JPH0812100B2 - 液面測定装置 - Google Patents

液面測定装置

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JPH0812100B2
JPH0812100B2 JP62045692A JP4569287A JPH0812100B2 JP H0812100 B2 JPH0812100 B2 JP H0812100B2 JP 62045692 A JP62045692 A JP 62045692A JP 4569287 A JP4569287 A JP 4569287A JP H0812100 B2 JPH0812100 B2 JP H0812100B2
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  • Measurement Of Levels Of Liquids Or Fluent Solid Materials (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、例えば自動車等にガソリンを給油するガソ
リン給油所に設置している貯油タンク内のガソリンの液
量を測定する装置に関する。
〔従来の技術〕
かかる給油所では、敷地内の地下にガソリンの貯油タ
ンクを埋設し、該貯油タンクから地上のガソリン給油機
にガソリンを汲上げて給油を行っている。
ところで、この貯油タンク内のガソリンの液量は、該
貯油タンクの形状が円筒形であることから、液位に正比
例するものではない。このため、液量を知る手段とし
て、まず液位を測定しこれを液量に変換する方法では、
液量に変換する際に、タンク形状等に応じて演算する必
要があり、タンク内の液量を測定する装置としては、貯
油タンク側に例えば静電容量式の液位測定手段を設け、
給油所内の事務所などに液量演算表示手段を設けて、前
記液位測定手段からの測定信号を液量演算表示手段に導
入し、ここで液位を液量に変換し、該液量を表示するこ
とで液量を知るようにしている。
そして、従来は貯油タンク側の液位測定手段と事務所
側の液量演算表示手段とは有線方式で接続しているが、
かかる有線方式では貯油タンクの液位測定手段と事務所
の液量演算表示手段とを電線で接続する配線工事が必要
となり、電線を地中に埋設するなどの工事のために敷地
のコンクリート面を破壊し、電線埋設後にコンクリート
舗装を再度行わねばならず、液位測定手段や液量演算表
示手段の設置作業に労力と時間を要し面倒であった。特
に既設の給油所にこれらの手段を設置する場合は、配線
工事が給油作業の大きな妨げとなるおそれもある。
そこて、特開昭57−96221号公報や特開昭49−78911号
公報には、地下タンクに設ける液量測定手段での残油量
を自動測定して無線を利用して遠隔地へ報知するものが
示されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、これら特開昭57−96221号公報や特開昭49−7
8911号公報のものは、液量測定手段からの無線のための
アンテナについてはなんの記載もなく、各地下タンクご
ときアンテナが立ち上がるのでは、自動車の通行等の邪
魔にもなる。
本発明の目的は前記従来例の不都合を解消し、無線を
利用することで、配線工事が不要で、液位測定手段や液
量演算表示手段を既設の給油所に設置する場合でも簡単
に行えてこの間の給油作業に支障を生じるおそれもない
ものとし、しかも、液位測定手段側ではデータ発信のた
めのアンテナを場所を取らずに体裁よく設けることがで
きる液量測定装置を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は前記目的を達成するため、貯油タンク近傍に
設けた液面測定手段と、前記貯油タンクから離れた位置
に設けた、前記液面測定手段の出力を表示する表示手段
とを、無線で通信する場合において、地上に前記液面測
定手段の検知や保守点検に用いる開口を設け、この開口
の蓋の外周部を液面測定手段側のデータの発信用アンテ
ナとなる金属で形成したことを要旨とするものである。
〔作用〕
本発明によれば、貯油タンク側に設けた、貯油タンク
内の液面を測定する液面測定手段と、前記貯油タンクか
ら離れた位置に設けた、前記液面測定手段の出力を表示
する表示手段とは無線で通信することとしたので、両手
段を電線を用いて接続する必要がなく、その結果、配線
工事が不要となり簡単に設置できる。
また、液面測定手段側のデータの発信用アンテナはこ
れを検知や保守点検に用いる開口の蓋の外周部金属で形
成したので、場所を取らずに設置でき、地上に大きく突
