JPH07114233A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH07114233A
JPH07114233A JP5258095A JP25809593A JPH07114233A JP H07114233 A JPH07114233 A JP H07114233A JP 5258095 A JP5258095 A JP 5258095A JP 25809593 A JP25809593 A JP 25809593A JP H07114233 A JPH07114233 A JP H07114233A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fixing
image forming
image
paper
temperature
Prior art date
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Pending
Application number
JP5258095A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Honda
憲司 本田
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TEC CORP
Toshiba Corp
Original Assignee
TEC CORP
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by TEC CORP, Toshiba Corp filed Critical TEC CORP
Priority to JP5258095A priority Critical patent/JPH07114233A/ja
Publication of JPH07114233A publication Critical patent/JPH07114233A/ja
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  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】この発明は、不具合を発生することなく、普通
紙とオフセット紙の両方に対して印刷ができることを目
的とする。 【構成】この発明の画像形成装置は、オフセット紙に対
する印刷を行う際に、定着温度のオーバシュートC1 を
利用するとともに、普通紙の場合の定着制御目標温度O
2 よりも高い定着制御目標温度O3 に変更し、印刷エリ
アを広げ、しかも連続の画像形成時に、間欠作動させ、
1枚ごとにオーバシュートC1 を利用するようにしたも
のである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば、レーザプリ
ンタ等の画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えばレーザプリンタ等の画像形
成装置においては、印刷可能用紙が普通紙の他に何種類
かの特殊紙、例えば官製はがき、OHPフィルム、ラベ
ル紙、第二原紙、封筒などに限定されていた。
【0003】印刷用紙サイズも一般定形サイズでは、A
3サイズ〜A6サイズ、B4サイズ〜B6サイズ、レジ
ャーサイズ〜ステートメントサイズ、特殊サイズでは、
はがきサイズ、封筒サイズなどとなっていた。
【0004】印刷エリアについても上記各用紙サイズの
端面よりある単一の数値以内となっていた。一方、上述
の一般のレーザプリンタ以外に、オフセット印刷に用い
るオフセット紙と呼ぶ用版稿用紙(一般定形サイズより
一回り大きいサイズの特殊紙)を専用に印刷できるレー
ザプリンタが発売されていた。
【0005】上述の一般のレーザプリンタは、一般に、
低解像度で低画質で低価格のものが多く、オフセット紙
を用いるレーザプリンタは、高解像度で高画質で高価格
であった。
【0006】このため、普通紙とオフセット紙の両方を
印刷するユーザにとっては、上記のレーザプリンタが2
台必要となり、コスト的にも高く、また、2台を操作す
る必要があり、非常に不便であった。
【0007】もし、一般のレーザプリンタでオフセット
紙に印刷を行った場合、印刷エリアが狭く、また定着性
が悪いという問題が発生し、オフセット紙を用いるレー
ザプリンタで普通紙に印刷を行った場合、普通紙が反っ
てしまったり、定着ローラ側に画像が転写されてしまう
等の不具合が発生し、高額にもかかわらず普通紙が印刷
できなく、汎用性に欠けるという欠点があった。そこ
で、1台のレーザプリンタで、上記のような問題が生じ
ないで、普通紙とオフセット紙の両方に対して印刷がで
きるものが要望されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、上記した
ように、不具合を発生することなく、普通紙とオフセッ
ト紙の両方に対して画像形成ができるものが要望されて
いるもので、不具合を発生することなく、普通紙とオフ
セット紙の両方に対して画像形成ができる画像形成装置
を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明の画像形成装置
は、被画像形成媒体の第1の領域に未定着状態で現像剤
像を形成する画像形成手段と、通常はスタンバイ目標温
度を維持し、定着時には第1の定着制御目標温度に上昇
させて上記画像形成手段により形成された現像剤像を被
画像形成媒体上に定着する定着手段とを具備するものに
おいて、被画像形成媒体が普通紙かオフセット紙かを指
示する指示手段、この指示手段によりオフセット紙の画
像形成が指示された際に、画像形成領域を広げ、上記定
着手段の温度を第1の定着制御目標温度よりも高い第2
の定着制御目標に変更して被画像形成媒体上の現像剤像
を定着し、且つ上記画像形成手段が画像形成する現像剤
像の領域を第1の領域よりも広い第2の領域とする第1
の処理手段、および上記指示手段により普通紙の画像形
成が指示された際に、上記定着手段の温度を第1の定着
制御目標温度に設定して被画像形成媒体上の第1の領域
の現像剤像を定着する第2の処理手段から構成されてい
る。
【0010】この発明の画像形成装置は、被画像形成媒
体の第1の領域に未定着状態で現像剤像を形成する画像
形成手段と、通常はスタンバイ目標温度を維持し、定着
時には第1の定着制御目標温度に上昇させて上記画像形
成手段により形成された現像剤像を被画像形成媒体上に
定着する定着手段とを具備するものにおいて、被画像形
成媒体が普通紙かオフセット紙かを指示する指示手段、
この指示手段によりオフセット紙の画像形成が指示され
た際に、1枚の被画像形成媒体への定着終了ごとに、所
定時間上記定着手段への電源供給を停止し、上記定着手
段の温度をスタンバイ目標温度に変更する第1の処理手
段、および上記指示手段により普通紙の画像形成が指示
された際に、上記定着手段の温度を第1の定着制御目標
温度に設定して被画像形成媒体上の現像剤像を定着する
第2の処理手段から構成されている。
【0011】この発明の画像形成装置は、被画像形成媒
体の第1の領域に未定着状態で現像剤像を形成する画像
形成手段と、通常はスタンバイ目標温度を維持し、定着
時には第1の定着制御目標温度に上昇させて上記画像形
成手段により形成された現像剤像を被画像形成媒体上に
定着する定着手段とを具備するものにおいて、被画像形
成媒体が普通紙かオフセット紙かを指示し、また連続の
画像形成を指示する指示手段、この指示手段によりオフ
セット紙の連続の画像形成が指示された際に、上記定着
手段の温度を第1の定着制御目標温度よりも高い第2の
定着制御目標に変更して被画像形成媒体上の現像剤像を
定着し、且つ1枚の被画像形成媒体への定着終了ごと
に、所定時間上記定着手段への電源供給を停止し、上記
定着手段の温度をスタンバイ目標温度に変更する第1の
処理手段、および上記指示手段により普通紙の連続の画
像形成が指示された際に、上記定着手段の温度を第1の
