JP5646428B2 - キッチン構造 - Google Patents

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Description

本発明は、室内循環式または同時給排式のレンジフードを備えたキッチン構造に関する。
室内循環式のレンジフードの一例として特許文献1に記載のものが知られている。この室内循環式のレンジフードは、調理時に発生する汚染空気を吸引捕獲する吸込み口から前記室内への吹出し口に至る循環風路におけるグリスフィルタの下流側に、煙除去フィルタ、脱臭フィルタをそれぞれ備え、前記煙除去フィルタは、前記循環風路の前記汚染空気の流れ方向に対して交差する断面の一部または略半分側に位置して配され、かつ、その上流側に配されるフィルタ開閉機構によって開閉可能と成して、煙が含まれている汚染空気が通過するときに開口されるように構成されているものである。
このような室内循環式レンジフードは、調理台のコンロ上に配置され、キッチンを構成する壁に直接固定されている。
また、同時給排式のレンジフードの一例として特許文献2に記載のものが知られている。この同時給排式のレンジフードは、台所の加熱調理器具の上方に設置され、調理により発生する油煙等を捕集するためのフード部と、捕集した油煙等を吸引排気する送風機と、フード部の一部に、屋外に連通する給気ダクトが接続される給気経路と、該給気経路を介して前記加熱調理器具が設置された室内と連通する給気口を前記フード部の一部に設けた同時給排式レンジフードにおいて、前記給気口から吹き出す給気流の方向を、台所を区画する壁面以外の方向とする制御手段を前記給気口より上流側の給気経路に設けたものである。
このような同時給排式のレンジフードも、調理台のコンロ上に配置され、キッチンを構成する壁に直接固定されている。
特開2011−112251号公報 特開2007−93131号公報
上記のように、従来はキッチンにおいて、室内循環式や同時給排式のレンジフードはキッチンを構成する壁に直接固定され、室内に露出している。
一方、近年ではキッチンとダイニング等の室とが連続した空間に配置され、室からキッチンを見渡すことができるように構成したキッチン構造が提供されている。
このようなキッチン構造では、室内循環式や同時給排式のレンジフードが露出しているので、外観上見映えがあまりよくないという問題がある。
そこで、室内循環式や同時給排式のレンジフードを覆って隠すことが考えられるが、この場合でも、覆い等がキッチンに露出して馴染まないことがあるばかりか、調理時に発生する汚染空気をレンジフードに吸引させ、さらに、清浄化した空気や外部の空気を覆いから室内に戻すようにして、レンジフードを隠すことは困難であった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、室内循環式や同時給排式のレンジフードを見映えよく覆って隠すことができるとともに、調理時に発生する汚染空気をレンジフードに吸引させ、清浄化した空気または外部の給気を室に給気できるキッチン構造を提供することを課題としている。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、例えば図1〜図5に示すように、室内循環式または同時給排式のレンジフード15を備えたキッチン構造において、
調理台1の上方に、前面開口部16aと下面開口部16bを有する箱状の吊戸棚本体16と、この吊戸棚本体16の前記前面開口部16aを開閉する扉18とを有する吊戸棚2が設けられ、
前記吊戸棚本体16内に、前記室内循環式レンジフード15がその下面に設けられた吸気口15aを前記下面開口部16bに向け、かつ、前面15bを前記扉18から内側に離間させて装填され、
前記吊戸棚本体16の上面に、前記レンジフード15の前面に設けられた排気口15cから排気される清浄化された空気または外部の空気を室内に給気する給気口21が設けられていることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、調理台1の上方に設けられた吊戸棚2の吊戸棚本体16内に室内循環式または同時給排式のレンジフード15が装填され、吊戸棚本体16の前面開口部16aを扉18で閉じることができるので、レンジフード15を見映えよく覆って隠すことができる。
