JPH08117101A - 電気給湯器 - Google Patents

電気給湯器

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JPH08117101A
JPH08117101A JP26238394A JP26238394A JPH08117101A JP H08117101 A JPH08117101 A JP H08117101A JP 26238394 A JP26238394 A JP 26238394A JP 26238394 A JP26238394 A JP 26238394A JP H08117101 A JPH08117101 A JP H08117101A
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JP
Japan
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water
water level
float
container
water pipe
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Application number
JP26238394A
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English (en)
Inventor
Yoshitada Nakao
善忠 中尾
Masahiro Yokono
政廣 横野
Nobuo Ganji
伸夫 元治
Yoshimi Iwamoto
良美 岩本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 動作が安定な水位検知を行い、視認性の良い
水位表示を行う電気給湯器を提供する。 【構成】 液体を収容する容器34と、前記容器34の
上部と下部で連通する水管30と、水管30内に位置し
軸方向に長い浮き36と、複数組の光学センサ37〜3
9と、水位の表示を行う表示手段41とを有し、浮き3
6は複数組の光学センサ37〜39の少なくとも1つの
光を遮断し、浮き36の位置を検出し、浮き36の位置
により水位を演算し、表示手段41により水位を表示す
る構成である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、湯を沸かして保温する
電気湯沸かし器や、一旦沸かした湯を冷却して提供する
冷水器等のいわゆる電気給湯器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電気湯沸かし器や冷水器等のいわ
ゆる電気給湯器には、図8および図9に示すように、容
器1の上下で連通する水管2の外周面に設けた電極3と
水管2内の水4そのものとを2つの電極とする静電容量
5が水位によって変化することを利用して、静電容量5
により周波数が決まる発振回路6を構成し、この発振周
波数から水量演算手段7により水量を検知し、表示手段
8で水位を表示するものがあった。ここで発振回路6は
インバータ9、10、抵抗11、12、静電容量5(抵
抗成分13を含む)から構成されており、さらに電極3
には対地間に浮遊容量14が存在している。
【0003】また、図10に示すように、本体15と容
器16を覆う蓋17内に一端を回転可能に支持した浮き
18を設け、その回転軸19に取り付けた指示体20を
蓋17の前面に臨ませて、容器16内の水位を指示体2
0の回転によって示すようにしたものもあった。
【0004】また図11に示すように、容器(図示せ
ず)に連通する水管21の中に浮き22を入れて、この
水管21を本体23に設けた窓24に臨ませて水位を示
すものもあった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の電気給湯器では、次のような課題があった。
【0006】すなわち、従来の電気給湯器の第1の例で
は、水管2内の水4そのものを電極としているので、水
4が純水に近く電気伝導度が小さい場合は抵抗13が大
きくなり安定な発振ができないという問題があった。さ
らに、電極3は対地間に浮遊容量14を有するので、人
が近づくと発振周波数が変化し水量検出に誤差を生じる
という問題も有していた。
【0007】従来の電気給湯器の第2の例では、蓋17
内に浮き18とその回転軸19や支持体などが存在する
ため取扱いが不便であり、使い勝手が悪いという問題が
あった。また、容器内の水量を回転角に変換して相対的
に表示してあるため、残水量が直感的につかみにくいと
いう課題があった。
【0008】従来の電気給湯器の第3の例では、水管2
1内の浮き22を赤などに着色しているものの浮き22
自体が小さいので、少し離れたところからでは視認しに
くいという問題があった。また、容器と連通する水管2
1を本体23外縁部に近接させているので外部との熱の
伝導が生じ保温効率が低くなるとともに、冷水を蓄えて
