JPH08122599A - 液晶プロジェクタにおける液晶パネルのアライメント調整方法 - Google Patents

液晶プロジェクタにおける液晶パネルのアライメント調整方法

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JPH08122599A
JPH08122599A JP6254912A JP25491294A JPH08122599A JP H08122599 A JPH08122599 A JP H08122599A JP 6254912 A JP6254912 A JP 6254912A JP 25491294 A JP25491294 A JP 25491294A JP H08122599 A JPH08122599 A JP H08122599A
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crystal panel
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jig
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JP6254912A
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English (en)
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Shuichi Yamataka
修一 山▲高▼
Yasuyuki Miyata
保幸 宮田
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Fujinon Corp
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Fuji Photo Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 液晶パネルのアライメント調整機構を、液晶
プロジェクタ組込み式ではなく調整治具方式としたアラ
イメント調整方法において、調整治具と液晶パネル保持
部材とを所定の係合関係にしてその相互作用によりアラ
イメント調整を行うようにすることにより、液晶プロジ
ェクタとしての耐環境性能的な信頼性を確保した上で、
アライメント調整機構を小型軽量かつ安価なものとす
る。 【構成】 液晶パネル保持板14の長孔24と調整治具
28の回動機構32のピン40、液晶パネル保持板14
の1対のピン26と調整治具28の1対の上下動機構3
4の凹溝52、を各々挿入嵌合する。この状態で、回動
機構32および各上下動機構34のネジ調整を行うこと
により、液晶パネル保持板14を据付用ブラケット20
に対して光軸直交平面内で上下(X)、左右(Y)およ
び回転(θ)方向に位置調整する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本願発明は、液晶プロジェクタに
おける液晶パネルのアライメント調整方法、すなわち、
所定の色光の光路内に該色光用の画像を透過形成するた
めの液晶パネルが配置された液晶プロジェクタにおい
て、上記液晶パネルを保持する液晶パネル保持板を据付
用ブラケットに対して光軸直交平面内で上下、左右およ
び回転方向に位置調整するアライメント調整方法、に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】液晶プロジェクタにおいては、一般に、
赤(R)、緑(G)、青(B)用の3枚の液晶パネルを
透過したR、G、B画像を合成してカラー画像を得るよ
うになっている。
【0003】図3は、ダイクロイックミラー方式の液晶
プロジェクタの光学系の一例を示す図である。
【0004】同図に示すように、1つの光源(メタルハ
ライドランプ等)Lから発光された光はコールドミラー
CMで全反射され、UV−IRカットフィルタFを介し
てダイクロイックミラーDM1に入射される。
【0005】ダイクロイックミラーDM1は、入射光の
うち緑(G)光のみを反射させ、赤(R)、青(B)光
を透過させる。ダイクロイックミラーDM1で反射した
G光は、アルミミラーAM1を介してG用の液晶パネル
LCD1に入射する。一方、ダイクロイックミラーDM
1を透過したR、B光はダイクロイックミラーDM2に
入射し、ここでR光は反射してR用の液晶パネルLCD
2に入射し、B光は透過してB用の液晶パネルLCD3
に入射する。
【0006】各液晶パネルによって表示されるR、G、
B用の画像はそれぞれ上記色分割されたR、G、B光に
よって照明され、アルミミラーAM2と合成系のダイク
ロイックミラーDM3、DM4によって合成されてカラ
ー画像として投影レンズLPを介して投影される。
【0007】ところで、このような液晶プロジェクタに