定着制御目標温度に設定して被画像形成媒体上の現像剤
像を定着する第2の処理手段から構成されている。
【0012】この発明の画像形成装置は、被画像形成媒
体の第1の領域に未定着状態で現像剤像を形成する画像
形成手段と、通常はスタンバイ目標温度を維持し、定着
時には第1の定着制御目標温度に上昇させて上記画像形
成手段により形成された現像剤像を被画像形成媒体上に
定着する定着手段とを具備するものにおいて、被画像形
成媒体が普通紙かオフセット紙かを指示し、また連続の
画像形成を指示する指示手段、この指示手段によりオフ
セット紙の連続の画像形成が指示された際に、1枚の被
画像形成媒体への定着終了ごとに、所定時間上記定着手
段への電源供給を停止し、上記定着手段の温度をスタン
バイ目標温度に変更する第1の処理手段、および上記指
示手段により普通紙の連続の画像形成が指示された際
に、上記定着手段の温度を定着制御目標温度に設定して
被画像形成媒体上の現像剤像を定着する第2の処理手段
から構成されている。
【0013】この発明の画像形成装置は、被画像形成媒
体の第1の領域に未定着状態で現像剤像を形成する画像
形成手段と、通常はスタンバイ目標温度を維持し、定着
時には第1の定着制御目標温度に上昇させて上記画像形
成手段により形成された現像剤像を被画像形成媒体上に
定着する定着手段とを具備するものにおいて、被画像形
成媒体が普通紙かオフセット紙かを指示し、また連続の
画像形成を指示する指示手段、この指示手段によりオフ
セット紙の連続の画像形成が指示された際に、1枚の被
画像形成媒体への定着終了ごとに、上記定着手段の温度
が上記スタンバイ目標温度と上記定着制御目標温度との
間の画像形成スタート温度に変更する第1の処理手段、
および上記指示手段により普通紙の連続の画像形成が指
示された際に、上記定着手段の温度を第1の定着制御目
標温度に設定して被画像形成媒体上の現像剤像を定着す
る第2の処理手段から構成されている。
【0014】
【作用】この発明は、上記のような構成において、オフ
セット紙に対する画像形成を行う際に、定着制御目標温
度を上昇させ、画像形成エリアを広げ、しかも連続の画
像形成時に、間欠作動させるようにしたものである。
【0015】
【実施例】以下、この発明の一実施例について図面を参
照して説明する。図2および図3はこの発明の画像形成
装置、たとえばレーザプリンタにオプション機器を備え
た画像形成ユニット装置の構成を示すものである。すな
わち、画像形成ユニット装置は、たとえば被画像形成媒
体としての普通紙よりも厚手の用紙(厚紙)Pやオフセ
ット紙(オフセットマスタ紙)Pをプリンタ1内に送り
込むマルチパーパスフィーダ(MPF)2が、レーザプ
リンタ1に接続されて構成される。上記マルチパーパス
フィーダ2は、レーザプリンタ1の本体内の制御部(図
示しない)とオンラインにより接続されている。上記レ
ーザプリンタ1の上面には操作パネル100 が設けられて
いる。
【0016】また、レーザプリンタ1内には、レーザ光
学系12、感光体ドラム17、帯電装置18、現像装置19、転
写装置20、前露光装置(図示しない)、定着装置37、ク
リーニング装置45などのプロセス系の他、給紙カセット
22、22、取出ローラ23、23、送出ローラ24、24、アライ
ニングローラ対25、排紙ローラ対39などが配設されてい
る。上記レーザ光学系12は、レーザ光を発生する半導体
レーザ発振器(図示しない)、この発振器からのレーザ
光を平行光に補正するコリメータレンズ(図示しな
い)、このレンズからのレーザ光を1走査ライン分ごと
に反射する8面体のミラー部を有する回転体としてのポ
リゴンミラー(回転ミラー)13、f・θレンズ(図示し
ない)、ミラー15、16、および上記ポリゴンミラー13を
回転(駆動)するミラーモータ(図示しない)などから
構成されている。
【0017】しかして、画像形成動作時においては、図
示しない外部機器もしくは操作パネル100 からの画像信
号に対応するレーザ光学系12からのレーザ光が感光体ド
ラム17の表面に結像される。上記感光体ドラム17は図示
矢印方向に回転し、まず帯電装置18により表面が帯電さ
れ、次いでレーザ光学系12により画像信号に対応した露
光が行われる。すなわち、半導体レーザ発振器から発生
されたレーザ光は、上記ミラーモータによるポリゴンミ
ラー13の回転にともなって感光体ドラム17の左から右方
向に一定速度で走査されることにより、その表面に静電
潜像が形成される。この静電潜像は、現像装置19によっ
てトナーが付着されることによって可視像化される。
【0018】一方、給紙カセット22、22の被画像形成媒
体としての用紙Pは、それぞれ送出ローラ23、23で1枚
ずつ取出され、用紙案内路26を通ってアライニングロー
ラ対25へ案内され、このローラ対25によって転写部へ送
られるようになっている。
【0019】また、マルチパーパスフィーダ2における
スタッカ27内よりピックアップローラ28、給紙ローラ29
a 、分離爪29b で1枚ずつ取出されて用紙案内路26を通
ってアライニングローラ対25へ案内された用紙P(普通
紙やオフセット紙)が、操作パネル100 からの指定に応
じて転写部に送られるようになっている。
【0020】そして、転写部に送られた用紙Pは、転写
装置20の部分で感光体ドラム17の表面と密着され、上記
転写装置20の作用で感光体ドラム17上のトナー像が転写
される。この転写された用紙Pは定着装置37へ送られ、
ここを通過することにより定着用の熱を発生するヒート
ローラ371 によって転写像が熱定着される。このヒート
ローラ371 内には、加熱用のヒータランプ37a が内蔵さ
れている。定着後の用紙Pは、排紙ローラ対39によって
排紙トレイ40上に排出されるようになっている。
【0021】また、転写後の感光体ドラム17はクリーニ
ング装置45で残留トナーが除去された後、次の画像形成
動作が可能な状態とされる。なお、前記定着装置37は、
ユニット化(フューザユニット)されており、プリンタ
1に対して単独で着脱できる構成とされている。
【0022】また、前記アライニングローラ対25の前に
は、アライニングローラ対25などによる転写部への給紙
ミスを検知するためのアライニングスイッチ48が、前記
排紙ローラ対39の前には、排紙ローラ対39による排紙ミ
スを検知する排紙スイッチ49が設けられている。
【0023】また、上記給紙カセット22、22、スタッカ
27には、用紙Pを検出する用紙検知器50、51、52が配置
されており、給紙カセット22、22、スタッカ27内の用紙
Pの有無をそれぞれ検出している。
【0024】また、レーザ光学系12の左方には、装置本
体1内に設けられた各電気装置を制御して、電子写真プ
ロセスを完遂する動作を制御するエンジン制御回路70を
搭載したエンジン制御基板、およびこのエンジン制御回
路70の動作を制御するプリンタ制御回路71を搭載した基
板が配置されている。
【0025】前記プリンタ制御回路71の基板は機能追加
(例えば書体、漢字等の種類を増設するなど)の程度に
応じて最大3枚まで装着できるようになっており、さら
に、最下段に位置するプリンタ制御回路71の基板の前端
縁部に配設された3箇所のICカード用コネクタ(図示
しない)に機能追加用ICカード(図示しない)を挿入
することによりさらに機能を追加できるようになってい
る。また、最下段に位置するプリンタ制御回路71の基板
の左端面部には、電子計算機、ワードプロセッサなどの
外部出力装置であるホスト装置409 (後述する)と接続
するコネクタ(図示しない)が配設されている。
【0026】前記操作パネル100 は、図4に示すよう
に、枚数、モード、案内メッセージ等を表示する液晶表
示器100a、各種状態をLEDで点灯表示するLED表示
器100b、及び各種動作を指示するスイッチ100c
により構成されている。上記LED表示器100bは、外部
機器とつながっているか否か、つまりオンライン/オフ
ラインのモードを示す“オンライン”、装置本体1が動
