JP2552639B2 - 無線式液位測定装置 - Google Patents
無線式液位測定装置Info
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- JP2552639B2 JP2552639B2 JP1061314A JP6131489A JP2552639B2 JP 2552639 B2 JP2552639 B2 JP 2552639B2 JP 1061314 A JP1061314 A JP 1061314A JP 6131489 A JP6131489 A JP 6131489A JP 2552639 B2 JP2552639 B2 JP 2552639B2
- Authority
- JP
- Japan
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- liquid level
- electric box
- case
- level measuring
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- Measurement Of Levels Of Liquids Or Fluent Solid Materials (AREA)
- Arrangements For Transmission Of Measured Signals (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は給油所等に埋設されている地下タンクの液位
を検出して遠隔地に無線により伝送する装置に関する。
を検出して遠隔地に無線により伝送する装置に関する。
(従来技術) 一般にガソリンスタンドでは、地下タンクに収容され
た燃料油等の液位がフロート式等の液面計により検出さ
れ、電気信号に変換されてタンクから離れた位置にある
事務所のモニタ装置へ伝送されるようになっている。
た燃料油等の液位がフロート式等の液面計により検出さ
れ、電気信号に変換されてタンクから離れた位置にある
事務所のモニタ装置へ伝送されるようになっている。
この伝送には通常伝送線が用いられるが、伝送線の配
線工事は、舗装の剥離、配線管の埋設、再舗装等、コス
トが嵩む問題を有している。
線工事は、舗装の剥離、配線管の埋設、再舗装等、コス
トが嵩む問題を有している。
これに対し、液位を周波数に変換して無線で伝送する
ようにしたものでは、特別な配線工事を不要にすること
ができる反面、電源としてバッテリーを内蔵させる必要
があるため、この交換等に際して引火の危険性がある。
ようにしたものでは、特別な配線工事を不要にすること
ができる反面、電源としてバッテリーを内蔵させる必要
があるため、この交換等に際して引火の危険性がある。
(発明が解決しようとする課題) 本発明はこのような無線式の液位検出信号送信装置が
抱える上述した問題に鑑みてなされたもので、その目的
とするところは、バッテリーの交換等を安全な場所にお
いて行い得るようにした新たな装置を提供することにあ
る。
抱える上述した問題に鑑みてなされたもので、その目的
とするところは、バッテリーの交換等を安全な場所にお
いて行い得るようにした新たな装置を提供することにあ
る。
(課題を解決するための手段) すなわち、本発明はかかる課題を達成するための無線
式液位測定装置として、内部を液位検出データの無線信
号変換回路と電源電池の収納空間となした内側ケースの
外面を、タンク内のフロートと接続する機械式液位測定
手段の担持部として構成するとともに、この内側ケース
と機械式液位測定手段を外側ケースにより被覆して、こ
の内側ケースを外側ケースとともに基台上に取付けるよ
うにしたものである。
式液位測定装置として、内部を液位検出データの無線信
号変換回路と電源電池の収納空間となした内側ケースの
外面を、タンク内のフロートと接続する機械式液位測定
手段の担持部として構成するとともに、この内側ケース
と機械式液位測定手段を外側ケースにより被覆して、こ
の内側ケースを外側ケースとともに基台上に取付けるよ
うにしたものである。
(作用) このように、タンクと連通させなければならない機械
的液位測定手段の配設部分と回路部品及び電池の収納部
を完全に分離させて、回路部品の腐蝕あるいはスパーク
等による引火の危険性を皆無にするとともに、内側ケー
スを外側ケースとともに基台上に取付けることにより、
電池の交換や内部点検等に際しては、外側ケースを取外
すことにより内側ケースをそのままの状態で安全な場所
へ移し、電池交換等に際して生じる不測の引火事故等を
未然に防止するものである。
的液位測定手段の配設部分と回路部品及び電池の収納部