おいて良好なカラー画像を得るためには、各液晶パネル
のアライメント調整を行い、R、G、B用の画像を一致
させる必要がある。
【0008】このため従来、R、G、B用の3つの液晶
パネルのうち2つの液晶パネルについては、所定のアラ
イメント調整機構を設けてアライメント調整を行い、こ
れにより、これら2つの液晶パネルの画像を他の1つの
液晶パネルの画像に一致させるようしている。
【0009】すなわち、図4に示すように、上記アライ
メント調整機構は、液晶パネル102を保持する液晶パ
ネル保持板104と、この液晶パネル保持板104を光
学系内において空間的に位置決めする据付用ブラケット
106との間に、2枚の中間プレート108、110を
設けておき、図示しない位置調整機構により、上記中間
プレート108、110および液晶パネル保持板104
を、据付用ブラケット106に対して光軸直交平面内で
上下(X)、左右(Y)および回転(θ)方向にそれぞ
れ位置調整することにより、上記アライメント調整を行
うようになっている。
【0010】しかしながら、このようなアライメント調
整方法を採用した場合には、液晶パネル保持板106の
他に2枚の中間プレート108、110が必要となり、
しかも、これら各部材を連結保持した状態でその各々に
ついて上記位置調整を行うための機構が必要となるの
で、必要部品点数が多く非常に複雑な構造となる。この
ため、アライメント調整機構は大型で重くかつ高価なも
のとなり、そして、このようなアライメント調整機構が
2つも組み込まれる液晶プロジェクタは、その分だけ大
型で重くかつ高価なものとなり、しかも耐環境性能的な
信頼性は低いものとなる、という問題ある。
【0011】これに対し、特開平5−107434号公
報には、液晶パネル保持板を保持して、その上下
(X)、左右(Y)および回転(θ)方向の位置調整を
行うアライメント調整機構を備えた調整治具を準備し、
この調整治具を用いて上記アライメント調整を行うこと
により、液晶プロジェクタの構成の一部としてアライメ
ント調整機構を設ける必要を無くして、上記問題点を解
消するようにしたアライメント調整方法が開示されてい
る。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記公
報記載のアライメント調整方法を採用した場合には、調
整治具自体の構造が大掛かりで複雑なものとなるため、
液晶プロジェクタとしての上記従来の問題は解消される
ものの、アライメント調整機構としては依然として大型
で重くかつ高価なものとなっている、という問題があ
る。
【0013】本願発明は、このような事情に鑑みてなさ
れたものであって、液晶プロジェクタとしての耐環境性
能的な信頼性を確保した上で、アライメント調整機構を
小型軽量かつ安価なものとすることができる、液晶プロ
ジェクタにおける液晶パネルのアライメント調整方法を
提供することを目的とするものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】本願発明は、従来のよう
に調整治具のみによってアライメント調整を行うのでは
なく、調整治具と液晶パネルとを所定の係合関係にして
その相互作用によりアライメント調整を行うようにする
ことにより、上記目的達成を図るようにしたものであ
る。
【0015】すなわち、請求項1に記載したように、所
定の色光の光路内に該色光用の画像を透過形成するため
の液晶パネルが配置された液晶プロジェクタにおいて、
前記液晶パネルを保持する液晶パネル保持板を据付用ブ
ラケットに対して光軸直交平面内で上下、左右および回
転方向に位置調整するアライメント調整方法であって、
前記液晶パネル保持板に、上下方向に延びる長孔を形成
しておくとともに前記光軸方向に延びる左右1対の第1
のピンを設けておく一方、前記光軸方向に延びる第2の
ピンを有し、この第2のピンをネジ調整により該第2の
ピンの軸線と平行な軸線まわりに回動させるように構成
された回動機構と、左右方向に延びる凹溝が形成された
ブロック部材を有し、このブロック部材をネジ調整によ
り上下動させるように構成された左右1対の上下動機構
と、からなる調整治具を準備しておき、前記調整治具を
前記据付用ブラケットに固定した後、前記調整治具に前
記液晶パネル保持板を、前記長孔と前記第2のピンとが
挿入嵌合されるとともに前記各第1のピンと前記各凹溝
とが挿入嵌合されるようにして取り付け、次に、前記回
動機構のネジ調整により左右方向の位置調整を行うとと
もに前記各上下動機構のネジ調整により上下および回転
方向の位置調整を行い、これら位置調整が完了した状態
で、前記液晶パネル保持板を前記据付用ブラケットに固
定し、その後、前記調整治具を前記据付用ブラケットか
ら取り外す、ことを特徴とするものである。
【0016】
【発明の作用および効果】上記構成に示すように、本願
発明においては、液晶パネル保持板の長孔と調整治具の
