JPH08119494A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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Publication number
JPH08119494A
JPH08119494A JP6285803A JP28580394A JPH08119494A JP H08119494 A JPH08119494 A JP H08119494A JP 6285803 A JP6285803 A JP 6285803A JP 28580394 A JP28580394 A JP 28580394A JP H08119494 A JPH08119494 A JP H08119494A
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JP
Japan
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sheet material
image forming
intermediate tray
forming apparatus
unit
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JP6285803A
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English (en)
Inventor
Junichi Sata
淳一 佐多
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 中間トレイユニット部でジャムが起きていな
い場合や、中間トレイユニット部でジャムが起きてもジ
ャムシート材が上流のパス又は下流のパスにまたがって
いない場合には、中間トレイユニットを引き出せるよう
にする。 【構成】 中間トレイユニット8とその上流パスとにま
たがってジャムを起こしたシート材を検知する検知レバ
ー55と、中間トレイユニット8とその下流のパスとに
またがってジャムを起こしたシート材を検知する検知レ
バー56と、中間トレイユニット8の引き出し動作をロ
ックするロック機構58と、検知レバー55または56
のいずれか一方から検知信号が入力するとロック機構5
8の電磁ソレノイドをオン(ロックオン)にするCPU
57と、を備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機・プリンタ・フ
ァクシミリ等の画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複写機・プリンタ・ファクシミリ等の画
像形成装置の中には、シート材の第1面(表面)と第2
面(裏面)の双方に画像形成を行う両面画像形成モード
を備えているものがある。
【0003】図9に、両面画像形成モードを備えている
従来例の画像形成装置(デジタルカラー複写機)の全体
構成を示す。
【0004】画像形成装置本体1内には、静電潜像を担
持するための感光ドラム2と、同感光ドラム2上に形成
されたカラートナー像をシート材に転写するための転写
ドラム3と、シート材上に転写されたトナー像を定着さ
せるための定着装置9と、同定着装置9によって定着処
理を終えたシート材を第2面への画像形成を行うために
一時的に積載収納する中間トレイ10と、サイズの異な
るシート材Sを積載収納した複数の給紙カセット(フロ
ントローディングカセット)11,12,13等が設置
されている。
【0005】給紙カセット11,12,13内に積載収
納されているシート材Sは、給紙ローラ14と分離ロー
ラ15からなる給紙装置によって最上紙より1枚ずつ分
離されて回転停止中のレジストローラ対16へ送られ
る。
【0006】レジストローラ対16へ送られたシート材
Sは、先端がレジストローラ対16のニップに突き当た
ると所定のループを形成して斜行状態が矯正される。
【0007】この後、シート材Sは、時計方向に回転し
ている感光ドラム2上のトナー像との位置を合わせるタ
イミングをとって回転を開始するレジストローラ対16
によって反時計方向に回転している転写ドラム3と吸着
ローラ17との間へ搬送され、吸着ローラ17によって
転写ドラム3上に巻き付けられる。
【0008】転写ドラム3上に巻き付けられたシート材
