JPH0811490B2 - 油圧式トランスアクスルアセンブリ - Google Patents

油圧式トランスアクスルアセンブリ

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JPH0811490B2
JPH0811490B2 JP61199870A JP19987086A JPH0811490B2 JP H0811490 B2 JPH0811490 B2 JP H0811490B2 JP 61199870 A JP61199870 A JP 61199870A JP 19987086 A JP19987086 A JP 19987086A JP H0811490 B2 JPH0811490 B2 JP H0811490B2
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ウォレン ギーレ デイビッド
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イ−トン コ−ポレ−シヨン
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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    • F16H48/00Differential gearings
    • F16H48/12Differential gearings without gears having orbital motion
    • F16H48/18Differential gearings without gears having orbital motion with fluid gearing
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60KARRANGEMENT OR MOUNTING OF PROPULSION UNITS OR OF TRANSMISSIONS IN VEHICLES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PLURAL DIVERSE PRIME-MOVERS IN VEHICLES; AUXILIARY DRIVES FOR VEHICLES; INSTRUMENTATION OR DASHBOARDS FOR VEHICLES; ARRANGEMENTS IN CONNECTION WITH COOLING, AIR INTAKE, GAS EXHAUST OR FUEL SUPPLY OF PROPULSION UNITS IN VEHICLES
    • B60K17/00Arrangement or mounting of transmissions in vehicles
    • B60K17/04Arrangement or mounting of transmissions in vehicles characterised by arrangement, location, or kind of gearing
    • B60K17/14Arrangement or mounting of transmissions in vehicles characterised by arrangement, location, or kind of gearing the motor of fluid or electric gearing being disposed in or adjacent to traction wheel
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T74/00Machine element or mechanism
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    • Y10T74/19023Plural power paths to and/or from gearing
    • Y10T74/19074Single drive plural driven
    • Y10T74/19112Aligned
    • Y10T74/19116Vehicle

