JP5646428B2 - キッチン構造 - Google Patents
キッチン構造 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5646428B2 JP5646428B2 JP2011233476A JP2011233476A JP5646428B2 JP 5646428 B2 JP5646428 B2 JP 5646428B2 JP 2011233476 A JP2011233476 A JP 2011233476A JP 2011233476 A JP2011233476 A JP 2011233476A JP 5646428 B2 JP5646428 B2 JP 5646428B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- range hood
- hanging cabinet
- door
- air
- kitchen structure
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Combinations Of Kitchen Furniture (AREA)
Description
このような室内循環式レンジフードは、調理台のコンロ上に配置され、キッチンを構成する壁に直接固定されている。
このような同時給排式のレンジフードも、調理台のコンロ上に配置され、キッチンを構成する壁に直接固定されている。
一方、近年ではキッチンとダイニング等の室とが連続した空間に配置され、室からキッチンを見渡すことができるように構成したキッチン構造が提供されている。
このようなキッチン構造では、室内循環式や同時給排式のレンジフードが露出しているので、外観上見映えがあまりよくないという問題がある。
そこで、室内循環式や同時給排式のレンジフードを覆って隠すことが考えられるが、この場合でも、覆い等がキッチンに露出して馴染まないことがあるばかりか、調理時に発生する汚染空気をレンジフードに吸引させ、さらに、清浄化した空気や外部の空気を覆いから室内に戻すようにして、レンジフードを隠すことは困難であった。
調理台1の上方に、前面開口部16aと下面開口部16bを有する箱状の吊戸棚本体16と、この吊戸棚本体16の前記前面開口部16aを開閉する扉18とを有する吊戸棚2が設けられ、
前記吊戸棚本体16内に、前記室内循環式レンジフード15がその下面に設けられた吸気口15aを前記下面開口部16bに向け、かつ、前面15bを前記扉18から内側に離間させて装填され、
前記吊戸棚本体16の上面に、前記レンジフード15の前面に設けられた排気口15cから排気される清浄化された空気または外部の空気を室内に給気する給気口21が設けられていることを特徴とする。
また、吊戸棚本体16内に、レンジフード15がその前面15bを前記扉18から内側に離間させて装填され、吊戸棚本体16の上面に、レンジフード15の排気口15cから排気される清浄化された空気または外部の空気を室内に給気する給気口21が設けられているので、レンジフード15の排気口15cから排気される清浄化された空気または外部の空気は扉18にガイドされて上昇し、上面の給気口21から室内に給気されるので、調理時に発生する汚染空気をレンジフード15に吸引させ、清浄化した空気または外部の空気をキッチンやダイニング等の室に給気できる。
前記給気口21は前記吊戸棚本体16の天板16cの前縁部を、前記扉18の上端縁部より後退させることによって形成されていることを特徴とする。
前記レンジフード15の前面に設けられた排気口15cは、清浄化された空気または外部の空気を上方または斜め上方に向けて吹出させる吹出手段20を備えていることを特徴とする。
前記レンジフード15の下面は、閉じた状態の前記扉18の下端より上方に位置していることを特徴とする。
前記吊戸棚2は、前記レンジフード15が装填された吊戸棚本体16と、他の一つ以上の吊戸棚本体17とを左右に並設した構成となっており、
前記レンジフード15が装填された吊戸棚本体16の前面開口部16aを開閉する扉18と、前記他の一つ以上の吊戸棚本体17の前面開口部17aを開閉する扉18aとは、閉じた状態において面一となっていることを特徴とする。
また、レンジフードの排気口から排気される清浄化された空気または外部の空気は扉にガイドされて上昇し、上面の給気口から室内給気されるので、調理時に発生する汚染空気をレンジフードに吸引させ、清浄化した空気または外部の空気をキッチンやダイニング等の室に給気できる。
図1は実施の形態のキッチン構造を示す斜視図、図2は側断面図、図3は室内循環式レンジフードが装填された吊戸棚本体の側断面図、図4は他の吊戸棚本体の側断面図、図5は吊戸棚の要部の斜視図である。
このキッチン構造は、図1および図2に示すように、調理台1とこの調理台1の上方に設けられた吊戸棚2と、調理台1の側方に設けられた収納家具3を備えている。
調理台1は、左側に設けられたシンク4と右側に設けられたIHクッキングヒータ5(電磁誘導加熱調理器)とを有している。この調理台1の後ろ側には、背面板6が鉛直に設けられており、この背面板6はふかし壁7に固定されている。背面板6の前面にはシンク4の上方において、左右に延在するスリット8が形成されており、このスリット8に薄板状の蛇口9が左右に移動可能に挿入されている。前記ふかし壁7は、キッチンの壁10の表面から所定距離だけ離間して配置されたものであり、このふかし壁7と壁10との間はパイプスペース11となっている。このパイプスペース11に図示しない水道水供給管が設けられており、この水道水供給管に前記蛇口9が接続されている。
吊戸棚本体16の前面開口部16aは扉18によって開閉されるようになっている。この扉18は図2、図3および図5に示すように、上方に向けて回動することによって、前面開口部16aを開放し、上方位置から下方に向けて回動することによって、前面開口部16aを閉鎖するようになっている。吊戸棚本体16の左右の側板の内面には、それぞれアーム19が取り付けられており、このアーム19の回動アーム19aが回動することによって扉18が上下に回動して前面開口部16aを開閉するようになっている。
