JPH08116689A - センサレスモータ駆動回路 - Google Patents

センサレスモータ駆動回路

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JPH08116689A
JPH08116689A JP6276979A JP27697994A JPH08116689A JP H08116689 A JPH08116689 A JP H08116689A JP 6276979 A JP6276979 A JP 6276979A JP 27697994 A JP27697994 A JP 27697994A JP H08116689 A JPH08116689 A JP H08116689A
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衡一 稲垣
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    • H02P6/00Arrangements for controlling synchronous motors or other dynamo-electric motors using electronic commutation dependent on the rotor position; Electronic commutators therefor
    • H02P6/14Electronic commutators
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    • H02P6/182Circuit arrangements for detecting position without separate position detecting elements using back-emf in windings
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    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
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Abstract

(57)【要約】 【目的】モータの回転速度に関係なく常に最適な駆動コ
イルに対する駆動電流のスイッチングが行えるセンサレ
スモータ駆動回路を提供すること。 【構成】励磁コイル1,2の誘起電圧に基づいて回転す
るロータRの基準位置を検出する検出手段3と、検出手
段3の出力信号3s−1,3s−2より、微分パルス7
sを発生させる微分パルス発生手段7と、クロック8s
を分周したパルス8pに対して、微分パルス7sを比較
する位相比較器40を持つPLL回路8と、クロック8
sをカウントして所定カウント数の間に微分パルス7s
が発生しないときに起動パルス10sを発生する起動パ
ルス発生回路10と、クロック8sをカウントすること
によりあるいは前記起動パルス10sにより、ロータR
の基準位置より所定量遅延させた遅延パルス9sを発生
させるラッチ遅延回路9と、遅延パルス9sに基づいて
励磁コイルの通電切り換え信号13s−1ないし13s
−4を発生する回路6,12を具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、センサレスモータの駆
動回路の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】センサレスモータの駆動回路としては、
たとえば2相のブラシレスモータを駆動する回路が知ら
れている。この2相のブラシレスモータを駆動する回路
は、ホール素子等の回転検出素子を用いずに、駆動コイ
ルに発生する誘起電圧(逆起電圧)を利用し、駆動コイ
ルに通電される駆動電流(通電)を切り換えるようにな
っている。この種の一般的なセンサレスモータの駆動回
路は、励磁コイルの誘起電圧を検出し、極性が反転する
タイミングに対してある遅延量を与えて通電切り換えを
行っている。
【0003】また、一般的なセンサレスモータの駆動回
路では、通電切り換え時に発生するスパイク電圧(フラ
イバック電圧)をフィルタ等によって除去している。さ
らに、一般的なセンサレスモータの駆動回路では、モー
タのロータが制止すべき位置(基準位置ともいう)にす
でにあって駆動コイルに対して通電した直後にモータの
ロータが起動しない場合に備えて、ある時間内に駆動コ
イルにおける誘起電圧を検出できなかった時には、起動
パルスを発生して強制的にその通電パターンに切り換え
るようになっている。
