JPH08119639A - 光学素子の製造方法 - Google Patents

光学素子の製造方法

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JPH08119639A
JPH08119639A JP6252185A JP25218594A JPH08119639A JP H08119639 A JPH08119639 A JP H08119639A JP 6252185 A JP6252185 A JP 6252185A JP 25218594 A JP25218594 A JP 25218594A JP H08119639 A JPH08119639 A JP H08119639A
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靖行 中居
Sunao Miyazaki
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    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
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  • Re-Forming, After-Treatment, Cutting And Transporting Of Glass Products (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 高温におけるガラスと型の融着及び型の表面
粗さの低下に伴う成形品の曇不良を改良した光学素子の
製造方法を提供する。 【構成】 軟化状態にあるガラス素材を成形用型を用い
てプレスして該型の成形面に対応した光学機能面を該ガ
ラス素材に形成する光学素子の製造方法において、該ガ
ラス素材の深さ50nmまでの表面層のアルカリ成分量
を1〜20mol%にした後プレスすることによる光学
素子の製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光学素子の製造方法に関
し、特には非球面レンズなどの高精度なガラス素材をプ
レス成形する光学素子の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ガラス素材を研磨工程を経ずに、
所定の表面精度を有する成形用型内に収容してプレス成
形することにより、光学機器などに使用されるガラスレ
ンズを製造する方法が提唱された。この方法は、例えば
特公昭61−32263号公報に記載されており、該公
報ではガラス素材と成形用型を共にガラスの粘度で10
8 〜1012dPa・sに相当する温度にしてプレス成形
している。
【0003】しかし、このような高温下では硝種と型材
の組み合わせによっては融着を起こしたり、型の表面粗
さの劣化に伴う成形品の曇不良が発生したりする。
【0004】これらの問題を解決する多くの方法が提案
されている。
【0005】例えば、特公平3−53260公報や特開
昭62−297225公報ではガラス素材の表面に離型
性を有する材料をコーティングすることにより融着を防
ぐ方法が提案されている。
【0006】特開昭64−83529公報ではSiC上
に硬質炭素膜を形成することによりガラスとの離型性を
向上させた成形用型の製造方法が提案されている。
【0007】特公平4−21606公報ではB23
PbOなどの高温ガラスからの揮発成分を表層部で減少
させたガラス素材を用いることにより、これらの成分の
堆積による成形用型の表面粗さの劣化を防ぎ成形品の曇
不良による耐久性を向上させる方法が提案されている。
【0008】また、特開平3−177320公報ではガ
ラス素材を真空中で熱処理することにより融着を防ぐ方
法が提案されている。
【0009】
【発明が解決しようとしている課題】しかし、これらの
方法には以下の問題点がある。
【0010】ガラス素材の表面に離型性を有する膜をコ
ーティングする方法については、特公平3−53260
公報では成形後にそのコーティング膜を除去する必要が
あるため不経済であり、特開昭62−297225公報
の膜では厚いと表層部が固いためプレス変形中にクラッ
クを発生し、薄いと融着は防止できても型の劣化を防ぐ
ことは困難になる。また、これらの方法では種々のガラ
スについてその熱物性に対応したコーティング材を選択
しなければならない。
【0011】硬質炭素膜を母材上にコーティングした型
による成形では、高温におけるガラスからの揮発成分が
多いガラスについて表面粗さの劣化が激しく、型の曇耐
