JP2881157B2 - 気圧検出装置および天気予報装置 - Google Patents

気圧検出装置および天気予報装置

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JP2881157B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、気圧検出装置および天
気予報装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば天気予報装置(天気予報付
時計や天気予報付カレンダ装置等など。)に利用する気
圧計としては、気圧の変化に応じて移動するチャンバを
用い、このチャンバに接片を接続し、この接片の可動範
囲内に複数の電極を設けてあって、接片がどの電極と接
触するかによって気圧を検出するものがある。
【0003】また、検出感度のよい半導体気圧センサを
用いリニアに気圧を検出するものもある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者は
センサ情報の出力時に衝撃等が加わると、接片が動いて
しまい誤った気圧情報を出力してしまうという問題点を
有していた。
【0005】後者は検出感度がよいため、例えば室内で
使用する場合、戸の開閉等による過渡的な急激な気圧変
化にも直ちに反応してしまい、誤った気圧情報を出力し
てしまうという問題点を有していた。
【0006】本発明の目的は、正確な気圧を検出するこ
とである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、制御手段が気
圧センサのセンサ出力と記憶手段に記憶してある以前の
センサ出力との差が所望値未満の場合、記憶手段の記憶
内容を気圧センサのセンサ出力に更新し、気圧センサの
センサ出力と記憶手段に記憶してある以前のセンサ出力
との差が所望値以上の場合、気圧センサのセンサ出力を
無効にするとともに記憶手段の記憶内容を保持する。
【0008】上記制御手段は、気圧センサの前回のセン
サ出力を無効にした際、次回のセンサ出力を必ず記憶手
段に記憶させる。
【0009】上記制御手段を有する気圧検出装置と、上
記気圧検出装置からの気圧情報に基づいて将来の天気を
予測する天気予報手段と、上記天気予報手段の予報結果
を表示する天気予報表示部と備えている。
【0010】
【実施例】以下、本発明を図面に示す一実施例に基づい
て具体的に説明する。
【0011】図1において、1は半導体気圧センサで、
気圧をリニアに検出する。2はA/D変換回路である。
3は制御手段および天気予報手段を構成する制御回路
で、CPU,ROM,RAM等からなり、計時機能を有
しており、各種の動作を制御する。4は記憶回路でRA
M等からなり、気圧データを記憶する。5は気圧表示部
で7セグメントLED等からなり、気圧を表示する。6
は天気予報表示部で、“晴”“雨”“上昇”“下降”の
4種類の表示を行なう。なお、本例では気圧が1007
hPa以上の場合8時間後の天気として“晴”を、99
4hPa未満の場合8時間後の天気として“雨”を表示
し、994hPa以上1007hPa未満の範囲で前回
より気圧が下がっている場合、今後の天気の傾向として
“下降”を表示し、この範囲で前回より気圧が上がって
いる場合、今後の天気の傾向として“上昇”を表示す
る。
【0012】次に、図2を参照して気圧データの平均を
算出する動作を説明する。なお、本例では、1回の気圧
検出時に28msecごとに5回連続して気圧を検出し、こ
れを10分ごとに行なうように設定してある。
【0013】前回の気圧検出動作から10分が経過する
と、制御回路3は28msecごとに5回連続して気圧セン
サ1の出力を読み取り、読み取った気圧データをA/D
変換回路2でデジタル信号に変換し、制御回路3内のR
AMに5回分加算して記憶する(ステップ2a,2b,
2c,2d)。
【0014】気圧データが5回読み取られると、制御回
路3は、その内のRAMで記憶している気圧データ(5
回分の気圧の加算データ)を読取り回数“5”で割り、
この演算値を今回の気圧データとして制御回路3内のR
AMに記憶する(ステップ2e)。
【0015】このように、気圧データを確定する際に連
続して複数回気圧を検出し、その平均を気圧データとす
るので、例えば気圧検出開始時にノイズ等により誤った
気圧データを気圧センサ1が出力した場合でも、正確な
気圧に近いデータを出力でき、検出誤差を小さくでき
る。
【0016】次に、図3を参照して気圧データの比較動
作を説明する。
【0017】上記のように気圧データを演算して求める
と、制御回路3は前回求めた気圧データが無効になって
いない場合すなわち有効になっている場合(ステップ3
a)、今回求めた気圧データと、記憶回路4で記憶する
データとを比較し(ステップ3b)、通常気圧は10分
程度では大きく変動しないので、その差の絶対値が3h
Pa未満であれば、正確に気圧が検出できたと判断して
記憶回路4で記憶している気圧データを今回の気圧デー
タに書き換え(ステップ3c)、気圧表示部5に表示さ
せる。
【0018】いま、記憶回路4には前回の気圧データと
して、例えば1005hPaが記憶されているものとす
る。前回のデータが無効になっていない場合、今回検出
した気圧データが1002〜1008hPaの範囲に含
まれると(ただし、1002hPaおよび1008hP
aは含まず。)、制御回路3は後述する天気予報動作を
行ない、記憶回路4で記憶する気圧データを今回検出し
た気圧データに書き換えて、気圧表示部5に表示させ
る。
【0019】今回の気圧データが記憶回路4で記憶して
いる気圧データと比較してその差の絶対値が3hPa以
上あると、いまの場合1002〜1008hPaの範囲
外だと(ただし、1002hPaおよび1008hPa
を含む。)気圧が正確に検出できなかったと判断して、
今回の気圧データを無効にする(ステップ3d)。した
がって、記憶回路4には前回の気圧データが保持される
ことになる。
【0020】前回の気圧データが無効となっている場合
には、今回の気圧データは有効として、上記と同様に記
憶回路4に記憶している気圧データを今回の気圧データ
に書き換える。この動作により台風等の接近により実際
に急激な気圧変化が生じたにもかかわらず検出した気圧
が無効となっても次回の気圧データは必ず記憶されるの
で、確実に気圧を検出することができる。
【0021】次に、天気予報表示動作を説明する。
【0022】今回検出した気圧データを上記の動作によ
り有効と判断すると、制御回路3はこの気圧データが1
007hPa以上若しくは994hPa未満であるか判
断する。
【0023】有効と判断された気圧データが1007h
Pa以上であると、制御回路3は8時間後は晴れると判
断して天気予報表示部6に“晴”の表示を実行させ、9
94hPa未満であると、8時間後には雨が降ると判断
して天気予報表示部6に“雨”の表示を実行させる。
【0024】有効と判断された気圧データが994hP
a以上1007hPa未満であると、制御回路3は記憶
回路4で記憶している気圧データと今回の気圧データと
を比較し、前回に比べて上昇している場合、今後天気は
上昇傾向にあると判断して、天気予報表示部6に“上
昇”を表示させ、前回に比べて下降している場合、今後
天気は下降傾向にあると判断して“下降”を表示させ
る。
【0025】この場合も、ノイズ等により発生する急激
な変動を有する気圧データによる天気予報表示の誤動作
を防止できる。
【0026】天気予報表示部6の表示切換えが終了する
と、上記のように記憶装置4の気圧データを切り換え
る。
【0027】このように、前回の気圧と比較して所望値
以上の差がある場合、この気圧データを無効にするの
で、戸の開閉等による瞬時の気圧変化を除去することが
でき、正確な気圧を検出できる。
【0028】なお、本例では平均の気圧データを検出す
るのに要する気圧データの数を5つとしたが、気圧デー
タ数は5つに限らず、適宜変更可能である。また、この
ときの読み取り間隔を28msecとしたが、これも適宜変
更可能である。
【0029】また、本例では10分ごとに気圧を検出す
る動作を行なうようにしたが、これも10分に限らず、
適宜変更可能である。
【0030】また、記憶回路4で記憶する気圧データと
今回求めた気圧データとを比較する際、3hPa以上の
差があるか否かにより、今回のデータの有効,無効を判
断したが、これも3hPaの差に限ることなく、気圧の
検出間隔や設定環境等に応じて、適宜変更可能である。
【0031】また、上記の例では、検出した気圧データ
の値と基準値である994hPaおよび1007hPa
との大小比較により天気予報表示を行なっているが、こ
の気圧の基準値は上記に限らず、適宜変更可能である。
【0032】
【発明の効果】本発明によれば、制御手段が気圧センサ
のセンサ出力と記憶手段に記憶してある以前のセンサ出
力との差が所望値未満の場合、記憶手段の記憶内容を気
圧センサのセンサ出力に更新し、気圧センサのセンサ出
力と記憶手段に記憶してある以前のセンサ出力との差が
所望値以上の場合、気圧センサのセンサ出力を無効にす
るとともに記憶手段の記憶内容を保持するので、ノイズ
や例えば本発明に用いる気圧センサを室内に配置した場
合に戸の開閉による急激な気圧変化の影響を抑えること
ができ、従来に比べてより正確に気圧を検出することが
できる。
【0033】また、気圧センサの前回のセンサ出力を無
効にした際、次回のセンサ出力を必ず記憶手段に記憶さ
せるれば、例えば台風等の接近により実際に急激な気圧
変化が生じたにもかかわらず検出した気圧が無効となっ
ても次回のセンサ出力は必ず記憶されるので、確実に気
圧を検出することができる。
【0034】また、上述したように検出した気圧に基づ
いて将来の天気を予測し、それを表示するので、天気予
報表示の誤動作を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示したブロック回路図。
【図2】図1の動作説明のためのフローチャート。
【図3】図1の動作説明のためのフローチャート。
【符号の説明】
1 気圧センサ 制御手段、天気予報手段 記憶回路 天気予報表示部

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 気圧を検出する気圧センサと、 上記気圧センサのセンサ出力を記憶する記憶回路と、 上記気圧センサのセンサ出力と上記記憶回路に記憶して
    ある以前のセンサ出力との差が所望値未満の場合、上記
    記憶回路の記憶内容を上記気圧センサのセンサ出力に更
    新し、上記気圧センサのセンサ出力と上記記憶回路に記
    憶してある以前のセンサ出力との差が所望値以上の場
    合、上記気圧センサのセンサ出力を無効にするとともに
    上記記憶回路の記憶内容を保持させる制御手段とを含ん
    だことを特徴とする気圧検出装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、上記制御手段は、上
    記気圧センサの前回のセンサ出力を無効にした際、次回
    のセンサ出力を必ず上記記憶回路に記憶させるものであ
    ることを特徴とする気圧検出装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の気圧検出装置
    と、 上記気圧検出装置からの気圧情報に基づいて将来の天気
    を予測する天気予報手段と、 上記天気予報手段の予報結果を表示する天気予報表示部
    とを含むことを特徴とする天気予報装置。
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JP2020187081A (ja) * 2019-05-17 2020-11-19 パナソニックIpマネジメント株式会社 ガス保安装置

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