JP3134387B2 - 酸素濃度検知装置 - Google Patents

酸素濃度検知装置

Info

Publication number
JP3134387B2
JP3134387B2 JP03220775A JP22077591A JP3134387B2 JP 3134387 B2 JP3134387 B2 JP 3134387B2 JP 03220775 A JP03220775 A JP 03220775A JP 22077591 A JP22077591 A JP 22077591A JP 3134387 B2 JP3134387 B2 JP 3134387B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
oxygen concentration
altitude
weather forecast
atmospheric pressure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP03220775A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0560719A (ja
Inventor
敬介 殿村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP03220775A priority Critical patent/JP3134387B2/ja
Publication of JPH0560719A publication Critical patent/JPH0560719A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3134387B2 publication Critical patent/JP3134387B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A90/00Technologies having an indirect contribution to adaptation to climate change
    • Y02A90/10Information and communication technologies [ICT] supporting adaptation to climate change, e.g. for weather forecasting or climate simulation

Landscapes

  • Electric Clocks (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ガルバニ電池式酸素セ
ンサを利用して酸素濃度を測定する酸素濃度検知装置に
関する。
【0002】
【従来技術及びその問題点】室内でストーブなどを使用
する場合にはときどき換気する必要があるが、このとき
室内の酸素濃度が分かれば、換気が必要かどうかを正確
に判断できるので非常に便利である。実際に、ガルバニ
電池式酸素センサを用いた酸素濃度検知装置も実用化さ
れている。
【0003】従来のガルバニ電池式酸素センサを用いた
酸素濃度検知装置は、酸素濃度の測定を行なっているの
みであった。
【0004】酸素濃度を測定する必要があるのは、冬の
ストーブを使用するときだけであり、装置を使用しない
期間が長く、無駄であった。
【0005】
【発明の目的】本発明の目的は、ガルバニ式酸素センサ
の出力から酸素濃度データとは異なるデータを得て、酸
素濃度検知装置の有効利用を計ることである。
【0006】
【発明の要点】本発明の要点は、ガルバニ電池式酸素セ
ンサの出力から酸素濃度データ、気圧データを得て、酸
素濃度データと気圧データとの少なくとも1つを表示す
ることである。また、気圧データから一定時間後の天気
予報データを得て、その天気予報データを表示すること
である。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しながら
説明する。この実施例は、電子時計に酸素濃度検知装置
を組み込んだものである。
【0008】図1は、実施例の酸素濃度検知装置の回路
構成図である。同図において、発振器1で生成される基
準クロック信号は、分周回路2で所定周波数に分周され
て時刻計数回路3に出力される。時刻計数回路3は、分
周回路2からの計時信号を計数して時刻及び日付データ
を得て、その時刻及び日付データをCPU4に出力す
る。また、時刻計数回路3から1分周期の分キャリー信
号がCPU4に出力されている。
【0009】酸素センサ5は、例えばガルバニ電池式酸
素センサからなり空気中の酸素濃度に比例した電圧を出
力する。酸素センサ5の出力電圧は、増幅回路6で増幅
された後、A/D変換回路7でディジタル値に変換され
CPU4に出力される。なお、増幅回路6、A/D変換
回路7は、CPU4から1分間隔で出力される測定信号
により駆動される。
【0010】CPU4は、回路全体を制御する中央処理
部であり、時刻計数回路3で計数される時刻データ及び
酸素センサ5で検出される酸素濃度データ等をRAM8
に格納すると共に、表示駆動回路9を駆動させてそれら
のデータを表示部10に表示させる。
【0011】図2は、RAM8のレジスタの構成を示す
図である。同図において、測定酸素濃度記憶部Xは酸素
センサ5で検出される測定酸素濃度データを記憶するレ
ジスタであり、基準酸素濃度記憶部Yは基準となる酸素
濃度データを記憶するレジスタである。酸素濃度レベル
記憶部Zは、測定酸素濃度が基準酸素濃度から何パーセ
ント低いレベルにあるかを示すレベルデータを記憶する
