JPH08121017A - 取付けブラケット - Google Patents
取付けブラケットInfo
- Publication number
- JPH08121017A JPH08121017A JP28586494A JP28586494A JPH08121017A JP H08121017 A JPH08121017 A JP H08121017A JP 28586494 A JP28586494 A JP 28586494A JP 28586494 A JP28586494 A JP 28586494A JP H08121017 A JPH08121017 A JP H08121017A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hole
- mounting bracket
- bolt hole
- bolt
- clearance
- Prior art date
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- Withdrawn
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Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は一方の部材を他方の部材に取付ける場
合の相対位置のずれを吸収出来るような取付けブラケッ
トを提供することを目的とする。 【構成】弾性体からなる取付けブラケット１３のボルト
孔１６の周りの所定箇所に空隙部１８を設けておき、該
空隙部１８に向かって該ボルト孔１６が移動出来るよう
にする。
合の相対位置のずれを吸収出来るような取付けブラケッ
トを提供することを目的とする。 【構成】弾性体からなる取付けブラケット１３のボルト
孔１６の周りの所定箇所に空隙部１８を設けておき、該
空隙部１８に向かって該ボルト孔１６が移動出来るよう
にする。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は一部材に他部材を取付け
る際に使用される取付けブラケットに関するものであ
る。
る際に使用される取付けブラケットに関するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】例えば自動車の自動開閉式窓ガラスの場
合、図７に示すようにサッシュ(2,2)に上下摺動可能に
はめこまれている窓ガラス(1) の下縁には取付けブラケ
ット(3) が取付けられ、該取付けブラケット(3) をレー
ル(4) 上を摺動する摺動ブラケット(5) に取付ける構成
が提供されているが、従来では該窓ガラス(1) の取付け
ブラケット(3) に左右一対のボルト孔(6,6) を設け、該
ボルト孔(6,6) を介してボルト(7) およびナットによっ
て該摺動ブラケット(5) に取付けていた。
合、図７に示すようにサッシュ(2,2)に上下摺動可能に
はめこまれている窓ガラス(1) の下縁には取付けブラケ
ット(3) が取付けられ、該取付けブラケット(3) をレー
ル(4) 上を摺動する摺動ブラケット(5) に取付ける構成
が提供されているが、従来では該窓ガラス(1) の取付け
ブラケット(3) に左右一対のボルト孔(6,6) を設け、該
ボルト孔(6,6) を介してボルト(7) およびナットによっ
て該摺動ブラケット(5) に取付けていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし上記従来構成で
は取付けブラケット(3) と摺動ブラケット(5) とは上下
左右に相互固定されているから、サッシュ(2,2) とレー
ル(4) との位置精度が悪いと、窓ガラス(1) の円滑な上
下摺動が確保出来ないと言う問題点がある。
は取付けブラケット(3) と摺動ブラケット(5) とは上下
左右に相互固定されているから、サッシュ(2,2) とレー
ル(4) との位置精度が悪いと、窓ガラス(1) の円滑な上
下摺動が確保出来ないと言う問題点がある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来の課題
を解決するための手段として、弾性体からなりボルト孔
(16)の周りの所定箇所に空隙部(18)を設けた取付けブラ
ケット(13)を提供するものである。
を解決するための手段として、弾性体からなりボルト孔
(16)の周りの所定箇所に空隙部(18)を設けた取付けブラ
ケット(13)を提供するものである。
【０００５】
【作用】取付けブラケット(13)のボルト孔(16)に挿入さ
れたボルト(17)に外力が及ぼされた場合、該外力の作用
方向が該ボルト孔(16)の周りに設けられた空隙部(18)の
方向であれば、該ボルト孔(16)は該外力によって該空隙
部(18)方向へ移動もしくは変形することが出来る。
れたボルト(17)に外力が及ぼされた場合、該外力の作用
方向が該ボルト孔(16)の周りに設けられた空隙部(18)の
方向であれば、該ボルト孔(16)は該外力によって該空隙
部(18)方向へ移動もしくは変形することが出来る。
【０００６】
【実施例】本発明を図１〜図４に示す一実施例によって
説明すれば、(1) は自動車の自動開閉式窓ガラスであっ
て、図７に示すように左右のサッシュ(2,2) 間に上下摺
動可能にはめこまれており、該窓ガラス(1) の下縁には
図１に示すようなゴム、合成樹脂等の弾性体からなる取
付けブラケット(13)が取付けられている。該取付けブラ
ケット(13)には左右一対のボルト孔(16,16) が設けられ
ており、該ボルト孔(16)の両側には空隙部(18,18) が設
けられ、更に該ボルト孔(16)の上下には切欠き(19,19)
が設けられている。
説明すれば、(1) は自動車の自動開閉式窓ガラスであっ
て、図７に示すように左右のサッシュ(2,2) 間に上下摺
動可能にはめこまれており、該窓ガラス(1) の下縁には
図１に示すようなゴム、合成樹脂等の弾性体からなる取
付けブラケット(13)が取付けられている。該取付けブラ
ケット(13)には左右一対のボルト孔(16,16) が設けられ
ており、該ボルト孔(16)の両側には空隙部(18,18) が設
けられ、更に該ボルト孔(16)の上下には切欠き(19,19)
が設けられている。
【０００７】上記取付けブラケット(13)は該ボルト孔(1
6,16) を介してボルト(17,17) およびナットによってレ
ール(4) 上を摺動する摺動ブラケット(5) に取付ける。
図２に示すように該摺動ブラケット(5) の内側には上下
一対のスライダー(8,8) が取付けられており、該スライ
ダー(8,8) は該レール(4) に摺動可能に嵌着されてい
る。
6,16) を介してボルト(17,17) およびナットによってレ
ール(4) 上を摺動する摺動ブラケット(5) に取付ける。
図２に示すように該摺動ブラケット(5) の内側には上下
一対のスライダー(8,8) が取付けられており、該スライ
ダー(8,8) は該レール(4) に摺動可能に嵌着されてい
る。
【０００８】上記構成において、レール(4) のサッシュ
(2) に対する位置が若干右側にずれを生じた時には、図
３に示すように該ボルト孔(16)はボルト(17) によって
矢印イ方向へ押される。そして該ボルト孔(16)の右側に
は空隙部(18)が形成されているから、該ボルト孔(16)は
該空隙部(18)へ入り込むような状態で右方向に移動す
る。この際該ボルト孔(16)の上下の切欠き(19,19) が開
くことによって該ボルト孔(16)の右方向の移動が容易に
なる。
(2) に対する位置が若干右側にずれを生じた時には、図
３に示すように該ボルト孔(16)はボルト(17) によって
矢印イ方向へ押される。そして該ボルト孔(16)の右側に
は空隙部(18)が形成されているから、該ボルト孔(16)は
該空隙部(18)へ入り込むような状態で右方向に移動す
る。この際該ボルト孔(16)の上下の切欠き(19,19) が開
くことによって該ボルト孔(16)の右方向の移動が容易に
なる。
【０００９】更にレール(4) のサッシュ(2) に対する位
置が若干左側にずれを生じた時には、図４に示すように
該ボルト孔(16)はボルト(17) によって矢印ロ方向へ押
され、該ボルト孔(16)の左側の空隙部(18)へ入り込むよ
うな状態で左方向に移動する。この際も該ボルト孔(16)
の上下の切欠き(19,19) が開くことによって該ボルト孔
(16)の左方向の移動が容易になる。
置が若干左側にずれを生じた時には、図４に示すように
該ボルト孔(16)はボルト(17) によって矢印ロ方向へ押
され、該ボルト孔(16)の左側の空隙部(18)へ入り込むよ
うな状態で左方向に移動する。この際も該ボルト孔(16)
の上下の切欠き(19,19) が開くことによって該ボルト孔
(16)の左方向の移動が容易になる。
【００１０】本実施例の場合はボルト孔(16)の左右に空
隙部(18)が存在するから、該ボルト孔(16)は左右に移動
することが可能で上下には固定されている。即ち窓ガラ
ス(1) の取付けブラケット(13)はレール(4) 上の摺動ブ
ラケット(5) に対して左右に移動可能で上下に固定され
ている。
隙部(18)が存在するから、該ボルト孔(16)は左右に移動
することが可能で上下には固定されている。即ち窓ガラ
ス(1) の取付けブラケット(13)はレール(4) 上の摺動ブ
ラケット(5) に対して左右に移動可能で上下に固定され
ている。
【００１１】該取付けブラケット(13)の材料が伸縮性の
あるものであれば、図５および図６に示すようにボルト
孔(26)の左右に空隙部(28,28) を設けておくだけで切欠
きを設ける必要はない。この場合はボルト孔(26)に図５
に示すように矢印ハ方向の外力が及ぼされると、該ボル
ト孔(26)は点線に示すように左側の空隙部(28)に入り込
むような状態で左側に移動し、図６に示すように矢印ニ
方向の外力が及ぼされると、該ボルト孔(26)は点線に示
すように右側の空隙部(28)に入り込むような状態で右側
に移動する。この際には該ボルト孔(26)の上下部分が伸
縮して該ボルト孔(26)の左右移動に対応する。
あるものであれば、図５および図６に示すようにボルト
孔(26)の左右に空隙部(28,28) を設けておくだけで切欠
きを設ける必要はない。この場合はボルト孔(26)に図５
に示すように矢印ハ方向の外力が及ぼされると、該ボル
ト孔(26)は点線に示すように左側の空隙部(28)に入り込
むような状態で左側に移動し、図６に示すように矢印ニ
方向の外力が及ぼされると、該ボルト孔(26)は点線に示
すように右側の空隙部(28)に入り込むような状態で右側
に移動する。この際には該ボルト孔(26)の上下部分が伸
縮して該ボルト孔(26)の左右移動に対応する。
【００１２】上記実施例以外、該ボルト孔を上下に移動
可能にする場合には、上下に空隙部を設ける。この場合
はボルト孔は左右に固定される。
可能にする場合には、上下に空隙部を設ける。この場合
はボルト孔は左右に固定される。
【００１３】
【発明の効果】したがって本発明では一方の部材の取付
けブラケットを該取付けブラケットが取付けられる他方
の部材に対して所定の方向に移動可能にすることが出
来、取付けブラケットと該部材との位置のずれを吸収す
ることが出来る。該取付けブラケットを自動車の自動開
閉式窓ガラスに適用すれば、該窓ガラスのサッシュとレ
ールとの相対位置の誤差を吸収し、サッシュとレールと
の相対位置の精度を高くしなくても該窓ガラスが円滑に
上下摺動出来るようになる。
けブラケットを該取付けブラケットが取付けられる他方
の部材に対して所定の方向に移動可能にすることが出
来、取付けブラケットと該部材との位置のずれを吸収す
ることが出来る。該取付けブラケットを自動車の自動開
閉式窓ガラスに適用すれば、該窓ガラスのサッシュとレ
ールとの相対位置の誤差を吸収し、サッシュとレールと
の相対位置の精度を高くしなくても該窓ガラスが円滑に
上下摺動出来るようになる。
【図面の簡単な説明】 図１〜図４は本発明の一実施例を示すものである。
【図１】取付けブラケット部分平面図
【図２】図１におけるＡ−Ａ断面図
【図３】右方に外力が及ぼされた場合のボルト孔付近の
状態図
状態図
【図４】左方に外力が及ぼされた場合のボルト孔付近の
状態図図５および図６は他の実施例を示すものである。
状態図図５および図６は他の実施例を示すものである。
【図５】右方に外力が及ぼされた場合のボルト孔付近の
状態図
状態図
【図６】左方に外力が及ぼされた場合のボルト孔付近の
状態図
状態図
【図７】従来例の窓ガラス平面図
13 取付けブラケット 16,26 ボルト孔 18,28 空隙部
Claims (1)
- 【請求項１】弾性体からなりボルト孔の周りの所定箇所
に空隙部を設けたことを特徴とする取付けブラケット
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28586494A JPH08121017A (ja) | 1994-10-25 | 1994-10-25 | 取付けブラケット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28586494A JPH08121017A (ja) | 1994-10-25 | 1994-10-25 | 取付けブラケット |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08121017A true JPH08121017A (ja) | 1996-05-14 |
Family
ID=17697034
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28586494A Withdrawn JPH08121017A (ja) | 1994-10-25 | 1994-10-25 | 取付けブラケット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08121017A (ja) |
-
1994
- 1994-10-25 JP JP28586494A patent/JPH08121017A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20020115 |