JP2001016357A - ドアホン機能付きターミナルアダプタ - Google Patents

ドアホン機能付きターミナルアダプタ

Info

Publication number
JP2001016357A
JP2001016357A JP11185280A JP18528099A JP2001016357A JP 2001016357 A JP2001016357 A JP 2001016357A JP 11185280 A JP11185280 A JP 11185280A JP 18528099 A JP18528099 A JP 18528099A JP 2001016357 A JP2001016357 A JP 2001016357A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
personal computer
door phone
port
terminal adapter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP11185280A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2001016357A5 (ja
JP4317614B2 (ja
Inventor
Mine Nagano
峰 長野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nakayo Telecommunications Inc
Original Assignee
Nakayo Telecommunications Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nakayo Telecommunications Inc filed Critical Nakayo Telecommunications Inc
Priority to JP18528099A priority Critical patent/JP4317614B2/ja
Publication of JP2001016357A publication Critical patent/JP2001016357A/ja
Publication of JP2001016357A5 publication Critical patent/JP2001016357A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4317614B2 publication Critical patent/JP4317614B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Telephone Function (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
  • Interconnected Communication Systems, Intercoms, And Interphones (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ドアホンからの呼出しをインターネットで通
信中のパソコンの表示画面上に表示し、パソコンから対
応できるターミナルアダプタを提供する。 【解決手段】 ターミナルアダプタ1に、呼出信号検出
手段11と、ドアホン3からの音声を検出する音声検出
手段12およびA/D変換手段13と、スピーカ33へ
出力するD/A変換手段14と、カメラ34に接続され
るA/D変換手段15と、切替手段18と、IPデータ
グラム変換手段19と、ターミナルアダプタ部16と、
ドアホン3を接続するドアホンポートIF11と、パソ
コン5を接続するデータポートIF12と備え、パソコ
ン5にドアホン着信データを画面上に文字で表示させる
ソフトウエアを常駐させ、アナログポートIF11に接
続されたドアホン3からの呼出しおよび画像を、パソコ
ン5のディスプレイ56上に表示するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ISDN回線を終
端するターミナルアダプタに関し、詳細には、ドアホン
を接続できるドアホン機能付きターミナルアダプタに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来のドアホン機能を有するターミナル
アダプタでは、ドアホンからの呼出しがあると、該ター
ミナルアダプタのアナログポートに接続した電話機の着
信ベルを鳴らして呼出しを知らせ、該電話機の受話器を
取ってドアホンとの間で通話を行うものであった。
【0003】このターミナルアダプタのアナログポート
に接続される電話機とデータポートに接続されるパソコ
ンを離して設置したときには、パソコンを使用してイン
ターネット通信中にドアホンの呼出しが有ったときに
は、呼出しが有ったことをパソコンに表示させることが
できずドアホンに応答することができなかった。
【0004】また、TVカメラを備えたドアホンを接続
したドアホンからの呼出しが有ったときには、相手を確
認するには、専用のビデオモニタが設置されている場所
まで赴く必要が有った。
