JP2924058B2 - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JP2924058B2
JP2924058B2 JP2077518A JP7751890A JP2924058B2 JP 2924058 B2 JP2924058 B2 JP 2924058B2 JP 2077518 A JP2077518 A JP 2077518A JP 7751890 A JP7751890 A JP 7751890A JP 2924058 B2 JP2924058 B2 JP 2924058B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、ゼログラフィ利用の画像処理装置に関し、
特にプリント機能とを持つ画像処理装置に関する。
[従来の技術] 専らコピー機として用いられているゼログラフィ利用
の画像処理装置に蛍光表示管を取り付け、プリント機能
を持たせた画像処理装置が開発されている。この画像処
理装置の概略構成図を第1図に示す。これはコンピュー
タまたはワードプロセッサ(以後データ入力機器と呼ぶ
ことがある。)31から印字入力またはイメージ入力され
た情報信号がプリンタ制御装置40を介して画像処理装置
本体(以後ベースマシンと呼ぶことがある。)1の書き
込み装置に送られ、その情報信号を書き込み装置を用い
て感光ドラム上に書き込み、一連の処理がなされた後に
用紙に転写するものである。
データ入力機器31で入力された情報はプリンタ制御装
置40自身が持つフォント情報等により、プリンタ制御装
置40のページメモリ45(第3図参照)のビットマップに
変換されて、ベースマシン1に出力される。
[発明が解決しようとする課題] ところが、上記画像処理装置においては、データ入力
機器31からの入力情報をプリンタ制御装置40のページメ
モリ45に展開するのに時間がかかるという問題点があっ
た。
データ入力機器31よりの文字等のコード情報について
は、ページメモリ45へのデータ展開時間は速いけれど
も、グラフィック情報等についてはページメモリ45への
データ展開時間は遅い。その理由は入力機器31側でのグ
ラフィック情報の入力処理操作が多いことおよび8ビッ
トの転送ラインしかないセントロ方式のインタフェース
42(第3図参照)を用いるため、データ量の多いグラフ
ィックデータをプリンタ制御装置40のB4サイズ、240DPI
(Dot per Inch)で1Mバイト、A3サイズ、240DPIで1.4M
バイトのページメモリ45に展開するのに60秒程度の時間
がかかってしまうことがある。
また、160DPIからなるデータ入力機器31からの出力
を、例えば240DPIであるプリンタ本体(ベースマシン)
1の仕様に合わせるべく、データを展開し直す必要もあ
り、その場合には、さらに展開時間がかかる。
コピー開始指令から数秒間以内にコピーされた用紙が
ベースマシン1から搬出されることが要求されている現
状において、データの上記ページメモリ45への展開時間
が長く、プリントアウトに時間がかかることがプリント
機能をもった画像処理装置の大きなネックとなってい
る。
また、一方ベースマシン1側においても、最低限用紙
をベースマシン1の転写部10(第2図)まで搬送するた
めの時間が必要である。
したがって、ページメモリ45へのデータ展開に大きく
時間をとられるこの種の画像処理装置において、プリン
トアウト時間をいかに短くするかということが大きな商
品開発課題の一つになっている。
そこで、本発明の目的は画像処理装置の操作性を損な
わずに少しでも早くプリントアウトすることである。
[課題を解決するための手段] 本発明は、上記の目的を達成するために、次のような
構成を採用する。
すなわち、本発明の画像処理装置は用紙を給紙する給
紙部と、給紙部の用紙の有無を検知する用紙検知手段
と、給紙部から給紙された用紙に画像を形成する画像形
成部と、外部装置からの入力コマンドにしたがって、前
記画像形成部に画像形成のための画像データを送出する