久が短い。
【0012】また、真空中での熱処理等によりガラスか
らの揮発成分をガラス表層部で減少させたガラスを用い
ても、表面粗さの劣化を防ぐことはできるが融着は防げ
ない。
【0013】従って、本発明の目的は、高温におけるガ
ラスと型の融着及び型の表面粗さの低下に伴う成形品の
曇不良を改良した光学素子の製造方法を提供することに
ある。
【0014】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は、軟
化状態にあるガラス素材を成形用型を用いてプレスして
該型の成形面に対応した光学機能面を該ガラス素材に形
成する光学素子の製造方法において、該ガラス素材の深
さ50nmまでの表面層のアルカリ成分量を1〜20m
ol%にした後プレスすることを特徴とする光学素子の
製造方法である。
【0015】また、本発明は、前記ガラス素材を真空中
で加熱することにより、前記表面層のアルカリ成分量を
1〜20mol%にする前記光学素子の製造方法であ
る。
【0016】また、本発明は、前記ガラス素材を溶融状
態にあるガラスから作成する際に、ガラスの粘度で10
2 dPa・sから10℃/sec以上の冷却速度で冷却
することにより、前記表面層のアルカリ成分量を1〜2
0mol%にする前記光学素子の製造方法である。
【0017】また、本発明は、前記ガラス素材を酸性溶
液中に浸漬することにより、前記表面層のアルカリ成分
量を1〜20mol%にする前記光学素子の製造方法で
ある。
【0018】本発明においては、上記構成をとることに
より、離型性を向上させ融着を防ぐと共に、このアルカ
リ成分による型の劣化を最小限に抑えている。
【0019】アルカリ成分量を変化させたガラスと数種
の型材との成形性を検討した結果を表1に示す。図1に
は対象としたレンズ形状を示す。
【0020】ガラスとしてはSiO2 、B23 及びB
aOを基本成分としてこれにアルカリ成分のLi2 O、
Na2 O、K2 Oの1種または2種以上を加えたものを
用いた。型材としては、炭素系材料としてイオンミキシ
ング法により作製したアモルファスカーボン、また白金
(Pt)、窒化チタン(TiN)、タングステンカーバ
イト(WC)を用いた。ここで炭素系材料としてアモル
ファスカーボンの結果を載せたが他のグラファイト、ダ
イヤモンド、水素化アモルファスカーボンについてもほ
ぼ同様な結果が得られた。また、炭化けい素(Si
C)、窒化けい素(SiN)などはTiNと同様の結果
が得られた。
【0021】まず、表1より、アルカリ成分が含まれて
いないガラス(No.1)についてはいずれの型におい
ても1shotで融着を起こし、アルカリ成分が5mo
l%以上含まれているガラスについてはTiN型を除い
て融着を起こしていないことから、融着防止にはアルカ
リ成分が必要なことがわかる。
【0022】また、TiN型を除いてアルカリ成分量が
20mol%以下になると25mol%と比べて曇耐久
が大きく伸び、アモルファスカーボン型の場合Li2
1mol%(No.5)とすると曇耐久が2200s
hotまで伸びる。
【0023】このように、ガラス成分としてアルカリ成
分量が1〜20mol%のガラスでは型の曇耐久が大き
く伸び、特にアモルファスカーボンや白金を型に用いる
ことにより融着防止と型耐久の大幅な向上が図れる。し
かし、光学ガラスとして用いられるガラスは様々な光学
定数のものが必要なためガラス組成としても様々であ
る。そこで、ガラス素材の深さ50nmまでの表面層の
アルカリ成分量を1〜20mol%、望ましくは1〜5
mol%とし、型材としても望ましくは炭素系材料や白
金を用いることにより、融着防止と型耐久の向上が図れ
る。
【0024】ここで、深さ50nmまでの表面層のアル
カリ成分量に着目したのは、高温のガラス中のアルカリ
成分の拡散速度から処理層の組成比が大きく変化し、こ
れ未満であると拡散によりガラス母材のアルカリ成分の
影響を受け、これを越えるとガラス母材と表層の粘度が
異なるためにプレス中にガラス表層にクラックを発生し
てしまうためである。また、アルカリ成分の拡散速度が
影響することから、成形温度がガラスの粘度で108
1013dPa・sの温度域でかつ成形時間が分オーダー
である時にほぼガラス表層50nmまでのアルカリ量が
影響し、成形温度や時間が極端に変化すると当然この厚
さも変化する。
【0025】
【表1】
【0026】
【実施例】以下本発明を実施例に基づいて説明する。 実施例1 ここで対象とするレンズは屈折率nd =1.8071
1、分散νd =22.8を持つガラスAと、nd =1.