【0005】さらに、パソコンを使用してインターネッ
トの長時間接続している状態で、ドアホンからの呼出し
が有った場合に、ターミナルアダプタや電話機をパソコ
ンの近くに設置しなかったときには、ドアホンからの呼
出し信号が聞こえなかったり気が付かなかったりして来
客を認識できないという問題が有った。また、たとえ呼
出し信号が聞こえても、電話機のところまでいって呼出
しに応答しなければならず、パソコンの操作が中断され
操作性が劣るという問題が有った。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記問題を
解決することを目的とし、インターネットで通信中のパ
ソコンに、ドアホンからの呼出しをパソコンの表示画面
上に表示するとともに、パソコンから対応できるターミ
ナルアダプタを提供する。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、インターネットなどの通信をパソコンで
行うためにパソコンとデータ伝送を行うため接続するデ
ータポートと、一般のアナログ電話機で発信、着信、通
話を行うために接続するアナログポートを備え、さら
に、外来者からの呼出しを受けるためのドアホンを接続
するドアホンポートを備えたISDN回線を使用するド
アホン機能付きターミナルアダプタにおいて、データポ
ートに接続したパソコンでインターネットの通信を行っ
ているときに、ドアホンポートに接続したドアホンから
の呼出信号をデータ変換しパソコンへ出力する機能を備
えた。
【0008】さらに、本発明は、上記ドアホン機能付き
ターミナルアダプタにおいて、パソコンに予めドアホン
着信データを画面上に文字で表示させるソフトウエアを
常駐させるとともに、ドアホンからの呼出信号が発生し
た場合に、ドアホン着信データをデータポートを介して
パソコンへ出力し、パソコンの画面上にドアホン呼出情
報を表示させる。
【0009】本発明は、上記ドアホン機能付きターミナ
ルアダプタにおいて、ドアホンからの音声信号を音声デ
ータに変換するA/D変換手段を備え、音声データ変換
ソフトを予め常駐させるとともにサウンド機能を有する
パソコンへデータポートを介して音声データを出力す
る。
【0010】本発明は、上記ドアホン機能付きターミナ
ルアダプタにおいて、マイクからの音声信号を音声デー
タに変換する音声データ変換ソフトウエアを予め常駐さ
せたパソコンからデータポートを介して入力された音声
データを音声信号に変換するD/A変換手段を備え、該
音声信号をドアホンを接続するドアホンポートを介して
出力する。
【0011】本発明は、上記ドアホン機能付きターミナ
ルアダプタにおいて、ドアホンポートに接続されたドア
ホンからの静止画の画像信号を画像データに変換するA
/D変換手段を備え、画像データをデータポートを介し
てパソコンに出力することを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明にかかるドアホン機
能付きターミナルアダプタの構成の概要を模式的に示す
図1を用いて説明する。
【0013】ドアホン機能付きターミナルアダプタ1
は、ドアホン3と、パーソナルコンピュータ5と、IS
DN回線7と、アナログ通信機9−1,9−2に接続さ
れる。ターミナルアダプタ1は、呼出信号検出手段11
と、音声検出手段12と、A/D変換器13と、D/A
変換器14と、A/D変換手段15と、ターミナルアダ
プタ部16と、データ通信検出制御手段17と、切替手
段18と、IPデータグラム変換手段19と、切替制御
手段20と、コマンド検出手段21と、ドアホンインタ
フェースIF11と、データポートIF12と、ディジ
タルインタフェースIF13と、少なくとも2本のアナ
ログポートIF14−1,IF14−2とを有してい
る。
【0014】呼出信号検出手段11は、ドアホン3の呼
出ボタン31の押し下げを検出し、呼出検出信号をター
ミナルアダプタ部16へ送出する。
【0015】音声検出手段12は、ドアホンのマイクか
らの音声入力を検出し、ターミナルアダプタ部16へ音
声検出信号を出力する。A/D変換手段13は、ドアホ
ンのマイクから入力されたアナログ音声信号をディジタ
ルの音声信号に変換して切替手段18へ出力する。
【0016】D/A変換手段14は、パーソナルコンピ
ュータのマイクから入力されたディジタル音声信号をア
ナログ音声信号に変換してドアホンへ出力する。
【0017】A/D変換手段15は、ドアホンのカメラ
からのアナログ画像信号をディジタル画像信号に変換し
て切替手段18へ出力する。
【0018】ターミナルアダプタ部16は、通常のター
ミナルアダプタの機能を達成する手段であり、ISDN
回線7−パーソナルコンピュータ5間、ISDN回線7
−アナログ電話機9間、ドアホン3−パーソナルコンピ
ュータ5間、ドアホン3−アナログ電話機9間の信号の
やり取りを制御する。ターミナルアダプタ部16は、通
話路切替スイッチ、制御部(CPU)、コーデック(C
ODEC)、音源、CNG信号検出手段(CNGRE
C)、プッシュボタン信号検出手段(PBREC)、2
0Hzオッシレータ、リングトリップ、IRリレーなど
を有している。さらに、ターミナルアダプタ部16は、
データ転送およびドアホンの状態を表示するコマンドを
