JPH08123568A - 基準電流回路 - Google Patents

基準電流回路

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JPH08123568A
JPH08123568A JP6257940A JP25794094A JPH08123568A JP H08123568 A JPH08123568 A JP H08123568A JP 6257940 A JP6257940 A JP 6257940A JP 25794094 A JP25794094 A JP 25794094A JP H08123568 A JPH08123568 A JP H08123568A
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current
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emitter
collector
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Katsuharu Kimura
克治 木村
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    • G05FSYSTEMS FOR REGULATING ELECTRIC OR MAGNETIC VARIABLES
    • G05F3/00Non-retroactive systems for regulating electric variables by using an uncontrolled element, or an uncontrolled combination of elements, such element or such combination having self-regulating properties
    • G05F3/02Regulating voltage or current
    • G05F3/08Regulating voltage or current wherein the variable is dc
    • G05F3/10Regulating voltage or current wherein the variable is dc using uncontrolled devices with non-linear characteristics
    • G05F3/16Regulating voltage or current wherein the variable is dc using uncontrolled devices with non-linear characteristics being semiconductor devices
    • G05F3/20Regulating voltage or current wherein the variable is dc using uncontrolled devices with non-linear characteristics being semiconductor devices using diode- transistor combinations
    • G05F3/30Regulators using the difference between the base-emitter voltages of two bipolar transistors operating at different current densities
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 温度特性を持たない低電圧から動作可能な基
準電流回路を提供する。 【構成】 抵抗器14とトランジスタ13、15によっ
て正の温度特性を持つカレント・ミラー回路を構成して
いる。とら16、17、32を介して正の温度特性を持
った電流がトランジスタ18から出力される。これとト
ランジスタ26から得られる負の温度特性を持った電流
を加算した温度特性を持たない電流でトランジスタ21
を駆動する。トランジスタ21のベース−エミッタ間に
現われる負の温度特性を持った電圧により抵抗器22に
流れる電流も負の温度特性を持つ。これと等しい電流で
トランジスタ25を駆動することで、トランジスタ16
に負の温度特性を持った電流が流れる。これらを加算す
ることで温度特性を持たない電流を得ることができる。
これによりトランジスタの縦積みは2段になり低電圧動
