JPH08114024A - 調理器具収納ユニット - Google Patents

調理器具収納ユニット

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Publication number
JPH08114024A
JPH08114024A JP6275601A JP27560194A JPH08114024A JP H08114024 A JPH08114024 A JP H08114024A JP 6275601 A JP6275601 A JP 6275601A JP 27560194 A JP27560194 A JP 27560194A JP H08114024 A JPH08114024 A JP H08114024A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
duct
storage
storage unit
steam
cooking utensil
Prior art date
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Pending
Application number
JP6275601A
Other languages
English (en)
Inventor
Toyoo Nomura
東洋夫 野村
Hidenori Haraguchi
英憲 原口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Forestry Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Forestry Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Forestry Co Ltd filed Critical Sumitomo Forestry Co Ltd
Priority to JP6275601A priority Critical patent/JPH08114024A/ja
Publication of JPH08114024A publication Critical patent/JPH08114024A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Combinations Of Kitchen Furniture (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】キッチンの美観および清潔さを保つとともにキ
ッチンにおける快適性や作業性を改善する。 【構成】本発明の調理器具収納ユニット1は、湯気、熱
気、臭気等を発生させる調理器具7乃至10を収納可能
な収納棚3乃至5を備えるとともに、当該収納棚内の空
間に連通するダクト6を収納棚3乃至5の背後に配設し
てある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、住宅のキッチンに備え
る調理器具収納ユニットに係り、特に、熱気、湯気、臭
気等を発生する調理器具を収納する調理器具収納ユニッ
トに関する。
【0002】
【従来の技術】最近では、炊飯器、コーヒーメーカー、
電子レンジ、オーブントースター等のさまざまな調理用
の電気器具が商品化され、一般家庭のキッチンで広く使
用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これらの調理器具は、
使用中に生じた湯気が周囲の壁や吊り戸棚に結露して汚
れやかびを生じさせたり、湯気の熱が壁の仕上げ材を剥
離させたりし、キッチンの美観を損ねるとともに、キッ
チン回りが不衛生になる原因となっていた。
【0004】また、湯気や熱気によって室内の温度や湿
度が上昇するととともに、湯気や熱気とともに生じる煙
や臭気がキッチン内に立ちこめ、キッチンの快適性が損
なわれるという問題も生じていた。
【0005】また、これらの調理器具は、収納スペース
の不足、出し入れの煩雑さ等の理由により、通常、シン
クに隣接する配膳台やカウンター等に並べたままにされ
る。そのため、配膳台等は、多数の調理器具に占領され
て本来の目的に利用することができず、かくして、キッ
チンの作業性が低下するという問題も生じていた。
【0006】本発明は、上述した事情を考慮してなされ
たもので、キッチンの美観および清潔さを保つとともに
キッチンにおける快適性や作業性を改善することができ
る調理器具収納ユニットを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の調理器具収納ユニットは請求項1に記載し
たように、湯気、熱気、臭気等を発生させる調理器具を
収納可能な収納棚を備えるとともに、当該収納棚内の空
間に連通する所定のダクトを前記収納棚の背後に配設し
たものである。
【0008】また、本発明の調理器具収納ユニットは、
請求項1の収納棚に扉等の開閉手段を設けるとともに、
当該開閉手段に所定の給気孔を設けたものである。
【0009】また、本発明の調理器具収納ユニットは、
請求項1の収納棚を鉛直に複数配設するとともに、ダク
トをほぼ鉛直に配置し、当該ダクトの上部を壁面に設け
た開口若しくは天井裏に設けた水平ダクトに接続可能に
構成したものである。
【0010】また、本発明の調理器具収納ユニットは、
請求項1のダクトの出口近傍に強制排気手段を設けたも
のである。
【0011】また、本発明の調理器具収納ユニットは、
請求項1の収納棚の内面を防水性および耐熱性を有する
所定の内部仕上げ材で被覆したものである。
【0012】
【作用】本発明の調理器具収納ユニットにおいては、湯
気、熱気、臭気等を発する調理器具を上述した収納棚に
収納し、この状態で調理器具を作動させる。ここで、収
納棚の内部空間は、背後に配設してあるダクトに連通さ
せてあるため、調理器具から発生した湯気等は、ダクト
に流れ込み、当該ダクトの出口から屋外に排気される。
そのため、調理器具から発生した湯気等がキッチン内に
こもることはない。
【0013】ここで、収納棚に扉等の開閉手段を設けた
場合、当該開閉手段に所定の給気孔を設けておくと、当
該給気孔を通して室内側の空気が収納棚内の空間に流れ
込むので、調理器具から発生した湯気や熱気は、収納棚
内にこもることなくスムーズに排気される。
【0014】また、収納棚を鉛直に複数配設するととも
に、ダクトをほぼ鉛直に配置した場合には、多数の調理
器具は鉛直方向に整理配列される。また、湯気等の暖め
られた空気は、いわゆる煙突効果により壁の開口若しく
は天井裏の水平ダクトを介して屋外に自然排気される。
【0015】また、ダクトの出口近傍にファン等の強制