【0004】このような極性が反転するタイミングにあ
る遅延量を与えたり、スパイク電圧を除去するためのフ
ィルタを設けたり、そして起動パルスを生成する方式と
しては、アナログ式とデジタル式に大きく大別すること
ができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】アナログ式の回路で
は、CRの時定数を利用して、位相の遅延量や、スパイ
ク電圧の除去および起動パルスの生成を行っている。ま
たデジタル方式の回路では、マイクロプロセッサを使用
するのがほとんどである。従って、回路規模が大きなシ
ステムでは、デジタル方式が使用可能であるが、回路が
小規模の用途では、マイクロプロセッサをコストの点で
使用できないために、必然的にデジタル式ではなくアナ
ログ式を採用せざるを得ない。
【0006】ところがアナログ式では、CR時定数回路
の各要素の最適定数を設定する必要があるが、各要素の
互いの定数の干渉によって最適定数の設定が難しく、ま
た抵抗やコンデンサが多数必要であるために、部品点数
が多くなってしまうという欠点がある。
【0007】そこで本発明は上記課題を解消するために
なされたものであり、アナログ方式で構成された回路と
比較して外付け部品が少なくなり、コストダウンが図
れ、モータの回転速度に関係なく常に最適な駆動コイル
に対する駆動電流のスイッチングが行えるセンサレスモ
ータ駆動回路を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の課題を解決する
ための手段と作用の説明では、理解を助けるために各構
成要素に符号を付けるが、各構成要素は符号を付けた実
施例に限定されるものではない。上記目的は、本発明に
あっては、ロータRと、前記ロータRに対して複数の励
磁コイル1,2を備えたモータを駆動するためのセンサ
レスモータ駆動回路において、励磁コイル1,2の誘起
電圧に基づいて回転する前記ロータRの基準位置を検出
する検出手段3と、前記検出手段3の出力信号3s−
1,3s−2より、微分パルス7sを発生させる微分パ
ルス発生手段7と、クロック8sを生成可能なPLL回
路8であって、前記クロック8sを分周したパルス8p
に対して、前記微分パルス7sを比較する位相比較器4
0を持つPLL回路8と、前記クロック8sをカウント
して、所定カウント数の間に微分パルス7sが発生しな
いときに起動パルス10sを発生する起動パルス発生回
路10と、前記クロック8sをカウントすることによ
り、あるいは前記起動パルス10sにより、前記ロータ
Rの基準位置より所定量遅延させた遅延パルス9sを発
生させるラッチ遅延回路9と、前記遅延パルス9sに基
づいて前記励磁コイルの通電切り換え信号13s−1な
いし13s−4を発生する回路12と、前記通電切り換
え信号13s−1ないし13s−4に基づいて励磁コイ
ルに通電するドライバ回路6と、を具備するセンサレス
モータ駆動回路により、達成される。本発明にあって
は、好ましくは前記クロック8sをカウントすることに
より、前記通電切り換え時に発生する疑似パルスを抑制
する期間Tを発生するマスク信号発生回路11を具備す
る。本発明にあっては、好ましくは前記PLL回路8
は、前記ラッチ遅延回路9の遅延量および前記マスク信
号発生回路11の疑似パルス抑制期間Tを、前記ロータ
Rの回転速度に応じて制御する。本発明にあっては、好
ましくは前記モータは、2相両方向センサレスモータで
あり、回転磁気ヘッド装置の回転ドラムの回転用に用い
られる。本発明にあっては、好ましくは前記モータは、
2相両方向センサレスモータであり、光ディスクの回転
用に用いられる。
【0009】
【作用】上記構成によれば、検出手段3は、励磁コイル
1,2の誘起電圧に基づいて回転するロータRの基準位
置を検出する。この基準位置とは、ロータRが回転する
と、コイルに交流電圧が誘起されるが、この交流電圧が
ゼロボルトになった時のロータRの位置のことである。
励磁コイル1,2のどちらかに通電があり、その磁力に
よりロータRが引きつけられて回転すると、検出手段3
は逆起電圧6s−2,6s−4を検出する。微分パルス
発生手段7は、検出手段3の出力信号3s−1,3s−
2より、微分パルス7sを発生させる。クロック8sを
生成可能なPLL回路8の位相比較器40は、クロック
8sを分周したパルス8pに対して微分パルス7sを比
較する。ラッチ遅延回路9は、クロック8sをカウント
することにより、ロータRの基準位置より所定量遅延さ
せた遅延パルス9sを発生する。回路6,12は、遅延
パルス9に基づいて励磁コイル1,2の通電切り換え信
号13s−1ないし13s−1を発生して、励磁コイル