作が可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一定の電流を出力する
基準電流回路に係わり、特に温度特性を持たない基準電
流回路に関する。
【0002】
【従来の技術】温度特性を持たない基準電流回路は、温
度の上昇に従ってその出力電流値が増加する正の温度特
性を持つ電流回路の出力電流と、温度の上昇に従ってそ
の出力電流値が減少する負の温度特性を持つ電流回路の
出力電流を加算して実現されている。加算により正の温
度特性と負の温度特性を相殺することによって温度特性
を持たない基準電流回路になっている。正の温度特性を
持つ電流回路はPTAT(proportional to absokute t
emperature) 回路と、また負の温度特性を持つ電流回路
は逆PTAT回路と呼ばれている。
【0003】図4は、従来から使用されている温度特性
を持たない基準電流回路の構成を表わしたものである。
この回路は、IEE Electronics Letters,8th,July 1993,
vol.29,No.14に開示されている。ダイオード接続された
トランジスタ101と、エミッタ抵抗102の接続され
たトランジスタ103によってワイドラー・カレント・
ミラー回路が構成されている。ワイドラー・カレント・
ミラー回路は、正の温度特性を備えたPTAT回路とし
て知られている。トランジスタ101に流れる電流に対
して、トランジスタ103に流れる電流の温度特性は、
エミッタ抵抗102が温度特性を持たない場合には、熱
電圧VT の温度特性に等しい。すなわち、+3.333
ppm/°Cの温度特性になる。トランジスタ104は
そのベースがトランジスタ101と共通接続されている
ことから、これに流れる電流も+3.333ppm/°
Cの正の温度特性を持っている。
【0004】一方、トランジスタ105に流れる電流が
温度特性を持たない定電流であると仮定すると、トラン
ジスタ105のベース−エミッタ間電圧は、およそ、−
2mV/°Cの負の温度特性を持つことが知られてい
る。たとえば、温度が下がるとトランジスタ105のベ
ース−エミッタ間電圧は負の温度特性を持っているから
そのベース電位が上昇する。このため、抵抗器106の
両端電圧も上昇しこれに流れる電流が増加する。したが
って、トランジスタ107のベース電位は、トランジス
タ自体の負の温度特性とこのエミッタ電流の増加によっ
て、−2mVよりもその絶対値が大きな負の温度特性を
持つことになる。すなわち、−2mV〜−4mV/°C
の間の値の負の温度特性になる。温度の低下により、ト
ランジスタ107のベース電位が上昇すると、そのベー
スが共通接続されているトランジスタ108のベース電
位も上昇する。しかしトランジスタ108には、定電流
が流れているので、ベース−エミッタ間電圧の温度特性
は−2mVである。したがって、温度が低下したときは
トランジスタ107のベース電位の上昇よりもトランジ
スタ108ベース−エミッタ間電圧の上昇の方が小さく
なり、トランジスタ108のエミッタの電位はその差の
分だけ上昇することになる。抵抗器109に流れる電流
は定電流であるからその両端電圧は一定であり、トラン
ジスタ108のエミッタ電位が上昇すると、トランジス
タ111のベース電位が上昇する。すなわち、温度が下
がるとトランジスタ111に流れるコレクタ電流は増加
し、負の温度特性を備えることになる。
【0005】抵抗器が温度特性を持たないものとすると
抵抗器106、109、112の値を適当に選ぶことに
よって、トランジスタ111に流れる電流の温度特性を
−3.333ppm/°Cに設定することができる。ト
ランジスタ104とトランジスタ111のコレクタを共
通接続してその電流を加算することによって、互いの温
度特性を相殺し、温度特性を持たない電流を得ることが
できる。抵抗器に多少の温度特性が有る場合でも、抵抗
器106、109、112の値を適当に選ぶことで、ト
ランジスタ104に流れる電流とトランジスタ111に
流れる電流の和の電流の温度特性を零にすることができ
る。こうして得られた温度特性のない電流は、トランジ
スタ113、114で構成されるカレント・ミラー回路
を介してトランジスタ105に供給される。したがっ
て、先程、仮定したようにトランジスタ105に流れる
電流は温度特性を持たないものになっている。そして、
温度特性を持たない電流は、トランジスタ114によっ
て外部に取り出されるようになっている。このようにし
てPTAT回路と逆PTAT回路を組み合わせて温度特