を完全に分離させて、回路部品の腐蝕あるいはスパーク
等による引火の危険性を皆無にするとともに、内側ケー
スを外側ケースとともに基台上に取付けることにより、
電池の交換や内部点検等に際しては、外側ケースを取外
すことにより内側ケースをそのままの状態で安全な場所
へ移し、電池交換等に際して生じる不測の引火事故等を
未然に防止するものである。
(実施例) そこで以下に図示した実施例について説明する。
第3図は本発明が適用された給油設備の一例を示すも
ので、図中符号10は、地下タンク2に設けられた無線式
の液位測定装置で、この液位測定装置10は、地下タンク
2から離れた位置にある事務所8の受信装置9に検出し
た液位を無線周波数の搬送波でもって伝送するように構
成されている。
ので、図中符号10は、地下タンク2に設けられた無線式
の液位測定装置で、この液位測定装置10は、地下タンク
2から離れた位置にある事務所8の受信装置9に検出し
た液位を無線周波数の搬送波でもって伝送するように構
成されている。
はじめにこの装置10に設けた無線送信機構の概要を第
4図乃至第6図で説明すると、この装置10に設けた制御
手段、つまりマイクロコンピュータ11は、電圧レギュレ
ーターを介して電池45からの電力を常時受け、またタイ
マー手段からの起動信号を受けて、一定周期、例えば20
秒間隔で間欠的に起動、停止を繰返す一方、停止時には
タイマー手段からの起動信号により再起動可能な状態で
待機するように構成されている。
4図乃至第6図で説明すると、この装置10に設けた制御
手段、つまりマイクロコンピュータ11は、電圧レギュレ
ーターを介して電池45からの電力を常時受け、またタイ
マー手段からの起動信号を受けて、一定周期、例えば20
秒間隔で間欠的に起動、停止を繰返す一方、停止時には
タイマー手段からの起動信号により再起動可能な状態で
待機するように構成されている。
一方、液位測定部15は、液位により上下動するフロー
ト63により回動し、かつ電圧レギュレータからの作動電
圧を受けるポテンショメータ65と、このポテンショメー
タ65からの出力電圧を周波数に変換する電圧−周波数変
換手段とからなっていて、第1スイッチを介してレギュ
レータからの電力の供給を受けるとともに、周波数信号
をマイクロコンピュータ11に出力するように構成されて
おり、ここからの液位測定データは、制御手段11内の送
信制御手段18(第6図)からの信号によりONとなる第2
のスイッチを介して電圧レギュレータからの電力の供給
を受ける変調送信手段13により搬送波を変調した上、無
線信号としてアンテナ14から送出するように構成されて
いる。
ト63により回動し、かつ電圧レギュレータからの作動電
圧を受けるポテンショメータ65と、このポテンショメー
タ65からの出力電圧を周波数に変換する電圧−周波数変
換手段とからなっていて、第1スイッチを介してレギュ
レータからの電力の供給を受けるとともに、周波数信号
をマイクロコンピュータ11に出力するように構成されて
おり、ここからの液位測定データは、制御手段11内の送
信制御手段18(第6図)からの信号によりONとなる第2
のスイッチを介して電圧レギュレータからの電力の供給
を受ける変調送信手段13により搬送波を変調した上、無
線信号としてアンテナ14から送出するように構成されて
いる。
第5図は上記した変調送信手段13を示したものであっ
て、変調回路は、マイクロコンピュータ11からの液位デ
ータと、電圧低下警報信号と、搬送波発振回路からの搬
送波を受けて、液位データ及び電圧低下警報信号を搬送
波に乗せてアンテナ14に出力するように構成されてお
り、搬送波発振回路は、スイッチ16a、16bにより帯域選
択信号を出力する帯域設定回路と、スイッチ17a、17b、
17cにより同一帯域内で異なる周波数を設定する周波数
設定回路からの周波数制御信号を受けている。これによ
り、給油所単位では帯域を選択し、また同一給油所内の
タンク単位では同一帯域内の異なる周波数を選択するこ
とにより、近隣の給油所間及び同一給油所内のタンク間
での混信を防止して信頼性の高いデータ伝送が可能とな
っている。
て、変調回路は、マイクロコンピュータ11からの液位デ
ータと、電圧低下警報信号と、搬送波発振回路からの搬
送波を受けて、液位データ及び電圧低下警報信号を搬送
波に乗せてアンテナ14に出力するように構成されてお
り、搬送波発振回路は、スイッチ16a、16bにより帯域選
択信号を出力する帯域設定回路と、スイッチ17a、17b、
17cにより同一帯域内で異なる周波数を設定する周波数
設定回路からの周波数制御信号を受けている。これによ
り、給油所単位では帯域を選択し、また同一給油所内の
