JPH08113650A - 置換ポリシラン化合物の製造方法 - Google Patents

置換ポリシラン化合物の製造方法

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JPH08113650A
JPH08113650A JP25043394A JP25043394A JPH08113650A JP H08113650 A JPH08113650 A JP H08113650A JP 25043394 A JP25043394 A JP 25043394A JP 25043394 A JP25043394 A JP 25043394A JP H08113650 A JPH08113650 A JP H08113650A
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JP
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polysilane
reaction
molecular weight
compound
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Application number
JP25043394A
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English (en)
Inventor
Manabu Sasaki
学 佐々木
Yukio Fujii
幸男 藤井
Akira Yahagi
公 矢作
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Sumitomo Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Chemical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】水素基含有ポリシランと一般式(3) 【化3】R4 Li (3) (式中、R4 はアルキル基、シクロアルキル基、アルケ
ニル基、置換または無置換アリール基、アルコキシ基、
アリーロキシ基、アシル基、アルキルアミノ基、アリー
ルアミノ基、芳香族縮合炭化水素基、複素環基、シリル
基を表す。)で表される有機リチウム化合物とを、有機
溶媒中で反応させることを特徴とする置換ポリシラン化
合物の製造方法。 【効果】反応中の主鎖の切断が起こり難く、分子量の低
下を抑制でき、かつ、温和な条件下で種々の任意の置換
基を導入できるため、実用的であり、工業的にも有利な
製造方法である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光導電性材料、非線形光
学材料、光重合開始剤、フォトレジスト等として有用な
ポリシラン化合物の製造方法に関する。さらに詳しくは
水素基含有ポリシラン化合物と有機リチウム化合物を有
機溶媒存在下で反応せしめることを特徴とする置換ポリ
シラン化合物の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ポリシランの製造方法としては、
ジオルガノジクロロシランとアルカリ金属との脱塩素縮
合による方法(Kipping法)が公知の技術として
知られている〔ジャーナル オブ オルガノメタリック
ケミストリー(Journal of Organo
metallic Chemistry)Vol. 19
8(1980)C27- C28頁〕。しかしながらこの
方法はアルカリ金属存在下で行うためポリシランの側鎖
に導入される置換基はアルキルあるいは一部のアリール
基等に制限される。
【0003】この方法を改良すべく、マスクドジシレン
をモノマーに用いたアニオン重合〔ポリマープレプリン
ト(Polymer Preprint)34巻、1号
(1993)218〜219頁〕や遷移金属触媒を用い
たヒドロシランの脱水素重合〔オルガノメタリックス
(Organometallics)12巻(199
3)4700〜4703頁〕等が提案されている。
【0004】また、これとは別にKipping法を用
いて合成したポリシランの側鎖を種々の置換基で置換す
る試みがなされている。例えば〔ジャーナル オブ オ
ルガノメタリック ケミストリー(Journal o
f Organometallic Chemistr
y)402巻(1991)C45〜C46頁〕にはポリ
(メチルフェニルシラン)のフェニル基をトリフルオロ
メタンスルフォニル基に置換し、その後、アルコール、
アミン、有機リチウム試薬等の求核試薬と反応させ、ア
ルコキシ基、アミノ基等の側鎖を有するポリシランを合
成する方法が記載されている。
