JPH0368817A - 無線式液位測定装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は給油所等に埋設されでいる地下タンクの液位を
検出して遠隔地に無線により伝送する装置に関し、より
詳しくは、この装置に使用される送信アンテナとその信
号線に関する。

（従来技術） 一般にガソリンスタンドで（よ、地下タンクに収容され
た燃料油等の液位をフロート式等の液面計により検出し
、これを電気信号１こ変換してタンクから離れた位置に
ある事務所のモニタ装置等へ伝送するようにしている。

この伝送には通常伝送線が用いられるか、伝送線の配線
工事は、舗装の剥離、配線管の埋設、再議＠等の面でコ
ストか嵩む問題を有しでいる。

これに対し、液位を周波数に変換して無線で伝送するよ
うにした装置は、特別な配線工事を必要としない面で優
れてはいるか、反面、地下タンクに設けた鉄製のマンホ
ール内に装置を配設しなければならない関係上、遠隔地
への送信に支障をきた丁といった問題を抱えている。

（発明か解決しようとする課題） 本発明はこのような無線式の液位測定装置が抱える上述
した問題に鑑みてなされたもので、その目的とするとこ
ろは、鉄製のマンホール内に配設した状態のもとにおい
でも液位情報を遠隔地に支障なく送信することのできる
新たな装置を提供することにある。

（課題を解決するための手段） すなわち、本発明は力＼かる課題を達成するための装置
として、機械的液イＱ測定手段から液位を電気的信号と
して取出す機電変換手段と、電気的信号を無線信号に変
換する送信手段と、送信手段及び電源電池を気密に収納
するケースとを備えた無線式液位測定装置においＣ，送
信手段に接続した信号線を液位測定装置を収納する収納
容体の一部から外部に引出しでその他端に送信アンテナ
を接続するとともに、この送信アンテナを収納容器の近
傍に埋設し非導電材によって気密に封止することによっ
−Ｃ１液位情報を遠隔地（こ支障なく送信することかで
−きるようにしたものである。

（実施例） そこで以下に図示した実施例について説明する。

第３図は本発明か通用された給油設備の一例を示すもの
であって、図中符号１は地下タンク２に設けられた無線
式の液位測定装置で、この液位測定装置１は、地下タン
ク２から離れた位置１こある事務所８の受信装置９に検
出した液位を無線周波数の搬送波でもっで伝送するよう
に構成されでいる。

第１図、第２図はこの液イｉ測定装置１の詳細な構造を
示したもので、この装置１は、地下タンク２の上部に埋
設した鉄製のマンホール３内に収められている。

この液位測定装置１は、大別して地下タンク２からの立
上り管１０の上端に固定した取付は台１】と、この取付
は台１１上に取付けた本体ベース１５と、後述する回路
部品とリチウム電池２５とを担持する？４気ボックスベ
ース２０と、電気ホックスへ−ス２０を気密に封止する
ととｂｌこ機械的液位測定装置５０を地下タンク２のフ
ロート５５に接続し得るよう担持する電気ボックスケス
３０と、電気ボックスベース２０と電気ボックスケース
３０とを被覆し一体とした上、これらを本体ベース］５
上に取付ける本体ケース４０と（こよって構成されでい
る。

これらについＣざらに詳しく説明すると、立上り管１０
の上端１こ固定した取付１７台１１１こは、その上面に
設けた○リング１２を介して本体へ−ス１５の一半に設
けたテープ挿通孔１６部分かネジ］３により強固に取付
けられでいる。

−万、電気ボックスベース２０は、電気ボックスケース
３０によって気密に封止されるようその上面の外周締部
とテープ挿通口周縁に０リング２１ａ、２７ｂか設けら
れ、これらを介して電気ポックスケース３０の下端開口
部のフランジ３２部分と気密に接合されている。この電
気ボックスベース２０には、−半に本体ベース１５上の
テープ挿通孔１６と同し位置にテープ挿通孔２２か設け
られ、また他生−側には、後述するテープリール５２の
回転を電気的信号に変換した上この信号を無線信号に変
換して出力させるための回路基板２４が設けられ、ざら
に残る他ｆ！１ｇＢ分にはリチウム電池２５の収納部２
６が形成されている。

他方、この電気ボックスベース２０の上（こ、ネジ３１
をもって気密に被覆固定される電気ボックスケース３０
には、その−半にテープ挿通孔３４を有するテープドラ
ムユニット取付は面３５が形成され、また他生には、電
気ボックスムース２０上の上記した回路基板２４とリチ
ウム電池２５を被覆するような形状をなすカバー３６が
一体的に形成されている。

５０は、地下タンク２内に収容した液のレベルを測定す
る機械的な液位測定装置で、この液位測定装置５０は、
テープドラム５２７こ巻回したテープ５３をテープ挿通
孔３４．２２．１６と立上り管１０を通して地下タンク
２内に吊下することかできるように、その支持ブラケッ
ト５１を上記した取付は面３５上に位置させでいる。こ
の支持ブラケット５１には、定トルクスプリング５９を
介して巻上げ方向の付勢力が作用するテープドラム５２
が軸支され、ここには、一端が地下タンク２内のフロー
ト５５に繋った目盛５４付きのテープ５３か巻回され、
電池２５が切れて送信か不能になったような場合でも、
本体ケース４０の頂面に設けた透明窓４５から目視によ
って液位を知ることができるように構成されている。ま
た、この支持ブラケット５１には、その一部に地下タン
ク２内の水を検知するための検知棒挿入孔５７が設けら
れており、ざらにこの−側（こは、カバー３６の横孔３
７に０リング６１をもって気密に取付けられ１こポテン
ショメータ６０が（！２置していて、テープドラム５２
の軸端に固定したフェースギヤ５６を介してこの回転を
電気的信号として取出すことができるように構成されで
いる。