排気手段を設けた場合には、湯気等はさらにスムーズに
屋外に排気される。
【0016】また、収納棚の内面を防水性および断熱性
を有する所定の内部仕上げ材で被覆した場合には、当該
収納棚内を清潔に保ちその美観を維持することができ
る。
【0017】
【実施例】以下、本発明の調理器具収納ユニットの実施
例について、添付図面を参照して説明する。
【0018】図1、図2は、それぞれ本実施例の調理器
具収納ユニットを示した正面図、断面図である。これら
の図でわかるように、本実施例の調理器具収納ユニット
1は、住宅内におけるキッチンの床31と天井32の間
に据え付けてあり、ほぼ直方体状の収納棚2乃至5を鉛
直に重ねる一方、収納棚2乃至5の背後には所定のダク
ト6を配設してある。調理器具収納ユニット1の全体寸
法は、例えば幅60cm、奥行き60cm、高さ230
cm程度とするのがよい。
【0019】ここで、収納棚2は、天袋と呼ばれる通常
の収納スペースであるが、収納棚3乃至5は、湯気、熱
気、臭気等を発生させる調理器具、すなわち電子レンジ
7、コーヒーメーカー8、オーブントースター9、炊飯
器10をそれぞれ収納するための棚であり、それらの内
部空間をダクト6に連通させてある。収納棚3乃至5の
内部空間を背後のダクト6に連通させる方法としては、
例えば、適当な大きさのスリットを各収納棚3乃至5の
背板に開けるようにすればよい。
【0020】また、収納棚4の手前側には開閉手段とし
ての両開き戸11を設けるとともに、当該両開き戸11
には給気孔12を取り付けてある。また、収納棚5は、
底板およびそれに立設する正面板とからなる開閉手段と
しての引き出し部13を同図矢印方向に沿ってスライド
できるようになっており、引き出し部13の正面板に
は、両開き戸11と同様、給気孔12を設けてある。
【0021】一方、ダクト6はほぼ鉛直方向に延びてお
り、換気口14を介して外壁33の開口34に接続して
ある。また、換気口14付近には、強制排気手段として
のファン15を取付けてある。ファン15は、例えば、
水蒸気、熱、煙等を感知して自動的に作動するものを用
いるのがよい。なお、ファン15の保守点検のため、収
納棚2の背板を取り外し自在にしておくのがよい。
【0022】また、収納棚3乃至5およびダクト6の内
側は、所定の防水性および耐熱性を有するビニルシート
等の内部仕上げ材16で被覆してある。
【0023】また、収納棚3乃至5内には、調理器具用
の電源コンセント17を適宜設けてある。
【0024】本実施例の調理器具収納ユニット1におい
ては、湯気、熱気、臭気等を発する調理器具7乃至10
を上述した収納棚3乃至5に収納し、この状態で当該調
理器具を作動させるとともに、必要に応じてファン15
を作動させる。
【0025】すると、収納棚3内の電子レンジ7から発
生した湯気等は、図2の矢印で示す空気の流れにのって
当該内部空間と連通するダクト6に流れ込み、当該ダク
ト6の換気口14から屋外に排気される。
【0026】同様に、収納棚4、5内のコーヒーメーカ
ー8、オーブントースター9、炊飯器10から発生した
湯気等は、給気孔12から流れ込んだ空気の流れにのっ
て当該内部空間と連通するダクト6に流れ込み、当該ダ
クト6の換気口14から屋外に排気される。
【0027】以上説明したように、本実施例の調理器具
収納ユニットによれば、調理器具を収納棚に収納してお
き、かかる調理器具から発生した湯気、熱気、臭気等を
収納棚の背後に設けたダクトを介して屋外に排気するよ
うにしたので、調理器具から発生した湯気や熱気を、キ
ッチン内にこもらせることなく屋外に排気することがで
きる。そのため、キッチンの壁や吊り戸棚が湯気、カビ
等によって汚れて美観が損なわれたり不衛生な状態にな
ることがなくなり、キッチンの美観や衛生状態を良好に
維持することが可能となる。
【0028】また、キッチン内に熱気、湯気あるいは臭
気がこもることがないので、キッチン内の快適性を改善
することができる。
【0029】また、収納棚を鉛直に複数配設したので、
多数の調理器具をわずかなスペースで整理配列すること
ができる。そのため、従来、これらの調理器具で占領さ
れていた配膳台やカウンターを有効に利用することが可
能となり、キッチンの作業性が改善される。
【0030】また、収納棚の内部空間に連通するダクト
を鉛直に配置したので、湯気等の暖められた空気をいわ
ゆる煙突効果によって自然排気することができる。
【0031】また、これに加えてダクトの出口付近にフ
ァンを配置したので、収納棚内で発生した湯気等を効率
よく排気することができる。
【0032】また、収納棚の内面を防水性および耐熱性
を有する所定の材料で被覆したので、収納棚内を清潔に
保ちその美観を維持することができる。。本実施例で
は、ダクトの出口付近にファンを取り付けたが、上述し
たような煙突効果による自然排気で足りる場合にはファ
ンを省略してもよい。
【0033】また、本実施例では、調理器具収納ユニッ
トの後方に外壁33の開口34があるものとし、ダクト
6の換気口14を後方吹き出しタイプとしたが、かかる
換気口14を本体に着脱自在に構成するとともに、側方
吹き出しタイプの換気口も別途用意しておけば、調理器
具収納ユニットをキッチンのコーナー部に据え付ける場
合に、後方吹き出しタイプの換気口14に代えて側方吹
き出しタイプの換気口を取り付けることにより、当該ユ
ニットの側方に排気することも可能となる。
【0034】また、換気口14を省略して図3(a)に示
すような構造としてもよい。
【0035】さらに、集合住宅において、図3(b) に示
すようにレンジフードにつながる水平ダクト41が天井
裏に配設してある場合には、本実施例のダクト6を水平
ダクト41に接続してもよい。
【0036】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の調理器具収
納ユニットは請求項1に記載したように、湯気、熱気、
臭気等を発生させる調理器具を収納可能な収納棚を備え
るとともに、当該収納棚内の空間に連通する所定のダク
トを前記収納棚の背後に配設したので、キッチンの美観
および清潔さを保つとともにキッチンにおける快適性や
作業性を改善することができる。
【0037】
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例に係る調理器具収納ユニットの正面
図。
【図2】図1のA―A線に沿う調理器具収納ユニットの
鉛直断面図。
【図3】ダクトの出口付近の変形例を示す鉛直断面図で
あり、(a) は換気口14を省略したもの、(b) は当該ダ
クトを天井裏の水平ダクトに接続したもの。
【符号の説明】
1 調理器具収納ユニット 2、3、4、5 収納棚 6 ダクト 12 給気孔 15 ファン(強制排気手段) 16 内部仕上げ材

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 湯気、熱気、臭気等を発生させる調理器
    具を収納可能な収納棚を備えるとともに、当該収納棚内
    の空間に連通する所定のダクトを前記収納棚の背後に配
    設したことを特徴とする調理器具収納ユニット。
  2. 【請求項2】 前記収納棚に扉等の開閉手段を設けると
    ともに、当該開閉手段に所定の給気孔を設けた請求項1
    記載の調理器具収納ユニット。
  3. 【請求項3】 前記収納棚を鉛直に複数配設するととも
    に、前記ダクトをほぼ鉛直に配置し、当該ダクトの上部
    を壁面に設けた開口若しくは天井裏に設けた水平ダクト
    に接続可能に構成した請求項1記載の調理器具収納ユニ
    ット。
  4. 【請求項4】 前記ダクトの出口近傍に強制排気手段を
    設けた請求項1記載の調理器具収納ユニット。
  5. 【請求項5】 前記収納棚の内面を防水性および耐熱性
    を有する所定の内部仕上げ材で被覆した請求項1記載の
    調理器具収納ユニット。
JP6275601A 1994-10-14 1994-10-14 調理器具収納ユニット Pending JPH08114024A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6275601A JPH08114024A (ja) 1994-10-14 1994-10-14 調理器具収納ユニット

Applications Claiming Priority (1)

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JP6275601A JPH08114024A (ja) 1994-10-14 1994-10-14 調理器具収納ユニット

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08114024A true JPH08114024A (ja) 1996-05-07

Family

ID=17557720

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6275601A Pending JPH08114024A (ja) 1994-10-14 1994-10-14 調理器具収納ユニット

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JP (1) JPH08114024A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001190345A (ja) * 2000-01-07 2001-07-17 Matsushita Electric Ind Co Ltd 吸排気装置付家具システム
JP2005013663A (ja) * 2003-06-30 2005-01-20 Tiger Vacuum Bottle Co Ltd 調理用家電製品のコンポーネント型収納設置システム
JP2007125073A (ja) * 2005-11-01 2007-05-24 Matsushita Electric Ind Co Ltd 家庭電気製品収納庫

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2005013663A (ja) * 2003-06-30 2005-01-20 Tiger Vacuum Bottle Co Ltd 調理用家電製品のコンポーネント型収納設置システム
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Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20011019