作可能状態にあることを示す“レディ”、画像転送中で
あることを示す“データ”、オペレータコールを要請す
る“オペレータ”、サービスコールを要請する“サービ
ス”、及びオート/マニュアルを示す“モード”の各表
示器により構成されている。
【0027】前記スイッチ100cは、例えばメニューキ
ー、バリューキー、あるいはテンキー(図示しない)等
により構成されている。上記メニューキーは、“次項
目”及び“前項目”の2つのキーにより構成され、液晶
表示器100aの左半分に表示される複数のメニュー情報が
“次項目”キーを押す毎にインクリメントされて、“前
項目”キーを押す毎にデクリメントされてそれぞれ表示
され、これらの表示動作がサイクリックに繰り返される
ようになっている。また、上記バリューキーも“次項
目”及び“前項目”の2つのキーにより構成され、液晶
表示器100aの左半分に表示されるメニュー情報に対応し
た複数のバリュー情報が“次項目”キーを押す毎にイン
クリメントされて、“前項目”キーを押す毎にデクリメ
ントされてそれぞれ液晶表示器100aの右半分に表示さ
れ、これらの表示動作がサイクリックに繰り返されるよ
うになっている。オペレータは、上記メニューキー及び
バリューキーを操作することにより所望の動作を選択
し、指示するようになっている。
【0028】たとえば、スイッチ100cのメニューキーに
より給紙元の選択モードが選択され、この給紙元の選択
モードにおいて、バリューキーによりマルチパーパスフ
ィーダ2からの給紙か手差し給紙かが選択される。この
給紙元の選択後、用紙の選択モードとなり、バリューキ
ーにより用紙が選択される。たとえばA3、A4サイズ
の普通紙、オフセット紙(印刷エリアと定着制御目標温
度の変更)、エンラージ紙(印刷エリアのみの変更)等
が選択される。
【0029】給紙元の選択内容と用紙の種類の選択内容
とは、後述するプリンタ制御回路400 内のRAM403 に
セットされるとともに、エンジン制御回路70内のRAM
352にセットされる。また、用紙の種類の選択内容に対
応した用紙サイズ、印刷エリアはROM402 から読出さ
れてRAM403 、RAM352 に記憶される。
【0030】次に、エンジン制御部の構成について説明
する。図5はエンジン制御部300 の要部の構成を示すブ
ロック図である。図において、302 は電源装置であり、
メインスイッチ301 をオンにすることにより+5V及び
+24Vの電源電圧が出力される。+5Vの電源電圧は
前記エンジン制御回路70に供給され、さらに、このエン
ジン制御回路70を介して前記プリンタ制御回路71に供給
される。一方、+24Vの電源電圧はカバースイッチ30
3 、304 に順次介してエンジン制御回路70に供給され
る。そして、このエンジン制御回路70を介して前記スキ
ャナ制御回路101 、高圧電源305 、及び機構部駆動回路
306 にそれぞれ供給される。そして、スキャナ制御回路
101 からは半導体レーザ90及びミラーモータ92に、機構
部駆動回路306 からは前露光装置21、メインモータ307
、手差し給紙ソレノイド308 、カセット給紙ソレノイ
ド309 、アライニングソレノイド310 、トナー補給ソレ
ノイド311 、及び冷却ファン500 等にそれぞれ供給さ
れ、これらの駆動電源として用いられるようになってい
る。
【0031】さらに、電源装置302 内には、定着装置37
内部のヒータランプ37a を駆動する、例えばフォトトラ
イアックカプラとトライアックとから成るゼロクロスス
イッチ方式のヒータランプ駆動回路(図示しない)が設
けられており、フォトトライアックカプラの発光側LE
Dの駆動電源として上記+24Vが用いられている。こ
の構成のヒータランプ駆動回路では、周知のように、発
光側LEDがオン/オフされると発光側のフォトトライ
アックが交流電源のゼロクロスポイントでオン/オフす
ることにより、次段の主スイッチ素子であるトライアッ
クをオン/オフしてヒータランプ37a に交流電源S1を
通電又は遮断するようになっている。そして、発光側L
EDをオン/オフするためのヒータ制御信号S2がエン
ジン制御回路70から電源装置302 に供給されるととも
に、前記定着装置37内に設けられたサーミスタ37b で検
出された温度信号がエンジン制御回路70に供給されるよ
うになっている。
【0032】また、カバースイッチ303 は図示しないト
ップカバーが上方に回動操作されたときにオフになり、
カバースイッチ304 は図示しないが開けられたときにオ
フになるようになっている。したがって、トップカバー
またはリアカバーが開けられた状態では、スイッチ303
、304 により+24Vが遮断されるので、上記半導体
レーザ90、ミラーモータ60、高圧電源305 、メインモー
タ307 、各ソレノイド308 乃至311 、冷却ファン500 、
及びヒータランプ37a 等の動作が停止して、オペレータ
が装置本体1内に触れてもなんら支障がないようになっ
ている。
【0033】図6はエンジン制御回路70の構成を示すブ
ロック図である。図において、CPU350 はエンジン制
御部300 全体の制御を行うもので、ROM351 に記憶さ
れた制御用プログラムに従って動作するようになってい
る。RAM352 はCPU350の作業用バッファとして用
いられ、たとえばオフセットモード、操作パネル100に
より設定された用紙サイズに対応した印刷エリア等がセ
ットされるようになっている。E2 PROM353 には、
トータルプリント枚数等が記憶されるようになってい
る。プリンタインタフェース回路354 は、プリンタ制御
回路71との間のインタフェース信号S3の受渡しを仲介
するようになっている。レーザ変調制御回路355 は、後
述するレーザ光検出信号S4を発生させるために前記半
導体レーザ90を周期的に強制点灯させる制御を行うとと
もに、上記インタフェース信号S3により前記プリンタ
制御回路71から送られてくる画像データに従って半導体
レーザ90を変調制御するもので、レーザ変調信号S5を
前記スキャナ制御回路101 に出力するようになってい
る。出力レジスタ356 は、機構部駆動回路306 、高圧電
源305 、スキャナ制御回路101 、及び上記ヒータランプ
駆動回路をそれぞれ制御する制御信号S6、S7、S
8、S2を出力するようになっている。A/Dコンバー
タ357 には、前記サーミスタ37b 及びトナーセンサ324
で生じる電圧信号S9、S10が入力されており、この
電圧値がデジタル値に変換されるようになっている。入
力レジスタ358 には、前記ペーパエンプティスイッチ32
0 、手差しスイッチ321 、排紙スイッチ49、装着スイッ
チ323 、アライニングスイッチ48、および用紙検知器5
0、51、52からの状態信号S11、S12、S13、S14、S1
5、S17と、上記+24Vのオン/オフの状態信号S16
が入力されている。また、内部バス359 は、上記CPU
350 、ROM351 、RAM352 、E2 PROM353 、プ
リンタインタフェース回路354 、レーザ変調制御回路35
5 、出力レジスタ356 、A/Dコンバータ357 、入力レ
ジスタ358 との間で相互にデータの受渡しを行うもので
ある。
【0034】前記機構部駆動回路306 には、各種モータ
及びソレノイド等を駆動するための駆動回路が設けられ
ており、上記出力レジスタ356 から出力される2値の制
御信号S6によりオン/オフが制御される。すなわち、
例えば各駆動回路は「1」のときオン、「0」のときオ
フされ、前露光装置91、メインモータ307 、ソレノイド
308 乃至311 、及び冷却ファン500 に+24Vを通電し
又は遮断するようになっている。スキャナ制御回路101
には半導体レーザ90及びミラーモータ92の駆動回路が設
けられている。半導体レーザ90は、上記レーザ変調制御
回路355 から出力されるレーザ変調信号S5によりオン
/オフが制御され、また、ミラーモータ92は出力レジス
タ356 から出力される制御信号S8によりオン/オフが
