JPH08114699A - 非常用炉心冷却系統の運転方法および運転制御装置 - Google Patents

非常用炉心冷却系統の運転方法および運転制御装置

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JPH08114699A
JPH08114699A JP6250495A JP25049594A JPH08114699A JP H08114699 A JPH08114699 A JP H08114699A JP 6250495 A JP6250495 A JP 6250495A JP 25049594 A JP25049594 A JP 25049594A JP H08114699 A JPH08114699 A JP H08114699A
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cooling system
emergency
signal
power supply
emergency core
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JP6250495A
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Shiyouichirou Kinoshita
詳一郎 木下
Toshiyuki Takahashi
利幸 高橋
Tadashi Fujii
正 藤井
Akira Mizutani
章 水谷
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Hitachi Engineering Co Ltd
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Engineering Co Ltd
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】原子力プラントにおいて、非常用電源の容量を
低減できる非常用炉心冷却系統の運転制御方法及び装置
を提供する。 【構成】非常用炉心冷却系統は、高圧注水ポンプ2を含
む高圧炉心注水系と低圧ポンプ3を含む残留熱除去系
が、複数の非常用電源の電源区分A〜Cによって多重化
されている。運転制御装置10は外部電源喪失信号10
1と、原子炉隔離時冷却系起動失敗信号102と、高圧
炉心注水系の自動起動信号(103)または手動起動信
号(104)とを受信して、その運転手段7に起動信号
を送出可能にする制御機能と、残留熱除去系の自動起動
信号(103)または手動起動信号(104)とを受信
して、その運転手段8に起動信号を送出可能にする制御
機能と、高圧炉心注水系が手動起動のとき同一の電源区
分にある残留熱除去系の起動を制限する制御機能を備え
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、原子力発電プラントの
原子炉冷却系に関し、特に非常用電源容量を低減できる
非常用炉心冷却系の運転制御方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の沸騰水型軽水炉(BWR)において
は、冷却材喪失事象または外部電源喪失事象が発生した
場合に、事象発生から事象収束までの間に運転されるす
べての機器、電気計装設備に対して、電源供給を可能と
する定格容量をもつ、ディーゼル発電機による非常用電
源を設置している。
【0003】冷却材喪失事象下においては、原子炉の安
全性確保に必要な機器や設備は自動起動され、そのすべ
てに対して非常用ディーゼル発電機によるバックアップ
が要求される。
【0004】また、外部電源喪失事象下においては、冷
却材喪失事象に至らせないようにするのに必要な機器や
設備が、基本的には手動起動によって運転される。この
場合にも、安全確保に必要なすべての機器に対して非常
用電源を供給できるようにしている。さらに、外部電源
喪失事象は、原子炉にとっては必ずしも重大な事態では
ないので、事象収束後はプラントの再起動を行うことを
前提としている。このため、プラントの再起動を考慮し
て設けられる財産保護用の機器、例えばタ−ビンタ−ニ
ング油ポンプや発電機密封油ポンプ等にも電源供給がで
きるようにしている。
【0005】非常用炉心冷却系の公知例としては、例え
ば、特開昭62−228997号、特開平2−1459
93号、特開平5−300640号などの公報に開示さ
れているように、想定負荷の自動投入シ−ケンスや負荷
投入時の電圧降下の抑制などがあるが、連続運転負荷を
低減するものはみあたらない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】原子力発電プラントの