この電気ボックスケース３０を覆う本体ケース４０は、
表面を黒く塗った透明合成樹脂材により成形されており
、そのフランジ４１部分（こ設けた孔４２から、電気ボ
ックスケース３０及び電気ボックスベース２０の各孔３
３．２３にネジ４３を挿通しＩ、本体ベース１５のネジ
孔１７に螺合することによってこれら全体を固定するよ
うに構成されている。

ところで図中符号７１は、基板２４上の送信回路と送信
アンテナ７５とを結ぶ同軸ケーブルで、このケーブル７
１は、電気ボックスベース２０の他端部に？４したケー
ブル神通孔２７１．７同軸ケーブルバッキング７２を介
して気密に挿通されている。この同軸ケーブル７１は可
ｍ’ｔ’ｐｉ有していて、力＼つその他端はマンボール
３に設けたコネクタ７３を介して外部に出された上、マ
ンホール３近傍の地表面にエポキシ樹脂７４′４によっ
てモルディングされて埋込まれた送信アンテナ７５に接
続されている。

なお図中符号４はマンホールの蓋、４４は本体ケース４
０の頂面に設けた水検知棒挿入口をｍう蓋、６５はポテ
ンショメータ６０の切欠き６２に挟み込んでその取付は
取外しを容易にするブラケットをそれぞれ示している。

このように構成された無線式液位測定装置１は、はじめ
に電気ボックスベース２０と電気ボックスケース３０と
をネジ３１によって気密に結合した上、ざらにその土か
ら本体ケース４０を覆って本体ベース１５上にネジ４３
をもっで一体的（こ固定される。

このように組付けられた液位測定装置１１には、テープ
挿通口３４を通して電気ボックスケース３０と本体ケー
ス４０との間の空間【こ引火性の強いガスが侵入しでく
るが、このガスは単に機械式液位測定装置５０に触れる
たけであって特に問題はなく、電気ボックスケース３０
のカバー３６によって覆われた内部空間には、引火性の
強いガスや、マンホール３内に溜った水等が侵入してこ
ないため、このカバー３６内に納められた回路部品と電
池２５は腐蝕したりスパークしたりする虞れもなく確実
に保護される。

一方、装置１内の回路基板２４に接続した同軸ケーブル
７］は、マンホール３の側壁に取付けたコネクタ７３を
介して外部へ引出された上、マンホール３近傍の地表面
にエポキシ樹脂７４によって気密に封止されて埋込まれ
た送信アンテナ７５に接続されているため、液位測定装
置１が鉄製のマンホール３によってシールドされた状態
であっても、液位情報は離れた位置に設けた受信装Ｍ９
等へ支障なく伝送される。

また、電池の交換や修理点検に際しては、はしぬにマン
ホール３の側壁に設けたコネクタ７３から同軸ケーブル
７１を外し、その上で装置１をマンホール３内から取出
して安全な場所で分解するようにすればよく、取付けは
この逆の手順によって容易かつ安全に行なうことができ
る。

なお、この実施例では送信アンテナ７５をエポキシ樹＃
ｉ７４によって気密に封止して埋設固うしでいるが、非
導電性のケース内に気密に封止して埋設固定してもよく
、また送信アンテナ７５を損傷させないためには、これ
をある程度深く埋設するようにしてもよく、また場合に
よっては、マンホール３の蓋４（こ凹みを設けてそこに
樹脂材等を介して送信アンテナ７５を埋設固定するよう
にしてもよい。

（効果） 以上述べたように本発明によれば、送信アンテナを液位
測定装置を収納する収納容体の近傍に埋設し非導電材に
よって気密に封止するとともに、収納容体から外部に引
出した信号線の他端をこの送信アンテナに）Ｉ３Ｎさせ
るよう（こしたので、液位測定装置が鉄製の収納容体に
よりシールドされた状態であっ−Ｃも、液位情報を遠隔
地に確実に伝送することかできる。しがち、非４電性に
より気密に封止されて埋設された送信アンテナは、劣化
あるい（よ破損することなく長期にわたって使用するこ
とができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す装置の分解斜視図、第
２図は同上装置の断面図、第３図は同上長着を備えた絽
油設備の一例を示す図である。 １・・・・無線式液位測定袋層 ２・・・・地下タンク　　　　２４・・・・回路基板３
・・・・マンホール ３３・・・・電気ボックスケース ４０・・・・本体ケース ５０・・・・機械式液位測定装置 ７１・・・・同軸ケーブル　　７３・・・・コネクタ７
４・・・・エポキシ樹脂　　７５・・・・送信アンテナ
第２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 機械的液位測定手段から液位を電気的信号として取出す
   機電変換手段と、該電気的信号を無線信号に変換する送
   信手段と、該送信手段及び電源電池を気密に収納するケ
   ースとを備えた無線式液位測定装置において、上記送信
   手段に接続した信号線を上記液位測定装置を収納する収
   納容体の一部から外部に引出してその他端に送信アンテ
   ナを接続するとともに、該送信アンテナを上記収納容器
   の近傍に埋設し非導電材によって気密に封止したことを
   特徴とする無線式液位測定装置。