制御されるようになっている。さらに、レーザ光検出セ
ンサ312 にはPINダイオードが用いられており、レー
ザ光aがこのレーザ光検出センサ312 を通過するときに
その光エネルギに比例した電流が流れる。この電流信号
がレーザ光検出信号S4として前記レーザ変調制御回路
355 へ送られるようになっている。さらに、高圧電源30
5 からは、現像バイアス給電部(図示しない)、帯電装
置18、転写装置20のワイヤ高圧給電部(図示しない)
へ、それぞれ現像バイアスS20、帯電S22、転写S
24の各高電圧信号が出力される。これらのオン、オフ
は出力レジスタ356 から出力される制御信号S7の1、
0により制御されるようになっている。
【0035】上記のように、エンジン制御部300 内で
は、エンジン制御回路70を介して各電気回路に電源が供
給されるとともに、エンジン制御回路70から出力される
2値の制御信号により各部が制御されるようになってい
る。そして、このエンジン制御部300 と後述するプリン
タ制御部400 とは、インタフェース信号S3により結合
された状態となっている。
【0036】次に、プリンタ制御部400 の構成について
説明する。図7はプリンタ制御部400 の要部の構成を示
すブロック図である。図において、CPU401 はプリン
タ制御部400 全体の制御を行うものである。ROM402
は制御用プログラムを記憶するもので、このプログラム
に従って上記CPU401 が動作するようになっている。
また、上記ROM402 には、データ変更時に照合される
ペーパタイプごとの用紙サイズ、レフトマージン、ライ
トマージン、トップマージン、ボトムマージン等の用紙
Pに関するデータ、オペレータに報知するためのメッセ
ージ情報等が記憶されている。たとえば、ROM402 に
は、図8に示すような、各用紙の種類(A3、A4、
…)に対応した用紙サイズと印刷エリアとが記憶されて
いる。この場合、印刷可能エリアは、図9に示すよう
に、印字可能面と、レフトマージンA1 、ライトマージ
ンA2 、トップマージンB1 、ボトムマージンB2 とか
らなっており、用紙サイズは、横方向用紙サイズL1 、
方向用紙サイズL2 とからなっている。たとえば、A3
サイズの場合、L1 =279 mm、L2 =420 mm、A1
= 5mm、A2 = 5mm、B1 = 5mm、B2 = 5mm
となっている。RAM403 はホスト装置409 から送られ
てくる画像データを一時的に蓄えるページバッファとし
て用いられるようになっている。また、RAM403 に
は、たとえばオフセットモード、操作パネル100 により
設定された用紙サイズに対応した印刷エリア等がセット
されるようになっている。拡張メモリ404は、ホスト装
置409 から送られてくる画像データがビットマップデー
タ等の大量のデータの場合に、上記RAM403 では1ペ
ージ分のデータを格納できない場合に用いられる大容量
のメモリである。ビデオRAM405 はビットイメージに
展開された画像データが格納されるもので、この出力は
シリアル−パラレル変換回路406 に供給されるようにな
っている。ビットイメージへの展開は、上記用紙サイズ
に応じて行われる。上記シリアル−パラレル変換回路40
6 は、上記ビデオRAM405 においてビットイメージに
展開され、並列データとして送られてくる画像データを
シリアルデータに変換し、エンジン制御回路70に送出す
るものである。
【0037】ホストインタフェース408 は、例えば電子
計算機あるいは画像読取装置で構成されるホスト装置40
9 とこのプリンタ制御部400 との間のデータの受渡しを
行うもので、シリアル転送ライン410a及びパラレル転送
ライン410bの2種類を備えている。そして、ホスト装置
409 との間で転送されるデータの種類に応じて適宜使い
分けることができるようになっている。エンジンインタ
フェース411 は、プリンタ制御回路71とエンジン制御回
路70との間のインタフェース信号S3の受渡しを仲介す
るものである。接続回路413 は、ICカード517 をコネ
クタ(図示しない)に挿入したり、あるいはコネクタか
ら抜き取ったりする際に、ICカード517 に供給する電
源及び信号線を遮断しておき、挿抜時に発生するノイズ
によりICカード517 に記憶されているデータが破壊さ
れるのを防止するものである。
【0038】操作パネル制御回路407 は、上記操作パネ
ル100 の液晶表示器100aに案内メッセージを表示する制
御、LED表示器100bの点灯、消灯、点滅の制御、ある
いはスイッチ100cから入力されたデータをCPU401 に
送出する制御等を行うものである。また、内部バス412
は、上記CPU401 、ROM402 、RAM403 、拡張メ
モリ404 、ビデオRAM405 、操作パネル制御回路407
、ホストインタフェース408 、エンジンインタフェー
ス411 、及び接続回路413 との間で相互にデータの受渡
しを行うバスである。
【0039】また、上記ICカード517 は、不揮発性メ
モリ、例えばバッテリバックアップ付のスタティクRA
M、E2 PROM、EPROM、あるいはマスクROM
等により構成されるものである。これらICカード517
には、例えば文字フォント、エミュレーションプログラ
ム等が記憶されている。
【0040】次に、インタフェース信号S3の構成につ
いて説明する。図10はインタフェース信号S3の各信
号を示すものである。図において、D0−D7はエンジ
ン制御回路70からプリンタ制御回路71へのステータス
と、プリンタ制御回路71からエンジン制御回路70へのコ
マンドとを送信する双方向データバスであり、図11に
示すタイミングでステータスとコマンドとが切り換えて
使用されるようになっている。すなわち、エンジン制御
回路70から出力されるビジー信号BSY0が高レベル
(ビジーでない)の時、バス方向信号DIRを低レベル
にすると、D0−D7はエンジン制御回路70からプリン
タ制御回路71へ信号を送信する方向に切り換えられ、ス
テータスがD0−D7上に出力される。これにより、プ
リンタ制御回路71はステータスを読み込むことができ
る。一方、プリンタ制御回路71がコマンドを送る時は、
ビジー信号BSY0が高レベル(ビジーでない)の時に
バス方向信号DIRを高レベルにすると、D0−D7は
プリンタ制御回路71からエンジン制御回路70へ信号を送
信する方向に切り換えられ、コマンドがD0−D7上に
出力される。この状態でストローブ信号STB0を低レ
ベルにすると、エンジン制御回路70では、ストローブ信
号STB0が低レベルの間にD0−D7上のコマンドを
読み込むとともに、ビジー信号BSY0が低レベル(ビ
ジー状態)にされる。このビジー状態において、エンジ
ン制御回路70ではコマンド解析等の処理が行われる。ビ
ジー信号BSY0が低レベルにされると、プリンタ制御
回路71はストローブ信号STB0を高レベルに戻しコマ
ンドの送信を終了する。そして、エンジン制御回路70で
のコマンド処理が終了すると、ビジー信号BSY0は再
び高レベルに戻される。なお、ビジー信号BSY0が低
レベルの間に送出されたコマンドは、エンジン制御回路
70では受信されないようになっている。また、データバ
スD0−D7上のステータスはエンジン制御部300 で状
態変化があった時に直ちに変化せず、状態変化の後に受
信したコマンドに対してステータスを返送する時に初め
て更新されるようになっている。
【0041】アテンション信号ATN1は、エンジン制
御回路70とプリンタ制御回路71との間のプリントシーケ
ンス上の基本ステータスが変化した時に出力されるもの
で、エンジン制御回路70が後述するプリントコマンドま
たはVSYNCコマンドを受信可能になった時、及び1
ページ分の画像データを受信終了した時に高レベルにさ
れ、アテンションリセットコマンドを受信した時に低レ
ベルにリセットされるようになっている。しかして、ア
テンション信号ATN1が低レベルから高レベルに変化