安全確保はつよい社会的要請であり、運転自動化や集中
監視とともに、安全系の多重化と拡充が一層進展してい
る。このため、非常用電源に求められる連続負荷容量が
増大し、非常用ディーゼル発電機が大容量化している。
【0007】また、わが国の電源周波数は、50ヘルツ
地区と60ヘルツ地区に分かれている。従って、50ヘ
ルツ地区の原子力発電所に適用する非常用ディ−ゼル発
電機と同じものを60ヘルツ地区にも適用しようとする
と、回転数を低くして周波数調整を行うため機関出力が
低下し、発電機容量は小容量となる。たとえば、50ヘ
ルツ地区で、回転数900〜1000rpm級、出力5
300kwの発電機は、60ヘルツ地区では、回転数7
50〜833rpm級、出力4700kwていどに減少
する。
【0008】このため、両地区におけるプラントの構成
や仕様が同じであっても、60ヘルツ地区においてはそ
の分、大容量型の非常用ディ−ゼル発電機が必要とな
り、非常用ディ−ゼル発電機と、それを設置する原子炉
建屋(一般には建家の外周部に配置される)の標準化設
計を困難にしている。
【0009】本発明の第一の目的は、非常用原子炉冷却
系統の連続負荷容量を低減する運転監視制御方法と、非
常用電源設備の定格容量を低減できる運転監視制御装置
を提供することにある。
【0010】本発明の第二の目的は、連続負荷容量を低
減する非常用原子炉冷却系統の運転を簡単且つ、安全に
操作できる運転監視制御方法および装置を提供すること
にある。
【0011】本発明の第三の目的は、冷却材喪失事故時
などに、定格負荷容量を低減した非常用電源により、非
常用原子炉冷却系統を確実に運転する方法および装置を
提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記本発明の第一の目的
は、複数の非常用電源を基に複数の電源区分に多重化さ
れ、炉心水位回復機能を有する第1の冷却系と残留熱除
去機能を有する第2の冷却系を含む非常用炉心冷却系統
の運転方法において、外部電源喪失事象発生の所定条件
下で、前記第1の冷却系が手動起動により運転される場
合は、当該第1の冷却系と異なる電源区分に分担して前
記第2の冷却系を同時運転することにより達成される。
【0013】上記で、前記第1の冷却系は高圧炉心注水
系、前記第2の冷却系は残留熱除去系であることを特徴
とする。
【0014】上記で、所定条件は原子炉隔離時冷却系起
動失敗したとき、または、炉水位が所定値まで低下した
ときとなることを特徴とする。
【0015】上記本発明の第二の目的は、前記当該区分
の前記第2の冷却系の起動の規制を、インターロックに
よる禁止および/または運転員へのガイダンスで実現す
ることにより達成される。
【0016】上記本発明の第三の目的は、外部電源喪失
事象下では、上記第一の目的を達成する構成により、外
部電源喪失事象及び冷却材喪失事象下では、前記非常用
炉心冷却系統の自動起動を、同一電源区分にある財産保
護系の運転を禁止した後に行うことにより達成される。
【0017】
【作用】原子力発電プラントは、外部電源喪失事象下に
おいて原子炉の安全性を確保するために、それぞれ異な
る電源区分の非常用ディ−ゼル発電機から給電され、炉
心水位を回復するための第1の冷却系と残留熱を除去す
る第2の冷却系などが設けられる。
【0018】本発明は、これらの冷却系が基本的には手
動起動により運転されるので、必ずしも同一電源区分の
もの同士を運転させる必要がないことに着目し、同時運
転する第一及び第二の冷却系を複数の電源区分に分担す
ることで、非常用ディ−ゼル発電機の容量を低減させた
ものである。
【0019】この分担は、同一電源区分における各冷却
系の同時運転を制限することによって実現する。即ち、
原子炉の水位を回復する高圧炉心注水系の手動起動後
は、その電源区分とは異なる残留熱除去系のみが起動可
能となるようにインターロックする。このときの残留熱
除去系の起動は、運転員による手動起動信号またはイン
ターロックにより自己発信する自動起動信号により行わ
れる。
【0020】非常用炉心冷却系(ECCS)を手動起動
する場合は、その自動起動信号がシステムから発信され
る前に行う必要があるが、通常は十分に時間的余裕があ
る。従って、運転員に対する起動禁止/起動可能な電源
区分のガイダンスによっても、目的の達成は可能であ
る。もちろん、インターロックとガイダンスの両方によ
れば、より信頼性を向上できる。
【0021】さらに、原子力プラントは、冷却材喪失事
象などプラントの重大事故が発生すると、中央制御装置
から非常用炉心冷却系の自動起動信号が発信され、同一
電源区分の第1および第2の冷却系が同時運転される。
【0022】本発明によれば、この場合に、非常用炉心
冷却系の自動起動を、財産保護用の機器の運転を禁止し
た後に行い、運転する非常用炉心冷却系の連続運転負荷
を低減している。これによって、電源喪失での非常用炉
心冷却系が手動運転される場合に低減した運転負荷との
バランスを取ることができ、非常用ディーゼル発電機の
定格容量の低減が可能になる。
【0023】このような本発明によれば、非常用炉心冷
却系統の連続運転負荷を低減し、増大傾向にある非常用
電源の容量を抑制できる。この結果、同一プラントにお
ける非常用ディーゼル発電機は、50ヘルツ地区と60
ヘルツ地区で同一仕様を採用でき、発電機や発電所建家
の標準化も可能になる。
【0024】
【実施例】以下、本発明の実施例を図により詳細に説明
する。図1は、非常用炉心冷却系統と、その本発明によ
る監視制御装置の概略構成図を示したものである。
【0025】沸騰水型原子力発電所においては、冷却材
喪失事象などによる原子炉1の水位の回復をはかるため
に非常用炉心冷却系(ECCS)が設けられている。非
常用炉心冷却系には、原子炉の高圧状態で冷却材の注入
を可能とする高圧炉心注水系(HPCF)と、原子炉の
低圧状態で冷却材を注入しサプレッションプールの崩壊
熱除去と炉水位の回復をはかる残留熱除去系(RHR)
がある。
【0026】高圧炉心注水系(HPCF)のポンプ2お
よび残留熱除去系(RHR)のポンプ3はそれぞれ、監
視制御装置10からの起動/停止信号を受信する高圧ポ
ンプ運転手段7、低圧ポンプ運転手段8を介して運転さ
れる。これら運転手段は、起動/停止信号を受けて供給
電力のオン/オフを行うスイッチが主体で、ロック手段
を具備するものもある。なお、運転手段8’は、原子炉
補機冷却水系の起動・停止に用いられる。
【0027】非常用炉心冷却系は、外部電源が喪失した
ときにも運転が可能なように、ディーゼル発電機による
非常用電源6によってバックアップされている。非常用
電源6はプラントの財産保護上必要な機器類5などに対
しても運転手段9を介して電源供給している。図示の点
線は非常用電源の供給経路を示している。
【0028】原子力プラントでは、万全な安全性を確保
するために、非常用電源6を複数配置し、一点鎖線で示
す電源区分(A、B、Cなど)毎に非常用炉心冷却系な
どを多重化している。図1では、電源区分Aの構成のみ
詳細に示し、電源区分B、Cについては区分Aと同様の
構成となるので、記載を省略している。
【0029】なお、上図の構成では、残留熱除去系と原
子炉補機冷却水系を分離し、各々に運転手段8、8’を
設けているが、原子炉補機冷却水系に残留熱除去系を組
み入れる構成もあり、本発明はかかる構成に対しても同
様に適用できる。
【0030】運転制御装置10は、入力信号線101〜
104を通じて、外部電源喪失検出信号、原子炉隔離時
冷却系(RCIC)起動失敗検出信号、ECCS自動起
動/自動停止の要求信号、さらには運転員コンソール1
3からの手動起動/停止の要求信号などを受信する。そ
して、これらの入力信号を基に、第1の制御部11ある
いは、第1の制御部11と第2の制御部12から決定さ
れた起動/停止信号や規制信号などを、出力信号線10
6を通じて各電源区分の運転手段に選択的に送出する。
【0031】第1の制御部11は、本発明の第一の実施
例が具備する構成で、高圧炉心注水系(HPCF)の起
動/停止信号を出力する制御手段、残留熱除去系(RH
R)の起動/停止信号を出力する制御手段、HPCFと
同一電源区分のRHRの運転を規制する制御手段を有し
ている。
【0032】第1の制御部11と第2の制御部12は、
本発明の第二の実施例が具備するを構成で、制御部12
はECCS自動起動信号が発信された場合に、財産保護
上必要な機器類5などの起動禁止信号を出力する制御手
段を有している。
【0033】本発明による実施例の詳細な説明の前提と
して、外部電源喪失事象時における原子炉隔離時冷却系
(RCIC)と非常用炉心冷却系(ECCS)の運転動
作を説明する。
【0034】外部電源が喪失すると、発電所内の常用母
線の電源が遮断されるため、非常用ディ−ゼル発電機6
が起動し、非常用母線の電源が確立し、プラントの財産
保護用の機器5などを自動起動する。一方、通常運転時
に原子炉1へ給水を行っている給復水系のポンプは非常
用母線に接続されていないため、これらのポンプが停止
して原子炉水位が低下していく。この場合放置しておい
ても原子炉水位が一定水位以下になると、原子炉隔離時
冷却系(RCIC)が自動的に作動して原子炉水位を回
復する。
【0035】この後に、原子炉1を減圧し冷温停止状態
に移行するが、その際に、タ−ビン復水器が使用できな