また、吊戸棚本体16の下面は開口しており、この下面開口部16bは前記調理台1のIHクッキングヒータ5の上方に位置している。
また、前記吊戸棚本体16の左右の側板の表面は不燃処理が施されているか、あるいは側板自体が不燃材で形成されている。また、扉18の裏面は耐熱処理されている。例えば扉18の裏面に耐熱性を有するメラミン樹脂製の板が貼り付けられている。
この排気口15cは、清浄化された空気を上方または斜め上方に向けて吹出させる吹出手段20を備えている。この吹出手段20は、例えば排気口15cに向けて斜め上方に傾けて配置された上下複数段のルーバによって構成され、これらルーバによって清浄化された空気は斜め上方に風向が調整されて吹出すようになっている。
吊戸棚本体17の前面開口部17aは、前記扉18と等しい大きさ、形状の扉18aによって開閉されるようになっている。この扉18aは扉18と同様に、上方に向けて回動することによって、前面開口部17aを開放し、上方位置から下方に向けて回動することによって、前面開口部17aを閉鎖するようになっている。吊戸棚本体17の左右の側板には、吊戸棚本体16と同様に、それぞれアーム19が取り付けられており、このアーム19の回動アーム19aが回動することによって扉18aが上下に回動して前面開口部17aを開閉するようになっている。
そして、前記吊戸棚本体16の前面開口部16aを開閉する扉18と、他の3つの吊戸棚本体17の前面開口部17aを開閉する扉18aとは、閉じた状態において面一となっている。
なお、図1に示すように、調理台1の側方には袖壁23が設けられており、この袖壁23の前端面は扉18,18aより前方に位置し、かつ、収納ワゴン12の前面とほぼ面一になっている。
排気口15cから排気される清浄化された空気K2は吹出手段20によって斜め上方に向けて吹出されたうえで、扉18にガイドされて上昇し、上面の給気口21から給気される。そして、この給気された空気K2が吊戸棚本体16の上面と天井13との間の隙間からキッチンやダイニング等の室に戻される。
なお、レンジフード15を作動させる場合は、扉18は閉じた状態で使用するが、レンジフード15のメンテナンスや清掃、小物の収納の際は扉18を開く。
また、吊戸棚本体16内に、室内循環式のレンジフード15がその前面15bを前記扉18から内側に離間させて装填され、吊戸棚本体16の上面に、室内循環式のレンジフード15の排気口15cから排気される清浄化された空気K2を室内に給気するための給気口21が設けられているので、室内循環式のレンジフード15の排気口15cから排気される清浄化された空気は扉18にガイドされて上昇し、上面の給気口21から室に給気されるので、調理時に発生する汚染空気を室内循環式レンジフード15に吸引させ、清浄化した空気K2を室に戻すことができる。
さらに、前記排気口15cは、清浄化された空気を上方または斜め上方に向けて吹出させる吹出手段20を備えているので、排気口15cから給気される清浄化された空気は吹出手段20によって上方または斜め上方に向けて吹出されて、扉18にガイドされてスムーズに上昇するので、当該清浄化された空気を上面の給気口21からスムーズに室に給気することができる。
加えて、全ての吊戸棚本体16,17の扉18,18aが閉じた状態で面一となっているので、これら扉18,18aの表面によって、調理台1の上方に横長の鉛直面が現れ、整然とした感じのキッチン構造となる。
また、本実施の形態では、本発明のキッチン構造として、室内循環式のレンジフードを備えたものを例にとって説明したが、室内循環式のレンジフードに代えて同時給排式のレンジフードを備えたものでもよい。
2 吊戸棚
15 レンジフード
15a 吸気口
15b 前面
15c 排気口
16 吊戸棚本体
16a 前面開口部
16b 下面開口部
16c 天板
17 他の吊戸棚本体
17a 前面開口部
18,18a 扉
20 吹出手段
21 給気口
Claims (5)
- 室内循環式または同時給排式のレンジフードを備えたキッチン構造において、
調理台の上方に、前面開口部と下面開口部を有する箱状の吊戸棚本体と、この吊戸棚本体の前記前面開口部を開閉する扉とを有する吊戸棚が設けられ、
前記吊戸棚本体内に、前記レンジフードがその下面に設けられた吸気口を前記下面開口部に向け、かつ、前面を前記扉から内側に離間させて装填され、
前記吊戸棚本体の上面に、前記レンジフードの前面に設けられた排気口から排気される清浄化された空気または外部の空気を室内に給気する給気口が設けられていることを特徴とするキッチン構造。 - 請求項1に記載のキッチン構造において、
前記給気口は前記吊戸棚本体の天板の前縁部を、前記扉の上端縁部より後退させることによって形成されていることを特徴とするキッチン構造。 - 請求項1または2に記載のキッチン構造において、
前記レンジフードの前面に設けられた排気口は、清浄化された空気または外部の空気を上方または斜め上方に向けて吹出させる吹出手段を備えていることを特徴とするキッチン構造。 - 請求項1〜3のいずれか一項に記載のキッチン構造において、
前記レンジフードの下面は、閉じた状態の前記扉の下端より上方に位置していることを特徴とするキッチン構造。 - 請求項1〜4のいずれか一項に記載のキッチン構造において、
前記吊戸棚は、前記レンジフードが装填された吊戸棚本体と、他の一つ以上の吊戸棚本体とを左右に並設した構成となっており、