プリント制御部と、用紙検知手段により給紙部に用紙が
載置されたことを新たに検出した場合には、プリント制
御部から画像形成部への画像データの送出タイミングを
一定時間遅延するように制御する制御手段とを具備した
構成にある。
[実施例] 本発明の実施例を図面とともに説明する。
第1図に示したベースマシン1はコンピュータまたは
ワードプロセッサ(データ入力機器)31とプリンタ制御
装置40を介して接続されている。
データ入力機器31で入力された情報はプリンタ制御装
置40を介してプリンタ制御装置40自身が持つフォント情
報等により、ビットマップに変換してベースマシン1に
プリント動作開始指令、使用すべき出力トレイ、出力ト
レイのどのビンに搬出するかあるいはどのサイズの用紙
に選択すべきか等を指令し、ベースマシン1がプリント
可能状態であればプリント動作がなされる。
また、この蛍光表示管を用いるベースマシン1の概略
を第2図を用いて説明する。
ベースマシン1内には感光ドラム2が配置されてい
る。図において、感光体3は、感光ドラム2外周面に層
状に形成されている。この感光ドラム2は、矢印方向に
回転するよう図示しない駆動装置に連結されている。感
光ドラム2の外周には、チャージコロトロン5、集光レ
ンズ7、蛍光表示管内蔵の書き込み装置8、現像器9お
よび転写コロトロン10、クリーニング装置11が配置され
ている。
この画像処理装置においては、感光ドラム2が矢印方
向に回転するにつれて、感光体3がチャージコロトロン
5によって一様に帯電された後、蛍光表示管による光の
商社を受け静電潜像が形成される。集光レンズ7は蛍光
表示管を構成する多数の発光素子の発する光を感光体3
上に集光するために、多数の集束性ロッドレンズ7を配
列したものである。
静電潜像が形成された感光体3は、その後、現像器9
で現像される。ここで感光体3上に形成されたトナー像
は、転写コロトロン10により用紙上に転写され、ヒート
ロール26およびプレッシャロール27間で熱定着されて搬
出される。一方、感光体3は、クリーニング装置11によ
りクリーニングされ再使用に供される。
また、この画像処理装置をコピー機として用いる場合
には、帯電された感光ドラム2表面の感光体3が露光箇
所13において露光される。ここで露光箇所13には、ベー
スマシン1の上面に配置されたプラテンガラス12上に載
置された図示しない原稿の光像が入射されるようになっ
ている。このために、露光ランプ15と、これによって照
明された原稿面の反射光を伝達する複数のミラー16およ
び光学レンズ17とが配置されており、このうち所定のも
のは原稿の読み取りのためにスキャンされるようになっ
ている。
さて、露光箇所13でスリット状に露光された画情報に
よって感光ドラム2上には原稿に対応した静電潜像が形
成される。この性電潜像は、現像器9によって現像さ
れ、トナー像が作成される。トナー像は感光ドラム2の
回転と共に移動し転写コロトロン10の近傍を通過する。
一方、ベースマシン1に配置されている供給トレイ19
に収容されている用紙20あるいは手差しトレイ21に沿っ
て手差しで送り込まれる用紙20は、送りロール22あるい
は23によって送り出され、搬送ロール25に案内されて感
光ドラム2と転写コロトロン10の間を通過する。このと
き、トナー像が用紙20上に転写される。転写後の用紙20
はヒートロール26およびプレッシャロール27の間を通過
して熱定着される。そして、搬送ロール29の間を通過し
て搬出トレイであるソータ30に搬出される。
また、この画像処理装置のプリンタ制御装置40の回路
構成を第3図に示す。
プリンタ制御装置40はCPU68000によって制御される。
データ入力機器31から入力された情報はセントロ方式等
のインタフェース42を介してプリンタ制御装置40中のメ
モリ43のRAM43Aに一旦蓄えられ、メモリ43中のRAM43Aよ
りページメモリ45のビットマップに展開される。ページ
メモリ45の情報は、ビデオインタフェース46を介して、
ベースマシン1にビデオデータ47が送られる。ページメ