また、吊戸棚本体16内に、レンジフード15がその前面15bを前記扉18から内側に離間させて装填され、吊戸棚本体16の上面に、レンジフード15の排気口15cから排気される清浄化された空気または外部の空気を室内に給気する給気口21が設けられているので、レンジフード15の排気口15cから排気される清浄化された空気または外部の空気は扉18にガイドされて上昇し、上面の給気口21から室内に給気されるので、調理時に発生する汚染空気をレンジフード15に吸引させ、清浄化した空気または外部の空気をキッチンやダイニング等の室に給気できる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のキッチン構造において、
前記給気口21は前記吊戸棚本体16の天板16cの前縁部を、前記扉18の上端縁部より後退させることによって形成されていることを特徴とする。
請求項2に記載の発明によれば、吊戸棚本体16の上面に設けられた給気口21は、吊戸棚本体16の天板16cの前縁部と扉18の上端縁部との間の隙間によって形成されるので、吊戸棚本体16の幅方向に延在する細長い給気口21となり、このため、レンジフード15の排気口15cから排気されて、扉18にガイドされて上昇する清浄化された空気または外部の空気を効率的に室に給気できる。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載のキッチン構造において、
前記レンジフード15の前面に設けられた排気口15cは、清浄化された空気または外部の空気を上方または斜め上方に向けて吹出させる吹出手段20を備えていることを特徴とする。
請求項3に記載の発明によれば、排気口15cから給気される清浄化された空気または外部の空気は吹出手段20によって上方または斜め上方に向けて吹出されて、扉18にガイドされてスムーズに上昇するので、当該清浄化された空気または外部の空気を上面の給気口21からスムーズに室に給気することができる。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれか一項に記載のキッチン構造において、
前記レンジフード15の下面は、閉じた状態の前記扉18の下端より上方に位置していることを特徴とする。
請求項4に記載の発明によれば、レンジフード15の下面が扉18によって隠されて、正面側からは見えないので、外観の見映えがさらによくなる。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4のいずれか一項に記載のキッチン構造において、
前記吊戸棚2は、前記レンジフード15が装填された吊戸棚本体16と、他の一つ以上の吊戸棚本体17とを左右に並設した構成となっており、
前記レンジフード15が装填された吊戸棚本体16の前面開口部16aを開閉する扉18と、前記他の一つ以上の吊戸棚本体17の前面開口部17aを開閉する扉18aとは、閉じた状態において面一となっていることを特徴とする。
請求項5に記載の発明によれば、全ての吊戸棚本体16,17の扉18,18aが閉じた状態で面一となっているので、これら扉18,18aの表面によって、調理台1の上方に横長の鉛直面が現れ、整然とした感じのキッチン構造となる。
本発明によれば、吊戸棚本体内に室内循環式または同時給排式のレンジフードが装填され、吊戸棚本体の前面開口部を扉で閉じることができるので、レンジフードを見映えよく覆って隠すことができる。
また、レンジフードの排気口から排気される清浄化された空気または外部の空気は扉にガイドされて上昇し、上面の給気口から室内給気されるので、調理時に発生する汚染空気をレンジフードに吸引させ、清浄化した空気または外部の空気をキッチンやダイニング等の室に給気できる。
本発明のキッチン構造の一例を示すもので、当該キッチン構造を示す斜視図である。 同、キッチン構造の側断面図である。 同、室内循環式レンジフードが装填された吊戸棚本体の側断面図である。 同、他の吊戸棚本体の側断面図である。 同、吊戸棚の要部の斜視図である。
以下図面を参照して本発明に係るキッチン構造の実施の形態について説明する。
