JPH0350079Y2 - - Google Patents

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JPH0350079Y2
JPH0350079Y2 JP1987085042U JP8504287U JPH0350079Y2 JP H0350079 Y2 JPH0350079 Y2 JP H0350079Y2 JP 1987085042 U JP1987085042 U JP 1987085042U JP 8504287 U JP8504287 U JP 8504287U JP H0350079 Y2 JPH0350079 Y2 JP H0350079Y2
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JP
Japan
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tank
oil
refueling
tanks
control unit
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JP1987085042U
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JPS63194200U (ja
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  • Loading And Unloading Of Fuel Tanks Or Ships (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 この考案はガソリンスタンドにおける地下タン
クの給油自動切換装置に関する。
(ロ) 従来の技術 従来、ガソリンスタンドには、地下に埋設した
タンクとそれに接続した給油用計量器が多数配置
されており、複数の車両への同時給油及び貯油量
の増加がはかられている。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 しかしながら、給油の頻度が特定の給油用計量
器に偏りがちで、その計量器に接続したタンクの
残油量が減少し、そのため他の計量器に車両を誘
導したり、また同タンクに油を補給するために少
量づつのローリー輪送が必要となり輪送コストが
かさみ、また、各タンク毎の在庫管理が煩雑であ
つた。
(ニ) 問題点を解決するための手段 この考案では、複数個の給油用計量器をそれぞ
れ集合給油管に連通連結し、同給油管10に電動
型の三方弁を介してガソリンスタンドの地下に埋
設した複数個のタンクを2個づつ連通連結すると
共に、各タンクに油の残油量を検出する油面検出
素子を付設し、さらに、マイクロコンピユーター
を内蔵したコントロールユニツトに同素子を接続
すると共に、同コントロールユニツトを上記三方
弁に接続し、コントロールユニツトは、油面検出
素子からの各タンク残有量検出値にもとづいて、
各三方弁の切換作動を制御して、各タンクからの
油を略平均的に給油すべく構成したことを特徴と
するガソリンスタンドにおける地下タンクの給油
自動切換装置を提供せんとするものである。
(ホ) 作用・効果 上記の構成によつて、次のような作用効果を奏
することができる。
まず、複数個の給油用計量機から同時に複数の
車両等に給油することができる。
そして、集合給油管に連通したタンクの油残有
量が、他方のタンクの油残有量よりも設定量以上
に減少したことをコントロールユニツトが検出し
たときは、三方弁を切換えてそれまで集合給油管
に連通していなかつた他方のタンクを集合給油管
に連通させ、それまで集合給油管に連通していた
タンクの連通を遮断する。
このようにすることで、各タンクの油を略平均
的に消費して、油残有量の差を設定量以下に保持
することができる。
逆に、1個のタンクに油を補給すると、そのタ
ンクの油面が上昇するので、油面センサーでこれ
を感知して三方弁を切換えて、そのタンクを集合
給油管に連通させるので、各タンクに平均的に油
を補給することができる。
上記のように、複数個のタンクを恰も1個の大
きなタンクとして作用させることができ、各タン
クに個別に油を補給する為に生ずるローリー車の
誘導作業等を要せず、また、1回の油補給量を増
加させて油輪送の頻度を減らすことができ、輪送
コストを低減し、また、各タンクごとの在庫管理
を要せず、作業能率を高めるという効果がある。
(ヘ) 実施例 本考案の実施例を図面にもとづき詳説すれば、
第1図は、ガソリンスタンドの一例として、5個
の地下に埋設したタンクA…Eと8個の給油用計
量器1…8を有するガソリンスタンドの配置を示
しており、各タンクA〜Eの容量及び埋設深さは
すべて相等しく、タンクA,Bとは、防爆電動型
の三方弁9を介して集合給油管10とそれぞれ連
通しており、同様にタンクD,Eも電動三方弁1
1を介して給油集合管10と連通している。
ただし、給油用計量器4だけは前記給油集合管
10を経由せず直接タンクCと連通している。
また、各タンクA〜Eには、タンク内に油面検
出素子12を配設しており、同素子12をコント
ロールユニツト13と接続して各タンクA〜Eの
油面高及び油量を検知するようにしている。
なお、図中14,14…は各タンクA〜Eと集
合給油管10との間の吸油管15,15…に介設
した手動弁でガソリンスタンドが稼動時は開放し
ている。
16,16…は各給油用計量器1〜8に設けた
給油操作弁、17はコントロールユニツト13に
設けた各タンクの油量を表示する表示部であり、
20は油補給バルブである。
コントロールユニツト13にはマイクロコンピ
ユーターが内蔵されており、同コンピユーターに
より前記した2個の三方弁9,11を作動させて
