JPH08118671A - インクジェット記録装置、該インクジェット記録装置に搭載可能な記録ユニット、該記録ユニットを構成する記録ヘッド及びインクタンク - Google Patents

インクジェット記録装置、該インクジェット記録装置に搭載可能な記録ユニット、該記録ユニットを構成する記録ヘッド及びインクタンク

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JPH08118671A
JPH08118671A JP26259494A JP26259494A JPH08118671A JP H08118671 A JPH08118671 A JP H08118671A JP 26259494 A JP26259494 A JP 26259494A JP 26259494 A JP26259494 A JP 26259494A JP H08118671 A JPH08118671 A JP H08118671A
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ink
opening
valve mechanism
valve
atmosphere
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JP26259494A
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Jun Kawai
潤 河合
Masaaki Izumida
昌明 泉田
Hiroshi Sugitani
博志 杉谷
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Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 非可撓性のインク容器に直接インクを貯留す
るインク収容形態を用いてインク記録装置の小型化と、
インク収容効率の向上を目的とする。 【構成】 インク収容部からインク吐出部へインクを供
給するインク供給路と、インク収容部内に外気を導入す
る大気連通部とを備え、さらにそれぞれに連通状態を制
御する開閉手段を設けて、これらの開閉制御を共通の制
御手段により行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はインクを吐出して記録を
おこなうインクジェット記録分野に関し、特に該記録に
用いられるインクジェット記録装置、該インクジェット
記録装置に搭載可能な記録ユニット、該記録ユニットを
構成する記録ヘッド及びインクタンクに関する。
【0002】
【従来の技術】プリンタ、複写機、ファクシミリなどの
機能を有する記録装置、あるいはコンピュータやワード
プロセッサなどを含む複合電子機器やワークステーショ
ンの出力機器として用いられる記録装置は、画像情報に
基づいて用紙やプラスチック薄板などの記録媒体に画像
を記録していくように構成されている。このような記録
装置は、記録方式によりインクジェット式、ワイヤドッ
ト式、サーマル式、レーザービーム式などに分けること
ができる。
【0003】インクジェット式の記録装置(インクジェ
ット記録装置)は、記録手段(記録ヘッド)に設けられ
た吐出口から記録媒体にインクを吐出して記録を行なう
ものであり、以下の利点を有する。記録手段のコンパク
ト化が容易であり、高精細な画像を高速で記録すること
ができ、普通紙に特別の処理を必要とせずに記録するこ
とが可能であり、ランニングコストが低く、ノンインパ
クト方式であるために騒音が少なく、しかも多色のイン
クを使用してカラー画像を記録するのが容易であること
が挙げられる。
【0004】インクジェット式を用いた記録装置におい
ては、記録時に記録ヘッドから吐出されるインク量に見
合ったインクを良好に供給することができるとともに、
非記録時は、吐出口からのインク漏れなどがないインク
供給系が要求される。
【0005】この吐出口からのインク漏れはインクジェ
ット記録分野に特有の課題であり、これを解決するため
に吐出口部における圧力を大気圧よりも低い状態とする
のが一般的である。そして、インクジェット記録装置に
は前述の圧力状態を実現するために、負圧発生機構がイ
ンク供給系に設けられる。ここでいう負圧とは、吐出口
部へのインク供給方向に対する背圧であり、特に吐出口
部を大気圧よりも低くする圧力状態を意味する。