58313、νd =59.4を持つガラスBで、共に図
1に示す形状とした。この2種類のガラスの組成を表2
に示す。
【0027】
【表2】
【0028】これらのガラスを図1に近似の形状に研削
研磨後、真空中で熱処理し、アモルファスカーボン、P
t、TiNの型で成形した。真空中での加熱処理温度を
変化させることにより(保持時間は4時間)、ガラス表
面のアルカリ成分量を変化させた。その組成比と処理厚
は二次イオン質量分析装置(SIMS)により測定し
た。
【0029】プレスはA、Bの両ガラスとも粘度で10
9.8 dPa・sに相当する温度(ガラスAは608℃、
ガラスBは614℃)で行ない、60℃/minの冷却
速度で粘度で1015dPa・sに相当する温度(450
℃)以下まで冷却した後、成形レンズを取り出した。こ
こで、ガラスが粘度で1013dPa・s以下であった時
間は共に5分以下であった。
【0030】各ガラスの表面組成と成形結果を表3に示
す。
【0031】
【表3】
【0032】ガラスAはアルカリ成分量が30mol%
以上含まれるため、550℃で4時間処理したものは表
層50nmまでのアルカリ成分量(表層50nmまでの
平均値、以下同様)が10mol%となり、アモルファ
スカーボン型の曇耐久が800shotまで伸びた。し
かし、600℃で処理したものは処理厚が厚くなり過
ぎ、プレス時にガラス表面にクラックが入っていた。
【0033】これに対し、ガラスBではもともとアルカ
リ成分量が8mol%であるため、未処理でもアモルフ
ァスカーボン型で曇耐久が800shotであるが、5
50℃で4時間処理することにより表層50nmまでの
アルカリ成分量が2mol%となり、曇耐久が1500
shotまで伸びた。しかし、610℃で4時間処理す
ることによりアルカリ成分量が0.1mol%となり、
融着が発生した。
【0034】また、TiN型の場合にはいずれの条件で
も融着を起こした。
【0035】このように、表層50nmまでのアルカリ
成分量を1〜20mol%、望ましくは1〜5mol%
にし、アモルファスカーボン型または白金型を用いるこ
とにより、融着を防ぐと共に型の曇耐久を伸ばすことが
できた。
【0036】実施例2 本実施例においては、ガラス素材を研削研磨ではなく溶
融ガラスから直接、成形品に近似の形状に作製した。こ
こで、ガラスの粘度で102 dPa・sからの冷却速度
を変化させることにより、ガラス表面のアルカリ成分量
を変化させた。これ以外、レンズの形状、ガラスの種類
及び型材は実施例1と同様である。
【0037】成形は実施例1と同条件で行った。
【0038】各ガラスの表面組成と成形結果を表4に示
す。
【0039】
【表4】
【0040】ガラスAでは粘度102 dPa・sからの
冷却速度が2℃/secでは曇耐久がアモルファスカー
ボン型でも8shotであるが、10℃/sec以上に
なるとガラス表層部のアルカリ成分量が20mol%以
下となりTiN型を除いて曇耐久が大きく伸びた。
【0041】これに対し、ガラスBではもともとアルカ
リ成分量が8mol%であるため、冷却速度が2℃/s
ecでもアモルファスカーボン型で曇耐久が800sh
otであるが、30℃/secでは表層50nmまでの
アルカリ成分量が4mol%となり、曇耐久が1100
shotまで伸びた。
【0042】従って、ガラスの粘度で102 dPa・s
以上の温度ではアルカリ成分のガラス表面からの揮発が
多く、その温度からの冷却速度を大きくすることによ
り、ガラス表面のアルカリ成分量が少ない状態を凍結で
きることが分る。
【0043】また、TiN型の場合にはいずれの条件で
も融着を起こした。
【0044】このように、ガラスの粘度102 dPa・
sからの冷却速度を10℃/sec以上として、溶融ガ
ラスから成形レンズに近似形状のガラス素材を直接作製
することにより、表層50nmまでのアルカリ成分量を
1〜20mol%、望ましくは1〜5mol%にし、ア
モルファスカーボン型または白金型を用いることによ
り、融着を防ぐと共に型の曇耐久を伸ばすことができ
た。
【0045】実施例3 本実施例においては、ガラス素材として図1に近似の形
状に研削研磨した後、26℃の3規定硝酸液に浸漬した
ものを用いた。ここで、処理時間を変化させることによ
り、ガラス表面のアルカリ成分量を変化させた。これ以
外、レンズの形状、ガラスの種類及び型材は実施例1と
同様である。
【0046】成形は実施例1と同条件で行った。
【0047】各ガラスの表面組成と成形結果を表5に示
す。
【0048】
【表5】
【0049】ガラスAでは100sec浸漬したものが
アルカリ成分量6mol%となり、アモルファスカーボ
ン型の曇耐久が900shotまで伸びた。しかし、1
50sec浸漬すると0mol%となり、いずれの型を
用いても融着が起きた。
【0050】これに対し、ガラスBでは100sec浸
漬するとアルカリ量が2mol%となり、曇耐久が15
00shotになるが、150sec以上では処理層が
厚く、アルカリ量が0mol%となるため、融着や表層
部にクラックが発生した。
【0051】また、TiN型の場合にはいずれの条件で
も融着を起こした。
【0052】このように、酸性溶液中にガラス素材を浸
漬することにより、表層50nmまでのアルカリ成分量
を1〜20mol%、望ましくは1〜5mol%にし、
アモルファスカーボン型または白金型を用いることによ