モリ45中のデータのプリントが完了したら、次のデータ
入力機器31からの入力データがメモリ43のRAM43Aよりペ
ージメモリ45に移される。またデータ入力機器31からの
入力情報に基づき、プリンタ制御装置40はRS232C等のイ
ンタフェース49を介して、ベースマシン1にプリント動
作開始指令、使用すべき用紙トレイ、出力トレイ、出力
トレイのどのビンに搬出するかあるいは用紙サイズの選
択等を指令し、またベースマシン1からベースマシン1
の現在の作動態様がコピー状態であるかプリント状態で
あるか、あるいはプリント用用紙出力トレイの使用ビン
数等の情報を受けとる。
したがって、例えばベースマシン1がコピー状態であ
ればプリンタ制御装置40はセントロ方式等のインタフェ
ース42を介してデータ入力機器31にプリンタ用の出力待
機信号を出力し、また、プリント可能状態であればメモ
リ43のRAM43Aにデータ入力機器31からデータが転送さ
れ、それをページメモリ45中のビットマップに展開し、
展開終了後、コマンド50に従ってページメモリ45中のデ
ータがベースマシン1に転送され、プリント動作がなさ
れる。
なお、メモリ43のROM43Bにはプリンタ制御装置40作動
用プログラムおよびプリンタ用フォント情報が記憶され
ている。
また、不揮発性メモリ(NVM)43Cも接続されており、
プリンタ制御装置40の電源がオフとなった場合でも必要
なデータを保存できるようになっている。
こうして、データ入力機器31の操作パネルからの指令
に基づきベースマシン1の作動制御ができる。
このプリンタ制御装置40にも、このベースマシン1の
コンソールパネル32に類似した操作パネル41が設けられ
ている。すなわち、プリンタ制御装置にもプリントすべ
き枚数、倍率の設定用のキーなどのほかにプリント濃度
設定用のキー等が配置されている。
また、図示はしていないが、このベースマシン1はメ
インCPUを中心としたシリアル通信を用いた分散CPUアー
キテクチャを採用している。すなわち、メインCPUのほ
かに、次のようなCPUが用意されており、通信ラインと
接続されている。メインCPUはこれらのCPUを統括する役
割もはたしている。
すなわち、ソータ用CPU、ベースマシン1のコンソー
ルパネル32(第1図)に取り付けられた液晶表示部に漢
字で各種情報を表示したり、編集を行うための領域を表
示するために使用される表示用CPU、原稿の座標指定等
にICカードを用いる場合に用いるカード用CPU、ベース
マシン1とデータ入力機器31とのインタフェースのため
のスレーブCPU等が接続されている。
また、メインCPUのRAM(図示せず)は、データバック
アップ用のバッテリに接続され、ベースマシン1の電源
がオフになった場合でも必要なデータが保存できるよう
にNVM化されている。
また、メインCPUのドライバ回路(図示せず。)には
周知のD/A(ディジタル−アナログ)変換器やPWM(パル
ス幅変換器)を具備しており、図示していない高圧電源
供給装置(HVPS)に接続され、第2図に示す現像器9の
デベバイアスの設定や露光ランプ15の発光量の設定チャ
ージコロトロン5等の電圧値の設定を行うようになって
いる。
なお、このメインCPUは図示はしていないがトレイ制
御部、ソータ、用紙サイズセンサ、温度センサ、光量セ
ンサおよびコンソールパネルの液晶表示部などの制御も
している。
また、ベースマシン1のその他の制御機構等について
は、特開昭63−283274号公報を参照されたい。
次に、第4図を用いて用紙の搬送系について説明す
る。
第1〜5の供給トレイ19−1〜19−5には、ノーペー
パーセンサ90、サイズセンサ91、およびクラッチ92がそ
れぞれ備えられている。ここでノーペーパセンサ90は供
給トレイ19−1〜19−5内の用紙の有無を検知するため
のセンサである。サイズセンサ91はトレイ内に収容され
ている用紙のサイズを判別するためのセンサである。ま
た、クラッチ92は、それぞれの送りロール22−1、22−
2……の駆動をオン・オフ制御するための部品である。
用紙の給送は専用に設けられたフィードモータ93によ
って行われる。フィードモータ93にはステップモータが
使用されている。用紙の給送が正常に行われているかど
うかはフィードセンサ95によって検知される。ゲートソ
レノイド96は、一旦送り出された用紙の先端を書き込み
のポイントと合わせるためのレジストレーション用のソ
レノイドである。このゲートソレノイド96は、通常のこ
の種のソレノイドと異なり非通電時にゲートが開き用紙
を通過させるような制御を行う。
すなわち、用紙の到来しない待機状態ではゲートソレ
ノイド96に電源の供給がなく、ゲートは開いたままとな
っている。用紙が到来するわずか手前の時点にゲートソ
レノイド96が通電され、通過を阻止するためにゲートが
閉じる。そして、所定のタイミングで用紙の搬送を再開
する時点で通電が停止しゲートが開くことになる。この
ような制御を行うと、用紙の先端が通過を阻止されてい
る時点でのゲートの位置の変動が少なくなり、用紙が比
較的強い力でゲートに押し当てられた場合でもその位置
決めを正確に行うことあできる。
手差し切換えソレノイド97は、第1の供給トレイ19−
1から送り出される用紙の送りロール22と、手差しトレ
イ21からマニュアルフィードされる用紙の送りロール23
との駆動を切り換えるためのソレノイドである。手差し
トレイセンサ99は、手差しトレイ21から用紙を複数枚送
る場合の用紙の有無を検知するためのセンサである。ト
レイインターロック100は、用紙が紙詰まりを生じたと
きにその除去のために開閉される機構に取り付けられて
いるインターロックスイッチである。トレイパスセンサ
101は、第2および第3の供給トレイ19−2、19−3か
ら送られてきた用紙を検出するセンサで、ベースマシン
1とこれら供給トレイ19−2、19−3の結合部近傍に配
置されている。また、メイン基板102はメインCPU(図示
せず。)が配置されている基板である。ここで、図示し
ていないがメインモータは感光ドラム2、ヒートロール
26あるいは用紙の搬送タイミングの整合(レジストレー
ション)時から排出されるまでの搬送系の駆動に用いら
れる。
本実施例では時間のかかるプリンタ制御装置40のペー
ジメモリ45へのデータ展開中にベースマシン1のプリン
ト作業用の準備をすべて完了させておく。
すなわち、用紙20は上記データのページメモリ45への
展開中に第2図に示すレジストレーション位置Aに搬送
させておき、また、ベースマシン1のメインモータ等の
駆動装置および高圧電源供給装置を起動させておく。
したがって、安定的な駆動状態が得られるまでに一定
時間(メインモータで約150ミリ秒)かかる駆動装置の
ウォームアップがページ展開中に行れるのでページ展開
完了と同時にベースマシンのプリント作業がスタートで
きる。
また、ページメモリ45へのデータの展開中にチャージ
コロトロン5の電源ともなる高圧電源供給装置を起動さ
せ、感光ドラム2を予め帯電させ、書き込み装置8対応
部に感光ドラム2を移動させておくと、チャージコロト
ロン5で帯電され、感光ドラム2の帯電箇所がチャージ
コロトロン5から書き込み装置8対応部に達するまでに
必要な時間(約0.5秒)が節約できる。また、用紙のレ
ジストレーション位置Aへの搬送は最も短いトレイ19−
1からの搬送でも0.8秒、最も長いトレイ19−5からの
搬送では3秒を必要とするので、その時間が節約でき
る。
さらに、ページメモリ45にデータの展開が始まって一
定時間(5〜10秒)経過してもプリント作業が開始され
ない場合は、例えばページメモリ展開に非常に時間のか
かるデータの転送中であるとか、プリンタ制御装置40等
でのトラブル発生が起こっていると判断して、レジスト
レーション位置Aまで予め搬送しておいた用紙20を中間
トレイ33(第2図)に搬送してしまい、高圧電源供給装
置およびメインモータ等の作動を停止させる。そうする
と、ベースマシン1の上記装置の無駄な駆動がなくな
り、駆動に伴う騒音もなくなる。また感光ドラム2上の