性を持たない基準電流回路が実現されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図4に示した従来から
使用されている基準電流回路では、逆PTAT回路を構
成するために、トランジスタ107およびトランジスタ
108が必要であり、縦積みされるトランジスタの個数
が多くなる。このため、低電圧で動作させることができ
ないという問題がある。
【0007】そこで本発明の目的は、低電圧から動作可
能な温度特性を持たない基準電流回路を提供することに
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、正の温度特性を持つ電流を出力する電流供給回路
と、一端が接地された抵抗器と、この抵抗器の他端がそ
のベースに接続され、かつエミッタ接地された第1のト
ランジスタと、抵抗器に流れる電流と等しい電流で駆動
されるとともそのベースが第1のトランジスタのコレク
タに接続され、かつエミッタ接地された第2のトランジ
スタと、この第2のトランジスタのコレクタ電流と電流
供給回路から出力される正の温度特性を持った電流とを
加算する電流加算回路と、この電流加算回路によって加
算された後の電流を第1のトランジスタのコレクタに供
給するバイアス回路とを基準電流回路に具備させてい
る。
【0009】すなわち請求項1記載の発明では、電流供
給回路から供給される正の温度特性を備えた電流と、第
2のトランジスタから得られる負の温度特性を持った電
流を電流加算回路で加算することによって、温度特性を
持たない基準電流を得ている。第1のトランジスタはこ
の温度特性を持たない基準電流によって駆動されている
ので、そのベース−エミッタ間電圧は一定の負の温度特
性を持つ。第1のトランジスタのベース電位の変化に応
じて抵抗器に流れる電流値も変化するので、この抵抗器
に流れる電流は負の温度特性を持つことになる。これと
等しい電流で第2のトランジスタを駆動しているので、
第2のトランジスタには負の温度特性の電流が流れる。
そして、電流供給回路から供給される電流の持つ正の温
度特性を相殺するように第2のトランジスタの負の温度
特性を設定すれば、温度特性を持たない電流を得ること
ができる。このようにバイアス回路を合わせても縦積み
されるトランジスタの数は2つで済むので低電圧で動作
させることができる。
【0010】請求項2記載の発明では、単位エミッタ面
積のエミッタを備えこれが接地された第1のトランジス
タと、この第1のトランジスタのベースとコレクタの間
に接続された第1の抵抗器と、単位エミッタ面積のK
(Kは任意の正数)倍の面積のエミッタを備えこれが接
地されるとともにそのベースが第1のトランジスタのコ
レクタに接続された第2のトランジスタと、この第2の
トランジスタのコレクタにそのベースが接続され、かつ
単位エミッタ面積のエミッタを備えこれが接地された第
3のトランジスタと、この第3および第2のトランジス
タのコレクタと第1の抵抗器を介して第1のトランジス
タのコレクタにそれぞれ等しい大きさの電流を供給する
第1のバイアス回路と、一端が接地された第2の抵抗器
と、この第2の抵抗器の他端がそのベースに接続され、
かつエミッタ接地された第4のトランジスタと、第2の
抵抗器に流れる電流と等しい電流で駆動されるとともそ
のベースが第4のトランジスタのコレクタに接続され、
かつエミッタ接地された第5のトランジスタと、この第
5のトランジスタのコレクタ電流と第3のトランジスタ
のコレクタ電流とを加算する電流加算回路と、この電流
加算回路によって加算された後の電流を第4のトランジ
スタのコレクタに供給する第2のバイアス回路とを基準
電流回路に具備させている。
【0011】すなわち請求項2記載の発明では、ベース
−コレクタ間に第1の抵抗器の挿入された第1のトラン
ジスタと、単位エミッタ面積のK倍の面積を持つエミッ
タが接地されそのベースが第1のトランジスタのコレク
タに接続された第2のトランジスタによってカレント・
ミラー回路を構成している。カレント・ミラー回路は正
の温度特性を備えているので、バイアス回路を介して正
の温度特性を持った電流が第3のトランジスタから取り
出される。この正の温度特性を持った電流と第5のトラ
ンジスタから得られる負の温度特性を持った電流を電流
加算回路で加算することによって、温度特性を持たない
基準電流を得ている。第4のトランジスタはこの温度特
性を持たない基準電流によって駆動されるので、そのベ
ース−エミッタ間電圧は一定の負の温度特性を持つ。第
4のトランジスタのベース電位の変化に応じて第2の抵
抗器に流れる電流値も変化し、この抵抗器に流れる電流
は負の温度特性を持つことになる。これと等しい電流で
