JP2859312B2 - 無線式液量測定装置 - Google Patents

無線式液量測定装置

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JP2859312B2
JP2859312B2 JP1205403A JP20540389A JP2859312B2 JP 2859312 B2 JP2859312 B2 JP 2859312B2 JP 1205403 A JP1205403 A JP 1205403A JP 20540389 A JP20540389 A JP 20540389A JP 2859312 B2 JP2859312 B2 JP 2859312B2
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宣雄 島村
優 川辺
誠 清水
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株式会社タツノ・メカトロニクス
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は給油所等に埋設されている地下タンクの液位
を遠隔地に無線により伝送して受け側で液量として表示
する装置に関する。
(従来技術) 地下タンクに収容された燃料油等の液量は、通常フロ
ート式液面計により電気信号に変換し、伝送線路でもっ
て事務所等のモニタ装置に伝送することにより管理され
ている。
(発明が解決しようとする問題点) このため、例えば特開昭63−210728号公報や実開昭61
−205027号公報に見られるようにタンクに収容されてい
る燃料油の液位を無線信号により測定装置に伝送するも
のが提案されている。
これによれば、ケーブルを不要として防爆構造の簡素
化を図ることができるものの、タンクに設置される無線
式液位測定装置の温度変化による誤差が大きく測定結果
に大きな誤差を含むという問題がある。
もとより、無線式液位測定装置に温度補正回路を組み
込むことも考えられるが、温度補正回路を駆動するため
の電力を必要として、電力源である電池の寿命が短縮さ
れ、メンテナンスに手間が掛かるという問題がある。
(発明が解決しようとする課題) 本発明はこのような問題に鑑みてなされたものであっ
て、その目的とするところはタンクに設置される無線式
液位信号送信手段での電力消費の増大を招くこと無く、
温度変化による誤差を補正することができる無線式液量
測定装置を提供することである。
(課題を解決するための手段) このような問題を解消するために本発明においては、
貯液タンクに設けられて液位データ、液温データ、及び
気温データを無線周波により伝送する無線式液位信号送
信手段と、前記液位データ、液温データ、及び気温デー
タを受け、前記液位データを前記気温データに基づいて
補正し、気温データに基づいて補正された液位データと
前記液温データとにより基準温度における液量を算出し
て表示させる表示制御手段とを備えるようにした。
(実施例) そこで、以下に本発明の詳細を図示した実施例に基づ
いて説明する。
第1図は、本発明を適用した給液設備の一実施例を示
すものであって、図中符号1は、地下タンク2、2に設
けられる送信装置で、これを構成する筐体内には温度検
出器22が設けられている。3は地下タンクから遠隔地に
ある事務所4に設備された表示制御装置で、無線周波数
の搬送波でもって地下タンク2、2の液位、及び筐体内
の温度を伝送するようにシステムが構成されている。
第2図は、前述した送信装置の一実施例を示すもので
あって、図中符号10は、マイクロコンピュータからなる
制御手段で、電池11からの電力を電圧レギュレータ12を
介して電源端子10aに常時受け、また電圧レギュレータ1
2からの電力を常時受けて作動するタイマー手段13から
の起動信号を起動信号入力端子10bに受け、一定周期、
例えば20秒間隔で間欠的に起動、停止を繰返すととも
に、停止時にはタイマ手段13からの起動信号により再起
動可能な状態で待機するように構成されている。
20は、液位−温度測定手段で、液位検出用フロートF
に連動するポテンショメータ21と、送信装置の筐体内の
温度、つまりケース内温を検出する第1温度検出器22
と、タンク内の液温を検出する第2温度検出器23とを備
えている。
この測定手段20は、制御手段10により開閉制御を受け
る第1スイッチ16を介して電力の供給を受ける電圧レギ
ュレータ26から作動電圧の供給を受け、また測定信号は
制御手段10により切換えられる第2スイッチ25を介して
電圧−周波数変換手段24に出力している。17は、変調送
信手段で、制御手段10からの信号によりONとなる第3ス
イッチ18を介して電圧レギュレータ12からの電力の供給
を受け、液位−温度測定手段20の測定データにより搬送
波を変調し、測定データを無線信号としてアンテナ19か
ら送出するように構成されている。
次に、このように構成した装置の動作を第3図に示し
たフローチャートに基づいて説明する。
電池11からの電力が供給されて装置が作動すると、制
御手段10はタイマ手段13からの起動信号を受け付け可能
な程度の機能を維持したスタンバイ状態となり、またタ
イマ手段13は計時動作を開始する(ステップ イ)。予
め設定されている時間、例えば20秒が経過すると、タイ
マ手段13は起動信号を出力する(ステップ ロ)。これ
により、制御手段10は、スタンバイ状態を脱して起動状
態に移り、第1スイッチ16をONとして液位−温度検出手
段20に作動電力を供給する(ステップ ハ)。液位−温
度検出手段20は、液位に応じたポテンショメータ21から
の電圧信号VLと、ケース内温に応じた第1温度検出器2
2からの電圧信号Vcと、液体の温度に応じた第2温度検
出器23からの電圧信号Vg、を出力する。この時点では、
第2スイッチ25によりポテンショメータ21の出力が選択
されているので、電圧信号VLだけが電位−周波数変換
手段24により周波数信号に変換されて制御手段10に出力
する(ステップ ニ)。制御手段10は、この周波数信号
を一定時間カウントする。液位データのサンプリングが
終了した段階で、制御手段10は、第2スイッチ25を切換
えて(ステップ ホ)、第1温度検出器22の電圧信号Vc
を電位−周波数変換手段24に出力させ(ステップ
ヘ)、さらに第2スイッチ25を切換えて(ステップ
ト)、第2温度検出器23の電圧信号Vgを電位−周波数変
換手段24に出力させる。