図1は実施の形態のキッチン構造を示す斜視図、図2は側断面図、図3は室内循環式レンジフードが装填された吊戸棚本体の側断面図、図4は他の吊戸棚本体の側断面図、図5は吊戸棚の要部の斜視図である。
本実施の形態のキッチン構造は、調理時に発生する汚染空気を吸引捕獲し、当該汚染空気を清浄化した後、室内に戻す室内循環式のレンジフードを備えたキッチン構造である。
このキッチン構造は、図1および図2に示すように、調理台1とこの調理台1の上方に設けられた吊戸棚2と、調理台1の側方に設けられた収納家具3を備えている。
調理台1は、左側に設けられたシンク4と右側に設けられたIHクッキングヒータ5(電磁誘導加熱調理器)とを有している。この調理台1の後ろ側には、背面板6が鉛直に設けられており、この背面板6はふかし壁7に固定されている。背面板6の前面にはシンク4の上方において、左右に延在するスリット8が形成されており、このスリット8に薄板状の蛇口9が左右に移動可能に挿入されている。前記ふかし壁7は、キッチンの壁10の表面から所定距離だけ離間して配置されたものであり、このふかし壁7と壁10との間はパイプスペース11となっている。このパイプスペース11に図示しない水道水供給管が設けられており、この水道水供給管に前記蛇口9が接続されている。
調理台1の下方には、移動式の収納ワゴン12が複数並列されて設けられており、各収納ワゴン12の下面の四隅部には、それぞれキャスタ12aが取り付けられている。なお、この収納ワゴン12は、前面および背面は同一の平板で構成されているが、内部はどのように構成してもよい。例えば、図2に示すように、側板を有さず、かつ、複数の棚12bを設けてもよいし、側板を有し、上面に開口した箱状に形成してもよい。このような収納ワゴン12は調理台1の下方に挿入された状態で、それらの前面と調理台1の前面とがほぼ面一となっている。
前記吊戸棚2は、キッチンの天井13との間に所定の隙間をもって、ふかし壁7に固定されており、室内循環式レンジフード15が装填された吊戸棚本体16と、他の3つの吊戸棚本体17とを左右に並設した構造となっている。吊戸棚本体16,17はほぼ等しい形状、大きさの箱状のものであり、それらの前面は開口している。なお、隣接する吊戸棚本体16,17または吊戸棚本体17,17の側板は共通となっている。
吊戸棚本体16の前面開口部16aは扉18によって開閉されるようになっている。この扉18は図2、図3および図5に示すように、上方に向けて回動することによって、前面開口部16aを開放し、上方位置から下方に向けて回動することによって、前面開口部16aを閉鎖するようになっている。吊戸棚本体16の左右の側板の内面には、それぞれアーム19が取り付けられており、このアーム19の回動アーム19aが回動することによって扉18が上下に回動して前面開口部16aを開閉するようになっている。
また、吊戸棚本体16の下面は開口しており、この下面開口部16bは前記調理台1のIHクッキングヒータ5の上方に位置している。
また、前記吊戸棚本体16の左右の側板の表面は不燃処理が施されているか、あるいは側板自体が不燃材で形成されている。また、扉18の裏面は耐熱処理されている。例えば扉18の裏面に耐熱性を有するメラミン樹脂製の板が貼り付けられている。
前記吊戸棚本体16内には、室内循環式のレンジフード15がその下面に設けられた吸気口15aを前記下面開口部16bに向け、かつ、前面15bを扉18から内側に離間させて装填されている。つまり、図3に示すように、室内循環式のレンジフード15の左右の長さは、吊戸棚本体16の内部の左右方向の深さより短くなっており、さらに、室内循環式のレンジフード15の背面は吊戸棚本体16の背板に当接されている。また、室内循環式のレンジフード15の吸気口15aが設けられた下面は、閉じた状態の扉18の下端より上方に位置している。
室内循環式のレンジフード15は、調理時に発生する汚染空気を吸引捕獲し、当該汚染空気を清浄化した後、室内に戻すものであり、その内部には、調理中に発生する汚染空気から汚染物質を除去するグリスフィルタ、煙除去フィルタ、脱臭フィルタ、除湿フィルタ等の各種フィルタが設けられている。そして、これらフィルタを通過して清浄化された空気は循環風路を通って、室内循環式のレンジフード15の前面に設けられた排気口15cから吊戸棚本体16内に排気されるようになっている。