前記レンジフードが装填された吊戸棚本体の前面開口部を開閉する扉と、前記他の一つ以上の吊戸棚本体の前面開口部を開閉する扉とは、閉じた状態において面一となっていることを特徴とするキッチン構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011233476A JP5646428B2 (ja) | 2011-10-25 | 2011-10-25 | キッチン構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011233476A JP5646428B2 (ja) | 2011-10-25 | 2011-10-25 | キッチン構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013090704A JP2013090704A (ja) | 2013-05-16 |
JP5646428B2 true JP5646428B2 (ja) | 2014-12-24 |
Family
ID=48614357
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011233476A Expired - Fee Related JP5646428B2 (ja) | 2011-10-25 | 2011-10-25 | キッチン構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5646428B2 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4944556U (ja) * | 1972-07-24 | 1974-04-19 | ||
JPH02137649U (ja) * | 1989-04-24 | 1990-11-16 | ||
JP4600536B2 (ja) * | 2008-07-02 | 2010-12-15 | パナソニック電工株式会社 | 換気装置付き厨房装置 |
-
2011
- 2011-10-25 JP JP2011233476A patent/JP5646428B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2013090704A (ja) | 2013-05-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US10480798B2 (en) | Recirculating downdraft system for a cooking appliance | |
US20110146657A1 (en) | Duct free re-circulating downdraft exhaust accessory | |
EP3390918A1 (en) | A hood for domestic use | |
JP2012007873A (ja) | 室内循環式空気浄化装置 | |
KR101532225B1 (ko) | 흡입관이 설치된 인출형 렌지후드 | |
JP5153234B2 (ja) | キッチン用昇降式吊戸棚 | |
JP5646428B2 (ja) | キッチン構造 | |
TWI469748B (zh) | Explosion - proof hanging cabinet and sterilization method for kitchen | |
EP3557141A1 (en) | Cooker of the freestanding type with a integrated fume extraction and filtration system | |
KR100866501B1 (ko) | 내부 조리공간을 갖는 후드의 배기구조 | |
KR101818890B1 (ko) | 주방가구 시스템 | |
JP5111420B2 (ja) | 厨房装置 | |
JP5672553B2 (ja) | 機器の取付構造 | |
IT201800007763A1 (it) | Unita' per l'aspirazione dei fumi e vapori prodotti durante le operazioni di cottura di cibi e pietanze | |
KR100543662B1 (ko) | 레인지 후드 | |
JP7209251B2 (ja) | 調理台 | |
GB2266586A (en) | Eye-level grills | |
KR20140063307A (ko) | 레인지후드 | |
JPH08114024A (ja) | 調理器具収納ユニット | |
JP4951025B2 (ja) | 換気装置付き厨房装置 | |
JPH0828887A (ja) | 調理用加熱器の取付装置 | |
JP3145717U (ja) | キッチンキャビネットにおける蒸気排出装置 | |
IT201800003164U1 (it) | Unita' per l'aspirazione dei fumi e vapori prodotti durante le operazioni di cottura di cibi e pietanze | |
JP3198737U (ja) | マルチダイニング収納家具 | |
JP3099402U (ja) | アイランドキッチンシステム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20140221 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20140905 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20141104 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20141105 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5646428 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |