JPH08118744A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH08118744A
JPH08118744A JP25648494A JP25648494A JPH08118744A JP H08118744 A JPH08118744 A JP H08118744A JP 25648494 A JP25648494 A JP 25648494A JP 25648494 A JP25648494 A JP 25648494A JP H08118744 A JPH08118744 A JP H08118744A
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JP25648494A
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Hideyuki Ebihara
秀幸 海老原
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Original Assignee
TEC CORP
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ビットイメージデータへの展開処理を効率的
に行い、画像形成処理に要する時間の短縮を図り、高速
な画像形成を行う。 【構成】 外部から受信したキャラクタデータをキャッ
シュ領域に展開してビットイメージデータとし、次に同
じキャラクタデータを必要とするときにはキャッシュ領
域からビットイメージデータを直接読出して画像形成を
行う画像形成装置において、所定時間を経過する前に受
信判断手段が外部からのキャラクタデータの受信を判断
したとき画像形成動作時間であると判断して外部から受
信したキャラクタデータに基づいて画像形成を行い、所
定時間を経過しても受信判断手段が外部からのキャラク
タデータの受信を判断しないとき画像形成待機時間であ
ると判断してキャッシュ領域に記憶するように予め設定
されたキャラクタデータのフォントをフォント単位でキ
ャッシュ領域に展開しておく。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば外部から画像デ
ータを受信し、この画像データに基づいて画像形成を行
う画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の画像処理装置としては、例えば
レーザプリンタがある。このレーザプリンタは、外部接
続されたホストコンピュータ等からなるホスト装置から
画像データを受信し、この画像データに含まれるキャラ
クタをプリンタに設けられたフォントから探しだし、こ
のキャラクタデータに基づいてレーザ等により感光体ド
ラムに静電潜像を形成し、これを電子写真プロセスによ
り画像を顕在化して用紙上に画像形成を行うようになっ
ている。
【0003】レーザプリンタは、上述したような電子写
真プロセスを行う各部を駆動するエンジン制御回路及び
このエンジン制御回路を制御するプリンタ制御回路を備
え、このプリンタ制御回路とプリンタ制御回路との間で
画像データやコマンド、ステータスの送受信を行ってい
る。例えば、プリンタ制御回路はホスト装置から受信し
た画像データに基づいて、指定されたフォントのキャラ
クタデータをビットイメージデータ(ビットマップデー
タ)に展開した後、エンジン制御回路へ出力するように
なっている。
【0004】しかしながら、このようなキャラクタデー
タの展開処理には時間がかかるため、従来、メモリにビ
ットイメージデータを展開するビットイメージデータ領
域とは別にキャッシュデータ領域を設け、これらの領域
の両方に、ホスト装置から指定されたキャラクタデータ
のみを保存しておき、次に同じキャラクタの印字指令を
受信したときには、キャッシュデータ領域から既にビッ
トイメージデータに展開されたものをビットイメージデ
ータ領域に複写する、いわゆるキャッシュ処理により画
像形成処理の時間短縮を図っていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような画
像形成装置においては、ホスト装置から受信した画像デ
ータに含まれるキャラクタに対してのみキャッシュ処理
を行い、キャッシュデータ領域に保存するようになって
いたため、初めて画像形成を行うキャラクタがあると、
その都度ビットイメージデータへの展開処理が必要にな
ってしまい、画像形成に時間がかかるという問題があっ
た。
【0006】そこで本発明は、ビットイメージデータへ
の展開処理を効率的に行うことができ、従って画像形成
処理に要する時間の短縮を図ることができるため、より
高速な画像形成を行うことができる画像形成装置を提供
しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、外部から受信
したキャラクタデータをキャッシュメモリに展開してビ
ットイメージデータとし、次に同じキャラクタデータを
必要とするときにはキャッシュメモリからビットイメー
ジデータを直接読出して画像形成を行う画像形成装置に
おいて、外部からのキャラクタデータを受信したか否か
を判断する受信判断手段と、所定時間を経過しても受信
判断手段が外部からキャラクタデータを受信していない
と判断したとき画像形成待機時間であると判断し、所定
時間を経過する前に受信判断手段が外部からのキャラク
タデータの受信を判断したとき画像形成動作時間である
と判断する待機時間判断手段と、この待機時間判断手段
が画像形成動作時間を判断した場合、外部から受信した
キャラクタデータに基づいて画像形成を行い、待機時間
判断手段が画像形成待機時間を判断した場合、キャッシ
ュメモリに記憶するように予め設定されたフォントのキ
ャラクタデータをフォント単位でキャッシュメモリに展
開し、ビットイメージデータを予め作成しておくフライ
ングキャッシュ制御手段とを備えたものである。
【0008】
【作用】このような構成の本発明においては、所定時間
を経過する前に受信判断手段が外部からのキャラクタデ
ータの受信を判断したとき画像形成動作時間であると判
断して外部から受信したキャラクタデータに基づいて画
像形成を行う。これに対し、所定時間を経過しても受信
判断手段が外部からのキャラクタデータの受信を判断し
ないとき画像形成待機時間であると判断してキャッシュ
データメモリに記憶するように予め設定されたフォント
のキャラクタデータをフォント単位でキャッシュメモリ
に展開してビットイメージデータを作成しておく。
【0009】
【実施例】以下、本発明をレーザプリンタに適用した場
合の実施例を図面を参照して説明する。
【0010】図1は、本実施例の構成を示す横断面図
で、2はレーザプリンタである。このレーザプリンタ2
内には、レーザ光学系12、感光体ドラム17、スコロ
トロンからなる帯電装置18、現像装置19、コロトロ
ンからなる転写装置20、除電装置としての前露光装置
21、定着装置37、クリーニング装置45などの電子
写真プロセス系の他、給紙カセット22a,22b、送
出ローラ23a,23b、アライニングローラ対25、
搬送ガイド36、ゲート38、排紙ローラ対39,42
などが配置されている。
【0011】上記レーザ光学系12は、レーザ光を発生
する半導体レーザ発振器(図示しない)、この発振器か
らのレーザ光を平行光に補正するコリメータレンズ(図
示しない)、このレンズからのレーザ光を1走査ライン
分ごとに反射する8面体のミラー部を有する回転体とし
てのポリゴンミラー(回転ミラー)13、f・θレンズ
14、ミラー15、および上記ポリゴンミラー13を回
転(駆動)するミラーモータ16などから構成されてい
る。
【0012】このように構成される画像形成ユニット装
置の画像形成動作時においては、ホスト装置もしくは操
作パネルからの画像信号に対応するレーザ光学系12か
らのレーザ光が感光体ドラム17の表面に結像される。
上記感光体ドラム17は所定方向に回転し、まず帯電装
置18により表面が帯電され、次いでレーザ光学系12
により画像信号に対応した露光が行われる。
【0013】すなわち、半導体レーザ発振器から発生さ
れたレーザ光は、上記ミラーモータ16によるポリゴン
ミラー13の回転にともなって感光体ドラム17の左か
ら右方向に一定速度で走査されることにより、その表面
に静電潜像が形成される。この静電潜像は、現像装置1
9によってトナーが付着されることによって可視像化さ
れる。
【0014】一方、給紙カセット22a、あるいは22
bの被画像形成媒体としての用紙Pは送出ローラ23
a、あるいは23bで1枚ずつ取り出され、用紙案内路
24を通ってアライニングローラ対25へ案内され、こ
のローラ対25によって転写部へ送られるようになって
いる。また、上記転写部へは、手差し給紙部44から供
給されてアライニングローラ対25へ案内された用紙P
が、前記ホスト装置もしくは操作パネルからの指定に応
じて送られるようになっている。
【0015】そして、転写部に送られた用紙Pは、転写
装置20の部分で感光体ドラム17の表面と密着され、
上記転写装置20の作用で感光体ドラム17上のトナー
像が転写される。この転写された用紙Pは感光体ドラム
17から剥離され、搬送ガイド36を介して定着装置3
7へ送られ、ここを通過することにより定着用の熱を発
生するヒートローラ37aによって転写像が熱定着され
る。
【0016】このヒートローラ37a内には、加熱用の
ヒータランプ(図示しない)が内蔵されている。定着後
の用紙Pは、排紙ローラ対39によってゲート38を介
して排紙トレイ40上に、または上記ゲート38によっ