した時、プリンタ制御回路71は上記データバスD0−D
7上にアテンションリセットコマンドを送出し、アテン
ション信号ATN1をリセットし、次に、データバスD
0−D7上のステータスを読み取り、変化した基本ステ
ータスを知ることができるようになっている。また、上
記基本ステータスは、基本ステータスを要求する基本ス
テータスリクエストコマンドによってもデータバス上に
出力されるので、上記アテンションリセットコマンドに
先行して基本ステータスリクエストコマンドにより、変
化した基本ステータスの内容を知ることができるように
なっている。
【0042】レディ信号PRDY0は、低レベルの時に
エンジン制御部300 がレディ状態であることを示し、高
レベルの時にノットレディ状態を示すもので、この信号
が低レベルの時にエンジン制御部300 によるプリント動
作が可能である。
【0043】システムクリア信号SCLR1はプリンタ
制御回路71のリセット信号で、+5Vが立ち上がってか
ら200〜500msec の間、高レベルになり、この間
にプリンタ制御回路71はリセット状態になる。
【0044】プライム信号PRIME0はエンジン制御
回路70へのリセット信号で、この信号が低レベルの間、
上記ビジー信号SY0は低レベル、レディ信号PRDY
0は高レベルになるとともに、エンジン制御回路70は所
定の初期状態に戻る。
【0045】水平同期信号HSYNC0は、前記レーザ
露光ユニット22による1ラインの走査毎に発生する信号
で、VSYNCコマンドを受信した後の用紙Pの搬送方
向における有効プリント長に対応するライン数だけ、レ
ーザ光検出信号S4に同期して出力されるようになって
いる。
【0046】ビデオクロックVCLK0は、上記水平同
期信号HSYNC0に続いてエンジン制御回路70に1ラ
イン分のビデオデータ(画像データ)VD0を入力する
ための同期クロックであり、用紙Pの水平走査方向にお
ける有効プリント幅に対応する数だけ出力される。そし
て、ビデオクロックVCLK0の立ち下がりに同期して
上記ビデオデータVD0がエンジン制御回路70に取り込
まれる。このビデオデータVD0に応じて、レーザ光学
系12により感光体ドラム17上を露光走査し、感光体ドラ
ム17上に潜像を形成するようになっている。なお、ビデ
オデータVD0が低レベルの時、ドットイメージとして
用紙Pに顕像化されるようになっている。
【0047】次に、上記のような構成において、図12
〜図16に示すフローチャート、図17に示すタイミン
グチャート、及び図1に示す定着装置37の各目標温度と
温度変化を示す図を参照しつつ、レーザプリンタのエン
ジン制御部300 の動作について説明する。
【0048】先ず、メインスイッチ301 をオンにする
と、+5V電源の立ち上がりに同期してリセット信号
(図示しない)が発生し、前記エンジン制御回路70がリ
セットされた状態になる。また、このリセット信号によ
りプリンタ制御回路71へリセット信号SCLR1(図1
0参照)が出力されて、プリンタ制御回路71もリセット
される。そして、+5V電源が立ち上がってから200
〜500msec 後にリセット信号の値は反転してリセッ
ト状態が解除され、CPU350 はROM351 に記憶され
ているプログラムの実行を開始する。
【0049】すなわち、先ず、RAM352 等のデータが
初期化される(ステップST50)。次いで、入力レジ
スタ358 に各スイッチの状態が読み込まれて用紙ジャ
ム、カバーオープン、プロセスユニット未装着、及びペ
ーパエンプティ等のオペレータコール状態が発生してい
るか否かがチェックされる(ステップST51)。ここ
で、オペレータコールが発生している場合は、ペーパエ
ンプティのみが発生しているか否かがチェックされ(ス
テップST52)、ペーパエンプティ以外のオペレータ
コールが発生している場合はステップST51に戻り、
オペレータコール状態が解除されるのを待つ。一方、ス
テップST52でペーパエンプティのみが発生している
時、または、ステップST51でオペレータコールが発
生していない時は、定着装置37の定着温度を160度
(スタンバイ目標温度O1 、図1参照)に制御する加熱
が開始される(ステップST53)。次いで、電子写真
プロセスの初期化のために、メインモータ307 及び前露
光装置92がオンされ(ステップST54)、次いで、プ
ログラムで決定されている時間間隔をおいて順次、帯電
S22がオンされ(ステップST55)、現像バイアス
S20がオンされる(ステップST56)。この状態で
一定時間(約30sec )が経過したか否かがチェックさ
れ(ステップST57)、一定時間が経過するまでの間
はカバーオープンが発生したか否かがチェックされる
(ステップST90)。そして、カバーオープンが発生
した時は、上記ステップST53〜ST56でオンされ
た各出力をオフし(ステップST91)、再びステップ
ST51に戻る。一方、ステップST57で一定時間の
経過が確認されると、帯電S22がオフされ(ステップ
ST58)、次いで、プログラムで決定されているタイ
ミングで順次、現像バイアスS20がオフされ(ステッ
プST59)、メインモータ307 、及び前露光装置21が
オフされる(ステップST60)。上記ステップST5
3〜S60までの一連の動作により、画像形成装置のウ
ォーミングアップ動作が終了する。
【0050】次に、マルチパーパスオフセットマスタサ
イズコマンドが受信されたか否かがチェックされ(ステ
ップST100)、手差しオフセットマスタサイズコマ
ンドが受信されたか否かがチェックされる(ステップS
T101)。マルチパーパスオフセットコマンドあるい
は手差しオフセットコマンドを受信した場合、オフセッ
トモードがRAM352 にセットされる(ステップST1
02)。
【0051】そして、上記レディ信号PRDY0が出力
(高レベルから低レベルに変化)され、データバスD0
−D7にはプリントリクエストがセットされるととも
に、アテンション信号ATN1が出力(低レベルから高
レベルに変化)され、プリント動作可能なレディ状態に
なる(ステップST61)。なお、ステップST53で
加熱開始された定着装置37は、ステップST61に至る
過程において定着動作に十分な温度状態(スタンバイ目
標温度O1 、図1参照)になっている。また、オペレー
タコール発生時は、その内容はオペレータコールステー
タスとしてデータバス上に出力される。一方、ステップ
ST61の状態で、プリンタ制御回路71は上記アテンシ
ョンリセットコマンドを送出してアテンション信号AT
N1を低レベルにリセットし、次いで、上記手順でデー
タバス上のステータスを読み込むことによりプリントリ
クエストを認識することができる。図12〜図16にお
いては、このアテンションリセットコマンドとアテンシ
ョン信号ATN1のリセット(高レベルから低レベルに
変化)の処理及び2枚目のプリント動作は省略してい
る。
【0052】次に、プリントコマンドが受信されたか否
かがチェックされる(ステップST62)。プリントコ
マンドが受信されていない時は、オペレータコールが発
生したか否かがチェックされ(ステップST92)、オ
ペレータコールが発生している時は、上記プリントリク
エストがキャンセルされオペレータコールステータスが
セットされるとともにレディ信号PRDY0が高レベル
にされる(ステップST94)。そして、オペレータコ
ールの要因の内カバーオープンが発生したか否かがチェ
ックされ(ステップST95)、カバーオープンが発生
していればステップST51に戻る。一方、カバーオー
プンが発生していない時はステップST92に戻り、オ
ペレータコールが解除されるのを待つ。ステップST9
2において、オペレータコールが発生していない時は、
レディ信号PRDY0が低レベルであるか否かがチェッ
クされ(ステップST93)、この信号が低レベルの時
はステップST62に戻りプリントコマンドを待ち、高
レベルの時は既にステップST94でノットレディ状態
になっているのでステップST61に戻り、再びレディ