第5のトランジスタを駆動しているので、第5のトラン
ジスタには負の温度特性の電流が流れる。第3のトラン
ジスタから得られる電流の持つ正の温度特性を相殺する
ように負の温度特性を設定すれば、電流加算回路から温
度特性を持たない電流を得ることができる。
【0012】請求項3記載の発明では、抵抗器で生じる
電圧降下の大きさを熱電圧の大きさとほぼ等しくしてい
る。第1、第2のトランジスタおよび第1の抵抗器から
構成されるカレント・ミラー回路の2つのトランジスタ
に流れるコレクタ電流の関係はピーク特性を持ってい
る。抵抗器での電圧降下の大きさを熱電圧と等しくする
こによって、このピークにおいて回路を動作させること
ができる。カレント・ミラー回路の一方の電流に対する
他方の電流の変化率が最も小さい点で動作させること
で、回路動作を安定化させることができる。
【0013】請求項4記載の発明では、第2のトランジ
スタのエミッタ面積比を自然対数の底とほぼ等しい値に
設定している。第1、第2のトランジスタおよび第1の
抵抗器から構成されるカレント・ミラー回路の2つのト
ランジスタに流れるコレクタ電流の関係はピーク特性を
持っている。カレント・ミラー回路の各トランジスタを
等しい電流で駆動したときに、第2のトランジスタのエ
ミッタ面積比を自然対数の底とほぼ等しい値に設定する
ことによってこのピークにおいて回路を動作させること
ができる。
【0014】請求項5記載の発明では、第1のバイアス
回路は、第3のトランジスタに電流を供給するダイオー
ド接続された第6のトランジスタと、この第6のトラン
ジスタのベースとそのベースが共通接続され第2のトラ
ンジスタに電流を供給する第7のトランジスタと、第6
のトランジスタのベースとそのベースが共通接続され第
1の抵抗器を介して第1のトランジスタに電流を供給す
る第8のトランジスタとを備え、この第8のトランジス
タのエミッタ面積と第2のトランジスタのエミッタ面積
の比が4対11に設定されている。
【0015】すなわち請求項5記載の発明では、第1の
抵抗器を介して第1のトランジスタに電流を供給する第
8のトランジスタのエミッタ面積と第2のトランジスタ
のエミッタ面積の比を4対11に設定している。これに
より第1、第2のトランジスタおよび第1の抵抗器から
構成されるカレント・ミラー回路をその特性のピークの
近傍で動作させることができる。
【0016】請求項6記載の発明では、単位エミッタ面
積のエミッタを備えこれが接地されるとともにダイオー
ド接続された第1のトランジスタと、単位エミッタ面積
のK(Kは任意の正数)倍の面積のエミッタを備え、か
つそのベースが第1のトランジスタのコレクタに接続さ
れた第2のトランジスタと、この第2のトランジスタの
エミッタにその一端が接続され他端が接地された第1の
抵抗器と、単位エミッタ面積のエミッタを備えこれが接
地されるとともにそのベースが第2のトランジスタのコ
レクタに接続された第3のトランジスタと、この第3の
トランジスタおよび第1、第2のトランジスタのコレク
タにそれぞれ等しい大きさの電流を供給する第1のバイ
アス回路と、一端が接地された第2の抵抗器と、この第
2の抵抗器の他端がそのベースに接続され、かつエミッ
タ接地された第4のトランジスタと、第2の抵抗器に流
れる電流と等しい電流で駆動されるとともそのベースが
第4のトランジスタのコレクタに接続され、かつエミッ
タ接地された第5のトランジスタと、この第5のトラン
ジスタのコレクタ電流と第3のトランジスタのコレクタ
電流とを加算する電流加算回路と、この電流加算回路に
よって加算された後の電流を第4のトランジスタのコレ
クタに供給する第2のバイアス回路とを基準電流回路に
具備させている。
【0017】すなわち請求項6記載の発明では、正の温
度特性を持つ電流を得るために、いわゆるワイドラー・
カレント・ミラー回路を用いている。
【0018】請求項7記載の発明では、トランジスタと
して電界効果トランジスタを用いている。電界効果トラ
ンジスタでは、ソース間電圧の温度特性が通常のプロセ
スにおいて、−2.3mV程度となり、バオポーラ・ト
ランジスタのベース−エミッタ間電圧の温度特性とほぼ
等価になっている。したがって、電界効果トランジスタ
を用いても、温度特性を持たない基準電流回路を構成す
ることができる。
【0019】請求項8記載の発明では、電界効果トラン
ジスタを用いた場合の第1のトランジスタのゲート長と
ゲート幅の比を4に設定している。これにより、電界効
果トランジスタを用いて構成されたナガタ・カレント・
ミラー回路をその特性のピークの近傍で動作させること