プログラムにより生成し、データポートIF12からパ
ーソナルコンピュータ5へ出力する。
【0019】データ通信検出手段17は、ISDN回線
7−パーソナルコンピュータ5間の通信状況を監視して
データ通信を行っているか否かを検出する。
【0020】切替手段18は、切替制御手段20によっ
て制御され、ドアホンのマイクからの音声信号と、カメ
ラからの映像信号を選択してパーソナルコンピュータへ
送出し、パーソナルコンピュータからの音声信号をドア
ホンのスピーカに送出する働きを有している。
【0021】IPデータグラム変換手段19は、切替手
段18からの信号をIP(InternetProtocol)に従った
フォーマットであるIPデータグラムに変換してパーソ
ナルコンピュータ5に出力し、パーソナルコンピュータ
5からのIPデータグラムのデータをドアホン3に対応
したデータに変換する。
【0022】切替制御手段20は、プロトコルや信号を
監視して切替手段18を切替制御する。
【0023】コマンド検出手段21は、パーソナルコン
ピュータ5からのコマンドを検出して、ターミナルアダ
プタ部16に出力する。
【0024】ドアホンインタフェースIF11は、ドア
ホン制御ユニットが接続され、ドアホン3からの呼出信
号と音声信号と画像信号を受信するとともに、ドアホン
3へ音声信号を送出する。さらに、ドアホンインタフェ
ースはIF11は、ドアホンへの直流給電を行う。
【0025】データポートIF12は、パーソナルコン
ピュータ5との間でIPデータグラムとされたディジタ
ル信号を送受信する。
【0026】ディジタルインタフェースIF13は、レ
イヤ1,レイヤ2制御機能を有しており、ISDN回線
7との間でディジタル信号を送受信する。
【0027】アナログデータポートIF14−1,IF
14−2は、アナログ通信機器9−1,9−2に対して
直流給電、2線/4線変換、受話レベル調整を行う。
【0028】ドアホン3は、呼出ボタン31と、マイク
32と、スピーカ33とを有しており、さらにTVカメ
ラ34を有していても良い。ドアホン3は、ドアホンイ
ンタフェースIF11を介してターミナルアダプタに接
続される。
【0029】パーソナルコンピュータ5は、シリアル/
パラレル変換手段51と、CPU52と、データ通信検
出手段53と、サウンド機能手段54と、キーボード5
5と、ディスプレイ56と、マイク57と、スピーカ5
8とを有する、通常のパーソナルコンピュータが用いら
れる。
【0030】パーソナルコンピュータ5には、ドアホン
からの着信信号を検出しスピーカ58もしくはディスプ
レイ56に出力するプログラムと、ディジタル音声デー
タをアナログ音声信号に変換しスピーカ58に出力する
プログラムと、ドアホン3からのディジタル画像信号を
アナログ画像信号に変換しディスプレイ56に出力する
プログラムと、マイク57からの音声信号をフォーマッ
ト変換しターミナルアダプタへ出力するプログラムを常
駐させておく。
【0031】ISDN回線7は、通常のISDN回線網
である。
【0032】アナログ通信機9−1,9−2は、通常の
アナログ電話機やアナログファクシミリである。
【0033】以下、上記ターミナルアダプタ1を介し
た、ドアホン3とパーソナルコンピュータ5とISDN
回線7とアナログ通信機9との間の通話について説明す
る。図2は、ドアホン3から呼出しが有った場合の、タ
ーミナルアダプタ1における処理を示している。
【0034】パーソナルコンピュータ5が立ち上げられ
た状態で、ドアホン3の呼出ボタン31が押し下げられ
たことを呼出信号検出手段11が検出すると(S1)、
ターミナルアダプタ1がインターネットで通信中であり
データの伝送が行われているか否かを判断する(S
2)。ターミナルアダプタ1とパーソナルコンピュータ
5間の通信プロトコルは、RFC791で規定されてい
るIPをサポートしている。
【0035】パーソナルコンピュータ5がインタネット
に対してデータ伝送中のときは、現在のデータ伝送の完
了を監視し(S3)、IPデータグラム最大約1.5キ
ロバイトのデータの伝送が完了した時点で、ドアホンが
起動されたことを示すドアホン起動コマンドを作成し
て、切替制御手段20によって切替手段18を制御し
て、ドアホン起動コマンドをパーソナルコンピュータ5
に送出する(S4)。ドアホン起動コマンドは、IPデ
ータグラムのオプション部のパラメータ領域にドアホン
からのコマンド識別子を付加して作成される。
【0036】ステップS2でデータの伝送が行われてい
ないときには、ステップS4に移行し、ドアホンが起動
されたことを示すドアホン起動コマンドを作成して、切
替制御手段20によって切替手段18を制御して、ドア
ホン起動コマンドをパーソナルコンピュータ5に送出す
る。
【0037】パーソナルコンピュータ5でドアホン起動
コマンドを受信(S5)することによって、ドアホン起
動時の処理を終了する。
【0038】図3を用いて、ターミナルアダプタ1側に
おけるドアホンからの音声をパーソナルコンピュータ5
へ出力する処理を説明する。ドアホン3の呼出ボタン3
1が押し下げられたことを呼出信号検出手段11が検出
した後、音声検出手段12がドアホンからの音声を検出
すると(S11)、ターミナルアダプタ1がインターネ