【0005】また、ポリ(メチルフェニルシラン)とク
ロロメチルメチルエーテルを四塩化スズ存在下で反応せ
しめることにより、フェニル基上にクロロメチル基を導
入する例が知られている〔ヨーロピアン ポリマー ジ
ャーナル(EuropeanPolymer Jour
nal)27巻(1991)1073〜1080頁〕。
【0006】また、モノシラン(R3 SiH)と有機リ
チウム試薬の反応が知られている〔ジャーナル オブ
アメリカン ケミカル ソサイアティ(Journal
of American Chemical Soc
iety)Vol.72(1950)4702〜470
4頁〕
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前述のマスクドジシレ
ンをモノマーに用いる方法では分子量分布の狭い比較的
高分子量のポリシランが得られているが、モノマーの合
成面で困難がある。また脱水素重合では種々の置換基を
導入できる可能性を有しているものの現状では高分子量
のポリシランが得られていない。Kipping法を用
いて合成したポリシランの側鎖を種々の置換基で置換す
る方法では反応にルイス酸を用いるため、Si−Si主
鎖の切断が起こりやすく、得られるポリシランの分子量
が低下するという問題がある。本発明は、種々の任意の
置換基を有し、かつ、高分子量の置換ポリシラン化合物
を得るための工業的に有用な方法を提供しようとするも
のである。
【0008】
【課題を解決するための方法】本発明者は上記事情を鑑
み、高分子量の置換ポリシラン化合物を得るために鋭意
検討を重ねた結果、Si−H結合の反応性を利用し、種
々の置換基を導入することができ、かつ、従来の置換方
法に比べて分子量の低下を抑制できる置換ポリシラン化
合物の製造方法を見いだし本発明に至った。
【0009】本発明は、次の発明からなる。 〔1〕一般式(1)および一般式(2)
【化4】
【0010】
【化5】 (式中、R1 、R2 およびR3 は同種または異種の炭素
数1〜20の1価の炭化水素基を表す。)で表される繰
り返し構造単位からなり、該繰り返し構造単位の総単位
数に対する一般式(1)および一般式(2)で表される
繰り返し構造単位の比をそれぞれXおよびYとしたと
き、Yが0.001以上0.4以下であり、X+Y=1
である水素基含有ポリシランと一般式(3)
【0011】
【化6】R4 Li (3) (式中、R4 はアルキル基、シクロアルキル基、アルケ
ニル基、置換または無置換アリール基、アルコキシ基、
アリーロキシ基、アシル基、アルキルアミノ基、アリー
ルアミノ基、芳香族縮合炭化水素基、複素環基、シリル
基を表す。)で表される有機リチウム化合物とを、有機
溶媒中で反応させることを特徴とする置換ポリシラン化
合物の製造方法。
【0012】〔2〕前記水素基含有ポリシラン中のSi
−Hのモル数に対する有機リチウム化合物のモル数の比
率が1.0〜2.5、かつ、反応温度が−110℃〜−
40℃の範囲で水素基含有ポリシランと有機リチウム化
合物とを反応させることを特徴とする前記項〔1〕記載
の置換ポリシラン化合物の製造方法。
【0013】以下、本発明をさらに詳細に説明する。該
水素基含有ポリシラン中の置換基R1 、R2 およびR3
はそれぞれ同一または異種の炭素数1〜20の一価の炭
化水素基、好ましくは炭素数1〜10の一価の炭化水素
基であり、具体的には、メチル、エチル、プロピル、ブ
チル、ペンチル、ヘキシル、デシル等のアルキル基、フ
ェニル、アルキル置換フェニル等のアリール基、ベンジ
ル、フェネチル等のアラルキル基、シクロヘキシル等の
シクロアルキル基が例示される。
【0014】該水素基含有ポリシラン中のSi−H基は
所望の量を導入することが可能であるが、実用上は、繰
り返し構造単位の総単位数に対する一般式(1)および
一般式(2)で表される繰り返し構造単位のモル比をそ
れぞれXおよびYとしたとき、Yが0.001以上0.
4以下、好ましくは0.01以上0.3以下の範囲であ
り、X+Y=1である。該モル比が0.001未満では
置換の効果が殆ど認められず、0.4より大きいときは
高分子量のポリシランが得られにくく、また得られるポ
リシランの安定性が悪くなるため好ましくない。
【0015】該水素基含有ポリシランは数平均分子量が
500以上、特に2000以上であることが好ましい。
該水素基含有ポリシランは種々の方法で製造することが
できるが、通常はジオルガノジクロロシラン(モノマ
ー)をナトリウムにより縮合するウルツ型縮合を用いる
のが一般的である。
【0016】ウルツ型縮合では出発原料として使用する
モノマーの種類により種々のポリシランを合成できる。
モノマーとして下記一般式(4)で表されるケイ素化合
物の一種以上と下記一般式(5)で表されるSi−H結
合を有するケイ素化合物の一種以上を所望のモル比で混
合し、ナトリウムを用いて縮合させて該水素基含有ポリ
シランを得ることができる。
【0017】
【化7】R1 2 SiX2 (4) (式中、Xはハロゲン原子を表し、二つのハロゲン原子
は異なっていてもよい。R1 、R2 は前記一般式(1)
におけるものと同じである。)
【0018】
【化8】R3 HSiX2 (5) (式中、Xはハロゲン原子を表し、二つのハロゲン原子
は異なっていてもよい。R3 は前記一般式(2)におけ
るものと同じである。)
【0019】一般式(4)で表されるケイ素化合物とし
て、具体的にはジメチルジクロロシラン、エチルメチル
ジクロロシラン、フェニルメチルジクロロシラン、ジフ
ェニルジクロロシラン、ヘキシルメチルジクロロシラ
ン、ジ−n−ヘキシルジクロロシラン等が挙げられる。
【0020】一般式(5)で表されるケイ素化合物とし
て、具体的にはメチルジクロロシラン、エチルジクロロ
シラン、プロピルジクロロシラン、ブチルジクロロシラ
ン、ヘキシルジクロロシラン、フェニルジクロロシラ
ン、フェネチルジクロロシラン、シクロヘキシルジクロ
ロシラン等が挙げられる。
【0021】一般式(4)および一般式(5)で表され
るケイ素化合物の混合割合は、好ましくはモル比で9
9.90:0.10〜60.0:40.0の範囲にあ
り、さら好ましくは99.0:1.0〜70.0:3
0.0の範囲にある。ナトリウムの添加量は一般式
(4)および一般式(5)で表されるケイ素化合物の合
計モル数に対して、2.0〜4.0モル倍の範囲にある
ことが好ましい。また、クラウンエーテル、ジアルキル
エーテル、アルキルアリールエーテル等を所望量添加す
ることもできる。
【0022】さらに反応はベンゼン、トルエン、キシレ
ン、デカン、ドデカン等の有機溶媒存在下、室温〜20
0℃、好ましくは40〜150℃で1〜24時間行うこ
とが好ましい。またナトリウムの分散性を向上させるた
めに超音波を用いることもできる。
【0023】反応終了後は、メタノール等の溶媒を用い
て過剰のナトリウムを除去処理後、遠心分離もしくは水
洗して副生のハロゲン化ナトリウムを除去した後、反応
溶媒を濃縮する。さらにポリマーが溶解可能な溶媒、例
えば、テトラヒドロフラン、トルエン等にポリマーを溶
解し、得られた溶液をメタノール、エタノール、2−プ
ロパノール、アセトン等の溶媒に滴下することでポリマ
ーを精製する。
【0024】一方、有機リチウム化合物は公知の方法に
より合成される。具体的には有機リチウム試薬と一般式
(6)
【化9】R4 X (6) (式中、R4 はアルキル基、シクロアルキル基、アルケ
ニル基、置換または無置換アリール基、アルコキシ基、
アリーロキシ基、アシル基、アルキルアミノ基、アリー
ルアミノ基、芳香族縮合炭化水素基、複素環基、シリル
基を表す。Xはハロゲン原子を表す。)で示される有機
ハロゲン化合物を、エーテル系溶剤中で反応せしめるこ
とにより得ることができる。または有機リチウム試薬と
4 M(MはHg、Sn等の金属である。)をエーテル
系溶媒中で反応せしめることにより得られる。有機リチ
ウム試薬と有機ハロゲン化合物の組み合わせが好まし
い。
【0025】有機リチウム試薬としては、例えば、メチ
ルリチウム、n−ブチルリチウム、sec−ブチルリチ
ウム、tert−ブチルリチウム、フェニルリチウム、
リチウムジイソポロピルアミド等が例示される。これら
は任意の溶媒で希釈して用いてもよい。
【0026】また、一般式(6)で示される有機ハロゲ
ン化合物は、R4 Hを公知のハロゲン化剤によりハロゲ
ン化して得ることができる。R4 は好ましくは炭素数1
〜20の前記のとおりの各種の有機基を表し、具体的に
は、メチル、エチル、プロピル、ブチル、ペンチル、ヘ
キシル、デシル等のアルキル基、シクロプロピル、シク
ロヘキシルなどのシクロアルキル基、ビニル、α−メト
キシビニル基、アリル基等のアルケニル基、
【0027】フェニル、ビフェニル、トリル、メシチ
ル、N,N−ジフェニルアミノフェニル、(4−
[{N,N−(p−2’,2’−ジフェニルエテニルフ
ェニル)フェニル}アミノ]フェニル等のスチルベン誘
導体基、N、N−ジメチルアミノフェニル、メトキシフ
ェニル、ターシャリーブチルフェニル、トリメチルシリ
ルフェニル、ニトロフェニル、シアノフェニル、トリフ
ルオロメチルフェニル基、ヒドロキシフェニル基等の置
換または無置換アリール基、
【0028】メトキシ、エトキシ、プロポキシ、n−ブ
トキシ基等のアルコキシ基、フェノキシ基等のアリーロ
キシ基、アセチル、ベンゾイル基等のアシル基、
【0029】N,N−ジメチルアミノ、N,N−ジエチ
ルアミノ、N,N−エチル−n−ブチルアミノ基等のア