1,2の次の通電パターンに強制的に切り換える。上述
したように、ロータRが通電により回転する場合に対し
て、ロータRが仮に磁力で引きつけられて制止すべき位
置(中立位置)にあるときには、ロータRが基準位置に
あって励磁コイル1,2に通電してもロータRが動かず
誘起電圧も生じない。この場合には、起動パルス発生回
路10は、クロック8sをカウントして所定カウント数
の間に微分パルス7sが発生しないときに起動パルス1
0sを発生する。ラッチ遅延回路9は、起動パルス10
sに基づいて遅延パルス9sを発生する。回路6,12
は、遅延パルス9sに基づいて励磁コイル1,2の通電
切り換え信号13s−1ないし13s−4を発生して、
励磁コイル1,2の次の通電パターンに強制的に切り換
える。マスク信号発生回路11は、好ましくはクロック
8sをカウントすることにより、通電切り換え時に発生
する疑似パルスを抑制する期間Tを発生する。PLL回
路8は、好ましくはラッチ遅延回路9の遅延量およびマ
スク信号発生回路11の疑似パルス抑制期間Tを、ロー
タRの回転速度に応じて制御することができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例を添付図面に基
づいて詳細に説明する。なお、以下に述べる実施例は、
本発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種
々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説
明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、
これらの態様に限られるものではない。
【0011】図1は、本発明のセンサレスモータ駆動回
路の好ましい実施例を示している。図1に示すセンサレ
スモータ駆動回路は、2相両方向通電型のセンサレスモ
ータの駆動装置を示している。図1において、2相両方
向センサレスモータ(以下、センサレスモータという)
120は、センサレスモータ駆動回路100により駆動
されるようになっている。このセンサレスモータ120
は、たとえばVTR等に用いられる回転磁気ヘッド装置
の回転ドラムを回転するのに用いられたり、あるいは光
ディスク装置における光ディスクの回転用のモータとし
て用いることができるものである。
【0012】センサレスモータ120は、2つの駆動コ
イル(励磁コイルともいう)1,2とロータRを有して
いる。ロータRは、N極とS極を有している。駆動コイ
ル1からは、誘起電圧6s−1と誘起電圧(逆起電圧)
6s−2が得られる。駆動コイル2側からは、誘起電圧
6s−3と誘起電圧(逆起電圧)6s−4を得ることが
できる。
【0013】図1において、センサレスモータ駆動回路
100は、次のような構成要素を有している。ロータR
の回転により2相の駆動コイル1または駆動コイル2に
より生じた逆起電圧6s−2,6s−4は、検出器3に
対して入力できるようになっていて、これにより回転す
るロータRの基準位置を検出する。このロータRの基準
位置とは、ロータRが回転すると、コイルに交流電圧が
誘起されるが、この交流電圧がゼロボルトになった時の
ロータRの位置のことである。検出器3は、これらの逆
起電圧6s−2,逆起電圧6s−4に基づいて、図6に
示すコンパレート信号3s−1とコンパレート信号3s
−2を、セレクタ4と微分回路7にそれぞれ与えるよう
になっている。セレクタ4は、スイッチング回路5およ
びデコーダ12を介してドライバ6に接続されている。
【0014】図1の微分回路7は、微分パルス発生手段
7であり、図4のコンパレート信号3s−1,3s−2
のどちらかが反転した時に1つの微分パルス7sを発生
するようになっている(たとえば図4の矢印F1,F2
を参照)。つまり2相の駆動コイル1,2の逆起電圧6
s−2,逆起電圧6s−4のどちらかが、図6に例示す
るゼロクロス点ZCを通過する毎に微分パルス7sを発
生させることになる。この微分パルス7sは、PLL回
路8、ラッチ回路9、起動パルス発生回路10、マスク
信号発生回路11およびディレイ回路14にそれぞれ入
力される。
【0015】図1のPLL回路8は、図4の微分パルス
7sに対して、たとえば図4に示す16倍のクロックパ
ルス信号8sを発生するためのものである。PLL回路
8は、微分パルス7sに同期して、図4に示すようなク
ロックパルス信号8sを出力する。図5は、このPLL
回路8の構成の一例を示している。位相比較器40は、
微分回路7から微分パルス7sが入力されるようになっ
ている。位相比較器40は、ローパスフィルタ(LP
F)42を介して電圧制御型発振器(VCO)44に接
続されている。位相比較器40は、電圧制御型発振器4
4から出力されるクロックパルス信号8sを分周して得
られるパルス8p(図4参照)と、微分回路7からの微
分パルス7s(図4参照)を比較して、図5の出力40
aを出力するようになっている。図5の電圧制御型発振
器44は、1/N分周器46を介して位相比較器40に
接続されている。1/N分周器46は、電圧制御型発振
器44からのクロックパルス信号8sを、1/16の周
波数に分周して位相比較器40にパルス8pとして与え
る。
【0016】出力40aの周波数成分のうちの一定周波
数以下の成分は、ローパスフィルタ42を通過する。電
圧制御型発振器44は、ローパスフィルタ42の出力4
2aにより制御されて、この出力42aに対応した周波
数のクロックパルス信号8sを発生するようになってい
る。これにより、電圧制御型発振器44は、微分回路7
からの微分パルス7sのたとえば16倍付近の周波数の
クロックパルス信号8sを発振することができる。この
際、ローパスフィルタ42の出力42aの電圧が高い場
合には、高い周波数のクロックパルス信号8sを出力
し、出力42aの電圧が低い場合には、低い周波数のク
ロックパルス信号8sを出力する。
【0017】図1のラッチ遅延回路(ラッチ回路)9
は、内部にカウンタを持ち、図4のクロックパルス信号
8sをカウントすると共に、微分回路7からの微分パル
ス7sからたとえば3クロック後に、図4に示す矢印G
1,G2に示すように、ラッチ遅延パルス9sを発生す
るようになっている。このラッチ遅延パルス9sは、ロ
ータRの基準位置より所定量遅延させたパルスである。
【0018】図1のマスク信号発生回路11は、図4の
微分パルス7sの発生時からラッチ遅延パルス9sを通
過してさらに所定のクロック数経つまでの間、マスク信
号11sをオンするようになっている。このマスク信号
発生回路11は、図6に示すような駆動コイル1(U相
に相当)の通電波形において、駆動コイル1に流す電流
のスイッチイングに伴なう逆起電圧波形に起因するゼロ
クロス点ZC1が、図1のセレクタ4の論理回路に入力
されるのを防止する回路である。このマスク信号発生回
路11の疑似パルス抑制期間Tは、駆動コイル1,2を
通電切り換えする時に発生する疑似パルス(図6に示す
フライバック電圧)を抑制する期間である。マスク信号
発生回路11は、図1の駆動コイル1,2のスイッチに
伴なうゼロクロス点ZC1をマスクして、スイッチング
に伴なう逆起電圧波形(フライバック電圧)をマスクす
ることにより、フライバック電圧の除去を行っている。
なぜなら、フライバック電圧の発生に起因するゼロクロ
ス点ZC1は、センサレスモータの回転によらないで発
生するゼロクロス点ZC1であるからである。
【0019】図1の起動パルス発生回路10は、PLL
回路8からのクロックパルス信号8sをカウントして、
予め設定されたクロック数の間に、微分パルス7sが発
生しなかった場合に、微分パルス7sの代わりに起動パ
ルス10sを発生するためのものである。起動パルス1
0sは、ラッチ回路9とマスク信号発生回路11に働き
かけて、ラッチ回路9とマスク信号発生回路11は、こ
の駆動パルス10sに基づいて微分パルス7sが発生し
た時と同様の働きを行う。
【0020】ディレイ回路14は、図4に示すディレイ
信号14sを、微分回路7の微分パルス7sとPLL回
路8からのクロックパルス信号8sに基づいて、デコー
ダ12に対して図4のディレイ信号14sを出力するよ
うになっている。このディレイ回路(遅延回路)14
は、図3のディレイ信号14sを発生する。このディレ
イ信号14sは、通電切り換え信号13s−1ないし通
電切り換え信号13s−4に対して、オーバラップ期間
TORを設定して、1相(駆動コイル1または2)がオ
ンしてから他相(駆動コイル2または1)がオフになる
まで遅延を持たせて、オーバラップ通電を行うようにな
っている。次の相のオン信号とディレイ信号14sの論
理積で前の相をオンし、一定時間オーバラップして通電
する。具体的には、たとえば通電切り換え信号13s−
2(B)がオンしていると、次に通電切り換え信号13
s−3(C)がオンするタイミングにおいて、通電切り
換え信号13s−3(C)とディレイ信号14sの論理
積がとられ、通電切り換え信号13s−2(B)を継続
してオンしている。そして、ディレイ信号14sがオフ
すると同時に通電切り換え信号13s−2(B)もオフ
になる。その間、通電切り換え信号13s−2(B)と
通電切り換え信号13s−3(C)は、オーバラップし
て通電される。オーバラップ期間TORを含む各相の通
電電気角EAは、たとえば135°である。このオーバ
