JP2002125388A - モータドライバ - Google Patents

モータドライバ

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JP2002125388A JP2000313344A JP2000313344A JP2002125388A JP 2002125388 A JP2002125388 A JP 2002125388A JP 2000313344 A JP2000313344 A JP 2000313344A JP 2000313344 A JP2000313344 A JP 2000313344A JP 2002125388 A JP2002125388 A JP 2002125388A
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    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P6/00Arrangements for controlling synchronous motors or other dynamo-electric motors using electronic commutation dependent on the rotor position; Electronic commutators therefor
    • H02P6/14Electronic commutators
    • H02P6/16Circuit arrangements for detecting position
    • H02P6/18Circuit arrangements for detecting position without separate position detecting elements
    • H02P6/182Circuit arrangements for detecting position without separate position detecting elements using back-emf in windings

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ブラシレスモータの回転速度に応じてノイズ
マスク時間及び位置検出時間を緩やかに調整することが
できるモータドライバを提供する。 【解決手段】 モータのコイルの誘起電圧と中点電圧と
をコンパレートした矩形波信号から逆起ノイズを除去す
るためのノイズマスク信号を生成するための回路では、
モータの回転数に応じて周波数の異なる相似な三角波信
号L1、L2を生成している。一方、この三角波信号S
L1、SL2を電圧/電流変換した後の三角波信号L
1,L2の振幅Ipをn:1に分割することによって基
準電流値Is=Ip/nを求め、三角波信号L1、L2
と基準電流値Isをコンパレートすることによってノイ
ズマスク信号を生成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ブラシレスモータ
を駆動するためのモータドライバに関する。
【0002】
【背景技術】ビデオテープレコーダのシリンダやフロッ
ピーディスクドライブのスピンドル等の回転用に用いら
れるブラシレスモータを駆動するためのモータドライバ
としては、ホール素子等の位相検出用のセンサを用いな
いセンサレスモータドライバが用いられている。
【0003】従来のセンサレスモータドライバでは、図
1に示すように、ブラシレスモータの各コイルに流れる
電流の波形が120°の位相で通電する矩形波となるよ
うにスイッチング動作しており、オフ時(60°の位相
の期間)にモータの回転子の回転位置を検出している。
しかし、このような矩形波状の120°通電スイッチン
グ方式のモータドライバでは、モータ回転時にモータに
騒音が発生する問題があった。また、このようなスイッ
チング方式では、モータに流れる電流が急峻に変化する
ため、図2に示すように、通電のオン、オフが切り替わ
る瞬間(あるいは、通電電流の極性が切り替わる瞬間)
にコイルの逆起電力によるノイズ(以下、逆起ノイズと
いう。)が発生し、このノイズがモータの位置検出信号
に乗るため、モータの回転が不安定になっていた。
【0004】このような問題を改善するため、コイルに
流れる電流波形に傾きを持たせた150°通電方式のモ
ータドライバがある。この150°通電方式では、図3
に示すように(なお、破線は、120°通電方式の波形