【0006】そして、インク収容部が交換型である場合
には、上述の課題に加えて、インク収容部の着脱がスム
ーズにでき、その際にインク漏れなどはなく、確実に記
録ヘッドへインクを供給できることが要求される。
【0007】このインク容器の形態としては、発泡材で
あるポリウレタンフォームのような多孔質部材を用いて
インクを貯蔵する際の毛細管力を利用して負圧を発生さ
せるとともにインクの保持を行うもの、袋状の可撓性イ
ンク容器を用いて内部にインクを貯留すると共にその可
撓性部材の弾性変形を利用して負圧発生を行うもの、そ
して、非可撓性のインク容器に直接インクを貯留し、負
圧発生は他の機構により行うもの等が挙げられる。これ
らのインク容器の形態は、インク容器が搭載されるイン
クジェット記録装置の使用目的等により適宜選択され
る。
【0008】また、現在のインクジェット記録装置にお
いては、インク収容部であるインクタンクと記録ヘッド
とを一体化した記録ユニットとして装置本体から着脱可
能としたり、インクタンクのみで着脱可能としたものな
どのカートリッジ形式が主流となっている。
【0009】上述のカートリッジ形式を用いる場合に
は、交換の煩雑さを低減し耐久性を向上させ、そしてよ
りユーザーが使いやすい安価なものが要求される。
【0010】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、交
換の煩雑さを軽減させるためには、単位体積当たりのイ
ンク収容量を多くする必要があるので、インク容器の形
態として前述した多孔質部材にインクを保持する構成は
体積当たりのインク収容効率の面から好ましくない。そ
して、多孔質部材を用いた場合には、インク残留の問題
が生じる。
【0011】また、前述したように可撓性部材によりイ
ンク容器を構成する場合において、負圧発生機構を可撓
性部材の弾性変形に依存する構成とした場合は、多孔質
部材を用いた場合と同様に収容されたインクを最後まで
使いきることはできないし、逆に負圧発生を可撓性部材
の弾性変形を利用せず、水頭圧差により行う場合にはキ
ャリッジに必要となる空間が大きくなり、インクジェッ
ト記録装置自体の大型化を招いてしまうことになる。
【0012】本発明では、非可撓性のインク容器に直接
インクを貯留するインク収容形態を用いたうえでインク
ジェット記録装置の小型化を実現することを目的とす
る。
【0013】さらに、インク収容効率が高くインク残留
量の少ないインク収容部等からなるインク供給系を提供
することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明では、上述の目的
を達成するための手段として、インクを吐出する吐出部
を備えた記録ヘッドと、該記録ヘッドに前記インクを供
給するためのインクタンクと、を有するインクジェット
記録装置において、前記インクタンクから前記吐出部へ
インクを供給するインク供給路と、該インク供給路中に
設けられた供給路開閉手段と、前記インクタンク内部へ
外気を導入する大気連通部と、該大気連通部に設けられ
た大気連通部開閉手段と、前記供給路開閉手段及び大気
連通部開閉手段の双方の作動を制御する制御手段とを有
することを特徴とするインクジェット記録装置を提供す
るものである。
【0015】また、前述の構成において、前記大気連通
部開閉手段は前記大気連通部が設けられている内壁面に
向かって付勢手段により付勢される第1の弁機構からな
り、前記供給路開閉手段は前記インク供給路中のインク
供給方向に沿って付勢手段により付勢される第2の弁機
構からなるものであって、該第2の弁機構の付勢方向は
前記第1の弁機構の付勢方向と実質的に平行である構成
も提供するものである。
【0016】ここで、前記第1及び第2の弁機構はそれ
ぞれ磁性を帯びた弁部材と付勢するための弾性部材とか
らなり、前記制御手段は、前記弁部材の極性とは逆の極
性の磁力を発生する構成としても良い。
【0017】
【作用】上述の構成を用いることにより、インク漏れを
防止するためのインク供給路と大気連通部の開閉機構の
制御手段を兼用することができる。また、インク収容部
内に圧力調整手段を設ける必要がない。
【0018】さらに、上述の磁性を帯びた弁からなる弁
機構により開閉手段を構成した場合には、磁力の極性の
違いによる反発力を利用しているので、誤動作の可能性
が低い。
【0019】
【実施例】以下、本発明を図を用いて詳細に説明する。