いため、主蒸気逃がし安全弁を用いて減圧を行う。その
蒸気はサプレッションプ−ル(s/p)に排出されプ−
ル水温が上昇する。そこで、残留熱除去系(RHR)を
手動起動し、s/pの冷却運転を行う。さらに、原子炉
の減圧完了後に、s/p冷却から炉冷却へRHR運転モ
ードの切替を行い、原子炉の炉冷却完了後に原子炉の冷
温停止を行う。
【0036】このように、通常は、原子炉隔離時冷却系
(RCIC)が作動し、その後、残留熱除去系(RH
R)を手動起動することで、非常用炉心冷却系(ECC
S)の自動起動に至る以前に原子炉の安全性が確保で
き、プラントは直ちに再起動される。しかし、万一、原
子炉隔離時冷却系(RCIC)が故障して起動できない
場合は、炉水位がさらに低下すると非常用炉心冷却系
(ECCS)の自動起動が行われ、原子炉の重大事故事
象として一連の安全施策が実行される。
【0037】高圧炉心注水系(HPCF)は元々、原子
炉の冷却材喪失事故時に自動起動するように、上記RC
ICに比べはるかに低い炉水位のしきい値が設定されて
いる。従って、RCICの失敗で直ちに自動起動される
ことはなく、この間に運転員が介入して高圧炉心注水系
と残留熱除去系を起動し、重大事故事象に至る前に原子
炉水位の回復と原子炉冷却による事故収束をはかること
が可能である。
【0038】本発明では、かかる場合の緊急炉心冷却系
(ECCS)の運転を、以下のように行って運転負荷を
減少し、非常用ディイーゼル発電機容量の低減を可能に
している。
【0039】図2は、本発明の第一の実施例による緊急
炉心冷却系(ECCS)の運転制御方法を示すフローチ
ャートである。
【0040】運転制御装置10は、外部電源喪失事故の
発生を検知すると、第1の制御部11により以下の運転
制御を開始する。外部電源喪失と原子炉隔離時冷却系
(RCIC)の起動失敗または一定値以下の炉水位の検
出状態で(s101)、任意の電源区分(ここでは区分
Aとする)の高圧炉心注水系(HPCF)の手動起動信
号104を受信すると、HPCFの起動信号が出力され
る(s102)。これにより、電源区分Aの高圧注水ポ
ンプ2が起動し、炉水位の回復が開始される。
【0041】次に、電源区分Aの残留熱除去系(RH
R)の起動がインターロックされ、運転手段8への起動
信号の出力が禁止される(s103)。ここで、運転手
段8がインターロック機構を備えている場合は、インタ
ーロック信号を出力するようにしてもよい。その後、電
源区分A以外(ここではBまたはC)の残留熱除去系
(RHR)が起動され(s104)、サプレッションプ
ール(s/p)の冷却が開始される。
【0042】なお、区分AのHPCFの起動は、運転員
コンソール14からの手動起動信号104によるが、区
分BまたはCのRHRの選択起動は、運転監視制御装置
10による自動起動信号または運転員コンソール13か
らの手動起動信号104によって行われる。
【0043】以上が本実施例による運転制御の要部であ
る。その後、原子炉水位の回復が完了を確認すると(s
105)、ステップs106に進んでRHRの運転モー
ドをs/p冷却から炉冷却に切替、さらに、原子炉冷温
停止が確認されて(s107)、終了となる。
【0044】図3は、第1の制御部11の構成図を示し
たものである。同図で、一点鎖線より下部は、電源区分
Aの高圧炉心注水系ポンプ2の起動/停止信号を決定す
る制御手段111を示し、一点鎖線より上部は、電源区
分Aの残留熱除去系ポンプ3の起動/停止信号を決定す
る手段112を示し、残留熱除去系ポンプ3の起動を禁
止するインターロック回路(制御手段113)は両方に
跨って示している。
【0045】同図で、高圧炉心注水系ポンプの自動起動
/自動停止信号と、残留熱除去系ポンプの自動起動/自
動停止信号は、ECCS自動起動信号の発信に伴って与
えられる。一方、高圧炉心注水系ポンプと残留熱除去系
ポンプの操作スイッチは、運転員コンソール13(また
は運転監視制御盤)にあり、その入/切によって手動起
動/手動停止信号が与えられる。回路の各要素は図示の
凡例のとおりである。
【0046】制御手段111は、自動起動信号301ま
たは手動起動信303を受信すると、OR回路31によ
り高圧炉心注水系ポンプ2(A)の起動信号305を発
生する。また、自動停止信号302または手動停止信号
304を受信すると、OR回路32により高圧炉心注水
系ポンプ2(A)の停止信号306を発生する。
【0047】制御手段112は、自動起動信号307ま
たは手動起動信309を受信すると、OR回路33によ
り残留熱除去系ポンプ3(A)の起動信号311を発生
する。また、自動停止信号308または手動停止信31
0を受信すると、OR回路34により残留熱除去系ポン
プ3(A)の停止信号312を発生する。