て上方の搬送路41へ送られ、排紙ローラ対42によっ
て排紙トレイ43上に排出されるようになっている。
【0017】また、転写後の感光体ドラム17はクリー
ニング装置45で残留トナーが除去された後、前露光装
置21によって残像が消去されることにより、次の画像
形成動作が可能な状態とされる。なお、前記感光体ドラ
ム17、帯電装置18、現像装置19、露光装置21、
クリーニング装置45は、一体的にユニット化されてお
り、電子写真プロセスユニットとしてプリンタ本体に対
して単独で着脱できる構成とされている。
【0018】また、前記アライニングローラ対25の前
には、アライニングローラ対25などによる転写部への
給紙ミスを検知するためのアライニングスイッチ48
が、前記排紙ローラ対39の前には、それぞれ排紙ロー
ラ対39による排紙ミスを検知する排紙スイッチ49が
設けられている。
【0019】また、給紙カセット22aと22bとの間
には、装置本体内に設けられた各電気装置を制御して、
電子写真プロセスを完遂する動作を制御するエンジン制
御回路70を搭載したエンジン制御基板、およびこのエ
ンジン制御回路70の動作を制御するプリンタ制御回路
71を搭載した基板が配置されている。
【0020】前記プリンタ制御回路71の基板は機能追
加(例えば書体、漢字等の種類を増設するなど)の程度
に応じて最大3枚まで装着できるようになっており、さ
らに最下段に位置するプリンタ制御回路71の基板の前
端縁部に配置された2カ所のICカード用コネクタ72
a,72bに装置本体の開口部(図示しない)を介して
機能追加用ICカード95,96(後述する)を挿入す
ることによりさらに機能を追加できるようになってい
る。
【0021】また、最下段に位置するプリンタ制御回路
71の基板の左端面部には、電子計算機、パーソナルコ
ンピュータ、ワードプロセッサなどの外部出力装置であ
るホスト装置89(後述する)と接続するコネクタ(図
示しない)が配置されている。
【0022】図2は本発明のレーザプリンタ2のプリン
タ制御回路71とホスト装置89からなる画像形成シス
テムの構成を示すブロック図である。図2において、C
PU81はプリンタ制御回路71全体の制御を行うもの
である。このCPU81はホスト装置(外部装置)89
から送られてくる画像データとしての文字のデータに対
応するビットイメージデータをICカード95,96か
ら得てビデオRAM85に記憶するものである。ROM
82は制御用プログラムを記憶するもので、このプログ
ラムに従って上記CPU81が動作するようになってい
る。また、上記ROM82には、データ変更時に照合さ
れる暗証番号、トップマージン、レフトマージン、ペー
パタイプ等の用紙Pに関するデータ、オペレータに報知
するためのメッセージ情報等が記憶されている。RAM
83はホスト装置89から送られてくる画像データを一
時的に蓄えるページバッファとして用いられるようにな
っている。拡張メモリ84は、ホスト装置89から送ら
れてくる画像データがビットイメージデータ等の大量の
データの場合に、上記RAM83では1ページ分のデー
タを格納できない場合に用いられる大容量のメモリであ
る。またこの中の一部分にキャッシュメモリとしてのキ
ャッシュデータ領域が設けられ、このキャッシュデータ
領域にはキャッシュ処理によってビットイメージデータ
に展開されたキャラクタデータが保存される。
【0023】ビデオRAM85はビットイメージデータ
に展開されている画像データつまりビットイメージデー
タが格納されるもので、この出力はシリアルーパラレル
変換回路86に供給されるようになっている。上記変換
回路86は、上記ビデオRAM85においてビットイメ
ージデータに展開されている並列データとして送られて
くる画像データをシリアルデータに変換し、エンジン制
御回路70に送出するものである。
【0024】ホストインターフェース88は、上記ホス
ト装置89とこのプリンタ制御回路71との間のデータ
の受け渡しを行うもので、シリアル転送ライン90a及
びパラレル転送ライン90bの2種類を備えている。そ
して、ホスト装置89との間で転送されるデータの種類
に応じて適宜使い分けることができるようになってい
る。エンジンインターフェース91は、プリンタ制御回
路71とエンジン制御回路70との間のインターフェー
ス信号S3の受け渡しを仲介するものである。
【0025】接続回路93,94は、ICカード95,
96をコネクタに挿入したり、あるいはコネクタから抜
き取ったりする際に、ICカード95,96に供給する
電源及び信号線を遮断しておき、挿抜時に、発生するノ
イズによりICカード95,96に記憶されているデー
タが破壊されるのを防止するものである。
【0026】EEP(Electrically Erasable Programm
able)ROM99は、初期値を設定することができるよ
