JPH08118912A - 重荷重用ラジアルタイヤ - Google Patents

重荷重用ラジアルタイヤ

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JPH08118912A
JPH08118912A JP6258106A JP25810694A JPH08118912A JP H08118912 A JPH08118912 A JP H08118912A JP 6258106 A JP6258106 A JP 6258106A JP 25810694 A JP25810694 A JP 25810694A JP H08118912 A JPH08118912 A JP H08118912A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ベルト耐久性を高度に発揮し得る3層のコー
ド層構成ベルトを実現して、実用性に優れる軽量化を実
現した重荷重用ラジアルタイヤを提供する。 【構成】 3層のスチールコード交差層からなるベルト
の各コード層をカーカス寄りからタイヤ半径外方に向っ
て順次第一〜第三コード層とし、各コード層におけるコ
ードのタイヤ赤道面に対する傾斜角度が、第一コード層
は25〜50°、第二及び第三コード層は10〜20°
であり、トレッド部踏面の幅(TW)に対する各コード
層の幅が、第一コード層は(0.8〜0.98)×T
W、第二及び第三コード層は(0.5〜0.75)×T
Wであるタイヤ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、重車両のうちとりわ
け中型〜小型建設車両の使途に適合する重荷重用ラジア
ルタイヤに関し、特に、優れたベルト耐久性を保持した
上で、一層の軽量化を実現した重荷重用ラジアルタイヤ
に関する。
【0002】
【従来の技術】上記建設車両に主として用いられる中型
〜小型サイズで、適用リム径の呼びが20〜25(イン
チ)の重荷重用ラジアルタイヤにおけるベルト構造は、
重荷重負荷の下での大入力により生じるベルト端部歪を
できるだけ分散させるため、またベルトに十分な剛性を
付与させることにより大きなコーナリングフォース(C
F)又はコーナリングパワ(CP)の特性を確保するた
め、4層以上のスチールコード層の積層体とするのが主
流を占めている。
【0003】そこで中型〜小型サイズのラジアルプライ
タイヤにおけるベルトを4層以上で構成する理由を以下
に述べる。図5(a)、(b)にタイヤトレッド部の右
半断面のうちベルトのスチールコード層のみを実線で簡
略図解して、図5(a)に4層構成のベルト4′を、図
5(b)には3層構成のベルト4″をそれぞれ示す。図
中各コード層の右端に示す符号Rはタイヤ赤道面Eに対
しスチールコードが右上がりの配列、Lは左上がりの配
列になり、各符号に添えた数値22°はコードのタイヤ
赤道面Eに対する傾斜角度である(以下同じ)。
【0004】図から明らかなようにいずれのベルト構成
も互いに隣接するスチールコード層のコードはタイヤ赤
道面Eを挟んで交差し、よって各層間のコード交差箇所
(図中×印にて示す)は4層構成で3箇所、3層構成で
2箇所となり、さらにコードの上記傾斜角度は20〜2
5°の範囲内で選択され、図に示す角度22°は広く採
用される傾斜角度であり、またこの角度は各層でほぼ同
一とするのが一般である。
【0005】上述したスチールコード層構成のうち4層
構成のベルト4′とすることで、まず十分なベルト剛性
が確保でき、これによりタイヤの径成長(インフレート
時及び走行中における成長)の抑制と、さらには前述し
たCF、CPの望ましい特性値の実現とが可能となり、
次に重荷重負荷によりベルト端部に生じる大歪の分散が
可能となり、これらによりベルトに必要とされる耐久性
保持を図ることができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが例えば軽量化