状態に復帰される。すなわち、上記ステップST62→
ST92→ST93→ST62のフローはプリントコマ
ンド待ちの状態、いわゆるスタンバイ状態である。
【0053】上記ステップST62においてプリントコ
マンドが受信されたことが判断されると、プリントリク
エストがリセットされ一連のプリント動作が行われる。
すなわち、用紙サイズに対応した印刷エリアを設定し
(ステップST103)、オフセットモードがセットさ
れているか否かをチェックする(ステップST10
4)。このチェックの結果、オフセットモードがセット
されている場合、定着装置37の定着温度を190度(オ
フセット紙プリント目標温度O3 、図1参照)に制御す
る加熱が開始され(ステップST105)、チェックの
結果、オフセットモードがセットされていない場合、定
着装置37の定着温度を180度(プリント中目標温度O
2 (O1 <O2 <O3 )、図1参照)に制御する加熱が
開始される(ステップST106)。
【0054】上記ステップST103における用紙サイ
ズに対応した印字エリアの設定は、上述した用紙選択操
作により選択された用紙サイズに対応してROM351 か
ら読出された印刷エリアをRAM352 に記憶する。
【0055】この後、ミラーモータ92がオンされ(ステ
ップST63)、次いで所定の時間間隔を置いて順次、
メインモータ307 及び前露光装置21がオンされ(ステッ
プST64)、帯電S22、さらに、現像バイアスS2
0がオンされ(ステップST65、66)、上記カセッ
ト給紙ソレノイド309 がオフされる(ステップST6
7)。
【0056】ここで、カセット給紙ソレノイド309 がオ
ンしている間は前記送出ローラ23が1回転するようにな
っており、給紙カセット22から用紙Pが取り出されアラ
イニングローラ対25に向かって搬送される。そして、用
紙Pが給送されてから一定時間経過後、アライニングス
イッチ48がオンしているか否かがチェックされ(ステッ
プST68)、このアライニングスイッチ48がオンして
いない時は用紙Pがアライニングローラ対25まで到達し
ていないと判定され、用紙ジャムとして処理されオペレ
ータコールステータス(ジャム)がセットされるととも
にレディ信号PRDY0が1にされる(ステップS9
6)。
【0057】さらに、ステップST63からステップS
T66の過程でオンされた各装置は、プログラムで決め
られているタイミングで順次オフされ(ステップST9
7)、上記ステップST92に戻り、ジャムが解除され
るのを待つ。一方、ステップST68でアライニングス
イッチ48がオンしている時は、上記VSYNCリクエス
トがセットされるとともに、アテンション信号ATN1
が出力(低レベルから高レベルに変化)される(ステッ
プST69)。そして、VSYNCコマンドが受信され
たか否かがチェックされ(ステップST70)、受信さ
れるとVSYNCリクエストはリセットされ、データ転
送中がセットされるとともに、レーザ露光が開始され
る。すなわち、上記水平同期信号HSYNC0及びビデ
オクロックVCLK0を送出しつつビデオデータVD0
の受信を開始し、前記感光体ドラム17上にビデオデータ
VD0による画像パターンが上記印刷エリアに対応して
露光される(ステップST71)。なお、ステップST
71までは、アライニングローラ対25は停止したままに
なっているので、用紙Pはその先端がアライニングロー
ラ対25に達したところで停止した状態になっている。そ
こで、一定時間経過した後、アライニングソレノイド31
0 がオンされ(ステップST72)、これによりアライ
ニングローラ対25が回転し始めて用紙Pが前記転写装置
20に向けて搬送される。なお、アライニングソレノイド
310 は、上記ステップST71で露光開始された感光体
ドラム17上の画像先端と用紙Pの先端とが一致するよう
なタイミングでオンされる。そして、用紙Pの先端が転
写装置20に到達するタイミングで前記転写S24がオン
される(ステップST73)。このようにして搬送され
た用紙Pには、前記現像装置19により感光体ドラム17上
に形成されたトナー像が転写装置20において転写され
る。
【0058】この転写後の用紙Pは、定着装置37に搬送
され、用紙P上のトナー像が定着される。なお、オフセ
ットモードの際、定着装置37の定着温度がスタンバイ目
標温度O1 からオフセット紙プリント目標温度O3 を越
えるオーバシュート(C1 、図1参照)を利用するとと
もに、制御温度をオフセット紙プリント目標温度O3に
変更する。これにより、オフセット紙に対する定着性を
向上させることができる。
【0059】そして、オフセットモードか否かがチェッ
クされ(ステップST107)、オフセットモードの場
合、ステップ75に進み、オフセットモードでない場
合、ステップ74に進む。
【0060】これにより、用紙Pの後端が給紙カセット
22を完全に抜け、次の用紙Pが自動的に給紙され、2枚
目の用紙Pに対するプリントリクエストがセットされる
とともに、アテンション信号ATN1が出力(低レベル
から高レベルに変化)される(ステップST74)。一
方、用紙Pがアライニングローラ対25から搬送されてか
ら一定時間経過後、前記排紙スイッチ49がオンしている
か否かがチェックされ(ステップST75)、オンして
いなければ、用紙Pの先端が排紙ローラユニット42に到
達していないと判定され、プリントリクエストがリセッ
トされ、オペレータコールステータス(ジャム)がセッ
トされるとともに、レディ信号PRDY0が1にされる
(ステップST98)。そして、ステップST74まで
にオンされている各装置は順次オフされ(ステップST
99)、ステップST92に戻る。一方、排紙スイッチ
49がオンしていれば、上記ステップST71で受信開始
された画像データが、1ページ分取り込まれるまで待つ
(ステップST76)。そして、画像データの受信が終
了すると、データ転送中がリセットされるとともに、ア
テンション信号ATN1が出力(低レベルから高レベル
に変化)される(ステップST77)。次に、用紙Pの
後端がアライニングローラ対25を通過するタイミングで
アライニングソレノイド310 がオフされ(ステップST
78)、アライニングローラ対25が停止する。さらに、
用紙Pの後端が転写装置20を通過するタイミングで、転
写S24がオフされる(ステップST79)。次に、ア
ライニングソレノイド310 がオフされてから一定時間経
過した後、排紙スイッチ49がオフしているか否かがチェ
ックされる(ステップST80)。そして、オフしてい
なければ、用紙Pの後端が排紙ローラユニット42を通過
していないと判定され、上記ステップST98に分岐し
ジャム処理が行われる。一方、スイッチがオフしている
時は、用紙Pは正常に排出されていると判定され、紙搬
送中がリセットされるとともに、順次、帯電S22がオ
フされ(ステップST82)、現像バイアスS20がオ
フされ(ステップST83)、ミラーモータ60がオフさ
れ(ステップST84)、そして、前露光装置21及びメ
インモータ307 がオフされる(ステップST85)。
【0061】ついで、オフセットモードか否かがチェッ
クされ(ステップST108)、オフセットモードでな
い場合、一連のプリント動作を完了し、再びステップS
T62に戻りスタンバイ状態になる。
【0062】また、オフセットモードの場合、ディレイ
タイム(T1 5sec、図1参照)をセットし、所定時
間ヒータランプ37a への電源供給を停止することによ
り、ヒータランプ37a の温度を160度(スタンバイ目
標温度O1 、図1参照)まで低下させる(ステップST
109)。その後、2枚目の用紙Pに対するプリントリ
クエストがセットされるとともに、アテンション信号A
TN1が出力(低レベルから高レベルに変化)され(ス
テップST110)、一連のプリント動作を完了し、再
びステップST62に戻りスタンバイ状態になる。
【0063】したがって、オフセットモード時は、完全
な1枚間欠モード、つまり連続プリントでもディレイタ
