JP2535022B2 - Hst一体形車軸駆動装置 - Google Patents
Hst一体形車軸駆動装置Info
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Description
【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は小型のトラクター等の走行車輌において、車
軸の駆動装置として用いられるHST一体形車軸駆動装置
に関するものである。
軸の駆動装置として用いられるHST一体形車軸駆動装置
に関するものである。
(ロ)従来技術 従来から、1個の油圧ポンプと左右2個の油圧モータ
ーにより構成されたHST変速装置を、走行変速装置に付
設してHST一体形車軸駆動装置とした技術は公知とされ
ているのである。例えば、特開昭62−64625号公報の如
くである。
ーにより構成されたHST変速装置を、走行変速装置に付
設してHST一体形車軸駆動装置とした技術は公知とされ
ているのである。例えば、特開昭62−64625号公報の如
くである。
(ハ)発明が解決しようとする問題点 しかし該従来の技術においては、モーターシリンダが
モーター軸と直交する方向に放射状に配置され、ピスト
ンを構成するボールがモーター軸を中心とする放射状方
向に進退するので、該ボールが接当する斜板であるレー
スは、円筒型のHSTケースの内面に固定された環状斜板
に構成されることとなるのである。
モーター軸と直交する方向に放射状に配置され、ピスト
ンを構成するボールがモーター軸を中心とする放射状方
向に進退するので、該ボールが接当する斜板であるレー
スは、円筒型のHSTケースの内面に固定された環状斜板
に構成されることとなるのである。
故に、円筒型のHSTケースの内部に嵌装した環状斜板
に、シリンダに内包したボールを接当させるべく組立ら
れる必要があり、レースを内部に嵌入したり、該レース
にボールを嵌入接当させる等の精度の高い組立作業を必
要としていたのである。
に、シリンダに内包したボールを接当させるべく組立ら
れる必要があり、レースを内部に嵌入したり、該レース
にボールを嵌入接当させる等の精度の高い組立作業を必
要としていたのである。
本発明は、該HSTケースに配置する油圧モーターをシ
リンダがモーター軸と平行方向に配置された構成とし、
該シリンダ内で進退するピストンもモーター軸と平行方
向に配置したことにより、油圧モータの組立を容易に
し、該油圧モーターにおいて必要な斜板収納部を、斜板
ケースとして、HSTケースに付設可能としたものであ
る。
リンダがモーター軸と平行方向に配置された構成とし、
該シリンダ内で進退するピストンもモーター軸と平行方
向に配置したことにより、油圧モータの組立を容易に
し、該油圧モーターにおいて必要な斜板収納部を、斜板
ケースとして、HSTケースに付設可能としたものであ
る。
またこれにより、モーター軸の支持を両持ち状態とし
て、精度を必要とするHST一体形車軸駆動装置の精度を
向上するものである。
て、精度を必要とするHST一体形車軸駆動装置の精度を
向上するものである。
(ニ)問題を解決するための手段 本発明の目的は以上の如くであり、次に該目的を達成
する為の構成を説明する。
する為の構成を説明する。
ミッションケースの中央にHSTケースを配置し、該HST
ケースの両側に開口部を設け、該両側開口部にそれぞれ
油圧モーターを収納配置し、該油圧モーターを収納した
両側開口部に斜板ケースを固設した構成において、該油
圧モーターのモーター軸の両端を、HSTケースと斜板ケ
ースにより軸受支持し、該斜板ケースのHSTケースの側
に斜板を支持し、該斜板にモーター軸と平行方向に摺動
する油圧モーターのピストンを接当させ、該斜板ケース
の逆の側には、モーター軸の回転を減速して車軸に伝達
する歯車減速装置の半分を構成し、該斜板ケースの外方
開口を、前記歯車減速装置の他の半分を収納する歯車減
速ケースにて閉塞したものである。
ケースの両側に開口部を設け、該両側開口部にそれぞれ
油圧モーターを収納配置し、該油圧モーターを収納した
両側開口部に斜板ケースを固設した構成において、該油
圧モーターのモーター軸の両端を、HSTケースと斜板ケ
ースにより軸受支持し、該斜板ケースのHSTケースの側
に斜板を支持し、該斜板にモーター軸と平行方向に摺動
する油圧モーターのピストンを接当させ、該斜板ケース
の逆の側には、モーター軸の回転を減速して車軸に伝達
する歯車減速装置の半分を構成し、該斜板ケースの外方
開口を、前記歯車減速装置の他の半分を収納する歯車減
速ケースにて閉塞したものである。
(ホ)実施例 本発明の目的・構成は以上の如くであり、次に添付の
