JPH0811341A - サーマル転写式プリンタ - Google Patents

サーマル転写式プリンタ

Info

Publication number
JPH0811341A
JPH0811341A JP14826794A JP14826794A JPH0811341A JP H0811341 A JPH0811341 A JP H0811341A JP 14826794 A JP14826794 A JP 14826794A JP 14826794 A JP14826794 A JP 14826794A JP H0811341 A JPH0811341 A JP H0811341A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
printing
print data
print
address
data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP14826794A
Other languages
English (en)
Inventor
Noriyasu Fujii
則安 藤井
Takashi Ichikawa
市川  隆
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TEC CORP
Original Assignee
TEC CORP
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TEC CORP filed Critical TEC CORP
Priority to JP14826794A priority Critical patent/JPH0811341A/ja
Publication of JPH0811341A publication Critical patent/JPH0811341A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electronic Switches (AREA)
  • Impression-Transfer Materials And Handling Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 リボンセーブを行うための印字データの読み
出しに必要な時間を大幅に短縮することができる印字装
置を提供すること。 【構成】 複数ラインの印字データを記憶するRAM3
と、各ラインの印字有りアドレスを記憶する領域3b
と、RAM3から実際に印字に使用するライン印字デー
タより前記設定されたライン数だけ先行してライン印字
データを読取る印字データ先読み手段2と、この印字デ
ータ先読み手段により読み取られたライン印字データの
うち印字有りデータがあるかを判定する判定手段2と、
この判定手段により印字有りデータがあると初めて判定
されたドットのアドレスを上記印字アドレス記憶手段に
記憶する手段2と、実際の印字データを読み出す場合
に、印字アドレス記憶手段に記憶されている印字有りア
ドレスより上記記憶手段に記憶されている印字データを
読み出す手段2とから構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はカラープリンタ、バーコ
ードプリンタ等に使用されるサーマル転写式プリンタに
関する。
【0002】
【従来の技術】インクリボンを使用して用紙に印字を行
うサーマル転写式プリンタでは、無印字領域でもサーマ
ルヘッドを、インクリボン及び用紙を介してプラテンに
接触したままにしていると、用紙の搬送に伴ってインク
リボンも搬送され、印字済みのインクリボンを巻き取る
巻取ローラに巻き取られてしまう。
【0003】このように巻取ローラに一旦巻き取られて
しまうと、再び印字に使用することはないので、無印字
領域の搬送に伴って搬送されたインクリボンの領域が無
駄になるという問題があった。
【0004】そこで、従来のサーマル転写式プリンタで
は、リボンセーブ機能を有するものがあった(特公昭6
2−38153号、特公昭62−38154号参照)。
【0005】例えば、全ての印字データを印字メモリに
記憶しておき、この印字メモリに記憶された印字データ
から無印字領域を検索する。
【0006】そして、この検索された無印字領域が一定
のライン数以上あった場合に、印字時には、その無印字
領域の先端がサーマルヘッドの印字位置に到達すると、
サーマルヘッドをプラテンから離れた位置に移動させ、
巻取ローラの回転を停止してインクリボンの搬送を停止
し、その無印字領域が通過して印字を行う領域になる
と、サーマルヘッドをプラテンにインクリボン及び用紙
を介して接触するダウン位置に移動させ、再び印字を開
始する。
【0007】上述した印字メモリに記憶された印字デー
タから無印字領域を検索し、その印字領域が通過して印
字を行う領域になると、サーマルヘッドをプラテンにイ
ンクリボン及び用紙を介して接触するダウン位置に移動
させ、再び印字を開始する。
【0008】上述した印字メモリに記憶された印字デー
タから無印字領域を検索し、その無印字領域が予め設定
されたライン数(印字長さ)以上あるか否か、すなわ
ち、リボンセーブ機能を実施するのか否かを判断するの
は、CPU(central processing unit )、ROM(re
ad only memory)、RAM(random access memory)等
から構成される制御部のソフトアェア処理によるもので
あった。
【0009】上述したように、従来のリボンセーブ機能
を有するサーマル転写式プリンタでは、CPU、ROM
及びRAM等から構成された制御部のソフトウエア処理
により、印字データの無印字領域を検索し、その無印字
領域のライン数(印字長さ)がリボンセーブを行う長さ
か否かを判断していたが、この検索及び判断の処理には