うに、初期値を記憶する不揮発性のメモリである。
【0027】操作パネル制御回路87は、種々の操作を
指示する上記操作パネル100の液晶表示器(図示しな
い)に案内メッセージを表示する制御、LED表示器
(図示しない)の点灯、消灯、点滅の制御、あるいは操
作パネル100から入力されたデータをCPU81に送
出する制御等を行うものである。また、内部バス92は
上記CPU81、ROM82、RAM83、拡張メモリ
84、ビデオRAM85、操作パネル制御回路87、ホ
ストインターフェース88、エンジンインターフェース
91、EEPROM99、及び接続回路93との間で相
互にデータの受け渡しを行うバスである。
【0028】上記操作パネル100は、使用フォント、
コピー枚数、給紙元等の初期値、その他画像形成条件、
案内メッセージ等の他、フォントのフライングキャッシ
ュのオン・オフを設定するためのフォント名を表示する
液晶表示器100a、各種状態をLEDで点灯表示する
LED表示器100b,…、各種設定項目を指示するメ
ニュー次項目キー100c、メニュー前項目キー100
d、バリュー次項目キー100e、バリュー前項目キー
100f、およびホスト装置89とのオンライン、オフ
ラインを切り換えるオンラインキー100g、印字の空
き時間を利用して必要なデータを予め記憶しておくフラ
イング(F)キャッシュを行うフライングキャッシュモ
ードのオン・オフの切り換え等を行うための設定キー1
00hにより構成されている。上記LED表示器100
d,…は、ホスト装置89とつながっているか否か、つ
まりオンライン/オフラインのモードを示す”オンライ
ン”、装置本体が動作可能状態にあることを示す”レデ
ィ”、画像伝送中であることを示す”データ”、オペレ
ータコールを要請する”オペレータ”、サービスコール
を要請する”サービス”、およびオート/マニュアルを
示す”モード”の各表示器により構成されている。上記
液晶表示器100aの左半分に表示される複数のメニュ
ー情報が、上記メニュー次項目100cを押す毎にイン
クリメントされ、上記メニュー前項目キー100dを押
す毎にデクリメントされてそれぞれ表示され、これらの
表示動作がサイクリックに繰り返されるようになってい
る。また、上記液晶表示器100aの左半分に表示され
るメニュー情報に対応した複数のバリュー情報が予約さ
れていてバリュー次項目キー100eを押す毎にインク
リメントされて、バリュー前項目キー100fを押す毎
にデクリメントされてそれぞれ液晶表示器100aの右
半分に表示され、これらの表示動作がサイクリックに繰
り返されるようになっている。
【0029】前記CPU81は、メニュー情報の一つと
して、フライングキャッシュメニューが選択されると、
図4に示すようなフライングキャッシュモードの設定制
御、及びキャッシュデータ領域に保存させておきたいフ
ォントの登録を行うフォント設定登録制御を行うように
なっている。
【0030】すなわち、CPU81は、先ずST(ステ
ップ)1にて上記操作パネル100の設定キー100h
によりフライングキャッシュモードが選択されたか否か
を判断する。
【0031】このとき、フライングキャッシュモードが
選択されたと判断した場合、ST2にてフライングキャ
ッシュモードの設定を行う。また、フライングキャッシ
ュモードが選択されていないと判断した場合、フライン
グキャッシュ設定制御及びフォント設定登録制御を終了
する。この場合は通常のキャッシュ処理が行われ、フラ
イングキャッシュ処理が行われることはない。
【0032】ST2にてフライングキャッシュモードに
設定されると、各フォントについてフライングキャッシ
ュを行うか(フライングキャッシュがオンか)、すなわ
ちキャラクタのビットイメージデータを展開しキャッシ
ュデータ領域に保存させておくか、又はフライングキャ
ッシュを行わないか(フライングキャッシュがオフか)
を登録するフォント設定登録を行う。
【0033】すなわち、ST3にて上記液晶表示器10
0aに1つのフォント名を表示し、ST4にてフライン
グキャッシュの設定キー100hがオンされたか否かを
判断する。このとき、設定キー100hがオンされたと
判断した場合、そのフォントについてはフライングキャ
ッシュがオンであると判断し、ST5にてそのフォント
についてフライングキャッシュをオンに設定して登録す
る。そして、ST3の処理に戻り、メニュー次項目キー
100cがオンされると、次のフォントを液晶表示器1
00aに表示する。
【0034】これに対し、ST4にてフライングキャッ
シュの設定キー100hがオンされないと判断した場
合、そのフォントについてはフライングキャッシュがオ
フであると判断し、そのフォントについてフライングキ
ャッシュをオフに設定して登録する。
【0035】次に、ST6にてすべてのフォントに対す