イムT1 により定着装置37の温度を160度のスタンバ
イ目標温度O1 に低下させて、次のプリント動作を行う
ようにしたので、1枚ごとにオーバシュート(C1 、図
1参照)を利用することができ、オフセット紙に対する
定着性を向上させることができる。
【0064】次に、上記データ転送手順によるプリンタ
制御回路400 の動作について、図18、図19のフロー
チャートを参照して説明する。例えば今、レーザプリン
タがオフライン状態にあり、CPU401 によりオフライ
ン状態であることが判定されると(ステップST1)、
前回に行ったホスト装置409 からの受信データに対する
プリント処理が完了したか否かが調べられ(ステップS
T2)、完了していなければステップST12へ分岐し
てプリント処理を続行する。一方、プリント処理が完了
していれば上記ステップST1、ST2を繰り返し実行
することによりアイドリング状態を作り出し、レーザプ
リンタがオンライン状態にされるのを待つ。
【0065】かかる状態で、レーザプリンタがオンライ
ン状態にされると、ホスト装置409から送られてきたデ
ータがコマンドであるか否かが調べられ(ステップST
3)、コマンドであればそのコマンドに対応する動作を
行い(ステップST4)、コマンドでなければ上記コマ
ンド実行をスキップしてステップST5へ進む。上記コ
マンドは、例えば、以下に続くデータの属性を規定した
り、データの送受を伴わないプリンタの制御を行ったり
するものである。次に、RAM403 の中にデータ受信用
のバッファとして設けられたページバッファが満杯であ
るか否かが調べられ(ステップST5)、満杯でなけれ
ばホスト装置409 から送られてきたデータが画像データ
であるか否かが調べられる(ステップST6)。そし
て、画像データでなければステップST1へ戻り、上記
一連のステップを繰り返し実行することによりコマンド
または画像データが受信されるのを待つ。かかる状態
で、ステップST6にて画像データを受信したことが判
断されると、受信された画像データを順次上記ページバ
ッファに格納する(ステップST7)。ついで、1ペー
ジ分の格納が終了したか否かが調べられ(ステップST
8)、終了していなければ操作パネル100 に設けられて
いるLED表示器100bの“データ”ランプの点滅を開始
させる(ステップST10)。次いで、ステップST1
へ戻って上記一連のステップを実行することにより、ペ
ージバッファに1ページ分の画像データが蓄積されるま
で待つ。上記一連のステップの繰り返し実行により1ペ
ージ分の画像データの格納が終了したことが判断される
と、上記“データ”ランプを消灯し(ステップST
9)、データ受信処理を終了する。そして、ステップS
T12以降のプリント処理に移る。なお、上記ステップ
ST5においてページバッファが満杯であることが判断
されると、データ受信動作を中止し(ステップST1
1)、この場合もステップST12以降のプリント処理
に移る。このように、データ受信動作中は、上記“デー
タ”ランプを点滅させてオペレータに知らせるようにし
ている。
【0066】次に、ページバッファに1ページ分の画像
データの格納が完了すると、ビデオRAM405 上に設け
られたスキャンバッファが満杯であるか否かが調べられ
る(ステップST12)。ここで、スキャンバッファが
満杯でないことが判定されると、CPU401 は、上記ペ
ージバッファに蓄えられたキャラクタイメージの画像デ
ータに変換してスキャンバッファとしてのビデオRAM
405 に格納する(ステップST13)。一方、上記スキ
ャンバッファが満杯であれば、上記ステップST13は
スキップする。
【0067】ついで、プリントコマンドが既に送出済み
であるか否かが調べられ(ステップST14)、送出済
みであれば以下のプリントコマンド送出処理(ステップ
ST15、ST19)をスキップし、ステップST20
へ進む。一方、未送出であればプリントリクエストが出
されているか否かが調べられる(ステップST15)。
ここで、プリントリクエストが出されていないことが判
断されると、エンジン側のプリント準備が完了していな
いと判断し、ステップST1へ戻って上記一連のステッ
プを再実行することによりプリントリクエストが出され
るのを待つ。一方、プリントリクエストが出されている
ことが判断されると、プリントコマンドを送出する(ス
テップST19)。次いで、VSYNCコマンドが送出
済みであるか否かが調べられる(ステップST20)。
そして、VSYNCコマンドが未送出であることを判断
すると、エンジン側からVSYNCリクエストが出され
ているか否かが調べられる(ステップST21)。そし
て、VSYNCリクエストが出されていないことが判断
されると、ステップST1へ戻り、再び上記一連のステ
ップを実行しながらVSYNCリクエストが出されるの
を待つ。そして、ステップST21でVSYNCリクエ
ストが出されたことが判断されると、VSYNCコマン
ドをエンジン側に送出し(ステップST22)、ステッ
プST1に戻って、水平同期信号HSYNC0及びビデ
オクロックVCLK0が入力されるのを待つ状態に移行
する。
【0068】かかる状態で、上記ステップST20にお
いて、VSYNCコマンドが既に送出済みであることが
判断されると、1ページ分の画像データの転送が終了し
たか否かが調べられ(ステップST26)、画像データ
の転送が終了していなければ、スキャンバッファに格納
されているビットイメージの画像データを水平同期信号
HSYNC0及びビデオクロックVCLK0に同期して
エンジン側に送出する(ステップST25)。一方、C
PU401 は、ステップST1へ戻り、再び上記一連のス
テップを実行しながら1ページ分の画像データの転送終
了を待つ状態になる。このようにして1ページ分の画像
データの送信が完了するとステップST1に戻り、プリ
ンタ制御回路71は初期状態に戻り、次のページの画像デ
ータの転送可能な状態になる。
【0069】上記したように、オフセットモードの際、
定着装置37の定着温度がスタンバイ目標温度O1 からオ
フセット紙プリント目標温度O3 を越えるオーバシュー
トを利用するとともに、制御温度をオフセット紙プリン
ト目標温度O3 に変更する。
【0070】これにより、オフセット紙に対する定着性
を向上させることができる。なお、上記実施例では、オ
フセットモードの連続プリントの場合に、ディレイタイ
ムT1 により間欠作動する場合について説明したが、図
20に示すように、定着装置37の温度がプリントスター
ト温度O4 (O1 <O4 <O2 )に低下したことを利用
して、間欠作動させるようにしても良い。この場合、プ
リント中目標温度O2 は、普通紙、オフセット紙とも同
じものとなっている。
【0071】したがって、オフセットモード時は、完全
な1枚間欠モード、つまり連続プリントでも定着装置37
の温度をプリントスタート温度O4 に低下させて、次の
プリント動作を行うようにしたので、1枚ごとにオーバ
シュートを利用することができ、オフセット紙に対する
定着性を向上させることができる。
【0072】また、図21に示すように、プリント目標
温度O2 が、普通紙、オフセット紙とも同じ状態で、オ
フセットモード時は、完全な1枚間欠モード、つまり連
続プリントでもディレイタイムT1 により定着装置37の
温度をスタンバイ目標温度O1 (O1 <O2 )に低下さ
せて、次のプリント動作を行うようにしたので、1枚ご
とにオーバシュート(C1 )を利用することができ、オ
フセット紙に対する定着性を向上させることができ、節
電も図ることができる。
【0073】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
不具合を発生することなく、普通紙とオフセット紙の両
方に対して画像形成ができる画像形成装置を提供でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例における定着装置の各目標
温度と温度変化を説明するための図。
