JPH08114914A - 着色画像の形成方法 - Google Patents

着色画像の形成方法

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Publication number
JPH08114914A
JPH08114914A JP7253347A JP25334795A JPH08114914A JP H08114914 A JPH08114914 A JP H08114914A JP 7253347 A JP7253347 A JP 7253347A JP 25334795 A JP25334795 A JP 25334795A JP H08114914 A JPH08114914 A JP H08114914A
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JP
Japan
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layer
photosensitive
aqueous
additional
colorant
Prior art date
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Pending
Application number
JP7253347A
Other languages
English (en)
Inventor
Gregory A Bodager
グレゴリー・エイ・ボーデイガー
Phillip L Beighle
フイリツプ・ルー・ベイル
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
EIDP Inc
Original Assignee
EI Du Pont de Nemours and Co
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Filing date
Publication date
Application filed by EI Du Pont de Nemours and Co filed Critical EI Du Pont de Nemours and Co
Publication of JPH08114914A publication Critical patent/JPH08114914A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F3/00Colour separation; Correction of tonal value
    • G03F3/10Checking the colour or tonal value of separation negatives or positives

Abstract

(57)【要約】 【課題】 着色像を形成するための新規な方法の提供。 【解決手段】 この方法は(a)少なくとも1つの水性
の透過性着色剤含有組成物をキャリア表面と、本質的に
水性液体に現像可能な感光性組成物から構成される未着
色の第1の感光性層とからなる、感光性エレメントに付
与し、ここで水性の透過性着色剤含有組成物はこの未着
色の第1の感光性層に付与される;(b)水性の透過性
着色剤含有組成物が、その上に付与されている感光性エ
レメントを活性光線に像露光し、未着色の第1の感光性
層と上側にある水性の透過性着色剤含有組成物中に像露
光域と未露光域とを形成し;そして(c)この露光済み
エレメントを水性液体によってウオッシュすることによ
り現像し、これにより像露光域または未露光域のいずれ
かを除去して第1の着色パターンを作成する、ことから
なる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は着色像の形成方法に関する。特
に、本発明は永久的支持体を含む未着色感光性エレメン
トと着色剤含有組成物とを使用する着色像の形成に関す
る。
【0002】
【発明の背景】像複製に際して用いることのできる感光
性エレメントはグラフィックアーツの分野で良く知られ
ている。このようなエレメントは、通常色分解透明ポジ
のような像保持透明ポジを通じて活性光線に露光され、
使用した透明ポジに対してポジ型またはネガ型のいずれ
かの像を生成する。
【0003】このような感光性エレメントは印刷で作ら
れる像をシュミレートする抜き刷りカラープルーフに広
く用いられている。サープリントプルーフにおいてすべ
ての着色像は例えば多重露光、積層、または転写を一枚
の支持体上に行うことにより重ね合わされる。この着色
像は個々に分離しかつ観察することはできないが、オー
バーレイプルーフにおいては、着色像は個々に見ること
ができる。
【0004】ポジ型光重合性エレメントは Chu 氏およ
び Cohen 氏の米国特許第3,649,268号で、また
ネガ型感光性エレメントは Cohen 氏と Fan 氏の米国特
許第4,174,216号と同第4,191,572号で記
載されている。像は好ましくは粘着性の像区域にだけ付
着する、適当なトナーによってトナー処理することによ
り現像される。存在する余分のトナーを非粘着性の像区
域から除去して、原画のプルーフである像かまたは別の
面に転写するのに使用することのできる像が得られる。
トナー処理により色調の自由度が得られるが、微細な粉
末は取り扱いが困難なため環境上の問題を伴う。また、
トナーの使用はかなりレリーフを有する画像を生じ、そ
のため多色像を作るのに像の重ね合わせが必要なとき、
高解像の像を得るのが困難である。
【0005】前もって着色したウオッシュ−オフ系も従
来から知られている。これらには水と1−プロパノール
の混合物中で現像する Van Beusekom 氏の米国特許第
3,671,236号;Cederburg 氏の同第4,656,1
14号;および Sachi 氏の同第4,666,817号;
塩基で現像する Krech 氏の同第4,260,673号;
および水で現像する Platzer 氏の同第4,751,16
6号、Mino 氏の同第4,783,390号および Adolph
son 氏他の同第5,075,722号などのような前もっ
て着色したジアゾをベースとした像形成系が含まれる。
これらの系は解像性を改善する。しかしながら、エレメ
ントは前もって着色されているので、所望の色調に全部
前もって着色したエレメントを作るのは経済的に実施で
きないため色調の自由度が限定される。水性の塩基また
は有機溶剤中で現像される系に対するさらなる欠点は、
これらが引火性、毒性、腐食性および/または排液など
の問題を生じることである。
【0006】Thompson 氏の米国特許第4,737,43
6号は、顔料混合物を含有するホトレジスト塗膜を使用
し、一つの基体上にカラープルーフ像を作成するための
水ベースの方法を開示している。この方法は顔料を混合
し、ついで(a)水可溶性ホトレジスト組成物とこの顔
料混合物を合し、(b)顔料混合物を含有するホトレジ
スト組成物で基体を塗布し、(c)像露光し、そして
(d)現像して基体上に像を形成する。ついで第2の像
は、この露光し、かつ現像した基体上に、第2の顔料混
合物を形成し、ついで水可溶性のホトレジスト組成物と
この第2の顔料混合物を合し、第2の顔料混合物を含有
するホトレジスト組成物で第1の像を有する基体を塗布
し、像露光しそして現像してる基体上に第2の像を形成
させる。
【0007】Thompson により開示されたこの方法はい
くつかの欠点を有している。顔料混合物をホトレジスト
塗布液に混合するとき、塗布液の安定性の問題が認めら
れた。塗膜の不均一性の問題が、生産規模の増大ととも
に一様な塗膜を得ることが段階的に困難になってくる。
顔料混合物は塗布の前にホトレジストと混合するので、
ホトレジスト塗布液と顔料の相溶性が問題となる。また
この方法はほぼ像区域にだけ着色剤を付与することがで
きないという限界がある。高解像性、高品位の着色像を
生成する方法に対する要求が存在する。さらに従来の系
に伴う環境上の問題のない、色調の自由度を与える方法
についても要請がある。また、ほぼ像区域だけに着色剤
を付与できる方法についても要請が存在する。
【0008】
【発明の要点】本発明は、 (A) 少なくとも1つの水性の透過性着色剤含有層
を、 (1) 水性液体現像に耐性である永久的キャリア支持
体、 (2) (i)接着を促進するために処理した面、(ii)ア
ンカー層、および(iii)これらの組み合わせよりなる群
から選択されたキャリア表面、 (3) 水性液体現像の可能な感光性組成物から本質的
になる未着色の、第1の感光性層から順次構成する感光
性エレメントに、水性の透過性着色剤含有層をこの第1
の感光性層に接触させて付与し; (B) その表面上に水性の透過性着色剤含有層を付与
した、ステップ(A)の感光性エレメントを活性光線に
像露光し; (C) ステップ(B)の露光済みエレメントを、水性
液体でウオッシュすることにより現像し、これにより像
露光した区域かまたは未像露光区域のいずれかを取り除