【0048】制御手段113は、非常用ディーゼル発電
機6(A)の運転信号101’と、高圧炉心注水系ポン
プ2(A)の自動起動信号301が0のとき1となるN
OT回路35の出力と、高圧炉心注水系ポンプ2(A)
の手動起動信号303をAND回路37の入力とし、イ
ンターロック作動信号313を出力する。この信号31
31は、(WO)回路39を経て(WO)回路40のゲ
ート信号とされる。(WO)回路40は、インターロッ
ク作動信号313がオンのとき、残留熱除去系ポンプ3
(A)の手動起動信号309をOR回路33へ伝える経
路をワイプアウトし、起動信号331の出力をインター
ロックする。
【0049】(WO)回路38は、通常はAND回路3
7の出力313をOR回路33を通じて自己保持し、イ
ンターロックを維持する。そして、高圧炉心注水系ポン
プ2(A)の停止信号306が出力されると、インター
ロックを解除する。また、(WO)回路39は、残留熱
除去系ポンプ3(A)の自動起動信号307が出力され
るとき、インターロック作動信号313を遮断して、イ
ンターロックを不能とする。これによって、冷却材喪失
事象等の非常時には、ECCSの自動起動発信によっ
て、同一電源区分の高圧炉心注水系ポンプ2と残留熱除
去系ポンプ3の自動起動を可能にしている。
【0050】図3の構成で、外部電源喪失時の残留熱除
去系ポンプ3の起動は、自動起動信号307または手動
起動信号309のみを示している。しかし、手動起動信
号309に代えて、運転制御装置10内で自己発生する
起動信号309’によってもよい。この自動起動信号3
09’は、上記のように、残留熱除去系ポンプ3(A)
の起動がインターロックされるとき、このインターロッ
ク信号を利用して、他の電源区分(BまたはC)の制御
手段112に与えられ、残留熱除去系ポンプ3(Bまた
はC)を自動起動する。
【0051】図4は、図3の制御部11をリレ−回路で
実現した場合の一例である。高圧炉心注水系(A)の制
御回路において、手動起動信号303に連動する接点4
12または自動起動信号301に対応する接点411が
閉じると、起動用補助コイル41が励磁されて高圧炉心
注水ポンプ2(A)が起動する。一方、手動停止信号3
04に連動する接点414または自動停止信号に対応し
た接点413が閉じると、ポンプ2(A)が運転中であ
ることを確認するための接点415を介して、停止用補
助コイル42が励磁されてポンプ2(A)は停止する。
【0052】非常用ディ−ゼル発電機6(A)の運転中
に対応するa接点416と自動起動信号301に対応す
るb接点417がいずれも閉の時に、手動起動信号30
3に連動する接点418が閉じられて補助リレ−43を
励磁し、補助接点430が閉じられて自己保持回路を形
成する。この自己保持回路は、停止用補助コイル42が
励磁されて補助接点419が開くと解除される。
【0053】一方、残留熱除去系(A)の制御回路にお
いて、上記のように補助リレ−43が励磁されると、補
助b接点421が開となる。これによって、残留熱除去
ポンプ3(A)の自動起動信号307に対応するa接点
423が開の時には、手動起動信号309が入力されて
接点422が閉になっても、補助コイル44は励磁され
ずポンプ3(A)は起動しない。これによって、万一運
転員が誤って既に起動している高圧炉心注水系と同一電
源区分の残留熱除去系を、手動にて起動しようとして
も、インタ−ロックにより強制的に禁止される。
【0054】ただし、ECCS起動発信によって、自動
起動信号310がオンした場合は、a接点424が閉と
なり補助コイル44が励磁されて、ポンプ3(A)が起
動する。また、自動起動信号307がオンしてa接点4
23が閉となっているときも、手動起動信号309が入
力されて接点422が閉すると補助コイル44が励磁さ
れ、ポンプ3(A)が起動できる。
【0055】一方、停止用補助コイル45は、手動停止
信号310に連動する接点425の閉、または、自動停
止信号308に連動する接点416の閉により、ポンプ
3(A)の運転中は閉じている接点427を経由して励
磁され、ポンプ3(A)を停止する。
【0056】図5は、制御部11における制御手段11
3の別の実施例を示したものである。同図は、図3の一
点鎖線の下部と概ね同一構成であり、AND回路37の
出力信号による動作のみが相違している。
【0057】すなわち、非常用電源が運転され、ECC
S自動起動の発信前で、高圧炉心注水系ポンプ2(A)
が手動起動信号303により起動された場合、AND回
路37の出力信号は運転ガイダンス手段51に入力され
る。運転ガイダンス手段51は、「残留除去系ポンプ
(A)の手動起動禁止」のメッセージを、中央制御室の
運転員コンソール13などに出力し画面表示する。メッ
セージは、「残留除去系ポンプ(B)の手動起動可」な
どでもよく、警報を併用してもよい。また、メッセージ
のデータは、運転員コンソール13の側で用意するよう
にしてもよい。
【0058】本実施例は、ECCS自動起動の発信前
に、高圧炉心注水系ポンプ2を手動起動し、続いて残留
除去系ポンプを手動起動する場合に、運転員の誤動作を
防止するのに役立つ。なお、本例の運転ガイダンス手段
と前例に示したインターロック回路を併用し、運転支援
と信頼性の双方を向上することもできる。
【0059】次に、本発明の第二の実施例を説明する。
本実施例は外部電源喪失と、冷却材喪失などの状況下で
行われる運転制御方式である。
【0060】図6は、図1の運転制御装置10における
制御部12の構成図である。非常用ディーゼル発電機6
(A)の運転中を示す信号101’とECCS自動起動
信号103を受信したAND回路61は、財産保護用機
器(A)の起動禁止信号320を出力し、運転手段9に
よって同一電源区分の財産保護用機器9(A)の起動を
禁止する。通常、財産保護用機器9は、信号101’の
発生と共に起動されているので、その場合は運転停止と
なる。
【0061】なお、高圧炉心注水系ポンプ2(A)及び
残留除去系ポンプ3(A)の自動起動は、ECCS自動
起動信号103発信下においても、図3の構成によって
上述のように行われる。
【0062】図7は、第二の実施例による緊急炉心冷却
系(ECCS)の運転制御方法を示すフローチャートで
ある。同図で、ステップs202〜s205及びs20
9〜s211の各ステップは、図2に示したステップs
101〜s107の各ステップと同様となる。以下、相
違点を中心に説明する。
【0063】運転制御装置10は、外部電源喪失事故の
発生を検知すると、第1の制御部11と第2の制御部1
2によって、以下の運転制御を開始する。まず、ECC
Sの自動起動信号発信の有無をチエックし(s20
1)、その出力がなければ、ステップs202に進ん
で、第一の実施例と同様の制御動作を行う。
【0064】一方、ECCSの自動起動発信が出力され
ているときは、ステップs206に進んで財産保護系の
起動禁止または運転停止を行い、次いで、高圧炉心注水
系ポンプ2(A)及び残留除去系ポンプ3(A)の自動
起動を行い(s207、s208)、その後ステップs
209に進む。なお、ECCSの自動起動の場合は、ス
テップ209以降が別の制御動作によって行われてもよ
い。
【0065】本実施例によれば、外部電源喪失の場合
は、少なくともHPCFは手動起動してECCSを運転
し、その場合RHRは他の電源区分のものを起動して、
非常用電源の運転負荷を減少している。しかし、外部電
源喪失はプラントの事故ではないので、事象収束後は直
ちに再起動できるように、財産保護系は非常電源から電
源供給して起動している。
【0066】一方、ECCSの自動起動が発信されてい
る重大事故下では、プラントが直ちに再起動されること
はないので、冷却材喪失事象の収束に直接必要とされな
いプラント財産保護用の機器、例えばタ−ビンタ−ニン
グ油系の機器、発電機密封油系の機器その他油系の機器
などを強制停止させ、非常用電源の運転負荷を減少した
後、ECCSの自動起動を行っている。
【0067】これによれば、非常用電源の運転負荷を減
少できるので、非常用ディーゼル発電機の定格容量を低
減でき、50ヘルツ/60ヘルツに共用できる標準使用
の発電機の採用も容易になる。
【0068】
【発明の効果】本発明によれば、原子力発電所の外部電
源喪失時で、非常用炉心冷却系(ECCS)の自動起動
発信前に、手動起動された高圧炉心注水系(HPCF)
と異なる電源区分の残留熱除去系を同時運転するように
しているので、非常用電源の運転負荷を低減できる効果
がある。
【0069】本発明によれば、原子力発電所の外部電源
喪失時で、非常用炉心冷却系(ECCS)の自動起動発
信時に、非常用炉心冷却系(ECCS)の自動起動を、
同一電源区分の財産保護系の運転を禁止した後に行うよ
うにしているので、非常用電源の運転負荷を低減できる
効果がある。
【0070】本発明によれば、ECCSの自動起動発信
前/後の上記した運転を行うので、非常用電源の容量を
低減できる効果がある。
【0071】本発明によれば、手動起動された高圧炉心
注水系(HPCF)と同一電源区分の残留熱除去系の起
動を禁止するように、インターロックおよび/またはガ
イダンスするので、運転の誤動作がなく信頼性が向上で
きる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による非常用炉心冷却系の運
転制御システムの概略構成図。