ットで通信中でありデータの伝送が行われているか否か
を判断する(S12)。
【0039】パーソナルコンピュータ5がインタネット
に対してデータ伝送中のときは、現在のデータ伝送の完
了を監視し(S13)、ドアホンからのアナログデータ
をディジタルデータに変換したディジタル音声データを
IPデータグラムのデータ領域に搭載して音声データを
作成し(S14)、パーソナルコンピュータ5へ出力す
る。該音声データをパーソナルコンピュータ5上のドア
ホンアプリケーションで受信して(S15)、ドアホン
音声データの作成を終了する。
【0040】ステップS12でデータの伝送が行われて
いないときには、ステップS14へ移行してドアホンか
らのアナログデータをディジタルデータに変換したディ
ジタル音声データをIPデータグラムのデータ領域に搭
載した音声データを作成して、パーソナルコンピュータ
5へ出力する。
【0041】図4を用いて、ターミナルアダプタ1側に
おけるドアホンからの画像データをパーソナルコンピュ
ータ5へ出力する処理を説明する。ドアホン3の呼出ボ
タン31が押し下げられたことを呼出信号検出手段11
が検出した後、音声検出手段12がドアホンからの画像
データを検出すると(S21)、ターミナルアダプタ1
がインターネットで通信中でありデータの伝送が行われ
ているか否かを判断する(S22)。
【0042】パーソナルコンピュータ5がインタネット
に対してデータ伝送中のときは、現在のデータ伝送の完
了を監視し(S23)、データの伝送が完了した時点
で、ドアホンからのアナログデータをディジタルデータ
に変換したディジタル画像データをIPデータグラムの
データ領域に搭載して画像データを作成し(S24)、
パーソナルコンピュータ5へ出力する。画像データをパ
ーソナルコンピュータ5上のドアホンアプリケーション
で受信して(S25)、ドアホン画像データの作成を終
了する。
【0043】ステップS22でデータの伝送が行われて
いないときには、ステップS24へ移行し、ドアホンか
らのアナログデータをディジタルデータに変換したディ
ジタル画像データをIPデータグラムのデータ領域に搭
載して画像データを作成し(S24)、パーソナルコン
ピュータ5へ出力する。
【0044】パーソナルコンピュータ5側のドアホンア
プリケーションについて図5を用いて説明する。データ
通信が開始されると(S41)、ターミナルアダプタ1
から送られてくるデータの中でIPデータグラムを受信
したか否かを監視する(S42)。IPデータグラムを
受信すると、オプション部パラメータ領域を参照してド
アホン起動識別子が搭載されているか否かを監視してド
アホン起動コマンドを受信したか否かを判断する(S4
3)。ドアホン起動コマンドの受信でないときには、ス
テップS42に戻ってドアホン起動コマンドの受信を待
機する。
【0045】ドアホン起動コマンドを受信すると、イン
タネット通信に用いているインタネットブラウザを一旦
停止する(S44)。次いでパーソナルコンピュータ5
上でドアホンアプリケーションを起動する(S45)。
【0046】次ぎに、音声データを受信したか否かを判
断する(S46)。音声データを受信したときには、パ
ーソナルコンピュータに内蔵したサウンド機能54を用
いてスピーカ58から音声を発生する(S47)。
【0047】次いで、終了キーが押されたか否かを監視
し(S48)、終了キーが押されたときには、この処理
を終了する。終了キーの押し下げがないときには、ステ
ップS42に戻って次のIPデータグラムの受信を待機
する。
【0048】ステップS46で、受信したデータが音声
データでないときには、受信したデータが画像データで
あるか否かを判断し(S49)、画像データであるとき
には、パーソナルコンピュータ5に内蔵したビデオキャ
プチュア機能を用いて、ディスプレイ上に画像を表示す
る(S50)。
【0049】ステップS49の判断で、画像データでな
いとされたときには、エラー表示を行って(S51)、
処理を終了する。
【0050】図6を用いて、パーソナルコンピュータ5
のマイク57で取り込んだ音声をターミナルアダプタ1
へ出力する処理を説明する。マイク57から入力がある
と(S61)、音声であるか否かを判断する(S6
2)。音声入力でないときにはステップS61に戻っ
て、音声が入力されるのを待機する。入力が音声である
ときには、パーソナルコンピュータ5がデータ通信中で
あるか否かを判断する(S63)。データ通信中である
ときには、現在のデータの伝送が完了したか否かを監視
し(S64)、データの伝送が終了するのを待って、ア
ナログ音声信号をディジタル音声信号に変換する(S6
5)。
【0051】次いで、IPデータグラムを生成し、オプ
ション部のパラメータ領域にディジタル音声データを乗
せて、IPデータフォーマットのデータを作成し(S6
6)、このパラレルデータをシリアルデータに変換した
(S67)後、ターミナルアダプタ1のデータポートI
F12へ向けて出力する(S68)。
【0052】パーソナルコンピュータ1からデータを受
信した場合のターミナルアダプタ1での処理を図7を用
いて説明する。データポートIF12からデータを受信
すると(S71)、パーソナルコンピュータ5がデータ
通信中であるか否かを判断し(S72)、データ通信中
の場合は、現在のデータの伝送が完了したか否かを監視
し(S73)、データ伝送の完了を待機する。
【0053】データ伝送が終了した時点、またはステッ
プS72でデータ通信中でなかったときには、コマンド
検出手段21は、IPデータグラムのオプション部のパ
ラメータ領域に搭載したコマンドを参照して受信して、
データがコマンドを伝送するデータであるか否かを判断
する(S74)。
【0054】受信したデータがコマンドを伝送するデー
タであるときには、コマンドを解析し(S75)、音声
データの伝送コマンドであるか否かを判断する(S7
6)。音声データのときには、切替手段18をドアホン
3のスピーカ33に接続されるD/A変換装置14側に
切り替えて(S77)、音声データをドアホンに伝送す
る。
【0055】ステップS76で、音声データの伝送コマ
ンドでないときには、画像データの伝送コマンドである
か否かを判断する(S78)。画像データのときには、
切替手段18をドアホン3のTVカメラ34に接続され
るA/D変換手段15側に切り替えて(S79)、ドア
ホン3からの静止画像をパーソナルコンピュータ側に送
り出す。
【0056】ステップS78で、画像データでない場合
には、音声データまたは画像データのいずれにも該当し
ないので、エラー信号をパーソナルコンピュータ5側に
返送して(S80)、処理を終了する。
【0057】ステップS74の判断で受信したデータが
コマンド伝送データでなくデータであった場合には、デ
ータの終了を監視し(S81)、終了しない場合には、
音声データを切替手段18を介してD/A変換手段14
へ送りD/A変換して、ドアホンインタフェースIF1
1からドアホン3のスピーカ33へ出力して(S8
3)、処理を終了する。ステップS81で、データが終
了した場合には、ステップS71に戻って次のデータの
受信を待つ。
【0058】このようにして、パーソナルコンピュータ
5がターミナルアダプタ1を介してインタネットと通信
中に、ターミナルアダプタ1に接続されたドアホン3か
ら呼出しが有ったときには、その旨をパーソナルコンピ
ュータ5のディスプレイ56上に表示したり、パーソナ
ルコンピュータ5のスピーカ58から発信音を発音する
ことによって、操作者にドアホン3からの呼出しを知ら
せることができる。操作者が、マイク57から応答する
と、この応答はドアホン3のスピーカ33から出力さ
る。訪問者がマイク32を用いて用件を述べると操作者
に伝えることができる。
【0059】さらに、ドアホン3にカメラ34を備えて
いるときには、静止画像をパーソナルコンピュータ5の
ディスプレイ56上に表示することができる。
【0060】このようにして、ターミナルアダプタ1が
パーソナルコンピュータ5から離れた個所に設置されて
いる場合でも、パーソナルコンピュータ5から離れるこ
となくドアホンからの呼出しに対応することができる。
【0061】
【発明の効果】本発明によれば、ドアホンからの呼出し
をパーソナルコンピュータに出力することができるとと
もに、パーソナルコンピュータから応答することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるドアホン機能付きターミナルア
ダプタの構成の概要を示すブロック図。
【図2】ドアホン呼出しが有った場合のドアホン機能付
きターミナルアダプタにおける処理を説明するフローチ
ャート。
【図3】ドアホンから音声入力が有った場合のドアホン
機能付きターミナルアダプタにおける処理を説明するフ
ローチャート。
【図4】ドアホンから画像入力が有った場合のドアホン
機能付きターミナルアダプタにおける処理を説明するフ
ローチャート。
【図5】ターミナルアダプタから入力が有った場合のパ
ーソナルコンピュータにおける処理を説明するフローチ
ャート。
【図6】パーソナルコンピュータで応答するときのパー
ソナルコンピュータにおける処理を説明するフローチャ
ート。
【図7】パーソナルコンピュータからデータが転送され
た場合のドアホン機能付きターミナルアダプタにおける
処理を説明するフローチャート。
【符号の説明】
1 ターミナルアダプタ 11 呼出信号検出手段 12 音声検出手段 13 A/D変換手段 14 D/A変換手段 15 A/D変換手段 16 ターミナルアダプタ部 17 データ通信検出手段 18 切替手段 19 IPデータグラム変換手段 20 切替制御手段 21 コマンド検出手段 3 ドアホン 31 呼出ボタン 32 マイク 33 スピーカ 34 カメラ 5 パーソナルコンピュータ 51 シリアル/パラレル変換手段 52 CPU 53 データ通信検出手段 54 サウンド機能 55 キーボード 56 ディスプレイ 57 マイク 58 スピーカ 7 ISDN回線網 9 アナログ通信機 IF11 ドアホンインタフェース IF12 ディジタルインタフェース IF13 ISDNインタフェース IF14 アナログポート
フロントページの続き Fターム(参考) 5K027 AA09 BB01 CC02 FF03 FF22 FF25 HH26 5K030 GA17 HB01 HB02 HC01 JA03 KA19 5K038 AA05 CC00 DD15 DD16 DD22 FF01 5K101 KK00 LL03 LL04 MM06 NN12 NN18 PP07

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インターネットなどの通信をパソコンで
    行うためにパソコンとデータ伝送を行うため接続するデ
    ータポートと、一般のアナログ電話機で発信、着信、通
    話を行うために接続するアナログポートを備え、さら
    に、外来者からの呼出しを受けるためのドアホンを接続
    するドアホンポートを備えたISDN回線を使用するタ
    ーミナルアダプタにおいて、データポートに接続したパ
    ソコンでインターネットの通信を行っているときに、ド
    アホンポートに接続したドアホンからの呼出信号をデー
    タ変換しパソコンへ出力する機能を有することを特徴と
    するドアホン機能付きターミナルアダプタ。
  2. 【請求項2】 パソコンに予めドアホン着信データを画
    面上に文字で表示させるソフトウエアを常駐させるとと
    もに、ドアホンからの呼出信号が発生した場合に、ドア
    ホン着信データをデータポートを介してパソコンへ出力
    し、パソコンの画面上にドアホン呼出情報を表示させる
    ことを特徴とするドアホン機能付きターミナルアダプ
    タ。
  3. 【請求項3】 ドアホンからの音声信号を音声データに
    変換するA/D変換手段を備え、音声データ変換ソフト
    を予め常駐させるとともにサウンド機能を有するパソコ
    ンへデータポートを介して音声データを出力するように
    したことを特徴とするドアホン機能付きターミナルアダ
    プタ。
  4. 【請求項4】 マイクからの音声信号を音声データに変
    換する音声データ変換ソフトウエアを予め常駐させたパ
    ソコンからデータポートを介して入力された音声データ
    を音声信号に変換するD/A変換手段を備え、該音声信
    号をドアホンを接続するドアホンポートを介して出力す
    ることを特徴とするドアホン機能付きターミナルアダプ
    タ。
  5. 【請求項5】 ドアホンポートに接続されたドアホンか
    らの静止画の画像信号を画像データに変換するA/D変
    換手段を備え、画像データをデータポートを介してパソ
    コンに出力することを特徴とするドアホン機能付きター
    ミナルアダプタ。
JP18528099A 1999-06-30 1999-06-30 ドアホン機能付きターミナルアダプタ Expired - Fee Related JP4317614B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18528099A JP4317614B2 (ja) 1999-06-30 1999-06-30 ドアホン機能付きターミナルアダプタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18528099A JP4317614B2 (ja) 1999-06-30 1999-06-30 ドアホン機能付きターミナルアダプタ