ルキルアミノ基、N,N−ジフェニルアミノ基等のアリ
ールアミノ基、ナフチル、アンスリル、フェナンスリ
ル、ピレニル基等の芳香族縮合炭化水素基、チエニル、
5−トリメチルシリルチエニル、ピリジル、フリル基等
の複素環基、トリメチルシリル、トリエチルシリル、t
−ブチルジメチルシリル、フェニルジメチルシリル基等
のシリル基を挙げることができる。
【0030】用いられるエーテル系溶剤としては、ジエ
チルエーテル、ジイソプロピルエーテル、ジブチルエー
テル、エチレングリコールジメチルエーテル、エチレン
グリコールジエチルエーテル、ジエチレングリコールジ
メチルエーテル、ジエチレングリコールジエチルエーテ
ル、テトラヒドロフラン、ジオキサン等を挙げることが
できる。
【0031】一般式(6)で示される有機ハロゲン化合
物をエーテル系溶剤に溶解後、−100℃〜100℃の
温度で有機リチウム試薬を滴下し、金属−ハロゲン交換
反応により一般式(3)で示される有機リチウム化合物
を調製することができる。
【0032】上記の反応により得られた有機リチウム化
合物を有機溶媒存在下、前記水素基含有ポリシランと反
応せしめることでSi−H基をSi−R4 基に置換する
ことができる。反応温度は−110℃〜−40℃である
ことが好ましい。−110℃未満では置換反応に時間が
かかるため工業的に好ましくない。−40℃より高い場
合では副反応としてSi−Si主鎖の切断反応が起こり
易くなり、目的とする置換ポリシラン化合物の分子量低
下が起こるため好ましくない。
【0033】反応時間は所望の置換率を得るために適宜
調節できる。また、R4 LiのSi−Hに対する比率
は、好ましくは1.0〜2.5、より好ましくは1.1
〜2.0の範囲である。1.0未満では置換反応が不十
分になり易く、2.5より大きい場合には遊離のR4
iによるポリシラン主鎖の切断反応が起こり易くなり、
分子量が低下する傾向にある。
【0034】反応終了後は反応液をアルコール等の溶媒
に投入し、過剰のR4 Liを失活させ、かつ目的とする
ポリシラン化合物を再沈殿させる。またポリシラン化合
物とともに残存しているR4 Hは熱アルコール中で洗浄
操作を行うことにより容易に除去できる。
【0035】
【発明の効果】本発明の置換ポリシラン化合物の製造方
法は反応中の主鎖の切断が起こり難く、分子量の低下を
抑制でき、かつ、温和な条件下で種々の任意の置換基を
導入できるため、実用的であり、工業的にも有利な製造
方法である。
【0036】
【実施例】以下、参考例、実施例、比較例を挙げて本発
明を具体的に説明するが、本発明は下記の実施例に限定
されるものではない。 (1)数、重量平均分子量の測定には、ウオーターズ社
製GPCシステム、モデル510、410、および74
1を用い、カラムはウルトラスタイラジェル リニアを
2本使用した。(カラム温度25℃、流量1.0ml/
min、移動相:テトラヒドロフラン) (2)プロトンNMRの測定には、ブルッカー社製モデ
ルAC−200Pを用いた。(重水素化溶媒:重クロロ
フォルム) (3)元素分析の測定は、C、H、Nの分析にはヘラウ
ス社製CHN自動分析計を、Siの分析にはセイコー電
子工業株式会社製ICP発光分析装置モデルSPS−1
200VRを用いた。
【0037】参考例1 100mlの3つ口丸底フラスコに滴下ロート、ジムロー
ト冷却管、温度計、マグネチックスターラー、三方コッ
クを備え、器内を真空、Arガス置換を三回繰り返し、
系内をアルゴンガスで満たした。器内に金属ナトリウム
1.79g(78ミリモル)と乾燥トルエン20 ml を
仕込み、オイルバス上で約100℃まで加熱し、超音波
を照射することで金属ナトリウムを微分散させた。分散
液を冷却後滴下ロートに水素化カルシウム存在下で蒸留
したメチルフェニルジクロロシラン6.22g(32.
6ミリモル)とメチルジクロロシラン0.39g(3.
4ミリモル)の混合物(90:10モル%)をいれた。
分散液を60℃に加熱後該クロロシランを徐々に滴下
(30分)した。滴下後はさらに1時間反応させた。反
応終了後は反応液を遠心分離後、副生成した塩化ナトリ
ウムを分離した。上澄み液の溶媒をロータリエバポレー
ターにより濃縮して4.11gの粗ポリシランを得た。
【0038】該粗ポリシランを40mlのテトラヒドロ
フランに溶解し、イソプロパノール400ml中に滴下
し、ポリシランを再沈澱、濾過、乾燥して、1.2gの
ポリシランAを得た(収率30%)。該ポリシランAは
GPC測定の結果、数平均分子量は5500、重量平均
分子量は11000(分子量はポリスチレン標準)であ
った。また1H−NMR、元素分析の結果より、Si−
Hの含有量は10.0モル%であった。
【0039】参考例2 参考例1と同様な方法で、水素基含有ポリシランB1.