ラップ通電は、ロータRの起動時、加速時あるいは減速
時に行いトルクアップを図る。そして、ロータRが規定
回転数になったらデコーダ12に対するディレイ信号1
4sの供給は停止して、オーバラップ通電を止めて通常
の通電電気角が90°の通電に切り換える。ディレイ信
号14s(E)はスイッチングの度に所定時間オンす
る。たとえばディレイ信号14s(E)は誘起電圧のゼ
ロクロス点から遅れて(理想的には45°)出力され
る。ラッチ遅延信号9sは、ディレイ信号14sの時間
の半分だけラッチ出力を早めるのがベストである。この
ようなオーバラップ通電は、たとえばCD−ROM装置
などで、アクセスタイムを短くするためにトルクアップ
を行うために有用である。ここまでの各要素の説明で
は、図1のセンサレスモータ駆動回路100における内
部の制御を行うためのコントロール信号の生成方式につ
いて説明している。
【0021】次に、駆動コイル1,2に対して、駆動電
流を通電するためのデータの流れについて説明する。図
1のセレクタ4に入った図4に示すコンパレート信号3
s−1,3s−2は、図1のマスク信号発生回路11の
マスク信号11sがオフの間セレクタ4を通過し、マス
ク信号11sがオンの間はマスク信号11sがオンする
寸前のデータがラッチされて、セレクトデータ信号4s
−1,4s−2としてスイッチング回路5に対して出力
される。スイッチング回路5では、ラッチ遅延パルス9
sのタイミングでセレクトデータ信号4s−1,4s−
2がラッチされる。つまり、上述したように微分パルス
7sからたとえば3クロック後にセレクトデータ信号4
s−1,4s−2がラッチされる。
【0022】スイッチング回路5からのスイッチング出
力5s−1,5s−2は、デコーダ12に入力されるよ
うになっている。デコーダ12は、図2に示すような論
理回路になっている。図2のスイッチング出力(U相に
相当)5s−1と(V相に相当)5s−2は、デコーダ
12の論理回路に基づく通電コードに従ってデコードさ
れて、通電切り換え信号13s−1ないし13s−4と
して、図1のドライバ6に対して与えられる。図1のド
ライバ6は、トランジスタをスイッチングして図3に示
すように相切り換えを行って、図1の駆動コイル1,2
に通電する。このように、一連の駆動コイル1,2に対
して通電するためのデータの流れのほとんどは、PLL
回路8から発生されるクロックパルス信号8sを基準と
してセンサレスモータ駆動回路100の内部でコントロ
ールすることができる。
【0023】次に、図1のセンサレスモータ駆動回路1
00の動作を説明する。 (1) ロータRが通電時に回転する場合 センサレスモータ駆動回路100に対して通電をして図
1のロータRを回転する場合には、2つの駆動コイル
1,2のうちのどちらかに駆動電流の通電が行われる。
駆動コイル1,2のどちらかに通電が行われると、その
通電のあったたとえば駆動コイル1の磁力により、ロー
タRが引き付けられて少し回転する。すると、既に述べ
たように駆動コイル1の誘起電圧(逆起電圧6s−2も
しくは6s−4)を検出器3が検出する。逆起電圧6s
−2,6s−4の波形は、図4に一例を示している。
【0024】図1の検出器3が逆起電圧6s−2,6s
−4を検出すると、図1の検出器3はコンパレート信号
3s−1,3s−2を出力し、これに基づいて微分回路
7は図4の微分パルス7sを生成し、微分パルス7sは
PLL回路8、ラッチ回路9、起動パルス発生回路1
0、マスク信号発生回路11、ディレイ回路14に与え
られる。セレクタ回路4はセレクトデータ信号4s−
1,4s−2を生成する。図1のPLL回路8は、最低
周波数でクロックパルス信号8sを発生して、このクロ
ックパルス信号8sを、ラッチ遅延回路9、駆動パルス
発生回路10、マスク信号発生回路11、ディレイ回路
14に与える。
【0025】ラッチ遅延回路9とマスク信号発生回路1
1は、この微分パルス7sに基づいて働く。ラッチ遅延
回路9は、ラッチ遅延パルス9sを発生する。スイッチ
ング回路5では、このラッチ遅延パルス9sは、微分パ
ルス7sから所定クロック後、たとえば3クロック後に
セレクトデータ信号4s−1,4s−2をラッチする。
セレクトデータ信号4s−1,4s−2により、スイッ
チング回路5の出力が強制的に次の相に切り換えられ
る。このラッチ遅延パルス9sにより、スイッチング回
路5のスイッチング出力5s−1,5s−2が強制的に
次の相に切り換えられた結果、デコーダ12からドライ
バ6に対して通電切り換え信号13s−1ないし13s
−4が与えられて、駆動コイル1,2に通電されて、ロ
ータRが回転することになる。ロータRが回転を始める
と、上述した一連の動作が繰り返されてロータRの回転
が速くなると同時に、図4に示したような誘起電圧のゼ
ロクロス点ZCを通過するタイミングが速くなって、図
4に示す微分パルス7sの発生間隔が狭くなる。
【0026】図1のPLL回路8は、常にこの微分パル
ス7sの、たとえば16倍のクロックパルス信号8sを
発生し、さらには微分パルス7sからたとえば3クロッ
ク後に常に相切り換えを行うことができる。PLL回路
8は、ロータRの回転数に関係なく、常にゼロクロス点
から一定の遅延間隔でスイッチングすることができる回
路である。
【0027】本発明のセンサレスモータの駆動回路の実
施例では、駆動装置100の内部に励磁コイルともいう
駆動コイル1,2の誘起電圧を入力とするPLL回路8
を有している。PLL回路8のクロックパルス信号8s
を基にして、ラッチ遅延回路9により位相シフト(位相
遅れを積極的に形成)を形成してロータRの基準位置よ
り所定量遅延させる。マスク信号発生回路11は、クロ
ックパルス信号8sを基にして、マスク期間T(図6参
照)のタイミング形成して図6に示す不要なフライバッ
ク電圧を除去する。これにより、図1のモータ120の
ロータRの速度が変化しても、常に最適な駆動コイル
1,2の通電を行うことができる。
【0028】また、ディレイ回路14は、図4に示すデ
ィレイ信号14sを、微分回路7の微分パルス7sとP
LL回路8からのクロックパルス信号8sに基づいて、
デコーダ12に対して出力する。このディレイ回路(遅
延回路)14は、図3のディレイ信号14sを発生す
る。このディレイ信号14sは、通電切り換え信号13
s−1ないし通電切り換え信号13s−4に対して、オ
ーバラップ期間TORを設定して、1相がオンしてから
他相がオフになるまで遅延を持たせて、オーバラップ通
電を行う。このオーバラップ通電は、ロータRの起動
時、加速時あるいは減速時に行いトルクアップを図る。
そして、ロータRが規定回転数になったら、デコーダ1
2に対するディレイ信号14sの供給は停止して、オー
バラップ通電を止めて通常の通電電気角が90°の通電
に切り換える。
【0029】(2) ロータRが通電時にすでに制止す
べき位置にあり通電によっては回転を始めない場合 駆動コイル1,2に通電後に、仮に図1のロータRが引
き付けられて、ロータRの静止すべき位置に既にあった
場合には、ロータRは動かないと同時に、誘起電圧6s
−1,6s−3と逆起電圧6s−2,6s−4が発生し
ないことになる。このように通電してもロータRが静止
している場合においても、図1のPLL回路8は、最低
周波数でクロックパルス信号8sを発生して、このクロ
ックパルス信号8sを、ラッチ遅延回路9、駆動パルス
発生回路10、マスク信号発生回路11、ディレイ回路
14に与える。起動パルス発生回路10は、このクロッ
クパルス信号8sを受けて、このクロックパルス信号8
sをカウントして、予め設定された数に達すると、上述
した微分パルス7sに代わりに、起動パルス発生回路1
0は起動パルス10sを発生して、ラッチ遅延回路9と
マスク信号発生回路11に与える。
【0030】ラッチ遅延回路9とマスク信号発生回路1
1は、この起動パルス10sに基づいて働く。ラッチ遅
延回路9は、ラッチ遅延パルス9sを発生する。スイッ
チング回路5では、このラッチ遅延パルス9sは、セレ
クトデータ信号4s−1,4s−2をラッチする。セレ
クトデータ信号4s−1,4s−2により、スイッチン
グ回路5の出力が強制的に次の相に切り換えられる。こ
のラッチ遅延パルス9sにより、スイッチング回路5の
スイッチング出力5s−1,5s−2が強制的に次の相
に切り換えられた結果、デコーダ12からドライバ6に
対して通電切り換え信号13s−1ないし13s−4が
与えられて、駆動コイル1,2に通電されて、ロータR
が回転することになる。ロータRが回転を始めると、上
述した一連の動作が繰り返されてロータRの回転が速く
なると同時に、図4に示したような誘起電圧のゼロクロ
ス点ZCを通過するタイミングが速くなって、図4に示
す微分パルス7sの発生間隔が狭くなる。
【0031】図1のPLL回路8は、常にこの微分パル
ス7sの、たとえば16倍のクロックパルス信号8sを
発生し、さらには微分パルス7sからたとえば3クロッ
ク後に常に相切り換えを行うことができる。PLL回路
8は、ロータRの回転数に関係なく、常にゼロクロス点
から一定の遅延間隔でスイッチングすることができる回
路である。
【0032】本発明のセンサレスモータの駆動回路の実
施例では、駆動装置100の内部に励磁コイルともいう
駆動コイル1,2の誘起電圧を入力とするPLL回路8
を有している。PLL回路8のクロックパルス信号8s
を基にして、ラッチ遅延回路9により位相シフト(位相
遅れを積極的に形成)を形成してロータRの基準位置よ
り所定量遅延させる。マスク信号発生回路11は、クロ
ックパルス信号8sを基にして、マスク期間T(図6参
照)のタイミング形成して図6に示す不要なフライバッ
ク電圧を除去する。これにより、図1のモータ120の
ロータRの速度が変化しても、常に最適な駆動コイル
1,2の通電を行うことができる。
【0033】また、ディレイ回路14は、図4に示すデ
ィレイ信号14sを、微分回路7の微分パルス7sとP
LL回路8からのクロックパルス信号8sに基づいて、
デコーダ12に対して出力する。このディレイ回路(遅
延回路)14は、図3のディレイ信号14sを発生す
る。このディレイ信号14sは、通電切り換え信号13
s−1ないし通電切り換え信号13s−4に対して、オ
ーバラップ期間TORを設定して、1相がオンしてから
他相がオフになるまで遅延を持たせて、オーバラップ通
電を行う。このオーバラップ通電は、ロータRの起動
時、加速時あるいは減速時に行いトルクアップを図る。
そして、ロータRが規定回転数になったら、デコーダ1
2に対するディレイ信号14sの供給は停止して、オー
バラップ通電を止めて通常の通電電気角が90°の通電
に切り換える。
【0034】以上説明した本発明の実施例は、従来のよ
うなアナログで構成された駆動回路と比較して、外付け
部品が少なくなるために、コストダウンが図れると同時
にマウント工数の削減につながる。また、本発明の実施
例では、トルクアップが必要なたとえば起動時に駆動コ
イルの1相当たり90°以上の通電角度でオーバラップ
通電を行うことにより、たとえば30パーセントのトル
クアップを図ることができ、本発明の実施例は、CD−
ROM等の駆動に最適である。しかも、本発明の実施例
は、トルクアップしながら、定速時のロータ回転でトル
クリップルに影響を受けにくく、節電も可能である。
【0035】本発明の実施例は、アナログで構成された
従来の駆動回路と比較して、各タイミングが安定してお
り、タイミングの変化がロジックで行えるので、駆動回
路セットに対して実装した後でも容易にモードに合せた
タイミングの変更が行える。本発明の実施例は、モータ
のロータRの回転速度に関係なく、常に最適な駆動電流
のスイッチングを行うことができる。本発明の実施例で
は、ラッチ遅延回路9により位相遅れを作ることがで
き、センサレスモータ120の極性が反転するタイミン
グにある遅延量を与えて通電切り換えを行うことができ
る。本発明の実施例では、マスク信号発生回路11を用
いているので、このマスク信号発生回路により、駆動コ
イル1,2に対する通電切り換え時に発生するスパイク
電圧(フライバック電圧)を発生する期間マスキングし
て除去することができ、スパイク電圧により生ずるゼロ
クロス点を誤って検出することがなくなる。
【0036】本発明の実施例において、起動パルス発生
回路10は、駆動コイル1,2に対して通電した直後に
ロータRが駆動しない場合に備えて、ある時間内に誘起
電圧を検出できなかった時に、微分パルス7sに代え
て、起動パルス10sを発生して、駆動コイル1,2に
対して強制的に次の通電パターン切り換えるようになっ
ている。このような各要素は、データ回路として1つの
センサレスモータ駆動回路100内に構成されている。
【0037】次に、図7は、本発明の別の実施例を示し
ている。図7の実施例では、デコーダの通電コードが異
なっている。すでに述べた図3の実施例におけるデコー
ダの論理回路における通電コードでは、ディレイ信号1
4sは、通電切り換え信号13s−1ないし通電切り換
え信号13s−4に対して、オーバラップ期間TORを
設定して、1相(駆動コイル1または2)がオンしてか
ら他相(駆動コイル2または1)がオフになるまで遅延
を持たせて、オーバラップ通電を行うようになってい
る。
【0038】これに対して、図7の実施例におけるデコ
ーダの論理回路における通電コードでは、図1のディレ
イ信号14がなく、デコーダ12に対してディレイ信号
14sが与えられておらず、通電切り換え信号13s−
1ないし通電切り換え信号13s−4に対して、オーバ
ラップ期間TORを設定されていない。つまり、図7に
示すように、スイッチング出力5s−1,5S−2のデ
ータの組み合わせにより、4通りの通電タイミングであ
る通電切り換え信号13s−1ないし通電切り換え信号
13s−4を発生していて、オーバラップ通電を行って
いない。通電切り換え信号13s−1では、図1の駆動
コイル1の正方向に電流が流れたとすると、通電切り換
え信号13s−2では、その逆方向に流れる。また、通
電切り換え信号13s−3では、図1の駆動コイル2の
正方向に電流が流れたとすると、通電切り換え信号13
s−4では、その逆方向に流れる。
【0039】ところで本発明は上記実施例に限定されな
い。本発明のセンサレス駆動回路は、2相モータに限ら
ず、3相のセンサレスモータに対しても適用することが
できる。また、2相モータとしては、コアレスモータや
鉄心型モータだけでなく、PM型ステッピングモータや
HB(ハイブリッド)型ステッピングモータに適用する
ことができる。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ア
ナログ方式で構成された回路と比較して外付け部品が少
なくなり、コストダウンが図れ、モータの回転速度に関
係なく常に最適な駆動コイルに対する駆動電流のスイッ
チングが行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のセンサレスモータ駆動回路の好ましい
実施例を示すブロック図。
【図2】図1のセンサレスモータ駆動回路のデコーダの
論理回路を示す図。
【図3】図2のデコーダの論理回路における通電コード
を示す図。
【図4】図1のセンサレスモータ駆動回路の各信号のタ
イムチャートを示す図。
【図5】図1のPLL回路の構成の一例を示す図。
【図6】1つの駆動回路の通電波形の例を示し、通電切
り換え時におけるフライバック電圧およびゼロクロス点
の一例を示す図。
【図7】本発明の別の実施例のおけるデコーダの論理回
路における通電コードを示す図。
【符号の説明】
1,2 モータの駆動コイル(励
磁コイル) 3 検出器(検出手段) 3s−1,3s−2 コンパレート信号 4 セレクタ 4s−1,4s−2 セレクトデータ信号 5 スイッチング回路 6 ドライバ 6s−1ないし6s−4 誘起電圧(逆起電圧) 7 微分回路(微分パスル発
生手段) 7s 微分パルス 8 PLL回路 8s クロックパルス信号 9 ラッチ遅延回路(ラッチ
回路) 9s ラッチ遅延パルス(ラッ
チパルス) 10 起動パルス発生回路 10s 起動パルス 11 マスク信号発生回路 12 デコーダ 13s−1ないし13s−4 通電切り換え信号 14 ディレイ回路 14s ディレイ信号 100 センサレスモータ駆動回
路 120 センサレスモータ R モータのロータ T 疑似パルス抑制期間

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロータと、前記ロータに対して複数の励
    磁コイルを備えたモータを駆動するためのセンサレスモ
    ータ駆動回路において、 励磁コイルの誘起電圧に基づいて回転する前記ロータの
    基準位置を検出する検出手段と、 前記検出手段の出力信号より、微分パルスを発生させる
    微分パルス発生手段7と、 クロックを生成可能なPLL回路であって、前記クロッ
    クを分周したパルスに対して、前記微分パルスを比較す
    る位相比較器を持つPLL回路と、 前記クロックをカウントして、所定カウント数の間に微
    分パルスが発生しないときに起動パルスを発生する起動
    パルス発生回路と、 前記クロックをカウントすることにより、あるいは前記
    起動パルスにより、前記ロータの基準位置より所定量遅
    延させた遅延パルスを発生させるラッチ遅延回路と、 前記遅延パルスに基づいて前記励磁コイルの通電切り換
    え信号を発生する回路と、 前記通電切り換え信号に基づいて励磁コイルに通電する
    ドライバ回路と、を具備することを特徴とするセンサレ
    スモータ駆動回路。
  2. 【請求項2】前記クロックをカウントすることにより、
    前記通電切り換え時に発生する疑似パルスを抑制する期
    間を発生するマスク信号発生回路を具備する請求項1に
    記載のセンサレスモータ駆動回路。
  3. 【請求項3】 前記PLL回路は、前記ラッチ遅延回路
    の遅延量および前記マスク信号発生回路の疑似パルス抑
    制期間を、前記ロータの回転速度に応じて制御する請求
    項2に記載のセンサレスモータ駆動回路。
  4. 【請求項4】 前記モータは、2相両方向センサレスモ
    ータであり、回転磁気ヘッド装置の回転ドラムの回転用
    に用いられる請求項1ないし請求項3のいずれかに記載
    のセンサレスモータ駆動回路。
  5. 【請求項5】 前記モータは、2相両方向センサレスモ
    ータであり、光ディスクの回転用に用いられる請求項1
    ないし請求項3のいずれかに記載のセンサレスモータ駆
    動回路。
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