JPH01255495A - 直流ブラシレスモータの回転方向検出回路 - Google Patents

直流ブラシレスモータの回転方向検出回路

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JPH01255495A
JPH01255495A JP63083334A JP8333488A JPH01255495A JP H01255495 A JPH01255495 A JP H01255495A JP 63083334 A JP63083334 A JP 63083334A JP 8333488 A JP8333488 A JP 8333488A JP H01255495 A JPH01255495 A JP H01255495A
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JP
Japan
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signal
circuit
rotor
rectangular wave
induced voltage
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JP63083334A
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Tomohiro Inoue
智寛 井上
Yasuhiro Okada
康弘 岡田
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、各種熱源の冷却用フ1ンモータ等に用いられ
る直流ブラシレスモータの回転方向検出回路に関するも
のであり、特に回転子の磁極位置検出手段を設けること
なく、その回転子を正確に回転駆動するセンサーレスの
直流ブラシレスモータの回転方向検出回路に関するもの
である。
従来の技術 直流ブラシレスモータの固定子巻線に電流を供給して回
転駆動させるにおいては、固定子巻線に流す電流を各相
の巻線に得られる誘起電圧に応じて切換え、各巻線に対
する電流供給制御を行って、回転子を回転駆動していた
。このように各相の固定子巻線に得られる誘起電圧によ
り、その巻線に対する電流供給制御を行う場合には、起
動時においては、固定子巻線には、誘起電圧が発生して
いないため、外部より回転子に回転トルクを与えていた
発明が解決しようとする課題 しかしながら、このように、直流ブラシレスモーフの固
定子巻線に得られる誘起電圧により、その固定子巻線に
対する電流供給制御を行う場合の起動時において、外部
より回転子に回転トルクを与えるために、外部信号等に
より、その固定子巻線に交互に電流供給を行い回転トル
クを与えて、起動させる。このような方法により起動さ
せた場合には、回転方向が一定でない。
このため、回転子の回転方向を検出して、適正な回転方
向へ、制御する必要があり、上記回転方向を制御するた
めの信号を固定子巻線に生じる誘起電圧より得ようとす
るものが提案されている。
例えば2相の直流ブラシレスモーフの各相の固定子巻線
に生じる誘起電圧がその正極性部と負極性部の時間幅が
互いに相違する場合には、各相の固定子巻線に生じる誘
起電圧のみにて考えれば正転時/逆転時において誘起電
圧の正極性部と負極性部の時間幅が相違する。しかし、
このような直流ブラシレスモーフは、各相の固定子巻線
に生じる誘起電圧を、同時に各相の固定子巻線に電流を
供給するスイッチング駆動部へ供給しているため、固定
子巻線に電流が供給されている場合には、当然誘起電圧
は発生していない。よって、正転時及び逆転時の信号を
取り出すに当たり、各相の固定子巻線の誘起電圧を正確
に取り出すことが困難となる。
本発明は、直流ブラシレスモータについて、その固定子
巻線に生じる誘起電圧のみを取り出し、正確な正転/反
転の信号を取り出し、回転子を適正な回転方向へ制御す
るための信号を取り出すための直流ブラシレスモータの
回転方向検出回路を得ることを目的とする。
課題を解決するための手段 上述の目的を達成すべ(、本発明に係る直流ブラシレス
モータの回転方向検出回路は、各相の電機子巻線に生じ
る誘起電圧がその正極性部と負極性部との時間幅が互い
に相違するものとなる直流ブラシレスモータの第1及び
第2の相の固定子巻線の夫々に電流を断続的に供給する
第1及び第2のスイッチング駆動部と、上記第1及び第
2の相の固定子巻線から得られる誘起電圧の夫々の正極
性部もしくは負極性部に基づき作られる第1及び第2の
矩形波パルス信号を形成する第1及び第2の波形整形部
と、この第1及び第2の矩形波パルス信号を受け2信号
の各矩形波パルス部の時間幅に基づいて、回転子の正転
及び逆転を検出し、検出された正転もしくは、逆転に対
応した出力信号を発生する回転方向検出部と、第1及び
第2のスイッチング駆動部を同時に制御する制御部と、
矩形波電圧を送出する矩形波電圧発生部により制御され
るとともに、上記回転方向検出部の信号を受けて回転方
向信号保持回路を備えたものである。
作用 このように構成される本発明に係る直流ブラシレスモー
タ回転方向検出回路においては、第1及び第2の各相の
固定子巻線の夫々に生じる誘起電圧が第1及び第2の波
形整形部に供給され、夫々に供給された誘起電圧を零レ
ベルと比較して、各誘起電圧の正極性部もしくは負極性
部に基づいて第1及び第2の矩形波パルス信号を形成し
、それらを回転方向検出部に供給する。
回転方向検出部は、これら第1及び第2の矩形波パルス
信号を基にして直流ブラシレスモータの回転子の正転及
び逆転に対応した出力を発生し、これを回転方向信号保
持回路へ供給する。
回転方向信号保持回路は、上記回転方向検出部の信号を
、直流ブラシレスモータとは別個に備えられた矩形波電
圧発生部からの矩形波電圧の立ち下がりのタイミングで
取り込み、次の立ち下がりのタイミングで書き変えられ
るまで保持する。この信号は、直流ブラシレスモータの
回転子を適正な回転方向へ!iIJ御するための信号と
して利用される。
、、J7− X己タイミング時においては、各相の固定
子巻線に電流を供給するスイッチング駆動部は、上記矩
形波電圧により制御されるスイッチング制御部によって
、第1及び第2のスイッチング駆動部を同時にオフする
ことにより、各相の固定子巻線に生じる誘起電圧のみを
、回転方向検出部で検出し上記回転方向信号保持回路へ
供給している。
このようにして、本発明に係る直流ブラシレスモータ回
転方向検出回路は、直流ブラシレスモーフの回転子を適
正な回転方向へ制御するための信号を得ることができる
実施例 以下、本発明の実施例について、図面を参照して述べる
第1図、第2図は本発明に係る直流ブラシレスモーフ回
転検出回路を内蔵した、直流ブラシレス2相モータ23
を駆動するための一実施例で、第1図はブロックダイア
グラム、第2図は(a)の具体的回路接続図である。
モータ23は、固定子を形成する2相の巻線1及び2と
永久磁石形とされた回転子3を有している。
回転子3は、円板状で、その中央に回転軸を有し、回転
軸の周囲が120°ずつの3つの領域に区分されており
、各領域は夫々N極着磁部分(N)。
S極着磁部分(S)及び無着磁部分(Z)とに区分され
ている。
固定子巻線1は、電源ライン+Vによりトランジスタ4
のコレクタ・エミッタ通路を介して接地されており、一
方固定子巻線2は、電源ライン十Vよりトランジスタ5
のコレクタ・エミッタ通路を介して接地されている。そ
してトランジスタ4は巻線1に対するスイッチング駆動
部21を形成しており、トランジスタ4がオン状態とな
るとき、電源ライン+Vから電流を供給する。また、ト
ランジスタ5は、巻線2に対するスイッチング駆動部2
1を形成しており、トランジスタ5がオン状態となると
き、電源ライン+Vから電流を供給する。
このように電流供給がなされる固定子巻線1及び2には
、回転子3の回転に伴う誘起電圧S1及びS2がそれぞ
れに生じる。その際、回転子3が正転状態にあるときに
は、例えば、巻線1に得られる誘起電圧S1は、第3図
Aに示す如く、その正極性部分の時間幅t1’が各負極
性部分の時間幅tlより小となり、かつ、巻線2から得
られる誘起電圧S2は、第3図Bに示す如く、その正極
性部分の時間幅t2′が各負極性部分t2より小となる
。誘起電圧S1と82は同様な波形を生じ、かつ、誘起
電圧S1と82との位相差180°を有する。これに対
して、回転子3が逆転状態にあるときには、巻線から得
られる誘起電圧S1は、第5図Aに示す如く、その正極
性部分の時間幅tt’が各負極性部分t!より大となる
ものとなり、かつ巻線2から得られる誘起電圧S2は、
第5図Bに示す如(、その正極性部分の時間幅t2′が
各負極性部分t2より大となり、誘起電圧S1と32と
の位相差180゛を有する。これら誘起電圧Sl及びS
2は、夫々、波形整形部24を形成するレベル比較回路
6及び7の■の入力端子へ供給される。レベル比較回路
6及び7の夫々の他方のe入力端子は、電源ライン+V
へ接続されており、レベル比較回路6及び7は、誘起電
圧S1及びS2を電源ライン+Vレベルと比較して、誘
起電圧S1及びS2の各正極性部分に応じて得られる矩
形波パルス信号P1及びP2を形成する。
従って矩形波パルス信号P1及びP2は、回転子3が正
転状態にあるときには、第3図C及びDに示す如く、夫
々の矩形波パルス部が比較的小さなパルス幅tl’及び
t2′となり、かつ、互いに180°の位相差を有する
。また、回転子3が逆転状態にあるときには、第5図C
及びDに示す如(、夫々の各矩形波パルス部が比較的大
なる時間幅t、J及びt2′となり、かつ、互いに18
0゜の位相差を有するものとなる。
上記レベル比較回路6及び7から夫々得られる矩形波パ
ルス信号P1及びP2は例えばD−FF回路による回転
方向検出部12のCK端子及びD端子に供給され、回転
方向検出部12は矩形波パルス信号P1及びP2の夫々
の各矩形波パルス部の時間幅t1’及びt2’の大小か
゛ら、回転子3が正転状態にあるか逆転状態にあるかを
検出する。
即ち、矩形波パルス信号P1及びP2の夫々の各矩形波
パルス部の時間幅tt’及びt、lが第3図C及びDに
示す如く比較的小で互いにオーバーラツプしない状態に
あることに基づいて、回転子3の正転状態を検出し、ま
た、矩形波パルス信号P1及びP2の夫々の各矩形波パ
ルス部の時間幅tt’及びt2′が第5図C及びDに示
す如く、比較的大で互いにオーバーラツプし合う状態に
あることに基づいて、回転子3の逆転状態を検出するも
のである。そして、回転方向検出部12は、回転子3の
正転状態が検出されている場合には、低レベルをとり、
回転子3の逆転状態が検出されている場合には高レベル
をとる出力信号Qrをその出力端Qに発生する。
そして、モータ23が回転している状態においては、ト
ランジスタ4及び5によるスイッチング駆動部21によ
って、各相の巻線1及び2に電流を供給するための信号
を、夫々の固定子巻線1及び2から得られる誘起電圧S
1及びS2によって制御する。誘起電圧S1は、レベル
比較回路6による波形整形部24により矩形波パルス信
号P1を形成し、上記回転方向検出部12へ供給すると
共に、駆動制御部9へ供給され、抵抗11を介して、ト
ランジスタ5のベースへ供給されて、巻線2への電流供
給を行うスイッチング駆動の信号となる。また、誘起電
圧S2は、駆動制御部9へ供給され、抵抗10を介して
、トランジスタ4のベースへ供給されて、巻線1への電
流供給を行うスイッチング駆動の信号となる。このよう
に固定千巻n1及び2から得られる誘起電圧S1及びS
2は、スイッチング駆動の信号として利用する。
よって、モータ23が、回転駆動されている場合の固定
子巻線1及び2には、回転子3の回転に伴う誘起電圧及
びスイッチング駆動による電流供給による電圧変動を含
めた、誘起電圧S1及びS2が夫々に生じる。その際、
回転子3が正転状態にあるときには、例えば、巻線1か
ら得られる誘起電圧S1は、理想的には、第4図Aに示
す如く、巻線2に得られる誘起電圧S2の正極性部分に
対応する部分のみ巻線1に電流が供給されるため、上記
部分のみ零レベル近辺まで下がり誘起電圧S1は、発生
しない。また巻線2から得られる誘起電圧S2について
も、同じであってその波形を第4図Bに示す。
しかしながら、固定子巻線へ電流供給をするため、オン
/オフスイッチングを行うと巻線のインダクタンス成分
などにより、誘起電圧に、スパイクノイズが加わり、誘
起電圧Ss’及び32′にはハンチング状態の誘起電圧
が発生する。
このような誘起電圧波形31′及び32′の信号をレベ
ル比較回路6及び7へ供給し、矩形波パルス信号Ps’
及びP2′を形成し、この矩形波パルス信号P1’及び
P2′を回転方向検出部12へ供給するが、回転方向検
出部12は、矩形波パルス信号Ps’の立ち上がりと矩
形波パルス信号の立ち下がりが同時のタイミングになっ
て、矩形波パルス信号のオーバーラツプ部分の検出が困
難であり、回転子3の正転状態の検出が困難となる。
これに対して、回転子3が逆回転状態にあるときには、
固定子巻線1から得られる誘起電圧S1は、第6図AC
に示す如(、巻線1から得られる誘起電圧が電源ライン
の+Vレベルを越える期間、パルス信号PIはHレベル
となる。一方、誘起電圧S2は、第5図BDに示す如く
、巻線2から得られる誘起電圧が電源ライン+Vレベル
を越す期間パルス信号P2はHレベルとなる。この矩形
波パルス信号P1及びP2が回転方向検出部12へ供給
されるが、矩形波パルス部がP!及びP2で同一の時間
幅で、回転方向検出部12は、矩形波パルス信号P1の
立ち上がりと矩形波パルス信号P2の立ち下がりが同時
のタイミングとなって、オーバーラツプ部分の検出が困
難であり、回転子3の逆回転状態の検出が困難となる。
このように、各相の電機子巻線に電流が供給されて、回
転駆動されている場合の電機子巻線の誘起電圧では、正
確な回転方向の・信号を得ることが困難である。よって
本発明では、以下に示すように、各相の電機子巻線に発
生ずる誘起電圧のみを取出して、回転方向の検出を行う
回路を第2図に示す。
この各相の固定子巻線に発生している誘起電圧を検出す
るためには、各相の巻線へ給電するスイッヂング駆動部
2】のトランジスタ4及び5を同時にオフとする必要が
ある。このため、NPNトランジスタ4及び5を制御す
るために、この各ベースにトランジスタ19及び20の
コレクタを接続し、そのトランジスタ19及び20のエ
ミッタを接地した構成により、トランジスタ4及び5を
強制的にオフし、各相の固定子巻線に発生する誘起電圧
を検出して、回転子3の回転方向を検出する。
上記トランジスタ19及び20のベースは共通であり、
抵抗18を介して、矩形波発信器17へ接続されること
により、矩形波発信器17は、高レベルと低レベルの矩
形波電圧Uを発生し、Hレベル時には、トランジスタ1
9及び20をオン状態とすることにより、スイッチング
駆動部21のトランジスタ4及び5を同時にオフ状態と
することが出来る。また、同時に矩形波発信器17の矩
形波電圧’[Jは、D−FF回路の回転方向信号保持回
路13のCK端子へ供給される。よって、矩形波電圧U
が81.ノベル時に、各相の固定子巻線に発生した誘起
電圧Sl及びS2より、レベル比較回路6及び7を介し
て、矩形波パルス信号P1及びP2を作り、この矩形波
パルス信号P1及びP2より、回転方向検出回路12へ
入力し、回転子3の回転方向検出信号Q1を出力する。
この回転方向検出信号Q1は、回転方向信号保持回路1
3のD端子へ供給されるが、この回転方向信号保持回路
13は、矩形波電圧UがH(高)よりレベルよりL(低
)レベルへ切換わるタイミングで回転方向信号Q1を取
り込み、回転方向信号保持回路13のQ端子より信号Q
2を出力する。よって、上記回転方向信号保持回路13
の出力信号Q2は、各相の固定子巻線に発生する誘起電
圧のみの信号より回転方向を検出するため、正確な回転
方向の信号を得ることが可能である。
なお、回転方向検出回路12及び回転方向信号保持回路
13には、リセット回路部が接続されており、このリセ
ット回路部は、動作電圧源25に電源スィッチ26を介
して接続された電源ライン+Vと接地電位間に接続され
た。抵抗器14とコンデンサ15とで成る充電回路と、
抵抗器14とコンデンサ15との間の接続点に接続され
たリセット信号発生回路16とで構成されている。リセ
ット信号発生回路16は、電源スィッチ26がオフ状態
からオン状態にされる電源投入時に、電源スィッチ26
がオン状態とされてコンデンサ15の充電が開始される
時点からコンデンサ15における充電電圧が所定のレベ
ルとなる時点までの間にリセット信号Rを発生しこれを
回転方向検出部12及び回転方向信号保持回路13の夫
々のリセット端子rにリセット信号Rが入力されると、
出力信号Q+及びQ2をr−<低)レベルとするもので
ある。
なお、駆動制御部9には、起動回路8が接続されており
、この起動回路8は、モータ23が停止中は、固定子巻
線1及び2には、誘起電圧が発生していないため、トラ
ンジスタ4及び5を制御することが出来ない。このため
、起動回路8の信号により駆動制御部9を制御すること
により、外部より強制的に巻線1及び2に電流供給動作
を行い回転子3に回転トルクを与えることにより、起動
させるものである。
上記回転方向信号保持回路13の出力信号Q2を、駆動
制御部9へ供給することにより、モータ23の回転子3
を適正な回転状態に移行させることができる。
なお、上述の例によるモータ23における2相の固定子
巻線1及び2の夫々は、複数の単位巻線の組で構成する
ことができ、回転子3の磁極形成態様は、上述の例に限
られることな(他の種々の態様とすることができる。
また、回転子が適正な回転状態へ移行すれば、回転方向
検出回路及び起動回路の動作を停止させることはいうま
でもない。
発明の効果 以上の説明から明らかな如く、本発明の直流ブラシレス
モーフの回転方向検出回路によれば、各相の固定子巻線
に生じる誘起電圧がその正極性部と負極性部との時間幅
が互いに相違する直流ブラシレスモータにおいて、回転
子が回転中に、各相の巻線に生じる誘起電圧のみを取り
出すことによリ、回転子の回転方向検出をして、この回
転方向検出の信号を、各相の固定子巻線に電流を供給す
るための駆動制御の信号として利用し、その回転子を適
正に回転駆動することができる。
そして、このため、回転駆動時の各相固定子巻線に電流
供給されている時でも、スイッチング時のパルス的な電
圧ノイズ等の影響を受けることなく、回転子の回転方向
検出を、各相の固定子巻線に生じる誘起電圧のみで検出
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係る直流ブラシレスモータ
の回転方向検出回路を含む駆動回路のブロック図、第2
図は第1図の具体的回路接続図、第3図、第4図、第5
図及び第6図は第1図、第2図に示される実施例の動作
説明に供される波形図である。 1.2・・・・・・固定子巻線、3・・・・・・回転子
、4,5゜19.20・・・・・・トランジスタ、6,
7・・・・・・レベル比較回路、8・・・・・・起動回
路、9・・・・・・駆動制御部、12・・・・・・回転
方向検出部、13・・・・・・回転方向信号保持回路、
16・・・・・・リセット信号発生回路、17・・・・
・・矩形波発振器、21・・・・・・スイッチング駆動
部、22・・・・・・スイッチング制御部、23・・・
・・・直流ブラシレス2相モータ、24・・・・・・波
形成形部。 代理人の丘名 弁理士 中尾敏男 ほか1名第3図 第4図 第5図 第6図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  各相の固定子巻線に生じる誘起電圧がその正極性部と
    負極性部との時間幅が互いに相違する直流ブラシレスモ
    ータにおいて、第1及び第2の相の固定子巻線の夫々に
    電流を断続的に供給する第1及び第2のスイッチング駆
    動部と、上記第1及び第2の相の固定子巻線から得られ
    る誘起電圧の夫々の正極性部もしくは負極性部に基づく
    第1及び第2の矩形波パルス信号を形成する第1及び第
    2の波形整形部と、上記第1及び第2の矩形波パルス信
    号を受け、この各矩形波パルス部の時間幅に基づき回転
    子の正転及び逆転を検出し、検出された正転もしくは逆
    転に対応した出力信号を発生する回転方向検出部と、上
    記第1及び第2のスイッチング駆動部を同時に制御する
    第1及び第2のスイッチング制御部と、矩形波電圧を送
    出する矩形波電圧発生部により制御されるとともに、上
    記矩形波電圧を受けて、上記回転方向検出部の信号によ
    り保持する回転方向信号保持回路を備えた直流ブラシレ
    スモータの回転方向検出回路。
JP63083334A 1988-04-05 1988-04-05 直流ブラシレスモータの回転方向検出回路 Pending JPH01255495A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0530781A (ja) * 1991-07-20 1993-02-05 Japan Servo Co Ltd ブラシレスモータの制御回路
JP2007151351A (ja) * 2005-11-30 2007-06-14 Hitachi Ltd 同期モータの駆動システム及び同期モータの駆動方法

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