時間がかかり、CPUにとっては負担になるという問題
があった。
【0010】しかし、リボンセーブの制御方法として
は、ソフト的に制御する方法または先に出願した明細書
(特願昭6−56204号)のようにハード的に印字メ
モリから印字データをリボンセーブ用、印字用の2回読
出し、リボンセーブ用に読み出したデータを基にリボン
セーブを行っていた。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のように
ソフト的に判断しては、その処理に時間がかかるという
問題があった。このため、単位時間当りに印字する用紙
の量、すなわち、印字スピードを速くすることが難し
い。
【0012】さらに、明細書(特願昭6−56204
号)のように印字データを2回読み出すことでも読み出
すのに時間が消費されるという問題があった。
【0013】本発明は上記の点に鑑みてなされたもの
で、その目的はリボンセーブを行うための印字データの
読み出しに必要な時間を大幅に短縮することができるサ
ーマル転写式プリンタを提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1に係わるサーマ
ル転写式プリンタは、データの印字中において、無印字
の領域のライン数が予め設定されたライン数以上にわた
ったときに、この無印字の領域ではサーマルヘッドをプ
ラテンから離れたアップ位置に移動させ、インクリボン
の搬送を停止するリボンセーブ機能を有するサーマル転
写式プリンタにおいて、複数ラインの印字データを記憶
する記憶手段と、各ラインの印字有りアドレスを記憶す
る印字アドレス記憶手段と、この記憶手段から実際に印
字に使用するライン印字データより前記設定されたライ
ン数だけ先行してライン印字データを読取る印字データ
先読み手段と、この印字データ先読み手段により読み取
られたライン印字データのうち印字有りデータがあるか
を判定する判定手段と、この判定手段により印字有りデ
ータがあると初めて判定されたドットのアドレスを上記
印字アドレス記憶手段に記憶する手段と、実際の印字デ
ータを読み出す場合に、印字アドレス記憶手段に記憶さ
れている印字有りアドレスより上記記憶手段に記憶され
ている印字データを読み出す手段とを具備したことを特
徴とする。
【0015】
【作用】印字データを記憶するから先読みする際に印字
データの1ラインのうちのドットが印字有りデータかを
判定し、この判定により印字データ有りと判定された場
合には、その印字データが開始するアドレスを印字アド
レス記憶手段に記憶され、実際に印字データを読み出す
場合には、印字アドレス記憶手段に記憶されている印字
データ有りアドレスから印字データを順次読み出して印
字するようにしている。
【0016】
【実施例】以下図面を参照して本発明の一実施例に係わ
るサーマル転写式プリンタについて説明する。図1はサ
ーマルプリンタの構成を示すブロック図、図2はリボン
セーブの制御内容を示すフローチャート、図3は先読デ
ータと実際の印字データとの関係を示す図、図4はRA
Mに記憶されている印字データを示す図、図5は各ライ
ン毎の印字無カウンタのカウント値を示す図である。
【0017】図1において、1は制御部本体を構成する
CPU(中央処理装置)である。このCPU1にはシス
テムバス1aを介して図2のフローチャートに示すプロ
グラムの他各種制御プログラムが記憶されているROM
(リード・オンリ・メモリ)2、図4(A)に示すよう
な印字データの他各種作業エリアが記憶されているRA
M(ランダム・アクセス・メモリ)3、各種テンキー及
びファンクションキーを備えたキー入力部(KEY)
4、印字に関する各種情報を表示するための液晶表示部
(LCD)5、サーマルヘッドでの印刷を統括的に制御
する印字コントローラ6が接続されている。なお、前述
したRAM3には印字無しライン数を計数するカウンタ
3a、各ライン毎の印字有りアドレスを記憶する領域3
b、1ライン内のアドレスを計数するカウンタ3cも備
えている。
【0018】この印字コントローラ6には用紙を搬Aす
るためのフィードモータ7、インクリボンを搬送するた
めのリボンモータ8、サーマルヘッド10をアップ位置
とダウン位置との間で移動させるためのソレノイド9、
各種センサ11が接続されている。
【0019】印字コントローラ6は前記カウンタ3aが
カウントオーバー(ハイレベル信号)すると、前記ソレ
ノイド9を駆動してサーマルヘッド10をプラテン(図
示しない)から離れたアップ位置に移動させると共に、
カウントオーバー信号が停止する(ローレベル信号にな
る)と、前記ソレノイド9を駆動して前記サーマルヘッ
ド10をプラテンに接触するダウン位置に移動させる。
【0020】さらに、印字コントローラ6は、前記カウ
ンタ3aがカウントオーバーすると、リボンモータ8の
回転駆動を停止させて、インクリボン(図示しない)の
搬送を停止させると共に、カウントオーバーが停止する
と、前記リボンモータ8の回転駆動を停止してインクリ
ボンの搬送を開始される制御を行っている。
【0021】次に、上記のように構成された本発明の一
実施例の動作について説明する。まず、RAM3に記憶
されている印字データの1ライン分のデータを先読みす
る(ステップS1)。
【0022】そして、このこの1ラインの印字データの
うちアドレス1番からドット単位で順に印字データがあ
るかを判定する(ステップS2)。
【0023】そして、このステップS2において「N
O」と判定された場合には、印字無カラムカウンタ3a
を+1する(ステップS3)。
【0024】一方、ステップS2において「YES」、
つまり印字データがあると判定された場合には、RAM
3からの印字データの読み出しをストップさせる(ステ
ップS4)。そして、印字データがあるアドレスを領域
3a(図5に示す)に記憶させる。
【0025】次に、前記ステップS1で行われた印字デ