レジスタである。
【0012】初期高度記憶部Lはユーザによりプリセッ
トされる高度データを記憶するレジスタであり、初期気
圧記憶部Rはそのときの気圧データを記憶するレジスタ
である。現在の気圧記憶部Pは測定酸素濃度データから
得られる気圧データを記憶するレジスタであり、現在の
高度記憶部Hは現在地点の高度データを記憶するレジス
タである。
【0013】平均気圧記憶部Vは、過去24時間の平均
気圧を記憶するレジスタであり、差記憶部Sは現在の気
圧データと過去24時間の平均気圧データとの差データ
を記憶するレジスタである。
【0014】天気予報データ記憶部Wは、差記憶部Sの
差データから予測した一定間後の天気を示す天気予報デ
ータを記憶するレジスタである。なお、天気予報データ
記憶部Wに記憶される「0」から「3」の天気予報デー
タは、天気予報データ「0」が「晴れの良い天気にな
る」予報を示し、天気予報データ「1」が「天気は良く
なっていく」、天気予報データ「2」が「天気がぐずつ
いてくる」、天気予報データ「3」が「雨又雪の悪い天
気になる」予報をそれぞれ示す。
【0015】気圧記憶部M(0)〜M(23) は、0時か
ら23時の毎正時に測定される気圧を記憶するレジスタ
である。また、フラグNは高度を表示するか、気圧を表
示するかを識別するフラグであり、高度を表示するとき
「1」が、気圧を表示するとき「0」が設定される。フ
ラグCFは初期高度設定モードとその他のモードとを識
別する為のフラグであり、初期高度設定モードのとき
「1」が、その他のモードのとき「0」が設定される。
【0016】次に図3は、表示部10の構成を示す図で
ある。表示部10上部には10個の表示体からなる酸素
濃度表示部10aが設けられおり、10個の表示体は測
定酸素濃度が基準値より1%低くなる毎に順次点灯する
ようになっている。
【0017】表示部11中央の高度・気圧表示部10b
は、測定酸素濃度データから得られる高度、気圧データ
を表示する。また、その下部の時刻表示部10cは、現
在時刻データを表示する。
【0018】表示部10右側の天気予報表示部10d
は、「晴」、「曇」、「雨」の3種類のマークからな
り、天気予報データに基づいてそれらのマークが選択的
に点灯表示され一定時間後の天気が予報される。
【0019】次に以上のような構成の実施例の動作を、
図4のフローチャートを参照して説明する。先ず、図4
のステップS1で分キャリー信号が発生したか否かを判
別する。分キャリー信号が発生しているときは、1分毎
の酸素濃度の測定タイミングであるので、ステップS2
で増幅回路6及びA/D変換回路7を駆動させ酸素セン
サ5で検出される酸素濃度を測定し、測定データを測定
酸素濃度記憶部Xに格納する。さらに、ステップS3で
そのときの酸素濃度レベルを算出する。
【0020】図5は、上記ステップS3の酸素濃度レベ
ル算出処理のより詳細なフローチャートである。以下の
説明では、X、Yは、測定酸素濃度記憶部X、基準酸素
濃度記憶部Y又はそれらの記憶部に記憶されるデータを
指すものとする。
【0021】図5のステップS21で測定酸素濃度デー
タXが基準酸素濃度データYより小さいか否かを判別す
る。測定酸素濃度データXが基準酸素濃度データYより
小さくないとき、すなわちX≧Yのときには、ステップ
S22に進み酸素濃度レベル記憶部Zにレベルデータと
して「0」を設定する。この状態は、測定した酸素濃度
データXが基準酸素濃度データYと等しいか、又は大き
い場合であり、酸素濃度表示部10aの10個の表示体
を全て消灯して酸素濃度が基準値以上あることを明示す
る。
【0022】ステップS21の判別がYESのときに
は、ステップS23に進み測定酸素濃度データXが、基
準値Y未満で、基準値Yの99%以上(Y>X≧Y・99
/100)の範囲にあるか否かを判別する。測定酸素濃度デ
ータXが上記の範囲にあるときには、ステップS24に
進み酸素濃度レベル記憶部Zにレベルデータとして
「1」を設定する。この状態は、今回測定した酸素濃度
が基準酸素濃度より最大で1%低い場合であり、酸素濃
度表示部10aの表示体が1個点灯して酸素濃度が基準
値より1%低いことが明示される。
【0023】ステップS23の判別がNOであれば、ス
テップS25に進み測定酸素濃度データXが、Y・99/1
00>X≧Y・98/100の範囲にあるか否かを判別する。測
定酸素濃度データXが上記の範囲にあるときには、ステ
ップS26で酸素濃度レベル記憶部Zにレベルデータと
して「2」を設定する。この状態は、今回測定した酸素
濃度データXが基準酸素濃度より1%〜2%低い場合で
あり、酸素濃度表示部10aの表示体が2個点灯して酸
素濃度が2%低いことが明示される。
【0024】ステップS25の判別がNOであれば、以
下同様に測定酸素濃度データXが基準酸素濃度データY
より2%〜3%低い範囲、3%〜4%低い範囲・・・に
あるか否を順に判別し、それぞれの判別結果に基づいて
酸素濃度レベル記憶部Zに対応する数値を設定する。そ
して、ステップS27で測定酸素濃度データXが、Y・
92・100 >X≧Y・91/100の範囲にあるか否かを判別
し、その範囲にあるときにはステップS28で酸素濃度
レベル記憶部Zにレベルデータとして「9」を設定す
る。この状態は、今回測定した酸素濃度データXが基準
酸素濃度より8%から9%低い場合であり、酸素濃度表
示部10aの表示体が9個点灯して酸素濃度が基準値よ
り9%低いことが明示される。
【0025】ステップS27の判別がNOであれば、ス
テップS29で酸素濃度レベル記憶部Zにレベルデータ
として「10」を設定する。この状態は、今回測定した
酸素濃度が基準値より9%以上低い場合であり、酸素濃