いるときには水管21とその周辺に結露を生じるという
問題があった。
【0009】本発明は上記従来の課題を解決するもの
で、動作が安定で視認性のよい水位検知装置を備えた電
気給湯器を得ることを第1の目的としている。
【0010】また、下限水量あるいは上限水量を明示的
に知ることのできる電気給湯器を提供することを第2の
目的としている。
【0011】また、断熱性を向上させて保温効率を高め
ると同時に結露も防止し得る電気給湯器を提供すること
を第3の目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は上記第1の目的
を達成するために、液体を収容する容器と、前記容器の
上部と下部で連通する水管と、前記水管内に設けられた
軸方向に長い浮きと、複数組の光学センサと、表示手段
とを有し、前記浮きは前記複数組の光学センサの少なく
とも1つ以上と関係する水位検知装置を有することを第
1の課題解決手段としている。
【0013】また、第2の目的を達成するために、上記
第1の課題解決手段に加えて、浮きは、容器の最小水位
または最大水位では複数組の光学センサのどれとも関係
しない構成にしたことを第2の課題解決手段としてい
る。
【0014】また、第3の目的を達成するために、上記
第1または第2の課題解決手段に加えて、水管と複数組
の光学センサの周囲に断熱処理を施したことを第3の課
題解決手段としている。
【0015】
【作用】本発明は上記した第1の課題解決手段により、
水位を安定して検知し表示することができる。
【0016】また、第2の課題解決手段により、容器の
水が最小水位または最大水位であることを明確に知るこ
とができる。
【0017】また、第3の課題解決手段により、水位検
知のための水管及び周辺の結露を防ぐことができる。
【0018】
【実施例】以下、本発明の第1の課題解決手段の実施例
を図1〜図4を使って説明する。図1は、本発明の電気
給湯器の一実施例の要部の縦断面図である。図1に示す
ように、ガラス製の水管30の下端は接続パイプ31、
32と延長管33を介して容器34の下部と連通し、上
端は接続パイプ35を介して容器34の上部と連通して
いる。水管30の中には軸方向に長い浮き36が入れて
あり、水管30の下部には第1の光学センサ37があ
る。この第1の光学センサ37は、赤外発光ダイオード
37aとフォトトランジスタ37bとからなり、水管3
0を挟んで向かい合う位置に設けてある。
【0019】水管30の中間位置には第2の光学センサ
38、水管30の上部位置には第3の光学センサ39を
設けてあり、これらの光学センサ38、39も赤外発光
ダイオード38a、39aとフォトトランジスタ38
b、39bとからなっており、浮き36がそれぞれの光
学センサの赤外発光ダイオードとフォトトランジスタの
間に存在するときには遮光される。
【0020】図2は、水位が変化したときのそれぞれの
場合の浮き36と各光学センサ37〜39との位置関係
を示したのもので、その結果各光学センサの発光・受光
は図3に示すようになる。ここで、浮き36は、どんな
水位であっても光学センサ37〜39の少なくとも1つ
以上を遮光するようにしているので、浮き36を見失う
ことがない。そして、水位検知装置40によって水位を
検知して本体前面に設けてある発光ダイオードによる表
示手段41によって図4に示すように5段階の水位表示
を行う。
【0021】上記したように本実施例によれば、光透過
性の水管を挟んで設けた光学センサと水管内にある軸方
向に長い浮きの相対位置により水位を検知するので動作
が安定である。また、検知した水位を本体前面の発光ダ
イオードからなる水位表示手段により示すので視認性が
よい。
【0022】つぎに、本発明の第2の課題解決手段の実
施例を図5〜図7を使って説明する。なお、上記実施例
と同じ構成のものは同一の符号を付して説明を省略す
る。図5は、本実施例における電気給湯器の要部の縦断
面図で、通常の使用における最小とすべき水位の状態を
示してある。この最小水位以下において光学センサ37
は、浮き36にかからない位置に配置している。このよ
うに、浮き36がどの光学センサにもかからない状態を
最小水位以下とする構成にすれば、浮き36と第1の光
学センサ37との位置の設定が簡単で、かつ水管30を
容器34に連通させるにも容易になるものである。
【0023】本実施例ではこの最小水位を0.3リット
ルとし、この最小水位以下では表示手段41の最下段の
発光ダイオードのみを点滅させて表示し、他の水位表示
と明確に区別している。図6は、各水位レベルでの浮き
の代表的な位置とそのときの水位表示とを一覧にして示
したものでる。
【0024】上記したように本実施例によれば、浮きが
どの光学センサにもかからない状態を最小水位以下とす
る構成により、水管と浮き、光学センサの構成が容易に
なるものである。
【0025】なお、本実施例では最小水量以下の場合に
どの光学センサとも関係しない構成としたが、最大水量
以上の場合にどの光学センサとも関係しない構成とする
事も可能であり、その場合は水管上部およびその周辺の
構成が容易になるのは言うまでもない。
【0026】つぎに、本発明の第3の課題解決手段の実
施例を図7を使って説明する。なお、上記実施例と同じ
構成のものは同一の符号を付して説明を省略する。図7
は本実施例における電気給湯器の要部の縦断面図で、容
器34の底部から連通管42を介してポンプ43が設け
てあり、このポンプ43はモーター(図示せず)によっ
て駆動されて容器内の水を熱交換手段44に送り出す。
熱交換手段44は、本実施例ではペルチェ素子を使用し
て送られてきた水を冷却している。熱交換手段44で冷
却された水は、循環パイプ46を通って容器34に戻さ
れる。容器34の外周には遮熱板47が巻かれており断
熱材としてグラスウールを充填している。本体49の上
部にある蓋50にもグラスウールを充填し、上記連通管
42、ポンプ43、循環パイプ46には独立した気泡を
持つ発泡性の樹脂で覆って断熱を図っている。
【0027】そして、容器34内の水位を検知するため
の水管30、光学センサ37〜39とその周辺も同じく
独立した気泡を持つ発泡性の樹脂で覆って断熱を図って
いる。光学センサ37〜39を用いて水位を検知して表
示手段(ここでは図示せず)にて水位を表示させるのは
上記実施例と同じである。
【0028】上記したように本実施例によれば、水位を
検知するための水管および光学センサに断熱処理を施し
ているので、水管と光学センサ周辺の結露を防止するこ
とができ、また容器内の水の保冷効率も向上させること
ができる。
【0029】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように本発明
によれば、容器の上部と下部で連通する水管内に軸方向
に長い浮きを設け、この浮きと少なくとも1つ以上が関
係する複数組の光学センサにより水位を検知して表示手
段にて水位を表示するので、動作が安定で視認性のよい
水位検知装置を備えた電気給湯器が得られる。
【0030】また、容器の最小水位以下または最大水位
以上では複数組の光学センサのどれとも関係しない構成
にして、その状態を表示するので、容器内の水が最小水
位以下または最大水位以上であることを明確に知ること
ができる。
【0031】また、水管と複数組の光学センサの周囲に
断熱処理を施したことにより、断熱性を向上させて保温
効率を高めると同時に結露も防止し得るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における電気給湯器の要
部縦断面図
【図2】同実施例の浮きと光学センサとの関係を示す図
【図3】同実施例の光学センサの受光と遮光との関係を
示す図
【図4】同実施例における水位表示を示す図
【図5】本発明の第2の実施例における電気給湯器の要
部縦断面図
【図6】同実施例における水位と浮きの位置、表示を示
す図
【図7】本発明の第3の実施例における電気給湯器の要
部縦断面図
【図8】従来の電気給湯器の要部断面図
【図9】同電気給湯器の水位検知部の回路図
【図10】従来の別の電気給湯器の分解斜視図
【図11】従来のさらに別の電気給湯器の外観斜視図
【符号の説明】
30 水管 34 容器 36 浮き 37、38、39 光学センサ 40 水位検知装置 41 表示手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岩本 良美 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液体を収容する容器と、前記容器の上部
    と下部で連通する透光性の水管と、前記水管内に設けら
    れた軸方向に長い浮きと、複数組の光学センサと、表示
    手段とを有し、前記浮きは前記複数組の光学センサの少
    なくとも1つ以上と関係する構成にした水位検知装置を
    備える電気給湯器。
  2. 【請求項2】 浮きは、容器の最小水位または最大水位
    では複数組の光学センサのどれとも関係しない構成にし
    た請求項1記載の電気給湯器。
  3. 【請求項3】 水管と複数組の光学センサの周囲に断熱
    処理を施した請求項1または2に記載の電気給湯器。
JP26238394A 1994-10-26 1994-10-26 電気給湯器 Pending JPH08117101A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017135209A1 (ja) * 2016-02-05 2017-08-10 株式会社日本トリム 電解水生成装置
JP2019040088A (ja) * 2017-08-25 2019-03-14 コニカミノルタ株式会社 加湿装置、画像形成装置、画像形成システムおよび液面位置判定方法

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