2g(収率30%)を得た。該ポリシランBはGPC測
定の結果、数平均分子量は4400、重量平均分子量は
10300(分子量はポリスチレン標準)であった。ま
た1H−NMR、元素分析の結果より、Si−Hの含有
量は10.6モル%であった。
【0040】参考例3 参考例1と同様な方法で、水素基含有ポリシランC1.
94g(収率32%)を得た。該ポリシランCはGPC
測定の結果、数平均分子量は4200、重量平均分子量
は42000(分子量はポリスチレン標準)であった。
また1H−NMR、元素分析の結果より、Si−Hの含
有量は9.8モル%であった。
【0041】参考例4 原料モノマーの量を、メチルフェニルジクロロシラン
6.11g(32ミリモル)とメチルジクロロシラン
0.92g(8ミリモル)としたこと以外は参考例1と
同様な方法で、水素基含有ポリシランD1. 50g(収
率35%)を得た。該ポリシランDはGPC測定の結
果、数平均分子量は4800、重量平均分子量は140
00(分子量はポリスチレン標準)であった。また1H
−NMR、元素分析の結果より、Si−Hの含有量は1
8. 0モル%であった。参考例1〜4の結果を表1に示
した。
【0042】
【表1】 ────────────────────────────────── 参考例 収率 Mn Mw SiH含量 (%) (モル%) ────────────────────────────────── 1 30 5500 11000 10.0 ポリシランA 2 30 4400 10300 10.6 ポリシランB 3 32 4200 42000 9.8 ポリシランC 4 35 4800 14000 18.0 ポリシランD ──────────────────────────────────
【0043】実施例1 50mlの3つ口丸底フラスコに滴下ロート、ジムロート
冷却管、温度計、マグネチックスターラー、三方コック
を備え、器内を真空、アルゴンガス置換を三回繰り返
し、器内をアルゴンガスで満たした。器内にトリフェニ
ルアミン(和光純薬)をN−ブロモコハク酸イミド(和
光純薬)によりブロモ化して得られた1−ブロモ−(4
−N,N−ジフェニルアミノ)ベンゼン(0.46g、
1.42ミリモル)と金属ナトリウムの存在下で蒸留し
たTHF10mlを仕込んだ。器内をドライアイス/ア
セトン浴で−78℃に冷却後、1.6M/lのn−ブチ
ルリチウム/ヘキサン溶液(アルドリッチ社製)を0.
83ml(1.33ミリモル)滴下した。
【0044】滴下直後反応液は黄色−オレンジ色を呈し
た。滴下後リチオ化を完結させるために、−78℃で1
時間反応させた。この反応液中に50℃、0.2mmH
gで1時間乾燥させたポリシランA(1.0g、Si−
Hのモル数0.89ミリモル)のTHF(10ml)溶
液を反応温度が−40℃を超えない程度に滴下の速度を
調節して滴下した。−78℃で30分反応させた。反応
後はドライアイス/アセトン浴を速やかにはずし、該反
応溶液をエタノール50ml(和光試薬特級)に加え
た。
【0045】過剰のトリフェニルアミンをよく洗浄して
G5ガラスフィルターにて濾過後、ポリシランを回収し
た。得られたポリシランを50℃、0.2mmHgで1
時間乾燥させた。該ポリシランは淡黄色粉末で収量は
0.62g(収率は55%)であった。該ポリシランは
GPC測定の結果、数平均分子量(Mn)は6000、
重量平均分子量(Mw)は11000であった。また1
H−NMR、元素分析の結果より、N,N−ジフェニル
アミノフェニル基(R4 基)の導入量は5.5モル%
(対Siモル数)であった。
【0046】参考例5 N,N−ジフェニルアミノフェニル−α−フェニルスチ
ルベンの合成 50mlの3つ口丸底フラスコに滴下ロート、温度計、マ
グネチックスターラー、三方コックを備え、器内を真
空、Arガス置換を三回繰り返し、系内をアルゴンガス
で満たした。器内にモレキュラーシーブ4Aにて予備乾
燥後蒸留したジメチルホルムアミド13.28gを加え
た。滴下ロートにオキシ塩化リン10.52g(68.
6ミリモル、和光純薬)をシリンジにて移送した。反応
器を氷冷して該オキシ塩化リンをゆっくりと滴下した。
滴下後反応器より氷浴からはずし、室温にて1時間撹拌
してビルスマイヤー試薬を調製した。
【0047】またこれとは別に200mlの3つ口丸底フ
ラスコに滴下ロート、温度計、マグネチックスターラ
ー、三方コック付きジムロート還流管を備え、器内を真
空、Arガス置換を三回繰り返し、系内をアルゴンガス
で満たした。器内にトリフェニルアミン16.38g
(68.6ミリモル、和光純薬)を仕込んだ。さらにモ
レキュラーシーブ4Aにて予備乾燥後蒸留したジメチル
ホルムアミド32mlを加えた。滴下ロートにビルスマ
イヤー試薬を移送し、該ジメチルホルムアミド溶液に室
温下でゆっくりと滴下した。滴下後80℃で3.5時間
反応させた。
【0048】反応終了後反応液を水250mlに投入し
た。これに13%水酸化ナトリウム溶液を加えて液のp
Hが中性になった事を確認後、トルエンで目的物を抽出
した。無水硫酸マグネシウムにて乾燥した後、脱溶媒し
て粗生成物を得た。これをエタノールより再結晶して
(p−N,N−ジフェニルアミノ)ベンズアルデヒド1
0.5g(収率56%)を得た。
【0049】25mlの3つ口丸底フラスコにジムロート
冷却管、温度計、マグネチックスターラー、三方コック
を備え、器内を真空、Arガス置換を三回繰り返し、系
内をアルゴンガスで満たした。金属ナトリウムより蒸留
した亜リン酸トリエチル4.61g(27.7ミリモ
ル、和光純薬)とクロロジフェニルメタン4.93g
(24.3ミリモル、アルドリッチ社)を反応容器内に
仕込んだ。反応温度190℃で2時間反応させ、亜リン
酸ジエステルを調製した。
【0050】100mlの3つ口丸底フラスコに滴下ロー
ト、温度計、マグネチックスターラー、三方コックを備
え、器内を真空、Arガス置換を三回繰り返し、系内を
アルゴンガスで満たした。金属ナトリウム0.9g(3
9.1ミリモル)と金属マグネシウムの存在下で蒸留し
た無水メタノール(40ml)を反応容器内に仕込み、
ナトリウムメトキシドを調製した。その後過剰のメタノ
ールを留去し、ジメチルホルムアミド15mlを加え
た。滴下ロートに亜リン酸ジエステルのジメチルホルム
アミド溶液を移送し、氷冷下滴下した。さらに滴下ロー
トに(p−N,N−ジフェニルアミノ)ベンズアルデヒ
ド6.63g(24.3ミリモル)をジメチルホルムア
ミド20mlに溶解した溶液を仕込、氷冷下滴下した。
【0051】滴下終了後氷浴をはずし、室温で6時間撹
拌した。反応終了後反応液を水120mlに投入した。
さらにトルエン100mlを加え、目的物の抽出を行っ
た。無水硫酸マグネシウムで乾燥後溶媒を留去し、粗生
成物9.22gを得た。これに少量のエタノールに加え
て結晶化させた後、ヘキサン/トルエン溶媒(2:1v
/v)から再結晶してN,N−ジフェニルアミノフェニ
ル−α−フェニルスチルベン3.88g(収率38%、
純度100%)を得た。
【0052】実施例2 50mlの3つ口丸底フラスコに滴下ロート、ジムロート
冷却管、温度計、マグネチックスターラー、三方コック
を備え、器内を真空、Arガス置換を三回繰り返し、系
内をアルゴンガスで満たした。器内に参考例5で合成し
たN,N−ジフェニルアミノフェニル−α−フェニルス
チルベンをN−ブロモコハク酸イミド(和光純薬)でブ
ロモ化したモノブロモ体(0.45g、0.9ミリモ
ル、純度100%)と金属ナトリウム存在下で蒸留した
THF15mlを仕込んだ。
【0053】器内をドライアイス/アセトン浴で−78
℃に冷却後、1.6M/lのn−ブチルリチウム/ヘキ
サン溶液(アルドリッチ社製)を0.285ml(0.
456ミリモル)滴下した。滴下直後反応液は黄色−オ
レンジ色を呈した。滴下後リチオ化を完結させるため
に、−78℃で1時間反応させた。この反応液中に50
℃、0.2mmHgで1時間乾燥させたポリシランB
(0.39g、Si−Hのモル数 0.35ミリモル)
のTHF(5ml)溶液を反応温度が−40℃を超えな
い程度に滴下の速度を調節して滴下した。ついで−78
℃で1時間反応させた。
【0054】反応後はドライアイス/アセトン浴を速や
かにはずし、該反応溶液をエタノール250ml(和光
試薬特級)に加えた。過剰のスチルベンを良く洗浄して
G5ガラスフィルターにて濾過後、ポリシランを回収し
た。得られたポリシランを50℃、0.2mmHgで1
時間乾燥させた。該ポリシランは淡黄色粉末で収量は
0.22g(収率56%)であった。
【0055】該ポリシランはGPC測定の結果、数平均
分子量(Mn)は4500、重量平均分子量は1040
0であった。また1H−NMR、元素分析の結果より、
(4−[{N,N−(p−2,2−ジフェニルエテニル
フェニル)フェニル}アミノ]フェニル基の導入量は
5.7モル%(対Siモル数)であった。
【0056】実施例3 50mlの3つ口丸底フラスコに滴下ロート、ジムロート
冷却管、温度計、マグネチックスターラー、三方コック
を備え、器内を真空、Arガス 置換を三回繰り返し、
系内をアルゴンガスで満たした。器内に再結晶により精
製した9−ブロモアントラセン(0.257g、1.0
ミリモル、純度98%、アルドリッチ社)と金属ナトリ
ウム存在下で蒸留したTHF10mlを仕込んだ。器内
をドライアイス/アセトン浴で−78C に冷却後、1.
6M/lのn−ブチルリチウム/ヘキサン溶液(アルド
リッチ社製)を0.625ml(1.0ミリモル)滴下
した。
【0057】滴下直後反応液は黄色−オレンジ色を呈し
た。滴下後リチオ化を完結させるために、−78℃で2
時間反応させた。この反応液中に50℃、0.2mmH
gで1時間乾燥させたポリシランC(0.56g、Si
−Hのモル数0.5mmol)のTHF(5ml)溶液
を反応温度が−40℃を超えない程度に滴下の速度を調
節して滴下した。−78℃で1時間反応させた。
【0058】反応後はドライアイス/アセトン浴を速や
かにはずし、該反応溶液をエタノール150ml(和光
試薬特級)に加えた。過剰のアントラセンを良く洗浄し
てG5ガラスフィルターにて濾過後、ポリシランを回収
した。得られたポリマーを50℃、0.2mmHgで1
時間乾燥させた。ポリマーは淡黄色粉末で収量は0.2
8g(収率50%)であった。該ポリシランはGPC測
定の結果、数平均分子量は7600、重量平均分子量は
46000であった。また1H−NMR、元素分析の結
果より、9−アンスリル基の導入量は1.6モル%(対
Siモル数)であった。
【0059】実施例4 反応温度を−35℃、出発原料としてポリシランDを用
いた以外は実施例1と同様の条件で実験を行った。得ら
れたポリマーの数平均分子量(Mn)は4700、重量
平均分子量(Mw)は10400であった。1H−NM
R、元素分析の結果より、N,N−ジフェニルアミノフ
ェニル基の導入量は9.8モル%(対Siモル数)であ
った。
【0060】実施例5 R4 Li/Si−H=3.0とした以外は実施例1と同
様の条件で実験を行った。得られたポリマーの数平均分
子量(Mn)は4500、重量平均分子量(Mw)は9
500であった。1H−NMR、元素分析の結果より、
N,N−ジフェニルアミノフェニル基の導入量は4.0
モル%(対Siモル数)であった。
【0061】比較例1 100mlの3つ口丸底フラスコに滴下ロート、ジムロー
ト冷却管、温度計、マグネチックスターラー、三方コッ
クを備え、器内を真空、Arガス置換を三回繰り返し、
系内をアルゴンガスで満たした。器内に金属ナトリウム
1.39g(60ミリモル)と乾燥トルエン20 ml を
仕込み、オイルバス上で約100℃まで加熱し、超音波
を照射することで金属ナトリウムを微分散させた。分散
液を冷却後滴下ロートに水素化カルシウム存在下で蒸留
したメチルフェニルジクロロシラン5.0g(26.2
ミリモル)を入れた。分散液を55℃に加熱後該クロロ
シランを徐々に滴下(30分)した。滴下後はさらに1
時間反応させた。反応終了後は反応液を遠心分離後、副
生成した塩化ナトリウムを分離した。上澄み液の溶媒を
ロータリエバポレーターにより濃縮して2.83gの粗
ポリシランを得た。
【0062】該粗ポリシランを20mlのテトラヒドロ
フランに溶解し、イソプロパノール200ml中に滴下
し、ポリシランを再沈澱、濾過、乾燥して、1.26g
のポリ(メチルフェニルシラン)を得た(収率40
%)。該ポリシランはGPC測定の結果、数平均分子量
は6000、重量平均分子量は30000(分子量はポ
リスチレン標準)であった。
【0063】またこれとは別に50mlの3つ口丸底フラ
スコに温度計、マグネチックスターラー、三方コックを
備え、器内を真空、アルゴンガス置換を三回繰り返し、
器内をアルゴンガスで満たした。器内に100℃、0.
2mmHgで1時間乾燥させたポリ(メチルフェニルシ
ラン)(1.20g、10ミリモル)と金属ナトリウム
存在下で蒸留したTHF15mlを仕込んだ。
【0064】反応容器を氷冷し、シリンジにてトリフル
オロメタンスルフォン酸(0.15g、1.0ミリモ
ル、和光純薬)を滴下した。滴下後1時間攪拌した。反
応後溶媒を留除した。また、1H−NMRの測定の結
果、トリフルオロメタンスルフォニル基の導入量は10
モル%(対Siモル数)であった。
【0065】50mlの3つ口丸底フラスコに滴下ロー
ト、ジムロート冷却管、温度計、マグネチックスターラ
ー、三方コックを備え、器内を真空、アルゴンガス置換
を三回繰り返し、器内をアルゴンガスで満たした。器内
にトリフェニルアミン(和光純薬)をN−ブロモコハク
酸イミド(和光純薬)によりブロモ化して得られた1−
ブロモ−(4−N,N−ジフェニルアミノ)ベンゼン
(0.31g、0.95ミリモル)と金属ナトリウムか
ら蒸留したTHF10mlを仕込んだ。器内をドライア
イス/アセトン浴で−78℃に冷却後、1.6M/lの
n−ブチルリチウム/ヘキサン溶液(アルドリッチ社
製)を0.59ml(0.95ミリモル)滴下した。
【0066】滴下直後反応液は黄色−オレンジ色を呈し
た。滴下後リチオ化を完結させるために、−78℃で1
時間反応させた。この反応液中にトリフルオロメタンス
ルフォニル基を含有するポリシラン(1.0g、Si−
OSO2 CF3 のモル数、0.79ミリモル)のTHF
(5ml)溶液を滴下した。−78℃で1時間反応させ
た。反応後はドライアイス/アセトン浴を速やかにはず
し、該反応溶液をエタノール150ml(和光試薬特
級)に加えた。
【0067】過剰のトリフェニルアミンを良く洗浄して
G5ガラスフィルターにて濾過後、ポリシランを回収し
た。得られたポリシランを50℃、0.2mmHgで1
時間乾燥させた。該ポリシランは淡黄色粉末で収量は
0.5g(収率は50%)であった。該ポリシランはG
PC測定の結果、数平均分子量(Mn)は3000、重
量平均分子量(Mw)は7000であり、顕著な分子量
の低下が認められた。また1H−NMR、元素分析の結
果より、N,N−ジフェニルアミノフェニル基の導入量
は3モル%(対Siモル数)であった。これらの結果を
表2に示した。
【0068】
【表2】 ────────────────────────────────── 原料 反応温度 R4 Li/Si-H Mn Mw R4 導入率 (℃) (%) ────────────────────────────────── 実施例1 A -78 1.5 6000 11000 5.5 実施例2 B -78 1.3 4500 10400 5.7 実施例3 C -78 2 7600 46000 1.6 実施例4 D -35 1.5 4700 10400 9.8 実施例5 A -78 3.0 4500 9500 4.0 R4 Li/Si- OSO2 CF3 比較例1 -78 1.2 3000 7000 3.0 ──────────────────────────────────

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一般式(1)および一般式(2) 【化1】 【化2】 (式中、R1 、R2 およびR3 は同種または異種の炭素
    数1〜20の1価の炭化水素基を表す。)で表される繰
    り返し構造単位からなり、該繰り返し構造単位の総単位
    数に対する一般式(1)および一般式(2)で表される
    繰り返し構造単位の比をそれぞれXおよびYとしたと
    き、Yが0.001以上0.4以下であり、X+Y=1
    である水素基含有ポリシランと一般式(3) 【化3】R4 Li (3) (式中、R4 はアルキル基、シクロアルキル基、アルケ
    ニル基、置換または無置換アリール基、アルコキシ基、
    アリーロキシ基、アシル基、アルキルアミノ基、アリー
    ルアミノ基、芳香族縮合炭化水素基、複素環基、シリル
    基を表す。)で表される有機リチウム化合物とを、有機
    溶媒中で反応させることを特徴とする置換ポリシラン化
    合物の製造方法。
  2. 【請求項2】前記水素基含有ポリシラン中のSi−Hの
    モル数に対する有機リチウム化合物のモル数の比率が
    1.0〜2.5、かつ、反応温度が−110℃〜−40
    ℃の範囲で水素基含有ポリシランと有機リチウム化合物
    とを反応させることを特徴とする請求項1記載の置換ポ
    リシラン化合物の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007077198A (ja) * 2005-09-12 2007-03-29 Osaka Gas Co Ltd コポリシラン及びこのコポリシランを含む樹脂組成物
KR20180108688A (ko) 2016-04-11 2018-10-04 닛뽕소다 가부시키가이샤 유기 폴리실란의 제조 방법

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