いて第1の着色パターンを作成する、ことから順次な
る、着色像を形成する方法を提供するものである。この
感光性エレメント中の永久的キャリア支持体は透明かま
たは不透明なものであってよい。
【0009】場合により、本方法はステップ(C)の後
に: (C1) ステップ(C)のエレメントに、 (1) 追加の支持体 (2)(a)少なくとも1つの水性液体で現像可能な未
着色感光性組成物を含む下側の追加の感光性層、そして (3) 下側の追加の接着層から構成されている未着色
エレメントを、この追加の接着層がステップ(C)のエレ
メント中の第1の着色パターンに接触し、かつその上側
にあるように積層し; (C2) 前記の追加の支持体を取り除き; (C3) 追加の感光性層に少なくとも1つの水性の透
過性着色剤含有組成物を付与し; (C4) 前記の追加の感光性層と水性の透過性着色剤
含有組成物とを、前に形成させた第1の着色パターンと
整合させて、活性光線に像露光して、像露光区域と未像
露光区域とを形成し; (C5) ステップ(C4)の、前記露光済みの追加の
感光性層と水性の透過性着色剤含有組成物とを、水性液
体でウオッシュすることにより現像し、これにより像露
光区域または未像露光区域のいずれかを取り除き、追加
の着色パターンを作成し;そして場合により、 (C6) 1回以上、ステップ(C1)〜(C5)を順
次に繰り返す、その際、永久的キャリアエレメントとキ
ャリア表面との間の接着力はF1の値を有し;キャリア
表面と第1の着色パターン間の接着力はF2の値を有
し;接着層と下側の第1の着色パターン間の接着力はF
3の値を有し;追加の接着層のいずれかとその下側の追
加の着色パターン間の接着力はF3iの値を有し;該追
加の接着層のいずれかとその上側の追記の着色パターン
間の接着力はF2iの値を有し;追加の接着層と活性光
線に露光前の上側の追加の感光性層間の接着力はF4の
値を有し;活性光線に露光前の追加の感光性層と上側の
追加の支持体間の接着力はF5の値を有するが、F1、
F2、F3、F2i、F3iおよびF4のそれぞれはF
5よりも大きい、各工程を加えることにより多色像を作
製するのに使用することができる。
【0010】好ましい態様において(a)現像のための
液体は水であり、(b)感光性の物質は、N−アルキル
スチリルピリジニウムおよびN−アルキルスチリルキノ
リニウムよりなる群から選ばれた光架橋基を含有する、
水処理可能なポリビニルアルコールの誘導体であり、そ
して(c)水性の着色剤含有組成物はインクジエット用
インクであり、インクジエットプリンターを使用して未
着色の感光性層上にプリントされるものである。
【0011】
【発明の具体的説明】本発明の一態様で永久的支持体上
の単一の着色像は、感光性エレメントに少なくとも1種
の水性の透過性着色剤含有組成物を付与することにより
形成される。感光性エレメントはキャリア面と、水性液
体で現像可能な感光性組成物から本質的になる未着色
の、第1の感光性層とを有する永久的キャリアエレメン
トを含むものである。水性の透過性着色剤含有組成物を
この感光性層に付与し、ついで活性光線に像露光し、未
着色の第1の感光性層と上側の水性の透過性着色剤含有
組成物中に、像露光された区域と未露光の区域とを生成
する。ついでこの露光済みエレメントを水性液体でウオ
ッシュすることにより現像し、これにより像に露光した
区域かまたは未像露光区域のいずれかを取り除き、第1
の着色パターンを作製する。永久的キャリアエレメント
が透明であるとき、得られたエレメントは多色オーバー
レイを作るのに使用することができる。
【0012】本発明の別の態様では永久的キャリアエレ
メントが用いられ、それぞれ接着剤層が介在しかつ接着
された複数の像形成着色層からなる多色像を作製するの
に使用される。多色像は複数回の像形成工程をそれぞれ
行うことにより、この永久的キャリアエレメント上に作
られる。本発明は転写工程の必要なしに高解像性で、高
品質のオーバーレイプルーフまたはサープリントプルー
フを得るものである。これは像形成の際に水道水により
現像され、有毒性、廃液処理および腐食のような環境上
および安全上の諸問題を排除するかまたは最少限にす
る。本発明はまた色調の自由度を与える。また像を必要
とするほぼその区域にだけ、着色剤含有組成物を付与す
ることが可能である。また単一層に一色以上の色を加え
ることもできる。
【0013】本発明方法の実施に際しては少なくとも2
つの構成要素が必要である、すなわち(I)キャリア面
と未着色の感光性層とを有する永久的キャリアエレメン
トからなる感光性エレメント、および(II)水性の透過
性着色剤含有組成物である。永久的キャリアエレメント
が透明であるとき、得られるエレメントはオーバーレイ
を作るのに使用することできる。キャリア面を有する永
久的キャリアエレメントは、接着を促進するように表面
処理をされた永久的キャリア支持体か、またはキャリア
支持体(14)とアンカー層または接着剤層(15)と
からなっていてよい。追加の感光性エレメントおよび追
加の着色剤含有組成物は多色像を作る際にもまた用いら
れる。
【0014】〔感光性エレメント〕上側の水性の透過
性、着色剤含有組成物(12)を有する未着色の感光性
エレメントを図1に示す。このエレメントはキャリア面
(10)を有する永久的キャリアエレメント、そして未
着色感光性層(11)の順で構成される。
【0015】〔キャリアエレメント〕キャリア面(1
0)を有する永久的キャリアエレメントは、接着を促進
するように表面処理した永久的キャリア支持体(14)
か、または永久的キャリア支持体(14)とアンカー層
または接着剤層(15)とから構成される。永久的キャ
リア支持体(14)は種々の積層工程に耐える、適当な
硬さと寸法安定性を有し、そして水、熱、および圧力に
抵抗性を有する材料はほとんどいずれも含むことができ
る。充分な硬さと寸法安定性とをもつ材料は、像の位置
ずれおよび調整不良を生じることなく像を支持し得るも
のである。キャリア支持体に使用する材料は、曲がった
りまたは収縮したりせずに感光性層の水性現像ができる
ように充分な耐水性を有していなければならない。支持
体は一般的に平滑かつ平たいものである。
【0016】使用することのできる適当な材料の例には
ポリエチレンテレフタレートとポリエチレンナフタネー
トを含むポリエステル;ポリアミド;ポリカーボネー
ト;フルオロポリマー;ポリアセタール;ポリオレフィ
ンなどのようなポリマーフィルムが含まれる。また、キ
ャリア支持体は薄い金属シート、または耐水性の処理を
した紙支持体または合成紙であってよい。キャリア支持
体は透明、半透明または不透明であってよい。本発明の
方法をオーバーレイプルーフを作るため用いるとき、永
久的キャリア支持体(14)は透明である。これは着色
することができ、またハレーション防止染料、マット化
剤、などのような材料を混入することもできる。ポリエ
チレンテレフタレートフィルムはオーバーレイプルーフ
の好ましいキャリア材料である。水、熱および圧力耐性
の処理をした紙支持体は、サープリント用の好ましいキ
ャリア支持体材料である。
【0017】キャリア支持体は片面または両面に帯電防
止層が被覆されていてもよい。一般に、帯電防止層はキ
ャリア支持体の背面側、つまり感光性層がある側の反対
側にあるのが好ましい。帯電防止材料として用いること
のできるものは従来から良く知られている。キャリア支
持体は典型的には約20〜約250μm(1.0〜10
ミル)の厚さを有している。好ましい厚さは約55〜2
00μm(2〜8ミル)である。
【0018】ほとんどプルーフ用には、水、熱および圧
力に耐性の処理をした紙支持体が使用され、そして好ま
しくは像が最終的にプリントされるのと同じ紙である。
実際、いかなる紙料も用いることができる。永久的キャ
リア支持体として用いることのできるこの他の材料には
布、木材、ガラス、陶磁器、多くのポリマーフィルム、
合成紙、薄い金属シートまたはホイルなどが含まれる。
感光性層(11)またはアンカー層または接着剤層(1
5)に接着するほとんどの材料はいずれも永久的支持体
として用いることができる。もし、永久的キャリア支持
体として使用する材料が、接着促進のために処理をされ
た、例えばED処理ポリエチレンテレフタレートなら
ば、追加の表面層は必要ではない。キャリア表面層(1
5)は、本発明方法中のすべてのステップを通じて支持
体に固着しているような、キャリア支持体(14)に対
し充分な接着性を有していなければならない。このキャ
リア表面層は、感光性層の水性現像中にこれにずっと固
着しているように未着色の感光性層に対する充分な接着
を有していなければならない。
【0019】キャリア表面(10)を有する永久的キャ
リアエレメントは、感光性層(11)が付与された隣接す
るそのキャリア表面に像を有することができる。この像
は当業者にとって知られた任意の方法により与えること
ができる。未着色層の永久的キャリア支持体への適切な
接着を確実にするため、その間に1つ以上のアンカー層
を含有させることがしばしば必要である。「アンカー
層」とは両面に層を接着結合、つまりその上の層とその
下の層とを結合する層を意味している。このアンカー層
または接着層(15)は本発明の方法を通じて感光性層
に固着したままである。この層は感光性層に必要な接着
性を有し、そして感光性層の作用を妨げないような適当
な任意の組成物で構成することができる。例えばアンカ
ー層から感光性層または得られる像形成層中に成分を浸
出させる材料は容認することはできない。また接着性物
質は水性現像ステップで悪影響を受けるべきではない。
【0020】高解像性の像を得るために、この接着層は
処理中その上にドットを保有することができ;着色層を
汚染せず;そしてプルーフ集成体の作成中および以後に
他の層、例えば用紙などに付着しない点で好ましい。好
ましくは、接着剤層は透明であり、かつカラーバランス
を崩す黄色を含有しない。これは画質を低下する気泡を
トラップせずに容易に積層し得るものでなければならな
い。接着層は他の層の上を容易に滑り得るものでなけれ
ばならないが、整合性の点からはあまり容易に滑らない
方が好ましい。接着層は好ましくは、(a)他の着色フ
ィルムおよび接着層にヒートシールされ、(b)湿潤ま
たは乾燥状態で摩擦とひっかき耐性があり、そして
(c)時間の経過後または折ったり曲げたりしたときも
ろくなったりまたはひびが入らないものでなければなら
ない。積層または処理装置の構成要素に付着するのも好
ましくない。
【0021】種々のタイプの材料を結合するための接着
材料は従来から良く知られ、またこれについては例えば
Irving Skeist 氏編の Handbook of Adhesives, 第2
版 (Van Nostrand Reinhold 社, 1977年刊)の論議に見
ることができる。キャリアのアンカー層として用いるの
に適当な材料には、例えばポリエステル樹脂;エチレン
/ビニルアセテートコポリマー;ビニルクロライド/ビ
ニルアセテートコポリマー;ビニルクロライド/ビニリ
デンクロライドコポリマー;熱可塑性ポリアミド;その
他が含まれる。接着剤の具体的な選定は未着色感光性層
の組成、永久的キャリア支持体および場合によりキャリ
アクッション層、などによる。アンカー層は帯電防止
剤、着色剤、ハレーション防止染料、光学的増白剤、界
面活性剤、可塑剤、塗布助剤、その他のような材料をそ
の中に混入することができる。
【0022】キャリアアンカー層は一般的に0.01〜
10μmの範囲;好ましくは0.05〜5μm、そして
さらに好ましくは0.5〜3μmの範囲の厚さを有して
いる。1つ以上のアンカー層がある場合、各層全体の厚
さは一般に上記範囲内である。キャリア表面層(15)
と永久的キャリア支持体(14)の間に、クッション層
(図示せず)を存在させることができる。このクッショ
ン層は変形可能な層である。意外なことに、多色像を形
成するときキャリア支持体上にキャリアクッション層を
導入により本発明の方法にいくつかの利点をもたらすこ
とが見出された。例えば、積層スフップ中に捕捉された
空気が混入することにより生じるモトルの量が著しく減
少する;積層温度を下げることができ;そして各色の間
の接着が改善される。
【0023】キャリアクッション層として用いることの
できる適当な物質のいくつかの例には、エチレン/メタ
クリル酸コポリマーとアイオノマー;エチレン/アクリ
ル酸コポリマーとアイオノマー;エチレン/ビニルアセ
テートコポリマー;エチレンホモポリマー;プロピレン
ホモポリマー;エチレン/プロピレンコポリマー;エチ
レン/メタクリレートコポリマー;エチレン/メタクリ
ル酸/イソブチルアクリル酸アイオノマー;その他が含
まれる。各物質の混合物も用いることができる。キャリ
アクッション層用に好ましい材料はエチレン/メタクリ
ル酸およびエチレン/アクリル酸の各コポリマーおよび
アイオノマーである。このような物質は市場で入手可能
で、例えば SurlynR 1601(デュポン社製)および Iote
kR 4080(エクソンケミカル社製)である。
【0024】キャリアクッション層はまた帯電防止剤、
着色剤、ハレーション防止染料、光学増白剤、界面活性
剤、可塑剤、塗布助剤、マット化剤、その他のような物
質を含ませることもできる。一般的に、これらの添加物
質はキャリアクッション層の全重量を基準に約10重量
%以下、好ましくは約5重量%以下とする。キャリアク
ッション層中に白色顔料を含有させることは効果的であ
る。これはその上に形成される着色像の検査を容易にす
る。キャリアクッション層は一般に約12〜150μm
(0.5〜6ミル)、好ましくは35〜65μm(1.4
〜2.6ミル)の範囲内の厚さを有している。
【0025】キャリアエレメントはまた一時的カバーシ
ート(図示せず)を備えることができる。この一時的カ
バーシートは、下側の接着層を適切に保護し、そして剥
離することにより接着層からきれいに取り去ることので
きる任意の材料から構成することができる。好ましいカ
バーシートはポリエチレンまたはポリエチレンテレフタ
レートのような自己剥離性フィルムである。これらのフ
ィルムはリリース層がフィルムとともにきれいに除去さ
れる限りシリコンのようなリリース層を塗布することが
できる。この一時的カバーシートの厚さは厳密なもので
はなく、一般には25〜250μm(1〜10ミル)の
範囲内である。
【0026】〔未着色感光性層〕感光性層(11)は、
活性光線に露光すると溶解性に変化を生じる水性液体現
像可能な感光性組成物からなる。この感光性組成物は光
不溶性であってよい、すなわち、露光前は感光性組成物
は水、または本質的に水からなる水溶液によりキャリア
支持体から除去可能である。露光後、組成物は水、また
は本質的に水からなる水溶液によりキャリア支持体から
除去可能ではない。一方、感光性組成物は光可溶性であ
ってよい。この場合、露光前は感光性組成物は水、また
は本質的に水からなる水溶液により支持体から除去可能
ではない。露光後、組成物は水、または本質的に水から
なる水溶液により支持体から除去可能である。
【0027】光不溶性化は一般に光開始重合および/ま
たは架橋化により達成される。存在する各化合物の物理
的特性の変化、特に分子量および/またはネットワーク
の形成の増大は感光性材料を不溶性化する。光架橋性懸
垂基を含むポリビニルアルコールのような水溶性ポリマ
ー誘導体は感光性層に効果的に使用することができる。
露光に際しこれの基は反応して異なるポリマー鎖間に架
橋を形成する。光架橋性ポリマーは、A. Reiser 氏著,
Photoreactive Polymers: The Science and Technology
of Resists, Wiley 社, 1989年刊, pp24〜32に記載さ
れている。典型的な光可橋性基は、例えば、シンナミ
ル、カルコン、α−フェニルマレイミド、N−アルキル
スチリルピリジニウム、およびN−アルキルスチリルキ
ノリニウム、の各基である。この他の水性現像可能な系
は、Briney 氏他の米国特許第4,485,167号に示
されている。
【0028】光架橋性基を含むポリビニルアルコール誘
導体が好ましい。好ましいポリビニルアルコール誘導体
は、N−アルキルスチリルピリジニウムまたはN−アル
キルスチリルキノリニウム基を含むものである。このよ
うなポリマーは K. Ichimura氏と S. Watanabe 氏が J.
Polym. Sci., Polym. Lett. Ed., 18, 613 (1980)と 2
0, 1411, 1419 (1982) で記載されており、同じく Ichi
mura 氏の米国特許第4,272,620号、同第4,28
7,335号、同第4,339,524号、同第4,56
4,580号および同第4,777,114号に記載され
ている。これら各文献の開示を参照することにより明細
書中に組み入れる。
【0029】置換された水性処理可能なポリビニルアル
コールポリマーは、適切な光架橋性基によるケン化した
ポリビニルアセテートの誘導体化により一般的に調製さ
れる。ポリビニルアセテートは少なくとも70%加水分
解するのが望ましい。典型的には88%ケン化ポリビニ
ルアセテートが使用されるが、多少高度にケン化された
ポリビニルアセテートも感光性層が水性処理可能なこと
を条件に使用することができる。光架橋性基はエステ
ル、エーテル、またはアセタール結合のような、適切な
化学的結合のいずれかによりポリビニルアルコールに結
合することができる。アセタール結合が好ましい。光架
橋性基は典型的には0.5〜10モル%、好ましくは1
〜4モル%で存在する。より高い量の光架橋性基を含有
するポリマーは水処理可能にすることはできないけれど
も、感光性層が水処理可能であることを条件に、より高
い量の光架橋性基を使用することができる。ポリビニル
アルコールの重合度、すなわちポリマー鎖中のモノマー
単位数は400〜3,000の範囲が好都合である。重
合度が余りにも低いときは、不溶性化に必要な露光時間
が永くなる。重合度が余りにも大きいときは、ポリマー
含有液の粘度は調製および処理が困難なほどに大きくな
ってしまう。
【0030】多官能光活性架橋化剤の別の種類はビス−
アジド類である。これらの化合物は典型的には水溶性を
増大するためスルホン酸、カルボン酸、硫酸、などのよ
うな1つ以上のイオン性基により置換されている芳香族
ビスアジドである。典型的なビス−アジドは4,4′−
ジアジドスチルベン−2,2′−ジスルホン酸ナトリウ
ム、4,4′−ジアジドベンザルアセトフェノン−2−
スルホン酸ナトリウム、および4,4′−ジアジドスチ
ルベン−α−カルボン酸ナトリウムである。好ましいビ
ス−アジドは4,4′−ジアジドスチルベン−2,2′−
ジスルホン酸ナトリウムである当業者にとって自明なよ
うに、ナトリウムの代りに他の例えばカリウム、アンモ
ニウムのような他のカチオン、および例えばエチルアン
モニウム、テトラメチルアンモニウムなどのような置換
アンモニウムを含むビス−アジドの使用からも均等な結
果を得ることができる。
【0031】感光性シアゾ樹脂は別の種類の感光性物質
である。これらの物質は一般にホルムアルデヒドと架橋
した芳香族ジアゾニウム塩からなる。代表的な物質は4
−(フェニルアミノ)−ベンゼンジアゾニウムサルフェ
ート(1:1)ホルムアルデヒドポリマーの塩化亜鉛錯
体、4−(フェニルアミノ)−ベンゼンジアゾニウムホ
スフェート(1:1)ホルムアルデヒドポリマーの塩化
亜鉛錯体、4−(フェニルアミノ)−ベンゼンジアゾニ
ウム(1:1)ホルムアルデヒドポリマーの塩化コバル
ト錯体、錯体になっていない4−(フェニルアミノ)−
ベンゼンジアゾニウムホスフェート(1:1)ホルムア
ルデヒドポリマー、および錯体になっていない4−(フ
ェニルアミノ)−ベンゼンジアゾニウムサルフェート
(1:1)ホルムアルデヒドポリマーなどである。その
現像に際し重金属を含む排出液を生じないから、錯体に
なっていない4−(フェニルアミノ)−ベンゼンジアゾ
ニウムホスフェート(1:1)ホルムアルデヒドポリマ
ー、および錯体になっていない4−(フェニルアミノ)
−ベンゼンジアゾニウムサルフェート(1:1)ホルム
アルデヒドポリマーが好ましい。
【0032】光可溶性化は、一般的に物質がさらに可溶
性の形態へと光開始剤による変換、可塑化反応、解重
合、脱カプリングまたは脱架橋化反応などにより達成さ
れる。低分子量のフェノール−ホルムアルデヒドポリマ
ーとo−キノンジアジドとをベースとした系を好都合に
用いることができる。紫外光への露光に際して、o−キ
ノンジアジドは容易に溶解するインデンカルボン酸に変
換される。この系についての論説は A. Reiser 氏著 Ph
otoreactive Polymers: The Science and Technology o
f Resists, Wiley 社, 1989年刊, pp.178〜225に見るこ
とができる。また有用な光可溶化化学は Chen 氏他の米
国特許第5,071,731号に開示されている。
【0033】この他の通常の添加剤も、それらが層中に
存在する他の各成分と相溶性であり、最終的な像に不要
な着色をせず、そして像形成プロセス作業に必要なエレ
メントの作用に不都合な影響を及ぼさないならば、感光
性層に添加することができる。ある場合には別の光開始
剤が添加される。この他の成分には例えば、ポリマーバ
インダー、可塑剤、ハレーション防止剤、光学的増白
剤、リリース剤、界面活性剤、塗布助剤、マット化剤、
その他などが含まれる。
【0034】感光性層に対する水性の透過性着色剤含有
組成物の浸透、吸収および/または定着を改善するため
他の添加剤を感光性組成物に含有させることができる。
未着色感光性層に添加したマット化剤は層にマットを与
えるとともに、着色剤含有組成物の未着色感光性層への
拡散を改善することもできる。感光性物質は、活性光線
への露光に際して感光性層を、可溶化または不溶化する
のに充分な量で存在しなければならない。感光性層を作
るため塗布する場合、感光性組成物は感光性物質の部分
としておよび/または添加バインダーとして、フィルム
を形成するのに充分なポリマーを含有しなければならな
い。その他の成分はそれぞれ所望の目的を達成するのに
必要な分量に存在させることができるが、画像系の特性
に不都合な作用をするほど大量に存在させてはならな
い。
【0035】感光性層の組成は、感光性層の全重量を基
準にした重量%で表わして、代表的には:バインダー8
0〜98%、好ましくは85〜96%;感光性物質2〜
10%、好ましくは2〜6%、そして他の成分0〜10
%とすることができる。もしもバインダーが存在せす、
すなわち感光性物質がバインダーとしても機能するなら
ば、組成は代表的には:感光性物質80〜100%、好
ましくは90〜100%;そして他の成分0〜20%で
あってよい。感光性層は、一般に0.1〜10μm;好
ましくは0.5〜2μmの範囲の厚さを有している。
【0036】〔感光性エレメントの調製〕感光性エレメ
ントは永久的キャリア支持体上に、すべての層を順次、
通常の塗布および/または積層技術を使用して塗布する
ことにより作ることができる。このような方法は従来か
ら良く知られらている。もしもアンカー層または接着層
が非水系溶液で塗布し得るものであれば、この層は一時
的カバーシート(図示せず)上に塗布し、そして永久的キ
ャリア支持体に積層することができる。もしこのように
すると、この一時的カバーシートは感光性層に隣接する
その面がマット仕上げになり、一時的カバーシートが剥
離したとき感光性層にマット仕上げが付与される。
【0037】感光性エレメントは、永久的なキャリアエ
レメントに、あらかじめ形成したエレメントを互いに積
層して作るのがしばしば好都合である。このあらかじめ
形成したエレメントは、一時的カバーシート(図示せ
ず)と一時的な支持体(図示せず)との間にサンドイッ
チした、感光性層とアンカー層または接着層とから構成
される。このアンカー層または接着剤層(15)と感光
性層(11)は前に述べたものと同じ組成を有してい
る。永久的キャリアエレメントが接着を改良するのに表
面処理されているとき、このあらかじめ形成したエレメ
ントは、一時的カバーシート(図示せず)と一時的支持
体(図示せず)との間にサンドイッチした感光性層で構
成することができる。任意の一時的カバーシートをエレ
メントが使用前に引っかきまたはその他の損傷を受ける
のを防ぐために存在させることができる。この一時的カ
バーシートはキャリアエレメントにおける一時的カバー
シートについて述べたのと同じ材料から選択することが
できる。
【0038】一時的な支持体は任意の寸法に安定性のシ
ート材料で構成することができる。一般的にはポリマー
フィルムが用いられる。この支持体は活性光線に露光す
る前に、感光性層から除去できるものでなければならな
い。同時に、感光性エレメントの製造と取り扱いを考慮
して、感光性層と一時的な支持体との間には充分な接着
性がなければならない。別なリリース層を一時的支持体
と感光性層間に配置するか、あるいはシリコンでリリー
ス処理したフィルムを使用することもできる。リリース
層を用いるのが好ましい。これは以下で詳細に述べるよ
うに、本発明の方法に影響する他の重要な接着力との関
係で、感光性層と一時的支持体との間の接着力の調整を
可能にする。
【0039】一時的支持体の厚さは、取り扱いと寸法安
定性のため必要な硬度を与えるのに充分なものでなけれ
ばならないが、それ以上とすることは特に重要ではな
い。厚さは一般に25〜250μm(1〜10ミル)の
範囲である。一時的支持体と一時的カバーシートを有す
るエレメントは、好ましくは一時的支持体上に各層をそ
れぞれ塗布することにより調製される。好ましくは、感
光性層は各成分を適切な溶剤、好ましくは水性溶剤に懸
濁または溶解し;一時的支持体上に塗布し;そして溶剤
を蒸発させることにより調製される。
【0040】図1に示した感光性エレメントは、あらか
じめ形成したエレメントと永久的キャリアエレメントと
から、カバーシートを剥離し、この2つを接着層(1
5)が永久的キャリア支持体(14)に隣接するように
積層し、一時的支持体を剥離し、そして水性の透過性着
色剤含有組成物を未着色感光性層に適用することにより
製造することができる。積層ステップで用いる温度と圧
力とは、接着層(15)の組成と永久的キャリア支持体
(14)とによる。一時的支持体と感光性層との間にリ
リース層が存在するとき、このリリース層は一時的支持
体とともに剥離され感光性層の上に残存しない。
【0041】この2つの一時的カバーシートを取り除く
ための、それぞれの一時的カバーシートとその隣接する
層との間の接着力は、それらが関与する各エレメント中
の、すべてのその他の層との間の接着力より低いもので
なければならぬことは当業者にとって明らかであろう。
積層ステップ後に、一時的支持体と付随したリリース層
(存在する場合)とを取り除くために、感光性層と一時
的支持体またはリリース層(存在する場合)との間の接
着力は、感光性層(11)とアンカー層または接着層
(15、存在する場合)間の接着力、およびアンカー層
または接着層(15)と永久的キャリア支持体(14)
間の接着力より低いものでなければならないことも明ら
かであろう。もしキャリアエレメントが接着改善処理さ
れており、またあらかじめ形成されたエレメントがアン
カー層をもたないならば、積層ステップ後に、感光性層
と一時的支持体またはリリース層(存在する場合)間の
接着力は、感光性層(11)と永久的キャリアエレメン
ト(10)間の接着力より低いものでなければならな
い。
【0042】〔着色剤含有組成物〕水性の透過性着色剤
含有組成物(12)が感光性エレメントの未着色感光性
層に付与される。これは層として付与することができ、
または感光性層中にその塗布後に吸収させることができ
る。着色剤含有組成物(12)は、露光後の感光性層の
現像を妨害しないよう水性の透過性でなければならな
い。もし未着色感光性層の上に層として存在するなら
ば、その厚さは4μmより大きくなく、好ましくは2μ
mより大きくないものとすべきである。
【0043】着色剤は、露光した未着色感光性層を現像
するのに用いる水性液体に不溶性の任意の物質でよい。
これは4つの標準色の1つ、すなわちイエロー、マゼン
タ、シアン、および黒またはその他の任意の所望の色の
ものでよい。使用することのできる着色剤は当業者に良
く知られている。着色剤は感光性層と相溶性であるべき
で、そして感光性組成物が吸収する光線のスペクトル領
域中に強力に吸収しないものとすべきである。好ましい
着色剤は水中に分散し得る顔料である。
【0044】着色剤は、充分な光学濃度に像を均一に着
色するのに充分な量で存在しなければならないが、もし
これが感光性層中に吸着された場合、その付与後に感光
性層の特性、例えば像形成系の作用に必要な写真感度、
接着性などに悪影響を与えるような大量であってはなら
ない。0.5〜2の光学濃度が望ましい。この他の成分
は、これらが感光性層の像形成作用または着色剤の所望
の色調に悪影響を与えないならば、着色剤含有組成物中
に含有させて、その浸透、吸収および/または感光性層
への定着を改善することができる。水不溶性バインダー
を塗布性および/または像の耐水性を改善するために、
水性の透過性着色剤含有組成物中に存在させることがで
きる。
【0045】一般に着色剤と水から構成される。水性の
透過性着色剤含有組成物(12)は未着色感光性層上に
塗布、積層、スプレーまたはプリントすることができ
る。好ましい具体例において、水性の透過性着色剤含有
組成物(12)はインクジエット用インクであり、イン
クジエットプリンターを使用して付与される。インクジ
エット用インクは水性のキャリア媒体と、顔料分散物ま
たは色素である着色剤とから構成されている。着色剤が
色素であるとき、これは現像ステップの際洗去されない
ように、例えばカプセル化のような既知技術により不溶
性にしなければならない。UV光への露光の際に、感光
性物質と反応することのできる反応性色素も本発明に有
用なものである。分散色素も使用することができる。顔
色分散物は顔料と好ましくはポリマー化合物である分散
剤とから構成される。
【0046】〔インクジエット用インク〕インクジエッ
ト用インクとして付与することのできる、水性の透過性
着色剤含有組成物(12)は水性キャリア媒体と、顔料
分散物または色素である着色剤とで構成されている。
【0047】〔水性キャリア媒体〕水性キャリア媒体は
水であるか、または水は少なくとも1種の水溶性有機成
分との混合物である。普通脱イオン水が用いられる。水
溶性有機溶剤の代表的な例は Ma 氏他の米国特許第5,
085,698号に開示されており、この記載を参照す
ることにより明細書中に組み入れる。水と水溶性有機溶
剤の適当な混合物の選択は所要の表面張力と粘度、選定
される顔料、着色したインクジエット用インクの乾燥時
間、およびその上にインクがプリントされる感光性層の
種類のような、特定の利用上の要件による。少なくとも
2個のヒドロキシル基をもつ水溶性の有機溶剤、例えば
ジエチレングリコールと脱イオン水との混合物が水性媒
体として好ましい。水とジエチレングリコールとの混合
物の場合、水性キャリア媒体の全重量を基準に水は30
〜95重量%、好ましくは60〜95重量%の量で存在
する。
【0048】〔着色剤〕本発明で有用な着色剤は顔料分
散物または色素である。顔料は不溶性の粒状で付与され
る着色剤である。色素は典型的には可溶性の着色剤であ
るが、本発明に使用する前にカプセル化のような公知技
術により不溶化できる。UV光への露光に際して、感光
性物質と反応しうる反応性色素も本発明に有用である。
分散色素ままた用いることができる。顔料分散物の用語
は、従来から知られ、またここで用いられるように、顔
料と分散剤との混合物を示している。好ましくは、分散
剤はポリマー化合物である。
【0049】〔顔料〕分散物に有用な顔料は、各種の有
機または無機の顔料の単品または組み合わせから構成さ
れている。インクジエット用インクに用いるためには、
顔料の粒子は、インクジエットプリント装置、特に通常
10〜50ミクロンの範囲の直径をもつ射出ノズルを通
して、インクの自由な流れが得られるように充分小さく
なけれどならない。粒径はまたインクの耐用期間を通じ
て重要な顔料分散物の安定性に影響を有している。微細
な粒子のブラウン運動は粒子の凝集を予防する助けとな
る。小さな粒子を使用することはまた色調の強さと光沢
とを最高にするのに望ましい。有用な粒径の範囲は大体
0.005〜15ミクロンである。好ましくは、顔料の
粒径は0.005〜1ミクロンの範囲である。
【0050】選択される顔料は乾燥状態またはプレスケ
ーキのような湿潤状態のものでも用いることができる。
本発明の実施に使用できる、代表的な市販の乾燥および
プレスケーキ顔料は、 Ma 氏他により米国特許第5,0
85,698号に開示されており、これを参照すること
により明細書中に組み入れる。有機顔料の場合、インク
は約30重量%までの顔料を含むことができるが、一般
的には総インク組成物の約0.1〜15重量%、好まし
くは約0.1〜5重量%の範囲内である。無機顔料を選
択する場合、無機顔料は一般に有機顔料よりも高い比重
を有しているため、より高い重量%の顔料を含有する傾
向がある。
【0051】〔分散剤〕ポリマー分散剤が顔料用の好ま
しい分散剤である。本発明を実施するのに適したポリマ
ー分散剤にはランダムコポリマー、AB、BAB、およ
びABCブロックコポリマーのようなブロックコポリマ
ー、およびグラフトコポリマーが含まれる。ABまたは
BABブロックコポリマーにおいて、Aブロックは顔料
に結合させるように働く疎水性ホモポリマーまたはコポ
リマーであり、そしてBブロックは顔料を水性媒体中に
分散させるように働く親水性ホモポリマーまたはコポリ
マー、またはその塩である。このようなポリマー分散剤
とその合成法は、1992年2月4日発行の Ma 氏他の
米国特許第5,085,698号に開示されており、その
内容を参照することにより明細書中に組み入れる。
【0052】ABCトリブロックコポリマーもまた顔料
分散剤として有用である。ABCトリブロックコポリマ
ーにおいて、Aブロックは水溶性のポリマーであり、B
ブロックは顔料に結合することができ、そしてCブロッ
クはインク中の有機性成分と相溶性である。このABC
トリブロックコポリマーとそれらの合成法は、1992
年2月20日出願の Ma 氏他の米国特許願07/83
8,181号に開示されており、この内容を参照するこ
とにより明細書中に組み入れる。ランダムコポリマーは
分散剤として使用することができるけれども、それらは
ブロックコポリマーのように顔料分散物の安定化に効果
的ではなく、従って好適なものではない。
【0053】〔色素〕水性のインクジエット用インクに
普通使用されている色素、例えば酸性色素、塩基性色
素、直接色素、食用色素、および反応性色素は、それら
が従来から良く知られた技術、例えばカプセル化により
不溶性にされるならば、本発明のインク組成物に適当な
着色剤である。分散性色素もまた着色剤として適当なも
のである。インク中で使用される色素の色調と量は大部
分選択の一目的であり、インクによって達成されるプリ
ントの所望の色調および色素の強度に主に依存する。色
素の濃度が低いと適切な色の鮮明さは得られない。高い
濃度はプリントヘッドの作動不良または容認し得ない暗
い色調になる。色素はインクの全重量を基準に、重量で
0.01〜20%、好ましくは0.05〜8%、さらに好
ましくは1〜5%の量で存在させることができる。
【0054】〔その他の成分〕感光性層に不都合な作用
をしないで膨潤性を与える物質、例えば水、界面活性
剤、などは感光性層中へのインクの拡散性を改善するの
に有用である。界面活性剤は表面張力を変え、そのため
感光性層へのインクの浸透を最大にすると考えられる。
しかしながら、それらは着色インクの顔料分散性を不安
定にするかもしれない。特定の界面活性剤の選択もま
た、プリントされる感光性エレメント中の感光性層の種
類に極めて関係する。当業者はプリントされる特定のエ
レメントのために、適切な界面活性剤と適切な量を選定
することができるものと期待される。熱架橋剤をインク
または感光性層に添加して、感光性層に対するインクの
付着を改善しそして現像ステップ中に洗去されるのを防
止することができる。殺菌剤、EDTAのような封鎖
剤、湿潤剤、粘度調節剤、およびその他のアクリル系ま
たは非アクリル系ポリマーなどを、インクの種々の特性
を改良するために添加することができる。
【0055】〔インクの調製とインク特性〕本発明の水
性の透過性着色剤含有インク組成物は、1992年2月
4日発行のMa 氏他の米国特許第5,085,692号に
記載されているようにして調製した。ジエット速度、液
滴の分離長、液滴サイズ、および液流の安定性などは、
インクの表面張力と粘度とにより大きく影響される。イ
ンクジエットプリント系で用いるのに適したインクは、
20℃で約20ダイン/cm〜約70ダイン/cmの範囲、
さらに好ましくは25ダイン/cm〜約70ダイン/cmの
範囲の表面張力をもつべきである。許容される粘度は2
0℃で20cpより大きくなく、好ましくは10cp以下で
ある。
【0056】インクは広い範囲の吐出条件と両立し得る
物理的特性を有している、すなわち、熱インクジエット
プリント装置のため駆動電圧、駆動周波数、およびパル
ス幅、オンデマンド型(drop-on-demand)またはコンテ
ィニュアス型のいずれかの装置用のビエゾエレメントの
駆動周波数、およびノズルの形態およびサイズなどであ
る。これらは連続ピエゾ電気液滴需要型、および熱オン
デマンド型のような各種のインクジエットプリンターに
用いることができ、そして熱インクジエットプリンター
に使用するのに特に適している。インクは長期間にすぐ
れた保存安定性を有しまたノズルの目詰まりをさせな
い。感光性層上のインクの乾燥は当業者に良く知られた
手法により迅速にかつ適格に行われる。
【0057】〔方法の各ステップ〕本発明の方法は永久
的支持体上に単色像を作るために用いるか、あるいは永
久的支持体上に多色像を作るために用いることができ
る。透明な永久キャリアエレメント上に形成した単色像
は、ついで多色のオーバーレイプルーフを作るのに使用
できる。
【0058】〔単色像〕永久的支持体上に単色像を作成
する方法において、着色像はその上に少なくとも1つの
水性の透過性着色剤含有組成物(12)を有する未着色
の感光性層(11)を露光し、かつウオッシュアウトによ
り現像することにより、永久的キャリアエレメント上に
作成される。永久的キャリアエレメントは接着を改善す
るために処理することができ、あるいはキャリア支持体
(14)と、未着色感光性層(11)と永久的キャリア支
持体(14)との間に存在する、アンカー層または接着
層(15)とから構成することもできる。
【0059】〔ステップA〕図1に示したエレメント
は、少なくとも1つの水性の透過性着色剤含有組成物
(12)を感光性エレメントに付与することにより調製
され、この感光性エレメントはキャリア表面(10)と
第1の感光性層(11)とを有する永久的キャリアエレ
メントの順に構成されている、ここで着色剤含有組成物
はこの第1の感光性層に隣接する。この着色剤含有組成
物(12)は塗布、スプレー、積層またはプリントなど
により付与することができる。好ましくは、組成物(1
2)はインクジエットプリンターを使用してプリントす
る。本発明の利点は着色剤含有組成物を第1の感光性層
の全面に付与する必要はなく、また1つ以上の着色剤含
有組成物を第1の感光性層に付与することができること
である。着色剤含有組成物は像がステップBおよびCで
形成されるその区域中に付与するだけでよい。
【0060】〔ステップB〕図1に示したエレメントは
活性光線に露光され、これは感光性組成物により吸収さ
れて通常の方式で像形成反応を活性化する。「活性光
線」とは像形成をするどのような光線でもよい。光線は
天然光または人工光、単色光または多色光、コヒーレン
トまたは非コヒーレント光であってよい。効果的な像形
成のために、活性光線の大部分が感光性物質により吸収
されるべきである。感光性物質の吸収スペクトルは普通
のスペクトル測光で測定することができる。
【0061】活性光線の通常の光源は、蛍光燈、水銀蒸
気、水銀−キセノン、金属添加、およびアーク燈などか
ら選択することができる。放射光が感光性組成物の吸収
帯の中に入るかまたはこれに重なる、レーザーのような
コヒーレント光の有用な光源も使用することができる。
露光はハーフトーン像を担持する透明ポジ、好ましくは
ハーフトーン色分解透明ポジを通じて普通行われる。し
かしながら、変調走査レーザービーム、CRT(陰極線
管)、その他のような外の手段も、感光線エレメントの
像露光に用いることができる。エレメントは、典型的に
は分解透明ポジを通して分解透明ポジの乳剤面を感光性
層に接触させて活性光線に露光される。露光は標準的な
真空焼枠中で通常行われ、透明ポジとその上側に水性の
透過性着色剤含有組成物を有する感光性層間の良好な密
着を確保する。
【0062】〔ステップC〕次のステップは、未着色感
光性層とその上側の水性の透過性着色剤含有組成物を、
水性の液体によってウオッシュすることにより現像す
る。感光性層が光不溶解性であるとき、水性液体は感光
性層の未露光区域とその上側の水性の透過性着色剤含有
組成物だけを除去する。感光性層が光可溶性であると
き、水性液体は感光性層の露光区域とその上側の水性の
透過性着色剤含有組成物だけを除去する。この現像ステ
ップの結果、(11′)と(12′)で構成される第1の
着色パターンが形成される。
【0063】現像ステップは有毒性、排液処理、および
腐食などに関する問題を最小化するため、通常の水道水
その他を使用して行うのが好ましい。現像はマニュアル
で行うかまたは自動装置を使用するかのいずれかで行う
ことができる。高められた温度で行うこともできるが多
くの場合、周囲温度が好ましい。図3で、永久的キャリ
アエレメント(10)は接着性を改善するため表面処理
をされている。図4では、別のアンカー層または接着層
(15)が永久的キャリア支持体(14)上に存在して
いる。永久的キャリア支持体(14)とアンカー層また
は接着層(15)間の接着力はF1であり、そして(1
1′)と(12′)で構成される第1の着色パターンと
アンカー層または接着層(15)間の接着力はF2であ
る。
【0064】〔多色像の作成〕透明な永久的キャリアエ
レメント上の少なくとも2つの着色像をたがいに重ね合
わせると、オーバーレイ多色像が得られる。1つより多
くの色調をもつ像がサープリントとして形成されると
き、方法はまず前述のステップAからステップCで始め
て第1の着色パターンを形成する。これはステップC1
からC6につづけられる。
【0065】〔ステップC1〕多色像を形成する方法で
のつぎのステップは、前のステップCからの現像後のエ
レメント、追加の未着色感光性エレメントを積層するこ
とである。図5に示した追加のエレメントは、追加の支
持体(10a)、下側の追加の感光性層(11a)、お
よび下側の追加の接着層またはアンカー層(15a)を
有し、これは水性の透過性着色剤含有組成物(12′)
と下側の感光性層の露光されそして現像されなかった区
域(11′)とで構成された、第1の着色パターンに隣
接しかつその上側になっている。
【0066】各層間の接着力は前述のF1およびF2、
およびこれに加えて次の各値を有している: F3=(11′)と(12′)とからなる第1の着色パ
ターンと上側の追加の接着層またはアンカー層(15
a)間の接着力。 F4=追加の接着層またはアンカー層(15a)と上側
の活性光線に露光する前の追加の感光性層(11a)間
の接着力。 F5=活性光線に露光する前の追加の感光性層(11
a)と上側の追加の支持体(10a)間の接着力。
【0067】〔ステップC2〕追加の支持体(10a)
は追加の感光性層(11a)から取り除かれる。所要の
結果を得るために、接着力の値F1、F2、F3および
F4はそれぞれ個々に接着力値F5より大でなければな
らない。 〔ステップC3〕図6に示すように、少なくとも1つの
追加の水性の透過性着色剤含有組成物(12a)をつい
で追加の感光性層(11a)に付与する。
【0068】〔ステップC4〕方法のつぎのステップは
追加の感光性層(11a)を、その上側の追加の水性の
透過性着色剤含有組成物(12a)と(11′)と(1
2′)とからなる第1の着色パターンと整合させて像露
光することである。適当な整合法は当業者に良く知ら
れ、ピンとバーによる整合を含むものである。露光はス
テップBで述べたようにして行われる。 〔ステップC5〕方法の次のステップは、ステップC4
からのエレメントをステップCで述べたように、水性の
ウオッシュアウト現像を使用して現像することである。
これにより(11a′)と(12a′)とからなる第2
の着色パターンが形成される。
【0069】〔ステップC6〕ステップC1〜C5が画
像に追加の色調を与えるために、1回以上順次くり返さ
れる。これら各ステップは追加の未着色エレメントと追
加の水性の透過性着色剤含有組成物とを使用して行われ
る。未着色エレメントは追加の接着層(15b)と、図
7に示したように、追加の接着層(15n)および(11
n′)と(12n′)から構成されるその上側の着色パ
ターンを有するn個のエレメントによる着色パターン
(図示せず)とを有している。
【0070】各積層ステップにおいて、ステップC1で
述べた未着色感光性エレメントを、ステップC5からの
エレメントに、追加の接着層がもっとも外側の着色パタ
ーンに接し、かつその上側になるように積層する。追加
の一時的支持体を取り除くステップC3をくり返すため
に、追加の一時的支持体と下側の追加の未露光感光性層
との間の接着力は、エレメント中のすべての他の各層間
の接着力より小さいものであることが理解されよう。
【0071】各層間の接着力は前述のようにF1、F
2、F3、F4およびF5の値を有し、そしてこれに加
えて: F2i=追加の接着剤層(15a)とその上側の(11
a′)と(12a′)とからなる追加の着色パターン間
の接着力。 F3i=(11a′)と(12a′)とからなる追加の
着色パターンとその上側の追加の接着層(15b)間の
接着力。 ほとんどの場合、同じ感光性組成物がすべての感光性層
に用いられ、そして同じ接着剤組成物がすべての接着層
に用いられよう。
【0072】
【産業上の利用性】本発明のエレメント着色画像の調製
のために有用である。これらの画像はグラフイックアー
ツの分野、特に印刷により複製される像を予測するため
に調製されるカラープルーフの領域において有用であ
る。本発明の有利な特性は以下の各実施例により認知で
きよう、これらは例示のためのものであって本発明を限
定するものではない。
【0073】
【実施例】略 称 デンカR LAC TL−03:ビニルクロライド/ビニ
ルアセテートコポリマー;電気化学工業社製 ドライヤー900:P−トルエンスルホン酸 ミズカシルR SK7:シリカ粒子、水沢工業薬品社製 リューロンR QU−628:ビニルクロライド/ビニル
プロピオネート/ビニルアセテート/メチルメタクリレ
ートコポリマー;トーソーコーポレーション製 SPP M20:N−メチル−4−(p−ホルミルスチ
リル)ピリジニウムメトサルフェートでアセタール化し
たポリビニルアルコール;東洋合成工業社製 サンスパースR ブラック(LHD−9303):水性ピ
グメント分散物;サンケミカル社製 サンスパースR ブルー(BHD−6000):水性ピグ
メント分散物;サンケミカル社製 サンスパースR ブルー(BHD−6015):水性ピグ
メント分散物;サンケミカル社製 サンスパースR マゼンタ(QHD−6040):水性ピ
グメント分散物;サンケミカル社製 サンスパースR イエロー(YHD−9439):水性ピ
グメント分散物;サンケミカル社製 チスピールXA51−824A:メラミンアクリル系樹
脂;日立化成ポリマー社製 バイロナルMD:ヒートシール性ポリエステル樹脂エマ
ルジョン;東洋紡社製 ゾニールR FSO−100:パーフルオロアルキル界面
活性剤;デュポン社製 UGRAテストストリップ:ドット範囲0.5%〜99.
5%ドット、グラフィックアーツ技術協会製
【0074】実施例1感光性エレメント :以下の構成を有する感光性フィルム
エレメントが、4色カラープルーフを作るために用いら
れた:(1)約1ミクロンの感光性層、(2)1ミクロ
ンの接着層、および(3)2ミル(0.05mm)のポリエ
チレンテレフタレート支持体。感光性層はSPP M−
20から構成され、接着層はバイロナルMD−1400
とバイロナルMD−1100の30:70混合物を含ん
でいる。
【0075】〔プロセスステップ〕ステップ1 :4つの別々の感光性エレメント上にワイヤ
巻きロッドを使用して、イエロー、マゼンタ、シアンお
よび黒の各溶液をそれぞれ塗布することによりインク層
を形成して、4つの感光性エレメントを「インク付け」
した。イエロー溶液 :サンスパースR イエローYHD−943
9 1g、水49gおよびゾニールR FSO−100
0.03gマゼンタ溶液 :サンスパースR マゼンタQHD−606
0 2g、水48gおよびゾニールR FSO−100
0.03gシアン溶液 :サンスパースR ブルーBHD−6000
1g、水49gおよびゾニールR FSO−100 0.0
3g黒色溶液 :サンスパースR ブラックLHD−9303
1g、水49gおよびゾニールR FSO−100 0.0
3g
【0076】ステップ2:インク付けした各感光性エレ
メントを、真空焼枠中にインク層を上に、すなわち活性
光線の光源に向けて入れた。それぞれの色に対して適切
なネガ型分解透明ポジを、透明ポジの乳剤面がインク層
に接しそしてベース面を上向きにしてインク層の上にの
せた。露光に先立って、エレメントと分解透明ポジに約
90秒間真空をかけた。エレメントは、エレメントと分
解透明ポジの上約137cmに位置した5KWの高圧水銀蒸
気燈(オレックL1261ランプ、オレックオリックス
AL985インテグレーター、およびオライトAL53
−100電源、オレック社製)からの光線で、約10秒
(マゼンタ)および約20秒間(イエロー、シアンおよ
び黒)露光した。露光後、分解透明ポジは露光済みの感
光性エレメントから取り除いた。ステップ3 :各エレメントは、水流と回転ブラシとを利
用したウオータープルーフR ウオッシュオフ装置を使用
して現像し、感光性層とインク層の未露光区域を除去し
た。エレメントはついでこの装置中で約38℃の温度で
乾燥した。
【0077】ステップ4:像形成した各エレメントを、
多色オーバーレイプルーフとするため白色基板(LOE
用紙)上に位置決めして重ね合わせた。得られたプルー
フ像の結果を表1に示す。
【表1】
【0078】実施例2 以下の変更を加えて実施例1をくり返した:ステップ1 :実施例1記載のものと同様のものである
が、4ミル(0.10mm)の厚さの支持体を有する感光性
エレメントをヒューレット パッカード デスクジエット
550Cインクジエットプリンターを使用して「インク
付け」した。約1×7インチ(2.54×17.78cm)
のシアン、マゼンタおよびイエローの各インクの、3種
のべたのインクストリップをこの感光性層の上にプリン
トした。
【0079】使用したインクは以下の組成を有するもの
で、1994年5月10日発行の米国特許第5,310,
778号の実施例1に記載されているのと同様の方法を
使用して調製した: シアンインク 成 分 量(%) モノライトR グリーン751ピグメント、ゼネカ社製 0.83 エンデュロフタルR ブルーGF、クックソンピグメント社製 1.67 ブチルメタクリレート/メチルメタクリレート//メタクリル酸、 1.67 (BMA/MMA//MAA、10/5//10)(1) ジエチレングリコール 5.70 リポニクスR EG−1、リポケミカル社製 5.70 N−メチルピロリジノン 0.90 脱イオン水 83.50 このインクのピグメント対バインダー比は2:1
【0080】 マゼンタインク 成 分 量(%) キンドR マゼンタRV6803、マイルス社製 2.175 インドファストR ブリリアントスカーレットR6300、(ピグ 0.325 メントレッド163、C.I. No.71145)、マイルス社製 ブチルメタクリレート/メチルメタクリレート//メタクリル酸、 1.67 (BMA/MMA//MAA、10/5//10)(1) ジエチレングリコール 5.70 リポニクスR EG−1、リポケミカル社製 5.70 N−メチルピロリジノン 0.90 脱イオン水 83.53 このインクの顔料対バインダー比は1.5:1
【0081】 イエローインク 成 分 量(%) パーマネントイエローGGピグメント、ヘキストセラニーズ社製 2.50 ブチルメタクリレート/メチルメタクリレート//メタクリル酸、 1.67 (BMA/MMA//MAA、10/5//10)(1) ジエチレングリコール 5.70 リポニクスR EG−1、リポケミカル社製 5.70 N−メチルピロリジノン 0.90 脱イオン水 83.53 このインクの顔料対バインダー比は1.5:1
【0082】 ブラックインク 成 分 量(%) FW18、カーボンブラック顔料、デグサ社製 3.60 ブチルメタクリレート/メチルメタクリレート//メタクリル酸、 1.80 (BMA/MMA//MAA、10/5//10)(1) ジエチレングリコール 5.70 リポニクスR EG−1、リポケミカル社製 5.70 N−メチルピロリジノン 0.90 脱イオン水 82.30 このインクの顔料対バインダー比は2:1 (1) 米国特許第5,310,778号のポリマー3.同明細書に 記載のようにして作った。
【0083】ステップ2:インク付けした各感光性エレ
メントは50秒間露光した。得られたプルーフ像の結果
を表2に示す。
【表2】
【0084】実施例3感光性エレメント :以下の構成を有する感光性フィルム
エレメントを用いて4色カラープルーフを作成した:
(1)約1ミクロンの接着層、(2)約1ミクロンの感
光性層、(3)約3ミクロンのリリース層、(4)4ミ
ル(0.10mm)のポリエチレンテレフタレート支持
体。接着層はバイロナルMD−1400の約99.5部
とゾニールR FSO−100の0.5部とから構成され
ている。感光性層はSPP M−20で構成されてい
る。リリース層はチスピールXA51−824A(4.
9重量部)、リューロンR QU−628(93.2重量
部)、ミズカシルR SK7(1.5重量部)、およびド
ライヤー900(0.4重量部)から構成されている。
永久的支持体は3M社のマッチプリントR ベース−ロウ
ゲインである。
【0085】〔プロセスステップ〕ステップ1 :感光性エレメントを、ウオータープルーフ
R ラミネーターを使用して(100℃、毎分400mm、
圧力60kg)、永久的支持体に接して接着層により永久
的支持体にラミネートさせた。ついで感光性エレメント
支持体とリリース層を取り去り、永久的支持体に感光性
層と接着層を効果的に移転した。ステップ2 :感光性層を実施例1記載のようにシアン溶
液で「インク付け」した。ステップ3 :インク付けした感光性層を実施例1のステ
ップ2と3に記載のように、シアンのネガ型分解透明ポ
ジを通して40秒間露光し、ついで現像をした。永久的
支持体上にシアンの着色像が生成した。
【0086】ステップ4:第2の感光性エレメントを、
永久的支持体上のシアン像にステップ1に記載のように
積層し、つづいて感光性エレメントの支持体とリリース
層とを取り除いた。ステップ5 :出現した第2の感光性層を実施例1で述べ
たようにしてマゼンタ溶液によって「インク付け」し
た。ステップ6 :インク付けした第2の感光性層を、ステッ
プ3で述べたように、マゼンタのネガ型分解透明ポジを
通して20秒間シアン像と整合させて露光し、ついで現
像した。
【0087】ステップ7:第3(イエロー)と第4(ブ
ラック)の各着色像を、それぞれ、40秒と20秒の露
光をし、実施例1記載のイエローとブラックのインク液
を使用してステップ4〜6をくり返すことにより追加し
た。永久的支持体上に4色のカラープルーフが生成し
た。得られたプルーフ像の結果を表3に示す。
【表3】
【図面の簡単な説明】
【図1】少なくとも1つの水性の透過性着色剤含有組成
物がその上に付与されている、本発明の方法に使用され
る感光性エレメントの略図である。
【図2】本発明方法に用いられるキャリアエレメントと
キャリア表面の一態様の略図である。
【図3】本発明方法を使用して調製した単色像の一態様
で、多色オーバーレイ調製の際に有用なものの略図であ
る。
【図4】本発明方法を使用して調製した永久的キャリア
エレメント上の単一像の別の態様で、多色オーバーレイ
に際しても有用なものの略図である。
【図5】本発明方法を使用し、ステップ(C)後の第1
の着色パターンを含んだエレメント上に存在する、接着
層、感光性層および上側にある支持体を順次有する追加
の感光性エレメントを示す略図である。
【図6】本発明方法を使用し、その上に接着層、感光性
層および水性の透過性着色剤含有組成物が順次存在す
る、ステップ(C)後の第1の着色パターンを含んだエ
レメントを示す略図である。
【図7】本発明方法を使用する永久的キャリアエレメン
トまたは支持体上の多色像形成されたエレメントの略図
である。

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A) 少なくとも1つの水性の透過性
    着色剤含有層を、 (1) 水性液体現像に耐性である永久的キャリアエレ
    メント、 (2) (i)接着を促進するために処理した面、(ii)ア
    ンカー層、および(iii)これらの組み合わせよりなる群
    から選択されたキャリア表面、 (3) 水性液体現像の可能な感光性組成物から本質的
    になる未着色の、第1の感光性層から順次構成する感光
    性エレメントに、水性の透過性着色剤含有層をこの第1
    の感光性層に接触させて付与し; (B) その表面上に水性の透過性着色剤含有層が付与
    されている、ステップ(A)の感光性エレメントを活性
    光線に像露光し; (C) ステップ(B)の露光済みエレメントを水性液
    体でウオッシュすることにより現像し、これにより像露
    光された区域または未像露光区域のいずれかを取り除い
    て、第1の着色パターンを作成することから順次なる、
    着色像を形成する方法。
  2. 【請求項2】 感光性エレメントの永久的キャリアエレ
    メントが透明である、請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 感光性エレメントの永久的キャリアエレ
    メントが不透明である、請求項1に記載の方法。
  4. 【請求項4】 ステップ(C)につづいてさらに: (C1) ステップ(C)のエレメントに、 (1) 追加の支持体 (2)(a)少なくとも1つの水性液体で現像可能な未
    着色感光性組成物を含む下側の追加の感光性層、そして (3) 下側の追加の接着層から構成されている未着色
    エレメントを、この追加の接着層がステップ(C)のエレ
    メント中の第1の着色パターンに接触し、かつその上側
    にあるように積層し; (C2) 前記の追加の支持体を取り除き; (C3) 追加の感光性層に少なくとも1つの水性の透
    過性着色剤含有組成物を付与し; (C4) 前記の追加の感光性層と水性の透過性着色剤
    含有組成物とを、前に形成させた第1の着色パターンと
    整合させて、活性光線に像露光して、像露光区域と未像
    露光区域とを形成し; (C5) ステップ(C4)の、前記露光済みの追加の
    感光性層と水性の透過性着色剤含有組成物とを、水性液
    体でウオッシュすることにより現像し、これにより像露
    光区域または未像露光区域のいずれかを取り除き、追加
    の着色パターンを作成し;そして場合により、 (C6) 1回以上、ステップ(C1)〜(C5)を順
    次に繰り返す、その際、永久的キャリアエレメントとキ
    ャリア表面との間の接着力はF1の値を有し;キャリア
    表面と第1の着色パターン間の接着力はF2の値を有
    し;接着層と下側の第1の着色パターン間の接着力はF
    3の値を有し;追加の接着層のいずれかとその下側の追
    加の着色パターン間の接着力はF3iの値を有し;該追
    加の接着層のいずれかとその上側の追記の着色パターン
    間の接着力はF2iの値を有し;追加の接着層と活性光
    線に露光前の上側の追加の感光性層間の接着力はF4の
    値を有し;活性光線に露光前の追加の感光性層と上側の
    追加の支持体間の接着力はF5の値を有するが、F1、
    F2、F3、F2i、F3iおよびF4のそれぞれはF
    5よりも大きい、から順次なる、請求項1に記載の方
    法。
  5. 【請求項5】 キャリアエレメント上のキャリア表面が
    アンカー層を含み、キャリアエレメントとキャリアアン
    カー層間の接着力がF1である、請求項1、2、3また
    は4のいずれか1項に記載の方法。
  6. 【請求項6】 感光性組成物が、ポリビニルアルコール
    のN−アルキルスチリルピリジニウム誘導体、ポリビニ
    ルアルコールのN−アルキルスチリルキノリニウム誘導
    体、およびこれらの混合物よりなる群から選ばれた物質
    を含む、請求項1、2、3または4のいずれか1項に記
    載の方法。
  7. 【請求項7】 アンカー層が、ビニルクロライド/ビニ
    ルアセテートコポリマー、エチレン/ビニルアセテート
    コポリマー、ポリエステル、およびこれらの混合物より
    なる群から選ばれた物質を含む、請求項1、2、3また
    は4のいずれか1項に記載の方法。
  8. 【請求項8】 水性液体が水である、請求項1、2、3
    または4のいずれか1項に記載の方法。
  9. 【請求項9】 水性の透過性着色剤含有組成物が層状で
    付与される、請求項1、2、3または4のいずれか1項
    に記載の方法。
  10. 【請求項10】 水性の透過性着色剤含有組成物が未着
    色の第1感光性層中に吸収されている、請求項1、2、
    3または4のいずれか1項に記載の方法。
  11. 【請求項11】 水性の透過性着色剤含有組成物がイン
    クジエットプリンターを使用して未着色の第1感光性層
    上にプリントされる、請求項1、2、3または4のいず
    れか1項に記載の方法。
  12. 【請求項12】 水性の透過性着色剤含有組成物が水性
    キャリア媒体と着色剤とからなるインクである、請求項
    11に記載の方法。
  13. 【請求項13】 着色剤が顔料分散物である、請求項1
    2に記載の方法。
  14. 【請求項14】 着色剤が染料である、請求項12に記
    載の方法。
  15. 【請求項15】 未着色感光性層から離れた水性の透過
    性着色剤含有組成物層の表面がマット仕上げされてい
    る、請求項9に記載の方法。
  16. 【請求項16】 その中に水性の透過性着色剤含有組成
    物が吸収されている未着色感光性層の表面がマット仕上
    げされている、請求項10に記載の方法。
  17. 【請求項17】 未着色感光性層が水性の透過性着色剤
    含有組成物を付与する前にマット仕上げされる、請求項
    1、2、3または4のいずれか1項に記載の方法。
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