Sが転写位置aに到達すると、感光ドラム2上の1番目
のカラートナー像が順次シート面(第1面)に転写され
て行く。フルカラーの画像形成が行われる場合には、転
写ドラム3が4回転する過程でシート面上に異なる色の
カラートナー像が順次重ねられて行く。
【0009】このようにして、所定の色のカラートナー
像の転写を終えたシート材Sは、分離爪18、分離押し
上げコロ19、分離帯電器20による分離作用で転写ド
ラム3から剥され、搬送ベルト21によって定着装置9
へ搬送される。
【0010】定着装置9においてトナー像の定着処理を
終えたシート材Sは、片面画像形成モードの場合には、
内排紙ローラ対22及び外排紙ローラ対23によって機
外の排紙トレイ24上へ排紙される。この場合、フラッ
パ6は排紙パス7を開き、縦パス26を閉じている。ま
た、両面画像形成モードの場合には、内排紙ローラ対2
2及び搬送ローラ対25によって縦パス26へ送られ、
続いて反転ローラ対27によって反転パス28へ導かれ
る。この場合、フラッパ6は縦パス26を開き、排紙パ
ス7を閉じている。そして、シート材Sの後端が反転ロ
ーラ対27の直上流に到達した時点で反転ローラ対27
が逆転することにより、シート材Sは後端側を先頭にし
て反転部28Aへ送られ画像形成済みの第1面を上に向
けて中間トレイ10上へ排出される。
【0011】中間トレイ10の上部には、複数の排出ロ
ーラ対29〜32がシート材搬送方向に所定の間隔を置
いて設置されている。そして、この各排出ローラ対29
〜32には、ローラ軸29A〜32Aを中心として上下
の方向に揺動可能なフラッパ33〜36が備えられてい
る。シート材Sが中間トレイ10上に排出される際はこ
れらのフラッパ33〜36のうちのシート材サイズに対
応するフラッパが上方に移動して排出口を形成してい
る。
【0012】また、排出ローラ対32の下流には、中間
トレイ10上に排出されたシート材Sの先端を先端規制
シャッタ37に突き当てるための掃き寄せローラ38が
設置されている。
【0013】中間トレイ10上に一時的に積載収納され
た複数枚のシート材Sは、助走ローラ39によって最上
紙より順に繰り出され、分離ローラ対40によって1枚
ずつ分離されて回転停止中のレジストローラ対16へ送
られる。この際、垂直状態にあった先端規制シャッタ3
7は所定角度に傾斜してシート材Sの搬送ガイドとして
機能する。
【0014】以後、レジストローラ対16へ送られたシ
ート材Sは、上述の場合と同様に、転写ドラム3に巻き
付けられて感光ドラム2上のカラートナー像が第2面に
転写され、定着装置9においてトナー像の定着処理が行
われた後、内排紙ローラ対22及び外排紙ローラ対23
によって機外の排紙トレイ24上へ排紙される。
【0015】なお、図中符号45〜51は搬送ローラ対
である。
【0016】本画像形成装置においては、中間トレイ1
0内で生じたジャム処理を容易に行うため、画像形成装
置本体1の前面側(図において手前側)に中間トレイユ
ニット(装置内ユニット)8が不図示の把手を引くこと
によりガイドレール60,61に沿って引き出し可能な
構成になっている。ここでいう中間トレイユニットと
は、中間トレイ10と排出ローラ対29〜32と掃き寄
せローラ38等が一体的になっているものである。
【0017】しかし、中間トレイユニット8が自由に引
き出し可能であると、シート材S1のように中間トレイ
ユニット8とその上流のパスにまたがってジャムを起こ
している場合や、シート材S2のように中間トレイユニ
ット8とその下流のパスにまたがってジャムを起こして
いる場合には、中間トレイユニット8の引き出しにより
シート材S1,S2はせん断状態(いわゆるギロチン状
態)になり、シート材S1,S2の破損等が生じ、却っ
てジャム処理が困難になる。
【0018】このために、従来では、中間トレイユニッ
ト8の上流のパスを開放する左扉41と、中間トレイユ
ニット8の下流のパスを開放する右扉42とを図示のよ
うに開かなければ中間トレイ10の引き出しを不可能と
するインターロック機構(不図示)を備えている。
【0019】すなわち、本画像形成装置のCPUは、左
扉41の開放状態を検知する左扉開放検知手段(不図
示)と、右扉42の開放状態を検知する右扉開放検知手
段(不図示)の双方から検知信号が入力すると、インタ
ーロック機構を解除するようになっている。従って、扉
41,42が閉じている場合や、一方の扉41(又は4
2)が開いても他方の扉42(又は41)が閉じている
場合には、中間トレイユニット8を引き出すことはでき
ない。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来例の
画像形成装置においては、シート材Sが中間トレイユニ
ット8とその上流のパス又は中間トレイユニット8とそ
の下流のパスにまたがらない状態で中間トレイユニット
8内でジャムを起こした場合にも双方の扉41,42を
開かない限り中間トレイユニット8を引き出すことがで
きない不便な点があった。
【0021】そこで本発明は、上述の如き事情に鑑みて
なされたもので、シート材が装置内ユニットとその上流
のシート材搬送路にまたがってジャムを起こした場合や
シート材が装置内ユニットとその下流のシート材搬送路
にまたがってジャムを起こした場合以外は、装置内ユニ
ットを自由に引き出すことができる画像形成装置を提供
することを目的とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】本発明は、画像形成装置
本体(1)内においてシート材搬送路の一部を構成して
いる装置内ユニット(8)をシート材搬送方向に対して
交わる方向に引き出し可能に設置している画像形成装置
に係る。
【0023】そして、本発明は、上記目的を達成するた
め、前記装置内ユニット(8)とその上流のシート材搬
送路にまたがってジャムを起こしたシート材(S1)を
検知する第1のシート材検知手段(55)と、前記装置
内ユニット(8)とその下流のシート材搬送路にまたが
ってジャムを起こしたシート材(S2)を検知する第2
のシート材検知手段(56)と、前記装置内ユニット
(8)の引き出し動作を規制する引き出し動作規制手段
(58)と、前記第1のシート材検知手段(55)又は
前記第2のシート材検知手段(56)のいずれか一方か
ら検知信号が入力すると前記引き出し動作規制手段(5
8)が前記装置内ユニット(8)を規制するように制御
する制御手段(57)と、を有したことを特徴とする。
【0024】
【作用】上記構成とした本発明の画像形成装置によれ
ば、シート材(S1)が装置内ユニット(8)とその上
流のシート材搬送路にまたがってジャムを起こした場
合、又はシート材(S2)が装置内ユニット(8)とそ
の下流のシート材搬送路にまたがってジャムを起こした
場合、装置内ユニット(8)が引き出し不可能となる。
【0025】なお、上記カッコ内の符号は図面を参照す
るためのものであって、本発明の構成を何等限定するも
のではない。
【0026】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。 〈実施例1〉図1は本発明の実施例1に係る画像形成装
置(デジタルカラー複写機)の全体構成を示し、図2は
中間トレイユニット及びその付近の構成を示す。
【0027】なお、本画像形成装置を説明するに当た
り、上記従来例の画像形成装置(図9)と同一の部材等
には同一符号を付すと共に、構成的かつ機能的に変わら
ないものについては、その説明を省略する。
【0028】本画像形成装置においては、中間トレイユ
ニット8上流の搬送ローラ対46の直下流部に、中間ト
レイユニット8とその上流の搬送パスとにまたがってジ
ャムを起こしたシート材(図9におけるシート材S1)
を検知するための第1の検知レバー(第1のシート材検
知手段)55が設置されており、また、中間トレイ8下
流の分離ローラ40の直下流部に、中間トレイユニット
8とその下流の搬送パスとにまたがってジャムを起こし
たシート材(図9におけるシート材S2)を検知するた
めの第2の検知レバー(第2のシート材検知手段)56
が設置されている。
【0029】本画像形成装置の全体の動作を制御するC
PU(制御手段)57は、第1の検知レバー55又は第
2の検知レバー56のいずれか一方から検知信号が入力
すると、後述するロック機構(引き出し動作規制手段)
58の電磁ソレノイド59をオンにして中間トレイユニ
ット8の引き出し動作をロックする。また、CPU57
は、第1の検知レバー55又は第2の検知レバー56か
らの検知信号が入力しなくなると、電磁ソレノイド59
をオフにしてロック状態を解除する。
【0030】ガイドレール60,61に沿って引き出す
ことのできる中間トレイユニット8側には、中間トレイ
10の下面側の略中央部に引き出し動作をロックするた
めのストッパ部材62が固定されている。一方、画像形
成装置本体1側に設けられている構造部材63上には、
ストッパ部材62の移動を規制するロック機構58が設
置されている。
【0031】図3及び図4にロック機構58の構成を示
す。なお、図3及び図4は平面図である。
【0032】ロック機構58は、構造部材63上をシー
ト材搬送方向にスライド可能なスライド部材64と、構
造部材63上に位置固定されてスライド部材64のスラ
イド駆動を行う電磁ソレノイド59と、スライド部材6
3と一体的に移動してストッパ部材62に係脱するロッ
クアーム65とを備えて構成されている。
【0033】スライド部材64はピン70,71にガイ
ドされて構造部材63上をスライドするようになってお
り、ばね66によって図中E方向に付勢されている。ロ
ックアーム65はスライド部材64上にピン70で回動
可能となっており、ばね67によって図中H方向に付勢
され一端65bがスライド部材64に突き当たって停止
する。電磁ソレノイド59は構造部材63に固定され、
ピン68によってスライド部材64と係合し、スライド
部材64を図中E及びF方向にスライドさせる。
【0034】次に、図3及び図4を参照して、ロック機
構58の動作を説明する。なお、図3はロック解除時の
状態を示し、図4はロック時の状態を示す。
【0035】第1の検知レバー55又は第2の検知レバ
ー56がジャムを起こしたシート材(S1又はS2)を
検知すると、CPU57は電磁ソレノイド59をオンに
する。これにより電磁ソレノイド59が縮小状態にな
り、スライド部材64を矢印F方向にスライドさせてロ
ックアーム65をストッパ部材62に係合させる。これ
により、ロック機構58は図4のようにロック状態とな
り、中間トレイユニット8の引き出し動作は不可能にな
る。
【0036】使用者が扉41又は42を開いてジャムを
起こしたシート材(S1又はS2)を取り除くと、第1
の検知レバー55又は第2の検知レバー56は未検知状
態になるので、CPU57は電磁ソレノイド59をオフ
にする。これにより、電磁ソレノイド59が伸長状態に
なり、スライド部材64を矢印E方向にスライドさせて
ロックアーム65をストッパ部材62から離脱させる。
これによりロック機構58は図3のようにロック解除状
態になり、中間トレイユニット8の引き出し動作が可能
になる。
【0037】このように、本画像形成装置においては、
シート材が中間トレイユニット8とその上流の搬送パス
にまたがってジャムを起こした場合(第1の検知レバー
オン)、又はシート材が中間トレイユニット8とその下
流の搬送パスにまたがってジャムを起こした場合(第2
の検知レバーオン)に、ロック機構58が中間トレイユ
ニット8の引き出し動作をロックする構成であるので、
シート材が上流又は下流の搬送パスにまたがらずに中間
トレイユニット8内でジャムを起こした場合等には、扉
41,42を開けなくても直ちに中間トレイユニット8
を引き出すことができる。 〈実施例2〉本実施例は、ロック機構の別の構成例を示
す。図5は本実施例の縦断側面図であり、図6は本実施
例の縦断正面図である。
【0038】トレイ側板22bにはフラッパ36を回動
させるための駆動源である電磁ソレノイド95が固定さ
れている。フラッパ36は揺動アーム98を介して電磁
ソレノイド95と係合し、所定のシート材のサイズをト
レイ10へ排出するために電磁ソレノイド95を駆動
し、フラッパ36を上方へ回動させる。
【0039】同様に、ストッパアーム97は軸99に揺
動可能に支持されストッパアーム97の一端が電磁ソレ
ノイド95と係合し、ストッパアーム97の他端97a
は電磁ソレノイド95がオン状態のとき(図中実線
部)、トレイ側板22bの切り欠き口22c及び構造部
材63の切り欠き口63a部より突出する構成となって
いる。
【0040】逆に、ストッパアーム97の他端97aは
電磁ソレノイド95がオフ状態のとき(図中2点鎖線
部)、トレイ側板22bの切り欠き口22c及び構造部
材63の切り欠き口63a部より退避する構成となって
いる。
【0041】次に、電磁ソレノイド95及びストッパア
ーム97により構成されたロック機構100の動作を説
明する。
【0042】第1の検知レバー55又は第2の検知レバ
ー56がジャムを起こしたシート材(S1又はS2)を
検知すると、CPU57は電磁ソレノイド95をオンに
する。これにより電磁ソレノイド95が縮小状態にな
り、ストッパアーム97がトレイ側板22bの切り欠き
口22c及び構造部材63の切り欠き口63a部より突
出し、中間トレイユニット8の引き出し動作がロックさ
れる。
【0043】使用者が扉41又は42を開いてジャムを
起こしたシート材(S1又はS2)を取り除くと、第1
の検知レバー55又は第2の検知レバー56は未検知状
態となるので、CPU57は電磁ソレノイド95をオフ
にする。これにより電磁ソレノイド59が伸長状態にな
り、ストッパアーム97を切り欠き口22c,63aか
ら退避させ(ロック状態解除)、中間トレイユニット8
の引き出し動作が可能となる。
【0044】なお、通常の画像形成過程においては、電
磁ソレノイド95は本来のフラッパ36の駆動手段とし
て制御され、ジャム発生時のみ上記制御を行う。
【0045】本実施例によれば、上記実施例1と同様な
効果が得られるとともに、ロック機構100の駆動源に
中間トレイ内の他の駆動源を併用することでコストダウ
ンが可能となる。 〈実施例3〉本実施例は、ロック機構の更に別の構成例
を示す。図7は中間トレイユニットの要部を示す縦断側
面図であり、図8は同中間トレイユニットの要部が画像
形成装置本体1に組み込まれた状態を示す縦断側面図で
ある。
【0046】トレイ側板22bにはシャッタ37を回動
させるための駆動源である電磁ソレノイド110が支板
116を介して固定されている。シャッタ37は揺動ア
ーム111を介して電磁ソレノイド110と係合し、第
1面の画像形成が終了したシート材を積載するときはシ
ャッタ37が図中L方向に移動し、(図中2点鎖線)、
再給紙するときは図中K方向に移動する。
【0047】上記シャッタ37の回動動作において画像
形成装置本体1の側板118の形状は、シャッタ37が
図中L方向に移動すると側板118から退避して中間ト
レイユニット8の引き出しが可能となり、シャッタ37
が図中K方向に移動すると側板118によって規制さ
れ、中間トレイユニット8の引き出しがロックされるよ
うな形状をなしている。
【0048】次に、電磁ソレノイド110及びシャッタ
37により構成されたロック機構120の動作を説明す
る。
【0049】第1の検知レバー55又は第2の検知レバ
ー56がジャムを起こしたシート材(S1又はS2)を
検知すると、CPU57は電磁ソレノイド110をオン
にする。これにより電磁ソレノイド110が縮小状態に
なり、シャッタ37が側板118に係合して中間トレイ
ユニット8の引き出し動作がロックされる。
【0050】使用者が扉41又は42を開いてジャムを
起こしたシート材(S1又はS2)を取り除くと、第1
の検知レバー55又は第2の検知レバー56は未検知状
態になるので、CPU57は電磁ソレノイド110をオ
フにする。これにより電磁ソレノイド110が伸長状態
になり、シャッタ37が側板118から離脱(ロック状
態解除)し、中間トレイユニット8の引き出し動作が可
能となる。
【0051】なお、通常の画像形成過程においては、電
磁ソレノイド110は本来のシャッタ37の駆動手段と
して制御され、ジャム発生時のみ上記制御を行う。
【0052】本実施例によれば、上記実施例1と同様の
効果が得られると共に、ロック機構120として中間ト
レイユニット8内の他の駆動源及び規制部材を併用する
ことでさらなるコストダウンが可能となる。
【0053】なお、装置内ユニットはシート材搬送方向
と直交する方向に引き出せるもののみならず、シート材
搬送方向に対して交わる方向に引き出せるものにも本発
明は適用できる。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の画像形成
装置においては、シート材が装置内ユニットとその上流
のシート材搬送路又は装置内ユニットとその下流のシー
ト材搬送路にまたがってジャムを起こした場合に装置内
ユニットの引き出し動作がロックされるようにしたの
で、シート材が上流又は下流のシート材搬送路にまたが
っらずに装置内ユニット内でジャムを起こした場合等に
は、ジャム処理用の扉を開けることなく直ちに装置内ユ
ニットを引き出すことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1に係る画像形成装置(デジタ
ルカラー複写機)の全体構成を示す縦断側面図。
【図2】同画像形成装置における中間トレイユニット及
びその付近の構成を示す縦断側面図。
【図3】同中間ユニットの引き出し動作を規制するロッ
ク機構の構成及び動作(ロック解除時)を説明する平面
図。
【図4】同ロック機構の動作(ロック時)を説明する平
面図。
【図5】実施例2のロック機構の構成を示す縦断側面
図。
【図6】実施例2のロック機構の構成を示す縦断正面
図。
【図7】実施例3のロック機構の構成を示す側面図。
【図8】実施例3のロック機構の構成を示す縦断側面
図。
【図9】従来例の画像形成装置(デジタルカラー複写
機)の全体構成を示す縦断側面図。
【符号の説明】
1 画像形成装置本体 8 中間トレイユニット(装置内ユニット) 33〜36 フラッパ(排出ガイド部材) 37 先端規制シャッタ(シート先端規制部材、引き
出し動作規制手段) 55 第1の検知レバー(第1のシート材検知手段) 56 第2の検知レバー(第2のシート材検知手段) 57 CPU(制御手段) 58,100,120 ロック機構(引き出し動作
規制手段) 95 電磁ソレノイド(駆動源) 97 ストッパア−ム(引き出し動作規制装置) 118 側板(画像形成装置本体の一部) S シート材

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像形成装置本体内においてシート材搬
    送路の一部を構成している装置内ユニットをシート材搬
    送方向に対して交わる方向に引き出し可能に設置してい
    る画像形成装置において、 前記装置内ユニットとその上流のシート材搬送路にまた
    がってジャムを起こしたシート材を検知する第1のシー
    ト材検知手段と、前記装置内ユニットとその下流のシー
    ト材搬送路にまたがってジャムを起こしたシート材を検
    知する第2のシート材検知手段と、前記装置内ユニット
    の引き出し動作を規制する引き出し動作規制手段と、前
    記第1のシート材検知手段又は前記第2のシート材検知
    手段のいずれか一方から検知信号が入力すると前記引き
    出し動作規制手段が前記装置内ユニットを規制するよう
    に制御する制御手段と、を有したことを特徴とする画像
    形成装置。
  2. 【請求項2】 前記装置内ユニットは、第1面への画像
    形成を終えたシート材を第2面への画像形成を行うため
    に一時的に積載収納する中間トレイユニットであること
    を特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記中間トレイユニットにはシート材を
    サイズに応じてトレイ上に導く複数の排出ガイド部材が
    設けられており、前記引き出し動作規制手段は前記複数
    の排出ガイド部材のうちのいずれかの排出ガイド部材の
    駆動源によって駆動するようになっていることを特徴と
    する請求項2記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記中間トレイユニットには、シート材
    がトレイ上に排出される時には起立状態でシート材先端
    位置を規制し、かつ、シート材がトレイ上から繰り出さ
    れる時には倒れた状態になってシート材の搬送の妨げに
    ならないシート先端規制部材が設けられており、前記シ
    ート先端規制部材を前記引き出し動作規制手段として用
    いたことを特徴とする請求項2記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記シート先端規制部材は倒れた状態に
    なると前記画像形成装置本体の一部と係合するようにな
    り、前記中間トレイユニットの引き出しを規制すること
    を特徴とする請求項4記載の画像形成装置。
JP6285803A 1994-10-26 1994-10-26 画像形成装置 Pending JPH08119494A (ja)

Priority Applications (1)

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JP6285803A JPH08119494A (ja) 1994-10-26 1994-10-26 画像形成装置

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