JPH08113308A - 塵芥車の塵芥押込装置 - Google Patents

塵芥車の塵芥押込装置

Info

Publication number
JPH08113308A
JPH08113308A JP27584894A JP27584894A JPH08113308A JP H08113308 A JPH08113308 A JP H08113308A JP 27584894 A JP27584894 A JP 27584894A JP 27584894 A JP27584894 A JP 27584894A JP H08113308 A JPH08113308 A JP H08113308A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dust
packer
guide rail
garbage
side wall
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP27584894A
Other languages
English (en)
Inventor
Osami Ikeda
修己 池田
Shigetaka Nakao
繁隆 中尾
Seiji Nakamura
成司 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyokuto Kaihatsu Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Kyokuto Kaihatsu Kogyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyokuto Kaihatsu Kogyo Co Ltd filed Critical Kyokuto Kaihatsu Kogyo Co Ltd
Priority to JP27584894A priority Critical patent/JPH08113308A/ja
Publication of JPH08113308A publication Critical patent/JPH08113308A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Refuse-Collection Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】スライダ5の昇降を案内するガイドレール4
に、パッカ3の側壁35と押込板6との間の隙間Sに入
り込んだ塵芥Xを除去するためのガード部42を一体形
成した。 【効果】ガード部42を単独で設ける場合に比べて、部
品点数を少なくすることができる。ガード部42をパッ
カ3の側壁35に溶接する手間を省略することができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、塵芥車の塵芥押込装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より塵芥車については、車体に搭載
した塵芥収容箱の後部にパッカを連設し、このパッカの
両側壁に、前方上部から後方下部に傾斜する凹溝を有す
るガイドレールを取付け、このガイドレールの凹溝に沿
ってスライダを昇降させるとともに、このスライダに枢
支された押込板を揺動させてサイクル運動させることに
より、パッカの内部に投入された塵芥を圧縮して、塵芥
収容箱の内部に押込むようにしている。
【0003】ところが、上記塵芥押込装置は、塵芥の圧
縮時に、塵芥がパッカの側壁と押込板との間の隙間に入
り込むことがあり、この場合には、塵芥が上記隙間にい
つまでも残留するので、人手によって強制的に除去する
作業が必要になる。また、上記隙間に入り込んだ塵芥
が、上記ガイドレールの凹溝内に入り込んで、スライダ
の昇降に支障を来すこともある。そこで、上記押込板と
パッカの側壁との間に、ガイドレールの傾斜に沿わせた
状態で、長尺のガード部材を設け、押込板とパッカの側
壁との間に入り込んだ塵芥を、押込板のサイクル運動に
伴って除去するようにしたものが提案されている(例え
ば実公昭63−15204号公報参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記ガード