るフライングキャッシュのオン・オフ設定が終了したか
否かを判断する。そして、オン・オフ設定が終了してい
ないと判断した場合、ST3の処理に戻り、メニュー次
項目キー100cがオンされると、次のフォントのフォ
ント設定登録処理に移る。また、ST6にてフライング
キャッシュのオン・オフ設定がすべてのフォントについ
て終了したと判断した場合、フライングキャッシュモー
ドの設定制御及びフォント設定登録処理制御を終了す
る。
【0036】また、上記CPU81は、電源が投入さ
れ、エンジン制御回路70とプリンタ制御回路71の初
期化が始まり動作可能状態にまで達すると、図5に示す
ようなフライングキャッシュ制御を行う。
【0037】すなわち、CPU81は、ST11にてプ
リンタが備える複数のフォントのうち何番目のフォント
であるかをカウントするフォントカウント値cを1に初
期化するとともに、ST12にてプリンタが備えるフォ
ントの数を全フォント数nに設定する。
【0038】続いて、ST13にてプリンタが空き状
態、例えば電源投入後であってホスト装置89から画像
データを受信する前の状態やホスト装置89から送られ
てくる画像データの処理が終了した後、次の画像データ
を受信するまでの状態になったか否かを判断する(待機
時間判断手段)。
【0039】具体的には、所定時間を経過したか否かを
判断する。このとき、所定時間を経過したと判断した場
合は、プリンタが空き状態になったと判断し、ST14
にてフォントカウント値cと全フォント数nとを比較し
て、c<nとなったか否かを判断する。すなわち全フォ
ント数nについての処理がまだ終了していないか否かを
判断する。
【0040】このとき、c<nとなったと判断した場
合、すなわち全フォント数nについての処理がまだ終了
していないと判断した場合、ST15にてフライングキ
ャッシュモードに設定されているか否かを判断する。
【0041】そして、フライングキャッシュモードに設
定されていると判断した場合ST16にてそのフォント
についてフライングキャッシュがオンに設定されている
か否かを判断する。
【0042】このとき、フライングキャッシュがオンに
設定されていると判断した場合、ST17にてそのフォ
ントをキャッシュデータ領域に記憶するフライングキャ
ッシュ処理を行う(フライングキャッシュ制御手段)。
続いて、ST18にてフォントカウント値cをインクリ
メントしてST13の処理に戻る。
【0043】また、ST16にてフライングキャッシュ
がオンに設定されていないと判断した場合、ST18に
てフォントカウント値cをインクリメントしてST13
の処理に戻る。このとき、そのフォントはフライングキ
ャッシュ処理の対象となることはない。従って、そのフ
ォントに対しては通常のキャッシュ処理、すなわち、指
定されたキャラクタデータごとのキャッシュ処理が行わ
れる。
【0044】また、ST15にてフライングキャッシュ
モードに設定されていないと判断した場合、ST13の
処理に戻る。この場合には、いずれのフォントもフライ
ングキャッシュ処理の対象とはならない。この場合は、
すべてのフォントに対して通常のキャッシュ処理が行わ
れる。
【0045】これに対し、ST13にて所定時間を経過
してないと判断した場合は、ST19にて印字開始か否
か、すなわちホスト装置89から画像データの受信を開
始したか否かを判断する(受信判断手段)。
【0046】このとき、画像データの受信を開始してい
ないと判断した場合はST13の処理に戻る。また、画
像データの受信を開始したと判断した場合はST20に
て印字処理を行う。この場合には、フライングキャッシ
ュ処理が行われることはなく、通常のキャッシュ処理が
行われる。また、フライングキャッシュ処理によりキャ
ッシュデータ領域にすでにフォントのキャラクタデータ
が展開されている場合には、そのフォントのキャラクタ
データを読出して印字を行う。
【0047】そして、ST21にて印字が終了したか否
かを判断する。このとき、印字が終了していないと判断
した場合、ST20の処理に戻る。また、印字が終了し
たと判断した場合、ST13の処理に戻り、再びフライ
ングキャッシュ処理を行う。
【0048】このような構成の本実施例においては、フ
ライングキャッシュ処理を行うか否かのフォントの設定
登録を行う際、メニュー次項目キー100cを押す毎
に、フォント名を順次表示し、これに対しそれぞれフラ
イングキャッシュ処理のオン・オフを設定登録する。
【0049】このように、メニュー情報の一つとしてフ
ォントの設定登録を行うことができるため、フライング
キャッシュ処理のオン・オフを設定登録を操作パネル1
00で容易に行うことができる。
【0050】また、プリンタの電源をオンすると、エン
ジン制御回路70とプリンタ制御回路71の初期化が始
まり動作可能状態にまで達し、ホスト装置89から画像