この排気口15cは、清浄化された空気を上方または斜め上方に向けて吹出させる吹出手段20を備えている。この吹出手段20は、例えば排気口15cに向けて斜め上方に傾けて配置された上下複数段のルーバによって構成され、これらルーバによって清浄化された空気は斜め上方に風向が調整されて吹出すようになっている。
また、吊戸棚本体16の上面には、前記排気口15cから排気される清浄化された空気を室内に給気する給気口21が設けられている。この給気口21は、吊戸棚本体16の天板16cの前縁部を、扉18の上端縁部より後退させることによって形成されている。このようにして形成された給気口21は、図1に示すように、天板16cの前端部において吊戸棚本体16の幅方向に延在する長方形状の開口となっている。
前記吊戸棚本体17は、図4に示すように、前記吊戸棚本体16と外形は等しくなっているが、当該吊戸棚本体16と異なる点は、下面に底板17bが設けられ、内部に底板17cが設けられ、室内循環式レンジフード15が装填されていない点、左右の側板の表面が不燃処理されていない点、扉18aの裏面が耐熱処理されていない点である。
吊戸棚本体17の前面開口部17aは、前記扉18と等しい大きさ、形状の扉18aによって開閉されるようになっている。この扉18aは扉18と同様に、上方に向けて回動することによって、前面開口部17aを開放し、上方位置から下方に向けて回動することによって、前面開口部17aを閉鎖するようになっている。吊戸棚本体17の左右の側板には、吊戸棚本体16と同様に、それぞれアーム19が取り付けられており、このアーム19の回動アーム19aが回動することによって扉18aが上下に回動して前面開口部17aを開閉するようになっている。
そして、前記吊戸棚本体16の前面開口部16aを開閉する扉18と、他の3つの吊戸棚本体17の前面開口部17aを開閉する扉18aとは、閉じた状態において面一となっている。
なお、図1に示すように、調理台1の側方には袖壁23が設けられており、この袖壁23の前端面は扉18,18aより前方に位置し、かつ、収納ワゴン12の前面とほぼ面一になっている。
前記収納家具3は縦長のものであり、その前面開口部は扉3aによって開閉されるようになっている。扉3aは上下方向に延在する軸回りに回動して前面開口部を開閉するものであり、扉3aと、前記扉18,18aとは閉じた状態において面一となっている。なお、収納家具3に代えて冷蔵庫を設置してもよい。
上記構成のキッチン構造では、調理台1のIHクッキングヒータ5で加熱された鍋やフライパン等から発生した汚染された空気K1は、図3に示すように、吊戸棚本体16内に装填された室内循環式のレンジフード15の吸気口15aに吸い込まれ、各種フィルタを通過することによって清浄化され、この清浄化された空気K2が循環風路を通って、室内循環式レンジフード15の前面に設けられた排気口15cから吊戸棚本体16内に排気される。
排気口15cから排気される清浄化された空気K2は吹出手段20によって斜め上方に向けて吹出されたうえで、扉18にガイドされて上昇し、上面の給気口21から給気される。そして、この給気された空気K2が吊戸棚本体16の上面と天井13との間の隙間からキッチンやダイニング等の室に戻される。
なお、レンジフード15を作動させる場合は、扉18は閉じた状態で使用するが、レンジフード15のメンテナンスや清掃、小物の収納の際は扉18を開く。
本実施の形態によれば、調理台1の上方に設けられた吊戸棚2の吊戸棚本体内16に室内循環式のレンジフード15が装填され、吊戸棚本体16の前面開口部16aを扉18で閉じることができるので、室内循環式のレンジフード15を見映えよく覆って隠すことができる。
また、吊戸棚本体16内に、室内循環式のレンジフード15がその前面15bを前記扉18から内側に離間させて装填され、吊戸棚本体16の上面に、室内循環式のレンジフード15の排気口15cから排気される清浄化された空気K2を室内に給気するための給気口21が設けられているので、室内循環式のレンジフード15の排気口15cから排気される清浄化された空気は扉18にガイドされて上昇し、上面の給気口21から室に給気されるので、調理時に発生する汚染空気を室内循環式レンジフード15に吸引させ、清浄化した空気K2を室に戻すことができる。
