示したLDC/
ECCデコーダ167での処理である。
【0250】ステップS104ではOKか否かを判断
し、「YES」であればステップS105に移行し、
「NO」であればステップS107に移行する。
【0251】ステップS105ではLDCによる訂正を
行う。そしてステップS106に移行する。ここでいう
LDCの訂正は、図11に示したLDC/ECCデコー
ダ167での処理である。
【0252】ステップS106ではOKか否かを判断
し、「YES」であればこのサブルーチンを抜け、図1
3に示したフローチャートのステップS35に移行し、
「NO」であればステップS107に移行する。
【0253】ステップS107では一連のデータをパリ
ティセクタを含めて再生し、再生したデータ全てで排他
的論理和演算を行う。そしてステップS107に移行す
る。このステップS107における処理は、図11に示
したパリティセクタデコーダ168での処理である。
【0254】ステップS108では排他的論理和演算の
結果得られた値と、エラーとなった範囲に対応するパリ
ティセクタデータとで排他的論理和演算を行う。そして
このサブルーチンを抜け、図13に示したフローチャー
トのステップS35に移行する。
【0255】以上説明したように、本実施例において
は、光ディスクがCD−ROM、パーシャルディスク
(読み出し専用領域)の場合においては、図1に示した
記録システムにより、記録しようとするデータを100
0セクタ若しくは端数分毎に排他的論理和演算を行い、
この結果得られたデータをパリティセクタデータとして
記録し、光ディスクが光磁気ディスク、ライトワンス、
パーシャルディスク(書き込み専用領域)の場合におい
ては、図9〜図11に示した光ディスクドライブのLD
C/ECC/パリティセクタエンコーダ169により記
録しようとするデータを1000セクタ若しくは端数分
毎に排他的論理和演算を行い、この結果得られたデータ
をパリティセクタデータとして記録し、再生時において
は、光ディスクの種類を判別し、その判別結果に基いた
処理を行い、LDC/ECCデコーダ167において訂
正不能のデータ(バーストエラー等)が生じた場合は、
バーストエラー等の生じた範囲(記録時にパリティセク
タデータの与えられた1000セクタ若しくは端数分)
のパリティセクタデータと、この範囲のセクタデータを
全て再生し、この範囲のセクタデータ全ての排他的論理
和演算を行って得られたデータと、パリティセクタデー
タとで排他的論理和演算を行ってバーストエラーとなっ
たデータを回復し、元のデータを得、これを再生データ
として出力するようにしたので、検出訂正ができないバ
ーストエラーが発生した場合においても、効率良く訂正
処理を行い、データの記録容量を減らすことなく、記録
データに確実にバーストエラーを訂正することのできる
パリティを付与して高速なアクセスとエラー訂正能力の
向上と良好なデータの再生を実現することができる。
【0256】また、記録しようとするデータに対して1
000セクタ毎にパリティセクタデータを生成し、生成
したパリティセクタデータを付加し、セクタ数が100
0に満たない場合でもパリティセクタデータを生成し付
加するようにしたので、例えばファイルデータを記録す
る際にそのファイルデータのセクタ数に端数(1000
に満たないセクタ数)が出た場合や、ファイルデータ全
体のセクタ数が1000セクタに満たない場合であって
も、確実にパリティセクタデータを付加することがで
き、結果的に良好な再生を行うことができる。
【0257】また、上述から明かなように、図1に示し
た記録システムではCD−ROM、パーシャルディスク
(読み出し専用領域)等の読み出し専用領域のみの光デ
ィスクや読み出し専用領域を有する光ディスクを製造す
るためのスタンパに上述した処理によって得られたデー
タを記録することができ、図11に示した光ディスクド
ライブでは光磁気ディスク、ライトワンスディスク、相
変化メディアとしての光ディスク、パーシャルディスク
(書き込み可能領域)等の記録再生可能領域のみの光デ
ィスクや書き込み可能領域を有する光ディスクに上述し
た処理によって得られたデータを記録することができる
ので、上記何れの光ディスクにおいても同様の効果を得
ることができる。また、光磁気ディスク等においては交
替処理を採用し、且つ、本例によるパリティセクタを用
いるようにすれば、エラーの訂正能力は格段に向上す
る。
【0258】〔変形例〕尚、上述の例においては、光デ
ィスクの場合で説明したが、例えばハードディスク、シ
リコンディスク、磁気テープを用いる装置等にも採用可
能である。
【0259】[第2実施例]
【0260】L.パリティセクタデータの生成元のデー
タ量の説明
【0261】上記第1実施例においては、1000セク
タにつきパリティセクタデータを付与する場合について
説明したが、この数に限定されず、例えば500セクタ
でも良い。またセクタ単位とせずに、シリンダ単位、ク
ラスタ単位、トラック単位としても良く、更に、パリテ
ィセクタデータを付与するセクタ数等を自由に設定でき
るようにしても良い。その場合は、様々なオペレーティ
ングシステムに対応させることができるといったメリッ
トがある。
【0262】[第3実施例]
【0263】M.LDCのパリティを含めてパリティセ
クタデータを生成する場合の説明
【0264】上記第1実施例においては、パリティセク
タデータを生成する際に、LDCのパリティを除いて行
った場合について説明したが、LDCのパリティをも含
めて排他的論理和演算を行ってパリティセクタデータを
得るようにしても良い。
【0265】[第4実施例]
【0266】N.図1に示した記録システムにおいてL
DCのパリティの付加、パリティセクタデータの付加を
行った後にそのままレーザー駆動装置16に供給する場
合の説明
【0267】上記第1実施例においては、図1に示した
記録システムにおいて、最終的に得られる記録データを
一旦ハードディスクドライブ12のハードディスクに記
録し、ハードディスクに記録したデータを再び再生し、
この再生データをバッファ15、レーザー駆動装置16
を介してレーザー出力器17に供給する場合について説
明したが、ハードディスクに記録しないで、LDC/E
CCエンコーダ14においてLDCのパリティ等を付加
し、更にパリティセクタ生成回路18においてパリティ
セクタデータを生成した後、そのままバッファ15、レ
ーザー駆動装置16を介してレーザー出力器17に供給
するようにしても良い。この場合は、図3に示したフロ
ーチャートのステップS4と図4に示したフローチャー
トのステップS15が共に「nセクタの記録データに基
いてレジストを溶融させて記録を行う」に代わる。
【0268】このようにした場合は、失敗が許されなく
なるものの、ハードディスクに記録すべきデータを一旦
記録しなくても済むので、その分スタンパを作成する時
間が短縮されるといったメリットがある。
【0269】
【発明の効果】上述せる第1の発明によれば、記録すべ
きデータを所定単位毎に記録媒体に記録するデータ記録
方法であって、複数の所定単位からなる一連の記録デー
タを用いてエラー検出若しくはエラー訂正用のパリティ
生成用の演算を行い、上記演算によってエラー検出若し
くはエラー訂正用のパリティを生成し、上記一連の記録
データを上記エラー検出若しくはエラー訂正用のパリテ
ィと共に上記記録媒体に記録するようにしたので、再生
時においてエラーが発生したときには、複数の所定単位
からなる一連の記録データを用いて生成され記録された
エラー検出若しくはエラー訂正用のパリティを用いてエ
ラー訂正を行うことができ、これによって、検出訂正が
できないバーストエラーが発生した場合においても、一
連の記録データに対して効率良く訂正処理を行い、デー
タの記録容量を減らすことなく、記録データに確実にバ
ーストエラーを訂正することのできるパリティを付与し
て再生時において高速なアクセスとエラー訂正能力の向
上と良好なデータの再生を実現することができるという
効果がある。
【0270】上述せる第2の発明によれば、上記第1の
発明において、上記一連の記録データを記録する際、N
個の所定単位のデータ毎に演算を行って、エラー検出若
しくはエラー訂正用のパリティを生成し、演算を行うべ
き上記一連の記録データの所定単位の数がN個に満たな
い場合は、この端数分の所定単位のデータについて演算
を行って、エラー検出若しくはエラー訂正用のパリティ
