JP2001310509A - カラープリンタ及びこのカラープリンタに接続されるパーソナルコンピュータ - Google Patents

カラープリンタ及びこのカラープリンタに接続されるパーソナルコンピュータ

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JP2001310509A
JP2001310509A JP2000131098A JP2000131098A JP2001310509A JP 2001310509 A JP2001310509 A JP 2001310509A JP 2000131098 A JP2000131098 A JP 2000131098A JP 2000131098 A JP2000131098 A JP 2000131098A JP 2001310509 A JP2001310509 A JP 2001310509A
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Japan
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printing
start position
page
continuous paper
color printer
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JP2000131098A
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Hisashi Tsujimura
久志 辻村
Hiroyasu Ishii
博康 石井
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Toshiba TEC Corp
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Toshiba TEC Corp
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  • Record Information Processing For Printing (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 印字開始してから数頁の間は各頁毎に印字開
始位置を調整できるようにして、印字開始してから数頁
の間に従来発生していた色ズレをなくすことができるカ
ラープリンタを提供すること。 【解決手段】 連続用紙を搬送する搬送手段16,4
1,42と、各頁毎に設定された各頁の印字開始位置微
調値に基づいて、各頁毎に搬送手段による上記連続用紙
の搬送量を調整して、印刷開始してから複数頁印刷され
るまでに各頁毎に印字開始位置を調整する制御手段22
とから構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、サーマルヘッド、
イングリボンを用いて文字、バーコード、ライン、グラ
フィック等を印字させるカラープリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】複数の印字ヘッドブロックを直列に配置
し、ブラック、マゼンタなどのインクリボンを用い、こ
れら連続用紙を搬送させながら各色を重ねあわせてカラ
ー印刷を行なうようにしたカラープリンタが知られてい
る。
【0003】このような連続発行時に、各印字ヘッドブ
ロック毎に印字のズレ(色ズレ)が発生した場合には、
各印字ヘッドブロックに対して印字位置を微調整値だけ
変更することにより対処していた。この微調整値は、連
続発行する全ての頁に対して、一定量の値が設定されて
いた。
【0004】しかし、印字ヘッドブロックをヘッドダウ
ンしてからしばらくの間は、印字ヘッドブロックが連続
用紙に当接して衝撃で、連続用紙の搬送する量が不安定
となっている。
【0005】このため、図10に示すように、連続用紙
PにボックスBを印刷する場合について説明する。ここ
で、yは連続用紙Pの搬送方向である。連続用紙Pの各
頁の先頭からx(mm)離れた位置からボックスBを印刷
しようとした場合に、図9(A)に示すように、連続用
紙Pの数頁(P1,P2,…、)毎にボックスBの印字
開始位置が異なってきていた。つまり、x1、x2,
…、は互いに異なる値となっていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように、印字ヘッ
ドブロックをヘッドダウンしてから数頁の間は、各頁の
印字開始位置が異なるため、従来のように一定の微調値
で印字開始位置を調整していると、連続用紙の最初の数
頁の色ズレを解消することはできなかった。
【0007】本発明は上記の点に鑑みてなされたもの
で、その目的は、印字開始してから数頁の間は各頁毎に
印字開始位置を調整できるようにして、印字開始してか