ができ、回路動作を安定化させることができる。
【0020】
【実施例】以下実施例につき本発明を詳細に説明する。
【0021】図1は本発明の一実施例における基準電流
回路の回路構成を表わしたものであるい。この基準電流
回路は、正の温度特性を備えたPTAT回路部分11と
負の温度特性を備えた逆PTAT回路部分12とから構
成されている。PTAT回路部分11は、トランジスタ
13と抵抗器14とトランジスタ15によって、カレン
ト・ミラー回路を構成している。このような構成のカレ
ント・ミラー回路を、ワイドラー・カレント・ミラー回
路と区別するために、ナガタ・カレント・ミラー回路と
呼ぶことにする。ナガタ・カレント・ミラー回路につい
ては、特公昭46−16463号公報に開示されている
が、ここでは、カレント・ミラー回路としての特徴が顕
著に現われるように、抵抗器14以外の抵抗は零にして
ある。トランジスタ15のエミッタ面積比は、単位トラ
ンジスタのエミッタ面積のK1 (K1 は任意の正数)倍
に設定してある。トランジスタ16、17はそのベース
が共通接続されており、トランジスタ16のエミッタ面
積比は単位トランジスタのK2 倍になっている。また、
PTAT回路としての出力電流は、トランジスタ18か
ら得られるようになっている。トランジスタ18のエミ
ッタ面積比はK3 倍になっている。
【0022】一方、逆PTAT回路部分12は、トラン
ジスタ21と抵抗器22とトランジスタ23によって負
の温度特性の電流を作り出している。そして、トランジ
スタ23とトランジスタ24のベースを共通接続するこ
とによって、抵抗器22に流れる負の温度特性を持つ電
流と等しい電流がトランジスタ25に流れるようになっ
ている。トランジスタ26のエミッタ面積比はK5 倍に
なっている。トランジスタ18と、トランジスタ26の
コレクタを共通接続することによってこれらのコレクタ
電流を加算し、正の温度特性と負の温度特性を相殺する
ようになっている。温度特性のない電流27は、K4
のエミッタ面積比を持つトランジスタ28と単位エミッ
タ面積のトランジスタ29を介して、トランジスタ21
に供給されるようになっている。また、トランジスタ3
1から温度特性を持たない出力電流が得られるようにな
っている。
【0023】エミッタ面積比が単位エミッタ面積のK倍
になっているトランジスタのベース電圧とコレクタ電流
の関係は、ベース幅変調(アーリー電圧効果)を無視す
ると、指数則から次式のように表わすことができる。
【数1】 ここで、VT は熱電圧であり、VT =kT/qである。
ただし、kはボルツマン定数、Tは絶対温度、qは単位
電子電荷である。また、IS はトランジスタの飽和電流
を、Ki は単位トランジスタに対するエミッタ面積比で
ある。図1において、トランジスタ15のエミッタ面積
比はK1 倍に設定してあるので、トランジスタ13とト
ランジスタ15のベース電圧とコレクタ電流の関係はそ
れぞれ次式のように表わされる。
【数2】
【0024】また、トランジスタ16に流れる電流I1
とトランジスタ17に流れる電流I 2 が等しいのでI1
=I2 の関係が成立し、トランジスタ13とトランジス
タ15のベース−エミッタ間電圧の差は、次式で表わさ
れる。
【数3】 ここでは簡単化のために、npnトランジスタの電流増
幅率αF を“1”としてある。(4)式より、I1 は次
式によって表わされる。
【数4】 熱電圧VT の温度特性は+3.333ppm/°Cであ
るから、抵抗器14の温度特性がこれ以下であれば、コ
レクタ電流I1 の温度特性は正になり、温度に比例する
電流が得られる。通常の半導体プロセスでは、その温度
特性が+3.333ppm/°C以下の抵抗器は容易に
得ることができ、正の温度特性を備えたPTAT回路が
得ることができる。また、VBE1 −VBE2 =R1 1
関係からI2 は次式のように表わすことができる。
【数5】
【0025】図2は、図1に示したナガタ・カレント・
ミラー回路部分における2つのコレクタ電流の関係を表
わしたものである。トランジスタ14に流れるコレクタ
電流I1 を基準電流としたとき、トランジスタ15に流
れるコレクタ電流であるミラー電流I2 は、ピークを持
った特性になっている。抵抗器14における電圧降下を
熱電圧に等しくなるように設定すれば、回路の動作点は
このピークの部分になる。これにより、電流I1 の変動
に対する電流I2 の変化は最も少なくなり、回路動作を
安定化させることができる。また、I1 =I2 の場合に
は、ピークにおいてVT /R1 =K1 T /eR1 が成
立する。したがって、トランジスタ15のエミッタ面積
比K1 はe、すなわち自然対数の底の値である2.71
828…になる。実際には、トランジスタ15のK1
値は11/4の値に設定してある。また、トランジスタ
16のエミッタ面積とトランジスタ15のエミッタ面積
の比を、4対11に設定しても同じ結果が得られる。す
なわち、K1 =11、K2=4に設定しても、ナガタ・
カレント・ミラー回路をその特性がピークとなる近傍で
動作させることができる。
【0026】次に、図1に示した基準電流回路の逆PT
AT回路部分の動作について説明する。トランジスタ2
1に流れる電流I4 が温度特性を持たない定電流である
ものと仮定する。このときトランジスタ21のベース−
エミッタ間電圧はおよそ−2mV/°Cの負の温度特性
を持つ。したがって、抵抗器22に流れる電流もこれと
等しい負の温度特性になる。たとえば、抵抗器22が温
度特性を持たないものとし、トランジスタ21の定温で
のベース−エミッタ間電圧が600mVであるものとす
る。この場合、抵抗器21に流れる電流の温度特性は、
−2mV/600mV=−3.333ppm/°Cにな
る。トランジスタ23のベースとトランジスタ24のベ
ースを共通接続することによって、トランジスタ25に
は、抵抗器22に流れる電流と等しい電流が流れる。す
なわち、トランジスタ25に流れる電流は負の温度特性
を備えている。PTAT回路部分11の出力電流と逆P
TAT回路部分12の出力電流の温度特性を互いに相殺
するように設定すると、電流27は温度特性を持たなく
なる。トランジスタ28のベースとトランジスタ29の
ベースは共通接続されているので、トランジスタ21に
流れる電流I4 は先程、仮定したように温度特性を持た
ない電流になっている。
【0027】抵抗器に多少の温度特性が有る場合にで
も、トランジスタ21に流れる電流を調整することによ
って、トランジスタ18とトランジスタ16の電流を加
算した和電流の温度特性を零にすることができる。すな
わち、トランジスタ18、28、26のエミッタ面積
比、K3 、K4 、K5 に適当な重み付けを与えることに
よって温度特性を持たない電流を得ることができる。こ
のように、トランジスタ21のベース−エミッタ間電圧
に生じた負の温度特性を抵抗器22によって負の温度特
性を持った電流に変換し、それをトランジスタ23およ
びトランジスタ24を介してトランジスタ25に反映さ
せている。これにより、図4に示した従来例に比べて、
縦積みされるトランジスタの個数を減らしている。
【0028】変形例
【0029】図3は、ワイドラー・カレント・ミラー回
路によってPTAT回路を構成した場合における基準電
流回路の構成を表わしたものである。図1と同一の部分
には同一の符号を付してその説明を適宜省略する。図3
の回路では、図1の回路でトランジスタ13のコレクタ
に接続されていた抵抗器14の代わりに、トランジスタ
15のエミッタに抵抗器41が接続されている。トラン
ジスタ13、15および抵抗器41で構成されるカレン
ト・ミラー回路はワイドラー・カレント・ミラー回路に
なっており、この回路も正の温度特性を備えている。ワ
イドラー・カレント・ミラー回路を基本構成要素に持つ
PTAT回路については、IEEE Journalof Solid-State
Circuits,Vol.SC-22,No.6,pp.1139-1143,Dec.1987 に
詳しく開示されている。このように、PTAT回路とし
て、ナガタ・カレント・ミラー回路の代わりに、ワイド
ラー・カレント・ミラー回路を用いても、温度特性を持
たない基準電流回路を得ることができる。ただし、ナガ
タ・カレント・ミラー回路は流れる電流を計算によって
簡単な容易に求めることができるので、基準電流回路の
設計上有利である。
【0030】以上は、バイポーラ・トランジスタを用い
た場合について説明したが、バイポーラ・トランジスタ
を電界効果トランジスタ、たとえばMOSトランジスタ
に置き換えても温度特性のない基準電流回路を得ること
ができる。
【0031】MOSトランジスタのトランスコンダクタ
ンス・パラメータであるβ=(cox/2)μ(W/
L)と抵抗R1 の積の逆数である、1/(R1 ・β)は
温度の3/2乗に比例する。ソース間電圧の温度特性も
通常のMOSプロセスでは、−2.3mV/°C程度と
なり、バイポーラ・トランジスタのベース・エミッタ間
電圧の温度特性とほぼ等価になっている。このことは、
“Low Temperature Coefficient CMOS-Voltage Referen
ce Circuit”JEICE Trans,Fundamentals Vol.E77-A,No.
2,pp398-402,Feb,1994に開示されている。
【0032】図1に示した回路におけるナガタ・カレン
ト・ミラー回路をMOSトランジスタを用いて構成した
場合は、図2に示した特性のようなピーク点になる電流
1は1/(4R1 2 ・β)であり、このときI2 のピ
ーク値はK/(16R1 2 ・β)である。MOSトラン
ジスタのゲート長とゲート幅の比であるKの値を4にす
ると、I1 =I2 になる。MOSトランジスタを用いた
場合には、Kの値をこのように設定することによって回
路動作を安定化させることができる。このように、バイ
ポーラ・トランジスタをMOSトランジスタ等の電界効
果トランジスタに置き換えても、温度特性を持たない基
準電流回路を構成することができる。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の発明
によれば、負の温度特性を持った電流を出力する回路
を、トランジスタが縦積みを少なくして構成することが
できる。正の温度特性を持った電流は従来から有る回路
によってトランジスタの縦積みの少ないして構成するこ
とができる。これらを組み合わせて基準電流回路を構成
しているので、低電圧から動作させることができる。
【0034】また請求項2記載の発明によれば、ベース
−コレクタ間に抵抗器の挿入された、ナガタ・カレント
・ミラー回路によって正の温度特性を備えた電流を生成
している。この回路は、流れる電流を計算によって容易
に求めることができるので、ワイドラー・カレント・ミ
ラー回路のようにシュミレーションによって回路動作の
解析を行わなくてもよい。したがって、基準電流回路の
設計を容易に行うことができる。
【0035】さらに請求項3記載の発明によれば、抵抗
器で生じる電圧降下の大きさを熱電圧の大きさと等しく
している。第1、第2のトランジスタおよび第1の抵抗
器から構成されるカレント・ミラー回路の2つのトラン
ジスタに流れるコレクタ電流の関係はピーク特性を備え
ている。抵抗器での電圧降下の大きさを熱電圧とほぼ等
しくすれば、このピークにおいて回路を動作させること
ができる。したがって、カレント・ミラー回路は一方の
電流に対する他方の電流の変化率が最も小さい点で動作
するので、回路動作を安定化させることができる。
【0036】また請求項4記載の発明によれば、エミッ
タ面積比のKの値を、自然対数の底とほぼ等しい値に設
定している。第1、第2のトランジスタおよび第1の抵
抗器から構成されるカレント・ミラー回路の2つのトラ
ンジスタに流れるコレクタ電流の関係はピーク特性を備
えている。Kの値を自然対数の底とほぼ等しい値にする
ことでこれらのトランジスタを等しい電流で駆動したと
きに、このピークにおいて回路を動作させることがで
き、回路動作を安定化させることができる。
【0037】さらに請求項5記載の発明によれば、抵抗
器を介して第1のトランジスタに電流を供給する第8の
トランジスタのエミッタ面積と第2のトランジスタのエ
ミッタ面積の比を4対11に設定している。これによ
り、第1、第2のトランジスタおよび第1の抵抗器から
構成されるカレント・ミラー回路をその特性のピークの
近傍で動作させることができる。
【0038】また請求項6記載の発明によれば、負の温
度特性を持った電流を出力する回路を、トランジスタの
縦積みを少なくして構成している。また、正の温度特性
を持った電流を、いわゆるワイドラー・カレント・ミラ
ー回路によって得ている。これらを組み合わせて基準電
流回路を構成しているので、低電圧から動作させること
ができる。
【0039】さらに請求項7記載の発明によれば、トラ
ンジスタとして電界効果トランジスタを用いて基準電流
回路を構成しているので、たとえば、CMOSプロセス
で作られる半導体集積回路にも、容易に温度特性を持た
ない基準電流回路を設けることができる。
【0040】また請求項8記載の発明によれば、電界効
果トランジスタに置き換えた場合に、ナガタ・カレン
ト.ミラー回路の特性のピークの近傍で動作させること
ができるので、回路動作を安定化させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における基準電流回路の構成
を表わした回路図である。
【図2】図1に示した基準電流回路におけるナガタ・カ
レント・ミラー回路の電流特性を表わした特性図であ
る。
【図3】本発明の変形例における基準電流回路の構成を
表わした回路図である。
【図4】従来から用いられている温度特性を持たない基
準電流回路の構成を表わした回路図である。
【符号の説明】
11 PTAT回路 12 逆PTAT回路 13、15、18、21、25、26 トランジスタ 14、22、41 抵抗器

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 正の温度特性を持つ電流を出力する電流
    供給回路と、 一端が接地された抵抗器と、 この抵抗器の他端がそのベースに接続され、かつエミッ
    タ接地された第1のトランジスタと、 前記抵抗器に流れる電流と等しい電流で駆動されるとと
    もそのベースが前記第1のトランジスタのコレクタに接
    続され、かつエミッタ接地された第2のトランジスタ
    と、 この第2のトランジスタのコレクタ電流と前記電流供給
    回路から出力される正の温度特性を持った電流とを加算
    する電流加算回路と、 この電流加算回路によって加算された後の電流を前記第
    1のトランジスタのコレクタに供給するバイアス回路と
    を具備することを特徴とする基準電流回路。
  2. 【請求項2】 単位エミッタ面積のエミッタを備えこれ
    が接地された第1のトランジスタと、 この第1のトランジスタのベースとコレクタの間に接続
    された第1の抵抗器と、 前記単位エミッタ面積のK(Kは任意の正数)倍の面積
    のエミッタを備えこれが接地されるとともにそのベース
    が前記第1のトランジスタのコレクタに接続された第2
    のトランジスタと、 この第2のトランジスタのコレクタにそのベースが接続
    され、かつ前記単位エミッタ面積のエミッタを備えこれ
    が接地された第3のトランジスタと、 この第3および前記第2のトランジスタのコレクタと前
    記第1の抵抗器を介して前記第1のトランジスタのコレ
    クタにそれぞれ等しい大きさの電流を供給する第1のバ
    イアス回路と、 一端が接地された第2の抵抗器と、 この第2の抵抗器の他端がそのベースに接続され、かつ
    エミッタ接地された第4のトランジスタと、 前記第2の抵抗器に流れる電流と等しい電流で駆動され
    るとともそのベースが前記第4のトランジスタのコレク
    タに接続され、かつエミッタ接地された第5のトランジ
    スタと、 この第5のトランジスタのコレクタ電流と前記第3のト
    ランジスタのコレクタ電流とを加算する電流加算回路
    と、 この電流加算回路によって加算された後の電流を前記第
    4のトランジスタのコレクタに供給する第2のバイアス
    回路とを具備することを特徴とする基準電流回路。
  3. 【請求項3】 前記第1のバイアス回路から供給される
    電流によって前記第1の抵抗器で生じる電圧降下の大き
    さがほぼ熱電圧に等しくなるように設定されていること
    を特徴とする請求項2記載の基準電流回路。
  4. 【請求項4】 前記Kの値は自然対数の底の値にほぼ等
    しいことを特徴とする請求項2の基準電流回路。
  5. 【請求項5】 前記第1のバイアス回路は、前記第3の
    トランジスタに電流を供給するダイオード接続された第
    6のトランジスタと、この第6のトランジスタのベース
    とそのベースが共通接続され前記第2のトランジスタに
    電流を供給する第7のトランジスタと、前記第6のトラ
    ンジスタのベースとそのベースが共通接続され前記第1
    の抵抗器を介して前記第1のトランジスタに電流を供給
    する第8のトランジスタとを備え、この第8のトランジ
    スタのエミッタ面積と前記第2のトランジスタのエミッ
    タ面積の比が4対11に設定されていることを特徴とす
    る請求項2記載の基準電流回路。
  6. 【請求項6】 単位エミッタ面積のエミッタを備えこれ
    が接地されるとともにダイオード接続された第1のトラ
    ンジスタと、 前記単位エミッタ面積のK(Kは任意の正数)倍の面積
    のエミッタを備え、かつそのベースが前記第1のトラン
    ジスタのコレクタに接続された第2のトランジスタと、 この第2のトランジスタのエミッタにその一端が接続さ
    れ他端が接地された第1の抵抗器と、 前記単位エミッタ面積のエミッタを備えこれが接地され
    るとともにそのベースが前記第2のトランジスタのコレ
    クタに接続された第3のトランジスタと、 この第3のトランジスタおよび前記第1、第2のトラン
    ジスタのコレクタにそれぞれ等しい大きさの電流を供給
    する第1のバイアス回路と、 一端が接地された第2の抵抗器と、 この第2の抵抗器の他端がそのベースに接続され、かつ
    エミッタ接地された第4のトランジスタと、 前記第2の抵抗器に流れる電流と等しい電流で駆動され
    るとともそのベースが前記第4のトランジスタのコレク
    タに接続され、かつエミッタ接地された第5のトランジ
    スタと、 この第5のトランジスタのコレクタ電流と前記第3のト
    ランジスタのコレクタ電流とを加算する電流加算回路
    と、 この電流加算回路によって加算された後の電流を前記第
    4のトランジスタのコレクタに供給する第2のバイアス
    回路とを具備することを特徴とする基準電流回路。
  7. 【請求項7】 前記各トランジスタを電界効果トランジ
    スタに置き換えたことを特徴とする請求項1、請求項
    2、請求項5または請求項6記載の基準電流回路。
  8. 【請求項8】 前記各トランジスタを電界効果トランジ
    スタに置き換えるとともに、前記第1のトランジスタと
    置き換えた電界効果トランジスタのゲート長に対するゲ
    ート幅の比がほぼ4に等しいことを特徴とする請求項2
    記載の基準電流回路。
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