また、吊戸棚本体16の上面に設けられた給気口21は、吊戸棚本体16の天板16cの前縁部と扉18の上端縁部との間の隙間によって形成されるので、吊戸棚本体16の幅方向に延在する細長い給気口21となり、このため、室内循環式のレンジフード15の排気口15cから排気されて、扉18にガイドされて上昇する清浄化された空気を効率的に給気できる。
さらに、前記排気口15cは、清浄化された空気を上方または斜め上方に向けて吹出させる吹出手段20を備えているので、排気口15cから給気される清浄化された空気は吹出手段20によって上方または斜め上方に向けて吹出されて、扉18にガイドされてスムーズに上昇するので、当該清浄化された空気を上面の給気口21からスムーズに室に給気することができる。
また、室内循環式レンジフード15の下面は、閉じた状態の扉18の下端より上方に位置しているので、室内循環式のレンジフード15の吸気口15aが扉18によって隠されて、正面側からは見えないので、外観の見映えがさらによくなる。
加えて、全ての吊戸棚本体16,17の扉18,18aが閉じた状態で面一となっているので、これら扉18,18aの表面によって、調理台1の上方に横長の鉛直面が現れ、整然とした感じのキッチン構造となる。
なお、本実施の形態では、吊戸棚本体16の上面の天板16cに、清浄化された空気を室内に給気する給気口21を設けたが、天板16cを設けずに、吊戸棚本体16の上面を全面開口し、この開口を給気口としてもよい。
また、本実施の形態では、本発明のキッチン構造として、室内循環式のレンジフードを備えたものを例にとって説明したが、室内循環式のレンジフードに代えて同時給排式のレンジフードを備えたものでもよい。
1 調理台
2 吊戸棚
15 レンジフード
15a 吸気口
15b 前面
15c 排気口
16 吊戸棚本体
16a 前面開口部
16b 下面開口部
16c 天板
17 他の吊戸棚本体
17a 前面開口部
18,18a 扉
20 吹出手段
21 給気口

Claims (5)

  1. 室内循環式または同時給排式のレンジフードを備えたキッチン構造において、
    調理台の上方に、前面開口部と下面開口部を有する箱状の吊戸棚本体と、この吊戸棚本体の前記前面開口部を開閉する扉とを有する吊戸棚が設けられ、
    前記吊戸棚本体内に、前記レンジフードがその下面に設けられた吸気口を前記下面開口部に向け、かつ、前面を前記扉から内側に離間させて装填され、
    前記吊戸棚本体の上面に、前記レンジフードの前面に設けられた排気口から排気される清浄化された空気または外部の空気を室内に給気する給気口が設けられていることを特徴とするキッチン構造。
  2. 請求項1に記載のキッチン構造において、
    前記給気口は前記吊戸棚本体の天板の前縁部を、前記扉の上端縁部より後退させることによって形成されていることを特徴とするキッチン構造。
  3. 請求項1または2に記載のキッチン構造において、
    前記レンジフードの前面に設けられた排気口は、清浄化された空気または外部の空気を上方または斜め上方に向けて吹出させる吹出手段を備えていることを特徴とするキッチン構造。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載のキッチン構造において、
    前記レンジフードの下面は、閉じた状態の前記扉の下端より上方に位置していることを特徴とするキッチン構造。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載のキッチン構造において、
    前記吊戸棚は、前記レンジフードが装填された吊戸棚本体と、他の一つ以上の吊戸棚本体とを左右に並設した構成となっており、
    前記レンジフードが装填された吊戸棚本体の前面開口部を開閉する扉と、前記他の一つ以上の吊戸棚本体の前面開口部を開閉する扉とは、閉じた状態において面一となっていることを特徴とするキッチン構造。
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