図面に示した実施例の構成を説明する。
図面に示した実施例の構成を説明する。
第1図は作業機としてモア装置Rを付設したトラクタ
ーの側面図、第2図は本発明のHST一体形車軸駆動装置
の平面断面図、第3図は第2図のモーター軸7L,7R部の
断面図、第4図は油圧ポンプPの側面断面図、第5図は
HST一体形車軸駆動装置の全体斜視図である。
ーの側面図、第2図は本発明のHST一体形車軸駆動装置
の平面断面図、第3図は第2図のモーター軸7L,7R部の
断面図、第4図は油圧ポンプPの側面断面図、第5図は
HST一体形車軸駆動装置の全体斜視図である。
第1図において、モア装置Rを装着したトラクターの
構成について説明する。
構成について説明する。
駆動輪である前輪1と、操向輪である後輪2の間に機
体を支持し、垂直方向のクランクシャフトを突出したエ
ンジンEを載置している。
体を支持し、垂直方向のクランクシャフトを突出したエ
ンジンEを載置している。
該エンジンEの垂直クランク軸に出力プーリー3が固
設されている。該出力プーリー3よりVベルト5を介し
て、本発明のHST一体形車軸駆動装置の油圧ポンプPの
軸に固設された、入力プーリー4との間に動力を伝達し
ている。
設されている。該出力プーリー3よりVベルト5を介し
て、本発明のHST一体形車軸駆動装置の油圧ポンプPの
軸に固設された、入力プーリー4との間に動力を伝達し
ている。
該HST一体形車軸駆動装置において、車軸6L,6Rは左右
水平方向に突出されているが、油圧ポンプPのポンプ軸
9は車軸と直交方向である上下方向に突出されているの
である。
水平方向に突出されているが、油圧ポンプPのポンプ軸
9は車軸と直交方向である上下方向に突出されているの
である。
モア装置Rは、第1図の如くフロントモア装置Rとし
て使用することもあるし、またミッドモア装置R′の如
く、トラクターの腹部に装着する場合もあるのである。
て使用することもあるし、またミッドモア装置R′の如
く、トラクターの腹部に装着する場合もあるのである。
次に第2図,第3図,第4図においてHST一体形車軸
駆動装置の具体的な構成について説明する。
駆動装置の具体的な構成について説明する。
第2図は、本発明のHST一体形車軸駆動装置の平面断
面図である。
面図である。
ミッションケースは中央にHSTケース10を配置し、該H
STケース10の両側に油圧モーターML,MRの斜板25,27を支
持する斜板ケース11,12を付設している。
STケース10の両側に油圧モーターML,MRの斜板25,27を支
持する斜板ケース11,12を付設している。
該斜板ケース11,12は、歯車減速装置BL,BRを収納する
ケースの半分を構成しており、該斜板ケース11,12の外
方開口に、歯車減速ケース13,14を付設して、全体のミ
ッションケースを構成している。
ケースの半分を構成しており、該斜板ケース11,12の外
方開口に、歯車減速ケース13,14を付設して、全体のミ
ッションケースを構成している。
中央のHSTケース10の側面に油圧ポンプPが付設され
ており、該油圧ポンプPが配置された方向に、歯車減速
装置BL,BRを収納する斜板ケース11,12と歯車減速ケース
13,14の膨出部が突出されている。
ており、該油圧ポンプPが配置された方向に、歯車減速
装置BL,BRを収納する斜板ケース11,12と歯車減速ケース
13,14の膨出部が突出されている。
そして油圧ポンプPの作動油は、それぞれの油圧モー
ターML,MRを循環しており、リークした油を補給するた
めミッションケースの内部の作動油をストレーナーを通
して吸引し、圧油として吐出している。
ターML,MRを循環しており、リークした油を補給するた
めミッションケースの内部の作動油をストレーナーを通
して吸引し、圧油として吐出している。
該油圧ポンプPの内部の斜板を斜板回動軸8により角
度変更して、前進・中立・後進の変速を無段変速可能と
している。
度変更して、前進・中立・後進の変速を無段変速可能と
している。
該油圧ポンプPからの吐出油は、HSTケース10内の油
路10aを介して、油圧モーターML,MRに供給されている。
そして該油圧モーターML,MRのシリンダとピストンはモ
ーター軸と平行に配置されている。該油圧モーターML,M
Rのモーター軸7L,7Rにより、歯車減速装置BL,BRを介し
て車軸6L,6Rを駆動回転している。
路10aを介して、油圧モーターML,MRに供給されている。
そして該油圧モーターML,MRのシリンダとピストンはモ
ーター軸と平行に配置されている。該油圧モーターML,M
Rのモーター軸7L,7Rにより、歯車減速装置BL,BRを介し
て車軸6L,6Rを駆動回転している。
該モーター軸7L,7Rは、HSTケース10と斜板ケース11,1
2との間で、両持ち状態で支持することが可能となった
のである。これにより、モーター軸7L,7Rの片持支持の
場合に発生する撓みを無くし、ピストンと斜板の接当状
態の精度を向上している。
2との間で、両持ち状態で支持することが可能となった
のである。これにより、モーター軸7L,7Rの片持支持の
場合に発生する撓みを無くし、ピストンと斜板の接当状
態の精度を向上している。
そして左右の車軸6L,6Rに走行抵抗がかかると、左右
の油圧モーターML,MRへの圧油の送油量が走行抵抗によ
り自動的に変化し、走行抵抗の少ない方向の速度は速く
なり、走行抵抗の大きい方の速度が低下する差動回転を
行うものである。
の油圧モーターML,MRへの圧油の送油量が走行抵抗によ
り自動的に変化し、走行抵抗の少ない方向の速度は速く
なり、走行抵抗の大きい方の速度が低下する差動回転を
行うものである。
該構成の如く左右の油圧モーターML,MRを配置した場
合には、デフギア装置が不要であり、車軸6L,6Rが対向
するミッションケース内の部分に油圧モーターML,MRを
配置することが可能となるのである。
合には、デフギア装置が不要であり、車軸6L,6Rが対向
するミッションケース内の部分に油圧モーターML,MRを
配置することが可能となるのである。
油圧モーターMRのモーター軸7Rの回転が、該モーター
軸7Rの外端部に固設した小径歯車15より、減速軸18上の
大径歯車16に伝えられ、次に減速軸18の上の小径歯車20
より車軸6Rの大径歯車17と噛合している。
軸7Rの外端部に固設した小径歯車15より、減速軸18上の
大径歯車16に伝えられ、次に減速軸18の上の小径歯車20
より車軸6Rの大径歯車17と噛合している。
該大径歯車17が車軸6Rを駆動しており、減速回転が前
輪1に伝達されるのである。
輪1に伝達されるのである。
次に油圧モーターML側について説明する。油圧モータ
ーMLのモーター軸7Lの回転が外端の小径歯車22を駆動
し、該小径歯車22が減速軸19上の大径歯車21と噛合して
いる。そして減速軸上のもう一枚の小径歯車23に動力が
伝達され、小径歯車23は車軸6Lの内端の大径歯車24と噛
合し、車軸6Lを駆動している。
ーMLのモーター軸7Lの回転が外端の小径歯車22を駆動
し、該小径歯車22が減速軸19上の大径歯車21と噛合して
いる。そして減速軸上のもう一枚の小径歯車23に動力が
伝達され、小径歯車23は車軸6Lの内端の大径歯車24と噛
合し、車軸6Lを駆動している。
第3図においては、左右の油圧モーターML,MRの部分
の断面を示している。
の断面を示している。
該油圧モーターMRは、ローター31をモーター軸7Rの外
周にスプライン嵌合しており、該ローター31が回転する
ことによりモーター軸7Rを回転し、該モーター軸7Rが歯
車減速装置BRを介して、車軸6Rを回転している。
周にスプライン嵌合しており、該ローター31が回転する
ことによりモーター軸7Rを回転し、該モーター軸7Rが歯
車減速装置BRを介して、車軸6Rを回転している。
該ローター31のモーター軸7Rと平行に複数本のシリン
ダーが開口され、該シリンダーの内部に、同じくモータ
ー軸7Rの方向にピストン26が嵌装されている。該ピスト
ン26は付勢バネ29により、モーター軸7Rの方向に付勢さ
れている。
ダーが開口され、該シリンダーの内部に、同じくモータ
ー軸7Rの方向にピストン26が嵌装されている。該ピスト
ン26は付勢バネ29により、モーター軸7Rの方向に付勢さ
れている。
該ピストン26の先端が斜板25に接当して、シリンダー
の内部に流入する圧油によりピストン26が突出する力に
より、ローター31が回転するものである。ローター31に
より回転されるモーター軸7Rは、HSTケース10と斜板ケ
ース11により両持支持している。
の内部に流入する圧油によりピストン26が突出する力に
より、ローター31が回転するものである。ローター31に
より回転されるモーター軸7Rは、HSTケース10と斜板ケ
ース11により両持支持している。
油圧モーターMLについても同様に構成されており、HS
Tケース10の油路10aから送油される圧油が、ローター32
のシリンダー内のピストン28を突出させ、ピストン28の
先端が斜板27に接当されていることにより、ローター32
に回転力が与えられるのである。
Tケース10の油路10aから送油される圧油が、ローター32
のシリンダー内のピストン28を突出させ、ピストン28の
先端が斜板27に接当されていることにより、ローター32
に回転力が与えられるのである。
該ローター32とモーター軸7Lがスプライン嵌合されて
いる。該モーター軸7Lの回転が歯車減速装置BLを介して
車軸6Lを駆動する。ピストン28の突出方向に付勢バネ30
が介装されている。モーター軸7LもHSTケース10と斜板
ケース12の間で両持ち支持している。
いる。該モーター軸7Lの回転が歯車減速装置BLを介して
車軸6Lを駆動する。ピストン28の突出方向に付勢バネ30
が介装されている。モーター軸7LもHSTケース10と斜板
ケース12の間で両持ち支持している。
第4図においては、油圧ポンプPの取付部の側面断面
図が示されている。
図が示されている。
Vベルト5により入力プーリー4が回転され、該入力
プーリー4に固設されたポンプ軸9を回転させることに
より、油圧ポンプPの内部のローター42が回転される。
該ローター42の内部に穿設されたシリンダー穴内にピス
トン41が乾燥されており、該ピストン41はローター42の
回転と共に、回動斜板40に突出端部が接当されているの
で、シリンダー穴内で突出交替し、シリンダー穴内の圧
油を、吐出方向と吐出量を変更しながら吐出するもので
ある。
プーリー4に固設されたポンプ軸9を回転させることに
より、油圧ポンプPの内部のローター42が回転される。
該ローター42の内部に穿設されたシリンダー穴内にピス
トン41が乾燥されており、該ピストン41はローター42の
回転と共に、回動斜板40に突出端部が接当されているの
で、シリンダー穴内で突出交替し、シリンダー穴内の圧
油を、吐出方向と吐出量を変更しながら吐出するもので
ある。
該吐出方向により前進・中立・後進が変速され、吐出
量により無段変速が行われるのである。
量により無段変速が行われるのである。
該油圧ポンプPからの油圧が油路10aを介して、油圧
モーターMLと油圧モーターMRに送油されるのである。
モーターMLと油圧モーターMRに送油されるのである。
第5図は本発明のHST一体形車軸駆動装置の全体斜視
図である。
図である。
(ヘ)発明の効果 本発明は以上の如く構成したので、次のような効果を
奏するものである。
奏するものである。
第1に、モーター軸7L,7Rを、HSTケース10と斜板ケー
ス11,12の両持支持することが出来たので、モーター軸7
L,7Rは撓みが発生せず、また振動が少なく、油圧モータ
ーML,MRの耐久性を向上出来るのである。
ス11,12の両持支持することが出来たので、モーター軸7
L,7Rは撓みが発生せず、また振動が少なく、油圧モータ
ーML,MRの耐久性を向上出来るのである。
第2に、斜板25,27の直近において、モーター軸7L,7R
の外側を軸受支持出来るので、モーターピストンと斜板
25,27の間のガタの発生が少ないのである。
の外側を軸受支持出来るので、モーターピストンと斜板
25,27の間のガタの発生が少ないのである。
第3に、斜板の部分がモーター軸方向に配置され、ケ
ースがモーター軸の方向に長くなるのであるが、この点
を、斜板を収納する部分を斜板ケース11,12に構成し、
該斜板ケース11,12を歯車減速ケース13,14の半分の部分
として構成することにより、モーター軸方向へのケース
の長大化を防ぐことが出来たのである。
ースがモーター軸の方向に長くなるのであるが、この点
を、斜板を収納する部分を斜板ケース11,12に構成し、
該斜板ケース11,12を歯車減速ケース13,14の半分の部分
として構成することにより、モーター軸方向へのケース
の長大化を防ぐことが出来たのである。
第4に、従来技術は、油圧モーターがシリンダーをモ
ーター軸を中心とする放射状の位置に配置し、ピストン
を構成するボールも放射方向に進退し、斜板を構成する
レースは環状に構成されているので、筒状に構成したHS
Tケースの内部への組立が困難となっているのである。
ーター軸を中心とする放射状の位置に配置し、ピストン
を構成するボールも放射方向に進退し、斜板を構成する
レースは環状に構成されているので、筒状に構成したHS
Tケースの内部への組立が困難となっているのである。
本発明においては、シリンダーとピストンをモーター
軸と平行方向に配置したことにより、全体的に組立が容
易となったのである。
軸と平行方向に配置したことにより、全体的に組立が容
易となったのである。
第1図は作業機としてモア装置Rを付設したトラクター
の側面図、第2図は本発明のHST一体形車軸駆動装置の
平面断面図、第3図は第2図のモーター軸7L,7R部の断
面図、第4図は油圧ポンプPの側面断面図、第5図はHS
T一体形車軸駆動装置の全体斜視図である。 BL,BR……歯車減速装置 ML,MR……油圧モーター P……油圧ポンプ、E……エンジン 8……斜板回動軸、9……ポンプ軸 10……HSTケース 11,12……斜板ケース 13,14……歯車減速ケース
の側面図、第2図は本発明のHST一体形車軸駆動装置の
平面断面図、第3図は第2図のモーター軸7L,7R部の断
面図、第4図は油圧ポンプPの側面断面図、第5図はHS
T一体形車軸駆動装置の全体斜視図である。 BL,BR……歯車減速装置 ML,MR……油圧モーター P……油圧ポンプ、E……エンジン 8……斜板回動軸、9……ポンプ軸 10……HSTケース 11,12……斜板ケース 13,14……歯車減速ケース
フロントページの続き (72)発明者 根本 秀介 尼崎市猪名寺341番地 株式会社神崎高 級工機製作所内 (56)参考文献 特開 昭62−64625(JP,A)
Claims (1)
- 【請求項1】ミッションケースの中央にHSTケースを配
置し、該HSTケースの両側に開口部を設け、該両側開口
部にそれぞれ油圧モーターを収納配置し、該油圧モータ
ーを収納した両側開口部に斜板ケースを固設した構成に
おいて、該油圧モーターのモーター軸の両端を、HSTケ
ースの斜板ケースにより軸受支持し、該斜板ケースのHS
Tケースの側に斜板を支持し、該斜板にモーター軸と平
行方向に摺動する油圧モーターのピストンを接当させ、
該斜板ケースの逆の側には、モーター軸の回転を減速し
て車軸に伝達する歯車減速装置の半分を構成し、該斜板
ケースの外方開口を、前記歯車減速装置の他の半分を収
納する歯車減速ケースにて閉塞したことを特徴とするHS
T一体形車軸駆動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62160654A JP2535022B2 (ja) | 1987-06-26 | 1987-06-26 | Hst一体形車軸駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62160654A JP2535022B2 (ja) | 1987-06-26 | 1987-06-26 | Hst一体形車軸駆動装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS644514A JPS644514A (en) | 1989-01-09 |
JP2535022B2 true JP2535022B2 (ja) | 1996-09-18 |
Family
ID=15719608
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62160654A Expired - Fee Related JP2535022B2 (ja) | 1987-06-26 | 1987-06-26 | Hst一体形車軸駆動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2535022B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
TW198705B (ja) * | 1988-10-22 | 1993-01-21 | Aoyama Yoshiko Koko | |
DE60334930D1 (de) * | 2003-01-08 | 2010-12-23 | Kanzaki Kokyukoki Mfg Co Ltd | Hydraulische achsenantriebsvorrichtung |
JP4521627B2 (ja) * | 2003-07-15 | 2010-08-11 | 株式会社 神崎高級工機製作所 | 油圧モータを備える車軸駆動装置 |
JP2005155686A (ja) | 2003-11-20 | 2005-06-16 | Kanzaki Kokyukoki Mfg Co Ltd | 車軸駆動装置及びそれを備える四輪駆動車両 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4696164A (en) * | 1985-08-26 | 1987-09-29 | Eaton Corporation | Hydrostatic transaxle and locking differential and brake therefor |
-
1987
- 1987-06-26 JP JP62160654A patent/JP2535022B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPS644514A (en) | 1989-01-09 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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