JPH08112915A - 液体保持部材の液体流出用開口部に対する保護キャップおよびそれを有する液体保持部材 - Google Patents
液体保持部材の液体流出用開口部に対する保護キャップおよびそれを有する液体保持部材Info
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- JPH08112915A JPH08112915A JP3078495A JP3078495A JPH08112915A JP H08112915 A JPH08112915 A JP H08112915A JP 3078495 A JP3078495 A JP 3078495A JP 3078495 A JP3078495 A JP 3078495A JP H08112915 A JPH08112915 A JP H08112915A
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Abstract
る保護キャップで、開口部を密閉可能な弾性体シール部
材8と、該シール部材8を前記開口部に圧接させると共
にその状態を維持する本体部材9とを有し、該本体部材
はシール部材の弾性変形を許容するよう保持する底面部
と、液体保持部材と係合する係合部を備え、係合する液
体保持部材の各側面にそれぞれ対向する面を少なくとも
4面以上有する。 【効果】 落下衝撃が加わった場合にもシール部材が衝
撃を緩和することで、物流、保管時にキャップが外れた
り液体保持部材に内包される液体が漏れ出す事無く、ま
た開封時に液体が飛び散ったり、ユーザーの手などを汚
すことのない着脱容易な保護キャップを提供できる。
Description
液体保持部材の液体流出用の開口部を密閉する保護キャ
ップ、および該保護キャップを有する液体保持部材に関
するものである。
の液体保持部材としては大きく分類して次の二つが挙げ
られる。一方は、特開昭63−87242号公報に開示
されているような記録ヘッド部とインク供給を行うイン
クタンクとが一体となった構成の一体型インクジェット
カートリッジ(以下、「一体型カートリッジ」と称す)
であり、もう一方は、インクジェット記録ヘッド部とイ
ンクタンク部とが分離独立してインク供給管を介して接
続される交換型インクジェットカートリッジ(以下、上
記の交換インクタンクを「インクカートリッジ」と称
す)である。
ンクタンク内には、インク保持およびインクジェット記
録ヘッドへインク供給するための連続微細多孔質体(以
下「インク吸収体」と称す)にインクが含浸されている
構成が主流である。
ートリッジでは、ノズルやインク供給口などの液体流出
用の開口部からのゴミの侵入やインク洩れなどを防止す
るため、開口部を密封する必要がある。
示されている一体型カートリッジでは、吐出ノズル部分
に粘着性を有するシールテープを貼り、それに加えて樹
脂製部品とスポンジにより構成される保護キャップをヘ
ッド部分に装着してシールテープを押さえる方法を採っ
ており、これにより気圧の低下、温度の上昇といった環
境の変化によるノズルからのインク洩れを防止してい
る。
カラーヘッドの場合は、ブラック、イエロー、マゼン
タ、シアンの各色ごとに独立した4つのヘッド部分を1
枚のシールテープで簡易密封し、ノズルへのゴミ侵入を
防いでいる。
フルカラーヘッドへインク供給を行うインクカートリッ
ジの場合、ヘッドとの連結部であるインク供給口からの
インク洩れに対して、Alシールテープをインク供給口
の周囲に熱溶着して密封することで対処している。
ては、特開平4―73158に開示されている一体型カ
ートリッジや特願平5―122621の交換型インクジ
ェットカートリッジにおけるフルカラーヘッドの場合、
緩衝材としての箱型のプラスティック包材(以下、「ブ
リスターパック」と称す)を用いて対処しており、ブリ
スターパックから出された状態でユーザーがインクジェ
ットカートリッジを落とした場合には、衝撃により保護
キャップがはずれてノズルからインクが洩れる、または
ノズルを簡易密封しているシールテープが剥がれインク
が洩れるといった現象がみられることがある。
インクカートリッジや色ごとの複数のヘッドを持ったカ
ートリッジの場合、落下衝撃などによりインクが洩れた
場合、開口部においてインク混色の可能性があり、カー
トリッジが使えなくなる場合もある。
トリッジにおける熱溶着性のシールテープの場合、溶着
される開口部分とシールテープの溶着層が同一材質でな
くてはならず、製品設計の材料選定に制約が生じる。
構成とした場合、各部材の加工費に加えて両者の組立加
工費が必要なことから、コストの点で不利であった。
該開口部を密閉し、かつ落下などの衝撃を緩和する弾性
体のシール部材と、前記シール部材を液体保持部材本体
に圧接させ開口部を密封して落下衝撃が加わった場合に
おいても密封状態を維持する本体部材とを有し、落下衝
撃が加わった場合でもはずれない、液体保持部材の保護
キャップを提供することである。
こさず混色もしない、液体保持部材の保護キャップを提
供することである。
体保持部材の液体流出用の開口部を密閉する保護キャッ
プであって、弾性変形して該開口部を密閉可能な弾性体
シール部材と、該シール部材を該液体保持部材の該開口
部に圧接させると共にその状態を維持するキャップ本体
部材とを有し、該キャップ本体部材は該シール部材の弾
性変形を許容するように保持する底面部、および液体保
持部材と係合するための係合部を備え、係合する液体保
持部材の各側面にそれぞれ対向する面を少なくとも4面
以上有することを特徴とする保護キャップである。
部材と、係合する液体保持部材の側面に対して対向する
2組の壁面を有し、各組の相対する該壁面間を結ぶ線を
仮想した場合に、該仮想線が交わるように配置されて該
シール部材を該液体保持部材の該開口部に圧接させると
共に、その状態を維持するキャップ本体部材による構成
としている。これにより落下衝撃が加わった場合に対し
てもキャップ本体部材が装着姿勢で液体保持部材とキャ
ップとを固定し、かつ弾性体シール部材が衝撃を緩和す
ることで衝撃によるキャップの外れを防止することを可
能としている。
ップ本体部材底面部における弾性体シール部材を保持す
る面の周囲の部分が、液体保持部材に装着された状態に
おいて、僅かの隙間で該液体保持部材に相対するキャッ
プ本体部材を用いることでキャップの外れおよびインク
洩れの防止に対して効果を有する。
流出用開口部の周囲に環状の突出部分をもつ該液体保持
部材の該開口部に装着する場合、該保護キャップ本体部
材の底面部における、該開口部周囲の突出部に該シール
部材を介して相対する部分に、凸状の段差部分を設ける
ことで、装着状態での弾性体シール部材からの反力を緩
和し、装置による装着性および嵌合装着部分にかかる反
力の改善に対して効果をもたらす。
の凸状段差を持つキャップ本体部材の底面部において、
該凸状段差とは別の部分で、弾性対シール部材シール部
材を介して該液体保持部材に相対する部分に底面部に対
して凸状の段差部分を有することで該シール部材により
カートリッジ底面を全域にわたってほぼ均等に支持する
ことを可能とし、これにより衝撃を加えられた場合のイ
ンクカートリッジが動くことによりインク供給口が弾性
体シール部材から離れることによるインク洩れに対して
有効である。
体シール部材形状を、該液体保持部材の開口部形状にな
らう隆起部を有する形状とすることで、シート部材表面
に付着する残留インクをほとんど皆無と出来、開封時の
インクの垂れなどによる汚れ防止に効果がある。
体部材を樹脂製として、該シール部材と共に2色成型に
より成型製造することで、キャップ本体部材と弾性体シ
ール部材の組み付け工程を必要とする製造方法に対し
て、工程数を減らすことが出来、より安価に造ることを
可能とする。
保持部材の段差を有する容器側面の一段低い面に摘み部
分および係合部を係合することで、摘み部分の落下の衝
撃による弾性変形量を制限して摘み部分の破損の可能性
を低減し、かつキャップ装着状態での液体保持部材の外
形を小さくすることで包材自体を小さくする利点を有す
る。
出用開口部に装着される保護キャップについて、実施例
ではインク記録装置におけるインクカートリッジの保護
キャップを例に挙げて詳細に説明するが、本発明はこれ
らの実施例にのみ限定されるものではない。
(C)、の3つのインク室と3つのインク供給口を持つ
カラーインクカートリッジの斜視図、図2にはブラック
の1つのインク室と1つのインク供給口を持つブラック
インクカートリッジの斜視図を示す。
れ図3及び図4の断面図に示すように、毛管力でインク
を保持するインク吸収体5がカートリッジ本体内1に収
納されており、インク吸収体5はインクカートリッジ側
壁と超音波溶着されたタンク蓋の吸収体押さえリブ6で
内部に固定され、インク誘導体3と圧接して記録ヘッド
へインクを供給するように構成されている。
に装着する保護キャップに本発明を適用した。
けた場合でも装着状態を維持してインクカートリッジを
固定するために、弾性体シール部材8を保持する底面部
を持ち、その底面周囲に図5(a)に示すようなインク
カートリッジ1の側面に対して、対向する線が交わるよ
うに配置されている2組の相対する壁面7を有してい
る。
に示すように、いろいろなインクカートリッジ形状に対
しても適用でき、衝撃が加わった場合などにインクカー
トリッジと保護キャップを装着姿勢で固定するのに有効
である。またこの壁面の寸法形状などはインクカートリ
ッジの形状や大きさにより適宜決定するのが好ましい。
を模式図として示すが、本実施例における保護キャップ
は、樹脂製のキャップ本体部材9を用いて弾性体シール
部材8としてシート状のシリコーンゴムをインクカート
リッジ1の開口部に圧接させ、その状態を維持する構成
であり、キャップ本体部材9は係合部(爪)10をイン
クカートリッジのザグリ部分2に嵌合させることで装着
を行う。
する爪10を有する壁面の剛性を確保するために各2組
の壁面の隣あう壁部を接続して一連の壁面で囲まれた箱
形状としている。
有する壁面の剛性を確保し、図7に示すように衝撃Fが
加わった場合でも、反力Rで支持するキャップ部材壁面
によりインクカートリッジと保護キャップの装着状態で
固定できる点において、落下などに対しては有利なもの
とできる。
場合には、保護キャップ底面に保持されている弾性体シ
ール部材が緩衝材の役目をはたして、図8(a)、
(b)に示す力関係となる。このとき衝撃力をF、シー
ル部材の緩衝作用としての減衰力をfとすると、衝撃に
よる反動でインクカートリッジが保護キャップからはず
れようとして爪部分にかかる反力はF’/2、緩衝作用
がない場合と比較するとF/2>F’/2(弾性体シー
ル部材による緩衝作用がある場合F’+f=Fと考えら
れる)となり、よって衝撃による保護キャップのはずれ
に対しては有利である。
しては、液体保持部材の液体流出用開口部に圧接した場
合に弾性変形して液体流出用開口部を密閉でき、かつ落
下などの衝撃に対して緩衝作用をもたらす硬度の弾性体
で、使用するインクにより影響されない材質のものが使
用可能である。例えば、シリコーンゴム、熱可塑性エラ
ストマー、塩素化ブチルゴム、イノアックコーポレーシ
ョン製の発泡体である「ナンネックス」等が挙げられ
る。シール部材は前述の「ナンネックス」のような発泡
体も使用可能であるが、このとき発泡体が独立気泡であ
れば使用に問題ないが、連続気泡の場合にはシール面上
に浸透防止の膜状の処理を施したもの、あるいは浸透防
止のためのフィルムとの組み合わせたものなどを用いる
ことも可能である。
3に準拠して、20゜〜60゜のものが良く、本実施例
においてはゴム硬度40゜のシリコーンゴムを選択した
が、これらの選択は液体流出用開口部の形状および加わ
る衝撃の大きさなどを考慮して開口部の密封性および緩
衝作用などを満足するように設計すれば良い。また、弾
性体シール部材の厚みあるいは材質および装着する液体
保持部材の液体流出用開口部の形状により適宜設定され
るが、2〜3mm程度が望ましい。
型、トランスファー成型、射出成型などの成型法により
樹脂を所定の形に成型して本体部材は製造される。樹脂
材料としては、熱可塑性樹脂の場合にはPOM、ノリ
ル、ポリプロピレン(PP)、ナイロン66など、熱硬
化性樹脂の場合はエポキシ樹脂などが使用できる。
し、この形状でのキャップの壁部の最小肉厚は製品の大
きさなどにより適宜選択する必要があるが、本実施例で
は製造時の装着、ユーザーによる開封を考慮して0.9
mmとした。また壁部分のキャップ底面からの高さは、
装着状態においてインクカートリッジの側面を囲み、か
つ装着爪部分10を片持ち梁状の形状として開封を装着
爪部分10の弾性変形により行うためにために、カラー
カートリッジ用で11.5mm、ブラックカートリッジ
用で8.5mmとした。
カートリッジ1のインク供給口のある壁面全面に当接す
る大きさが好ましいが、保護キャップを安価に造る場合
に弾性体シール部材単体のコストを考えると緩衝材とし
ての機能を果たしてなおかつインク供給口を十分に密閉
できる必要最小限の大きさが望ましい。
用いて、開口部のあるインクカートリッジ1壁面の大き
さに対して該シール部材8が小さい場合〔図9
(a)〕、あるいは壁面の中央部からオフセットされた
位置にある開口部をシールしようとする場合、キャップ
装着状態においてインクカートリッジ1の壁面は局所的
に該シール部材8からの反力を受けるために不安定な支
持状態となり、またキャップ本体部材底面部の該シール
部材8を保持しない部分において、該シール部材8の厚
みのためにインクカートリッジ1とキャップ底面との間
に空間が出来る。
けた場合には、図9(b)、(c)に示すようにインク
カートリッジ1は該シール部材8により反力を受けてい
る部分を支点にこの空間内を動くことになり、このとき
片側の爪部分10に力が集中して嵌合部がはずれる可能
性〔図9(b)〕、あるいは圧接状態にある開口部と該
シール部材8が離れてインクが洩れる可能性〔図9
(c)〕があるため、装着状態でインクカートリッジ1
が過度に動くことは好ましくない。
材8と相対する面が段などをもち、装着状態でインクカ
ートリッジ1と相対するキャップ底面部との間に空間が
出来る場合も同様である。
キャップの装着状態を規制する、インクカートリッジと
僅かの隙間で相対する高さの突出形状部分をキャップ底
面部に設けた。
用保護キャップに関しては図10(a)、(b)に示す
2本のピンからなり、ブラックカートリッジ用保護キャ
ップに関しては図11(a)、(b)に示す3本のリブ
からなる突出形状部分11を有する。
り、キャップ底面方向から衝撃が加わった場合でも上記
突出形状部分11がストッパーの役目を果たしてカート
リッジの動きを規制でき、片側の嵌合部にも過度の力が
かかることもなく、嵌合状態およびインク供給口のシー
ル部材への圧接状態を維持でき、キャップのはずれやイ
ンク洩れに対して有利である。
と配置は、弾性体シール部材8の大きさや配置の関係に
加えて材質および厚み、またインクカートリッジの形状
に合わせて任意に設定する必要があり、本実施例でのカ
ラーカートリッジおよびブラックカートリッジにおける
適用例について、以下に述べる。
てはカートリッジ底面の段差部分に相対するキャップ底
面部分に突出形状部分11としてピンを2本設けてお
り、本実施例では装着状態でカートリッジとピン頭頂部
分との隙間が0.3mmとなるようにピン高さを5.1
mmとし、また強度の確保と成型性を考えてピン外径を
φ2mmとした。ここでカートリッジと突出形状部分1
1との間の隙間は1mm以下が望ましい。
においてはキャップ底部のカートリッジと相対する部分
にリブ状の突出形状部分11を設けており、本実施例で
はカートリッジとリブ頭頂部との隙間が0.3mmとな
るようにリブの高さを2.1mmとし、強度確保のため
にリブ厚みを1mm、長手方向軸に対してカートリッジ
が回転して動かないように幅9mmとし、3本設けた。
面部とインクカートリッジ壁面との隙間を1mm以下と
することで、突出形状部分を設けたのと同様の効果を得
ることが出来るが、どちらの形状で対処するのかはカー
トリッジ形状を考慮した上で選択するのが望ましい。
のインク供給口周囲の環状4のリブを該シール部材8に
押し込みシールする構成となっており、押し込み量は多
い方が好ましい。
くなることは装置による装着性や装着状態において弾性
体による反力が常に嵌合している爪部分にかかることを
考えると好ましくない。よってリブ4の押し込み量を確
保して、なおかつ弾性体シール部材8の反力を緩和出来
る構造が望ましい。とくに3つのインク供給口を持つた
めに反力がより大きくなると考えられる本実施例におけ
るカラーカートリッジにおいて重要である。
(b)にカラーカートリッジ用本体部品1の、図13
(a)、(b)にブラックカートリッジ用本体部品1
の、インクカートリッジ装着時に弾性体シール部材8を
介してインクカートリッジ1のインク供給口周囲の環状
リブ4と圧接する部分に、底面部に対して0.4mm盛
り上げた環状の段差12を設置した構成例をそれぞれ示
す。なお、ここで段差12の上面を「K面」と呼ぶ。K
面と底面部の段差がインク供給口保護キャップ装着時の
弾性体シール部材8の変形部分の逃げとなる。これによ
り弾性体シール部材8に対するインクカートリッジ1の
リブ4の圧接量を確保すると同時に弾性体シール部材8
からの反発力を低減し、設置後に反力をカラーカートリ
ッジ用、ブラックカートリッジ用共に約7%減少させる
ことが出来た。
法と配置は、弾性体シール部材8の厚みや硬度、またイ
ンクカートリッジ1およびインク供給口の形状に合わせ
て適宜設定する必要があるが、「K面」と底面部の高さ
寸法は1mm以下であることが好ましく、またその幅は
密封性を考慮してインク供給口リブ4の最大幅の3倍程
度が好ましい。
の幅はリブの最大幅0.8mmに対して3倍以上の3m
mとし、ブラックカートリッジの場合はリブの最大幅
0.8mmに対して3倍の2.4mmとした。
C3つのインク室、および非対称に配置されるY、M、
C3つのインク供給口を有し、よってキャップ装着時の
弾性体から受ける反力も非対称でアンバランスであり、
衝撃が加わった場合には弾性体シール部材8より反力を
受けている部分を支点にして、インク供給口リブ4の圧
接による反力を受けていない「K面」に対して低い底面
の部分にインクカートリッジが傾くことで、圧接状態の
インク供給口リブ4と該シール部材8が離れ、キャップ
内にインクが洩れる、ひいては混色する可能性がある。
ない底面の部分に対して0.4mm盛り上げた段差13
を設置し、その構成例を図14(a),(b)に示す。
ここで、段差13の上面を「J面」と呼ぶ。
シール部材8を介してインクカートリッジの底面を全域
にわたってほぼ均等な反力で支持することが出来、これ
により衝撃でインクカートリッジが弾性体シール材8上
で傾いてインク供給口がシール材から離れること、それ
によるインク洩れの防止に対して有利である。
寸法と配置は、インクカートリッジおよびインク供給口
の形状に合わせて適宜設定する必要があり、底面に対す
る高さ寸法に関しては「K面」とほぼ同等の高さである
ことが好ましく、また位置関係はシール部材の逃げ部分
を確保し、なおかつできるだけ大きな面積でシール部材
を支持することを考えて決定するのが好ましい。
状には、シート状のものとインク供給口にならう形状の
隆起を持つものの2つがある。前者のものはシール部材
としては最も簡単な形状であり、量産シートからの打ち
抜き加工で欲しい形状を大量にかつ容易に造ることが出
来るため低コストである利点がある。
合などのインク誘導体とシール部材表面との間に空間が
ある構造では、カートリッジが高温下や減圧状態の環境
にさらされた場合に、インク誘導体から洩れ出たインク
が前記の空間に溜まり、残り続ける場合がある。その状
態で開封を行った場合には、シール部材上に残ったイン
クが飛び散るあるいはユーザーの手に付着、あるいは床
に垂れる、といった可能性がある。
ク供給口に相対する部分にインク供給口にならう隆起部
分14を設ける。ここで隆起部分14の頭頂部表面がイ
ンク誘導体に圧接する場合、インク誘導体が押されてカ
ートリッジ内部の吸収体が変形し、吸収体に含浸保持さ
れているインクがカートリッジ内部の空間に滲み出し、
吸収体に再度吸収されずに残り続けた場合には、カート
リッジ単体でのインク洩れの原因となる可能性がある。
導体を押さずに当接する高さとする。以上述べたシール
部材を用いた保護キャップの模式図を図15に、また実
施例における装着状態の断面を図16に示す。
はインク供給口に対しての雄型形状とし、その頭頂部の
高さはインク誘導体を押さずに当接する高さとした。こ
れにより、前記空間をほとんど皆無とすることでシール
部材表面にはインクはほとんど付着しないため、上記の
問題を防止するには有利である。
シール部材は、複数の開口部を持つインクカートリッ
ジ、あるいは液体保持部材に対しても適用可能である。
トダウンを行う場合には、シール部材とキャップ本体部
材の組み付け工程における費用の点で不利な場合があ
る。よって保護キャップの本体部材を樹脂製とし、かつ
弾性体シール部材を熱可塑性エラストマーとして2色成
型を用いれば、実施例1〜5で述べた構成は弾性体シー
ル部材の加工費および樹脂本体部品との組立加工費を省
くことが出来、より安価に造ることが出来る点で有利で
ある。
度40のスチレン系熱可塑性エラストマーを、樹脂本体
部品としてPPを用い、2色成型により前記キャップを
つくることが可能である。
ートリッジとの装着状態を示す側面図を図17に示す。
本実施例におけるインクカートリッジは、インク供給口
を有する面に接する容器側面に一段高い段差面を持ち、
保護キャップの開封のための摘み部分15は図17の一
段低い面の係合部分2に係合する。このように段差があ
る容器側面に係合部10および摘み部分15を配置する
構成の保護キャップとすることで、この面から落下して
衝撃を摘み部分が受けた場合には、図18に示すように
容器の段差部に保護キャップの摘み部を配置した場合
(a)の弾性変形量はx1、段差がない場合(b)には
x2とすると、x1<x2となり、摘み部分の弾性変形
量を減少させることが出来る。よって摘み部分の破損の
可能性を低減させることが出来る点で、前者の場合は後
者の段差がない場合に対して有利である。
トリッジの外形が小さくなるために、包材自体も小さく
できる利点もある。
状の関係は容器の大きさや形状によって異なるが、段差
の高さはできるだけ高いほうが好ましく、摘みの高さよ
りも出来れば高いことが望ましいが、本実施例では段差
の高さ約4mmに対して摘みの最大高さを約8mmとし
た。また図17中に示すd部の寸法をユーザーの指が入
るように適正化することで、開封性も十分に与えること
が出来、本実施例では約12mmとしている。
ール部材と、係合する液体保持部材の側面に対して対向
する2組の壁面を有し、各組の相対する該壁面間を結ぶ
線を仮想した場合に、該仮想線が交わるように配置され
て該シール部材を該液体保持部材の該開口部に圧接させ
ると共にその状態を維持するキャップ本体部材による構
成としている。これにより落下衝撃が加わった場合に対
してもキャップ本体部材が装着姿勢で液体保持部材と保
護キャップとを固定し、かつ弾性体シール部材が衝撃を
緩和することで衝撃によるキャップの外れを防止するこ
とを可能としている。
ップ本体部材底面部における弾性体シール部材を保持す
る面の周囲の部分が、液体保持部材に装着された状態に
おいて、僅かの隙間で該液体保持部材に相対するキャッ
プ本体部材を用いることでキャップの外れおよびインク
洩れの防止に対して効果を有する。
流出用開口部の周囲に環状の突出部分をもつ該液体保持
部材の該開口部に装着する場合、該保護キャップ本体部
材の底面部における、該開口部周囲の突出部に該シール
部材を介して相対する部分に、凸状の段差部分を設ける
ことで、装着状態での弾性体シール部材からの反力を緩
和し、装置による装着性および嵌合装着部分にかかる反
力の改善に対して効果をもたらす。
の凸状段差を持つキャップ本体部材の底面部において、
該凸状段差とは別の部分で、弾性対シール部材シール部
材を介して該液体保持部材に相対する部分に底面部に対
して凸状の段差部分を有することで該シール部材により
カートリッジ底面を全域にわたってほぼ均等に支持する
ことを可能とし、これにより衝撃を加えられた場合のイ
ンクカートリッジが動くことによりインク供給口が弾性
体シール部材から離れることによるインク洩れに対して
有効である。
体シール部材形状を、該液体保持部材の開口部形状にな
らう隆起部を有する形状とすることで、シート部材表面
に付着する残留インクをほとんど皆無と出来、開封時の
インクの垂れなどによる汚れ防止に効果がある。
体部材を樹脂製として、該シール部材と共に2色成型に
より成型製造することで、キャップ本体部材と弾性体シ
ール部材の組み付け工程を必要とする製造方法に対し
て、工程数を減らすことが出来、より安価に造ることを
可能とする。
保持部材の段差を有する容器側面の一段低い面に摘み部
分および係合部を係合することで、摘み部分の落下の衝
撃による弾性変形量を制限して摘み部分の破損の可能性
を低減し、かつキャップ装着状態での液体保持部材の外
形を小さくすることで包材自体を小さくする利点を有す
る。
インクカートリッジの斜視図である。
クインクカートリッジの斜視図である。
インクカートリッジの構造を示す断面図である。
クインクカートリッジの構造を示す断面図である。
固定する壁面の配置とその種類を示すもので、(a)は
矩形のインクカートリッジ用、(b)は円筒形のインク
カートリッジ用、(c)は6角柱形のインクカートリッ
ジ用の保護キャップの壁面の配置をそれぞれ示す。
図である。
場合の概念図で、(a)は爪のある壁面、(b)は爪の
ない壁面における状態を示す。
場合の概念図で、(a)弾性体シール部材の減衰力を考
慮しない場合、(b)は減衰力を考慮した場合を示す。
インクカートリッジが動く場合の弊害を示すもので、
(a)はシール部材が小さい場合の構成を示し、
(b)、(c)は底面方向から衝撃を受けた場合の弊害
の概念図である。
ー部を設けたカラー用保護キャップの上面図、(b)は
(a)のA−A線における側面図である。
ー部を設けたブラック用保護キャップの上面図、(b)
は(a)のB−B線における側面図である。
ップの上面図、(b)は(a)のC−C線における側面
図である。
ャップの上面図、(b)は(a)のD−D線における側
面図である。
ップの上面図、(b)は(a)のE−E線における側面
図である
る表面に隆起部分を持つ弾性体シール部材と保護キャッ
プの模式図である。
る表面に隆起部分を持つ弾性体シール部材と保護キャッ
プの装着状態を示す断面図である。
保護キャップ装着状態での側面図である。
み部分の弾性変形量、(b)は段差がない容器と装着し
た場合の摘み部分の弾性変形量を示す概念図である。
Claims (9)
- 【請求項1】 液体を内部に収納する液体保持部材の液
体流出用の開口部を密閉する保護キャップであって、弾
性変形して該開口部を密閉可能な弾性体シール部材と、
該シール部材を該液体保持部材の該開口部に圧接させる
と共にその状態を維持するキャップ本体部材とを有し、
該キャップ本体部材は該シール部材の弾性変形を許容す
るように保持する底面部、および液体保持部材と係合す
るための係合部を備え、係合する液体保持部材の各側面
にそれぞれ対向する面を少なくとも4面以上有すること
を特徴とする保護キャップ。 - 【請求項2】 液体保持部材と装着された状態におい
て、該液体保持部材に相対する突出形状部分をキャップ
本体部材底面部に有することを特徴とする請求項1に記
載の保護キャップ。 - 【請求項3】 請求項2記載の保護キャップで、液体保
持部材との装着状態において突出形状部分と液体保持部
材との間に1mm以下の隙間を有することを特徴とする
保護キャップ。 - 【請求項4】 液体流出用の該開口部の周囲に環状の突
出部分をもつ該液体保持部材の該開口部に装着する保護
キャップで、該保護キャップ本体部材の底面部におけ
る、前記開口部周囲の突出部分に前記シール部材を介し
て相対する部分に、凸状の段差部分を設けたことを特徴
とする請求項1または請求項2記載の保護キャップ。 - 【請求項5】 請求項4記載の保護キャップで、該凸状
段差の形状は最外周部分が、液体保持部材との装着状態
において該液体保持部材の突出部分の外周部分と1.2
mm以上離れており、かつ該段差の高さが1mm以下で
あることを特徴とする保護キャップ。 - 【請求項6】 請求項4記載のキャップ本体部材の底面
部において、凸状段差とは別の部分で、シール部材を介
して液体保持部材に相対する部分に、底面部に対して凸
状の段差部分を有することを特徴とする保護キャップ。 - 【請求項7】 開口部にインク誘導体を有する液体保持
部材に装着する保護キャップで、シール部材が該液体保
持部材の開口部形状にならう隆起部を有する形状である
ことを特徴とする請求項1記載の保護キャップ。 - 【請求項8】 記録液を内部に収納し記録液を外部に供
給するための開口部を備えた液体保持部材であって、該
開口部を請求項1〜7のいずれかに記載の保護キャップ
で密閉したことを特徴とする液体保持部材。 - 【請求項9】 液体流出用の開口部を有する面に接する
容器側面に保護キャップを係合するための係合部を有
し、かつ該係合部を有する該側面の少なくとも1面にお
いて段差面を持つ液体保持部材に、保護キャップの開封
のための摘み部分を段差面を有する該側面に装着させた
ことを特徴とする請求項8記載の液体保持部材。
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