を図るため、ベルト構成を4層のうち単に1層(図示例
では下から数えて第四層の(4B))を取除いて図5
(b)に示す3層のスチールコード層のベルト4″とす
ると、上記効果が大幅に低減する結果、インフレート時
径成長量及び走行の進行に伴う径成長量が共に増大し、
CF、CP特性も劣化するためベルト端部に対する入力
歪が増加し、加えて各層間のコード交差箇所(×印箇
所)が2/3と減少するのでやはりベルト端部が負担す
る歪度合いが高まり、これらが相まってベルト耐久性が
大幅に劣化する。このことがベルト3層化によるタイヤ
軽量化を阻む主要な理由となっていた。
【0007】従って4層乃至それ以上のスチールコード
層構成のベルトを備えたタイヤと同等以上のベルト耐久
性を発揮し得る3層のスチールコード層ベルトを実現し
て、これにより実用性に優れた軽量な重荷重用ラジアル
タイヤを提供するのがこの発明の目的である。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
この発明の重荷重用ラジアルタイヤは、一対のビード部
及び一対のサイドウォール部と、トレッド部とからな
り、これら各部を補強するラジアル配列のスチールコー
ドプライからなるカーカスと、該カーカスの外周にてト
レッド部を強化する3層のスチールコード層からなるベ
ルトとを備える重荷重用ラジアルタイヤにおいて、上記
ベルトの隣接コード層それぞれのコードがタイヤ赤道面
を挟んで互いに交差する配列になり、ベルトの各コード
層をカーカス寄りからタイヤ半径外方に向って順次第一
〜第三コード層とするとき、第一〜第三コード層におけ
るコードのタイヤ赤道面に対する傾斜角度がそれぞれ、
第一コード層は25〜50°の範囲内、第二及び第三コ
ード層は10〜20°の範囲内であり、トレッド部踏面
の幅(TW)に対する各コード層の幅がそれぞれ、第一
コード層は(0.8〜0.98)×TW、第二及び第三
コード層は(0.5〜0.75)×TWであることを特
徴とする。
【0009】この発明を実施するに際し、ベルト各層の
コード配列方向に直交する向きの単位幅当りの強力
(T)を第一コード層は(T1B)、第二コード層で(T
2B)、第三コード層では(T3B)にてあらわすとき、T
3B=T2B=T1B(0.8〜1.0)の関係を満たすこ
と、そしてトレッド部踏面の両端縁近傍にジグザグ状周
方向主溝を有するとき、第二及び第三コード層端部のス
テップ量をベルトの幅方向で0〜15mmの範囲内とし
て、このステップ部分を、タイヤ赤道面に最も近い上記
主溝縁を通る円周線と該面から最も離れた主溝縁を通る
円周線とで囲まれる領域内に位置させることが望まし
い。
【0010】この発明を図1(a)に基づき以下詳細に
説明する。図1(a)は重荷重用ラジアルタイヤの回転
軸心を含む平面による左半断面のうち要部を示し、図に
おいて、1は一対のサイドウォール部(片側のみ示
す)、2はトレッド部、3はカーカス、4はベルトであ
り、ここにカーカス3は一対のビード部(図示省略)内
に埋設したビードコア相互間にわたり一対のビード部、
一対のサイドウォール部1及びトレッド部2を補強し、
ベルト4はカーカス3の外周にてトレッド部2を強化す
るのは慣例に従い、ベルト4は3層のスチールコード層
(以降コード層と略記する)1B、2B、3Bからな
る。
【0011】ベルト4の各隣接コード層それぞれのコー
ドはタイヤ赤道面Eを挟んで互いに交差する配列になる
ことが必要である。すなわちベルト4の各コード層1
B、2B、3Bをカーカス3寄りからタイヤ半径外方に
向って順次第一コード層(1B)、第二コード層(2
B)、第三コード層(3B)と呼ぶものとしたとき、コ
ード層1B、2Bのコードは交差配列になり、コード層
2B、3Bのコードも交差配列になることを要するとい
うことである。
【0012】また第一〜第三コード層1B、2B、3B