感光体3が不用意に消耗されることもなくなる。
テキストデータはコードだけで転送されるデータであ
るためページメモリ45への展開はA4サイズでも2〜3秒
で終るが、グラフィックデータは展開時間が約60秒以上
必要である。大多数のプリントデータはテキストデータ
であるので、展開時間が20〜30秒のデータは少ないもの
として、上述のように用紙20を中間トレイ33に搬送す
る。
このように、用紙20の搬送時間に時間がかかることを
考慮して同一原稿を複数枚プリントする場合にはプリン
ト指令と同時にプリント枚数もベースマシン1に指令
し、一枚目のプリント動作中に供給トレイ19からレジス
トレーション位置Aにまで予め次のプリント用の用紙20
を搬送しておくこと、特に、搬送時間が長くなる上から
第4段目および第5段目のトレイ19−4、19−5からの
用紙20の搬送には効果が大きい。
次に、本発明の特徴部分の説明を第5図のフローチャ
ートに基づいて説明する。
本実施例では同一原稿について複数枚プリント指令が
あったときは、ベースマシン1側にプリント枚数指令も
転送し、プリント枚数分だけトレイからレジストレーシ
ョン位置Aまで順次搬送させる。
そのとき、下段のトレイ19ほど搬送時間が長くなるの
で、同一サイズの用紙が複数のトレイに載置されている
場合は上段側のトレイ19から用紙の搬送を行う。
しかも、このとき、一定枚数、たとえば5枚以上の用
紙に同一のプリントをするときには、最上段に「A4縦」
の用紙があり、次段に「A4横」の用紙がある場合、横送
り、すなわち用紙の長手方向側から用紙の搬送を行う
(Long Edge Feed)。こうすることで、第6図に示すよ
うに、プリント枚数が大いと、用紙の縦と横の長さに差
Bがある分だけデータの書き込み時間が節約できる。
また、このとき、上段側のトレイ19の用紙がなくなる
と、自動的に下段側のトレイ19から用紙が搬送されるよ
うにベースマシン1のCPUの制御プログラムを組んでお
く。さらに、上段側のトレイ19に新たに用紙が補給され
た場合は、すぐに、上段側のトレイ19から用紙が搬送さ
れるようにしておく。つまり、各用紙の搬送毎に用紙ト
レイ19−1、19−2…のチャックと用紙搬送すべきトレ
イ19−1、19−2…の選択を行う。
また、同一サイズの用紙が複数のトレイに載置されて
いる場合は上段側のトレイ19の用紙がなくなり、下段の
トレイ19内の用紙を搬送中に上段側のトレイ19に新たに
用紙が補給された場合は、すぐに、上段側のトレイ19か
ら用紙が搬送されるようにしておくことは前述のとおり
であるが、このとき、用紙を補給したカセットを用紙ト
レイ19にセットしようとして、ノーペーパセンサ90が用
紙を検知した直後に用紙の搬送を開始すると、用紙の搬
送が安定しないのでジャムなどが生じてしまう。
したがって、あらたに用紙が用紙トレイ19に載置され
たことをノーペーパセンサ90で検出した場合には用紙搬
送の開始を一定時間、たとえば1秒間おくらせる。
この用紙搬送の開始時間を送らせることは、手差しト
レイ21に用紙が載置されたときにも行う。なぜなら、手
差しトレイ21に操作者が用紙を載置し、まだ用紙を手離
なしていないときに、送りロール23に用紙が引き込まれ
ると、用紙の引っ張り合いをしてしまうことがある。こ
のときも用紙は安定した搬送が行えない。したがって、
手差しトレイ21に用紙が載置されたことを手差しトレイ
センサ99が検知しても、用紙の搬送開始を一定時間、た
とえば3秒間遅らせる。
この用紙搬送開始の遅らせ方としては、ベースマシン
1からプリンタ制御装置40に用紙トレイ19、21に用紙が
載置されたことを時間を置いて出力する方法、あるい
は、すぐに用紙の載置を出力しても、ベースマシン1で
の用紙搬送駆動を遅らせる方法がある。また、用紙が用
紙トレイ19、21に載置されたことをベースマシン1から
プリンタ制御装置40に出力があっても、プリンタ制御装
置40で一定時間遅らせてプリントデータの転送をしても
よい。
このような用紙の搬送開始の一時的な遅れを設定する
理由は用紙搬送を開始することを防ぐためであるが、こ
のような現象はプリント時においてのみ起こり得る。
すなわち、コピー時には用紙のトレイ19への載置操作
とコピー開始指令の操作とが異なるので、操作者は用紙
トレイ19への用紙の載置操作時にコピー開始指令操作を
行えないため、用紙トレイ19への用紙載置中にコピー開
始指令操作を行うことはできない。それに対して、プリ
ント時には、すでにベースマシン1にプリントデータは
データ入力機器31から転送されてきているので、いつで
もプリントができる状態にある。しかもプリント開始指
令操作をする必要がないので操作者が用紙をトレイに載
置するやいなや用紙の搬送を開始してしまうおそれがあ
るからである。
また、本実施例では、ベースマシン1とプリンタ制御
装置40とはそれぞれが表示装置32、41を備えている。そ
して、ベースマシン1は特に指示がない限り、例えば第
一の用紙トレイ19−1を選択するようになっている。
そこで、もし、ベースマシン1に、たとえばB5サイズ
の用紙トレイ19が備え付けられていないにもかかわら
ず、プリンタ制御装置40がB5要旨を用いるべき設定をし
たときには、プリンタ制御装置40の表示装置41には「B5
用紙を補給して下さい」と表示され、ベースマシン1の
表示装置32には、「プリント/コピーできます」と表示
される。
そこで、このような表示装置32,41の不一致をなくす
ために、ソフトウエア的にベースマシン1に常にノーペ
ーパーの仮想の用紙トレイがあるかのように設定してお
く。このようなダミーの用紙トレイを用いることで、ベ
ースマシン1の表示装置32には「プリントできませ
ん」、「プリント用紙がありません」あるいは「プリン
ト用紙のサイズを代えて下さい」などの表示コマンド、
用紙サイズ選択コマンドを出力させ、上述のような表示
装置間の不一致をなくす。
また、このときベースマシン1の表示装置32には「プ
リンタ制御装置で選択したサイズの用紙はありません」
と表示させたり、プリンタ制御装置40の表示装置41に
「プリンタにはB5サイズの用紙はありません」等の表示
をさせても良い。
[発明の効果] 上述のとおり、本発明によれば以下のような効果を奏
する。
用紙トレイに用紙が載置されたことを新たに検出した
場合は画像形成部への画像データの送出タイミングを一
定時間遅延させることで操作性を損なわずに、少しでも
早くプリントアウトすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は画像処理装置の概略図、第2図はベースマシン
の概略図、第3図はプリンタ制御装置の回路図、第4図
は用紙搬送系の回路構成図、第5図は用紙搬送制御のフ
ローチャート、第6図は用紙搬送方向の説明図である。 19……用紙トレイ、31……データ入力機器、 40……プリンタ制御装置、45……ページメモリ
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65H 1/00 - 3/68 B41J 5/00 - 5/52 B41J 13/00 - 13/32 B41J 21/00 - 21/18 B41J 29/00 - 29/70

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】用紙を給紙する給紙部と、 前記給紙部の用紙の有無を検知する用紙検知手段と、 前記給紙部から給紙された用紙に画像を形成する画像形
    成部と、 外部装置からの入力コマンドにしたがって、前記画像形
    成部に画像形成のための画像データを送出するプリント
    制御部と、 前記用紙検知手段により前記給紙部に用紙が載置された
    ことを新たに検出した場合には、前記プリント制御部か
    ら前記画像形成部への画像データの送出タイミングを一
    定時間遅延するように制御する制御手段とを具備したこ
    とを特徴とする画像処理装置。
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