ら数頁の間に従来発生していた色ズレをなくすことがで
きるカラープリンタを提供することにある。
【0008】さらに、本発明は、印字開始してから数頁
の間は各頁毎に印字開始位置を調整する印字開始位置微
調値を設定できるそのカラープリンタに外部接続されパ
ーソナルコンピュータを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のカラープ
リンタは、連続用紙供給源から供給される連続用紙を駆
動ローラにより搬送し、その搬送路に沿って少なくとも
2以上配設された印字ヘッドブロックにより印刷される
色を重ね合わせることにより、上記連続用紙にカラー印
刷を行なうカラープリンタにおいて、上記連続用紙を搬
送する搬送手段と、各頁毎に設定された各頁の印字開始
位置微調値に基づいて、各頁毎に上記搬送手段による上
記連続用紙の搬送量を調整して、印刷開始してから複数
頁印刷されるまでに各頁毎に印字開始位置を調整する制
御手段とを具備したことを特徴とする。
【0010】請求項2記載のパーソナルコンピュータ
は、連続用紙供給源から供給される連続用紙を駆動ロー
ラにより搬送し、その搬送路に沿って少なくとも2以上
配設された印字ヘッドブロックにより印刷される色を重
ね合わせることにより、上記連続用紙にカラー印刷を行
なうカラープリンタに外部接続されるパーソナルコンピ
ュータにおいて、印刷開始してから複数頁印刷されるま
でに、各頁の印字開始位置微調値を、上記連続用紙の種
別毎、各ヘッド毎に設定する設定画面と、この設定画面
で設定された各頁の印字開始位置微調値を、上記連続用
紙の種別毎、各ヘッド毎に記憶する記憶手段とを具備し
たことを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の一
実施の形態について説明する。図1はカラープリンタ1
の概略構成を示す図である。図1において、11は連続
用紙Pが巻かれている給紙部である。この給紙部11に
巻かれている連続用紙はPは、カラープリンタ1内を搬
送路12に沿って搬送される。
【0012】この搬送路12に沿って、K(ブラッ
ク)、M(マゼンタ)のインクリボンマガジン13a、
13bが着脱自在に直列に設けられている。
【0013】各インクリボンマガジン13a、13b内
に、前述した搬送路12に面するようにそれぞれヘッド
ブロック14a,14bが収納されるように設けられて
いる。
【0014】また、搬送路12を挟んで各ヘッドブロッ
ク14a、14bと対向する位置にプラテン15a,1
5bが配設されている。
【0015】カラープリンタ1内の搬送路12の一番上
流には、連続用紙Pを搬送する駆動ローラ16が設けら
れている。連続用紙Pはプラテン15a、15bと駆動
ローラ16により搬送される。搬送路12の終端には、
用紙取り出し口17が設けられている。
【0016】次に、図2を参照してカラープリンタ1に
内蔵された制御回路のシステム構成図について説明す
る。図2において、21はカラープリンタ1を統括して
制御するCPU(中央処理装置)である。このCPU2
1からのシステムバス21aには、図8のフローチャー
トに示した制御プログラム(制御手段)の他に各種制御
プログラムが記憶されたROM(リード・オンリ・メモ
リ)22、上記各種制御プログラムがロードされて実行
されると共に各種データが記憶されるRAM(ランダム
・アクセス・メモリ)23、スイッチ部24から出力さ
れる検出信号が入力されるI/Oポート25、ホストコ
ンピュータと回線を介して接続される通信インタフェイ
ス26が接続される。
【0017】さらに、システムバス21aには、インク
リボンマガジン13aのインクリボンを搬送するための
モータ及びこのインクリボンマガジン13aに収納され
ている最初に印字を行うヘッドブロック(ヘッド1)1
4aのサーマルヘッドから構成された第1の印字部27
を制御する第1の印字制御部28、インクリボンマガジ
ン13bのインクリボンを搬送するためのモータ及びこ
のインクリボンマガジン13bに収納されているヘッド
ブロック(ヘッド2)14bのサーマルヘッドから構成
された第2の印字部29を制御する第2の印字制御部3
0が接続されている。
【0018】なお、第1及び第2の印字制御部28,3
0には、それぞれ数頁分の印字データを記憶する印字バ
ッファが設けられており、第1及び第2の印字制御部2
8,30は印字バッファに記憶されている印字データに
基づいて対応するサーマルヘッドの通電制御を行なって
いる。
【0019】さらに、システムバス21aには、用紙P
を搬送するための駆動ローラ16の回転軸に接続された
第1のモータ41の回転を制御する第1のモータドライ
バ42、プラテン15a及び15bを複数のギアを介し
て回転させる第2のモータ43の回転を制御する第2の
モータドライバ44が接続される。ここで、第1のモー
タ41はステッピングモータにより構成されている。従
って、第1のモータドライバ42は第1のモータ41に