を生成するようにしたので、再生時において複数の所定
単位からなる一連の記録データの内のN個の所定単位、
若しくはN個に満たない端数分の所定単位においてエラ
ーが発生したときには、N個の所定単位、若しくはN個
に満たない端数分の所定単位に対応するパリティを用い
てエラー訂正を行うことができ、これによって、一連の
データがN個の所定単位の整数倍のデータ量であって
も、また、一連のデータがN個の所定単位の整数倍のデ
ータ量でなくとも、パリティを付加でき、再生時に確実
にバーストエラー等からデータを回復することができる
という効果がある。
【0271】上述せる第3の発明によれば、上記第1の
発明において、上記一連の記録データを少なくともディ
スクオペレーティングシステムにおけるファイルとして
記録するようにしたので、記録時においては、ディスク
オペレーティングシステムを基礎としたハード的若しく
はソフト的処理、即ち、ファイル単位での処理や記録を
行うことができ、再生時においてもディスクオペレーテ
ィングシステムを基礎としたハード的若しくはソフト的
処理、即ち、ファイル単位での処理や再生を行うことが
でき、これによって、ファイル単位での処理を行う機
器、ソフトウエアに対応させることができると共に、フ
ァイルデータを確実にエラーから回復することができる
という効果がある。
【0272】上述せる第4の発明によれば、上記第1の
発明において、上記パリティを記録媒体上において少な
くとも生成元のデータの最後尾若しくは記録媒体上の専
用の領域に記録し、上記各パリティ毎に夫々少なくとも
1つの所定単位相当の領域を与えるようにしたので、記
録時においてパリティをデータと独立して所定単位で記
録していることから、再生時においてデータにエラーが
発生した場合においてもパリティもエラーとなってしま
うことを防止でき、結果としてエラー発生時にエラーと
なったデータを回復できる可能性をより高めることがで
き、これによって、エラー訂正を確実に行い、確実なデ
ータの再生を行うことができるという効果がある。
【0273】上述せる第5の発明によれば、記録すべき
データを所定単位毎に記録媒体に記録するデータ記録方
法であって、一連の記録データに対し、所定単位毎にエ
ラー検出訂正用の第1のパリティを付加し、上記一連の
記録データを用いてエラー検出若しくはエラー訂正用の
パリティ生成用の演算を行い、上記演算によってエラー
検出若しくはエラー訂正用の第2のパリティを生成し、
上記一連の記録データに対し、所定単位毎に上記第1の
パリティを付加すると共に、上記一連の記録データに対
し上記複数の所定単位毎若しくはこの複数の所定上記エ
ラー検出若しくはエラー訂正用の第2のパリティを付加
して上記記録媒体に記録するようにしたので、再生時に
おいて、エラーが発生したときに先ず第1のパリティを
用いてエラー訂正を行い、その結果訂正不能となった場
合には、複数の所定単位からなる一連の記録データを用
いて生成され記録されたエラー検出若しくはエラー訂正
用の第2のパリティを用いてエラー訂正を行うことがで
き、これによって、ランダムエラーや検出訂正可能なエ
ラーに対しては第1のパリティで効率良くエラー訂正が
行え、検出訂正ができないバーストエラーが発生した場
合においては第2のパリティでエラー訂正を行うことが
できるので、効率の良いエラー訂正処理を行うことがで
き、しかもデータの記録容量を減らすことなく、記録デ
ータに確実にバーストエラーを訂正することのできるパ
リティを付与して高速なアクセスとエラー訂正能力の向
上と良好なデータの再生を実現することができるという
効果がある。
【0274】上述せる第6の発明によれば、上記第5の
発明において、上記一連の記録データを記録する際、N
個の所定単位のデータ毎に演算を行って、エラー検出若
しくはエラー訂正用の第2のパリティを生成し、演算を
行うべき上記一連の記録データの所定単位の数がN個に
満たない場合は、この端数分の所定単位のデータについ
て演算を行って、エラー検出若しくはエラー訂正用の第
2のパリティを生成するようにしたので、再生時におい
て、エラーが発生したときに先ず第1のパリティを用い
てエラー訂正を行い、その結果訂正不能となった場合に
は、複数の所定単位からなる一連の記録データの内のN
個若しくはN個に満たない所定単位のデータを用いて生
成され記録されたエラー検出若しくはエラー訂正用の第
2のパリティを用いてエラー訂正を行うことができ、こ
れによって、一連のデータがN個の所定単位の整数倍の
データ量であっても、また、一連のデータがN個の所定
単位の整数倍のデータ量でなくとも、第2のパリティを
付加でき、再生時においては、確実にバーストエラー等
からデータを回復することができるという効果がある。
【0275】上述せる第7の発明によれば、上記第5の
発明において、上記一連の記録データを少なくともディ
スクオペレーティングシステムにおけるファイルとして
記録するようにしたので、記録時においては、ディスク
オペレーティングシステムを基礎としたハード的若しく
はソフト的処理、即ち、ファイル単位での処理や記録を
行うことができ、再生時においてもディスクオペレーテ
ィングシステムを基礎としたハード的若しくはソフト的
処理、即ち、ファイル単位での処理や再生を行うことが
でき、これによって、ファイル単位での処理を行う機
器、ソフトウエアに対応させることができると共に、フ
ァイルデータを確実にエラーから回復することができる
という効果がある。
【0276】上述せる第8の発明によれば、上記第5の
発明において、上記第2のパリティは、記録媒体上にお
いて少なくとも生成元のデータの最後尾若しくは記録媒
体上の専用の領域に記録し、上記各パリティ毎に夫々少
なくとも1つの所定単位相当の領域を与えるようにした
ので、記録時において第2のパリティをデータと独立し
て所定単位で記録していることから、再生時においてデ
ータにエラーが発生した場合においても第2のパリティ
もエラーとなってしまうことを防止でき、結果としてエ
ラー発生時にエラーとなったデータを回復できる可能性
をより高めることができ、これによって、再生時におい
て確実にエラーとなったデータを回復することができ、
エラー訂正能力を大幅に向上させることができるという
効果がある。
【0277】上述せる第9の発明によれば、記録すべき
データを一旦保持手段に保持し、上記保持手段に保持さ
れている複数の所定単位からなる一連の記録データを用
いて演算手段によりエラー検出若しくはエラー訂正用の
パリティ生成用の演算を行い、上記演算手段による演算
によって得られたエラー検出若しくはエラー訂正用のパ
リティをパリティ付加手段により上記一連の記録データ
に付加し、上記パリティ付加手段によってパリティの付
加された上記一連の記録データを上記保持手段に少なく
とも上記パリティの付加された上記一連の記録データが
上記記録媒体上における配列と略同じとなるように保持
した後、駆動手段において上記保持手段から読み出され
た上記パリティの付加された一連の記録データに基いて
駆動信号を得、上記駆動手段からの駆動信号によりレー
ザー出力手段でレーザービームを出射し、上記レーザー
出力手段から出射されたレーザービームを基板上に形成
されたレジスト層に照射して上記パリティの付加された
上記一連の記録データを記録するようにしたので、再生
時においてエラーが発生したときには、複数の所定単位
からなる一連の記録データを用いて生成され記録された
エラー検出若しくはエラー訂正用のパリティを用いてエ
ラー訂正を行うことのできる記録媒体を得ることがで
き、これによって、再生時において検出訂正ができない
バーストエラーが発生した場合においても、効率良く訂
正処理を行い、データの記録容量を減らすことなく、記
録データに確実にバーストエラーを訂正することのでき
るパリティを付与して高速なアクセスとエラー訂正能力
の向上と良好なデータの再生を実現することができる記
録媒体、例えばCD−ROMやパーシャルディスク(読
み出し専用領域)を得ることができるという効果があ
る。
【0278】上述せる第10の発明によれば、上記第9
の発明において、上記パリティ付加手段によってパリテ
ィの付加された上記一連の記録データを上記保持手段に
保持せずに直接上記駆動手段に供給するようにしたの
で、記録すべきデータをより構成に転送して記録するこ
とができ、これによって、スタンパを作成するための処
理時間を大幅に短縮することができるという効果があ