を表している。)、150°の位相でコイルに滑らかに
電流を流し、30°の位相でブラシレスモータの回転子
の回転位置を検出している。このような150°通電方
式では、傾斜変化部分によってコイルに流れる電流が滑
らかに変化するので、モータ回転時におけるモータの騒
音が低減されるが、その静音化には限界があり、モータ
回転時の騒音をより小さくしたくても小さくできない。
また、150°通電方式でも、図4に示すように、ブラ
シレスモータの回転時に逆起ノイズが発生しているが、
通電時の電流の変化が緩和されるので、120°通電ス
イッチング方式に比べて逆起ノイズは小さくなる。しか
し、逆起ノイズによってモータの回転が不安定になる点
には変わりなかった。
【0005】このノイズ対策としては、ノイズマスク信
号を生成し、コイルの逆起ノイズが通過しないようにす
る方法がある。逆起ノイズは、通電のオン、オフが切り
替わる瞬間(あるいは、通電電流の極性が切り替わる瞬
間)に発生するので、ノイズマスク方式では、図5に示
すように、当該タイミングに合わせてノイズマスク信号
を生成させ、このノイズマスク信号の生成している期間
(以下、ノイズマスク期間という。)には、各コイルの
通電電流を制御するドライブ信号合成回路へ逆起ノイズ
が伝わらないようにしている。ノイズ発生のタイミング
は、各コイルの通電電流を制御するドライブ信号合成回
路からの出力信号によって特定できるので、マスク信号
生成回路はコンデンサを充放電させ、その充放電電圧を
コンパレータにより検出し、そのコンデンサでの充放電
に要する時間を利用することにより、ノイズマスク信号
のノイズマスク期間を決定している。
【0006】すなわち、回転子の回転に伴って充放電さ
れるコンデンサの充放電電圧が図6(a)のように三角
波状に変化しているとすると、コンパレータは一定レベ
ルの基準電圧Vsと比較し、図6(b)のように充放電
電圧が基準電圧Vsよりも高い区間でローレベルのマス
ク信号を生成させている。従って、このような方式で
は、モータの回転速度が大きくなると、それにつれてノ
イズマスク時間が短くなるが、ノイズマスク信号とノイ
ズマスク信号の間における位置検出時間はモータの回転
速度に関係なく一定となっていた。
【0007】しかし、モータの回転数が高くなると、図
6(c)のように三角波状の充放電電圧波形の周期が短
くなるので、それに伴って図6(d)のようにノイズマ
スク期間が次第に短くなり、結果的に逆起ノイズを除去
できなくなり、モータの回転は不安定なものとなってい
た。
【0008】これらを解消するためには、充放電電圧を
比較するための基準電圧Vsを小さくしてノイズマスク
時間を十分に長くしておけばよいが、ノイズマスク時間
を長くすると、ブラシレスモータの回転子の回転位置を
検出するための検出期間が短くなり、回転子の回転位置
を検出できなくなってブラシレスモータを駆動できなく
なる問題がある。
【0009】
【発明の開示】本発明の目的とするところは、上記従来
技術に鑑みてなされたものであり、その目的とするとこ
ろは、ブラシレスモータの回転速度に応じてノイズマス
ク時間及び位置検出時間を緩やかに調整することができ
るモータドライバを提供することにある。
【0010】本発明によるモータドライバは、モータの
コイルに発生した誘起電圧を所定のしきい値と比較する
ことによってモータの回転に同期した信号を生成する手
段と、ノイズマスク信号により前記同期手段に含まれる
ノイズを除去するノイズマスク手段と、前記ノイズマス
ク手段によってノイズを除去された前記同期信号に基づ
いてモータのコイルに電流を供給する手段とを備えたモ
ータドライバにおいて、モータ回転数の増加に応じて周
波数が大きくなる、相似な三角波信号を生成する手段
と、前記三角波信号の振幅の増減に応じて基準値を増減
させ、当該基準値と前記三角波信号とを比較することに
よって前記ノイズマスク信号を発生させる手段とを備え
たことを特徴としている。なお、ここでいう三角波信号
とは、厳密な三角波である必要はなく、一部が欠けた例
えば台形波の信号も含む。
【0011】本発明のモータドライバによれば、モータ
の回転数に応じてノイズマスク時間と位置検出時間を緩
やかに変化させることができるので、静音化を図ること
ができる。また、モータの回転数が大きくなった場合に
もノイズマスク時間が急激に短くなって逆起ノイズを除
去できなくなる恐れが少なくなるので、モータの回転を
安定させることができる。
【0012】本発明にかかる実施形態によれば、前記ノ
イズマスク信号を発生させる手段において用いられる基
準値は、三角波信号の振幅に対して一定の比率に保たれ
ているので、簡単な演算によって基準値を求め、三角波
信号の振幅の増減に応じて基準値を増減させることがで
きる。
【0013】また、本発明にかかる別な実施形態によれ
ば、前記同期信号を生成する手段において、各相の誘起
電圧と比較されるしきい値は各相間で共通の値を有して
いる。従って、同期信号における各相間のばらつきを無
くし、モータの回転を安定化させることができる。
【0014】また、本発明にかかる別な実施形態によれ
ば、モータのコイルに供給する電流に傾斜変化部分を持
たせるようにした本発明にかかるモータドライバにおい
て、前記コイル電流の傾斜変化部分の勾配が、モータの
回転数が低くなるにつれて小さくなるようにしている。
コイル電流を緩やかに変化させるために傾斜変化部分を
持たせてあっても、その傾斜変化部分の勾配がモータの
回転数によらず一定であると、モータの回転が遅くなる
につれ、その傾斜変化部分の勾配は相対的に急になって
波形が矩形波に近づいてゆき、モータの騒音が高くなる
恐れがある。この実施形態では、モータの回転数が低く
なると、この傾斜変化部分を相対的に緩やかとなるよう
に変化させているので、モータの回転数が低くなっても
静音化を図ることができる。
【0015】本発明にかかる別なモータドライバは、モ
ータのコイルに発生した誘起電圧を所定のしきい値と比
較することによってモータの回転に同期した信号を生成
する手段と、モータ回転数の増加に応じて周波数が大き
くなると共に変化率も大きくなる、三角波信号を生成す
る手段と、前記三角波信号と所定の基準値とを比較する
ことによってノイズマスク信号を発生させる手段と、前
記ノイズマスク信号により前記同期手段に含まれるノイ
ズを除去するノイズマスク手段と、前記ノイズマスク手
段によってノイズを除去された前記同期信号に基づいて
モータのコイルに電流を供給する手段とを備えたことを
特徴としている。
【0016】本発明の別なモータドライバによっても、
モータの回転数に応じてノイズマスク時間と位置検出時
間を緩やかに変化させることができるので、静音化を図
ることができる。また、モータの回転数が大きくなった
場合にもノイズマスク時間が急激に短くなって逆起ノイ
ズを除去できなくなる恐れが少なくなるので、モータの
回転を安定させることができる。
【0017】なお、この発明の以上説明した構成要素
は、可能な限り組み合わせることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づいて説明する。図7は本発明の一実施形態による
ブラシレスモータ用のセンサレスのモータドライバ1の
ブロック回路図、図11は図7のブロック回路図におけ
る各部の波形を表している。このモータドライバ1にお
いては、ブラシレスモータ3のU相、V相、W相の各相
に設けられているコイル4、5、6で発生する逆起電力
VU,VV,VWを取り出すことによってブラシレスモ
ータ3の回転子の回転位置を検出する。このコイル4、
5、6の逆起電力VU、VV、VWは、図11(a)
(b)(c)に示すような波形となっており、逆起ノイ
ズを含んでいる。
【0019】コンパレータ回路2は、図8のブロック回
路図に示すように3つのコンパレータ21、22、23
を備えており、逆起電力VU、VV、VWを中点電圧V
Nとそれぞれ比較することによって矩形波信号PU、P
V,PWを生成する。すなわち、3つのコンパレータ2
1、22、23の各非反転入力端子には、それぞれ逆起
電力VU、VV、VWが入力されており、各反転入力端
子には共通の中点電圧VNが入力されている。中点電圧
VNは、中点電圧生成部27を構成する3つのスター結
線された抵抗24、25、26の中点から取り出されて
おり、各抵抗24、25、26の他端には逆起電力V
U、VV、VWが入力されている。このようにして生成
される共通の中点電圧VNは、図11(a)(b)
(c)に示すような波形を有している。各コンパレータ
21、22、23から出力される矩形波信号PU、P
V、PWは、図11(d)(e)(f)に示すような波
形を有しており、ここにも逆起ノイズが含まれている。
【0020】コンパレータ回路においては、従来は図1
2に示すように各コンパレータ21、22、23でU
相、V相、W相の各出力電圧VU、VV、VWと各相の
基準電圧とが比較されていたので、各相間でのばらつき
が大きかった。これに対し、本発明の実施形態における
コンパレータ回路2では、図8に示すように、各コンパ
レータ21、22、23には比較用の基準電圧として、
モータの中点電圧に相当する中点電圧VNをコンパレー
タ回路2の内部で作り出し、これを共通基準電圧として
三相で共有させているので、各相間のばらつきを無くし
て安定にモータを回転させることができる。なお、この
基準電圧には、ヒステリシスを持たせてあってもよい。
【0021】つぎに、各コンパレータ21、22、23
から出力された矩形波信号PU、PV、PWは、マスク
回路28へ送られる。マスク回路28は、後述のマスク
信号生成回路9で生成されたノイズマスク信号Vmによ
って矩形波信号PU、PV、PWにマスク処理を行って
逆起ノイズを除去された図11(g)(h)(i)のよ
うな波形の矩形波信号QU、QV、QWを位置検出信号
生成部32とFG信号生成部33へ出力する。
【0022】マスク回路28は、ノイズマスク信号Vm
がローレベルであるときに矩形波信号PU、PV、PW
のマスクを行い、ノイズマスク信号Vmがハイレベルで
あるときに信号PU、PV、PWを通過させる。この結
果、位置検出信号生成部32とFG信号生成部33に
は、ノイズを除去された矩形波信号QU、QV、QWが
入力される。
【0023】位置検出信号生成部32では、矩形波信号
QU、QV、QWに基づいて位置検出信号IA〜ILを
発生させ、この位置検出信号IA〜ILをドライブ信号
合成回路10へ出力している。位置検出信号IA〜IL
は、モータ回転位置(位相)の変化に応じて変化するも
のであって、図11(k)に示すような波形を有してい
る。
【0024】FG信号生成部33では、FG信号が生成
され、三角波発生回路7へFG信号が出力されている。
このFG信号は、矩形波信号PU、PV、PWから逆起
ノイズを除かれた後の信号QU、QV、QWから生成さ
れ、信号QU、QV、QWのいずれかが反転するところ
でハイとローに反転動作する。FG信号は、ブラシレス
モータ3の回転速度を示すものであって、図11(j)
のような波形を有しており、モータ3の回転速度を安定
に保つために設けられているサーボ機構(図示せず)等
で使用される。
【0025】三角波発生回路7においては、FG信号に
基づいて2つの三角波信号SL1とSL2とが生成され
る。三角波発生回路7は、2つの定電流源37、39と
コンデンサ38とスイッチからなる2つの充放電回路3
6を備えている。これらの充放電回路36では、図9に
示すように定電流源37(電流値I)とコンデンサ38
とが直列に接続されており、定電流源39(電流値2
I)とスイッチ40を直列に接続したものがコンデンサ
38と並列に接続されている。しかして、スイッチ40
が開いた充電状態では、コンデンサ38の上端電圧V
は、 V=(It/C)+常数 のように線形で増加する。逆に、スイッチ40が閉じた
放電状態では、コンデンサ38の上端電圧Vは、 V={(I−2I)t/C}+常数−(It/C)+常
数 のように線形で減少する。ここで、Cはコンデンサ38
の静電容量、tは時間である。よって、一定の周期でス
イッチ40を開閉することにより、コンデンサ38の上
端からは三角波信号が出力される。
【0026】スイッチ40はスイッチングトランジスタ
等によって構成されており、一方の充放電回路36で
は、FG信号がハイでスイッチ40を開き、ローでスイ
ッチ40を閉じることにより、図11(l)のような三
角波信号SL1を出力する。また、他方の充放電回路3
6では、FG信号がハイでスイッチ40を閉じ、ローで
スイッチ40を開くことにより、図11(m)のような
三角波信号SL2を出力する。
【0027】従って、三角波発生回路7から出力される
2つの三角波信号SL1、SL2は、図11(l)
(m)に示すような波形となり、互いに周期が等しく、
位相が反転している。また、この三角波信号SL1、S
L2は、モータの回転数が高くなってFG信号の周期が
短くなると周期が短くなる。ただし、周期が変化しても
電圧の変化率は一定で相似な波形のままで周期が変化す
る(図10参照;ただし、図10は電流波形に変換され
たものである。)。
【0028】三角波発生回路7からは三角波信号SL
1、SL2が電圧信号として出力されており、この三角
波信号SL1、SL2はV/I変換回路8で電流信号L
1、L2に変換された後、ドライブ信号合成回路10と
マスク信号生成回路9へ向けて送り出される。
【0029】マスク信号生成回路9は、V/I変換回路
8から三角波(電流)信号L1及びL2を受け取ると、
三角波信号L1及びL2から基準電流値Isを生成す
る。この基準電流値Isは、図10に示すように、三角
波信号L1又はL2のピーク・ツー・ピーク(peak-to-
peak)電流値(振幅)Ipを所定の比率n:1で分流す
ることにより得られる。すなわち、Is=Ip/n(n
は正の実数)となる。ついで、三角波信号L1及びL2
と基準電流値Isとを比較し、三角波信号L1と三角波
信号L2のうちいずれかが基準電流値Isよりも大きけ
れば、ノイズマスク信号Vmをローとし、三角波信号L
1と三角波信号L2の双方が共に基準電流値Isよりも
小さければ、ノイズマスク信号Vmをハイとする。この
結果、図11(n)に示すような波形のノイズマスク信
号Vmが得られ、図11(d)(e)(f)と図11
(n)を比較すれば分かるように、ノイズマスク信号V
mは逆起ノイズの生じるタイミングと同じタイミングで
ローになっている。このノイズマスク信号Vmは、前述
のようにコンパレータ回路2内で逆起ノイズを除去する
ために使用される。
【0030】また、マスク信号生成回路9では、基準電
流値Isを三角波信号L1、L2のピーク・ツーピーク
値Vpと比例するように変化させているので、ノイズマ
スク時間と位置検出時間(ノイズマスク時間とノイズマ
スク時間との間の時間)との双方がモータの回転数に応
じて変化するようになる。しかも、従来のように基準電
圧Vsが一定であった場合と比較すると、ノイズマスク
時間は、モータの回転数に応じて従来よりも緩やかに変
化するので、比率nを適当に設定してあれば、モータの
回転数が高くなった場合にもノイズマスク時間が急激に
短くなることが無く、逆起ノイズの幅よりも短くなる恐
れが少なくなる。
【0031】ドライブ信号合成回路10では、位置検出
信号IA〜ILと三角波信号L1、L2を組み合わせる
ことによって図11(o)(p)(q)(r)(s)
(t)のようなドライブ信号DUU、DVU、DWU、
DUL、DVL、DWLを合成し、出力する。
【0032】電流供給手段11は6つのパワートランジ
スタT1〜T6によって構成されており、各パワートラ
ンジスタT1〜T6はドライブ信号DUU、DUL、D
VU、DVL、DWU、DWLによってそれぞれオン/
オフ制御される。
【0033】NPN型パワートランジスタT1のコレク
タは電池12の正極に接続され、エミッタはNPN型パ
ワートランジスタT2のコレクタに接続される。パワー
トランジスタT1のベ一スにはドライブ信号DUUが入
力される。パワートランジスタT2のエミッタは抵抗2
9を介してグランドに接続され、ベ一スにはドライブ信
号DULが入力される。そして、パワートランジスタT
1,T2の接続中点は、電流供給手段11の端子を介し
てブラシレスモータ3のU相コイル4に接続されてい
る。
【0034】同様に、NPN型パワートランジスタT3
のコレクタは電池12の正極に接続され、エミッタはN
PN型パワートランジスタT4のコレクタに接続され
る。パワートランジスタT3のベ一スにはドライブ信号
DVUが入力される。パワートランジスタT4のエミッ
タは抵抗29を介してグランドに接続され、ベ一スには
ドライブ信号DVLが入力される。そして、パワートラ
ンジスタT3,T4の接続中点は、電流供給手段11の
端子を介してブラシレスモータ3のV相コイル5に接続
されている。
【0035】同様に、NPN型パワートランジスタT5
のコレクタは電池12の正極に接続され、エミッタはN
PN型パワートランジスタT6のコレクタに接続され
る。パワートランジスタT5のベ一スにはドライブ信号
DWUが入力される。パワートランジスタT6のエミッ
タは抵抗29を介してグランドに接続され、ベ一スには
ドライブ信号DWLが入力される。そして、パワートラ
ンジスタT5,T6の接続中点は、電流供給手段11の
端子を介してブラシレスモータ3のW相コイル6に接続
されている。
【0036】この結果、ドライブ信号DUU、DVU、
DWU、DUL、DVL、DWLによって駆動された電
流供給手段11からブラシレスモータ3のU相コイル
4、V相コイル5及びW相コイル6にはそれぞれ図11
(u)(v)(w)に示すようなノイズを含まないU相
電流、V相電流及びW相電流が例えば150°通電方式
で流される。V/I変換回路8からドライブ信号合成回
路10へ出力されている三角波信号L1、L2は、図1
1(u)(v)(w)のU相電流、V相電流及びW相電
流における傾斜変化部分の傾きを決めており、傾きの小
さな三角波信号LA、L2によれば、U相電流、V相電
流及びW相電流における傾斜変化部分の傾きも小さくな
り、モータの騒音も小さくなる。
【0037】また、本発明の実施形態では、上記のよう
にモータ回転数に応じてノイズマスク時間と位置検出時
間を緩やかに変化させることができるので、図13及び
図14に示すような165°通電方式の場合にも用いる
ことができ、より騒音の小さな静音モータを製作するこ
とができる。
【0038】(第2の実施形態)図15は、本発明の別
な実施形態における三角波発生回路で用いられている充
放電回路41の構成を示す図である。第1の実施形態で
は、充放電回路は一定の電流値で充放電されていたが、
第2の実施形態では、充放電回路41に電流を充放電さ
せる定電流源37、39の電流値I、2Iをモータ3の
回転数によって変化させるようにしている。すなわち、
モータ3の回転数をFG信号によって判断し、モータ3
の回転数が高くなると電流値I、2Iを大きくし、モー
タ3の回転数が低くなると、電流値I、2Iを小さくし
ている。
【0039】この結果、モータ3の回転数が低い場合に
は、図16(a)(b)に示すように、三角波信号SL
1、SL2の変化が緩やかとなっているが、モータ3の
回転数が高くなると、三角波信号SL1、SL2の変化
は急になる。この結果、基準電流値Isは不変(一定)
であっても、ノイズマスク時間と位置検出時間の双方が
モータ3の回転数に応じて変化し、しかもノイズマスク
時間の変化は従来より緩やかになる。従って、この方式
でも、第1の実施形態と同様な作用効果を得ることがで
きる。
【0040】(第3の実施形態)第1の実施形態で述べ
たモータドライバでは、位置検出信号IA〜ILと三角
波信号L1、L2を組み合わせてドライブ信号DUU、
DVU、DWU、DUL、DVL、DWLを合成してい
るので、モータの回転数が高いときと低い時とで三角波
信号L1、L2の周波数は変化するが、その傾斜変化部
分の傾きは一定(つまり、三角波信号L1、L2と同じ
傾き)のままであった。このため、モータの回転数が小
さくなると、モータの各コイル4、5、6に流れるU相
電流等の傾斜変化部分の傾きは相対的に大きくなり、矩
形波に近くなっていた。すなわち、図17(a)は回転
数が大きいときにコイル4、5、6に流れるU相電流等
の波形を表しており、図17(b)は回転数が小さいと
きにコイル4、5、6に流れるU相電流等の波形を表し
ているが、これから分かるように、モータの回転数が小
さくなるとU相電流等の波形は周期が大きくなるが、傾
斜変化部分の傾きは同じである。そのため、図17
(b)のコイル電流波形を時間軸方向に縮めて図17
(a)の波形と同程度の周期となるように揃えてみる
と、図17(a)のような回転数が大きいときの波形と
比較して図17(c)の波形では矩形波に近くなってい
ることが分かる。その結果、モータ3の騒音が大きくな
る恐れがある。
【0041】そのため、第3の実施形態では、図18
(a)(c)を比較すれば分かるようにモータ3の回転
数が小さくなると、それに従って三角波信号L1、L2
の傾き(変化率)が小さくなるようにしている。この結
果、モータ3の回転数が低くなっても、三角波信号L
1、L2の傾斜変化部分の傾きが小さくなるので、図1
8(b)(d)に示すようにモータの各コイル4、5、
6に流れるU相電流、V相電流、W相電流の傾斜変化部
分の傾きが緩やかになり、モータ回転数が変化してもこ
れら電流波形の相似度合いが高くなり、モータ3の騒音
が大きくなるのを緩和できる。
【0042】
【発明の効果】本発明のモータドライバによれば、モー
タの回転数に応じてノイズマスク時間と位置検出時間を
緩やかに変化させることができるので、モータの回転数
が大きくなった場合にもノイズマスク時間が急激に短く
なって逆起ノイズを除去できなくなる恐れが少なくな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の120°通電方式における三相の波形を
示す図である。
【図2】同上の120°通電方式における三相の波形に
生じた逆起ノイズを示す図である。
【図3】従来の150°通電方式における三相の波形を
示す図である。
【図4】同上の150°通電方式における三相の波形に
生じた逆起ノイズを示す図である。
【図5】三相波形に生じた逆起ノイズとノイズマスク信
号との関係を示す図である。
【図6】(a)(b)はモータの回転数が遅いときの定
電流充放電波形とマスク信号を示す図、(c)(d)は
モータの回転数が速いときの定電流充放電波形とマスク
信号を示す図である。
【図7】本発明の一実施形態によるモータドライバの構
成を示すブロック回路図である。
【図8】図7のブロック回路図におけるコンパレータ回
路の構成を示すブロック回路図である。
【図9】三角波発生回路内の充放電回路の一例を示す図
である。
【図10】(a)(b)は図7のモータドライバにおけ
るモータの回転数が遅いときの定電流充放電波形とマス
ク信号を示す図、(c)(d)はモータの回転数が速い
ときの定電流充放電波形とマスク信号を示す図である。
【図11】(a)〜(w)は図7のモータドライバのブ
ロック回路図における各部の波形を示す図である。
【図12】従来のコンパレータの構成を示す図である。
【図13】165°通電方式における三相の波形を示す
図である。
【図14】165°通電方式における三相波形に生じた
逆起ノイズを示す図である。
【図15】本発明の別な実施形態における充放電回路の
構成を示す図である。
【図16】(a)(b)は同上の実施形態においてモー
タの回転数が遅いときの定電流充放電波形とマスク信号
を示す図、(c)(d)はモータの回転数が速いときの
定電流充放電波形とマスク信号を示す図である。
【図17】(a)はモータの回転数が高いときのU相電
流を示す波形図、(b)はモータの回転数が低いときの
U相電流を示す波形図、(c)は(b)のU相電流波形
を時間軸方向に縮めたときの波形を示す図である。
【図18】(a)(b)はモータの回転数が高いときの
三角波信号L1、L2とU相電流を示す波形図、(c)
(d)はモータの回転数が低いときの三角波信号L1、
L2とU相電流を示す波形図である。
【符号の説明】
2 コンパレータ回路 4、5、6 コイル 7 三角波発生回路 8 V/I変換回路 9 マスク信号生成回路 10 ドライブ信号合成回路 11 電流供給手段 28 マスク回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5H560 BB04 BB12 DA13 DC13 EB01 EC03 RR10 TT07 TT20 UA02 XA12

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータのコイルに発生した誘起電圧を所
    定のしきい値と比較することによってモータの回転に同
    期した信号を生成する手段と、 ノイズマスク信号により前記同期手段に含まれるノイズ
    を除去するノイズマスク手段と、 前記ノイズマスク手段によってノイズを除去された前記
    同期信号に基づいてモータのコイルに電流を供給する手
    段とを備えたモータドライバにおいて、 モータ回転数の増加に応じて周波数が大きくなる、相似
    な三角波信号を生成する手段と、 前記三角波信号の振幅の増減に応じて基準値を増減さ
    せ、当該基準値と前記三角波信号とを比較することによ
    って前記ノイズマスク信号を発生させる手段と、を備え
    たモータドライバ。
  2. 【請求項2】 前記ノイズマスク信号を発生させる手段
    において用いられる基準値は、三角波信号の振幅に対し
    て一定の比率に保たれることを特徴とする、請求項1に
    記載のモータドライバ。
  3. 【請求項3】 前記同期信号を生成する手段において、
    各相の誘起電圧と比較されるしきい値は各相間で共通の
    値を有していることを特徴とする、請求項1に記載のモ
    ータドライバ。
  4. 【請求項4】 モータのコイルに供給する電流に傾斜変
    化部分を持たせるようにした請求項1に記載のモータド
    ライバにおいて、 前記コイル電流の傾斜変化部分の勾配が、モータの回転
    数が低くなるにつれて小さくなるようにしたモータドラ
    イバ。
  5. 【請求項5】 モータのコイルに発生した誘起電圧を所
    定のしきい値と比較することによってモータの回転に同
    期した信号を生成する手段と、 モータ回転数の増加に応じて周波数が大きくなると共に
    変化率も大きくなる、三角波信号を生成する手段と、 前記三角波信号と所定の基準値とを比較することによっ
    てノイズマスク信号を発生させる手段と、 前記ノイズマスク信号により前記同期手段に含まれるノ
    イズを除去するノイズマスク手段と、 前記ノイズマスク手段によってノイズを除去された前記
    同期信号に基づいてモータのコイルに電流を供給する手
    段と、を備えたモータドライバ。
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