部材は、パッカの側壁に対して溶接する必要があるの
で、余分な工数が必要であるとともに、部品点数が増え
るので、製造コストが高くつくという問題がなお残存し
ていた。この発明は上記問題点に鑑みてなされたもので
あり、独立したガード部材が不要で、その取付け作業を
省略することができる塵芥車の塵芥押込装置を提供する
ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の請求項1に係る塵芥車の塵芥押込装置は、塵芥収容箱
の後部に連設したパッカと、パッカの両側壁に設けら
れ、前方上部から後方下部に傾斜する凹溝を有するガイ
ドレールと、このガイドレールの凹溝に沿って昇降駆動
される左右一対のスライダと、このスライダに枢支され
て揺動駆動される押込板とを備える塵芥車の塵芥押込装
置において、上記ガイドレールに、パッカの側壁と押込
板との間に入り込んだ塵芥を除去するガード部を一体形
成したことを特徴とするものである。また、請求項2に
係る塵芥車の塵芥押込装置は、上記ガード部が、ガイド
レールの凹溝の下側案内面に沿って一体形成されている
ことを特徴とするものである。
【0006】
【作用】この発明の塵芥車の塵芥押込装置によれば、パ
ッカの側壁と押込板との間に入り込んだ塵芥を除去する
ガード部が、ガイドレールに一体形成されているので、
このガイドレールをパッカの側壁に取付けるだけで、当
該側壁にガード部を構成することができる。従って、そ
の取付け作業を省略することができるとともに、部品点
数を削減することができる。特に、請求項2に係る塵芥
車の塵芥押込装置によれば、上記ガード部が、ガイドレ
ールの凹溝の下側案内面側に形成されているので、パッ
カの側壁と押込板との間に入り込んだ塵芥が、ガイドレ
ールの凹溝内に入り込むのを防止することができる。
【0007】
【実施例】以下この発明の実施例について添付図面を参
照しながら詳述する。図2はこの発明の塵芥車の塵芥押
込装置の一実施例を示す断面図である。この塵芥押込装
置は、塵芥収集車のシャーシに搭載された塵芥収容箱1
の後部に、ヒンジピン2を介して、パッカ3が回動可能
に連結されている。このパッカ3は、下降状態、つまり
塵芥収容箱1に接続された状態で、その開口部31が、
塵芥収容箱1の内部に連通している。上記パッカ3の後
部には、塵芥の投入口32が形成されており、この投入
口32に連続する底部には、下方に窪んだ円弧状の圧縮
面33と、塵芥収容箱1に向かって斜め上方に立ち上っ
て上記開口部31に連続する塵芥案内面34とが形成さ
れている。
【0008】上記パッカ3の内部には、塵芥投入口32
から投入された塵芥を圧縮して、塵芥収容箱1内に押込
む塵芥処理装置Gが構成されている。この塵芥処理装置
Gは、パッカ3の側壁35に取付けられた左右一対のガ
イドレール4と、このガイドレール4に沿って昇降駆動
される左右一対のスライダ5と、このスライダ5に揺動
自在に取付けられた押込板6と、上記一対のスライダ5
をガイドレール4に沿って昇降させる一対のスライド用
シリンダ7と、上記押込板6を揺動させる揺動用シリン
ダ8等によって主要部が構成されている。
【0009】上記一対のガイドレール4は、図1に示す
ように、凹溝41を有するほぼ「コ」の字型断面の長尺
材で構成されており、パッカ3の側壁35に形成された
切欠35aに導入され、且つ前方上部から後方下部に傾
斜した状態で、パッカ3の側壁35に溶接されている。
このガイドレール4には、パッカ3の側壁35と押込板
6との隙間Sに入り込んだ塵芥Xを除去するためのガー
ド部42が一体形成されている。このガード部42は、
パッカ3の側壁35の内面からスライダ5側に突出する
ものであり、上記凹溝41の下側案内面41a側に一体
形成されている。なお、上記ガイドレール4は、凹溝4
1の上側案内面41c側も側壁35の内面からスライダ
5側に突出させて、上下対称形状としてもよい。
【0010】上記一対のスライダ5間には、塵芥収容箱
1内に押し込んだ塵芥がパッカ3に逆流するのを防止す
るための昇降板51が取付けられているいる。また、各
スライダ5には、上記スライド用シリンダ7のシリンダ
ロッド71が、回動自在に連結されている。なお、上記
スライド用シリンダ7のシリンダケース72は、パッカ
3の側壁35の下部に対して回動自在に取付けられてい
る。さらに、各スライダ5には、これを上記ガイドレー
ル4に対してスライド自在に係合させるための案内ロー
ラ54,55が設けられている。この案内ローラ54,
55は、スライダ5の側面から突出する支軸56によっ
て、軸受57を介して回転自在に片持ち支持されている
とともに、スライダ5の凹溝41内を転走できるよう
に、当該凹溝41内に若干の隙間を有して導入されてい
る。
【0011】上記支軸56の先端部には、ガイドレール
4の凹溝41の横案内面41bに沿って摺動する摺動部
材58が設けられている。この摺動部材58は、固体潤
滑材を含浸させた焼結金属等で構成されている。また、
上記支軸56は、スライダ5に固定された軸スリーブ5
9によって、ガイドレール4側にスライド可能に支持さ
れており、摺動部材58が摩耗した場合に、調整ボルト
56aを締め付けることにより、当該摺動部材58をガ
イドレール4の凹溝41の横案内面41bに対して隙間
なく摺接させ得るようになっている。なお、上記支軸5
6は、回り止めピン56bによって軸線回りに回転する
のが規制されている。また、上記支軸56の内部には、
軸受57及び摺動部材58に給油を行うための給油路5
6cが形成されている。
【0012】上記押込板6は、スライダ5の下端部に対
して枢軸61を介して揺動自在に支持されており、その
背部に突設されたブラケット62に対して、押込用シリ
ンダ8のシリンダロッド81が枢支されている。また、
上記押込用シリンダ8のシリンダケース82の後端部
は、スライダ5に対して回動自在に連結されている。従
って、上記塵芥処理装置Gは、スライド用シリンダ7と
押込用シリンダ8とをシーケンス制御することにより、
図2に鎖線で示すように、押込板6に、反転行程A、下
降行程B、正転行程C、及び上昇行程Dの4つの行程か
らなるサイクル運動を行わせることができる。
【0013】上記の構成の塵芥押込装置によれば、押込
板6とパッカ3の側壁35との間の隙間Sに挟み込まれ
た塵芥Xを、ガイドレール4に一体形成されたガード部
42によって強制的に除去することができる。即ち、押
込板6によって塵芥を押込む際に、上記隙間Sに挟み込
まれた塵芥Xは、押込板6の反転工程Aによって、ガイ
ドレール4側に移行しようとするが、この移行途中にお
いて上記ガード部42に突き当たる結果、これを払い落
とすことができる。このため、上記隙間Sに塵芥がいつ
までも残留するのを防止することができる。しかも、上
記ガード部42が、ガイドレール4の下側案内面41a
側に設けられているので、上記隙間Sに入り込んだ塵芥
Xが、ガイドレール4の凹溝41内に入り込むのを防止
することができる。このため、スライダ5に設けられた
案内ローラ54,55と上記凹溝41との間に塵芥Xが
噛み込んで、スライダ5が昇降し難くなるのを防止する
ことができる。
【0014】また、上記ガード部42が、ガイドレール
4に一体形成されているので、ガイドレール4をパッカ
3の側壁35に取付けるだけで、当該側壁35にガード
部42を構成することができる。このため、別途ガード
部42を取付ける手間が不要となる。また、これを単独
で構成する場合に比べて、部品点数を削減することがで
きる。
【0015】
【発明の効果】以上のように、この発明の塵芥車の塵芥
押込装置によれば、パッカの側壁と押込板との間に入り
込んだ塵芥を除去するガード部が、ガイドレールに一体
形成されているので、これをパッカの側壁に取付ける手
間が不要であるとともに、部品点数を削減することがで
きる。このため、塵芥車の製造コストを安くすることが
できる。特に請求項2に係る塵芥車の塵芥押込装置によ
れば、上記ガード部がガイドレールの凹溝の下側案内面
に沿って一体形成されているので、パッカの側壁と押込
板との間に入り込んだ塵芥が、ガイドレールの凹溝内に
入り込むのを阻止することができる。このため、当該塵
芥が噛み込んでスライダが昇降し難くなるのを防止する
ことができるという特有の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の塵芥車の塵芥押込装置の一実施例を
示す、図2のI−I線における要部断面図である。
【図2】塵芥押込装置の全体を示す断面図である。
【符号の説明】
1 塵芥収容箱 3 パッカ 4 ガイドレール 5 スライダ 6 押込板 35 側壁 41 凹溝 41a 下側案内面 42 ガード部 X 塵芥

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】塵芥収容箱の後部に連設したパッカと、パ
    ッカの両側壁に設けられ、前方上部から後方下部に傾斜
    する凹溝を有するガイドレールと、このガイドレールの
    凹溝に沿って昇降駆動される左右一対のスライダと、こ
    のスライダに枢支されて揺動駆動される押込板とを備え
    る塵芥車の塵芥押込装置において、 上記ガイドレールに、パッカの側壁と押込板との間に入
    り込んだ塵芥を除去するガード部を一体形成したことを
    特徴とする塵芥車の塵芥押込装置。
  2. 【請求項2】上記ガード部が、ガイドレールの凹溝の下
    側案内面に沿って一体形成されている請求項1記載の塵
    芥車の塵芥押込装置。
JP27584894A 1994-10-13 1994-10-13 塵芥車の塵芥押込装置 Pending JPH08113308A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27584894A JPH08113308A (ja) 1994-10-13 1994-10-13 塵芥車の塵芥押込装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27584894A JPH08113308A (ja) 1994-10-13 1994-10-13 塵芥車の塵芥押込装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08113308A true JPH08113308A (ja) 1996-05-07

Family

ID=17561284

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27584894A Pending JPH08113308A (ja) 1994-10-13 1994-10-13 塵芥車の塵芥押込装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08113308A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007331922A (ja) * 2006-06-19 2007-12-27 Fuji Heavy Ind Ltd 塵芥積込装置及びそれを備えた塵芥収集車
CN102530455A (zh) * 2012-02-15 2012-07-04 中联重科股份有限公司 滑动机构及应用该滑动机构的压缩式垃圾车
CN109835643A (zh) * 2017-11-28 2019-06-04 河南森源重工有限公司 一种推铲装置及使用该推铲装置的垃圾车

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007331922A (ja) * 2006-06-19 2007-12-27 Fuji Heavy Ind Ltd 塵芥積込装置及びそれを備えた塵芥収集車
JP4713409B2 (ja) * 2006-06-19 2011-06-29 富士重工業株式会社 塵芥積込装置及びそれを備えた塵芥収集車
CN102530455A (zh) * 2012-02-15 2012-07-04 中联重科股份有限公司 滑动机构及应用该滑动机构的压缩式垃圾车
CN109835643A (zh) * 2017-11-28 2019-06-04 河南森源重工有限公司 一种推铲装置及使用该推铲装置的垃圾车

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5527085A (en) Sunroof device for vehicle
JPH01226423A (ja) 車輌用可動ルーフ装置
JPH08113308A (ja) 塵芥車の塵芥押込装置
CN112456039A (zh) 拉链拉头的出料装置
KR102101378B1 (ko) 리프팅 창호의 슬라이딩 보조장치
JPH06320224A (ja) ヘミング装置
CN217798754U (zh) 夹料机构的连接结构
CN213678367U (zh) 一种大行程垃圾压缩装置
JPH0126641Y2 (ja)
CN212124293U (zh) 一种压机的预压装置
CN213623022U (zh) 折臂式随车起重机新型滑块装置
JPS5849151Y2 (ja) 圧造機械等のカバ−装置
CN218354908U (zh) 一种弹力复位式金属钩扣
CN210080645U (zh) 高效行星转子混砂机用抽屉式卸料门
JPS6016478Y2 (ja) クランクプレス
JP2582484Y2 (ja) 塵芥収集車におけるゴミ遮蔽板の支持構造
JP2543536B2 (ja) 塵芥収集車の塵芥積込装置
JPS5925690Y2 (ja) サンル−フの滑動装置
JPH0535925Y2 (ja)
JPS6315204Y2 (ja)
JPH035445Y2 (ja)
JPH0232498Y2 (ja)
JP2554498B2 (ja) 塵芥収集車の塵芥積込装置
JPH0684202B2 (ja) 不燃物等の収集車
JP3166415B2 (ja) フォークリフトにおけるサイドシフト装置