り、融着を防ぐと共に型の曇耐久を伸ばすことができ
た。
【0053】本実施例では3規定硝酸を用いたが、他の
酸性溶液、例えば硫酸、塩酸を用いることも可能であ
る。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように、本願第1の発明に
よれば、ガラス素材の深さ50nmまでの表面層のアル
カリ成分量を1〜20mol%、望ましくは1〜5mo
l%とすることにより、組成の異なる種々のガラスにつ
いて融着防止と型の曇耐久の向上が図れる。
【0055】第2、第3の発明によれば、型材として炭
素系材料(アモルファスカーボン、グラファイト、ダイ
ヤモンド、水素化アモルファスカーボン)または白金を
用いて、第1の発明を実施することにより、更なる離型
性と型の曇耐久の向上が図れる。
【0056】第4の発明によれば、プレス温度をガラス
の粘度で108 〜1013dPa・sとすることにより、
プレス変形が可能な状態でガラス中のアルカリの拡散速
度を小さく抑え、成形前のガラス表面50nmまでのア
ルカリ量を維持することが可能となるので、第1、第2
または第3の発明を実施することにより、種々のガラス
について融着防止と型の曇耐久の向上が図れる。
【0057】第5の発明によれば、真空中でガラス素材
を加熱することにより、ガラス表面のアルカリ量を制御
することが可能となるので、第1、第2または第3の発
明を実施することにより、種々のガラスについて融着防
止と型の曇耐久の向上が図れる。
【0058】第6の発明によれば、溶融状態にあるガラ
スからガラス素材を作成する際にガラスの粘度で102
dPa・sからの冷却速度を10℃/sec以上にする
ことによりガラス表面のアルカリ量を制御することが可
能となるので、第1、第2または第3の発明を実施する
ことにより、種々のガラスについて融着防止と型の曇耐
久の向上が図れる。
【0059】第7の発明によれば、酸性溶液中にガラス
素材を保持することにより、ガラス表面のアルカリ量を
制御することが可能となるので、第1、第2または第3
の発明を実施することにより、種々のガラスについて融
着防止と型の曇耐久の向上が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例で対象とした凸レンズの寸法を表した図
である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮崎 直 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 山本 潔 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軟化状態にあるガラス素材を成形用型を
    用いてプレスして該型の成形面に対応した光学機能面を
    該ガラス素材に形成する光学素子の製造方法において、
    該ガラス素材の深さ50nmまでの表面層のアルカリ成
    分量を1〜20mol%にした後プレスすることを特徴
    とする光学素子の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記成形用型の成形面がアモルファスカ
    ーボン、グラファイト、ダイヤモンドまたは水素化アモ
    ルファスカーボンからなる請求項1記載の光学素子の製
    造方法。
  3. 【請求項3】 前記成形用型の成形面が白金からなる請
    求項1記載の光学素子の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記プレスの温度がガラスの粘度で10
    8 〜1013dPa・sである請求項1記載の光学素子の
    製造方法。
  5. 【請求項5】 前記ガラス素材を真空中で加熱すること
    により、前記表面層のアルカリ成分量を1〜20mol
    %にする請求項1ないし4記載の光学素子の製造方法。
  6. 【請求項6】 前記ガラス素材を溶融状態にあるガラス
    から作成する際に、ガラスの粘度で102 dPa・sか
    ら10℃/sec以上の冷却速度で冷却することによ
    り、前記表面層のアルカリ成分量を1〜20mol%に
    する請求項1ないし4記載の光学素子の製造方法。
  7. 【請求項7】 前記ガラス素材を酸性溶液中に浸漬する
    ことにより、前記表面層のアルカリ成分量を1〜20m
    ol%にする請求項1ないし4記載の光学素子の製造方
    法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7140205B2 (en) 2002-03-14 2006-11-28 Hoya Corporation Method of manufacturing glass optical elements

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7140205B2 (en) 2002-03-14 2006-11-28 Hoya Corporation Method of manufacturing glass optical elements

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