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、油圧式トランスアクスル・アセンブリ、特
に、操縦者が様ざまな操作モードから選択できるような
アセンブリに関するものである。
(従来の技術) トラクタ式芝刈り機やガーデン・トラクタ等の特定の
車輛は、エンジン・トルクを1対の車輪に伝達して車輛
を推進させるために油圧式トランスアクスル・アセンブ
リを用いてきた。商業的に用いられてきた一般的なトラ
ンスアクスル・アセンブリは、ポンプ出力フローとポン
プ入力速度(エンジン速度)の率を車輛の操縦者が様ざ
まに変化させられるような排出量可変の油圧ポンプを備
えている。トルクの伝達を妨げずに出入力率を様ざまに
変化できるため、トランスアクスル・アセンブリは上記
の種類の車輛では従来のクラッチとギアの伝達機構より
はるかに人気がある。
トランスアクスル・アセンブリを使用する車輛では一
方の車輪の牽引力が他方の車輪と比較して小さいという
操作状況が頻繁に生じる。この種の車輛メーカーはかな
り以前から、このような牽引力損失の状態を効果的に処
理する制御装置を車輛操従者に提供することが望ましい
と認識していた。しかしそれと同時に、通常の操作状況
では車輛の2車輪間では「通常差動」が可能でなければ
ならない。すなわち急ターン時等では2車輪の速度が極
めて異なるよう駆動できねばならないことも認識されて
いた。
牽引力損失の処理の他にも、この種の車輛では様ざま
な操作状況が生じる。たとえば、この種の車輛では車輛
の停止時にのみ使用する何らかの種類のパーキング・ブ
レーキを有することが通常望ましく、車輛の推進に使用
するためにこのようなパーキング・ブレーキをトランス
アクスル・アセンブリに組み込むのが特に望ましい。
本発明以前には、商業的に使用されているトランスア
クスル・アセンブリは油圧式トランスミッション(HS
T)および機械で働く車軸アセンブリを包含していた。H
STは通常、イートン社販売のモデル11等の効率の低いHS
Tで、排気量可変放射状ボール・ポンプおよび排気量固
定放射状ボール・モータを包含する。HSTはエンジン・
トルクを機械で動く車軸アセンブリの入力に伝達し、こ
のアセンブリは平歯車および/または傘歯車減速ユニッ
トおよび車輪との結合用の1対の出力車軸を包含する。
機械で動く車軸アセンブリは一般にある種の差動装置
を包含し、そのため左右の車輪間で通常の差動が可能と
なる。このような車軸アセンブリでは、自動推進型の制
限スリップもしくはロッキング差動装置を準備して、牽
引の損失状態中に一方の車輪が他方の車輪に対してスピ
ンアウトするのを防止することが知られている。上記の
種類のトランスアクスル・アセンブリの性能は概ね満足
できるものであるが、このようなユニットは重く、大き
く、高価であるので、商業的にはそれほど望ましくない
という問題点があった。
従って、本発明の目的は、ロック差動モードとパーキ
ングブレーキモードを備えて牽引力損失の状態を防ぐと
ともに、単一構造でコンパクトな機構により装置の小型
化を図った油圧式トランスアクスルアセンブリを提供す
ることである。
(問題点を解決するための手段) 上記の目的を達成するため、本発明は一方操作者が操
作の通常差動モードと操作の制限(ロック)差動モード
から選択できる油圧式トランスアクスル・アセンブリで
あって、手動で選択可能なパーキング・ブレーキが備え
られ、動力源、該動力源により駆動される流体ポンプ、
および1対の車輪を有する車輛に使用する改良型油圧式
トランスアクスル・アセンブリに構成している。このト
ランスアクスル・アセンブリは、マニホルド手段および
第1,第2のモータ・アセンブリを含み、マニホルド手段
がポンプの流体出口と連通する流体入口と、ポンプの流
体入口と連通する流体出口と、前記マニホルド手段の流
体入口と流体出口の間を連絡し、それぞれ前記2つのモ
ータ・アセンブリを介して流れる流体通路手段とを形成
し、 前記モータ・アセンブリの各々は、各モータ軸の回転
出力を各車輪に伝達するように操作しうる回転流体圧力
作動装置および車軸手段と、これらの間に操作可能に配
置して前記圧力作動装置の回転出力を前記車軸手段に伝
達するギアセットおよびハウジングと、各モータ・アセ
ンブリの前記ハウジングに関して固定された回転軸を有
し、かつ各モータ・アセンブリの回転速度を表す速度を