【図2】本発明の第一の実施例による非常用炉心冷却系
の運転制御方法を説明するフローチャート。
【図3】第一の実施例による運転制御装置の機能ロジッ
ク図。
【図4】図3の機能を実現するリレーシーケンス図。
【図5】第一の実施例による運転制御装置の機能構成の
代案図。
【図6】本発明の第二の実施例による運転制御装置の一
部の機能構成図。
【図7】第二の実施例による非常用炉心冷却系の運転制
御方法を説明するフローチャート。
【符号の説明】
1…原子炉、2…高圧炉心注水系(HPCF)ポンプ、
3…残留除去系(RHR)低圧ポンプ、5…財産保護の
ための機器類、6…非常用電源(ディーゼル発電機)、
7…HPCF運転手段、8…RHR運転手段、9…財産
保護系運転手段、10…運転制御装置、11…第一の運
転制御部、12…第二の運転制御部、13…運転員コン
ソール、30,38,39…ワイプアウト、31,3
2,33,34,36…OR回路、35…NOT回路、
37,61…AND回路、51…運転ガイダンス手段、
101…外部電源喪失信号、101’…非常用電源運転
中信号、102…RCIC起動失敗信号、103…EC
CS自動起動/自動停止信号、104…手動起動/手動
停止信号、105…ガイダンス信号、313…起動制限
信号。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤井 正 茨城県日立市大みか町七丁目2番1号 株 式会社日立製作所エネルギー研究所内 (72)発明者 水谷 章 茨城県日立市幸町三丁目2番1号 日立エ ンジニアリング株式会社内

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の非常用電源を基に複数の電源区分
    に多重化され、炉心水位回復機能を有する第1の冷却系
    と残留熱除去機能を有する第2の冷却系を含む非常用炉
    心冷却系統の運転方法において、 外部電源喪失事象発生の所定条件下で、前記第1の冷却
    系が手動起動により運転される場合は、当該第1の冷却
    系と異なる電源区分に分担して前記第2の冷却系を同時
    運転することを特徴とする非常用炉心冷却系統の運転方
    法。
  2. 【請求項2】 複数の非常用電源を基に複数の電源区分
    に多重化され、炉心水位回復機能を有する第1の冷却系
    と残留熱除去機能を有する第2の冷却系を含む非常用炉
    心冷却系統の運転方法において、 外部電源喪失事象発生の所定条件下で、任意の電源区分
    にある前記第1の冷却系が手動起動されると、当該電源
    区分にある前記第2の冷却系に所定の規制を行い、当該
    電源区分と異なる電源区分にある前記第2の冷却系を起
    動することを特徴とする非常用炉心冷却系統の運転方
    法。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、 前記所定条件は、原子炉隔離時冷却系起動失敗のとき、
    または、原子炉水位が所定値以下に低下したときである
    ことを特徴とする非常用炉心冷却系統の運転方法。
  4. 【請求項4】 請求項2において、 前記第2の冷却系の所定の規制は、当該冷却系に起動禁
    止のインターロックを行うことを特徴とする非常用炉心
    冷却系統の運転方法。
  5. 【請求項5】 請求項2または4において、 前記第2の冷却系の所定の規制は、当該冷却系の起動禁
    止を報知するためのガイダンスを行うことを特徴とする
    非常用炉心冷却系統の運転方法。
  6. 【請求項6】 複数の非常用電源を基に複数の電源区分
    に多重化され、炉心水位回復機能を有する第1の冷却系
    と残留熱除去機能を有する第2の冷却系を含む非常用炉
    心冷却系統の運転方法において、 外部電源喪失事象発生下で、前記第1の冷却系が手動起
    動される場合は、前記第2の冷却系を異なる電源区分に
    分担するようにして同時運転し、 外部電源喪失事象と所定の異常事象の発生下で、前記第
    1の冷却系が自動起動される場合は、同一の電源区分に
    おける財産保護系の起動を禁止した後に行い、且つ、同
    一の電源区分における前記第2の冷却系を自動起動する
    ことを特徴とする非常用炉心冷却系統の運転方法。
  7. 【請求項7】 請求項6において、 前記所定の異常事象は、冷却材喪失事象または非常用炉
    心冷却系自動起動信号発信事象であることを特徴とする
    非常用炉心冷却系統の運転方法。
  8. 【請求項8】 複数の非常用電源の電源区分によって多
    重化され、炉心水位回復機能を有する第1の冷却系と残
    留熱除去機能を有する第2の冷却系を含む非常用炉心冷
    却系統の運転制御装置において、 外部電源喪失信号と、原子炉隔離時冷却系起動失敗信号
    または原子炉水位の所定値以下の検出信号と、前記第1
    の冷却系の自動または手動起動信号とを受信して、前記
    第1の冷却系の運転手段に起動信号を送出可能にする制
    御機能と、前記第2の冷却系の自動または手動起動信号
    とを受信して、前記第2の冷却系の運転手段に起動信号
    を送出可能にする制御機能と、前記第1の冷却系が前記
    手動起動信号を受信したとき当該第1の冷却系と同一の
    電源区分にある第2の冷却系の起動を制限する制御機能
    とを有する制御装置を備えることを特徴とする非常用炉
    心冷却系統の運転制御装置。
  9. 【請求項9】 請求項8において、 前記第1の冷却系は高圧炉心注水ポンプを含む高圧炉心
    注水系であり、前記第2の冷却系は低圧ポンプを含み、
    サプレッション・プールの冷却を行う残留熱除去系であ
    ることを特徴とする非常用炉心冷却系統の運転制御装
    置。
  10. 【請求項10】 請求項8または9において、 前記起動を制限する手段は、起動を禁止するインターロ
    ック手段により構成されることを特徴とする非常用炉心
    冷却系統の運転制御装置。
  11. 【請求項11】 請求項8、9または10において、 前記起動を制限する手段は、運転員に対し所定電源区分
    の前記第2の冷却系の運転禁止を知らせるガイダンス手
    段により構成されることを特徴とする非常用炉心冷却系
    統の運転制御装置。
  12. 【請求項12】 請求項8、9、10または11におい
    て、 前記非常用電源は、ディーゼル発電機で構成されている
    ことを特徴とする非常用炉心冷却系統の運転制御装置。
  13. 【請求項13】 複数の非常用電源の電源区分によって
    多重化され、炉心水位回復機能を有する第1の冷却系と
    残留熱除去機能を有する第2の冷却系を含む非常用炉心
    冷却系統の運転制御装置において、 外部電源喪失信号と、原子炉隔離時冷却系起動失敗信号
    または原子炉水位の所定値以下の検出信号と、前記第1
    の冷却系の自動または手動起動信号を受信して、前記第
    1の冷却系の運転手段に起動信号を送出可能にする制御
    機能1と、前記第2の冷却系の自動または手動起動信号
    とを受信して、前記第2の冷却系の運転手段に起動信号
    を送出可能にする制御機能2と、前記第1の冷却系が前
    記手動起動信号を受信したとき当該第1の冷却系と同一
    の電源区分にある第2の冷却系の起動を制限する制御機
    能3とを有する第一の運転制御部と、 外部電源喪失信号と非常用炉心冷却系自動起動信号を受
    信して、制御機能1による前記第1の冷却系の自動起動
    を、その自動起動の対象となる電源区分における財産保
    護系の運転を禁止した後に行わせる制御機能を有する第
    二の運転制御部と、を具備することを特徴とする非常用
    炉心冷却系統の運転制御装置。
  14. 【請求項14】 請求項13において、 前記財産保護系は、タ−ビン設備の財産保護用の機器を
    含むことを特徴とする非常用炉心冷却系統の運転制御装
    置。
JP6250495A 1994-10-17 1994-10-17 非常用炉心冷却系統の運転方法および運転制御装置 Pending JPH08114699A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030039196A (ko) * 2001-11-12 2003-05-17 한국수력원자력 주식회사 원자력 발전소의 노심보호 연산시스템
CN1328731C (zh) * 2004-01-14 2007-07-25 株式会社东芝 紧急堆芯冷却系统
US11011279B2 (en) 2015-10-02 2021-05-18 Tokyo Electric Power Company Holdings, Inc. Alternative circulation cooling method for emergency core cooling system, and nuclear power plant

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CN1328731C (zh) * 2004-01-14 2007-07-25 株式会社东芝 紧急堆芯冷却系统
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