度表示部10aの10個の表示体が全て点灯して酸素濃
度が基準値より9%以上低いことが明示される。
【0026】酸素濃度レベル算出処理が終了したなら、
図4のステップS4でそのときの酸素濃度データXから
気圧を算出し、その気圧データを気圧記憶部Pに格納す
る。酸素濃度と気圧との間には相関関係があり、酸素濃
度が分かればそのときの気圧を求めることができる。
【0027】例えば、後述する初期高度設定モードにお
いて初期高度をプリセットした地点の初期気圧と、初期
地点の酸素センサの出力電圧が分かっているとすると、
任意地点の気圧Pは次式から求めることができる。
【0028】P=初期気圧×測定地点での出力電圧÷初
期地点での出力電圧 また、この気圧データから測定地点の高度を算出するこ
とができるので、ステップS5で上記の気圧データから
その地点の高度を算出し、算出した高度データを高度記
憶部Hに格納する。
【0029】気圧及び高度を算出したなら、次のステッ
プS6で現在時刻が正時か否かを判別する。現在時刻が
正時であれば、ステップS7の天気予報処理を実行す
る。図6は、上記ステップS7の天気予報処理の詳細な
フローチャートである。
【0030】先ず、図6のステップS31でRAM8の
M(0)〜M(23)に記憶されている過去24時間の気圧
データから平均気圧を算出し、算出した平均気圧データ
を平均気圧記憶部Vに格納する。次に、ステップS32
で気圧記憶部Pに記憶されている測定気圧Pと平均気圧
Vとの差データ、すなわち今回測定した気圧の過去24
時間の平均気圧に対する気圧変化量を求め、その気圧変
化量を差記憶部Sに格納する。
【0031】そして、ステップS33でその差データS
が3mbより大きいか否かを判別する。差データSが3
mbより大きいときには、「晴のよい天気になる」確率
が高いので、ステップS34で天気予報データ記憶部W
に「晴」を示す天気予報データの「0」をセットする。
【0032】ステップS33の判別がNOであれば、次
にステップS35で差データが、3mb以下で、0mb
以上か否かを判別する。差データSが上記の範囲にある
ときには、「天気が良くなっていく」確率が高いので、
ステップS36で天気予報データ記憶部Wに「晴曇」を
示す天気予報データの「1」をセットする。
【0033】ステップS35の判別がNOであれば、次
にステップS37で差データSが0mb未満で、−3m
b以上か否かを判別する。差データSが上記の範囲にあ
るときには、「天気がぐずついてくる」確率が高いの
で、ステップS38で天気予報データ記憶部Wに「雨
曇」を示す天気予報データの「2」をセットする。
【0034】ステップS37の判別がNOであれば、差
データSが−3mb未満のときであり、この場合には
「雨又は雪となる」確率が高いので、ステップS39で
天気予報データ記憶部Wに「雨」を示す天気予報データ
の「3」をセットする。
【0035】以上のようにして天気予報処理を終了した
なら、図4に戻りステップS8で正時に測定された気圧
データを気圧記憶部M(t)の現在時刻に該当する記憶
部に格納する。
【0036】その後、ステップS9で週キャリー信号が
発生したか否かを判別する。週キャリー信号が発生した
場合には、1週毎の基準酸素濃度の補正タイミングであ
り、ステップS10で今回の測定値を測定酸素濃度記憶
部Xに格納し、さらにステップS11で今回の測定値を
基準値として基準酸素濃度記憶部Yに格納する。これら
の処理により1週間毎に酸素濃度の測定値が基準値とし
て取り込まれ、酸素センサ5の出力電圧の経時変化が補
正される。
【0037】さらに、ステップS12の表示処理でその
ときの表示モードに対応した表示を行う。図7は、上記
表示処理の詳細なフローチャートである。先ず、図7の
ステップS41で現在時刻を時刻表示部10cに表示す
る。次にステップS42で天気予報データ記憶部Wの天
気予報データに基づいて天気予報表示部10dの
「晴」、「曇」、「雨」の中の該当する表示体を点灯さ
せる。
【0038】図8は、気圧変化と天気との関係を示す図
である。図8に示すように気圧変化量(測定気圧Pと過
去24時間の平均気圧Vとの差)が3mbを超えるとき
には、晴れの良い天気となる確率が高いので、天気予報
データ記憶部Wには天気予報データとして「0」がセッ
トされる。
【0039】天気予報データが「0」のときは、天気予
報表示処理(図7、S42)で天気予報表示部10dの
「晴」のマークの表示体が点灯表示される。同様に、気
圧変化量が3mb以下で、0mb以上のときには、天気
が良くなっていく確率が高いので、天気予報データとし
て「1」がセットされる。
【0040】天気予報データが「1」のときには、天気
予報表示処理(図7、S42)で天気予報表示部10d
の「晴」と「曇」のマークの表示体が両方とも点灯表示
される。
【0041】また、気圧変化量が0mb未満で、−3m
b以上のときには、天気がぐずついてくる確率が高いの
で、天気予報データ記憶部Wには天気予報データとして
「2」がセットされる。
【0042】天気予報データが「2」のときには、天気
予報表示処理(図7、S42)で天気予報表示部10d
の「曇」のマークの表示体が点灯表示される。さらに、
気圧変化量が−3mb未満のときには、雨又は雪の悪い
天気となる確率が高いので、天気予報データ記憶部Wに
は天気予報データとして「3」がセットされる。
【0043】天気予報データが「3」のときには、天気
予報表示処理(図7、S42)で天気予報表示部10d
の「曇」と「雨」のマークの表示体が両方とも点灯表示
される。
【0044】このように酸素センサ5で検出される酸素
濃度から気圧を求め、さらに測定気圧と過去24時間の
平均気圧とから気圧変化量を求め、その気圧変化量から
一定時間後の天気を予報することができる。
【0045】天気予報表示処理が終了したなら、図7の
ステップS43でフラグCFが「0」か否かを判別す
る。CF=0であれば、さらにステップS44でフラグ
Nが「0」か否かを判別する。
【0046】CF=0、かつN=1であれば高度表示モ
ードであり、この場合には、ステップS45に進み高度
記憶部Hの現在高度データを高度・気圧表示部10bに
表示する。また、CF=0、かつN=0であれば気圧表
示モードであり、この場合には、ステップS45に進み
気圧記憶部Pの現在気圧データを高度・気圧表示部10
bに表示する。
【0047】ステップS43の判別でフラグCFが
「1」であれば初期高度設定モードであり、この場合に
は、ステップS47で初期高度記憶部Lにプリセットさ
れている初期高度データを高度・気圧表示部10bに表
示する。なお、初期高度の設定については後述するキー
処理において述べる。
【0048】図4に戻り、ステップS1の判別で分キャ
リー信号が発生していないときには、ステップS13に
進みキー入力が有ったか否かを判別する。キー入力が有
ったときには、ステップS14のキー処理を実行する。
【0049】図9は、上記キー処理の詳細なフローチャ
ートである。先ず、図9のステップS51でSMキーの
操作か否かを判別する。操作されたのがSMキーであれ
ば、次のステップS52でフラグCFが「0」か否かを
判別する。CF=0で初期高度設定モード以外のモード
であれば、次のステップS53でフラグNを反転させ
る。
【0050】すなわち、SMキーを操作してN=0の気
圧表示モードとN=1の高度表示モードとを交互に切り
換えることができる。ステップS51の判別で操作され
たのがSMキーでなければ、ステップS54に進みSC
キーの操作か否かを判別する。操作されたのがSCキー
であれば、ステップS55でフラグCFが「0」か否か
を判別する。CF=0であれば、ステップS56でフラ
グCFに「1」をセットし初期高度設定モードに切り換
える。また、ステップS55の判別でCF=1であれ
ば、ステップS57で初期高度が入力された地点の気圧
データを初期気圧記憶部Rにセットし、ステップS58
でフラグCFに「0」をセットする。
【0051】すなわち、SCキーを操作することで気
圧、高度の測定モードから初期高度設定モードへ、ある
はその逆にモードを切り換えることができる。ここで初
期高度設定モードとは、装置が使用される現在地点(初
期地点)の高度をユーザがプリセットするモードであ
り、高度が分かっている地点の高度データを入力し、そ
の地点の気圧データを初期気圧として取り込むことで、
気圧変化などにより生じる高度データの誤差を補正する
ことができる。
【0052】ステップS54の判別で操作されたのがS
Cキーでなければ、ステップS59に進みSAキーの操
作か否かを判別する。操作されたのがSAキーであれ
ば、次のステップS60でフラグCFが「1」か否かを
判別する。CF=1の初期高度設定モードでSAキーが
操作されたときには、ステップS61で初期高度記憶部
Lの高度データに1mを加算する。
【0053】ステップS59の判別で操作されたのがS
Aキーでなければ、ステップS62に進みSBキーの操
作か否かを判別する。操作されたのがSBキーであれ
ば、次のステップS63でフラグCFが「1」か否かを
判別する。CF=1の初期高度設定モードでSBキーが
操作されたときには、ステップS64で初期高度記憶部
Lの高度データから1mを減算する。
【0054】すなわち、CF=1の初期高度設定モード
においては、SAキー及びSBキーを操作して高度デー
タを1m単位で加算又は減算して初期高度データを修正
することができる。これにより、初期地点の正しい高度
をプリセットできるので、気圧変化などによる高度デー
タの誤差を補正することができる。
【0055】なお、ステップS62の判別で操作された
のがSBキーでなければ、上記のキー以外の他のキーが
操作された場合であり、ステップS65の他のキー処理
を実行する。
【0056】以上のように上記実施例によれば、酸素セ
ンサ5の出力電圧から酸素濃度を求め、さらにその酸素
濃度から気圧及び高度を算出することで、任意地点の気
圧及び高度を表示することができる。さらに、現在の測
定気圧と過去の一定期間の気圧データの平均値との差を
求め、その差データに基づいて一定時間後の天気を予報
することができる。
【0057】なお、一定時間後の天気を予報する方法
は、実施例に述べた過去の気圧データの平均値から求め
る方法に限らず他の方法でも実現できる。また、本発明
の酸素濃度検知装置は、電子時計に限らず、酸素濃度、
気圧等を測定する専用の装置でもよいし、他の電子機器
に組み込んでもよい。
【0058】
【発明の効果】本発明によれば、ガルバニ電池式酸素セ
ンサを利用して酸素濃度、気圧、高度等を測定できる多
機能の検知装置を実現できる。また、酸素センサの出力
から気圧データを求め将来の天気を予報することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の酸素濃度検知装置の回路構成図であ
る。
【図2】RAMのレジスタの構成図である。
【図3】表示部の構成図である。
【図4】実施例の動作を示すフローチャートである。
【図5】酸素濃度レベル算出処理のフローチャートであ
る。
【図6】天気用予報処理のフローチャートである。
【図7】表示処理のフローチャートである。
【図8】気圧変化量と天気の関係を示す図である。
【図9】キー処理のフローチャートである。
【符号の説明】
4 CPU 5 酸素センサ 10 表示部 10a 酸素濃度表示部 10b 高度・気圧表示部 10d 天気予報表示部