る。
【0279】上述せる第11の発明によれば、複数の所
定単位からなる一連の記録データを用いてエラー検出若
しくはエラー訂正用のパリティ生成用の演算が行われ、
上記演算によってエラー検出若しくはエラー訂正用のパ
リティが生成され、上記一連の記録データが上記エラー
検出若しくはエラー訂正用のパリティと共に所定単位毎
に記録された記録媒体を再生するデータ再生方法であっ
て、上記記録媒体上の所定単位のデータがエラーとなっ
た場合には、上記一連の記録データの記録時に上記一連
の記録データに対して付加されたパリティを用いて上記
エラーとなった所定単位のデータを回復するようにした
ので、再生時においてエラーが発生したときには、複数
の所定単位からなる一連の記録データを用いて生成され
記録されたエラー検出若しくはエラー訂正用のパリティ
を用いてエラー訂正を行うことができ、これによって、
検出訂正ができないバーストエラーが発生した場合にお
いても、効率良く訂正処理を行い、再生時において高速
なアクセスとエラー訂正能力の向上と良好なデータの再
生を実現することができるという効果がある。
【0280】上述せる第12の発明によれば、上記第1
1の発明において、上記一連の記録データを少なくとも
ディスクオペレーティングシステムにおけるファイルと
して再生するようにしたので、再生時においてディスク
オペレーティングシステムを基礎としたハード的若しく
はソフト的処理、即ち、ファイル単位での処理や再生を
行うことができ、これによって、ファイル単位での処理
を行う機器、ソフトウエアに対応させることができると
共に、ファイルデータを確実にエラーから回復すること
ができるという効果がある。
【0281】上述せる第13の発明によれば、上記第1
1の発明において、記録媒体上において少なくとも生成
元のデータの最後尾若しくは記録媒体上の専用の領域に
記録され、夫々少なくとも1つの所定単位相当の領域が
与えられているパリティを用いてエラー訂正を行うよう
にしたので、記録時においてパリティをデータと独立し
て所定単位で記録していることから、再生時においてデ
ータにエラーが発生した場合においてもパリティもエラ
ーとなってしまうことを防止でき、結果としてエラー発
生時にエラーとなったデータを回復できる可能性をより
高めることができ、これによって、再生時において確実
にエラーとなったデータを回復することができ、エラー
訂正能力を大幅に向上させることができるという効果が
ある。
【0282】上述せる第14の発明によれば、複数の所
定単位からなる一連の記録データをN個の所定単位毎、
且つ、N個に満たない端数分の所定単位があった場合に
はその端数分の所定単位でエラー検出若しくはエラー訂
正用のパリティ生成用の演算が行われ、上記演算によっ
てエラー検出若しくはエラー訂正用のパリティが生成さ
れ、上記一連の記録データが上記エラー検出若しくはエ
ラー訂正用のパリティと共に所定単位毎に記録された記
録媒体を再生するデータ再生方法であって、上記記録媒
体上の所定単位のデータがエラーとなった場合には、当
該所定単位の属する上記N個の所定単位若しくは上記N
個に満たない端数分の所定単位について記録時に生成さ
れているパリティを用いて上記エラーとなった所定単位
のデータを回復するようにしたので、再生時において、
エラーが発生したときに、複数の所定単位からなる一連
の記録データの内のN個若しくはN個に満たない所定単
位のデータを用いて生成され記録されたエラー検出若し
くはエラー訂正用のパリティを用いてエラー訂正を行う
ことができ、これによって、N個の所定単位の整数倍の
データ量であっても、また、N個の所定単位の整数倍の
データ量でなくとも、パリティを用いて訂正を行うこと
ができ、再生時に確実にバーストエラー等からデータを
回復することができ、効率良く訂正処理を行い、再生時
において高速なアクセスとエラー訂正能力の向上と良好
なデータの再生を実現することができるという効果があ
る。
【0283】上述せる第15の発明によれば、上記第1
4の発明において、上記一連の記録データを少なくとも
ディスクオペレーティングシステムにおけるファイルと
して再生するようにしたので、再生時においてディスク
オペレーティングシステムを基礎としたハード的若しく
はソフト的処理、即ち、ファイル単位での処理や再生を
行うことができ、これによって、ファイル単位での処理
を行う機器、ソフトウエアに対応させることができると
共に、ファイルデータを確実にエラーから回復すること
ができるという効果がある。
【0284】上述せる第16の発明によれば、上記第1
4の発明において、記録媒体上において少なくとも生成
元のデータの最後尾若しくは記録媒体上の専用の領域に
記録され、夫々少なくとも1つの所定単位相当の領域が
与えられているパリティを用いてエラー訂正を行うよう
にしたので、記録時においてパリティをデータと独立し
て所定単位で記録していることから、再生時においてデ
ータにエラーが発生した場合においてもパリティもエラ
ーとなってしまうことを防止でき、結果としてエラー発
生時にエラーとなったデータを回復できる可能性をより
高めることができ、これによって、再生時において確実
にエラーとなったデータを回復することができ、エラー
訂正能力を大幅に向上させることができるという効果が
ある。
【0285】上述せる第17の発明によれば、上記第1
4の発明において、一連の記録データに対し、所定単位
毎にエラー検出訂正用の第1のパリティが付加され、上
記一連の記録データを用いてエラー検出若しくはエラー
訂正用のパリティ生成用の演算が行われ、上記演算によ
ってエラー検出若しくはエラー訂正用の第2のパリティ
が生成され、上記一連の記録データに対し、所定単位毎
に上記第1のパリティが付加されると共に、上記一連の
記録データに対し上記複数の所定単位毎若しくはこの複
数の所定上記エラー検出若しくはエラー訂正用の第2の
パリティが付加されて記録された記録媒体を再生するデ
ータ再生方法であって、上記記録媒体から所定単位毎に
データを再生したときにエラーとなったデータを上記第
1のパリティを用いて回復できない場合に、上記エラー
となったデータの属する一連の記録データに対して与え
られている上記第2のパリティと上記一連の記録データ
との演算を行ってエラーとなったデータを回復し、上記
回復したデータを再生データとして出力するようにした
ので、再生時において、エラーが発生したときに先ず第
1のパリティを用いてエラー訂正を行い、その結果訂正
不能となった場合には、複数の所定単位からなる一連の
記録データを用いて生成され記録されたエラー検出若し
くはエラー訂正用の第2のパリティを用いてエラー訂正
を行うことができ、これによって、ランダムエラーや検
出訂正可能なエラーに対しては第1のパリティで効率良
くエラー訂正が行え、検出訂正ができないバーストエラ
ーが発生した場合においては第2のパリティでエラー訂
正を行うことができるので、効率の良いエラー訂正処理
を行うことができ、再生時において高速なアクセスとエ
ラー訂正能力の向上と良好なデータの再生を実現するこ
とができるという効果がある。
【0286】上述せる第18の発明によれば、上記第1
4の発明において、上記一連の記録データを少なくとも
ディスクオペレーティングシステムにおけるファイルと
して再生するようにしたので、再生時においてディスク
オペレーティングシステムを基礎としたハード的若しく
はソフト的処理、即ち、ファイル単位での処理や再生を
行うことができ、これによって、ファイル単位での処理
を行う機器、ソフトウエアに対応させることができると
共に、ファイルデータを確実にエラーから回復すること
ができるという効果がある。
【0287】上述せる第19の発明によれば、上記第1
4の発明において、記録媒体上において少なくとも生成
元のデータの最後尾若しくは記録媒体上に専用の領域に
記録され、夫々少なくとも1つの所定単位相当の領域が
与えられている第2のパリティを用いてエラー訂正を行
うようにしたので、記録時において第2のパリティをデ
ータと独立して所定単位で記録していることから、再生
時においてデータにエラーが発生した場合においても第
2のパリティもエラーとなってしまうことを防止でき、
結果としてエラー発生時にエラーとなったデータを回復
できる可能性をより高めることができ、これによって、
再生時において確実にエラーとなったデータを回復する
ことができ、エラー訂正能力を大幅に向上させることが