なお、各実施例において同一の番号を付された要素は、
同様の機能を有するものとする。
【0020】(第1実施例)図1に本発明に係わるイン
クジェット記録装置の一例を示す。図1において、装置
本体1には螺旋溝2が刻まれたリードスクリュー3が回
転可能に軸支されており、このリードスクリュー3はギ
ア5及び6を介して駆動モータ4の正逆回転に連動す
る。キャリッジ7は、前述した螺旋溝2と係合する係合
部(不図示)を有するとともにガイドレール9に摺動自
在に案内されており、前記駆動モータ4の正逆回転に伴
って矢印a及びb方向に往復移動する。
【0021】このキャリッジ7には記録手段としてのイ
ンクジェット記録ユニット16が着脱可能に搭載されて
おり、記録紙やプラスチック薄板等の被記録材10に対
して記録走査が行われる。ここで、被記録材10は、搬
送モータ8によって駆動されるプラテンローラ11によ
って搬送され、記録領域においてはキャリッジ7の走査
方向に沿って延在する紙押さえ板12によってプラテン
11の周面に押圧されている。
【0022】また、キャリッジ7の走査域において、記
録走査域外にフォトカプラ13及び14が設けられ、キ
ャリッジ7に設けられたレバー15とともにキャリッジ
の基準位置を検出するためのホームポジション検知手段
を構成する。そして、被記録材10の搬送領域に隣接し
て、回復手段が設けられる。この回復手段は、前記イン
クジェット記録ユニット16の吐出口部(不図示)をキ
ャッピングするためのキャップ部材20と、吸引手段2
2及びクリーニングブレード26からなる。キャップ部
材20は支持部材21により、クリーニングブレード2
6は支持板25によりそれぞれ支持される。
【0023】本実施例においては、前述したインクジェ
ット記録ユニットの吐出口部は、前述の吸引手段22に
よりキャップ内開口23を介して吸引回復処理がなされ
る。ここで、レバー27は吸引回復動作を開始するため
のものであり、キャリッジ7と当接するカム28の移動
に伴って移動する。そして、このレバー27の移動に伴
ってギア29やクラッチ切り替え等の公知の伝達手段を
制御することにより、駆動モータ4からの駆動力の伝達
が制御される。
【0024】また、吐出口部の他の回復手段として、ク
リーニングブレード26によりインクジェット記録ユニ
ットの吐出口部が設けられた吐出口面をクリーニングす
る。なお、クリーニングブレード26は、クリーニング
時に吐出口面に当接するように支持板25に沿って摺動
が可能な構成となっている。クリーニングブレード26
としては、図示のものの他、公知の種々の形態のものを
用いても良い。
【0025】前述のキャッピング、クリーニング、吸引
回復の各処理は、キャリッジ7がホームポジション側の
領域に来たときに、リードスクリュー3の作用によりそ
れぞれの対応位置で行われることになる。そして、これ
らの各処理は周知のタイミング及びシーケンスを利用し
て任意の態様で、単独または複合的に実施される。
【0026】次に、図1中のインクジェット記録ユニッ
ト16の一例を図2に示す。図2は、記録ヘッド部17
とインク収容部であるインクタンク19とが一体となっ
た構成を採用したインクジェット記録ユニット16の断
面図を示すものである。そして、インクジェット記録ユ
ニット16が図1の装置に装着された場合において、図
2(a)はキャリッジ7の移動方向に沿った水平断面図
であり、(b)は該方向に沿った垂直断面図である。両
図とも模式的にインク供給及び大気導入を制御するため
の制御手段としての電磁力発生装置31が大気連通口4
1が設けられている外部壁面に対向する位置に設けられ
ている。また、図2(c)はキャリッジ走査方向に対し
て垂直な方向の断面図である。
【0027】本実施例におけるインクジェット記録ユニ
ット16は、図1に示すキャリッジ7に設けられた不図
示の位置決め手段により、該キャリッジ7に着脱可能に
固定支持され、不図示の電気接点により印字情報等が与
えられるディスポーザブルタイプのカートリッジ形式を
採用している。
【0028】図2(a)において、35はインクを吐出
するための吐出口であり、36はインク収容部であるイ
ンクタンク19内に貯留されたインクを吐出口35に供
給するためのインク供給路である。このインク供給路3
6の経路中にはインク供給制御室37が設けられ、該室
内にはインク供給路を遮断するための開閉手段として弁
38と付勢手段としての弾性部材39からなる弁機構が
設けられている。
【0029】ここで、弁38は磁性を帯びた物質によっ
て少なくとも一部が構成されるものであり、耐インク性
向上のために樹脂またはゴム等で被覆された構成とする
ことがより好ましい。また、弾性部材39は、金属バ
ネ、ゴム等、弾性力の発生する形態であれば特に材料は
選ばない。
【0030】弁38はバネ等の弾性部材39により押圧
されるため、通常時にはインク供給路36を閉状態とす
る構成となっており、図に示したように、弁38の付勢
方向の先に磁力発生装置が設けられているため、弁38
には極性の異なる磁力が加えられた時にのみ開状態とな
る。
【0031】ここで、前記インク供給路開閉手段の作動
を制御する制御手段としての磁力発生装置は、電磁石3
0と制御装置31からなり、前述したように弁部材38
とは異なる極性の磁力を発生する。なお、本図において
は簡略化のため制御装置内には電力供給手段32とスイ
ッチ33が示されているが、磁力発生装置は本図の構成
に限られるものではなく、少なくとも本構成と等価な回
路を一部に有する構成であれば良い。
【0032】そして、40はインク供給路36の端部に
設けられたフィルターであり、ゴミ等の不純物が記録ヘ
ッド部に侵入するのを防止している。
【0033】本実施例においては、上述した構成により
インク収容部からインク吐出部へのインク供給は制御さ
れている。
【0034】また、本実施例では、インク収容部内の内
圧調整手段として、大気連通経路に開閉手段を備えた構
成となっている。大気連通経路は大気連通口41、小室
42、内部開口43からなり、小室42内には磁性を帯
びた弁44と付勢手段としての弾性部材45が設けられ
ている。この大気連通部の開閉手段の作動を制御するの
は、前述したインク供給路開閉手段を制御した電磁石等
からなる磁力発生装置である。
【0035】本構成においては、双方の弁の作動制御を
共通の制御装置、本実施例においては電磁石30とその
制御装置31からなる磁力発生装置によって制御するこ
とができるので、構成上複雑になることもなく、インク
ジェット記録装置の大型化を招くことはない。
【0036】そして、図2(a)に示したように、イン
ク供給路中の開閉手段としての弁38の付勢方向と、大
気連通経路中の開閉手段としての弁44の付勢方向は実
質的に等しく(平行をなしている)なるように並設され
ており、双方の弁とも極性が同一である。
【0037】本実施例においては、双方の弁の付勢方向
が図1に示したインクジェット記録装置に設けられた電
磁石のインクジェット記録ユニットに対向する面に対す
る法線方向に沿っており、互いに実質的に平行な構成と
なっている。
【0038】そして、インク供給路中に設けられた弁は
インク供給方向に沿って吐出口側へ付勢されており、さ
らに、大気連通経路中に設けられた弁は外気を導入する
ための開口へ向けてインク収容部内部から開口が設けら
れている内壁面へと付勢されているため、インク収容部
内の圧力が環境変化等により上昇した場合にも、双方の
弁が開状態となることはない。また、弁を開状態にする
には、弁の極性とは異なる極性の磁力を用いねばなら
ず、ある程度の反発力も必要となるので、不用意にイン
クジェット記録ユニットを放置しても、通常の電磁弁構
造にみられる磁石による吸引構造を用いた場合に比べて
開状態となり難い。
【0039】本発明において、弁の付勢方向は、弁機構
が通常閉となるように大気連通口が設けられた内壁面に
向かって弁が付勢されていれば良いものであるが、前述
した弁機構の弾性部材による弁の付勢方向は互いに平行
であることが好ましく、弁の付勢方向が前述した法線方
向に沿ったものであることがより好ましい。
【0040】これは、弁が閉塞する部分の密閉状態を解
除する場合に、双方の弁が同時に開状態とするためであ
る。仮に、インク供給口側から弁機構が開状態となった
場合には、インク収容部内が大気に開放されていないた
め、吐出口部のメニスカスが崩れて外気を吐出口部に引
き込むおそれがある。
【0041】従って、上述のように弁の付勢方向を双方
とも平行にすることにより、吐出口部への外気の引き込
みを防止することができる。
【0042】また、図2(b)及び(c)に示したよう
に、前述した大気連通経路の開閉手段がインクジェット
記録ユニット16がキャリッジ7の装着時に上方とな
り、インク供給路のフィルター40が設けられた端部が
インク収容部19の底面近傍に位置するように設けられ
る。
【0043】通常、物流時においては、弾性部材39及
び45の付勢力により弁38及び44が押圧され、イン
ク供給路及び大気連通路は閉状態となり、インク容器内
は完全密閉状態となる。これにより、いかなる環境変化
(例えば高温下、振動、衝撃)によってもインクもれは
生じない。
【0044】また、図3に本実施例に係わる制御系のブ
ロック図を示す。図3において、51はプリンタ内に設
けられたメインコントローラであり、演算処理等を行う
CPU52、画像データ等を展開するためのRAM5
3、フォントデータや制御用のプログラム等を格納した
ROM54、プリンタ内の各処理のタイミング等を調整
するためのタイマ55、そして、外部の情報処理装置、
例えばコンピュータ等とデータの授受を行うインターフ
ェース部56等から構成されている。
【0045】また、61は記録ヘッド部17に記録信号
や電力などを送出するヘッドドライバ、62及び63は
それぞれキャリアモータ4及び搬送モータ8を駆動させ
るのに必要な信号や電力などを送出するモータドライ
バ、64は前述したフォトカプラ13及び14等からな
るキャリッジ7の基準位置を設定するためのキャリアセ
ンサ、65は被記録媒体10の有無を検出するためのペ
ーパーセンサである。そして、66が前述した電磁石3
0の発生させる磁界の強弱や磁界形成時間を制御するた
めの制御装置であるマグネットドライバである。
【0046】なお、図3のブロック図には含まれていな
いが、他に上記の電気回路に電力を供給するための電源
部があり、これには例えば充電式のバッテリーやAC電
源用変換器等がその使用意図にあわせて選択される。
【0047】上述の電気回路構成により制御されるプリ
ンタのシーケンスの概略を図4に示す。図4は、先に図
1に示したインクジェット記録装置にインクジェット記
録ユニット16を搭載した際の制御シーケンスの概略フ
ローチャートを示すものであり、以下、図を用いて弁
(バルブ)機構の制御を説明する。
【0048】始めに、ステップS1で電源が投入され、
インクジェットヘッドが先の図1のインクジェットプリ
ント装置のキャリッジ7にセットされているか否か等の
プリンタ側の状態がチェックされる。準備状態にあると
判断された場合にステップ2へと進む。このとき、キャ
リッジ7はホームポジションに移動し、電磁石30に対
して所定間隔離れた位置で停止するようにセットされ
る。本実施例では、2mm以内となるよう設定した。
【0049】そして、回復操作が必要か否かをステップ
S2にて判断することになる。例えばここで、装置本体
に設けられた不図示のクリーニングボタン等がON状態
になっているとCPUが判断した場合には、マグネット
ドライバ66に指令を送り、電磁石30に弁38及び4
4の極性と異なる磁性を発生させる。
【0050】その結果、ステップS3の弁38及び44
は電磁石30に対して反発し開放状態へと移行する。
【0051】そして、インク供給路と大気連通路が連通
状態のまま、ステップS4のクリーニング工程に移行す
る。ここでは、ギアが切り替えられ、モータドライバ6
2によりキャリアモータ4が駆動されることにより、イ
ンク吐出部35からインク吸引動作が施される。
【0052】この吸引工程における経過時間は、前述し
たタイマ55により判断され、所定時間経過後にモータ
ドライバ62によりキャリアモータ4の駆動を停止させ
ると共に、マグネットドライバ66により電磁石30へ
の電力の供給を停止させることにより、ステップS5の
弁38及び44が閉じた状態へと進む。
【0053】また、ステップS6において、CPUが印
字工程の開始を判断した場合には、CPUの指示により
ヘッドドライバ61が記録ヘッド部17を駆動し、これ
に同期してモータドライバ62及び63がそれぞれキャ
リアモータ4及び搬送モータ8が駆動される。
【0054】本実施例においては印字中は弁38を閉じ
たままとし、Nライン(通常2〜4ラインに設定され
る)印字した後にホームポジションに戻り、前述したバ
ルブ開閉動作を行うような構成とした。
【0055】すなわち、ステップS6で印字信号が外部
よりインターフェース部56を介して入力されたことを
CPU52が判断した後、ステップS7において数ライ
ン印字することになるが、この間はインク吐出部35と
弁38の間に保持されたインクを消費することになる。
【0056】この後、ステップS8及びステップS9に
より、この消費に伴うインク保持部の負圧の上昇分をバ
ルブ38の開閉を行うことにより、吐出部側にインクを
供給して所定の負圧状態にするという操作を行う。
【0057】このステップS7からステップS9までの
工程は、ステップS10においてCPU52がRAM5
3に格納された印字データを所定領域に対して印字し終
えたことを判定するまで繰り返される。
【0058】本実施例の構成を採用することにより、非
可撓性のインク収容部に直接インクを貯留してインク収
容部の体積あたりのインク収容効率の向上を図った場合
でも、吐出口部におけるメニスカスを常に正常に保ち、
高品位な画像記録を行うことができる。
【0059】また、上述したように、回復操作の時間
と、印字の間のみ弁38及び44が開放される機構であ
るため、インクジェット記録装置ごと輸送したり、落下
したりしてもインク収容部内のインクが漏れることは全
くないし、環境変化等が生じた場合にもインク収容部か
らのインク漏れを確実に防止できる。
【0060】以上説明したように、本発明に係わるイン
クジェット記録ユニットを用いることにより、インク収
容量を多くし、単純なシーケンスのみで、いかなる状態
においてもインクもれを防止することができた。また、
印字品位も高品質が維持された。
【0061】(第2実施例)以下、本発明に係わる第2
の実施例を説明する。なお、本実施例におけるシーケン
スは前述した第1実施例とほぼ同様であるが、以下の点
で異なる。
【0062】本実施例においては、電磁石30からのイ
ンク供給経路中に設けられた弁38までの距離と、大気
連通経路中に設けられた44の距離とを異ならせて、弁
38との間隔を広くすることにより、電磁石30の磁力
発生時に弁38が開状態となる前に大気連通経路側の弁
44を開状態となるようにしている。
【0063】ここで、電磁石の電源投入後に磁力が一定
の強度になるまでの磁力の変化(立ち上がり勾配)を制
御して弁が開状態となる時間差を変化させるために、通
常の立ち上がり以上に勾配をつけるための電圧等の調整
を前述したマグネットドライバ66により行うことがよ
り好ましい。
【0064】他の時間差をつける手段として、それぞれ
の弁を付勢する弾性部材39に対して弾性部材45の付
勢力を小さくする構成や、弁44側の磁力を強くしてよ
り反発する構成を用いても良いし、これらを組み合わせ
ても良い。
【0065】上述の構成を用いた場合の各弁の開閉状態
について図5を用いて説明する。
【0066】通常、物流時や印字待機状態においては、
前述の実施例と同様に、図5(a)に示すように弾性部
材39及び45の付勢力により弁38及び44が押圧さ
れ、インク供給路及び大気連通路は閉状態となり、イン
ク収容部内は完全密閉状態となる。
【0067】印字は、前述した第1実施例と同様に双方
の弁とも閉の状態の時に行われる。このときの印字に伴
うインク消費のため、記録ヘッド部側のインク保持部の
内圧が低下する。
【0068】所定の印字を行った後、インクジェット記
録ユニットを搭載したキャリッジはホームポジション等
の所定位置に移動する。この時、電磁石30の制御装置
31のスイッチ33が閉となり、磁界が形成され始め
る。このとき図5(b)に示したように電磁石30から
近距離の弁44が先に開状態となり、インク収容部内と
大気が連通状態となる。
【0069】そして、図5(c)に示したようにインク
収容部からインク供給経路中の開閉手段までの減圧状態
を緩和した後、インク供給経路中の弁38が開状態とな
る。この時、吐出口部ではメニスカスが形成されてお
り、また、インク収容部側が大気に開放された状態とな
っているため、記録ヘッド側へインクが圧力差により供
給される。
【0070】この開閉工程を採用することにより、記録
ヘッド部へのインク供給時に吐出口部から外気を引き込
むことを確実に防止できる。また、基本的な構成は第1
実施例と同様なので、環境温度変化による内圧の上昇時
においてインク漏れを生じない、弁の制御装置に必要な
空間を少ないものとできる、インクジェット記録ユニッ
ト放置時に弁が開状態となる可能性が低い等の第1実施
例において達成された効果も、本第2実施例において得
られるものであることは言うまでもないことである。
【0071】(その他の実施例)本発明に係わるインク
ジェット記録装置の他の実施例を図6に示す。本実施例
においては、電磁石30をキャリッジ7上に設け、イン
クジェット記録ユニットがキャリッジ上に装着された状
態で、電磁石30との間隔が所定寸法となるように構成
される。
【0072】本実施例のシーケンスや弁の構成は、前述
の第1実施例と同様にしても良いが、より吐出口部への
大気の引き込みが生じる可能性を低くしたい場合には第
2実施例の構成を採用することが望ましい。
【0073】本実施例の構成を採用した場合には、弁の
開閉工程を行う場合に所定の位置(前述の実施例におい
てはホームポジション)まで移動する必要がなくなるの
で、全体的な印字時間の短縮が可能である。また、本実
施例においても、全くインクもれは生じず、印字品位、
回復動作ともに全く問題が生じなかった。
【0074】本発明を適用可能な他の構成としては、記
録ヘッド部とインクタンク部が分離する形式等が挙げら
れる。この構成においてはインク収容部のみを交換可能
であるために、記録ヘッド部の使用期間を、その寿命に
みあったものにすることができる。また、大気連通部の
開閉機構における弁機構の磁力の劣化によりインク供給
路側が先に開状態となることを防止できる。
【0075】
【発明の効果】本構成においては、インク供給路開閉手
段と大気連通部開閉手段の作動制御をひとつの制御装置
によって制御することができるので、構成上複雑になる
こともなく、インクジェット記録装置の大型化を招くこ
とはない。
【0076】そして、上述した開閉手段として弁機構を
用いた場合には、インク供給路中に設けられた弁はイン
ク供給方向に沿って吐出口側へ付勢されており、さら
に、大気連通経路中に設けられた弁は外気を導入するた
めの開口へ向けてインク収容部内部から開口が設けられ
ている内壁面へと付勢されているため、インク収容部内
の圧力が環境変化等により上昇した場合にも、双方の弁
が開状態となることはない。
【0077】また、弁を開状態にするには、弁の極性と
は異なる極性の磁力を用いねばならず、ある程度の反発
力も必要となるので、不用意にインクジェット記録ユニ
ットを放置しても、通常の電磁弁構造にみられる磁石に
よる吸引構造を用いた場合に比べて開状態となる可能性
を低いものとでき、信頼性が向上する。
【0078】また、インク供給路が開状態となる前に大
気連通部を開状態とする構成とした場合には、上記の効
果に加えて、吐出口部への外気の引き込みをより確実に
防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わるインクジェット記録装置の一例
を示す概略図。
【図2】(a)(b)(c)は本発明に係わる第1実施
例を示す断面図。
【図3】本発明に係わる制御系のブロック図。
【図4】本発明に係わる開閉機構のシーケンスを示すフ
ローチャート。
【図5】(a)(b)(c)は本発明に係わる第2実施
例を示す断面図。
【図6】本発明に係わる他のインクジェット記録装置の
一例を示す概略図。
【符号の説明】
1 装置筐体 2 螺旋溝 3 リードスクリュー 4 駆動モータ 5 ギア 6 ギア 7 キャリッジ 8 搬送モータ 9 ガイドレール 10 被記録材 11 プラテンローラ 12 紙押さえ板 13 フォトカプラ 14 フォトカプラ 15 レバー 16 インクジェット記録ユニット 17 記録ヘッド部 19 インク収容部(インクタンク) 20 キャップ部材 21 支持部材 22 吸引手段 23 開口 25 支持板 26 クリーニングブレード 27 レバー 28 カム 29 ギア 30 電磁石 31 制御手段 32 電力供給手段 33 スイッチ 35 吐出口部 36 インク供給路 37 小室 38 弁 39 弾性部材 40 フィルタ 41 大気連通口 42 小室 43 内部開口 44 弁 45 弾性部材 51 メインコントローラ 52 CPU 53 RAM 54 ROM 55 タイマ 56 インターフェイス部 61 ヘッドドライバ 62 モータドライバ 63 モータドライバ 64 キャリアセンサ 65 ペーパセンサ

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インクを吐出する吐出部を備えた記録ヘ
    ッドと、該記録ヘッドに前記インクを供給するためのイ
    ンクタンクと、を有するインクジェット記録装置におい
    て、 前記インクタンクから前記吐出部へインクを供給するイ
    ンク供給路と、 該インク供給路中に設けられた供給路開閉手段と、 前記インクタンク内部へ外気を導入する大気連通部と、 該大気連通部に設けられた大気連通部開閉手段と、 前記供給路開閉手段及び大気連通部開閉手段の双方の作
    動を制御する共通の制御手段とを有することを特徴とす
    るインクジェット記録装置。
  2. 【請求項2】 前記大気連通部開閉手段は前記大気連通
    部が設けられている内壁面に向かって付勢手段により付
    勢される第1の弁機構からなり、 前記供給路開閉手段は前記インク供給路中のインク供給
    方向に沿って付勢手段により付勢される第2の弁機構か
    らなるものであって、該第2の弁機構の付勢方向は前記
    第1の弁機構の付勢方向に沿うことを特徴とする請求項
    1に記載のインクジェット記録装置。
  3. 【請求項3】 前記第1及び第2の弁機構はそれぞれ磁
    性を帯びた弁部材と付勢するための弾性部材とからな
    り、 前記制御手段は、前記弁部材の極性とは逆の極性の磁力
    を発生することを特徴とする請求項2に記載のインクジ
    ェット記録装置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、前記大気連通部開閉手
    段を開状態としたした後に前記供給路開閉手段を開状態
    とすることを特徴とする請求項1に記載のインクジェッ
    ト記録装置。
  5. 【請求項5】 前記第1の弁機構の弾性部材の付勢力
    は、前記第2の弁機構の弾性部材の付勢力よりも小さい
    ことを特徴とする請求項2に記載のインクジェット記録
    装置。
  6. 【請求項6】 前記第1の弁機構の弁部材の磁力は、前
    記第2の弁機構の弁部材の磁力よりも大きいことを特徴
    とする請求項3に記載のインクジェット記録装置。
  7. 【請求項7】 インクを吐出する吐出部を備えた記録ヘ
    ッドと、該記録ヘッドに前記インクを供給するためのイ
    ンクタンクと、を有するインクジェット記録ユニットに
    おいて、 前記インクタンクから前記吐出部へインクを供給するイ
    ンク供給路と、 該インク供給路中に設けられた供給路開閉手段と、 前記インクタンク内部へ外気を導入する大気連通部と、 該大気連通部に設けられた大気連通部開閉手段と、を有
    し前記大気連通部開閉手段は前記大気連通部が設けられ
    ている内壁面に向かって付勢手段により付勢される第1
    の弁機構からなり、 前記供給路開閉手段は前記インク供給路中のインク供給
    方向に沿って付勢手段により付勢される第2の弁機構か
    らなるものであって、該第2の弁機構の付勢方向は前記
    第1の弁機構の付勢方向に沿うことを特徴とするインク
    ジェット記録ユニット。
  8. 【請求項8】 インクを吐出する吐出部を備え、該吐出
    部にインクを供給するためのインクを貯蔵したインクタ
    ンクからインクを導入するためのインク供給路を有する
    記録ヘッドにおいて、 該インク供給路中に設けられた供給路開閉手段を有して
    おり、 前記供給路開閉手段は前記インク供給路中のインク供給
    方向に沿って付勢手段により付勢される弁機構からなる
    ものであって、 該弁機構の付勢方向は、前記インクタンク内部へ外気を
    導入する大気連通部に設けられた大気連通部開閉手段に
    設けられた弁機構の付勢方向に沿うことを特徴とする記
    録ヘッド。
  9. 【請求項9】 インクを吐出する吐出部を備えた記録ヘ
    ッドに供給する前記インクを貯留するためのインクタン
    クにおいて、 前記インクタンク内部へ外気を導入する大気連通部と、 該大気連通部に設けられた大気連通部開閉手段と、 前記大気連通部開閉手段は前記大気連通部が設けられて
    いる内壁面に向かって付勢手段により付勢される第1の
    弁機構からなり、 該第1の弁機構の付勢方向は、前記インクタンクから前
    記吐出部へインクを供給するインク供給路中に設けられ
    た供給路開閉手段が備える第2の弁機構の付勢方向に沿
    うことを特徴とするインクタンク。
JP26259494A 1994-10-26 1994-10-26 インクジェット記録装置、該インクジェット記録装置に搭載可能な記録ユニット、該記録ユニットを構成する記録ヘッド及びインクタンク Withdrawn JPH08118671A (ja)

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