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガルバニ電池式酸素センサと、 この酸素センサの出力から酸素濃度データを得る酸素濃
    度算出手段と、 前記酸素センサの出力から高度データを得る高度算出手
    段と、 少なくとも前記酸素濃度データと前記高度データとの1
    つを表示する表示手段とを備えることを特徴とする酸素
    濃度検知装置。
  2. 【請求項2】 ガルバニ電池式酸素センサと、 この酸素センサの出力から酸素濃度データを得る酸素濃
    度算出手段と、 前記酸素センサの出力から気圧データを得る気圧算出手
    段と、 少なくとも前記酸素濃度データと前記気圧データとの1
    つを表示する表示手段とを備えることを特徴とする酸素
    濃度検知装置。
  3. 【請求項3】 ガルバニ電池式酸素センサと、 この酸素センサの出力から酸素濃度データを得る酸素濃
    度算出手段と、 前記酸素センサの出力から気圧データを得る気圧算出手
    段と、 この気圧算出手段で得られる気圧データに基づいて所定
    時間後の天気予報データを得る天気予報手段と、 少なくともこの天気予報手段で得られる天気予報データ
    を表示する表示手段とを備えることを特徴とする酸素濃
    度検知装置。
JP03220775A 1991-08-31 1991-08-31 酸素濃度検知装置 Expired - Fee Related JP3134387B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP03220775A JP3134387B2 (ja) 1991-08-31 1991-08-31 酸素濃度検知装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP03220775A JP3134387B2 (ja) 1991-08-31 1991-08-31 酸素濃度検知装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0560719A JPH0560719A (ja) 1993-03-12
JP3134387B2 true JP3134387B2 (ja) 2001-02-13