タンク単位では同一帯域内の異なる周波数を選択するこ
とにより、近隣の給油所間及び同一給油所内のタンク間
での混信を防止して信頼性の高いデータ伝送が可能とな
っている。
第6図は上記した送信制御手段18を示したものであっ
て、比較手段は、タイマー手段の起動信号により液位デ
ータ記憶手段と液位検出部15の液位データを比較し、液
位が増加している場合には第1の信号S1を、また液位が
減少している場合には第2の信号S2を、さらに液位が実
質的に一定である場合には第3の信号S3を出力するよう
に構成され、また、送信周期選択手段は、例えば液位が
上昇している場合の信号S1のときにはカウント数N1=1
を、また液位が減少している場合の信号S2のときにはN2
=15を、さらに液位がほぼ一定である場合の信号S3のと
きにはN3=180をそれぞれカウンタに出力するもので、
このカウンタ手段は、マイクロコンピュータ11の起動回
数、つまりタイマー手段からの信号の数Nをカウント
し、送信周期選択手段により設定された数に到達した時
点で信号を出力して第2のスイッチをONするとともに計
数内容を帰零するように構成されている。
て、比較手段は、タイマー手段の起動信号により液位デ
ータ記憶手段と液位検出部15の液位データを比較し、液
位が増加している場合には第1の信号S1を、また液位が
減少している場合には第2の信号S2を、さらに液位が実
質的に一定である場合には第3の信号S3を出力するよう
に構成され、また、送信周期選択手段は、例えば液位が
上昇している場合の信号S1のときにはカウント数N1=1
を、また液位が減少している場合の信号S2のときにはN2
=15を、さらに液位がほぼ一定である場合の信号S3のと
きにはN3=180をそれぞれカウンタに出力するもので、
このカウンタ手段は、マイクロコンピュータ11の起動回
数、つまりタイマー手段からの信号の数Nをカウント
し、送信周期選択手段により設定された数に到達した時
点で信号を出力して第2のスイッチをONするとともに計
数内容を帰零するように構成されている。
なお上述した送信機構の動作については本発明と直接
関係がなく、またこの点については特願昭63−334844号
に詳細に説明されているので、ここではこれ以上の説明
は省略する。
関係がなく、またこの点については特願昭63−334844号
に詳細に説明されているので、ここではこれ以上の説明
は省略する。
ところで、第1図、第2図は上述した無線式液位測定
装置10についての詳細な構造を示したもので、この装置
10は、地下タンク2の上部に埋設された鉄製のマンホー
ル3内に収められている。
装置10についての詳細な構造を示したもので、この装置
10は、地下タンク2の上部に埋設された鉄製のマンホー
ル3内に収められている。
この液位測定装置10は、大別して地下タンク2からの
立上り管30の上端に固定された取付け台31と、この取付
け台第31上に取付けられた本体ベース35と、上述した制
御系、伝送系の各回路部品とリチウム電池45を担持する
電気ボックスベース40と、電気ボックスベース40を気密
に封止するとともに、テープドラムユニット58を地下タ
ンク2のフロート63と接続可能に、換言すればテープド
ラムユニット58を引火性ガスの雰囲気中に担持する電気
ボックスケース50と、電気ボックスベース40、電気ボッ
クスケース50を被覆してこれらを本体ベース35上に取付
ける本体ケース70とによって構成されている。
立上り管30の上端に固定された取付け台31と、この取付
け台第31上に取付けられた本体ベース35と、上述した制
御系、伝送系の各回路部品とリチウム電池45を担持する
電気ボックスベース40と、電気ボックスベース40を気密
に封止するとともに、テープドラムユニット58を地下タ
ンク2のフロート63と接続可能に、換言すればテープド
ラムユニット58を引火性ガスの雰囲気中に担持する電気
ボックスケース50と、電気ボックスベース40、電気ボッ
クスケース50を被覆してこれらを本体ベース35上に取付
ける本体ケース70とによって構成されている。
つぎにこれらについてさらに詳しく説明すると、立上
り管30の上端に固定された取付け台31にはその上面にO
リング32が設けられていて、本体ベース35の一半に設け
たテープ挿通孔36部分を気密に諷刺するように構成さ
れ、また本体ベース35を基台としてその上に電気ボック
スベース40等を安定的に支持することができるように、
テープ挿通孔36の外周に挿通したネジ33により本体ベー
ス35を強固に支持するように構成されている。
り管30の上端に固定された取付け台31にはその上面にO
リング32が設けられていて、本体ベース35の一半に設け
たテープ挿通孔36部分を気密に諷刺するように構成さ
れ、また本体ベース35を基台としてその上に電気ボック
スベース40等を安定的に支持することができるように、
テープ挿通孔36の外周に挿通したネジ33により本体ベー
ス35を強固に支持するように構成されている。
一方、電気ボックスベース40は、電気ボックスケース
50によって気密に封止されるようその上面の外周縁部と
テープ挿通口周縁にOリング41a、41bが設けられてい
て、これらを介して電気ボックスケース50の下端開口部
のフランジ52部分に気密に接合するように構成されてい
る。この電気ボックスベース40には、一半に本体ベース
35に設けたテープ挿通孔36と同じ位置にテープ挿通孔42
が設けられ、また他半一側には制御送信用IC基板44が設
けられていて、残る他側部分はリチウム電池45の収納部
46として構成されている。このベース40にはさらに他端
部にケーブル挿通孔47が設けられていて、ここには同軸
ケーブルパッキング48をもって同軸ケーブル49が気密に
挿通されている。この同軸ケーブル49の他端には送信ア
ンテナ14が接続され、送信アンテナ14はマンホール3の
外に届く、緩い下向き傾斜の横孔5内に載置される。
50によって気密に封止されるようその上面の外周縁部と
テープ挿通口周縁にOリング41a、41bが設けられてい
て、これらを介して電気ボックスケース50の下端開口部
のフランジ52部分に気密に接合するように構成されてい
る。この電気ボックスベース40には、一半に本体ベース
35に設けたテープ挿通孔36と同じ位置にテープ挿通孔42
が設けられ、また他半一側には制御送信用IC基板44が設
けられていて、残る他側部分はリチウム電池45の収納部
46として構成されている。このベース40にはさらに他端
部にケーブル挿通孔47が設けられていて、ここには同軸
ケーブルパッキング48をもって同軸ケーブル49が気密に
挿通されている。この同軸ケーブル49の他端には送信ア
ンテナ14が接続され、送信アンテナ14はマンホール3の
外に届く、緩い下向き傾斜の横孔5内に載置される。
他方、この電気ボックスベース40の上に、ネジ51をも
って気密に被覆固定される電気ボックスケース50には、
その一半にテープ挿通孔54を有するテープドラムユニッ
ト取付け面55が形成され、また他半には、電気ボックス
ベース40上の上記したIC基板44とリチウム電池45を被覆
するような形状をなすカバー56が形成されている。テー
プドラムユニット58は、巻回したテープ61を各テープ挿
通孔54、42、36及び立上り管30を通して地下タンク2内
に吊下できるように、その支持ブラケット59を上記した
取付け面55上に位置させている。この支持ブラケット59
には、定トルクスプリング79を介して巻上げ方向の付勢
力が作用するテープドラム60が軸支されていて、ここに
は、地下タンク2内のフロート63に繋った目盛62付きの
テープ61が巻回されている。この支持ブラケット59に
は、その一部に地下タンク2内の水を検知するための検
知棒挿入孔64が設けられており、また他側には、カバー
56の横孔57にOリング66をもってポテンショメータ65が
気密に取付けられていて、テープドラム60の軸端に固定
したフェースギヤ63を介してテープ61の繰出し量及び巻
上げ量を検出するように構成されている。
って気密に被覆固定される電気ボックスケース50には、
その一半にテープ挿通孔54を有するテープドラムユニッ
ト取付け面55が形成され、また他半には、電気ボックス
ベース40上の上記したIC基板44とリチウム電池45を被覆
するような形状をなすカバー56が形成されている。テー
プドラムユニット58は、巻回したテープ61を各テープ挿
通孔54、42、36及び立上り管30を通して地下タンク2内
に吊下できるように、その支持ブラケット59を上記した
取付け面55上に位置させている。この支持ブラケット59
には、定トルクスプリング79を介して巻上げ方向の付勢
力が作用するテープドラム60が軸支されていて、ここに
は、地下タンク2内のフロート63に繋った目盛62付きの
テープ61が巻回されている。この支持ブラケット59に
は、その一部に地下タンク2内の水を検知するための検
知棒挿入孔64が設けられており、また他側には、カバー
56の横孔57にOリング66をもってポテンショメータ65が
気密に取付けられていて、テープドラム60の軸端に固定
したフェースギヤ63を介してテープ61の繰出し量及び巻
上げ量を検出するように構成されている。
この電気ボックスケース50を覆う本体ケース70は、表
面を黒く塗った透明合成樹脂材により成形されており、
そのフランジ71部分に設けた孔72から、電気ボックスケ
ース50及び電気ボックスベース40の各孔53、43にネジ73
を挿通し、本体ベース35のネジ孔37に螺合することによ
ってこれら全体を固定するように構成されている。また
この本体ケース70の頂面には、テープドラムユニット58
の位置する部分に、必要に応じて水検知棒を挿入するこ
とができるよう蓋74が着脱自在に設けられており、ま
た、電池45が切れてから新たな電池45が交換されるまで
の間、地下タンク2内の液位を知ることができるようテ
ープ61の目盛62を見るための透明窓75が設けられてい
る。
面を黒く塗った透明合成樹脂材により成形されており、
そのフランジ71部分に設けた孔72から、電気ボックスケ
ース50及び電気ボックスベース40の各孔53、43にネジ73
を挿通し、本体ベース35のネジ孔37に螺合することによ
ってこれら全体を固定するように構成されている。また
この本体ケース70の頂面には、テープドラムユニット58
の位置する部分に、必要に応じて水検知棒を挿入するこ
とができるよう蓋74が着脱自在に設けられており、ま
た、電池45が切れてから新たな電池45が交換されるまで
の間、地下タンク2内の液位を知ることができるようテ
ープ61の目盛62を見るための透明窓75が設けられてい
る。
なお図中符号4はマンホールの蓋、69はポテンショメ
ータ65の切欠き67に挟み込んでその取付け取外しを容易
にするブラケット、76は本体ケース70の下面周縁に設け
たOリングをそれぞれ示している。
ータ65の切欠き67に挟み込んでその取付け取外しを容易
にするブラケット、76は本体ケース70の下面周縁に設け
たOリングをそれぞれ示している。
このように構成された無線式液位測定装置10は、電気
ボックスベース40と電気ボックスケース50がOリング41
a、41bを介して気密に接合された上、ネジ51によって一
体的に結合されており、さらにこの上から本体ケース70
により覆われた上、本体ベース35上にネジ73をもって固
定されている。
ボックスベース40と電気ボックスケース50がOリング41
a、41bを介して気密に接合された上、ネジ51によって一
体的に結合されており、さらにこの上から本体ケース70
により覆われた上、本体ベース35上にネジ73をもって固
定されている。
このため、電気ボックスケース50のカバー56によって
覆われた内部空間には、地下タンク2からの引火性の強
いガスの侵入や、マンホール3内に溜った水等の侵入が
阻止されて、内部の回路部品と電池45は腐蝕の虞れもな
くスパークによる引火の危険性もなく確実に保護され
る。これに対し、電気ボックスケース50と本体ケース70
との間の空間には、テープ挿通口54を通して地下タンク
2から引火性の強いガスが流入するが、ここに配設され
るテープドラムユニット58はこのガスに対して特に問題
はなく、また、これと接続関係にあるポテンショメータ
65は、自己のOリング66によりカバー56の内部を気密に
封止しており、さらに電気ボックスベース40から外部へ
引出された同軸ケーブル49は、ケーブルパッキング48に
よりそれぞれ内部の回路部品と気密に接続した状態で取
付けられる。
覆われた内部空間には、地下タンク2からの引火性の強
いガスの侵入や、マンホール3内に溜った水等の侵入が
阻止されて、内部の回路部品と電池45は腐蝕の虞れもな
くスパークによる引火の危険性もなく確実に保護され
る。これに対し、電気ボックスケース50と本体ケース70
との間の空間には、テープ挿通口54を通して地下タンク
2から引火性の強いガスが流入するが、ここに配設され
るテープドラムユニット58はこのガスに対して特に問題
はなく、また、これと接続関係にあるポテンショメータ
65は、自己のOリング66によりカバー56の内部を気密に
封止しており、さらに電気ボックスベース40から外部へ
引出された同軸ケーブル49は、ケーブルパッキング48に
よりそれぞれ内部の回路部品と気密に接続した状態で取
付けられる。
このような状態のもとで、電池45の交換や内部点検を
行う場合には、はじめに本体ケース70のフランジ71部分
に設けたネジ73を取外す。これにより、ネジ51によって
接合一体となっている電気ボックスケース50と電気ボッ
クスベース40は、本体ケース70とともに本体ベース35上
から外れるから、つぎにテープ61をたぐって地下タンク
2内のフロート63を引上げ、またコンクリートの横孔5
からアンテナ14を引出した上、テープドラムユニット58
とポテンショメータ65を支持したまま電気ボックスケー
ス50と電気ボックスベース40を事務所8等の安全な場所
へ運び出す。そして、安全な場所においてネジ51を外