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2001016357A true JP2001016357A (ja) 2001-01-19
JP2001016357A5 JP2001016357A5 (ja) 2006-08-17
JP4317614B2 JP4317614B2 (ja) 2009-08-19

Family

ID=16168084

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18528099A Expired - Fee Related JP4317614B2 (ja) 1999-06-30 1999-06-30 ドアホン機能付きターミナルアダプタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4317614B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002354133A (ja) * 2001-05-28 2002-12-06 Matsushita Electric Works Ltd 集合住宅用通信システム
KR20020093189A (ko) * 2001-06-07 2002-12-16 (주)디지털넷뱅크 인터넷을 이용한 도어폰 감시 및 제어장치
KR100438573B1 (ko) * 2001-09-28 2004-07-02 엘지전자 주식회사 비디오폰의 모니터링 방법
JP2010136432A (ja) * 2010-02-08 2010-06-17 Panasonic Electric Works Co Ltd 構内通信システム
JP2012085072A (ja) * 2010-10-08 2012-04-26 Sharp Corp インターホン装置

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002354133A (ja) * 2001-05-28 2002-12-06 Matsushita Electric Works Ltd 集合住宅用通信システム
KR20020093189A (ko) * 2001-06-07 2002-12-16 (주)디지털넷뱅크 인터넷을 이용한 도어폰 감시 및 제어장치
KR100438573B1 (ko) * 2001-09-28 2004-07-02 엘지전자 주식회사 비디오폰의 모니터링 방법
JP2010136432A (ja) * 2010-02-08 2010-06-17 Panasonic Electric Works Co Ltd 構内通信システム
JP2012085072A (ja) * 2010-10-08 2012-04-26 Sharp Corp インターホン装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP4317614B2 (ja) 2009-08-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4584047B2 (ja) 撮像機能付きドアホンシステムおよび当該システムを構成する音声端末、映像端末、ホームゲートウェイ装置、ドアホンアダプタ
KR20000077258A (ko) 휴대 영상 전화 단말
JP2003264646A (ja) 通信システムおよび通信制御装置
JP3968576B2 (ja) Ip電話システム、電話端末およびネットワーク間中継交換装置
JPH0248893A (ja) 通信システム
JP4317614B2 (ja) ドアホン機能付きターミナルアダプタ
JP2002374359A (ja) 撮像装置付きインターホンシステム、撮像装置付きインターホンと携帯通信端末装置の通信方法および携帯通信端末装置
JP3727953B2 (ja) 端末装置及びその制御方法
JP2009117916A (ja) テレビインターホンシステム
KR20020009002A (ko) 인터넷 화상 폰
JPH03297260A (ja) Isdnファクシミリ装置
JP2004072441A (ja) 画像表示機能付きipカメラ電話機
JPH09214915A (ja) テレビ電話装置
JP2009094728A (ja) テレビインターホンシステム
JPH09130499A (ja) 端末アダプタ内蔵型通信装置
JP2004135355A (ja) 端末装置及びウインドウ表示制御方法
KR100334087B1 (ko) 인터넷 전화기 인터페이스장치 및 인터넷-국선-외부전화기간 통화 구현방법
JPH09149186A (ja) ビデオ電話装置
JPH0951376A (ja) メモリ付電話装置
JP3215484B2 (ja) Isdn端末装置の制御方法
JP2009182642A (ja) テレビインターホンシステム
JP2550633Y2 (ja) ボタン電話装置
JP2607795Y2 (ja) 画像診断装置用制御システム
JP2009182842A (ja) テレビインターホンシステム
JPH10174164A (ja) 移動体電話によるデータ通信方法

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060627

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060627

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20060627

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080821

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080909

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081110

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090519

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090525

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120529

Year of fee payment: 3

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120529

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120529

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120529

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130529

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130529

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140529

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees