JP2554498B2 - 塵芥収集車の塵芥積込装置 - Google Patents

塵芥収集車の塵芥積込装置

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JP2554498B2 JP62163357A JP16335787A JP2554498B2 JP 2554498 B2 JP2554498 B2 JP 2554498B2 JP 62163357 A JP62163357 A JP 62163357A JP 16335787 A JP16335787 A JP 16335787A JP 2554498 B2 JP2554498 B2 JP 2554498B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、車台に搭載のボデーに設けられた開口部
を開閉するためのゲートに内蔵されると共に、このゲー
トの上部に配設された固定板と、この固定板に沿って昇
降する積込板と、この積込板の下部に枢着された掻込板
とを具備した塵芥収集車の塵芥積込装置に関し、特に塵
芥収集車の後面にボデーの開口部を設け、この開口部を
上下に揺動の自在なゲートで開閉させるように構成した
通常の塵芥収集車の塵芥積込装置に適用して最適なもの
である。
〔発明の概要〕
この発明は、ボデーに設けた開口部の開閉用ゲートに
内蔵されると共に、このゲートに設けられた固定板、こ
の固定板に沿って昇降する積込板などから成る塵芥収集
車の塵芥積込装置において、上記積込板の昇降動を案内
させるガイドレールに遊嵌されたガイドローラを偏心軸
を介して上記積込板に支持させることにより、 上記積込板と上記固定板間の隙間の大きさを上記偏心
軸の回動によって自在に調整できるようにしたものであ
る。
〔従来の技術〕
第4図に示すように、ゲート1の上部に配設された固
定板2と、この固定板2に沿って昇降する積込板3と、
この積込板3の下部に枢着された掻込板4とを具備する
塵芥収集車の塵芥積込装置5は、ゲート1の後面に設け
た塵芥投入口を経てゲート1のサンプ9に投げ込まれた
塵芥10を、車台11に搭載されたボデー内に順次、繰返し
て押込むように作動する。
すなわち塵芥積込装置5の第4図におけるV−V断面
を示した第5図からも明らかなように、上記固定板2
は、ゲート10の側壁1aにその両側端をそれぞれ固定され
ている。また塵芥積込装置5の積込板3の両側端に上下
1対のローラ軸13aがそれぞれ突設され、このローラ軸1
3aにて支持されたガイドローラ15は、ゲート1の側壁1a
にかつ固定板2の面と平行に配設されたガイドレール16
に遊嵌されている。
かくして積込板3は、ガイドレール16に案内されなが
ら固定板2に沿って昇降が自在となる。なおこの積込板
3の下端部には、第4図に示すごとく枢支軸17まわりに
揺動の自在な掻込板4が設けられている。
したがって積込板3の上記昇降移動と、掻込板4の上
記揺動運動とを、開示しないシリンダ装置などを使用し
て適切に連動させれば、掻込板4には第4図の破線位置
から同図の実線位置に、次に実線位置から1点鎖線位置
に、さらに1点鎖線位置から2点鎖線位置に移動の後、
2点鎖線位置から破線位置に戻る1サイクルを描かせる
ことができる。なおその結果、サンプ9内の塵芥10はボ
デー12内に押込まれることになる。
ところで上記塵芥積込装置5では、積込板3は固定板
2に対して上下に相対運動を行うため、ボデー12内に掻
込板4によって掻込まれた塵芥10は、固定板2と積込板
3との間の隙間18に噛み込まれ易く、しばしば装置故障
の原因になった。また極端な場合、その復旧には装置を
溶断して塵芥を除去する必要さえ生じることがあった。
このためたとえば特公昭58−32121号公報に開示の塵
芥積込装置では、隙間18をはさんで互いに対向する固定
板2と積込板3との合せ面に、上記相対運動の方向と平
行でかつ互いに嵌合する凸条とをそれぞれ設けて、塵芥
が隙間18に噛み込まれないようにしている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら上記公報に開示された塵芥積込装置で
は、上記凸条(又は凹条)のピッチよりも広幅である板
状塵芥(たとえば、ベニヤ板、ダンボール、鉄板など)
を隙間18内に噛み込ませないようにすることはほぼ可能
であるが、上記ピッチよりも狭幅である板状塵芥の噛み
込みは完全に防ぐことが難しい。また特に、第3図に示
すごとき細帯状の塵芥10の場合は、その効果がほとんど
期待できない。しかも塵芥積込装置の構造は従来の装置
の場合よりもはるかに複雑となり、重量も増加するとい
う欠点がある。
本発明は上述の点に鑑み、塵芥が固定板と積込板との
間の隙間に噛込まれにくく、またたとえ塵芥が噛み込ま
れても、塵芥の除去が極めて容易である塵芥収集車の塵
芥積込装置を提供するものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、車台に搭載のボデーに設けられた開口部を
開閉するためのゲートに内蔵されると共に、このゲート
の上部に配設された固定板と、この固定板に沿って昇降
する積込板と、この積込板の下部に枢着された掻込板と
を具備した塵芥収集車の塵芥積込装置において、上記積
込板の昇降動を案内させるガイドレールに遊嵌されたガ
イドローラを偏心軸を介して上記積込板に支持させ、こ
れによって上記積込板と上記固定板間の隙間の幅を調整
できるように塵芥収集車の塵芥積込装置を構成した。
〔作用〕
したがって偏心軸を積込板に対して回転させれば、積
込板と固定板との間の隙間はこの回転の量に応じて増減
させることができる。それ故塵芥積込装置の使用中は上
記隙間を小さく調節して、塵芥がこの隙間に噛み込まれ
るのを防ぎ、また不測に塵芥が噛み込まれた場合には、
上記隙間を大きくして容易に塵芥を除去することができ
る。
〔実施例〕
以下、塵芥収集車の後面にボデーの開口部を設け、こ
の開口部を上下に揺動の自在なゲートで開閉させるよう
に構成した通常の塵芥収集車の塵芥積込装置に本発明を
適用した実施例につき、第1図〜第3図を参照しながら
説明する。
なお以下の説明では、第4図、第5図に示した構造と
同様である部分の説明は省略されるため、上記実施例の
全体図としては第3図が使用される。
ところで第1図および第2図は、塵芥積込装置5を第
5図と同様の位置で切断した場合の断面を示すもので、
固定板2と積込板3との間の隙間幅gが、それぞれ最大
値g maxと最小値g minとをとる場合である。
積込板3は板構造で、断面は図示のようになってい
る。またこの積込板3の左右の側壁19と、この側壁19の
近傍に設けられた補剛板23には、積込板3の上下端近く
に取次孔24がそれぞれ設けられ、上下、左右計4個の軸
受25が、各取付孔24を直角に貫通し、また積込板3の前
後壁22に平行して設けられている。
次に軸受25には、偏心軸13の基軸13bがそれぞれ遊嵌
され、この基軸13bの中心より距離e0だけ偏心させた位
置に、偏心軸13のローラ軸13aが突設されている。また
このローラ軸13aには従来と同じ様にガイドローラ15が
取付けられ、このガイドローラ15は、ゲート1の側壁1a
に設けたチャンネル断面のガイドレール16に遊嵌されて
いる。
次に偏心軸13の上記基軸13bには、ローラ軸13aを突出
させた端とは反対の端にアーム29が突設されている。な
おこのアーム29は基軸13bの半径方向に延び、その自由
端近傍には、基軸13bと平行に移動が可能なごとくボル
ト30が螺入されている。
次に上述のように構成した塵芥積込装置5の作用を述
べれば、その先端が第1図に示すごとく補剛板23の側面
に押し付けられているボルト30を弛めると、偏心軸13の
基軸13bは、アーム29を手で操作することによって軸受2
5内で回転させることができる。
ところで隙間18の幅gは第3図に示す関係から、 g=(L−M)+eocosθ にて表わされる。なおここに、 L:固定板2の隙間18側の面と、ローラ軸13aの中心O1
の間の距離(一定) M:積込板3の隙間18側の面22と、基軸13bの中心O2との
間の距離(一定) eo:中心O2の中心O1からの偏心量 θ:アーム29の回転角 従って隙間幅gの最大値gmax、最小値gminはそれぞ
れ、 gmax=(L−M)+eo gmin=(L−M)−eo となり、隙間幅gは上記最大値gmaxと最小値gminとの
間で変動する回転角θの関数である。
かくして距離L、Mおよび偏心量eoの値を予め適当な
値に設定して置けば、回転角θの変化によって所望の隙
間幅gが得られる。また所望の隙間幅gが得られた時
は、ボルト30を螺入して第1図、第2図に示すごとくこ
のボルト30の先端を補剛板23の面に押付け、基軸13bの
回転を拘束するようにすればよい。
以上本発明を実施例につき説明したが、上記実施例は
本発明を限定するものでは決してなく、本発明の技術的
思想に基いて種々の変更が可能である。たとえば実施例
では、積込板の上下の端部にそれぞれ左右1対の偏心軸
13を設けるようにしたが、この偏心軸13は、例えば積込
板3の下端部のみに設けてもよい。
〔発明の効果〕
本発明は上述の様な構成であるから、 (1)、たとえば厨雑芥などを収集する時には隙間の幅
を最小に調節し、また粗大ごみなどを収集する時には、
隙間の幅を望ましい幅になるごとく調節し、さらに噛み
込んだ塵芥を除去する時には、隙間の幅を最大となるよ
うに調節するなど、各場合によって最適な幅を隙間に付
与することができる。また、 (2)、製作誤差などのために隙間の幅が、場所によっ
てばらつくことがあっても、偏心軸で微調整を行い、上
記誤差を補正することができる。さらに、 (3)、塵芥が隙間に噛み込んだ場合には、隙間幅を広
くすることによってこの塵芥を容易に取除くことができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は、塵芥収集車の後面にボデーの開口部
を設け、この開口部を上下に揺動の自在なゲートで開閉
させるように構成した通常の塵芥収集車の塵芥積込装置
に本発明を適用した実施例を示すもので、第1図は同上
塵芥積込装置に属する固定板と、積込板との間の隙間幅
が最大となった場合の上記塵芥積込装置の要部断面図、
第2図は上記隙間幅が最小となった場合の上記塵芥積込
装置の要部断面図、第3図は隙間の調整方法の説明図で
ある。 また第4図および第5図は塵芥収集車用の従来の塵芥積
込装置を示すもので、第4図は同上塵芥積込装置の側面
図、第5図は第4図におけるV−V線断面図である。 なお図面に用いられた符号において、 1……ゲート 2……固定板 3……積込板 4……掻込板 5……塵芥積込装置 11……車台 12……ボデー 13……偏心軸 15……ガイドローラ 16……ガイドレール 18……隙間 である。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車台に搭載のボデーに設けられた開口部を
    開閉するためのゲートに内蔵されると共に、このゲート
    の上部に配設された固定板と、この固定板に沿って昇降
    する積込板と、この積込板の下部に枢着された掻込板と
    を具備した塵芥収集車の塵芥積込装置において、 上記積込板の昇降動を案内させるガイドレールに遊嵌さ
    れたガイドローラを偏心軸を介して上記積込板に支持さ
    せ、これによって上記積込板と上記固定板間の隙間の幅
    を調整できるようにした塵芥収集車の塵芥積込装置。
JP62163357A 1987-06-30 1987-06-30 塵芥収集車の塵芥積込装置 Expired - Fee Related JP2554498B2 (ja)

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