し、電気ボックスベース40と電気ボックスケース50を分
離して、電池45の交換や内部点検を行う。なお、ポテン
ショメータ65には第2図に示したようにリード線68がた
るみを設けて接続されているから、電気ボックスケース
50の取外しは支障なく行うことができる。
行う場合には、はじめに本体ケース70のフランジ71部分
に設けたネジ73を取外す。これにより、ネジ51によって
接合一体となっている電気ボックスケース50と電気ボッ
クスベース40は、本体ケース70とともに本体ベース35上
から外れるから、つぎにテープ61をたぐって地下タンク
2内のフロート63を引上げ、またコンクリートの横孔5
からアンテナ14を引出した上、テープドラムユニット58
とポテンショメータ65を支持したまま電気ボックスケー
ス50と電気ボックスベース40を事務所8等の安全な場所
へ運び出す。そして、安全な場所においてネジ51を外
し、電気ボックスベース40と電気ボックスケース50を分
離して、電池45の交換や内部点検を行う。なお、ポテン
ショメータ65には第2図に示したようにリード線68がた
るみを設けて接続されているから、電気ボックスケース
50の取外しは支障なく行うことができる。
一方、この電気ボックスケース50を取外した場合で
も、テープドラムユニット58とポテンショメータ65はそ
のまま電気ボックスケース50上に位置決めされているた
め、電池交換後にケース50とベース40を結合しても、こ
れらの位置修正を行う必要なく、またこれらを取外して
点検した場合でも、その後の取付けは、電気ボックスケ
ース50を基準として正確に行うことができる。
も、テープドラムユニット58とポテンショメータ65はそ
のまま電気ボックスケース50上に位置決めされているた
め、電池交換後にケース50とベース40を結合しても、こ
れらの位置修正を行う必要なく、またこれらを取外して
点検した場合でも、その後の取付けは、電気ボックスケ
ース50を基準として正確に行うことができる。
そして以上の電池交換、内部点検等を終えたら、再び
電気ボックスケース50と電気ボックスベース40をネジ51
により結合した上これらをマンホール3内に運び込み、
フロート63をテープ挿入孔54から地下タンク2内に投げ
込むとともに、アンテナ14をマンホール3の外に設けた
横孔5内に差込む。そして最後に、これらの上に本体ケ
ース70を被してネジ締めすれば、電気ボックスケース50
と電気ボックスベース40は再び本体ベース35上に固定さ
れる。
電気ボックスケース50と電気ボックスベース40をネジ51
により結合した上これらをマンホール3内に運び込み、
フロート63をテープ挿入孔54から地下タンク2内に投げ
込むとともに、アンテナ14をマンホール3の外に設けた
横孔5内に差込む。そして最後に、これらの上に本体ケ
ース70を被してネジ締めすれば、電気ボックスケース50
と電気ボックスベース40は再び本体ベース35上に固定さ
れる。
ところで、この設置状態においてアンテナ14はマンホ
ール2の外に置かれているため送信には支障がなく、し
かも、このアンテナ14を収める横孔5に緩い下向き傾斜
を付与させてあるので、アンテナ14の脱落を防ぐととも
に、水はけのよさによってアンテナ14を良好な状態に保
つことができる。
ール2の外に置かれているため送信には支障がなく、し
かも、このアンテナ14を収める横孔5に緩い下向き傾斜
を付与させてあるので、アンテナ14の脱落を防ぐととも
に、水はけのよさによってアンテナ14を良好な状態に保
つことができる。
なお、上述した実施例では支障あるいは電池切れ等を
考慮してテープ61に目盛62を付したものを使用している
が、単なるテープを使用しても差支えなく、またポテン
ショメータ65については、これをテープドラムユニット
58とともに電気ボックスケース50の上面に配設し、リー
ド線68のみをカバー56内に気密に引込むようにすること
もできる。
考慮してテープ61に目盛62を付したものを使用している
が、単なるテープを使用しても差支えなく、またポテン
ショメータ65については、これをテープドラムユニット
58とともに電気ボックスケース50の上面に配設し、リー
ド線68のみをカバー56内に気密に引込むようにすること
もできる。
(効果) 以上の述べたように本発明によれば、内側ケースの外
側をフロートと接続した機械式液位測定手段の担持部と
し、内側を無線信号変換回路や電源電池を気密に収納す
る収納部となしたので、機械式液位測定手段の配設部と
電子部品収容部とを完全に分離して、回路部品の腐食あ
るいはスパーク等による引火の危険性を皆無にすること
ができる。
側をフロートと接続した機械式液位測定手段の担持部と
し、内側を無線信号変換回路や電源電池を気密に収納す
る収納部となしたので、機械式液位測定手段の配設部と
電子部品収容部とを完全に分離して、回路部品の腐食あ
るいはスパーク等による引火の危険性を皆無にすること
ができる。
しかも、内側ケースを外側ケースにより被覆した上、
この内側ケースを外側ケースとともに基台上に取付ける
ようにしたので、機械部の修理等は外側ケースを取外す
だけで行うことができ、また、触れたくない電子部品等
については、外側ケースを外した上でさらに内側ケース
を外さなければ露出させることができないといったよう
に、2重の安全を図ることによって修理や点検等に際し
て生じ易い不測の事故を未然に防止することができる。
この内側ケースを外側ケースとともに基台上に取付ける
ようにしたので、機械部の修理等は外側ケースを取外す
だけで行うことができ、また、触れたくない電子部品等
については、外側ケースを外した上でさらに内側ケース
を外さなければ露出させることができないといったよう
に、2重の安全を図ることによって修理や点検等に際し
て生じ易い不測の事故を未然に防止することができる。
第1図は本発明の一実施例を示す装置の分解斜視図、第
2図は同上装置の断面図、第3図は同上装置を備えた給
油設備の一例を示す図、第4図は同上装置のブロック
図、第5図は変調送信手段のブロック図、第6図は送信
周期を限定する手段のブロック図である。 2……地下タンク 3……マンホール 10……無線式液位測定装置 14……アンテナ 30……立上り管 31……取付台 35……本体ベース 40……電気ボックスベース 44……回路基板 45……電池 46……電池収納部 50……電気ボックスケース 55……テープドラムユニット取付け面 56……カバー 58……テープドラムユニット 61……テープ 63……フロート 65……ポテンショメータ 70……本体ケース 75……透明窓
2図は同上装置の断面図、第3図は同上装置を備えた給
油設備の一例を示す図、第4図は同上装置のブロック
図、第5図は変調送信手段のブロック図、第6図は送信
周期を限定する手段のブロック図である。 2……地下タンク 3……マンホール 10……無線式液位測定装置 14……アンテナ 30……立上り管 31……取付台 35……本体ベース 40……電気ボックスベース 44……回路基板 45……電池 46……電池収納部 50……電気ボックスケース 55……テープドラムユニット取付け面 56……カバー 58……テープドラムユニット 61……テープ 63……フロート 65……ポテンショメータ 70……本体ケース 75……透明窓
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭52−69662(JP,A) 特開 昭59−5921(JP,A) 特公 昭35−3337(JP,B1)
Claims (1)
- 【請求項1】内部を液位検出データの無線信号変換回路
と電源電池の収納空間となした内側ケースの外面に機械
式液位測定手段の担持部を形成して、該担持部上に、タ
ンク内のフロートと接続する上記機械式液位測定手段を
取付けるとともに、該内側ケースと上記機械式液位測定
手段とを外側ケースにより被覆して、上記外側ケースを
上記内側ケースとともに上記タンクの立上り管上端に固
定した基台に取外し自在に取付けたことを特徴とする無
線式液位測定装置。
Priority Applications (9)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1061314A JP2552639B2 (ja) | 1989-03-13 | 1989-03-13 | 無線式液位測定装置 |
DK658389A DK658389A (da) | 1988-12-26 | 1989-12-22 | System til radiotransmission af vaeskeniveaudata og til omsaetning af modtagne data til volumendata |
EP89313512A EP0376646B1 (en) | 1988-12-26 | 1989-12-22 | System for radio transmission of liquid level data and for converting received data to volume data to be indicated |
AU47234/89A AU632779B2 (en) | 1988-12-26 | 1989-12-22 | System for radio transmission of liquid level data and for converting received data to volume data to be indicated |
ES89313512T ES2119736T3 (es) | 1988-12-26 | 1989-12-22 | Sistema para la transmision por radio de datos de nivel de liquido y para convertir los datos recibidos en datos de volumen a indicar. |
DE68928664T DE68928664T2 (de) | 1988-12-26 | 1989-12-22 | Anordnung zur Funkübertragung von Flüssigkeitsstandsdaten und zum Umwandeln der Empfangsdaten in anzuzeigende Volumendaten |
MYPI89001849A MY106078A (en) | 1988-12-26 | 1989-12-22 | System for radio transmission of liquid level data and for converting received data to volume data to be indicated. |
KR1019890019374A KR930001723B1 (ko) | 1988-12-26 | 1989-12-23 | "무선식 액량 측정장치" |
US07/456,912 US5111201A (en) | 1988-12-26 | 1989-12-26 | System radio transmission of liquid level data and battery saving technique |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1061314A JP2552639B2 (ja) | 1989-03-13 | 1989-03-13 | 無線式液位測定装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02240522A JPH02240522A (ja) | 1990-09-25 |
JP2552639B2 true JP2552639B2 (ja) | 1996-11-13 |
Family
ID=13167575
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1061314A Expired - Fee Related JP2552639B2 (ja) | 1988-12-26 | 1989-03-13 | 無線式液位測定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2552639B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001093072A (ja) * | 1999-09-21 | 2001-04-06 | Ricoh Elemex Corp | 無線検針システム |
JP2001093071A (ja) * | 1999-09-21 | 2001-04-06 | Ricoh Elemex Corp | 無線検針システム |
JP4553277B2 (ja) * | 1999-10-28 | 2010-09-29 | リコーエレメックス株式会社 | 無線検針システム |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5269662A (en) * | 1975-12-08 | 1977-06-09 | Sakura Sokki Kk | Apparatus for transmitting values measured by level detector |
JPS595921A (ja) * | 1982-11-02 | 1984-01-12 | Tokyo Tatsuno Co Ltd | 液量測定装置 |
-
1989
- 1989-03-13 JP JP1061314A patent/JP2552639B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02240522A (ja) | 1990-09-25 |
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