データを受信することなく所定時間が経過すると、フラ
イングキャッシュ処理を開始し、所定時間が経過するま
でにホスト装置89から画像データを受信すると、フラ
イングキャッシュ処理を行うことなく、印字処理を行
う。
【0051】このように、所定時間、画像データを受信
したか否かを監視し、所定時間が経過したことでプリン
タが空き状態になったと仮定することにより、フライン
グキャッシュ処理を行うために通常の画像形成処理が待
たされてしまうことを防止できる。
【0052】しかも、ホスト装置から画像データを受信
する前のプリンタの空き時間にキャッシュデータ領域へ
のキャラクタの展開処理を行うため、ビットイメージデ
ータへの展開処理を効率的に行うことができる。これに
より、画像データ受信後のビットイメージデータへの展
開処理をなくすことができ、又はその回数を減少するこ
とができるため、画像形成処理に要する時間の短縮を図
ることができる。従って高速な画像形成を行うことがで
きる。
【0053】さらに、フォント単位でキャッシュデータ
領域にビットイメージデータへの展開処理を行うため、
従来のようにキャラクタ単位でキャッシュデータ領域に
ビットイメージデータへの展開処理を行っていた場合に
比して画像データ受信後のビットイメージデータへの展
開処理をなくすことができ、又はその回数をさらに減少
することができるため、画像形成処理に要する時間をさ
らに短縮できる。従ってより高速な画像形成を行うこと
ができる。
【0054】また、フライングキャッシュがオンに設定
されたフォントのみについてフライングキャッシュを行
うため、所望のフォントだけをキャッシュデータ領域に
記憶することができる。これにより、不要なデータがキ
ャッシュデータ領域に記憶されることを防止することが
でき、従ってキャッシュデータ領域のメモリ容量を節約
することができる。また、汎用性を高めることもでき
る。
【0055】なお、本実施例においては、フライングキ
ャッシュ処理を行うか否かの設定やキャッシュデータ領
域に保存させておきたいフォントの設定登録をメニュー
情報の一つとしてプリンタの操作パネル100から操作
することによって設定を行うものについて述べたが、必
ずしもこれに限定されるものではなく、ホスト装置での
ソフトウエアの処理によってこれらの設定を行ってもよ
い。
【0056】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、ビ
ットイメージデータへの展開処理を効率的に行うことが
でき、従って画像形成処理に要する時間の短縮を図るこ
とができるため、より高速な画像形成を行うことができ
る画像形成装置を提供できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例にかかるレーザプリンタの構成
を示す横断面図。
【図2】図1に示すのレーザプリンタのプリンタ制御回
路の構成を示すブロック図。
【図3】図1に示すレーザプリンタの操作パネルの構成
を示す図。
【図4】図2に示すCPUが行うフライングキャッシュ
設定処理を示す流れ図。
【図5】図2に示すCPUが行うフライングキャッシュ
処理を示す流れ図。
【符号の説明】
2…レーザプリンタ 81…CPU 83…RAM 84…拡張メモリ 85…ビデオRAM 89…ホスト装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部から受信したキャラクタデータをキ
    ャッシュメモリに展開してビットイメージデータとし、
    次に同じキャラクタデータを必要とするときには前記キ
    ャッシュメモリからビットイメージデータを直接読出し
    画像形成を行う画像形成装置において、外部からのキャ
    ラクタデータを受信したか否かを判断する受信判断手段
    と、所定時間を経過しても前記受信判断手段が外部から
    キャラクタデータを受信していないと判断したとき画像
    形成待機時間であると判断し、所定時間を経過する前に
    受信判断手段が外部からのキャラクタデータの受信を判
    断したとき画像形成動作時間であると判断する待機時間
    判断手段と、この待機時間判断手段が画像形成動作時間
    を判断した場合、外部から受信したキャラクタデータに
    基づいて画像形成を行い、前記待機時間判断手段が画像
    形成待機時間を判断した場合、前記キャッシュメモリに
    記憶するように予め設定されたフォントのキャラクタデ
    ータをフォント単位で前記キャッシュメモリに展開し、
    ビットイメージデータを予め作成しておくフライングキ
    ャッシュ制御手段とを備えたことを特徴とする画像形成
    装置。
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