【図2】レーザプリンタの内部構造を示す構成図。
【図3】レーザプリンタの外観斜視図。
【図4】操作パネルの構成を示す平面図。
【図5】エンジン制御部の要部の構成を示すブロック
図。
【図6】エンジン制御回路の構成を示すブロック図。
【図7】プリンタ制御部の要部の構成を示すブロック
図。
【図8】各用紙の種類に対応した用紙サイズと印刷エリ
アの記憶例を示す図。
【図9】用紙の印刷可能エリアを説明するための図。
【図10】インタフェース信号を構成する各信号を示す
図。
【図11】データバスの切替えタイミングを説明するた
めのタイミングチャート。
【図12】エンジン制御部の動作を示すフローチャー
ト。
【図13】エンジン制御部の動作を示すフローチャー
ト。
【図14】エンジン制御部の動作を示すフローチャー
ト。
【図15】エンジン制御部の動作を示すフローチャー
ト。
【図16】エンジン制御部の動作を示すフローチャー
ト。
【図17】エンジン制御部の動作を示すタイミングチャ
ート。
【図18】プリンタ制御回路の動作を示すフローチャー
ト。
【図19】プリンタ制御回路の動作を示すフローチャー
ト。
【図20】他の実施例における定着装置の各目標温度と
温度変化を説明するための図。
【図21】他の実施例における定着装置の各目標温度と
温度変化を説明するための図。
【符号の説明】
17…感光体 18…帯電装置 12…レーザ光学系 19…現像装置 37…定着装置 70…エンジン制御回路 71…プリンタ制御回路 100 …操作パネル 350 、401 …CPU 351 、402 …ROM 352 、403 …RAM P…普通紙、オフセット紙(被画像形成媒体) O1 、O2 、O3 …定着制御目標温度 C1 …オーバシュート

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被画像形成媒体の第1の領域に未定着状
    態で現像剤像を形成する画像形成手段と、通常はスタン
    バイ目標温度を維持し、定着時には第1の定着制御目標
    温度に上昇させて上記画像形成手段により形成された現
    像剤像を被画像形成媒体上に定着する定着手段とを具備
    する画像形成装置において、 被画像形成媒体が普通紙かオフセット紙かを指示する指
    示手段と、 この指示手段によりオフセット紙の画像形成が指示され
    た際に、画像形成領域を広げ、上記定着手段の温度を第
    1の定着制御目標温度よりも高い第2の定着制御目標に
    変更して被画像形成媒体上の現像剤像を定着し、且つ上
    記画像形成手段が画像形成する現像剤像の領域を第1の
    領域よりも広い第2の領域とする第1の処理手段と、 上記指示手段により普通紙の画像形成が指示された際
    に、上記定着手段の温度を第1の定着制御目標温度に設
    定して被画像形成媒体上の第1の領域の現像剤像を定着
    する第2の処理手段と、 を具備したことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 被画像形成媒体に未定着状態で現像剤像
    を形成する画像形成手段と、通常はスタンバイ目標温度
    を維持し、定着時には第1の定着制御目標温度に上昇さ
    せて上記画像形成手段により形成された現像剤像を被画
    像形成媒体上に定着する定着手段とを具備する画像形成
    装置において、 被画像形成媒体が普通紙かオフセット紙かを指示する指
    示手段と、 この指示手段によりオフセット紙の画像形成が指示され
    た際に、1枚の被画像形成媒体への定着終了ごとに、所
    定時間上記定着手段への電源供給を停止し、上記定着手
    段の温度をスタンバイ目標温度に変更する第1の処理手
    段と、 上記指示手段により普通紙の画像形成が指示された際
    に、上記定着手段の温度を第1の定着制御目標温度に設
    定して被画像形成媒体上の現像剤像を定着する第2の処
    理手段と、 を具備したことを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 被画像形成媒体に未定着状態で現像剤像
    を形成する画像形成手段と、通常はスタンバイ目標温度
    を維持し、定着時には第1の定着制御目標温度に上昇さ
    せて上記画像形成手段により形成された現像剤像を被画
    像形成媒体上に定着する定着手段とを具備する画像形成
    装置において、 被画像形成媒体が普通紙かオフセット紙かを指示し、ま
    た連続の画像形成を指示する指示手段と、 この指示手段によりオフセット紙の連続の画像形成が指
    示された際に、上記定着手段の温度を第1の定着制御目
    標温度よりも高い第2の定着制御目標に変更して被画像
    形成媒体上の現像剤像を定着し、且つ1枚の被画像形成
    媒体への定着終了ごとに、所定時間上記定着手段への電
    源供給を停止し、上記定着手段の温度をスタンバイ目標
    温度に変更する第1の処理手段と、 上記指示手段により普通紙の連続の画像形成が指示され
    た際に、上記定着手段の温度を第1の定着制御目標温度
    に設定して被画像形成媒体上の現像剤像を定着する第2
    の処理手段と、 を具備したことを特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】 被画像形成媒体に未定着状態で現像剤像
    を形成する画像形成手段と、通常はスタンバイ目標温度
    を維持し、定着時には第1の定着制御目標温度に上昇さ
    せて上記画像形成手段により形成された現像剤像を被画
    像形成媒体上に定着する定着手段とを具備する画像形成
    装置において、 被画像形成媒体が普通紙かオフセット紙かを指示し、ま
    た連続の画像形成を指示する指示手段と、 この指示手段によりオフセット紙の連続の画像形成が指
    示された際に、1枚の被画像形成媒体への定着終了ごと
    に、所定時間上記定着手段への電源供給を停止し、上記
    定着手段の温度をスタンバイ目標温度に変更する第1の
    処理手段と、 上記指示手段により普通紙の連続の画像形成が指示され
    た際に、上記定着手段の温度を定着制御目標温度に設定
    して被画像形成媒体上の現像剤像を定着する第2の処理
    手段と、 を具備したことを特徴とする画像形成装置。
  5. 【請求項5】 被画像形成媒体に未定着状態で現像剤像
    を形成する画像形成手段と、通常はスタンバイ目標温度
    を維持し、定着時には第1の定着制御目標温度に上昇さ
    せて上記画像形成手段により形成された現像剤像を被画
    像形成媒体上に定着する定着手段とを具備する画像形成
    装置において、 被画像形成媒体が普通紙かオフセット紙かを指示し、ま
    た連続の画像形成を指示する指示手段と、 この指示手段によりオフセット紙の連続の画像形成が指
    示された際に、1枚の被画像形成媒体への定着終了ごと
    に、上記定着手段の温度が上記スタンバイ目標温度と上
    記定着制御目標温度との間の画像形成スタート温度に変
    更する第1の処理手段と、 上記指示手段により普通紙の連続の画像形成が指示され
    た際に、上記定着手段の温度を第1の定着制御目標温度
    に設定して被画像形成媒体上の現像剤像を定着する第2
    の処理手段と、 を具備したことを特徴とする画像形成装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007011001A (ja) * 2005-06-30 2007-01-18 Brother Ind Ltd 電子機器
JP2015066685A (ja) * 2013-09-26 2015-04-13 キヤノン株式会社 画像形成装置、画像形成装置の制御方法、及びプログラム

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