有するギア部とを備えている、前記アセンブリにおい
て、 (a)車輪間に位置する差動装置が、前記2つのモータ
・アセンブリのギア部の歯とかみ合う第1,第2のロック
・ギア部を有し、 (b)前記差動装置が、さらに前記2つのロック・ギア
部と連動するかみ合わせ手段を有し、 (c)作動手段が、前記かみ合わせ手段と連動するよう
になっていて、 (i)前記2つのロック・ギア部が、互いに対して自由
に回転可能で前記2つのモータ間での回転差とそれに伴
う被駆動車輪間の速度差を発生するための第1位置(第
7図)と、 (ii)前記2つのロック・ギア部が、互いに対して固定
されるため、前記2つのモータ間での回転差とそれに伴
う被駆動車輪間の速度差を妨げる第2位置(第8図)
と、 の間で前記かみ合わせ手段を選択的に移動させることを
特徴としている。
本発明の別の面に従うと、改良型トランスアクスル・
アセンブリは、操作可能となって第1,第2ロック・ギア
部を互いに対しておよび筐体に対して固定するもので第
1,第2ロック・ギア部および第1,第2車軸手段の回転を
防止するブレーキ機構をさらに包含する作動手段および
かみ合わせ手段を設けたことを特徴とする。
(作用) このような構成としたことから、トランスアクスル・
アセンブリTはかみ合わせ機構89および作動機構91を備
えており、この作動機構91によりかみ合わせ機構89に2
種類の異なるかみ合わせ状態を可能にする。
すなわち、操作の差動モードとパーキングブレーキモ
ードであり、ハンドルを移動させてロッキング差動モー
ドでは遊星キャリア79が両方とも自由に回転でき、この
回転と同じ速度でロッキングシャフト95と左方ロックギ
ア101が共に回転する。
一方パーキングモードでは、遊星キャリア79は両方と
もロックギア93および101によって回転を妨げられるこ
とになる。
(実 施 例) 本発明の実施例を図面に基づいて説明する。第1図
は、一般的なガーデン・トラクタに設置した本発明によ
るトランスアクスルを示す上部平面図である。本トラク
タは車輛エンジンEを支持して車輛の前部端に近接して
配置され既知の方法で支持された車輛フレームFを包含
する。トラクタは、一般にTとされるトランスアクスル
・アセンブリにより駆動されるよう適用された1対の車
輪Wも包含する。
トランスアクスル・アセンブリTは、一般に11とされ
る排気量可変放射状ボール・ポンプ、中央マニホルド部
分13、および左右のモータ車軸アセンブリ17および15を
包含する。右方車軸19は右方モータ車軸アセンブリ15か
ら伸び、左方車軸21は左方モータ車軸アセンブリから伸
びる。本技術でよく知られるように、左右の車軸21およ
び19は車輪W内に伸び、これと駆動状態で結合する。車
輪Wが第1図に示した車輛用の唯一の推進源を包含し、
トランスアクスル・アセンブリTが車輪W用の唯一の推
進源を包含することが望ましい。
一般に、エンジンはVベルトBでエンジン・トルクを
入力プーリIPに伝達しエンジンで駆動するプーリEPを包
含し、入力プーリIPは可変ポンプ11の入力シャフトを駆
動する。
第2図では、トランスアクスルTの中央部分を軸面の
断面図で示している。マニホルド部分13の上部に配置さ
れているのは、第1図に関して説明した(第2図には示
していない)入力プーリIPにより入力トルクを受ける入
力シャフト23を包含する排気量可変放射状ボール・ポン
プ11である。ポンプ11は本技術でよく知られている種類
のものであって本発明の本質的なものではないので、こ
れ以上は説明しない。
第1図では、トランスアクスル・アセンブリTが中央
マニホルド部分13および左右のモータ車軸アセンブリ17
および15を包含するよう説明してあるが、第2図では、
中央マニホルド部分13が、以下でも説明するように2個
のモータ要素も包囲するマニホルドキャスティング25を
包含する。左右のモータ車軸アセンブリ17および15はほ
ぼ等しいので一方しか詳細に説明せず、この説明は他方
にも同様に適用される。
モータ車軸アセンブリ15および17は各々、比較的低価
格で高速低トルクのモータ要素を包含することが望まし
く、該モータ要素は本実施例では、一般に41とされる排
気量固定放射状ボール・モータ41を包含する。各放射状
ボール・モータ41と結合して、マニホルド・キャスティ
ング25は回転不可能なピントル・アセンブリ29を受け軸
方向に延びる穿孔27を形成する。マニホルド・キャステ
ィング25は、ポンプ11の出口から加圧液体を受ける入口
通路31、およびモータ41からの低圧排液をポンプ11の入
口にもどす出口通路33も形成する。
放射状ボール・ポンプおよびモータの技術の熟練者に
はよく知られているように、ピントル29は、入口通路31
から高圧流体を受け軸方向に延びた穿孔39によりモータ
・タイミング・スロット37に高圧流体を連絡するスロッ
ト状の流体通路35を形成する。
ピントル・アセンブリ29の反対側には、別の類似した
出入口、通路、およびモータ41から出口通路33へ低圧排
液を連絡できるタイミング・スロットがある。
モータ41は、ジャーナル・スリーブ45によりピントル
29の周囲に回転可能な状態で配置された回転翼43を包含
する。回転翼43は複数の放射状シリンダを規定し、各シ
リンダ内には、圧縮ばね49でバイアスされてマニホルド
・キャスティング25の階段状隙間に押しつけられたレー
ス51の内部表面とかみ合うボール部47がある。加圧流体
がタイミング・スロット37を介してボール47を包含する
各シリンダ内に連絡し、これにより回転翼43を回転させ
る方法は、本技術の専門家にはよく知られているので、
ここではこれ以上説明しない。
第3図では、モータ車軸アセンブリ15および17は各
々、一般に53とされるギア減速部も包含する。ギア減速
部53は、一般に各々55および57とされる1次および2次
遊星歯車セットを包含する。ギア減速部53はさらに、複
数のボルト63でマニホルド・キャスティング25と車軸筐
体(ハウジング)61の間に固定されるリング・ギア59も
包含する。
1次遊星歯車セット55は、第3図の左方端で回転翼43
と溝でかみ合う太陽歯車65を包含する。本技術で周知の
ように、太陽歯車65は複数の遊星小歯車67と歯でかみ合
い、遊星小歯車67はリング・ギア59とも歯でかみ合う。
各小歯車67は小歯車軸69で受けて回転する(第3図では
小歯車67を1個、小歯車軸を1本しか図示しない)。小
歯車軸69は、1次遊星歯車セット55の出力および2次遊
星歯車セット57の入力太陽歯車として働く連結部73に内
部で溝でかみ合った遊星キャリア71で受ける。
太陽歯車73の左方端と歯がかみ合っているのは複数の
遊星小歯車75で、これはリング・ギア59とも歯がかみ合
っている。各小歯車75は小歯車車軸77で受け、歯車軸77
はすべて遊星キャリア79で受ける。遊星キャリア79は、
1組の外歯81ばかりでなく内歯も有するという点で、キ
ャリア71と異なる。この目的とするところは、第4図と
の関係で説明する。
遊星キャリア79の内歯は、車軸筐体61を介して(第3
図の右方へ)外に延びる右方車軸19の左方端と歯でかみ
合う。車軸19と筐体61の外部端との間にボール・ベアリ
ング・セット85を配置するように、車軸19と筐体の内部
端との間にリップ・シールを配置することが望ましい。
この構成から、放射状ボール・モータの高速低トルク
出力は、1次および2次遊星歯車セット55および57によ
り右方車軸19の低速高トルク出力に伝達される。本発明
の範囲では、ギア減速部53がある種の減速歯車装置を包
含することが本質的な特徴であり、遊星歯車セットの使
用、特に2組の遊星歯車セットを直列で使用すること
は、一例にすぎないことを理解すべきである。
第4図では、第3図と共に、全体で87とされる本発明
のロッキング差動装置およびパーキング・ブレーキ機構
の一部が図示されている。第4図は、ギア減速部53を示
す点で第3図に似ているが、第3図とは面が異なる。第
4図では、簡明を期して機構87を囲む筐体すべては示し
ていない。
本実施例のロッキング差動装置およびパーキングブレ
ーキ機構87は、かみ合わせ機構89および作動機構91を包
含する。かみ合わせ機構89の一般的目的は、右方モータ
車軸アセンブリ15の遊星キャリア79と左方モータ車軸ア
センブリ17の遊星キャリア79との間の相対的回転を防止
することにある。作動機構の一般的目的は、単にかみ合
わせ機構89を作動することにある。本発明の実施例で
は、作動機構91によりかみ合わせ機構89に2種類の異な
ったかみ合わせ状態がいずれも可能となる。一方は操作
のロッキング差動モードで、他方は操作のパーキング・
ブレーキモードであり、両方とも以下で詳細に述べる。
第4図では、遊星キャリア79の外歯81が、細長いロッ
キング軸95に回転できるよう設置されたロック・ギア93
の外歯と歯でかみ合う。
第5図は、左方モータ車軸アセンブリ17の一部の横断
面図である。第5図には、かみ合わせ機構89の残りの部
分、すなわち、第4図で示していない部分が図示されて
いる。第5図では、左方モータ車軸アセンブリ17の車軸
筐体61が、ロッキング・シャフト95の端部を受け、支持
するシャフト支持部97を包含するのが見える。ロッキン
グ・シャフト95上に設置されキー99によりこれに固定さ
れているのは、左方ギア減速部53の遊星キャリア79と歯
でかみ合うロック・ギア101である。
再度第4図を見ると、リング・ギア59とマニホルド・
キャスティング25は共同して、第5図の部97と構成が似
ているシャフト支持部98を規定するので、ロッキング・
シャフト95は、第4図の機構87から第5図の左方車軸筐
体61まで軸方向全長で支持され囲まれている。同様にロ
ッキング・シャフト95の周囲に配置されているのは、ロ
ック・ギア93で規定された複数の開口部109内に永久的
に配置されたかみ合いクラッチ107で第4図では左方端
が終わっている円筒状ハブ部105を包含するクラッチ要
素103であり、これによりクラッチ要素103とロック・ギ
ア93は一緒に回転する(第6図参照)。クラッチ要素10
3に近接して配置されているのは、摩擦要素113を設置し
たクラッチ要素111である。ロッキング・シャフト95の
右方端では、複数の外部溝117を包含し直径の小さくな
った部分115があり、クラッチ要素111は外部溝117と溝
でかみ合うので、クラッチ要素はロッキング・シャフト
95に対して軸方向に移動できるが、ロッキング・シャフ
トに対して回転できない。クラッチ要素111はスラスト
・ワッシャ119も包含する。スラスト・ワッシャの機能
は以下で説明する。
第7および8図では、第4図と共に、作動機構91を説
明する。作動機構91は、本実施例においては、2種類の
異なった方法のいずれにでもかみ合わせ機構89を作動で
きるボール・ランプ・カム作動装置である。本機構91
は、車軸筐体61に対して固定されたカバー・プレート12
1を包含し、1組の内部溝123を包含する。カバー・プレ
ート121と溝でかみ合うのは環状カム部125で、環状カム
部は、カバー・プレート121と溝でかみ合っているので
カバー・プレート121に対し軸方向に移動できるが、回
転はできない。カム部125は、ニードル・ベアリング・
セット127により、ロッキング・シャフト95の直径が小
さくなった部分115に対し支持される。
カム部125とカバー・プレート121の間に配置されてい
るのは環状カム・リング129で、部125とリング129は共
同して合せランプ表面を形成し、この表面間に複数のボ
ール131が配置される(第4図ではそのうち1個しか図
示していない)。カム・リング129は、ハンドル133によ
りカム部125に対し手動で回転してよい。
カム部125の(第4図では)左方端の周囲に配置さ
れ、カム部に対して回転できるのは、環状カム・リング
135である。カム・リング135の左方に配置されているの
は、環状溝付きディスク137であり、このディスクはカ
ム部125により形成された1組の外部溝139とかみ合うス
プライン溝を備えている。溝付きディスク137に取り付
けてあるのは摩擦ディスク141で、カム部125の左方端に
配置された凹みに受けるのは、スラスト・ワッシャ119
とかみ合わせるため配置した放射状スラスト・ベアリン
グ・セット143である。
カム部125とカム・リング135は共同して合せランプ表
面を規定し、ランプ表面間に配置されているのが複数の
カム・ボール145である(第4図ではそのうち1個しか
図示していない)。カム・リング135は、ハンドル147に
よりカム部125に対し手動で回転してよい。本技術の専
門家には、カム・リング129および135を回転するのにハ
ンドル133および147以外の手段を使用できることが理解
される。さらに、ハンドル(もしくはその他の作動手
段)は、第4図に示した非作動位置にバイアスするのが
望ましい。
通常の差動 第4図とともに主に第7図を参照して、通常の差動モ
ードにおけるトランスアクスル・アセンブリTの動作を
説明する。ハンドル133と147の両方が第4図の非作動位
置にある場合、クラッチ要素111およびその摩擦要素113
はクラッチ要素103とかみ合わない。これは作動機構91
にクラッチ要素111とかみ合っている部分がないからで
ある。かみ合わせ機構89がこの位置にあると、クラッチ
要素103およびロック・ギア93は、左方モータ車軸アセ
ンブリ17の遊星キャリア79に連結するロック・ギア101
に対して、およびロッキング・シャフト95に対して自由
に回転する。従って、かみ合わせ機構89が第7図のかみ
合っていない位置にある場合、左右のモータ車軸アセン
ブリ17および15は異なった出力速度で自由に回転し、こ
れにより、車輛の急ターン時等で、左右の車軸21および
19を異なった回転速度で駆動する。
ロッキング差動モード 第4図とともに主に第8図を参照して、操作のロッキ
ング差動モードを説明する。一方もしくは他方の車輪の
牽引力が失なわれるような状態で車輛が動作している場
合、操縦者はハンドル133を移動させてカム・リング129
を回転することにより操作のロッキング差動モードを選
択できる。カム・リング129の回転により、カム部125が
カム・ボール131に掛かり(ランプ・アップし)、これ
によりカム部125は軸方向に第8図の左方へ移動する。
このようにカム部125が左方へ移動した結果、スラスト
・ベアリング・セット145がクラッチ要素111上のスラス
ト・ワッシャ119とかみ合い、これによって要素111およ
び摩擦要素113がクラッチ要素103とかみ合い状態に入
る。かみ合わせ機構89が第8図のかみ合い状態にある
と、クラッチ要素103とロック・ギア93が固定され、ロ
ッキング・シャフト95および左方ロック・ギア101と一
緒に回転する。これは、要素103と113が摩擦でかみ合
い、クラッチ要素が溝117にかみ合うからである。従っ
て第8図のロッキング差動モードでは、スラスト・ワッ
シャ119がベアリング・セット143とかみ合っているた
め、ロック・ギア93および101とかみ合っている遊星キ
ャリア79が両方自由に回転するが、遊星キャリア79はロ
ック・ギア93および101によって一緒にロックされてお
り、これによって左右の車軸21および19は同じ速度で回
転しなければならない。
パーキング・ブレーキ・モード 第4図とともに主に第9図を参照して、操作のパーキ
ング・ブレーキ・モードを説明する。車輛を坂で操作
し、操縦者が車輛を停止させてパーキング・ブレーキを
使用して車輛が坂をころがるのを防止しようとする場
合、操縦者はハンドル147を動かしてカム・リング135を
回転させることができる。カム・リング135が回転する
と、カム部125は第8図のロッキング差動モード時とは
異なり軸方向に移動せず、第4図の位置を維持する。カ
ム・リング135が回転すると、これはカム・ボール145上
のカム部125に掛かり、これによって溝付ディスク137お
よび摩擦ディスク145がクラッチ要素111とかみ合う。ロ
ッキング差動モードの場合と同様、クラッチ要素111お
よびその摩擦要素113が移動しクラッチ要素103と摩擦で
かみ合うことになる。しかし、第9図のパーキング・ブ
レーキ・モードでは、クラッチ要素111は溝付ディスク1
37上の摩擦ディスク141とかみ合い、溝付ディスク137が
カム部125に対して回転できずカム部125がカバー・プレ
ート121および筐体61に対して回転できないので、クラ
ッチ要素103,111はかみ合うが、回転は妨げられる。さ
らに、シャフト95はクラッチ要素111と溝でかみ合って
いるので、右方ロック・ギア93と同様、左方ロック・ギ
ア101が回転を妨げられる。
従って、パーキング・ブレーキ・モードではロッキン
グ・ギア91も101も回転できず、これにより遊星キャリ
ア79が両方とも回転できないので、左右の車軸21,19の
回転が妨げられる。
(発明の効果) 以上説明したことから明らかなように本発明はかみ合
せ機構と作動機構を含むロッキング差動装置を備えてお
り、 この差動装置は第1,第2モータアセンブリのギア部で
ある遊星キャリアと第1,第2ロックギア部との係合状態
により、装置を駆動する差動モードとパーキングブレー
キモードの2種類の異なるかみ合せ状態を可能にして、
ユニットを小型化しトランスアクスルにおける牽引力の
損失を少なくすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係わる実施例の油圧式トランスアク
スル・アセンブリを装備したガーデン・トラクタ等の車
輛の概略上部平面図、 第2図は、本実施例のトランスアクスル・アセンブリの
中央部分を示す軸方向の断面図、 第3図は、本実施例のトランスアクスル・アセンブリの
一方端の残りの部分を示し、第2図と同縮尺で軸方向を
短縮した軸方向の断面図、 第4図は、第3図と同様で同縮尺であるが面が異なり、
本実施例におけるロッキング差動およびパーキング・ブ
レーキ機構を示す軸方向の断面図、 第5図は、第3および4図と同縮尺で、左方モータ・ア
センブリの遊星歯車セットを通して見た横断面図、 第6図は、第4図と同縮尺で、第4図の6−6の線上を
見た横断面図、 第7図は、通常の差動モードにあるロッキング差動およ
びパーキング・ブレーキ機構の一部の拡大断片図、 第8図は、第7図と同様で同縮尺であり、ロッキング差
動モードにある本発明の機構を示す断片図、 第9図は、第7および8図と同様で同縮尺であり、パー
キングブレーキ・モードにある本発明の機構を示す断片
図である。 E……動力源、W……車輪 T……トランスアクスル・アセンブリ、11……流体ポン
プ 13……マニホールド部分 15,17……第1,第2モータ・アセンブリ 19,21……車軸、21……マニホールドキャスティング 31……流体入口、33……流体出口 35,39……流体通路、41……回転流体圧力作動装置 55,57……ギアセット、59……リングギア 61……筐体、79……遊星キャリア(ギア部) 87……ロッキング差動装置(車間差動手段) 89……かみ合せ機構、91……作動機構 93,101……第1,第2ロック・ギア部

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】動力源(E)、該動力源により駆動される
    流体ポンプ(11)、および一対の車輪(W)を有する車
    両に使用する油圧式トランスアクスルアセンブリであっ
    て、 マニホルド手段(25)および第1,第2のモータ・アセン
    ブリ(15,17)を含み、マニホルド手段がポンプの流体
    出口と連通する流体入口(31)と、ポンプの流体入口と
    連通する流体出口(33)と、前記マニホルド手段の流体
    入口と流体出口の間を連絡し、それぞれ前記2つのモー
    タ・アセンブリを介して流れる流体通路手段(35,39)
    とを形成し、 前記モータ・アセンブリの各々は、各モータ軸の回転出
    力を各車輪に伝達するように操作しうる回転流体圧力作
    動装置(41)および車軸手段(19,21)と、これらの間
    に操作可能に配置して前記圧力作動装置(41)の回転出
    力を前記車軸手段に伝達するギアセット(55,57)およ
    びハウジング(25,59,61)と、各モータ・アセンブリの
    前記ハウジングに関して固定された回転軸を有し、かつ
    各モータ・アセンブリの回転速度を表す速度を有するギ
    ア部(79)とを備えている、前記アセンブリにおいて、 (a)車輪間に位置する差動装置(87)が、前記2つの
    モータ・アセンブリ(15,17)のギア部(79)の歯とか
    み合う第1,第2のロック・ギア部(93,101)を有し、 (b)前記差動装置(87)が、さらに前記2つのロック
    ・ギア部と連動するかみ合わせ手段(89)を有し、 (c)作動手段(91)が、前記かみ合わせ手段と連動す
    るようになっていて、 (i)前記2つのロック・ギア部(93,101)が、互いに
    対して自由に回転可能で前記2つのモータ間での回転差
    とそれに伴う被駆動車輪間の速度差を発生するための第
    1位置(第7図)と、 (ii)前記2つのロック・ギア部(93,101)が、互いに
    対して固定されるため、前記2つのモータ間での回転差
    とそれに伴う被駆動車輪間の速度差を妨げる第2位置
    (第8図)と、 の間で前記かみ合わせ手段を選択的に移動させることを
    特徴とする油圧式トランスアクスル・アセンブリ。
  2. 【請求項2】回転流体圧力作動装置(41)の各々が、高
    速低トルクの排気機構を含み、前記ギア・セット(53)
    の各々が、減速ギア・セット(57)を含んでいることを
    特徴とする特許請求の範囲第1項記載のトランスアクス
    ル・アセンブリ。
  3. 【請求項3】かみ合わせ手段(89)および作動手段(9
    1)が、さらに2つのロック・ギア部(93,101)を互い
    に対してかつハウジング(125,61)に対して固定するよ
    うに作動するブレーキ機構(125,139,137,141)を含ん
    で、前記各2つのロック・ギア部および車軸手段の回転
    を防止することを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
    のトランスアクスル・アセンブリ。
  4. 【請求項4】各減速ギア・セット(57)が、各回転流体
    圧力作動装置(41)の回転出力により駆動される太陽歯
    車(73)と、作動時に太陽歯車とかみ合ってその回りを
    旋回し前記ハウジングに形成されたリングギア(59)と
    歯がかみ合う複数の遊星歯車(75)とを有する遊星ギア
    セットから構成されていることを特徴とする特許請求の
    範囲第1項記載のトランスアクスル・アセンブリ。
  5. 【請求項5】遊星歯車の各々が、小歯車軸(77)の回り
    で回転可能に取付けられ、前記ギアセットの各々が各小
    歯車軸を受け止めるキャリア部(79)を有して、このキ
    ャリア部が前記遊星歯車の旋回速度で回転することを特
    徴とする特許請求の範囲第4項記載のトランスアクスル
    ・アセンブリ。
  6. 【請求項6】キャリア部(79)の各々が、かみ合って駆
    動するように前記キャリア部を各車軸手段に連結する手
    段を有し、前記キャリア部は2つのロック・ギア部と歯
    がかみ合うギア部材で構成されていることを特徴とする
    特許請求の範囲第5項記載のトランスアクスル・アセン
    ブリ。
  7. 【請求項7】かみ合わせ手段(89)が、第2のロック・
    ギア部(101)と共転するように固定され、前記かみ合
    わせ手段(89)が第1位置(第7図)にある場合は、第
    1のロック・ギア部(93)に対して回転するように配置
    された細長いシャフト部(95)を含んでいることを特徴
    とする特許請求の範囲第1項記載のトランスアクスル・
    アセンブリ。
  8. 【請求項8】かみ合わせ手段(89)が、第2位置(第8
    図)にある場合には操作可能となり、第1のロック・ギ
    ア部(93)と細長いシャフト部(95)との間の相対回転
    を防止するクラッチ手段(103,111,119)を有し、該ク
    ラッチ手段の作動位置が前記かみ合わせ手段の第2位置
    であることを特徴とする特許請求の範囲第7項記載のト
    ランスアクスル・アセンブリ。
  9. 【請求項9】作動手段(91)が、クラッチ手段とかみ合
    ってクラッチの作動位置に至らしめるために移動するよ
    うに操作できる、軸方向に移動可能な第1カム手段(72
    5,143)を有するランプカム作動装置(125,129,131)で
    構成され、かつ前記クラッチ手段はハウジングに対して
    自由に回転できるようになっていることを特徴とする特
    許請求の範囲第8項記載のトランスアクスル・アセンブ
    リ。
  10. 【請求項10】作動手段(91)が、クラッチ手段とかみ
    合ってクラッチの作動位置に至らしめるために移動する
    ように操作できる、軸方向に移動可能な第2カム手段
    (135,137,141)を有するランプカム作動装置で構成さ
    れ、かつ前記クラッチ手段はハウジングに対して回転を
    できないようになっており、前記第2カム手段が、2つ
    のロック・ギア部(93,101)を互いに対してかつハウジ
    ングに対して固定するブレーキ機構を構成されているこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第8項記載のトランスア
    クスル・アセンブリ。
JP61199870A 1985-08-26 1986-08-26 油圧式トランスアクスルアセンブリ Expired - Lifetime JPH0811490B2 (ja)

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