地下タンク吸油管の自動切替を行うように構成し
ている。
まず、初期状態としてタンクA,B,Cの残油
量がそれぞれ6Kl、タンクBが5Kl、タンクEが
4.5Klとし、三方弁9は集合給油管10とタンク
Bとを連通させ、タンクAとは閉止した状態と
し、三方弁11は集合給油管10とタンクDを連
通させタンクEとは閉止状態とする(第2図)。
かかる初期状態から、各給油用計量器1〜8が
稼動すると、タンクA,C,Dは各吸油管15,
15…及び集合給油管10を介して相互に連通し
ているので油面が均一に降下する。
このようにタンクA,C,Dの油面が低下して
各タンクA,C,Dの残油量が、そのとき最も高
いタンク、すなわちタンクBの5Klよりも設定値
の1Klだけ低い4Kl以下になつたとき、コントロ
ールユニツト13の出力により三方弁9が吸油切
替を行つて集合給油管10とタンクBとを連通さ
せ、同集合給油管10とタンクAとを閉止する
(第3図)。
このように、5Klの油面を有するタンクBがタ
ンクC,Dに連通されるので、サイホン作用が働
き、タンクB,C,Dはそれぞれ4.33Klの均一な
油面となる(第4図)。
そして、更に給油用計量器1〜8が稼動を続行
すると、前記と同様にタンクB,C,Dの油面が
均一に降下するものであり、そのとき、最も高い
油面のタンク、すなわち、タンクEの4.5Klより
も設定値の1Klだけ低い3.5KlまでタンクB,C,
Dの油面が低くなると、電動三方弁11をコント
ロールユニツト13で作動させてタンクEと集合
給油管10とを連通させ、タンクDを閉止させる
(第5図)。
従つて、タンクEの油がサイホン作用によりタ
ンクB,Cに移動して各タンクB,C,Eはそれ
ぞれ約3.83Klの均一な油面となる(第6図)。
かかる状態のとき、油補給バルブ20を開弁
し、同バルブ20を介して、タンクDに6Kl補給
すると、タンクDの油面が次第に上昇し、そのと
きタンクD以外で最も高い油面を有するタンクA
の油面すなわち4Klよりも設定値の1Klだけ高い
5Klの油面に達すると、電動三方弁11が作動し
て、集合給油管10の連通をタンクDに切替えて
(第7図)、同タンクDとタンクB,Cとの間にサ
イホン作用を生じさせて、各タンクB,C,Dの
油面を約5.72Klの均一な油面とし、油補給バルブ
20を閉弁して、爾後の給油作業に備える(第8
図)。
上記のように、各タンクA〜Eは、常にコント
ロールユニツト13の制御下にあつて、各タンク
の油面に設定値の1Kl以上の差が生じた場合、電
動三方弁9,11の切替作動により、サイホン作
用を利用して、各タンク内容量の給油による減少
及び補給による増量にかかわらず各タンクの油面
が均一になるように制御している。
なお、各タンクA〜E間の油の流動がサイホン
作用によつて行われているため、同流動に動力を
要せず、構造もまた簡単である。
また、三方切換作動の指標となる設定値は、タ
ンクの数及び容量に応じて変更することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、ガソリンスタンドの配置を示す平面
模式図。第2図〜第8図は、本案装置の作動を示
す模式図。 A,B…:タンク、1,2…:給油用計量器、
9,11…:三方弁、10…:集合給油管、1
2,12…:油面検出素子。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 複数個の給油用計量器1,2…をそれぞれ集合
    給油管10に連通連結し、同給油管10に電動型
    の三方弁9,11…を介してガソリンスタンドの
    地下に埋設した複数個のタンクA,B…を2個づ
    つ連通連結すると共に、各タンクA,B…に油の
    残油量を検出する油面検出素子12,12…を付
    設し、さらに、マイクロコンピユーターを内蔵し
    たコントロールユニツト13に同素子12,12
    を接続すると共に、同コントロールユニツト13
    を上記三方弁9,11…に接続し、コントロール
    ユニツト13は、油面検出素子12,12からの
    各タンク残有量検出値にもとづいて、各三方弁
    9,11の切換作動を制御して、各タンクA,B
    からの油を略平均的に給油すべく構成したことを
    特徴とするガソリンスタンドにおける地下タンク
    の給油自動切換装置。
JP1987085042U 1987-05-30 1987-05-30 Expired JPH0350079Y2 (ja)

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JPS63194200U JPS63194200U (ja) 1988-12-14
JPH0350079Y2 true JPH0350079Y2 (ja) 1991-10-25

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ID=30940087

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6258400B2 (ja) * 1980-09-20 1987-12-05 Shiseido Co Ltd

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0315520Y2 (ja) * 1985-10-01 1991-04-04

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6258400B2 (ja) * 1980-09-20 1987-12-05 Shiseido Co Ltd

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