出することもないので邪魔にならず、体裁のよいものと
なる。
〔実施例〕
以下、図面について本発明の実施例を詳細に説明す
る。
第1図は本発明の液量測定装置の実施例を示す説明
図、第2図は同上要部である検知口の蓋の平面図で、図
中1は給油所の敷地の地下に埋設した貯油タンク、2は
敷地内の事務所などの建物を示し、本発明の液量測定装
置は貯油タンク1側に設ける該貯油タンク内の液位を測
定する液位測定手段Aと、この貯油タンク1から離れた
建物2内に設けた液量演算表示手段Bとで構成される。
液位測定手段Aとしては、貯油タンク1内に例えば静
電容量式の液位測定極3を配設し、一方、地上に設けた
検知や保守点検に用いる開口4の下方に貯油タンク1に
連通する凹所5を形成し、該凹所5内に前記液位測定極
3の出力端子3aを顕出する。
図中6は開口4の蓋を示し、これは外周部をアンテナ
7となる金属で形成し、中央に電源となる太陽電池8を
埋め込み、その上面を保護用の強化ガラス9で被覆し
た。
そして、前記凹所5内にバッテリー10とマイクロコン
ピュータなどを利用した制御装置11とを収め、前記液位
測定極3の出力端子3aをバッテリー10と制御装置11とに
接続し、また、太陽電池8をバッテリー10に、アンテナ
7を制御装置11にそれぞれ接続する。なお、太陽電池8
から直接出力端子3aと制御装置11とに接続することもで
きる。
かかる液位測定手段Aを設けた取油タンク1を敷地内
に複数個埋設する。
液量演算表示手段Bとしては、アンテナ12を取付けた
表示盤13に、表示部として液量表示器14と、当該液量が
表示されている貯油タンク1のタンク番号を示すタンク
番号表示器15と、貯油タンク1へのガソリン補給時に満
タンを報知する報知ランプ16と、自動車等への給油によ
り所定値以下にタンク内残量が減少したことを報知する
報知ランプ17とを設け、操作部として複数個ある貯油タ
ンク1のうち、液量を表示しようとする貯油タンク1を
選択指定するタンク指定スイッチ18を設けた。
こうして第3図のブロック図に示すように、液位測定
手段Aとしては液位測定極3からのアナログ液位信号を
制御装置11内の測定手段19に導入し、ここでデジタル信
号に変換されたデジタ液位信号を同じ制御装置11内の発
信手段20を介してアンテナ7に導入する。
一方、液量演算表示手段B側のタンク指定手段21から
の各貯油タンク1に対する指定信号を発信手段22を介し
てアンテナ12に導入し、該アンテナ12から液位測定手段
A側のアンテナ7に導入されたタンク指定信号を受信手
段23に導入し、ここからの出力を発信手段20に導入し
た。
また、アンテナ12からのデジタル液位信号を受信手段
24を介して演算手段25に導入するとともに、各貯油タン
ク1毎の液位を液量に演算する計算式が記憶してあるタ
ンクデータ記憶手段26からのデータ信号を演算手段25に
導入し、該演算手段25からの液量信号を液量記憶手段27
に導入する。
一方、各貯油タンク1毎の最低液量(例えば1kl)と
最高液量(例えば容量10klタンクの場合は9kl)とが記
憶してある液量データ記憶手段28からのデータ信号と、
前記液量記憶手段27からの液量信号とを比較手段29に導
入し、ここからの出力信号を報知ランプ16,17に導入す
る。
タンク指定スイッチ18からの出力信号と液量記憶手段
27からの液量信号を切換手段30に導入し、該切換手段30
からの出力信号を液量表示器14,タンク番号表示器15に
導入した。
次に使用法及び動作について説明すると、複数個設置
されている各貯油タンク1に設けた液位測定手段Aで、
常時、液位測定極3で測定されているアナログ液位信号
が測定手段19に入り、ここでA/D変換されて、デジタル
液位信号として発信手段20に出力されている。
一方、液量演算表示手段B側のタンク指定手段21から
の各タンクへのタンク指定信号が発信手段22,アンテナ1
2を介して順次各貯油タンク1側のアンテナ7から受信
手段23に入り、当該貯油タンク1の指定信号を受けた、
例えば1番目の貯油タンク1側では、該受信手段23から
発信手段20に出力し、該発信手段20ではこの出力をうけ
て測定手段19からのデジタル液位信号をアンテナ7から
発信する。
この時、液位測定手段Aの電源として、太陽光線によ
る太陽電池8を使用するから節電に役立つ。そして、太
陽電池8は開口の蓋6内に埋込んだので地上に突出せず
自動車の走行を妨げるおそれもなく、また、該太陽電池
8の上面は強化ガラス9で保護されるからこの上を自動
車が走行しても破損する心配もない。
また、アンテナ7についても開口の蓋6の一部として
これを形成したので、前記太陽電池8と同様に地上に突
出せず自動車の走行を妨げるおそれがない。
こうして、液位測定手段A側のアンテナ7から発信さ
れた液位信号は、液量演算表示手段B側のアンテナ12、
受信手段24を介して演算手段25に入り、ここで当該貯油
タンク1のタンクデータをタンクデータ記憶手段26から
取出し、測定された液位をタンク形データにより液量に
演算してこの液量を液量記憶手段27に記憶更新する。
このようにして各貯油タンク1,1…の液量が順次測
定、記憶更新されるものであるが、次の貯油タンク1の
液量の演算は、第1番目の貯油タンク1の液量の演算が
終了すると、演算手段25からタンク指定手段21に演算終
了信号が入るので、この信号をうけタンク指定手段21か
ら発信手段22へ次の貯油タンク1を指定する信号が発せ
られる。
記憶更新された最新の液量は、液量記憶手段27から比
較手段29に入り、ここで液量データ記憶手段28からの当
該貯油タンク1の最低液量あるいは最高液量と比較さ
れ、例えばガソリン給油機に汲上げられ自動車等へ給油
された結果、貯油タンク1内のガソリンが減少して残存
量が最低液量である1klになると報知ランプ17が点灯し
て貯油タンク1へガソリンを補給する必要があることを
報知する。また、タンクローリーから貯油タンク1に補
給している場合は、例えば容量10klタンクならば最高液
量である9klまで補給したところで報知ランプ16が点灯
して補給停止を報知する。この場合、貯油タンク1の容
量10klよりも1kl少ない9klを最高液量と測定したのは、
オーバーフローを予防するためである。
同時に、前記液量記憶手段27からの液量信号は切換手
段30に入るので、当該第1番目の貯油タンク1の液量を
知るには、タンク番号「1」箇所のタンク指定スイッチ
18を押せば、該タンク指定スイッチ18からの指定信号が
切換手段30に入り、ここからの出力で、タンク番号表示
器15に当該貯油タンク1のタンク番号「1」が表示され
るとともに、液量表示器14に現在の液量が表示される。
なお、前記した実施例では、貯油タンク1内の液量が
最低あるいは最高液量に達した時にこれを報知する手段
として光の点灯によるランプを用いたが、これに限定さ
れるものではなくブザーなどの音による報知手段を用い
てもよい。
〔発明の効果〕
以上述べたように本発明の液量測定装置は、貯油タン
ク側に設けた貯油タンク内の液位を測定する手段と、前
記貯油タンクから離れた位置に設けた、液位を液量に変
換表示する手段とは無線により通信されるから、電線の
配線工事が不要となり、構造及び設置が容易となって、
設置作業中も給油作業に支障をきたすおそれもないもの
である。
また、液面測定手段側のデータの発信用アンテナはこ
れを検知や保守点検に用いる開口の蓋の外周部金属で形
成したので、場所を取らずに設置でき、地上に大きく突
出することもないので邪魔にならず、体裁のよいもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の液量測定装置の実施例を示す説明図、
第2図は同上要部である開口の蓋の平面図、第3図は実
施例のブロック図である。 1……貯油タンク、2……建物 3……液位測定極、3a……出力端子 4……開口、5……凹所 6……開口の蓋、7……アンテナ 8……太陽電池、9……強化ガラス 10……バッテリー、11……制御装置 12……アンテナ、13……表示盤 14……液量表示器、15……タンク番号表示器 16,17……報知ランプ 18……タンク指定スイッチ 19……測定手段、20……発信手段 21……タンク指定手段 22……発信手段、23……受信手段 24……受信手段、25……演算手段 26……タンクデータ記憶手段 27……液量記憶手段、28……液量データ記憶手段 29……比較手段、30……切換手段 A……液位測定手段、B……液量演算表示手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】貯油タンク近傍に設けた液面測定手段と、
    前記貯油タンクから離れた位置に設けた、前記液面測定
    手段の出力を表示する表示手段とを、無線で通信する場
    合において、地上に前記液面測定手段の検知や保守点検
    に用いる開口を設け、この開口の蓋の外周部を液面測定
    手段側のデータの発信用アンテナとなる金属で形成した
    ことを特徴とする液面測定装置。
JP62045692A 1987-02-27 1987-02-27 液面測定装置 Expired - Fee Related JPH0812100B2 (ja)

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