ータの先読み処理とは所定時間後にRAM3に記憶され
ている印字データがあるかを判定する(ステップS
6)。このステップS6において、「YES」と判定さ
れた場合には、領域3aに記憶されている各ライン毎の
印字有りアドレスを読み出し(ステップS7)、この印
字有りアドレスに基づいてRAM3に記憶されている実
際に印字すべき印字データを読み出される。
【0026】そして、印字コントローラ6によりサーマ
ルヘッド10への印加電圧の制御がなされ、用紙に印刷
が行われる。
【0027】例えば、RAM3に図4(A)に示すよう
な『5』データが記憶されている場合に、1ライン目に
は印字データがないので、1ラインのすべてアドレスの
データが読み出される。そして、2ライン目にはアドレ
ス“5”に印字データが有るので、このデータを先読み
した時点で2ライン目のデータの読み出しはストップさ
れる。また、1ライン目はアドレス“10”、印字デー
タがある2ライン目のアドレス“5”は図5に示すよう
に領域3bにアドレスが記憶される。以下、他のライン
についても先読みが同様に行われ、印字有りアドレスが
領域3bに記憶される。なお、図4(B)の斜線は先読
みがなされた領域を示す。
【0028】また、実際に印字すべきデータを読み出さ
場合には、領域3bに記憶されている各ライン毎にデー
タが記憶されている先頭アドレスからRAM3に記憶さ
れている印字データを読み出すようしている。つまり、
図4(C)に示すように斜線で示した領域の印字データ
を読み出さようにしている。
【0029】従って、RAM3から印字データを読み出
す場合に先読みと実際に印字データを読み出す場合は1
ラインと1ドットを読み出す時間となり、従来のように
1ラインを先読みと実際に印字データを読み出す場合と
で2回読み出す場合より読み出し時間をほぼ半減させる
ことができる。このため、印字スピードも速くできる。
【0030】なお、カウンタ3aがカウントオーバーす
ると、リボンモータ8の回転駆動を停止させて、インク
リボン(図示しない)の搬送を停止させると共に、カウ
ントオーバーが停止すると、前記リボンモータ8の回転
駆動を停止してインクリボンの搬送を開始される制御を
行っているまた、印字コントローラ6は前記カウンタ3
aがカウントオーバー(ハイレベル信号)すると、前記
ソレノイド9を駆動してサーマルヘッド10をプラテン
(図示しない)から離れたアップ位置に移動させると共
に、カウントオーバー信号が停止する(ローレベル信号
になる)と、前記ソレノイド9を駆動して前記サーマル
ヘッド10をプラテンに接触するダウン位置に移動させ
るようにしている。
【0031】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、リ
ボンセーブを行うための印字データの読み出しに必要な
時間を大幅に短縮することができるサーマル転写式プリ
ンタを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係わるサーマルプリンタの
構成を示すブロック図。
【図2】リボンセーブの制御内容を示すフローチャー
ト。
【図3】先読データと実際の印字データとの関係を示す
図。
【図4】RAMに記憶されている印字データを示す図。
【図5】各ライン毎の印字無カウンタのカウント値を示
す図。
【符号の説明】
1…CPU、1a…システムバス、2…ROM(リード
・オンリ・メモリ)、3…RAM(ランダム・アクセス
・メモリ)、4…キー入力部、5…液晶表示部(LC
D)、6…印字コントローラ、7…フィードモータ、8
…リボンモータ、9…ソレノイド、10…サーマルヘッ
ド、11…各種センサ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データの印字中において、無印字の領域
    のライン数が予め設定されたライン数以上にわたったと
    きに、この無印字の領域ではサーマルヘッドをプラテン
    から離れたアップ位置に移動させ、インクリボンの搬送
    を停止するリボンセーブ機能を有するサーマル転写式プ
    リンタにおいて、 複数ラインの印字データを記憶する記憶手段と、 各ラインの印字有りアドレスを記憶する印字アドレス記
    憶手段と、 この記憶手段から実際に印字に使用するライン印字デー
    タより前記設定されたライン数だけ先行してライン印字
    データを読取る印字データ先読み手段と、 この印字データ先読み手段により読み取られたライン印
    字データのうち印字有りデータがあるかを判定する判定
    手段と、 この判定手段により印字有りデータがあると初めて判定
    されたドットのアドレスを上記印字アドレス記憶手段に
    記憶する手段と、 実際の印字データを読み出す場合に、印字アドレス記憶
    手段に記憶されている印字有りアドレスより上記記憶手
    段に記憶されている印字データを読み出す手段とを具備
    したことを特徴とするサーマル転写式プリンタ。
JP14826794A 1994-06-29 1994-06-29 サーマル転写式プリンタ Pending JPH0811341A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14826794A JPH0811341A (ja) 1994-06-29 1994-06-29 サーマル転写式プリンタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14826794A JPH0811341A (ja) 1994-06-29 1994-06-29 サーマル転写式プリンタ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0811341A true JPH0811341A (ja) 1996-01-16

Family

ID=15448955

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14826794A Pending JPH0811341A (ja) 1994-06-29 1994-06-29 サーマル転写式プリンタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0811341A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8698862B2 (en) 2011-12-09 2014-04-15 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Printer and non-transitory computer-readable medium
US9174466B2 (en) 2012-02-29 2015-11-03 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Printer and non-transitory computer-readable medium

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8698862B2 (en) 2011-12-09 2014-04-15 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Printer and non-transitory computer-readable medium
US9174466B2 (en) 2012-02-29 2015-11-03 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Printer and non-transitory computer-readable medium

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0999609A (ja) カラー印刷装置
JP2939400B2 (ja) 熱転写プリンタおよびリボンカセット
JPH0811341A (ja) サーマル転写式プリンタ
JPH06211398A (ja) 印字装置
US5482392A (en) Recording apparatus for changing the amount of displacement and the timing of displacement of an erasing member
KR900007505B1 (ko) 열전사식 프린터의 양방향 인자를 가능하게 한 리본구동 방법과 리본장치
JPH05220994A (ja) 転写式プリンタ
JPH07223343A (ja) 熱転写型プリンタ
JPS62246773A (ja) プリンタ
JPH0531998A (ja) ジヤーナル印字制御方法
JPS63286365A (ja) 印字装置
JP3049458B2 (ja) 熱転写記録装置
JPH07256994A (ja) サーマル転写式プリンタ
JP3313781B2 (ja) 印字装置
JPH01290442A (ja) 液体噴射記録方法および液体噴射記録装置
KR0171543B1 (ko) 승화형 열전사 프린터의 리본 주행 제어 방법
JPH01101174A (ja) ドットマトリクスプリンタ
JPH04191082A (ja) 記録装置
JPH11342661A (ja) ラベルプリンタ
JPH07251517A (ja) サーマル転写式プリンタ
JPH03138184A (ja) 印字データ処理装置
JPH0357484Y2 (ja)
JP3034128B2 (ja) 転写式プリンタ
JP2001310509A (ja) カラープリンタ及びこのカラープリンタに接続されるパーソナルコンピュータ
KR100206266B1 (ko) 프린터의 캐리지 제어방법