液位データ、気温データ、及び液温データの採取が終
了した時点で(ステップ チ)、制御手段10は、第1ス
イッチ16をOFFとして液位−温度検出手段20への電力を
断ち、また第2スイッチ25をポテンショメータを選択し
た状態に切換え、次の測定時のデータ出力順を予め設定
しておく。次に、制御手段10は、第3スイッチ18をONと
して変調送信手段17を作動させ、取込んでいる液位デー
タ、気温データ、液温データを送信する(ステップ
リ)。全てのデータの送信が終了した時点で(ステップ
ヌ)、第3ステップ18をOFFにして変調送信手段17を
停止させ、また制御手段自身もスタンバイ状態に入る
(ステップ ル)。
以下このような過程を繰返しながらタイマー手段13に
設定されている一定周期で液位、気温、及び液温データ
を送信する。
第4図は、表示制御装置の一実施例を示すものであっ
て、図中符号40は、複数のチャンネルを受信する無線受
信手段で、タンク毎に設置されている無線式液位測定装
置からの無線信号を受信するように周波数同調が行われ
ており、また各チャンネルにおいて受信した信号を復調
してそれぞれ独立のチャンネルとして出力するように構
成されている。
41は、データ記憶手段で、無線受信手段40からの液位
データ、気温データ、及び液温データを、タンク番号で
割当てられているアドレスのデータ領域に格納するもの
である。
42は、読出手段で、制御手段43により指定されたタン
ク番号に対応するアドレスにアクセスを掛け、ここに格
納されているデータをシリアル−パラレル変換して出力
するものである。
44は、変換用データ記憶手段で、液位データのケース
内温の依存特性や、液位と液量との関係、及び基準液温
度における液量への換算データ等を格納して構成されて
いる。
45、46は、それぞれ各タンク毎の最高の液量、及び最
低の液量を格納した最高液量記憶回路と、最低液量記憶
回路である。
50は、表示装置で、タンク番号毎に現在の液量を表示
する表示器51、52、53と、タンクの液量が最高、最低値
になったときに警報表示する表示器54〜56、57〜59をパ
ネル面に配設して構成されている。
なお、図中符号60は表示装置駆動手段を示す。
次にこのように構成した装置の動作を第5図に示した
フローチャートに基づいて説明する。
タンクに備え付けられた無線式液位測定装置1、1
(第1図)から無線信号が出力されると無線受信手段40
はこれを受信して(ステップ イ)、データ記憶手段41
に出力する。データ記憶手段41は、無線受信手段40のチ
ャンネルに対応したアドレスに、今受信した液位デー
タ、気温データ、及び液温データを格納してデータを更
新する(ステップ ロ)。
制御手段43は、読出手段42を介して液位記憶手段41か
らタンク毎の液位データ、気温データ、液温データを読
出し、変換用データ記憶手段44のデータに基づいて液位
をケース内の気温データにより補正する。これにより、
温度変動により影響を受け易い電圧レギュレータ26の出
力電圧変化や、ポテンショメータ21の抵抗値変化による
液位データの温度誤差が取除かれることになる。次い
で、制御手段43は、温度補正された液位データを液量に
変換し、液量を液量に基づいて補正して基準温度におけ
る液量に換算し、対応する表示器54〜56に表示させる
(ハ)。同時に最高液量記憶手段45及び最低液量記憶手
段46に記憶されている最高液量、最低液量と比較し(ス
テップ ニ、ホ)、これらに一致する場合には最高液量
表示器54〜56、最低液量表示器57〜59を作動させて、液
量の過不足をオペレータに知らせる(ステップ ヘ、
ト)。
(発明の効果) 以上、説明したように本発明においては貯液タンクに
設けられて液位データ、液温データ、及び気温データを
無線周波により伝送する無線式液位信号送信手段と、液
位データ、液温データ、及び気温データを受け、液位デ
ータを気温データに基づいて補正し、気温データに基づ
いて補正された液位データと液温データとにより基準温
度における液量を算出して表示させる表示制御手段とを
備えたので、無線式液位信号送信手段での温度補正動作
を不要として電力消費を抑えつつ、無線式液位信号送信
手段の温度変化による誤差を補正して基準温度における
液量を正確に測定することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明が適用された給液設備の一実施例を示す
図、第2図は本発明の一実施例を示す装置のブロック
図、第3図は同上装置の動作を示すフローチャート、第
4図は同上装置に対応して使用する受信装置の一実施例
を示すブロック図、及び第5図は同上装置の動作を示す
フローチャートである。 1……無線式液位温度送信装置 2……地下タンク 3……表示制御装置 19……アンテナ 20……液位温度測定手段 21……ポテンショメータ 22、23……温度検出器 F……フロート
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−61717(JP,A) 特開 昭63−210728(JP,A) 実願 昭61−89639号(実開 昭61− 205027号)の願書に添付した明細書及び 図面の内容を撮影したマイクロフィルム (JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G01F 23/00 G08C 17/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】貯液タンクに設けられて液位データ、液温
    データ、及び気温データを無線周波により伝送する無線
    式液位信号送信手段と、 前記液位データ、液温データ、及び気温データを受け、
    前記液位データを前記気温データに基づいて補正し、前
    記気温データに基づいて補正された液位データと前記液
    温データとにより基準温度における液量を算出して表示
    させる表示制御手段とからなる無線式液量測定装置。
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JPS61205027U (ja) * 1986-06-11 1986-12-24
JPH0812100B2 (ja) * 1987-02-27 1996-02-07 株式会社タツノ・メカトロニクス 液面測定装置

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