第2のピン、液晶パネル保持板の各第1のピンと調整治
具の各凹溝、を各々挿入嵌合した状態で、調整治具の回
動機構および各上下動機構のネジ調整を行うことによ
り、液晶パネル保持板を据付用ブラケットに対して位置
調整することができる。すなわち、回動機構のネジ調整
を行うことにより、液晶パネル保持板を水平方向に相対
移動させることができ、また、各上下動機構のネジ調整
を同じ量だけ行うことにより、液晶パネル保持板を上下
方向に相対移動させることができ、さらに、各上下動機
構のネジ調整を異なった量あるいは一方についてだけ行
うことにより、液晶パネル保持板を回転方向に相対移動
させることができる。
【0017】このように、本願発明によれば、調整治具
と液晶パネル保持板とを所定の係合関係にしてその相互
作用によりアライメント調整を行うようになっているの
で、アライメント調整機構を液晶プロジェクタ組込み式
ではなく調整治具方式とした上で、調整治具自体の構成
を簡素化することができ、これにより、液晶プロジェク
タとしての耐環境性能的な信頼性を確保した上で、アラ
イメント調整機構を小型軽量かつ安価なものとすること
ができる。
【0018】本願発明においては、ネジ調整によりアラ
イメント調整を行うようになっているが、この場合、請
求項2に記載したように、調整治具の据付用ブラケット
への固定位置を該据付用ブラケットの上部に設定し、回
動機構および各上下動機構のネジ調整を調整治具の上方
から行うようにすれば、アライメント調整作業を極めて
能率よく行うことができる。
【0019】また、上記構成に対し、請求項3に記載し
たように、液晶パネル保持板の長孔と調整治具の第2の
ピンとを入れ替えた場合、液晶パネル保持板の各第1の
ピンと調整治具の各凹溝とを入れ替えた場合、あるいは
その両方を入れ替えた場合にも、上記構成と同様の作用
効果を得ることができる。ただし、その際、各第1のピ
ンと各凹溝とを入れ替えた場合には、回転方向の位置調
整を行った後に水平方向の位置調整を行ったとき、その
移動方向は厳密には水平方向とはならないので、水平方
向の位置調整がやや行いにくくなる、という問題はあ
る。
【0020】
【実施例】以下、添付図面を参照しながら、本願発明の
実施例について説明する。
【0021】図1は、本願発明に係る液晶プロジェクタ
における液晶パネルのアライメント調整方法の一実施例
を示す斜視図であり、図2は、その要部を示す分解斜視
図である。
【0022】図1において、液晶パネル12は、図3に
示す液晶プロジェクタの光路内に配置された液晶パネル
LCD1、LCD2、LCD3のうち、基準となる1つ
の液晶パネル以外の2つの液晶パネル(すなわち、該液
晶パネルの透過画像を、基準となる1つの液晶パネルの
透過画像に一致させるためのアライメント調整を行うこ
とが必要となる2つの液晶パネル)のうちの1つであ
る。
【0023】図1に示すように、上記液晶パネル12
は、液晶パネル保持板14に保持され、この液晶パネル
保持板14は、液晶パネル12の周囲4箇所においてボ
ルト16およびナット18を介して据付用ブラケット2
0に取り付けられ、さらにこの据付用ブラケット20
は、図示しないベースプレート上に固定され、これによ
り、光学系内における液晶パネル12の空間的位置決め
が行われるようになっている。なお、据付用ブラケット
20の裏側には図示しないコンデンサレンズが配設され
ている。
【0024】上記液晶パネル保持板14には、ボルト1
6を挿通させるボルト挿通孔22(図2参照)が4箇所
に形成されているが、これら各ボルト挿通孔22は、各
ボルト16の軸径に対してある程度大きく形成されてい
る。そして、これにより、各ナット18を緩めた状態で
は、液晶パネル保持板14を据付用ブラケット20に対
して光軸直交平面内で上下、左右および回転方向(X方
向、Y方向およびθ方向)に所定範囲内で摺動させるこ
とができるようになっている。
【0025】上記据付用ブラケット20は、光軸方向の
縦断面がコ字状に形成されているが、液晶パネル保持板
14は、この据付用ブラケット20の上端部よりも上方
まで延長して形成されている。そして、この延長形成部
の左右方向略中央部には、上下方向に延びる長孔24が
形成されており、また、この長孔24の左右両側には、
光軸方向に据付用ブラケット20側へ延びる1対のピン
26(第1のピン)が所定間隔で螺設されている。
【0026】上記液晶パネル12のアライメント調整を
行う際には、図示のように、上記据付用ブラケット20
の上部に調整治具28が固定されるようになっている。
【0027】図2に示すように、この調整治具28は、
ケーシング30内の左右方向略中央部に設けられた回動
機構32と、この回動機構32の左右両側に設けられた
1対の上下動機構34とからなるユニット状の構成とな
っている。
【0028】上記回動機構32は、ケーシング30の液
晶パネル保持板14側の壁面に軸支された支点軸36を
中心にして光軸直交平面内で回動可能とされたセクタプ
レート38と、このセクタプレート38から光軸方向に
液晶パネル保持板14側へ延びるピン40と、上記セク
タプレート38に形成された長孔42と係合するピン4
4と、このピン44と螺合して上下方向に延びるボルト
46とを備えている。
【0029】上記セクタプレート38において、ピン4
0と長孔42とは、支点軸36に対して中心角90゜の
角度位置関係で配されており、長孔42は支点軸36に
対して半径方向に延びている。上記ボルト46は、その
上下両端部がケーシング30に支持されており、Eリン
グ48でガタ防止が図られている。このボルト46の頭
部には一文字溝50が形成されており、マイナスドライ
バでボルト46を回転させることができるようになって
いる。
【0030】上記セクタプレート38は、上記アライメ
ント調整を行う際の初期状態が、図示のように、支点軸
36の真下にピン40が位置する状態となるよう、ボル
ト46で予めネジ調整されている。この初期状態からネ
ジ調整を行うと、ピン40は回動円の最下端から水平方
向に動き出すこととなる。
【0031】上記各上下動機構34は、左右方向に延び
る断面コ字状の凹溝52が形成されたブロック部材54
と、このブロック部材54と螺合して上下方向に延びる
ボルト56とを備えている。上記ボルト56は、ボルト
46と同様に、その上下両端部がケーシング30に支持
されており、Eリング48でガタ防止が図られている。
このボルト46の頭部には一文字溝50が形成されてお
り、マイナスドライバでボルト46を回転させることが
できるようになっている。上記各ブロック部材54は、
上下動可能に、かつ、ボルト56が回転したときこれと
連れ回りしないように、ケーシング30の図示しないガ
イド部に嵌め込まれている。
【0032】上記回動機構32の支点軸36と、その左
右両側の上下動機構34の各ボルト56との左右方向の
間隔は、液晶パネル保持板12の長孔24とその左右両
側の各ピン26との間隔と同じ寸法に設定されている。
【0033】次に、液晶パネル12のアライメント調整
の手順について説明する。
【0034】まず、据付用ブラケット20の上部に調整
治具28を図示しないクランプ手段で固定する。
【0035】その後、液晶パネル保持板14を据付用ブ
ラケット20および調整治具28に取り付ける。すなわ
ち、各ナット18を緩めた状態で液晶パネル保持板14
を据付用ブラケット20に仮止めし、この状態で、調整
治具28に液晶パネル保持板14を、長孔24とピン4
0とが挿入嵌合されるとともに各ピン26と各凹溝52
とが挿入嵌合されるようにして取り付ける。
【0036】次に、回動機構32のボルト46を回して
ピン40を左右方向に回動させ、これと係合する長孔2
4を介して液晶パネル保持板14に左右方向の荷重を伝
達し、これにより液晶パネル保持板14を据付用ブラケ
ット20に対して左右方向に相対変位させる。
【0037】また、各上下動機構34のボルト56を回
してブロック部材54を上下動させ、これと係合する各
ピン26を介して液晶パネル保持板14に上下方向の荷
重を伝達し、これにより液晶パネル保持板14を据付用
ブラケット20に対して上下および回転方向に相対変位
させる。その際、左右のボルト56を同じ量だけ回せば
上下方向に相対変位させることができ、左右のボルト4
6を異なった量あるいは一方だけを回せば回転方向に相
対変位させることができる。
【0038】上記回動機構32および各上下動機構34
のネジ調整により、液晶パネル保持板14を据付用ブラ
ケット20に対して光軸直交平面内で上下、左右および
回転方向に位置調整して、液晶パネル12を光軸に対し
て所定の姿勢にすることができたら、ナット18を締め
て液晶パネル保持板14を据付用ブラケット20に固定
する。
【0039】その後、調整治具28の据付用ブラケット
20への固定を解除することにより、液晶パネル12の
アライメント調整が完了する。
【0040】以上詳述したように、本実施例において
は、液晶パネル保持板14の長孔24と調整治具28の
ピン40、液晶パネル保持板14の各ピン26と調整治
具28の各凹溝52、を各々挿入嵌合した状態で、調整
治具28の回動機構32および各上下動機構34のネジ
調整を行うことにより、液晶パネル保持板14を据付用
ブラケット20に対して光軸直交平面内で上下(X)、
左右(Y)および回転(θ)方向に位置調整するように
なっているので、つまり、調整治具28と液晶パネル1
4とを所定の係合関係にしてその相互作用によりアライ
メント調整を行うようになっているので、アライメント
調整機構を液晶プロジェクタ組込み式ではなく調整治具
方式とした上で、調整治具自体の構成を簡素化すること
ができ、これにより、液晶プロジェクタとしての耐環境
性能的な信頼性を確保した上で、アライメント調整機構
を小型軽量かつ安価なものとすることができる。
【0041】本実施例においては、ネジ調整によりアラ