Family

ID=16756372

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP03220775A Expired - Fee Related JP3134387B2 (ja) 1991-08-31 1991-08-31 酸素濃度検知装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3134387B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0560719A (ja) 1993-03-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20020032539A1 (en) Portable altimeter and altitude computing method
US4257112A (en) Electronic time-piece with barometric indicator
JP3134387B2 (ja) 酸素濃度検知装置
JP2904477B2 (ja) 天気予報の気圧読み取り方法
JPH0996679A (ja) 天気予報装置
JP3108993B2 (ja) 気圧傾向値計算方法及びこれを用いた気圧傾向表示装置
JP3127410B2 (ja) 酸素濃度検知装置
JP3062614B2 (ja) 酸素濃度検知装置
JP2973265B2 (ja) 電子時計
JP3175290B2 (ja) 酸素濃度検知装置
JP3134366B2 (ja) 天気予報表示装置
JP3173051B2 (ja) 天気予報装置
JPH055789A (ja) 天気予報表示装置
JP3062615B2 (ja) 酸素濃度検知装置
JPH04320990A (ja) 天気予報装置
JPH0894564A (ja) ニオイモニタ
JP2002267443A (ja) 気圧高度計
JPH0348452B2 (ja)
JPH05281184A (ja) 酸素濃度検知装置
JP2935197B2 (ja) 表示制御装置
JPH06235779A (ja) 温度計測装置
JP3236871B2 (ja) 電子式高度計
JP2881157B2 (ja) 気圧検出装置および天気予報装置
JP3399217B2 (ja) 計測装置および計測方法
JPH0498191A (ja) 天気予測装置

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20001031

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081201

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091201

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101201

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees