JPH08116523A - テレビ電話装置 - Google Patents

テレビ電話装置

Info

Publication number
JPH08116523A
JPH08116523A JP6250578A JP25057894A JPH08116523A JP H08116523 A JPH08116523 A JP H08116523A JP 6250578 A JP6250578 A JP 6250578A JP 25057894 A JP25057894 A JP 25057894A JP H08116523 A JPH08116523 A JP H08116523A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
modem
telephone
call
party
videophone
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6250578A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiro Yonemitsu
昌弘 米満
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP6250578A priority Critical patent/JPH08116523A/ja
Publication of JPH08116523A publication Critical patent/JPH08116523A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】安価な簡易型のテレビ電話装置を実現する。 【構成】アナログ電話回線と電話機12との間に接続し、
電話機12と併せて音声と画像の送受信を行なうテレビ電
話装置であって、電話機12の使用者を撮像する撮像部
(32〜35)と、この撮像部(32〜35)で得た画像データ
を変調し、アナログ電話回線より相手側に送出する一
方、相手側からの画像データを受取って復調するモデム
37と、モデム37で復調された相手側からの画像データを
表示する表示部(38〜40,22)と、通話状態を確立した
上でテレビ電話による通話の開始を指示する操作部23
と、この操作部23に従い、モデム37に対して発信設定で
ハンドシェイクを開始させると共に、相手側からのスタ
ートアップ手順に基づいたトーン信号の検出を指示し、
その検出の有無に基づいてあらためて着信設定でハンド
シェイクを開始させるCPU31とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アナログ電話回線と電
話機との間に接続して音声と画像の送受信を実現するテ
レビ電話装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、アナログ電話回線を使用したテレ
ビ電話装置を実現する上では、データモデムの通信方式
であるV.32/V.32bis/V.32ter等を
用いて音声データ及び画像データの転送を行なうのが一
般的であり、これらの方式を用いるためには自端末が発
信、着信のいずれであるかを認識した後にネゴシエーシ
ョン(交渉)を行ない通話を開始する。このような方式
を使用するテレビ電話は、発信、着信の検出を通常ハン
ドセットのオフフックにより認識する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、電話回
線と既存の電話機との間にテレビ電話装置を接続して、
音声の入出力及び通常の通話に関する通信手順は既存の
電話機により実行し、テレビ電話に関する通信手順はテ
レビ電話装置により実行するものは、オフフックは電話
機で認識されるため、既存の電話機でのオフフックを検
出するためには専用のハードウェア回路が必要であり、
またそれに伴うソフトウェアが不可欠となり、全体の回
路構成が複雑で大型となり、高価なものとなってしまう
という不具合を有していた。
【0004】本発明は上記のような実情に鑑みてなされ
たもので、その目的とするところは、自端末の発信/着
信を認識するためのハードウェア回路等を特別に有さ
ず、通常用いられている電話機を併用した安価な簡易型
のテレビ電話装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明は、アナ
ログ電話回線と電話機との間に接続し、該電話機と併せ
て音声と画像の送受信を行なうテレビ電話装置であっ
て、上記電話機の使用者を撮像する撮像手段と、この撮
像手段で得た画像データを変調し、上記アナログ電話回
線を介して相手側に送出する一方、相手側から送られて
くる画像データを受取って復調するモデムと、このモデ
ムで復調された相手側からの画像データを表示する表示
手段と、通話状態を確立した上でテレビ電話による通話
の開始を指示する操作手段と、この操作手段に従い、上
記モデムに対して発信設定でハンドシェイクを開始させ
ると共に、相手側からのスタートアップ手順に基づいた
トーン信号の検出を指示し、その検出の有無に基づいて
あらためて着信設定でハンドシェイクを開始させる制御
手段とを備えるようにしたものである。
【0006】
【作用】上記のような構成とすることにより、通話状態
を確立した状態で相手側と自分側のいずれかテレビ電話
による通話の開始を指示するキー操作を先に行なった方
が発信に、他方が着信にそれぞれ自動設定とされるた
め、簡単なコマンドの発生とトーン信号の検出処理を行
なうのみで特別なハードウェア回路等を用いる必要がな
く、手持ちの電話機を用いて接続することで簡単にテレ
ビ電話を実現することが可能な安価な簡易型のテレビ電
話装置を実現することができる。
【0007】
【実施例】以下図面を参照して本発明の一実施例を説明
する。図1はその外観構成と接続関係とを示すもので、
11がテレビ電話装置本体、12がアナログの音声信号を送
受する通常の電話機、13がアナログ電話回線の差込コン
セントである。
【0008】図示する如くテレビ電話装置本体11は、電
話機12と差込コンセント13との間に介在し、先端にモジ
ュラージャック14,14を配したコード15,15によりこれ
らと接続されるもので、電話機12のユーザを撮像するた
めのカメラ部21と例えば液晶表示パネルで画像を表示す
るモニタ表示部22及び各種指示操作を行なうためのボタ
ンキーからなる操作部23を前面に配して構成される。
【0009】図2は主としてこのテレビ電話装置本体11
内に設けられる電子回路構成を示すものである。同図で
31は全体の動作制御を司るCPUであり、このCPU31
は操作部23からの指示入力に従い、システムバスSBを
介して各回路に制御信号を送出する他、テレビ電話とし
ての通信手順の処理、制御信号、画像信号と音声信号の
多重化処理を行なう。
【0010】しかして、上記カメラ部21はレンズ32及び
カラーフィルタを備えたCCD33から構成されるもの
で、このレンズ32により結像された画像をCPU31から
の制御信号に基づいてCCD32により撮像し、この画像
はA/D変換器34で適宜サンプリングされてデジタル値
の画像データとされた後に色処理回路35へ送られる。
【0011】この色処理回路35は、デジタルの画像デー
タをシステムバスSBを介してCPU31から送られてく
る制御信号に基づいてR,G,Bの各原色成分毎に順次
色処理してから画像圧縮伸長回路36へ送出する。
【0012】この画像圧縮伸長回路36は、色処理回路35
からの画像データを予め設定された手順に従って圧縮処
理し、上記CPU31で多重化処理をしてモデム37へ出力
する一方、このモデム37から送られてきた通話相手側か
らの圧縮された画像データをCPU31で抽出処理して、
上記圧縮処理とは逆の手順で伸長処理し、デュアルポー
トメモリ38に書込ませる。
【0013】このデュアルポートメモリ38は、2画面分
の画像データを記憶可能な容量を有し、カウンタ39のカ
ウント値に従って画像圧縮伸長回路36から送られてくる
画像データを1画面分順次書込むと同時に、すでに書込
まれているもう1画面分の画像データを順次読出すとい
う動作を交互に繰返し実行する。
【0014】このデュアルポートメモリ38から読出され
た画像データは、D/A変換器40でアナログ化された後
に上記モニタ表示部22に供されてここで表示出力される
と共に、入出力インタフェース(I/O)41より外部へ
導出される。
【0015】上記モデム37は、上記電話機12と共にNC
U(Network Control Unit:網制
御装置)42を介して電話回線と接続される。このNCU
42は、CPU31からの制御信号に基づいて電話機11及び
モデム12の電話回線への切換、接続等の制御を行なう。
【0016】しかるに上記モデム37は、システムバスS
Bを介して送られてくるデジタルの画像データ及び同じ
くシステムバスSBを介して送られてくる音声圧縮伸長
回路43からの圧縮処理されたデジタルの音声データを重
畳し、例えばQAM(Quadrature Ampl
itude Modulation:直交振幅変調)等
の変調手法でアナログの音声信号に変調し、上記NCU
42より電話回線を介して相手側に送信させ、また相手側
から送られてきたアナログの音声信号を受信してデジタ
ルの画像データ及び音声データに復調し、画像データを
上記画像圧縮伸長回路36へ、音声データを上記音声圧縮
伸長回路43へそれぞれ送出する。
【0017】上記音声圧縮伸長回路43は、テレビ電話の
通話時に電話機12の送話器で入力された音声信号をNC
U42、モデム37及びシステムバスSBを介して取込み、
予め設定された手順に従って圧縮処理し、CPU31によ
り上述した如く画像データと共に多重化し、モデム37で
変調させて相手側へ送信させる一方、モデム37で受信さ
れ、復調された音声データをCPU31により抽出し、上
記圧縮処理とは逆の手順で伸長処理し、さらにアナログ
化した後にシステムバスSB、モデム37及びNCU42を
介して電話機12の受話器で放音出力させる。
【0018】次に上記実施例の動作について図3により
説明する。図3は、同様のテレビ電話装置本体11を使用
している相手側端末との通常の(音声のみによる)通話
を上記電話機12のダイヤル操作により確立した状態で
の、テレビ電話による通話の初期設定処理の内容を示す
もので、処理動作は主としてCPU31が行なう。
【0019】その処理当初には、操作部23のテレビ電話
の通話の開始を指示する開始キーボタンの操作を待機し
(ステップS01)、当該開始キーボタンが操作されたと
判断した時点で、次に上記NCU42を電話機12側からモ
デム37の側へ回線切替させる(ステップS02)。
【0020】次いで、まず自機側を発信側として設定を
行なっておいてモデム37に対してハンドシェイク開始の
コマンドを送出する(ステップS03)と同時に、V.3
2/V.32bisのスタートアップ手順で示されたト
ーン信号の検出を開始させるべくトーン検出開始コマン
ドも送出する(ステップS04)。
【0021】このトーン検出開始コマンドに対応して実
際に相手側端末のトーン信号が検出されたか否か判断し
(ステップS05)、検出されない場合はそのまま自機側
を発信側として以上でこの図3の処理を終了し、ハンド
シェイク及びそれに続くテレビ電話の通話を開始させ
る。
【0022】また、相手側端末からトーン信号が検出さ
れた場合には、次にそのトーン信号が相手側が着信を設
定するためのトーン信号であるか否か判断し(ステップ
S06)、着信を設定するためのトーン信号であった場合
にはやはりそのまま自機側を発信側として以上でこの図
3の処理を終了し、ハンドシェイク及びそれに続くテレ
ビ電話の通話を開始させる。
【0023】さらに、上記ステップS06で相手側端末か
らのトーン信号が相手側が着信を設定するためのトーン
信号ではなかった場合には、あらためて自機側を着信側
とした設定をモデム37に対して送出し直し(ステップS
07)、それからハンドシェイク開始のコマンドを送出し
て(ステップS08)、以上でこの図3の処理を終了し、
ハンドシェイク及びそれに続くテレビ電話の通話を開始
させる。
【0024】このように、相手側も同一の装置であると
いうことが前提とされるテレビ電話装置において、発信
の設定を行なった状態でテレビ電話の通話を開始させる
べく操作部23の開始キーボタンが操作されたらハンドシ
ェイクを開始させると同時に相手側からのトーン信号の
検出を行なう。
【0025】したがって、自機側と相手側とで必ず生じ
る開始キーボタンの操作の時間的な「ずれ」により、先
にトーン信号を検出した側を着信側として設定し直すこ
とにより、発信と着信とを自動設定できることとなり、
続いてネゴシエーション(交渉)が開始できるようにな
るものである。
【0026】以上の動作は特に専用のハードウェア回路
を必要とするものではなく、CPU31の動作プログラム
の変更により実現可能であるので、回路構成が簡単で安
価なものとすることができる。
【0027】
【発明の効果】以上に述べた如く本発明によれば、通話
状態を確立した状態で相手側と自分側のいずれかテレビ
電話による通話の開始を指示するキー操作を先に行なっ
た方が発信に、他方が着信にそれぞれ自動設定とされる
ため、簡単なコマンドの発生とトーン信号の検出処理を
行なうのみで特別なハードウェア回路等を用いる必要が
なく、手持ちの電話機を用いて接続することで簡単にテ
レビ電話を実現することが可能な安価な簡易型のテレビ
電話装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る外観構成と周囲機器の
接続関係とを示す図。
【図2】同実施例に係る回路構成を示すブロック図。
【図3】同実施例に係る動作を説明するためのフローチ
ャート。
【符号の説明】
11…テレビ電話装置本体、12…電話機、13…差込コンセ
ント、14…モジュラージャック、21…カメラ部、22…モ
ニタ表示部、23…操作部、31…CPU、32…レンズ、33
…CCD、34…A/D変換器、35…色処理回路、36…画
像圧縮伸長回路、37…モデム、38…デュアルポートメモ
リ、39…カウンタ、40…D/A変換器、41…入出力イン
タフェース(I/O)、42…NCU、43…音声圧縮伸長
回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アナログ電話回線と電話機との間に接続
    し、該電話機と併せて音声と画像の送受信を行なうテレ
    ビ電話装置であって、 上記電話機の使用者を撮像する撮像手段と、 この撮像手段で得た画像データを変調し、上記アナログ
    電話回線を介して相手側に送出する一方、相手側から送
    られてくる画像データを受取って復調するモデムと、 このモデムで復調された相手側からの画像データを表示
    する表示手段と、 通話状態を確立した上でテレビ電話による通話の開始を
    指示する操作手段と、 この操作手段に従い、上記モデムに対して発信設定でハ
    ンドシェイクを開始させると共に、相手側からのスター
    トアップ手順に基づいたトーン信号の検出を指示し、そ
    の検出の有無に基づいてあらためて着信設定でハンドシ
    ェイクを開始させる制御手段とを具備したことを特徴と
    するテレビ電話装置。
JP6250578A 1994-10-17 1994-10-17 テレビ電話装置 Pending JPH08116523A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6250578A JPH08116523A (ja) 1994-10-17 1994-10-17 テレビ電話装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6250578A JPH08116523A (ja) 1994-10-17 1994-10-17 テレビ電話装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08116523A true JPH08116523A (ja) 1996-05-07

Family

ID=17209980

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6250578A Pending JPH08116523A (ja) 1994-10-17 1994-10-17 テレビ電話装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08116523A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5963245A (en) Video telephone
KR100261607B1 (ko) 원격 통신이 가능한 디지탈 스틸 카메라
JP2856751B2 (ja) 通信方法及び通信装置
JPH0260290A (ja) テレビ電話装置
JPS63222564A (ja) 通信装置
JPH08116523A (ja) テレビ電話装置
JP2000125273A (ja) 画像伝送装置
JP2952852B2 (ja) 画像通信電話器
JP2001016357A (ja) ドアホン機能付きターミナルアダプタ
JP3777030B2 (ja) 自動データ通信方法
JP2761120B2 (ja) テレビ電話装置
KR0148745B1 (ko) 송신기를 이용한 다이얼링 장치 및 방법
JPS61181254A (ja) 通信装置
KR100311401B1 (ko) 화상 전화기의 자동 접속 방법
KR20020019637A (ko) 화상전화기의 자동 접속방법
JPH02166985A (ja) 静止画テレビ電話装置
JPH06284220A (ja) テレビ電話装置およびテレビ電話の通信方法
JPH06253300A (ja) テレビ電話装置
JPS61176240A (ja) 通信装置
JPH01117488A (ja) 静止画テレビ電話の伝送方法
JPH0951376A (ja) メモリ付電話装置
JPH0720186B2 (ja) 通信装置
JPH09130499A (ja) 端末アダプタ内蔵型通信装置
JPH11317935A (ja) 画像処理装置
JPH03165653A (ja) 外部モニタと接続可能な画像伝送装置