出力する駆動パルスのステップ数を制御することによ
り、用紙Pの搬送量を制御することができる。また、駆
動ローラ16、第1のモータ41及び第1のモータドラ
イバ42により搬送手段が構成される。
【0020】ここで、カラープリンタ1は図3に示すよ
うに高速通信ライン51を介してパーソナルコンピュー
タ52に接続される。このパーソナルコンピュータ51
において、印字データがイメージデータとして作成さ
れ、カラープリンタ1に高速で送信される。
【0021】図4を参照して、パーソナルコンピュータ
52のシステム構成について説明する。図において、C
PU61からのシステムバス61aには、各種制御プロ
グラムを記憶するROM62、その各種制御プログラム
が読み込まれて実行されると共に図5に示すサーマルプ
リンタ1に使用する用紙の種類に応じて各ヘッド毎に各
頁の印字開始位置微調値A1ないしA10等を記憶する
RAM63、キー入力部、図7に示す用紙毎の各種補正
値を設定する画面等が表示される表示部64、プリンタ
ドライバが記憶される記憶媒体であるフロッピーディス
クが装着されるFDD66、通信インタフェイス67が
接続される。この通信インタフェイス67は高速通信ラ
イン51を介して図2の通信インタフェイス26に接続
される。
【0022】プリンタドライバがフロッピーディスクの
ような記憶媒体として提供された場合、この記憶媒体に
は、図6に示すように用紙毎に印字位置調整値を設定さ
せる機能と共に、用紙が設定された場合には、その用紙
に対応して図7に示すような用紙毎の各種補正値を設定
するウインドウを表示させ、ウインドウを介して設定さ
れた各種補正値をRAM63に設定させる機能、印刷イ
メージデータの作成機能、カラープリンタ1に対する発
行制御機能を備えている。つまり、その記憶媒体は、表
示部65で設定された印刷開始してから複数頁印刷され
るまの各頁の印字開始位置微調値を、連続用紙Pの種別
毎、各ヘッド毎にコンピュータのメモリ63に記憶させ
る機能を有する。
【0023】次に、動作について説明する。まず、プリ
ンタドライバをパーソナルコンピュータ52にインスト
ールする。図10に示すように、各頁の先頭からxmm離
れた位置にボックスBを印字する場合について説明す
る。図9(A)は各頁の印字開始位置を補正しないで、
カラープリンタ1で数十枚発行した場合の最初の数毎の
印字例を示している。P1,P2,…はそれぞれ印刷を
開始してから印刷された1枚目、2枚目、…、の頁数を
表している。また、各頁のボックスBの頁先端位置から
の印字位置をX1、X2、…で示す。図9(A)に示す
ように、補正をしない場合には、各頁の先端位置からの
ボックスBの印字位置は図10のように印字位置Xとは
比較してバラツキを持っている。このようなバラツキを
なくすために、各頁毎に印字開始位置微調値を図7に示
した設定画面から入力する。
【0024】プリンタドライバを起動すると、図6に示
す処理により、カラープリンタ1で用いる用紙を選択す
る処理がなされる。その用紙が銘板であれば、図7に示
すような銘板の印字開始位置微調値を設定するウインド
ウが表示され、用紙Aの場合には用紙Aの印字開始位置
微調値を設定するウインドウ(図示しない)、用紙Bの
場合には用紙Bの印字開始位置微調値を設定するウイン
ドウ(図示しない)が表示部65に表示される。
【0025】以下、図7に示すウインドウから印字開始
位置微調値を入力する動作について説明する。印字開始
位置微調値は用紙毎、各頁毎及びヘッド毎(ヘッド1あ
るいはヘッド2)に設定可能である。図7は用紙が「銘
板」で、ヘッド1(ヘッドブロック14a)の印字開始
位置微調値を設定するウインドウを示している。そし
て、印刷開始してから10頁印刷されるまの各頁の印字
開始位置微調値を設定する。この設定は、用紙の1枚目
〜10枚目の設定小窓71〜80に数値を設定すること
により行われる。補正前の印字位置が図9(A)に示す
ような場合には、設定小窓71〜80に、X−X1、X
−X2、X−X3、…、を設定すれば良い。ここで、設
定小窓71〜80に設定される数値の単位は0.01mmであ
る。
【0026】そして、このようにして設定された値X−
X1、X−X2、X−X3、…は、RAM63に図5に
示すようなフォーマットで用紙毎、ヘッド毎で1〜10
頁の各頁毎の印字開始位置微調値α1〜α10(×0.01
mm)として記憶される。
【0027】以下、カラープリンタ1の印字処理につい
て説明する。パーソナルコンピュータ52で印字命令が
実行されると、RAM63に記憶されている図5に示し
た用紙毎、ヘッド毎で1〜10頁までの各頁毎の印字開
始位置微調値α1〜α10及び各頁の印字データ(イメ
ージデータ)は高速通信ライン51を介してカラープリ
ンタ1に送信される。ここで、各頁の印字データは前頁
の印刷が終了するとカラープリンタ1に送信される。カ
ラープリンタ1に送信された用紙毎、ヘッド毎で1〜1
0頁の各頁毎の印字開始位置微調値α1〜α10(×0.
01mm)は、用紙Pを搬送する第1のモータ41に出力す
る駆動パルスのステップ数で示した印字開始位置微調値
A1〜A10(ステップ)に変換されてRAM23に設
定される。ここで、第1のモータ41に駆動パルスを1
パルス供給すると、用紙Pが何mm搬送されるかは予め分
かっているので、印字開始位置微調値α1〜α10(×
0.01mm)を印字開始位置微調値A1〜A10に変換する
ことができる。このRAM23には、図5と同様なフォ
ーマットで印字開始位置微調値A1〜A10(ステッ
プ)が記憶される、図8のフローチャートに示す処理が
カラープリンタ1において行なわれる。図8のフローチ
ャートにおいて、mはヘッド番号、nは発行枚数、S1
は印字開始から1枚目印字開始までのステップ数、An
はn枚目の印字開始位置微調値、Bnはn枚目印字終了
からn+1枚目開始までのステップ数を示す。
【0028】まず、第1のモータドライバ42から用紙
Pを搬送する第1のモータ41に駆動パルスが出力さ
れ、用紙Pの搬送が開始される(ステップS1)。ここ
で、第1のモータドライバ42から第1のモータ41に
出力された駆動パルスのステップ数は計数が開始され
る。
【0029】そして、第mヘッドの印字が有るか判定さ
れる(ステップS2)。以下、第1ヘッド、つまりヘッ
ドブロック14aで印字する場合について説明する。ま
ず、初期設定として、印字開始から1枚目印字開始まで
のステップ数S1を設定し、発行枚数n=0とする(ス
テップS3)。
【0030】そして、1頁目の印字開始位置微調値A1
が「0」でないが判定される(ステップS4)。このス
テップS4の判定で、「YES」と判定された場合に
は、印字開始から1枚目印字開始までのステップ数S1
を「S1+A1」と補正する(ステップS5)。
【0031】次に、ヘッドダウンされる(ステップS
6)。そして、第1のモータドライバ42から第1のモ
ータ41に出力された駆動パルスのステップ数が「S1
+A1」になると、1枚目の印字が行なわれる(ステッ
プS7)。
【0032】次に、次ページが有るか判定される(ステ
ップS8)。このステップS8の判定で「YES」と判
定された場合には、n=n+1、つまり、n=1とされ
る。さらに、1枚目印字終了から2枚目開始までのステ
ップ数B1が設定される(ステップS9)。
【0033】そして、発行枚数nが「10」以下である
か判定される(ステップS10)。このステップ10の
判定で「YES」と判定された場合には、An+1、つま
り2枚目の印字開始位置微調値A2が「0」でないか判
定される(ステップS11)。
【0034】このステップS11の判定で、2枚目の印
字開始位置微調値A2が「0」でないと判定された場合
には、Bn=Bn+An+1、つまりB1=B1+A2と
して、1枚目印字終了から2枚目印字開始までのステッ
プ数B1が補正される(ステップS12)。
【0035】そして、1枚目印字終了から第1のモータ
ドライバ42が第1のモータ41に出力した駆動パルス
のステップ数が「B1+A2」となると2枚目の印字が
行われる(ステップS13)。
【0036】以下、ステップS8以降の処理が繰り返さ
れて、3枚目ないし10枚目の印刷が行われる。
【0037】そして、ステップS8の判定で、「NO」
と判定されると、ヘッドアップされ(ステップS1
4)、第1のモータドライバ42から第1のモータ41
への駆動パルスの出力停止されて、用紙Pの搬送が停止
される(ステップS15)。
【0038】そして、印字動作が終了する。
【0039】このように、パーソナルコンピュータ52
で用紙毎、ヘッド毎で1〜10頁の各頁毎の印字開始位
置微調値α1〜α10(×0.01mm)を設定しておくこと
により、補正前に図9(A)に示す印字状態のものが、
図9(B)に示すように各頁いずれも図10の印字状態
とすることができる。
【0040】なお、第2ヘッド、つまりヘッドブロック
14bによる印字動作についても、前述したヘッドブロ
ック14aの印字動作と同様に行われて、ヘッドブロッ
ク14aとヘッドブロック14bにより重ね合わせてカ
ラー印字がなされる。
【0041】このように、パーソナルコンピュータ52
で用紙毎、ヘッド毎で1〜10頁の各頁毎の印字開始位
置微調値α1〜α10(×0.01mm)を設定しておくこと
ができるので、一度用紙に対する印字開始位置微調値α
1〜α10を設定しおけば、用紙を交換した場合でも前
回設定された用紙に合った印字開始位置微調値α1〜α
10をカラープリンタ1に送信することにより、簡単に
各頁毎の印字開始位置の微調整を行なうことができる。
例えば、図9(A)の一頁目と図10の印字開始位置を
比較した場合に、印字開始位置微調値α1はX−X1が
大きくなると大きくなるように設定される。したがっ
て、対応する印字開始位置微調値A1もX−X1が大き
くなると大きくなるように設定される。X−X1が大き
くなった場合には、用紙Pの搬送量を多くしてから印字
するので、印字開始位置を図9(B)のY1に示すよう
に用紙Pの搬送方向yとは逆方向にずらすことができ
る。
【0042】さらに、カラープリンタ1は、ホストコン
ピュータ52から送信された用紙毎、ヘッド毎で1〜1
0頁の各頁毎の印字開始位置微調値α1〜α10(×0.
01mm)を用紙Pを搬送する第1のモータ41に出力する
駆動パルスのステップ数で示した印字開始位置微調値A
1〜A10(ステップ)に変換し、各頁毎に印字開始位
置を微調整するようにしたので、印字開始から10頁の
間は印字開始位置を微調整することができる。
【0043】なお、上記実施の形態では、カラープリン
タ1は2つのヘッドブロック14a、14bを有してい
たが、3つ以上ヘッドブロックを持つカラープリンタに
ついても同様に印字開始位置微調値を設定しておくこと
により、印字開始位置の微調整を行なうことができる。
【0044】さらに、上記実施の形態では、印字開始し
てから10頁分の印字開始位置微調値を設定したが、1
0頁に限定するものではない。
【0045】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、印
字開始してから数頁の間は各頁毎に印字開始位置を調整
できるようにして、印字開始してから数頁の間に従来発
生していた色ズレをなくすことができるカラープリンタ
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係わるカラープリンタ
の概略構成図。
【図2】同カラープリンタのシステム構成図。
【図3】同カラープリンタをパーソナルコンピュータに
接続した様子を示す図。
【図4】同パーソナルコンピュータのシステム構成図。
【図5】用紙に印字される印字開始位置微調値α1〜α
10を記憶するメモリ内容を示す図。
【図6】動作を説明するためのフローチャート。
【図7】表示部に表示された設定画面を示す図。
【図8】動作を説明するためのフローチャート。
【図9】印字内容を示す図。
【図10】用紙への印字内容を示す図。
【符号の説明】
11…給紙部、 12…搬送路、 13a,13b…インクリボンマガジン、 14a,14b…ヘッドブロック、 21…CPU、 22…ROM、 23…RAM。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C058 AB17 AC06 AC17 AD01 AE04 AF06 AF20 GA02 GA03 GD02 2C060 BA04 BC02 BC03 BC12 2C065 DC04 DC10 DC20 DC23 DC29 2C087 AA15 AB05 AC05 BA03 BD31 DA16

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 連続用紙供給源から供給される連続用紙
    を駆動ローラにより搬送し、その搬送路に沿って少なく
    とも2以上配設された印字ヘッドブロックにより印刷さ
    れる色を重ね合わせることにより、上記連続用紙にカラ
    ー印刷を行なうカラープリンタにおいて、 上記連続用紙を搬送する搬送手段と、 各頁毎に設定された各頁の印字開始位置微調値に基づい
    て、各頁毎に上記搬送手段による上記連続用紙の搬送量
    を調整して、印刷開始してから複数頁印刷されるまでに
    各頁毎に印字開始位置を調整する制御手段とを具備した
    ことを特徴とするカラープリンタ。
  2. 【請求項2】 連続用紙供給源から供給される連続用紙
    を駆動ローラにより搬送し、その搬送路に沿って少なく
    とも2以上配設された印字ヘッドブロックにより印刷さ
    れる色を重ね合わせることにより、上記連続用紙にカラ
    ー印刷を行なうカラープリンタに外部接続されるパーソ
    ナルコンピュータにおいて、 印刷開始してから複数頁印刷されるまでに、各頁の印字
    開始位置微調値を、上記連続用紙の種別毎、各ヘッド毎
    に設定する設定画面と、 この設定画面で設定された各頁の印字開始位置微調値
    を、上記連続用紙の種別毎、各ヘッド毎に記憶する記憶
    手段とを具備したことを特徴とするパーソナルコンピュ
    ータ。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7347636B2 (en) 2003-12-11 2008-03-25 Samsung Electronics Co., Ltd. Printing control system and method for an inkjet printer

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US7347636B2 (en) 2003-12-11 2008-03-25 Samsung Electronics Co., Ltd. Printing control system and method for an inkjet printer

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