できるという効果がある。
【0288】上述せる第20の発明によれば、上記第1
4の発明において、一連の記録データに対し、所定単位
毎にエラー検出訂正用の第1のパリティが付加され、上
記一連の記録データを用いてN個の所定単位のデータ毎
に演算が行われて、エラー検出若しくはエラー訂正用の
第2のパリティが生成され、演算を行うべき上記一連の
記録データの所定単位の数がN個に満たない場合は、こ
の端数分の所定単位のデータについて演算が行われて、
エラー検出若しくはエラー訂正用の第2のパリティが生
成され、上記一連の記録データに対し、所定単位毎にエ
ラー検出用の第1のパリティが付加され、更にN個若し
くはN個に満たない所定単位毎のデータに上記第2のパ
リティが付加されて記録された記録媒体を再生する再生
方法であって、上記記録媒体から所定単位毎にデータを
再生したときにエラーとなったデータを上記第1のパリ
ティを用いて回復できない場合に、当該所定単位の属す
る上記N個の所定単位若しくは上記N個に満たない端数
分の所定単位について記録時に生成されている上記第2
のパリティを用いて上記エラーとなった所定単位のデー
タを回復するようにしたので、再生時において、エラー
が発生したときに先ず第1のパリティを用いてエラー訂
正を行い、その結果訂正不能となった場合には、複数の
所定単位からなる一連の記録データの内のN個若しくは
N個に満たない所定単位のデータを用いて生成され記録
されたエラー検出若しくはエラー訂正用の第2のパリテ
ィを用いてエラー訂正を行うことができ、これによっ
て、再生時に確実にバーストエラー等からデータを回復
することができ、効率良く訂正処理を行い、必要なとき
だけ第2のパリティを用いることができ、再生時におい
て高速なアクセスとエラー訂正能力の向上と良好なデー
タの再生を実現することができるという効果がある。
【0289】上述せる第21の発明によれば、上記第2
0の発明において、上記一連の記録データを少なくとも
ディスクオペレーティングシステムにおけるファイルと
して再生するようにしたので、再生時においてディスク
オペレーティングシステムを基礎としたハード的若しく
はソフト的処理、即ち、ファイル単位での処理や再生を
行うことができ、これによって、ファイル単位での処理
を行う機器、ソフトウエアに対応させることができると
共に、ファイルデータを確実にエラーから回復すること
ができるという効果がある。
【0290】上述せる第22の発明によれば、上記第2
0の発明において、記録媒体上において少なくとも生成
元のデータの最後尾若しくは記録媒体上に専用の領域に
記録され、夫々少なくとも1つの所定単位相当の領域が
与えられている第2のパリティを用いてエラー訂正を行
うようにしたので、記録時において第2のパリティをデ
ータと独立して所定単位で記録していることから、再生
時においてデータにエラーが発生した場合においても第
2のパリティもエラーとなってしまうことを防止でき、
結果としてエラー発生時にエラーとなったデータを回復
できる可能性をより高めることができ、これによって、
再生時において確実にエラーとなったデータを回復する
ことができ、エラー訂正能力を大幅に向上させることが
できるという効果がある。
【0291】上述せる第23の発明によれば、複数の所
定単位からなる一連の記録データを用いてエラー検出若
しくはエラー訂正用のパリティ生成用の演算が行われ、
上記演算によってエラー検出若しくはエラー訂正用のパ
リティが生成され、上記一連の記録データが上記エラー
検出若しくはエラー訂正用のパリティと共に所定単位毎
に記録された記録媒体を再生するデータ再生装置であっ
て、再生手段により、上記記録媒体から一連の記録デー
タを所定単位毎に再生し、上記再生手段からの所定単位
毎の再生データにエラーが発生した場合、エラー訂正手
段により、上記一連の記録データについて生成され記録
されているパリティと上記一連の記録データとの演算に
よって上記エラーとなったデータを回復し、上記エラー
訂正手段によって回復されたデータを出力手段により再
生データとして出力するようにしたので、再生時におい
てエラーが発生したときには、複数の所定単位からなる
一連の記録データを用いて生成され記録されたエラー検
出若しくはエラー訂正用のパリティを用いてエラー訂正
を行うことができ、これによって、検出訂正ができない
バーストエラーが発生した場合においても、効率良く訂
正処理を行い、再生時において高速なアクセスとエラー
訂正能力の向上と良好なデータの再生を実現することが
できるという効果がある。
【0292】上述せる第24の発明によれば、複数の所
定単位からなる一連の記録データをN個の所定単位毎、
且つ、N個に満たない端数分の所定単位があった場合に
はその端数分の所定単位でエラー検出若しくはエラー訂
正用のパリティ生成用の演算が行われ、上記演算によっ
てエラー検出若しくはエラー訂正用のパリティが生成さ
れ、上記一連の記録データが上記エラー検出若しくはエ
ラー訂正用のパリティと共に所定単位毎に記録された記
録媒体を再生するデータ再生装置であって、再生手段に
より、上記記録媒体から一連の記録データを所定単位毎
に再生し、上記再生手段からの所定単位毎の再生データ
にエラーが発生した場合、エラー訂正手段により当該所
定単位の属する上記N個の所定単位若しくは上記N個に
満たない端数分の所定単位について記録時に生成されて
いるパリティを用いて上記エラーとなった所定単位のデ
ータを回復し、上記エラー訂正手段によって回復された
データを再生データとして出力手段により出力するよう
にしたので、再生時において、少なくとも再生時に行う
制御に関連した情報を用いて各種制御を行い、複数の所
定単位からなる一連の記録データの内のN個の所定単
位、若しくはN個に満たない端数分の所定単位において
エラーが発生したときには、N個の所定単位、若しくは
N個に満たない端数分の所定単位に対応するパリティを
用いてエラー訂正を行うことができ、これによって、再
生時にN個の所定単位、若しくはN個に満たない端数分
の所定単位に発生したバーストエラーから確実にデータ
を回復することができ、効率良く訂正処理を行い、再生
時において高速なアクセスとエラー訂正能力の向上と良
好なデータの再生を実現することができるという効果が
ある。
【0293】上述せる第25の発明によれば、一連の記
録データに対し、所定単位毎にエラー検出訂正用の第1
のパリティが付加され、上記一連の記録データを用いて
N個の所定単位のデータ毎に演算が行われて、エラー検
出若しくはエラー訂正用の第2のパリティが生成され、
演算を行うべき上記一連の記録データの所定単位の数が
N個に満たない場合は、この端数分の所定単位のデータ
について演算が行われて、エラー検出若しくはエラー訂
正用の第2のパリティが生成され、上記一連の記録デー
タに対し、所定単位毎にエラー検出用の第1のパリティ
が付加され、更にN個若しくはN個に満たない所定単位
毎のデータに上記第2のパリティが付加されて記録され
た記録媒体を再生する再生装置であって、再生手段によ
り、上記記録媒体から一連の記録データを所定単位毎に
再生し、上記記録媒体から所定単位毎にデータを再生し
たときに第1のエラー訂正手段によってエラーとなった
データを上記第1のパリティを用いて訂正し、上記第1
のエラー訂正手段において訂正不能となった場合に、第
2のエラー訂正手段により、エラーの発生した所定単位
のデータの属する上記N個の所定単位若しくは上記N個
に満たない端数分の所定単位について記録時に生成され
ている第2のパリティを用いて上記エラーとなった所定
単位のデータを回復し、上記第1若しくは第2のエラー
訂正手段によって回復されたデータを再生データとして
出力手段により出力するようにしたので、再生時におい
て、エラーが発生したときに先ず第1のパリティを用い
てエラー訂正を行い、その結果訂正不能となった場合に
は、複数の所定単位からなる一連の記録データの内のN
個若しくはN個に満たない所定単位のデータを用いて生
成され記録されたエラー検出若しくはエラー訂正用の第
2のパリティを用いてエラー訂正を行うことができ、こ
れによって、再生時にN個の所定単位若しくは上記N個
に満たない端数分の所定単位に発生したバーストエラー
から確実にデータを回復することができ、しかも必要な
ときだけ第2のパリティを用いることにより効率良く訂
正処理を行い、再生時において高速なアクセスとエラー
訂正能力の向上と良好なデータの再生を実現することが
できるという効果がある。
【0294】上述せる第26の発明によれば、記録すべ
きデータを所定単位毎に記録媒体に記録し、この記録媒
体に記録されたデータを所定単位毎に再生するデータ記
録再生方法であって、データの記録時においては、複数
の所定単位からなる一連の記録データを用いてエラー検
出若しくはエラー訂正用のパリティ生成用の演算を行
い、上記演算によってエラー検出若しくはエラー訂正用
のパリティを生成し、上記一連の記録データを上記エラ
ー検出若しくはエラー訂正用のパリティと共に上記記録
媒体に記録し、データの再生時においては、上記記録媒
体上に記録されているデータを外部からのアクセスに基
いて再生すると共に、上記記録媒体上の所定単位のデー
タがエラーとなった場合には、上記一連の記録データの
記録時に上記一連の記録データに対して付加されたパリ
ティを用いて上記エラーとなった所定単位のデータを回
復するようにしたので、再生時においてエラーが発生し
たときには、複数の所定単位からなる一連の記録データ
を用いて生成され記録されたエラー検出若しくはエラー
訂正用のパリティを用いてエラー訂正を行うことがで
き、これによって、再生時に確実にバーストエラー等か
らデータを回復することができ、効率良く訂正処理を行
い、データの記録容量を減らすことなく、記録データに
確実にバーストエラーを訂正することのできるパリティ
を付与して高速なアクセスとエラー訂正能力の向上と良
好なデータの再生を実現することができ、更に、CD−
ROM、パーシャルディスク(再生専用領域)等の再生
専用の光ディスクや再生専用領域を有する光ディスクに
ついては製造時に、光磁気ディスク、ライトワンスディ
スク、相変化メディアとしての光ディスク、パーシャル
ディスク(記録可能領域)等の記録再生可能な光ディス
クや記録再生可能領域を有する光ディスクについては出
荷後に使用される光ディスクドライブでの記録時に上記
処理を行うことができるので、ディスクのフォーマット
に関係なく同様の効果を得ることができるという効果が
ある。
【0295】上述せる第27の発明によれば、上記第2
6の発明において、上記一連の記録データを少なくとも
ディスクオペレーティングシステムにおけるファイルと
して再生するようにしたので、記録時においては、ディ
スクオペレーティングシステムを基礎としたハード的若
しくはソフト的処理、即ち、ファイル単位での処理や記
録を行うことができ、再生時においてもディスクオペレ
ーティングシステムを基礎としたハード的若しくはソフ
ト的処理、即ち、ファイル単位での処理や再生を行うこ
とができ、これによって、ファイル単位での処理を行う
機器、ソフトウエアに対応させることができると共に、
ファイルデータを確実にエラーから回復することができ
るという効果がある。
【0296】上述せる第28の発明によれば、上記第2
6の発明において、記録時においては上記パリティを記
録媒体上において少なくとも生成元のデータの最後尾若
しくは記録媒体上の専用の領域に記録すると共に、上記
パリティをを夫々少なくとも1つの所定単位相当の領域
を与え、再生時において上記パリティを用いてエラー訂
正を行うようにしたので、記録時においてのパリティを
データと独立して所定単位で記録していることから、再
生時においてデータにエラーが発生した場合においても
パリティもエラーとなってしまうことを防止でき、結果
としてエラー発生時にエラーとなったデータを回復でき
る可能性をより高めることができ、これによって、再生
時において確実にエラーとなったデータを回復すること
ができ、エラー訂正能力を大幅に向上させることができ
るという効果がある。
【0297】上述せる第29の発明によれば、記録すべ
きデータを所定単位毎に記録媒体に記録し、この記録媒
体に記録されたデータを所定単位毎に再生するデータ記
録再生方法であって、記録時においては、複数の所定単
位からなる一連の記録データをN個の所定単位毎、且
つ、N個に満たない端数分の所定単位があった場合には
その端数分の所定単位でエラー検出若しくはエラー訂正
用のパリティ生成用の演算を行い、上記演算によってエ
ラー検出若しくはエラー訂正用のパリティを生成し、上
記一連の記録データを上記エラー検出若しくはエラー訂
正用のパリティと共に所定単位毎に上記記録媒体に記録
し、再生時においては、上記記録媒体上の所定単位のデ
ータがエラーとなった場合には、当該所定単位の属する
上記N個の所定単位若しくは上記N個に満たない端数分
の所定単位について記録時に生成されているパリティを
用いて上記エラーとなった所定単位のデータを回復する
ようにしたので、再生時において、複数の所定単位から
なる一連の記録データの内のN個の所定単位、若しくは
N個に満たない端数分の所定単位においてエラーが発生
したときには、N個の所定単位、若しくはN個に満たな
い端数分の所定単位に対応するパリティを用いてエラー
訂正を行うことができ、これによって、再生時にN個の
所定単位、若しくはN個に満たない端数分の所定単位に
発生したバーストエラー等から確実にデータを回復する
ことができ、効率良く訂正処理を行い、データの記録容
量を減らすことなく、記録データに確実にバーストエラ
ーを訂正することのできるパリティを付与して高速なア
クセスとエラー訂正能力の向上と良好なデータの再生を
実現することができ、更に、CD−ROM、パーシャル
ディスク(再生専用領域)等の再生専用の光ディスクや
再生専用領域を有する光ディスクについては製造時に、
光磁気ディスク、ライトワンスディスク、相変化メディ
アとしての光ディスク、パーシャルディスク(記録可能
領域)等の記録再生可能な光ディスクや記録再生可能領
域を有する光ディスクについては出荷後に使用される光
ディスクドライブでの記録時に上記処理を行うことがで
きるので、ディスクのフォーマットに関係なく同様の効
果を得ることができるという効果がある。
【0298】上述せる第30の発明によれば、上記第2
9の発明において、上記一連の記録データを少なくとも
ディスクオペレーティングシステムにおけるファイルと
して記録、再生するようにしたので、記録時において
は、ディスクオペレーティングシステムを基礎としたハ
ード的若しくはソフト的処理、即ち、ファイル単位での
処理や記録を行うことができ、再生時においてもディス
クオペレーティングシステムを基礎としたハード的若し
くはソフト的処理、即ち、ファイル単位での処理や再生
を行うことができ、これによって、ファイル単位での処
理を行う機器、ソフトウエアに対応させることができる
と共に、ファイルデータを確実にエラーから回復するこ
とができるという効果がある。
【0299】上述せる第31の発明によれば、上記第2
9の発明において、記録時においては上記パリティを記
録媒体上において少なくとも生成元のデータの最後尾若
しくは記録媒体上の専用の領域に記録すると共に、上記
パリティをを夫々少なくとも1つの所定単位相当の領域
を与え、再生時において上記パリティを用いてエラー訂
正を行うようにしたので、記録時においてのパリティを
データと独立して所定単位で記録していることから、再
生時においてデータにエラーが発生した場合においても
パリティもエラーとなってしまうことを防止でき、結果
としてエラー発生時にエラーとなったデータを回復でき
る可能性をより高めることができ、これによって、再生
時において確実にエラーとなったデータを回復すること
ができ、エラー訂正能力を大幅に向上させることができ
るという効果がある。
【0300】上述せる第32の発明によれば、複数の所
定単位からなる一連の記録データと、この複数の所定単
位からなる一連の記録データを用いてエラー検出若しく
はエラー訂正用のパリティ生成用の演算により生成され
たパリティとが夫々所定単位毎に記録される領域と、少
なくとも再生時に行う制御に関連した情報が記録される
領域とからなる記録媒体を再生するようにしたので、再
生時において、少なくとも再生時に行う制御に関連した
情報を用いて各種制御を行い、エラーが発生したときに
は、複数の所定単位からなる一連の記録データを用いて
生成され記録されたエラー検出若しくはエラー訂正用の
パリティを用いてエラー訂正を行うことができ、これに
よって、検出訂正ができないバーストエラーが発生した
場合においても、効率良く訂正処理を行い、データの記
録容量を減らすことなく、記録データに確実にバースト
エラーを訂正することのできるパリティを付与して高速
なアクセスとエラー訂正能力の向上と良好なデータの再
生を実現することができ、更に、CD−ROM、パーシ
ャルディスク(再生専用領域)等の再生専用の光ディス
クや再生専用領域を有する光ディスクについては製造時
に、光磁気ディスク、ライトワンスディスク、相変化メ
ディアとしての光ディスク、パーシャルディスク(記録
可能領域)等の記録再生可能な光ディスクや記録再生可
能領域を有する光ディスクについては出荷後に使用され
る光ディスクドライブでの記録時に上記処理を行うこと
ができるので、ディスクのフォーマットに関係なく同様
の効果を得ることができるという効果がある。
【0301】上述せる第33の発明によれば、複数の所
定単位からなる一連の記録データと、この複数の所定単
位からなる一連の記録データをN個の所定単位毎、且
つ、N個に満たない端数分の所定単位があった場合には
その端数分の所定単位毎にエラー検出若しくはエラー訂
正用のパリティ生成用の演算により生成されたパリティ
とが夫々所定単位毎に記録される領域と、少なくとも再
生時に行う制御に関連した情報が記録される領域とから
なる記録媒体を再生するようにしたので、再生時におい
て、少なくとも再生時に行う制御に関連した情報を用い
て各種制御を行い、複数の所定単位からなる一連の記録
データの内のN個の所定単位、若しくはN個に満たない
端数分の所定単位においてエラーが発生したときには、
N個の所定単位、若しくはN個に満たない端数分の所定
単位に対応するパリティを用いてエラー訂正を行うこと
ができ、これによって、再生時にN個の所定単位、若し
くはN個に満たない端数分の所定単位に発生したバース
トエラー等から確実にデータを回復することができ、効
率良く訂正処理を行い、データの記録容量を減らすこと
なく、記録データに確実にバーストエラーを訂正するこ
とのできるパリティを付与して高速なアクセスとエラー
訂正能力の向上と良好なデータの再生を実現することが
でき、更に、CD−ROM、パーシャルディスク(再生
専用領域)等の再生専用の光ディスクや再生専用領域を
有する光ディスクについては製造時に、光磁気ディス
ク、ライトワンスディスク、相変化メディアとしての光
ディスク、パーシャルディスク(記録可能領域)等の記
録再生可能な光ディスクや記録再生可能領域を有する光
ディスクについては出荷後に使用される光ディスクドラ
イブでの記録時に上記処理を行うことができるので、デ
ィスクのフォーマットに関係なく同様の効果を得ること
ができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明データ記録方法及びその装置、データ記
録再生方法が適用される光ディスクのスタンパを作成す
るための記録システムの一例を示す構成図である。
【図2】本発明データ記録方法及びその装置、データ記
録再生方法の一実施例の説明に供するデータの記録フォ
ーマットの一例を説明するための説明図である。
【図3】本発明データ記録方法及びその装置、データ記
録再生方法の一実施例の説明に供する記録時の動作を説
明するためのフローチャートである。
【図4】本発明データ記録方法及びその装置、データ記
録再生方法の一実施例の説明に供する記録時の動作を説
明するためのフローチャートである。
【図5】本発明データ記録方法及びその装置、データ再
生方法及びその装置、データ記録再生方法並びに記録媒
体の一実施例の説明に供する光ディスクのフォーマット
の一例を示す説明図である。
【図6】図5に示した光ディスクの各領域の大きさと各
領域に用いられるデータクロックの周波数の一例を示す
説明図である。
【図7】図5に示した光ディスクのセクタフォーマット
の一例を示す説明図である。
【図8】図5に示した光ディスクのセクタフォーマット
の一例を示す説明図である。
【図9】本発明データ記録方法及びその装置、データ再
生方法及びその装置、データ記録再生方法が適用される
光ディスクドライブの一例を示す構成図である。
【図10】図9に示した光ディスクドライブのドライブ
コントローラの内部構成例を示す構成図である。
【図11】図10に示したドライブコントローラで用い
られるコントローラの内部構成例を示す構成図である。
【図12】本発明データ再生方法及びその装置、データ
記録再生方法の一実施例の説明に供する再生時の動作を
説明するためのフローチャートである。
【図13】本発明データ再生方法及びその装置、データ
記録再生方法の一実施例の説明に供する再生時の動作を
説明するためのフローチャートである。
【図14】本発明データ再生方法及びその装置、データ
記録再生方法の一実施例の説明に供する再生時の動作を
説明するためのフローチャートである。
【図15】本発明データ再生方法及びその装置、データ
記録再生方法の一実施例の説明に供する再生時にバース
トエラーが発生した場合の動作を説明するためのフロー
チャートである。
【符号の説明】
1、160 CPU 2、161 バス(アドレス、データ及びコントロール
バス) 3、162 ROM 4、163 RAM 9、164 入出力ポート 11、172 インターフェース回路 12 ハードディスクドライブ 14 LDC/ECCエンコーダ 15、171 バッファ 16 レーザー駆動装置 17 レーザー出力器 18 パリティセクタ生成回路 100 ドライブ 104 光ディスク 167 LDC/ECCデコーダ 168 パリティセクタデコーダ 169 LDC/ECC/パリティセクタエンコーダ 200 ドライブコントローラ

Claims (33)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録すべきデータを所定単位毎に記録媒
    体に記録するデータ記録方法であって、 複数の所定単位からなる一連の記録データを用いてエラ
    ー検出若しくはエラー訂正用のパリティ生成用の演算を
    行い、 上記演算によってエラー検出若しくはエラー訂正用のパ
    リティを生成し、 上記一連の記録データを上記エラー検出若しくはエラー
    訂正用のパリティと共に上記記録媒体に記録することを
    特徴とするデータ記録方法。
  2. 【請求項2】 上記一連の記録データを記録する際、N
    個の所定単位のデータ毎に演算を行って、エラー検出若
    しくはエラー訂正用のパリティを生成し、 演算を行うべき上記一連の記録データの所定単位の数が
    N個に満たない場合は、この端数分の所定単位のデータ
    について演算を行って、エラー検出若しくはエラー訂正
    用のパリティを生成することを特徴とする請求項1記載
    のデータ記録方法。
  3. 【請求項3】 上記一連の記録データが少なくともディ
    スクオペレーティングシステムにおけるファイルである
    ことを特徴とする請求項1記載のデータ記録方法。
  4. 【請求項4】 上記パリティは、記録媒体上において少
    なくとも生成元のデータの最後尾若しくは記録媒体上の
    専用の領域に記録されると共に、上記各パリティ毎に夫
    々少なくとも1つの所定単位相当の領域が与えられるこ
    とを特徴とする請求項1記載のデータ記録方法。
  5. 【請求項5】 記録すべきデータを所定単位毎に記録媒
    体に記録するデータ記録方法であって、 一連の記録データに対し、所定単位毎にエラー検出訂正
    用の第1のパリティを付加し、 上記一連の記録データを用いてエラー検出若しくはエラ
    ー訂正用のパリティ生成用の演算を行い、 上記演算によってエラー検出若しくはエラー訂正用の第
    2のパリティを生成し、 上記一連の記録データに対し、所定単位毎に上記第1の
    パリティを付加すると共に、上記一連の記録データに対
    し上記複数の所定単位毎若しくはこの複数の所定上記エ
    ラー検出若しくはエラー訂正用の第2のパリティを付加
    して上記記録媒体に記録することを特徴とするデータ記
    録方法。
  6. 【請求項6】 上記一連の記録データを記録する際、N
    個の所定単位のデータ毎に演算を行って、エラー検出若
    しくはエラー訂正用の第2のパリティを生成し、 演算を行うべき上記一連の記録データの所定単位の数が
    N個に満たない場合は、この端数分の所定単位のデータ
    について演算を行って、エラー検出若しくはエラー訂正
    用の第2のパリティを生成することを特徴とする請求項
    5記載のデータ記録方法。
  7. 【請求項7】 上記一連の記録データが少なくともディ
    スクオペレーティングシステムにおけるファイルである
    ことを特徴とする請求項5記載のデータ記録方法。
  8. 【請求項8】 上記第2のパリティは、記録媒体上にお
    いて少なくとも生成元のデータの最後尾若しくは記録媒
    体上の専用の領域に記録されると共に、上記各パリティ
    毎に夫々少なくとも1つの所定単位相当の領域が与えら
    れることを特徴とする請求項5記載のデータ記録方法。
  9. 【請求項9】 記録すべきデータを所定単位毎に記録媒
    体に記録するデータ記録装置であって、 記録すべきデータを一旦保持するための保持手段と、 上記保持手段に保持されている複数の所定単位からなる
    一連の記録データを用いてエラー検出若しくはエラー訂
    正用のパリティ生成用の演算を行う演算手段と、 上記演算手段による演算によって得られたエラー検出若
    しくはエラー訂正用のパリティを上記一連の記録データ
    に付加するパリティ付加手段と、 上記パリティ付加手段によってパリティの付加された上
    記一連の記録データを上記保持手段に少なくとも上記パ
    リティの付加された上記一連の記録データが上記記録媒
    体上における配列と略同じとなるように保持した後、上
    記保持手段から読み出された上記パリティの付加された
    一連の記録データに基いて駆動信号を得る駆動手段と、 上記駆動手段からの駆動信号に基いてレーザービームを
    出射するレーザー出力手段とを有し、 上記レーザー出力手段から出射されたレーザービームを
    基板上に形成されたレジスト層に照射して上記パリティ
    の付加された上記一連の記録データを記録することを特
    徴とする記録装置。
  10. 【請求項10】 上記パリティ付加手段によってパリテ
    ィの付加された上記一連の記録データを上記保持手段に
    保持せずに直接上記駆動手段に供給することを特徴とす
    る請求項9記載の記録装置。
  11. 【請求項11】 複数の所定単位からなる一連の記録デ
    ータを用いてエラー検出若しくはエラー訂正用のパリテ
    ィ生成用の演算が行われ、上記演算によってエラー検出
    若しくはエラー訂正用のパリティが生成され、上記一連
    の記録データが上記エラー検出若しくはエラー訂正用の
    パリティと共に所定単位毎に記録された記録媒体を再生
    するデータ再生方法であって、 上記記録媒体上の所定単位のデータがエラーとなった場
    合には、上記一連の記録データの記録時に上記一連の記
    録データに対して付加されたパリティを用いて上記エラ
    ーとなった所定単位のデータを回復することを特徴とす
    るデータ再生方法。
  12. 【請求項12】 上記一連の記録データが少なくともデ
    ィスクオペレーティングシステムにおけるファイルであ
    ることを特徴とする請求項11記載のデータ再生方法。
  13. 【請求項13】 上記パリティは、記録媒体上において
    少なくとも生成元のデータの最後尾若しくは記録媒体上
    の専用の領域に記録されると共に、上記各パリティ毎に
    夫々少なくとも1つの所定単位相当の領域が与えられて
    いることを特徴とする請求項11記載のデータ再生方
    法。
  14. 【請求項14】 複数の所定単位からなる一連の記録デ
    ータをN個の所定単位毎、且つ、N個に満たない端数分
    の所定単位があった場合にはその端数分の所定単位でエ
    ラー検出若しくはエラー訂正用のパリティ生成用の演算
    が行われ、上記演算によってエラー検出若しくはエラー
    訂正用のパリティが生成され、上記一連の記録データが
    上記エラー検出若しくはエラー訂正用のパリティと共に
    所定単位毎に記録された記録媒体を再生するデータ再生
    方法であって、 上記記録媒体上の所定単位のデータがエラーとなった場
    合には、当該所定単位の属する上記N個の所定単位若し
    くは上記N個に満たない端数分の所定単位について記録
    時に生成されているパリティを用いて上記エラーとなっ
    た所定単位のデータを回復することを特徴とするデータ
    再生方法。
  15. 【請求項15】 上記一連の記録データが少なくともデ
    ィスクオペレーティングシステムにおけるファイルであ
    ることを特徴とする請求項14記載のデータ再生方法。
  16. 【請求項16】 上記パリティは、記録媒体上において
    少なくとも生成元のデータの最後尾若しくは記録媒体上
    の専用の領域に記録されると共に、上記各パリティ毎に
    夫々少なくとも1つの所定単位相当の領域が与えられて
    いることを特徴とする請求項14記載のデータ再生方
    法。
  17. 【請求項17】 一連の記録データに対し、所定単位毎
    にエラー検出訂正用の第1のパリティが付加され、上記
    一連の記録データを用いてエラー検出若しくはエラー訂
    正用のパリティ生成用の演算が行われ、上記演算によっ
    てエラー検出若しくはエラー訂正用の第2のパリティが
    生成され、上記一連の記録データに対し、所定単位毎に
    上記第1のパリティが付加されると共に、上記一連の記
    録データに対し上記複数の所定単位毎若しくはこの複数
    の所定上記エラー検出若しくはエラー訂正用の第2のパ
    リティが付加されて記録された記録媒体を再生するデー
    タ再生方法であって、 上記記録媒体から所定単位毎にデータを再生したときに
    エラーとなったデータを上記第1のパリティを用いて回
    復できない場合に、上記エラーとなったデータの属する
    一連の記録データに対して与えられている上記第2のパ
    リティと上記一連の記録データとの演算を行ってエラー
    となったデータを回復し、 上記回復したデータを再生データとして出力することを
    特徴とするデータ再生方法。
  18. 【請求項18】 上記一連の記録データが少なくともデ
    ィスクオペレーティングシステムにおけるファイルであ
    ることを特徴とする請求項17記載のデータ再生方法。
  19. 【請求項19】 上記第2のパリティは、記録媒体上に
    おいて少なくとも生成元のデータの最後尾若しくは記録
    媒体上の専用の領域に記録されると共に、上記各パリテ
    ィ毎に夫々少なくとも1つの所定単位相当の領域が与え
    られていることを特徴とする請求項17記載のデータ再
    生方法。
  20. 【請求項20】 一連の記録データに対し、所定単位毎
    にエラー検出訂正用の第1のパリティが付加され、上記
    一連の記録データを用いてN個の所定単位のデータ毎に
    演算が行われて、エラー検出若しくはエラー訂正用の第
    2のパリティが生成され、演算を行うべき上記一連の記
    録データの所定単位の数がN個に満たない場合は、この
    端数分の所定単位のデータについて演算が行われて、エ
    ラー検出若しくはエラー訂正用の第2のパリティが生成
    され、上記一連の記録データに対し、所定単位毎にエラ
    ー検出用の第1のパリティが付加され、更にN個若しく
    はN個に満たない所定単位毎のデータに上記第2のパリ
    ティが付加されて記録された記録媒体を再生する再生方
    法であって、 上記記録媒体から所定単位毎にデータを再生したときに
    エラーとなったデータを上記第1のパリティを用いて回
    復できない場合に、 当該所定単位の属する上記N個の所定単位若しくは上記
    N個に満たない端数分の所定単位について記録時に生成
    されている上記第2のパリティを用いて上記エラーとな
    った所定単位のデータを回復することを特徴とするデー
    タ再生方法。
  21. 【請求項21】 上記一連の記録データが少なくともデ
    ィスクオペレーティングシステムにおけるファイルであ
    ることを特徴とする請求項20記載のデータ再生方法。
  22. 【請求項22】 上記第2のパリティは、記録媒体上に
    おいて少なくとも生成元のデータの最後尾若しくは記録
    媒体上の専用の領域に記録されると共に、上記各パリテ
    ィ毎に夫々少なくとも1つの所定単位相当の領域が与え
    られていることを特徴とする請求項20記載のデータ再
    生方法。
  23. 【請求項23】 複数の所定単位からなる一連の記録デ
    ータを用いてエラー検出若しくはエラー訂正用のパリテ
    ィ生成用の演算が行われ、上記演算によってエラー検出
    若しくはエラー訂正用のパリティが生成され、上記一連
    の記録データが上記エラー検出若しくはエラー訂正用の
    パリティと共に所定単位毎に記録された記録媒体を再生
    するデータ再生装置であって、 上記記録媒体から一連の記録データを所定単位毎に再生
    する再生手段と、 上記再生手段からの所定単位毎の再生データにエラーが
    発生した場合、上記一連の記録データについて生成され
    記録されているパリティと上記一連の記録データとの演
    算によって上記エラーとなったデータを回復するエラー
    訂正手段と、 上記エラー訂正手段によって回復されたデータを再生デ
    ータとして出力する出力手段とを有することを特徴とす
    るデータ再生装置。
  24. 【請求項24】 複数の所定単位からなる一連の記録デ
    ータをN個の所定単位毎、且つ、N個に満たない端数分
    の所定単位があった場合にはその端数分の所定単位でエ
    ラー検出若しくはエラー訂正用のパリティ生成用の演算
    が行われ、上記演算によってエラー検出若しくはエラー
    訂正用のパリティが生成され、上記一連の記録データが
    上記エラー検出若しくはエラー訂正用のパリティと共に
    所定単位毎に記録された記録媒体を再生するデータ再生
    装置であって、 上記記録媒体から一連の記録データを所定単位毎に再生
    する再生手段と、 上記再生手段からの所定単位毎の再生データにエラーが
    発生した場合、当該所定単位の属する上記N個の所定単
    位若しくは上記N個に満たない端数分の所定単位につい
    て記録時に生成されているパリティを用いて上記エラー
    となった所定単位のデータを回復するエラー訂正手段
    と、 上記エラー訂正手段によって回復されたデータを再生デ
    ータとして出力する出力手段とを有することを特徴とす
    るデータ再生装置。
  25. 【請求項25】 一連の記録データに対し、所定単位毎
    にエラー検出訂正用の第1のパリティが付加され、上記
    一連の記録データを用いてN個の所定単位のデータ毎に
    演算が行われて、エラー検出若しくはエラー訂正用の第
    2のパリティが生成され、演算を行うべき上記一連の記
    録データの所定単位の数がN個に満たない場合は、この
    端数分の所定単位のデータについて演算が行われて、エ
    ラー検出若しくはエラー訂正用の第2のパリティが生成
    され、上記一連の記録データに対し、所定単位毎にエラ
    ー検出用の第1のパリティが付加され、更にN個若しく
    はN個に満たない所定単位毎のデータに上記第2のパリ
    ティが付加されて記録された記録媒体を再生する再生方
    法であって、 上記記録媒体から一連の記録データを所定単位毎に再生
    する再生手段と、 上記記録媒体から所定単位毎にデータを再生したときに
    エラーとなったデータを上記第1のパリティを用いて訂
    正する第1のエラー訂正手段と、 上記第1のエラー訂正手段において訂正不能となった場
    合に、エラーの発生した所定単位のデータの属する上記
    N個の所定単位若しくは上記N個に満たない端数分の所
    定単位について記録時に生成されている第2のパリティ
    を用いて上記エラーとなった所定単位のデータを回復す
    る第2のエラー訂正手段と、 上記第1若しくは第2のエラー訂正手段によって回復さ
    れたデータを再生データとして出力する出力手段とを有
    することを特徴とするデータ再生装置。
  26. 【請求項26】 記録すべきデータを所定単位毎に記録
    媒体に記録し、この記録媒体に記録されたデータを所定
    単位毎に再生するデータ記録再生方法であって、 データの記録時においては、複数の所定単位からなる一
    連の記録データを用いてエラー検出若しくはエラー訂正
    用のパリティ生成用の演算を行い、上記演算によってエ
    ラー検出若しくはエラー訂正用のパリティを生成し、上
    記一連の記録データを上記エラー検出若しくはエラー訂
    正用のパリティと共に上記記録媒体に記録し、 データの再生時においては、上記記録媒体上に記録され
    ているデータを外部からのアクセスに基いて再生すると
    共に、上記記録媒体上の所定単位のデータがエラーとな
    った場合には、上記一連の記録データの記録時に上記一
    連の記録データに対して付加されたパリティを用いて上
    記エラーとなった所定単位のデータを回復することを特
    徴とするデータ記録再生方法。
  27. 【請求項27】 上記一連の記録データが少なくともデ
    ィスクオペレーティングシステムにおけるファイルであ
    ることを特徴とする請求項26記載のデータ記録再生方
    法。
  28. 【請求項28】 上記パリティは、記録媒体上において
    少なくとも生成元のデータの最後尾若しくは記録媒体上
    の専用の領域に記録されると共に、上記各パリティ毎に
    夫々少なくとも1つの所定単位相当の領域が与えられて
    いることを特徴とする請求項26記載のデータ記録再生
    方法。
  29. 【請求項29】 記録すべきデータを所定単位毎に記録
    媒体に記録し、この記録媒体に記録されたデータを所定
    単位毎に再生するデータ記録再生方法であって、 記録時においては、複数の所定単位からなる一連の記録
    データをN個の所定単位毎、且つ、N個に満たない端数
    分の所定単位があった場合にはその端数分の所定単位で
    エラー検出若しくはエラー訂正用のパリティ生成用の演
    算を行い、上記演算によってエラー検出若しくはエラー
    訂正用のパリティを生成し、上記一連の記録データを上
    記エラー検出若しくはエラー訂正用のパリティと共に所
    定単位毎に上記記録媒体に記録し、 再生時においては、上記記録媒体上の所定単位のデータ
    がエラーとなった場合には、当該所定単位の属する上記
    N個の所定単位若しくは上記N個に満たない端数分の所
    定単位について記録時に生成されているパリティを用い
    て上記エラーとなった所定単位のデータを回復すること
    を特徴とするデータ記録再生方法。
  30. 【請求項30】 上記一連の記録データが少なくともデ
    ィスクオペレーティングシステムにおけるファイルであ
    ることを特徴とする請求項29記載のデータ記録再生方
    法。
  31. 【請求項31】 上記パリティは、記録媒体上において
    少なくとも生成元のデータの最後尾若しくは記録媒体上
    の専用の領域に記録されると共に、上記各パリティ毎に
    夫々少なくとも1つの所定単位相当の領域が与えられて
    いることを特徴とする請求項29記載のデータ記録再生
    方法。
  32. 【請求項32】 複数の所定単位からなる一連の記録デ
    ータと、この複数の所定単位からなる一連の記録データ
    を用いてエラー検出若しくはエラー訂正用のパリティ生
    成用の演算により生成されたパリティとが夫々所定単位
    毎に記録される領域と、 少なくとも再生時に行う制御に関連した情報が記録され
    る領域とからなる記録媒体。
  33. 【請求項33】 複数の所定単位からなる一連の記録デ
    ータと、この複数の所定単位からなる一連の記録データ
    をN個の所定単位毎、且つ、N個に満たない端数分の所
    定単位があった場合にはその端数分の所定単位毎にエラ
    ー検出若しくはエラー訂正用のパリティ生成用の演算に
    より生成されたパリティとが夫々所定単位毎に記録され
    る領域と、 少なくとも再生時に行う制御に関連した情報が記録され
    る領域とからなる記録媒体。
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