イメント調整を行うようになっているが、調整治具28
の据付用ブラケット20への固定位置が該据付用ブラケ
ット20の上部に設定されており、回動機構32および
各上下動機構34のネジ調整を調整治具28の上方から
ドライバ1本ですべて行うことができるようになってい
るので、アライメント調整作業を極めて能率よく行うこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明に係る液晶プロジェクタにおける液晶
パネルのアライメント調整方法の一実施例を示す斜視図
【図2】上記実施例の要部を示す分解斜視図
【図3】液晶プロジェクタの光学系の一例を示す図
【図4】従来例を示す分解斜視図
【符号の説明】
12 液晶パネル 14 液晶パネル保持板 16 ボルト 18 ナット 20 据付用ブラケット 22 ボルト挿通孔 24 長孔 26 ピン(第1のピン) 28 調整治具 30 ケーシング 32 回動機構 34 上下動機構 36 支点軸 38 セクタプレート 40 ピン(第2のピン) 42 長孔 44 ピン 46 ボルト 48 Eリング 50 一文字溝 52 凹溝 54 ブロック部材 56 ボルト

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の色光の光路内に該色光用の画像を
    透過形成するための液晶パネルが配置された液晶プロジ
    ェクタにおいて、前記液晶パネルを保持する液晶パネル
    保持板を据付用ブラケットに対して光軸直交平面内で上
    下、左右および回転方向に位置調整するアライメント調
    整方法であって、 前記液晶パネル保持板に、上下方向に延びる長孔を形成
    しておくとともに前記光軸方向に延びる左右1対の第1
    のピンを設けておく一方、 前記光軸方向に延びる第2のピンを有し、この第2のピ
    ンをネジ調整により該第2のピンの軸線と平行な軸線ま
    わりに回動させるように構成された回動機構と、左右方
    向に延びる凹溝が形成されたブロック部材を有し、この
    ブロック部材をネジ調整により上下動させるように構成
    された左右1対の上下動機構と、からなる調整治具を準
    備しておき、 前記調整治具を前記据付用ブラケットに固定した後、 前記調整治具に前記液晶パネル保持板を、前記長孔と前
    記第2のピンとが挿入嵌合されるとともに前記各第1の
    ピンと前記各凹溝とが挿入嵌合されるようにして取り付
    け、 次に、前記回動機構のネジ調整により前記左右方向の位
    置調整を行うとともに前記各上下動機構のネジ調整によ
    り前記上下および回転方向の位置調整を行い、 これら位置調整が完了した状態で、前記液晶パネル保持
    板を前記据付用ブラケットに固定し、 その後、前記調整治具の前記据付用ブラケットへの固定
    を解除する、ことを特徴とする液晶プロジェクタにおけ
    る液晶パネルのアライメント調整方法。
  2. 【請求項2】 前記調整治具の前記据付用ブラケットへ
    の固定位置を該据付用ブラケットの上部に設定し、 前記回動機構および前記各上下動機構のネジ調整を、前
    記調整治具の上方から行うようにした、ことを特徴とす
    る請求項1記載の液晶プロジェクタにおける液晶パネル
    のアライメント調整方法。
  3. 【請求項3】 前記液晶パネル保持板の前記長孔と前記
    調整治具の前記第2のピン、および、前記液晶パネル保
    持板の前記各第1のピンと前記調整治具の前記各凹溝、
    のうち少なくとも一方を入れ替えた構成とする、ことを
    特徴とする請求項1または2記載の液晶プロジェクタに
    おける液晶パネルのアライメント調整方法。
JP6254912A 1994-10-20 1994-10-20 液晶プロジェクタにおける液晶パネルのアライメント調整方法 Withdrawn JPH08122599A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000355303A (ja) * 1999-06-11 2000-12-26 Topack Co Ltd 自動粉剤包装機
US6829110B2 (en) 1999-03-08 2004-12-07 Seiko Epson Corporation Adjustment mechanism and projector employing the same
CN100363781C (zh) * 2004-12-24 2008-01-23 三洋电机株式会社 背面投射型视频显示装置
JP2017010045A (ja) * 2016-09-15 2017-01-12 株式会社Jvcケンウッド 画像表示光生成装置

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