におけるコードのタイヤ赤道面Eに対する傾斜角度につ
いては、第一コード層1Bが25〜50°の範囲内にあ
ること、そして第二コード層2B及び第三コード層3B
が共に10〜20°の範囲内にあることを要する。
【0013】さらに図1(a)に示す第一コード層1B
の幅W1B、第二コード層2Bの幅W 2B及び第三コード層
3Bの幅W3Bと、トレッド部2の踏面2tの幅TWとが
それぞれ、W1B=(0.8〜0.98)×TW、W2B
(0.5〜0.75)×TW、W3B=(0.5〜0.7
5)×TWの関係を満たすものとする。
【0014】またこの発明を実施するにあたり、ベルト
各層1B、2B、3Bのコード配列方向に直交する向き
にとった単位幅当りの強力Tを、第一コード層1Bの強
力をT1B、第二コード層2Bの強力をT2B、第三コード
層3Bの強力をT3Bであらわしたとき、T3B=T2B=T
1B(0.8〜1.0)の強力関係をもたせることが望ま
しい。
【0015】さらにトレッド部2の踏面2tの両端縁近
傍に、踏面2の一部展開図として図1(b)に示すよう
に、そして図1(a)では点線で示すように、タイヤ赤
道面Eに傾向的に沿って延びるジグザグ状周方向主溝G
を設けたタイヤに対し上述したベルト4を適用する場
合、図1(a)に示す第二コード層2B及び第三コード
層3Bの両端部のステップ量S23B を0〜15mmの範
囲内に収めること、そして、図1(b)にて斜線を施し
てより明確にした主溝縁のうち、距離L1 ′で示すタイ
ヤ赤道面Eに最も近い主溝縁を通る円周線l1 と、距離
2 ′で示す最も離れた主溝縁を通る円周線l2 とで区
画される領域A内に上記ステップ量S23Bを形成する部
分を位置させることが望ましい。なお距離L1 ′、
2 ′は図1(a)の距離L1 、L2 に相当する展開長
さであり、同様に図1(b)に示す距離TW′は踏面幅
TWの展開長さである。
【0016】
【作用】ベルト4の各隣接コード層それぞれのコードが
タイヤ赤道面Eを挟んで互いに交差する配列になる積層
構成をとることにより、まずベルト4が高剛性を示す下
地づくりができる。
【0017】次に、第二コード層2B及び第三コード層
3Bにつき、それらの各コードのタイヤ赤道面Eに対す
る傾斜角度を共に10〜20°の急傾斜コード配列層と
することで、ベルト4の周方向剛性を高めることがで
き、その結果タイヤのインフレート時及び走行時におけ
る径成長を有効に抑制することができる。
【0018】次に、上記周方向剛性の向上に加え、第一
コード層1Bをそのコード傾斜角度が25〜50°であ
る緩傾斜コード配列層とすること、かつ第一コード層1
B幅W1Bを(0.8〜0.98)×TWとする広幅層と
することにより、ベルト4の幅方向剛性の向上も併せて
達成することができ、その結果周方向及び幅方向の両方
向剛性の同時向上によりはじめて実現し得る高度なC
F、CP特性が確保可能となる。
【0019】次に、ベルトにおけるコードの急傾斜配列
になる積層コード層端部には大歪の作用が不可避である
ところ、この積層コード層に該当する第二及び第三コー
ド層2B、3Bは、第二コード層2B幅W2B及び第三コ
ード層3B幅W3Bそれぞれを共に(0.5〜0.75)
×TWとする狭幅化により歪の値は大幅に緩和すること
ができ、さらにこれらコード層3B、2Bの両端部にお
けるステップ量S23Bを0〜15mmの範囲内に収めて
端部位置をほぼ揃えるようにすれば、これが一層の歪緩
和に寄与する。
【0020】トレッド部2の踏面2tの両端縁近傍にジ
グザグ状周方向主溝Gを設けるタイヤの場合で、第二及
び第三コード層2B、3Bそれぞれの端部に多少の歪負
担増加のうれいがあるとき、荷重負荷走行に伴い不可避
的に発生する熱の放熱に有利であり、従って他領域のト
レッド部位に比しより一層低温を示す、先に述べた領域
A内に第二及び第三コード層2B、3B端部を位置させ
ることは、歪負担増加の不利を十分に補って余りある効
果をもたらし、その結果ベルト耐久性の一段の向上に貢
献する。
【0021】試みに第一コード層1Bを最外側に配置替
えし、コード層2Bをカーカス3に最も近い配置とし、
これらの層間にコード層3Bを挟むベルト4aを備える
タイヤの耐久性を評価したところ、カーカス3のプライ
コードの傾斜角度が約90°であるため、カーカス3と
コード層2Bとの間で早期にセパレーションが発生し、
また領域Aの効果が大幅に減少することを確かめること
ができた。
【0022】
【実施例】建設車両用ラジアルプライタイヤで、サイズ
が14.00R25であり、実施例1は主溝Gの配置位
置を除いて図1(a)に従う他、図2に展開図として示
すパターンを備え、コ−ド層2B、3Bはその端縁が領
域Aよりタイヤ赤道面E寄りの内側に位置する構成にな
る。実施例2は図1(a)、(b)に従いそのパターン
は展開図として示す図3に従うタイヤとし、コ−ド層2
B、3Bの端縁は領域A内に位置する。踏面2t幅TW
は両者共に300mmである。
【0023】実施例1、2共に、カーカス3は1プライ
のラジアル配列スチールコードのゴム引き布からなり、
またベルト4のコード層1B、2B、3Bに用いたスチ
ールコード構造は(3+9+15)×0.25であり、
コード層2B、3Bの端部が形成するステップ量S23B
は10mmとした。図4(a)及び図4(b)に実施例
1及び実施例2の各ベルト4の線図的右半断面を示し、
各図の右端の括弧内にスチールコードの傾斜方向及び傾
斜角度を示した。
【0024】実施例タイヤの他に従来例及び比較例の各
タイヤを準備し、従来例タイヤのベルト4′は図5
(a)に示す4層のコード層とし、比較例タイヤのベル
ト4″は図5(b)に示す3層のコード層とし、実施例
1、2と併せ従来例及び比較例のベルトの各コード層幅
(mm)と、コード層のコード打込数(N/25mm、
Nは本数)及び先に述べた層強力T(kgf/cm)と
を表1の上欄に示す。なお従来例及び比較例の各タイヤ
はベルトを除く他は全て実施例1に合せた。
【0025】実施例1、2のタイヤと従来例及び比較例
の各タイヤとを供試タイヤとして、下記する試験項目に
つきドラムによるベルト耐久性試験を実施した。 (1)直進発熱耐久性試験;速度40km/hのステッ
プロード条件。すなわち最大荷重の80%荷重負荷でス
タートし、以降6時間経過毎に最大荷重の10%に相当
する荷重を付加加算し、ベルト故障が生じるまでに走行
した合計距離を計測する試験条件。評価は従来例を10
0とする指数表示にてあらわし、値は大なるほど良い。 (2)サイドフォース耐久性試験;最大荷重の100%
荷重負荷の下で、最大荷重の40%(一定)に相当する
サイドフォースが発生するようにタイヤにスリップアン
グルを付し、速度20km/hで走行させ、ベルト故障
が生じるまでに走行した合計距離を計測する試験条件。
なおこの試験ではCPが小なるタイヤほどより大きなス
リップアングルが付く。評価は従来例を100とする指
数表示にてあらわし、値は大なるほど良い。 (3)タイヤ重量計測;計測値は従来例を100とする
指数表示にてあらわし、値は小なるほど良い。上記3項
目の試験結果を表1の下欄に示す。なお上記(1)項は
直進耐久性、(2)項はSF耐久性と略記した。
【0026】
【表1】
【0027】表1から、実施例1は従来例対比3〜5%
軽量化タイヤであるにもかかわらず直進及びSF両耐久
性が同等であり、実施例2は従来例対比上記同様軽量化
タイヤである上、顕著な両耐久性の向上が達成できてい
ることが判る。これに対し比較例は軽量化と共に両耐久
性が著しく低下し、この耐久性レベルではもはや実用に
供し得ないタイヤといえる。
【0028】上述した実施例1、2の他に、以下に示す
表2に従うコードの傾斜方向及び傾斜角度をもつ実施例
3〜6のタイヤを製造して、これらのタイヤを上述した
試験方法に従い試験評価したところ、実施例1、2と同
様な軽量化の下で同様に優れた直進耐久性及びSF耐久
性を示すことを追加確認した。
【0029】
【表2】
【0030】
【発明の効果】この発明によれば、4層のコード層構成
のベルトを備えるタイヤと同等以上のベルト耐久性を確
保して、一層の軽量化を実現し得る3層のコード層から
なるベルトを備えた重荷重用ラジアルタイヤを提供でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による重荷重用ラジアルタイヤの左半
要部断面図及び左半要部踏面展開図である。
【図2】この発明の一実施例のトレッドパターン展開図
及びベルトの線図的断面図である。
【図3】この発明の他の実施例のトレッドパターン展開
図及びベルトの線図的断面図である。
【図4】この発明による一実施例のベルトの線図的右半
断面図である。
【図5】従来のベルトの線図的右半断面図である。
【符号の説明】
2 トレッド部 2t 踏面 3 カーカス 4 ベルト 1B 第一コード層 2B 第二コード層 3B 第三コード層 TW 踏面幅 W1B 第一コード層幅 W2B 第二コード層幅 W3B 第三コード層幅

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対のビード部及び一対のサイドウォー
    ル部と、トレッド部とからなり、これら各部を補強する
    ラジアル配列のスチールコードプライからなるカーカス
    と、該カーカスの外周にてトレッド部を強化する3層の
    スチールコード層からなるベルトとを備える重荷重用ラ
    ジアルタイヤにおいて、 上記ベルトの隣接コード層それぞれのコードがタイヤ赤
    道面を挟んで互いに交差する配列になり、 ベルトの各コード層をカーカス寄りからタイヤ半径外方
    に向って順次第一〜第三コード層とするとき、 第一〜第三コード層におけるコードのタイヤ赤道面に対
    する傾斜角度がそれぞれ、第一コード層は25〜50°
    の範囲内、第二及び第三コード層は10〜20°の範囲
    内であり、 トレッド部踏面の幅(TW)に対する各コード層の幅が
    それぞれ、第一コード層は(0.8〜0.98)×T
    W、第二及び第三コード層は(0.5〜0.75)×T
    Wであることを特徴とする重荷重用ラジアルタイヤ。
  2. 【請求項2】 ベルト各層のコード配列方向に直交する
    向きの単位幅当りの強力(T)を第一コード層は
    (T1B)、第二コード層で(T2B)、第三コード層では
    (T3B)にてあらわすとき、T3B=T2B=T1B(0.8
    〜1.0)の関係を満たす請求項1に記載したタイヤ。
  3. 【請求項3】 トレッド部踏面の両端縁近傍にジグザグ
    状周方向主溝を有し、第二及び第三コード層端部のステ
    ップ量をベルトの幅方向で0〜15mmの範囲内とし
    て、このステップ部分を、タイヤ赤道面に最も近い上記
    主溝縁を通る円周線と該面から最も離れた主溝縁を通る
    円周線とで囲まれる領域内に位置させてなる請求項1又
    は2に記載したタイヤ。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10203112A (ja) * 1997-01-20 1998-08-04 Sumitomo Rubber Ind Ltd 空気入りラジアルタイヤ
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US7267149B2 (en) * 2003-12-22 2007-09-11 The Goodyear Tire & Rubber Company Pneumatic tire with improved crown durability

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