JP2003001839A - インクジェット記録ヘッドの維持回復装置 - Google Patents

インクジェット記録ヘッドの維持回復装置

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JP2003001839A
JP2003001839A JP2001192263A JP2001192263A JP2003001839A JP 2003001839 A JP2003001839 A JP 2003001839A JP 2001192263 A JP2001192263 A JP 2001192263A JP 2001192263 A JP2001192263 A JP 2001192263A JP 2003001839 A JP2003001839 A JP 2003001839A
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Seiji Hoshino
誠治 星野
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 インクジェット記録ヘッドのノズル面が密閉
部材(キャップ)で密封され内部が吸引された状態で、
密閉部材が変形して気密性が低下することを防止する。 【解決手段】 ヘッド保持部材1にはノズル3を有する
ノズルプレート2が設けられ、また弾性シール部材4が
気密状態で接合されている。インクジェット記録装置の
休止状態時、ノズル3は乾燥や塵埃の付着を防ぐため、
密封部材であるキャップを鉛直方向よりノズルプレート
2面へ押付け、外気から密閉(キャッピング)する。密
封部材は、従来例の弾性キャップに代え、キャップをノ
ズルプレート2面に押しつけたときに撓むことのない剛
体キャップ11により形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクジェット記
録装置を印字機構とする、ファクシミリ出力装置、ワー
ドプロセッサ出力装置、複写機出力装置等に用いられる
インクジェット記録ヘッドの維持回復装置に関し、さら
に詳しくは、ノズル面を剛体キャップからなる密閉部材
で密封するインクジェット記録ヘッドの維持回復装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】インクジェット記録装置では装置が休止
状態であるときに、インクジェット記録ヘッドはホーム
ポジションに待機しており、その状態で長時間放置され
ているとノズルには増粘または乾燥したインク、或いは
異物の付着等でノズルが目詰まりするこがある。また、
ノズルの内部では気泡が発生することによりエアダンパ
ー現象が起きて正常なインク噴射ができなくなる。この
ため、インクジェット記録装置の休止状態時にノズル面
にキャップ手段を接触させることによって乾燥や異物混
入を防いだり、またはキャップ手段に連通した負圧発生
手段により異物、増粘インク、気泡等を吸引することが
できるようになっている。そして、従来のキャップ手段
は、ノズル面に対して押圧接触して機密性を確保させる
ために、ゴムやエラストマ等の弾性部材を使用してき
た。
【0003】インクジェット記録装置のインク噴射ヘッ
ド維持回復装置に関して、例えば特開平8−33273
2号公報、特開平9−70979号公報、特開平10−
34944号公報に記載されたものが知られている。特
開平8−332732号公報(インクジェット記録装
置)及び特開平10−34944号公報(インクジェッ
ト記録装置)の発明は、吸引キャップのリブ変形による
リークを防ぐため、キャップ内部に金属または樹脂でで
きた補強部材を装着してキャップ内負圧による変形を防
止することを特徴とするものであり、特開平9−709
79号公報(インクジェット記録装置のヘッドキャップ
部材)の発明は、キャップ内部に補強部材を設けること
によりキャップの変形を防ぐことを特徴とするものであ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来例においては、キャップの材質が弾性体であるがゆ
え、負圧発生手段による吸引動作を行う際にノズル接触
面で内側に変形し、内側に倒れ込み密閉性が損なわれる
という問題があった。
【0005】その問題の対策として、特開平8−332
732号公報(インクジェット記録装置)及び特開平1
0−34944号公報(インクジェット記録装置)の発
明では、吸引キャップのリブ変形によるリークを防ぐた
め、キャップ内部に金属または樹脂でできたリングを嵌
合して補強するものであるが、部品点数がその分増える
ため、部品コスト、組立コスト、組立精度の面で不利で
あった。
【0006】図8は、従来のインクジェット記録装置に
おいて、弾性キャップを記録ヘッドに押し当てて弾性キ
ャップ内を吸引した状態を示す側断面図である。インク
ジェット記録ヘッドはヘッド保持部材101を有し、イ
ンクを吐出するノズル103が設けられたノズルプレー
ト102をその底面に有している。ノズル103は、イ
ンクジェット記録装置が休止状態にあり、印刷指令待機
中にノズルの乾燥や塵埃の付着を防ぐため、弾性キャッ
プ111を鉛直方向よりノズルプレート102面へ押付
け、外気から密閉(キャッピング)されている。弾性キ
ャップ111は、ノズルプレート102と接する部分が
押圧により接触面積が増大し機密性が高くなるように形
成されているため、材質は弾性材でなければならない。
一般的には、ゴムやエラストマ等であるが、非連通独立
気孔のいわゆる単泡フォーム体とすることもできる。
【0007】弾性キャップ111の底面には大気開放孔
115が設けられ、大気開放弁116が大気開放チュー
ブ117によって連通しており、キャッピング中の内圧
が大気圧と圧力変化が生じることによるノズルインクの
メニスカスに影響を与えないようになっている。また、
弾性キャップ111の底面には吸引孔112設けられて
おり、負圧発生手段である吸引ポンプ113が吸引ポン
プチューブ114より連通されている。吸引ポンプ11
3は、記録ヘッド内のインク流路に生じた気泡や、乾燥
による増粘インクまたは混入した塵埃等をノズル103
から吸引するためのものである。この時、キャップ内を
負圧状態にするために、一時的に大気開放弁116は開
放される。しかしながら、吸引ポンプ113の負圧で弾
性キャップ111は、図8に点線で示すような変形状態
のように、ノズルプレート102との接触端が内側に倒
れ、大気圧にリークして所望の吸引効果が得られなくな
ってしまう問題があった。
【0008】本発明は、前記した課題を解決するための
もので、ノズル面が弾性キャップによりキャッピングさ
れ内部が吸引された状態で、弾性キャップが変形して気
密性が低下することを防止する維持回復装置を提供する
ことを目的とする。また、従来の記録ヘッドの維持回復
装置に比較して部品点数を増やすことなく、組立精度の
影響を少なくし、部品精度だけで機能を満足させること
ができる維持回復装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成させるた
めに、請求項1の発明は、インクジェット記録ヘッドの
ノズル面と連続する面に弾性シール部材を配置し、前記
ノズル面に対して密閉と開放を行う密閉部材を剛体キャ
ップにより形成し、密閉時前記剛体キャップが前記弾性
シール部材に押しつけられるインクジェット記録ヘッド
の維持回復装置であることを特徴とする。
【0010】請求項2の発明は、請求項1の発明のイン
クジェット記録ヘッドの維持回復装置において、前記イ
ンクジェット記録ヘッドは、単色或いは複数色のノズル
を有することを特徴とする。
【0011】請求項3の発明は、請求項1記載のインク
ジェット記録ヘッドの維持回復装置を独立して複数有す
ることを特徴とする。
【0012】請求項4の発明は、請求項3の発明のイン
クジェット記録ヘッドの維持回復装置において、前記複
数の弾性シール部材に押しつけられる前記複数の密閉部
材は、前記複数のノズル面に対応した複数の密閉面を有
する一体構造に形成されることを特徴とする。
【0013】請求項5の発明は、請求項1の発明のイン
クジェット記録ヘッドの維持回復装置において、前記密
閉部材の材質は成形材であることを特徴とする。
【0014】請求項6の発明は、請求項1の発明のイン
クジェット記録ヘッドの維持回復装置において、前記弾
性シール部材に前記密閉部材が接触する部位の高さ位置
は、ノズル面に対して突出していることを特徴とする。
【0015】請求項7の発明は、請求項1の発明のイン
クジェット記録ヘッドの維持回復装置において、前記弾
性シール部材に前記密閉部材が接触する部位の高さ位置
は、ノズル面に対して後退していることを特徴とする。
【0016】請求項8の発明は、請求項1の発明のイン
クジェット記録ヘッドの維持回復装置において、前記弾
性シール部材または前記密閉部材は、インクに対する接
触角が90度以上の撥水性のある材質からなることを特
徴とする。
【0017】請求項9の発明は、請求項1の発明のイン
クジェット記録ヘッドの維持回復装置において、前記弾
性シール部材の材質は、独立気泡の発泡材からなること
を特徴とする。
【0018】請求項10の発明は、請求項9の発明のイ
ンクジェット記録ヘッドの維持回復装置において、前記
弾性シール部材の表面は、少なくとも前記密閉部材内部
が気密状態になったときの密閉部材内部側がスキン層で
あることを特徴とする。
【0019】請求項11の発明は、請求項1の発明のイ
ンクジェット記録ヘッドの維持回復装置において、前記
弾性シール部材は、JIS K6253及び、JIS
K7311等で規定するタイプAデュロメータによる硬
度がA60度以下であることを特徴とする。
【0020】請求項12の発明は、請求項1の発明のイ
ンクジェット記録ヘッドの維持回復装置において、前記
弾性シール部材は、前記ノズル面または前記ノズル面を
保持するための保持部材と一体に成形した部材からなる
ことを特徴とする。
【0021】請求項13の発明は、請求項1の発明のイ
ンクジェット記録ヘッドの維持回復装置において、前記
弾性シール部材の前記密閉部材と接触する断面形状が、
全周囲に亘って同一平面上にある面を形成し、前記密閉
部材の前記弾性シール部材と接触する断面形状が、全周
囲に亘って同一平面上にある線をなしていることを特徴
とする。
【0022】請求項14の発明は、請求項1の発明のイ
ンクジェット記録ヘッドの維持回復装置において、前記
弾性シール部材の前記密閉部材と接触する断面形状が、
全周囲に亘って同一平面上にある線を形成し、前記密閉
部材の前記弾性シール部材と接触する断面形状が、全周
囲に亘って同一平面上にある面をなしていることを特徴
とする。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1
〜図7に示す実施例に基づいて説明する。 (請求項1の発明の説明)図1は、本発明の密封部材と
インクジェット記録ヘッドの関係を示す側断面図で、図
1(A)はインクジェット記録装置が稼働中であって、
ノズル面を開放している状態を示し、図1(B)は密封
部材をノズル面に押し当てて吸引した、キャッピング状
態を示している。本発明のインクジェット記録ヘッド
は、ヘッド保持部材1、インクを吐出するノズル3が設
けられたノズルプレート2、弾性シール部材4等から構
成されている。ヘッド保持部材1には突出部が設けら
れ、突出部にはノズルプレート2が設けられ、ヘッド保
持体1の突出部以外の部分には弾性シール部材4が気密
状態に接合されている。ノズル3は、インクジェット記
録装置が休止状態で待機中に、ノズルの乾燥や塵埃の付
着を防ぐため、従来例と同様に密封部材であるキャップ
を鉛直方向よりノズルプレート2面へ押付け、外気から
密閉(キャッピング)する。本発明における密封部材
は、従来例の密封部材である弾性キャップに代え、密封
部材を弾性シール部材4面に押しつけたときに撓むこと
のない剛体キャップ11としている。
【0024】本明細書に記述する剛体の定義は、JIS
K7171[プラスチック曲げ特性の試験方法]等で
規定されている曲げ弾性率が20℃で1000MPa以
上からなる材質であり、熱可塑性、熱硬化性の高分子材
料であったり、金属や、セラミック等の焼成材、ガラス
等の凝固体を含む材料が該当する。一方弾性体の定義
は、JIS K6253[加硫ゴム及び熱可塑性ゴムの
硬さ試験]や、JIS K7311[ポリウレタン系エ
ラストマーの試験方法]等で規定されるタイプAデュロ
メータによる硬度がA60度以下か、或いは曲げ弾性率
が20℃で1000MPa未満からなる材質であり、加
硫ゴムや、エラストマー、熱可塑性樹脂などの材料が該
当する。
【0025】剛性キャップ11の底面には従来例と同様
に、大気開放孔15が設けられ、大気開放弁16が大気
開放チューブ17によって連通しており、キャッピング
中の内圧が大気圧と圧力変化が生じることによるノズル
インクのメニスカスに影響を受けないようになってい
る。また、剛性キャップ11の底面には吸引孔12設け
られており、負圧発生手段である吸引ポンプ13が吸引
ポンプチューブ14より連通されている。吸引ポンプ1
3は、記録ヘッド内のインク流路に生じた気泡や、乾燥
による増粘インクまたは混入した塵埃等をノズル3から
吸引するためのものである。この時キャップ内を負圧状
態にするために、一時的に大気開放弁16は開放され
る。こうすることで、キャッピング時には弾性シール部
材4と剛体キャップ11の接触端が、押圧を受けながら
シールし機密性を確保することができる。また、負圧に
よる剛体キャップ11の変形が生じないため、十分な吸
引効果が得られる。
【0026】(請求項2の発明の説明)請求項2の発明
は、請求項1のキャッピング機構を具備した1つのイン
クジェット記録ヘッドが、モノクロ印刷用の単色用に単
一のノズルを備えたものであっても、またフルカラー印
刷用の複数色用に複数のノズルを備えたものであっても
良好な吸引効果を得ることができる。
【0027】(請求項3の発明の説明)図2は、カラー
インクジェット記録装置用のインクジェット記録ヘッド
の例を示す側断面図である。インクジェット記録ヘッド
を複数有する、いわゆるカラーインクジェットプリンタ
であって、ブラック(K)、イエロー(Y)、マゼンタ
(M)、シアン(C)の各色の記録ヘッドに対応するヘ
ッド保持体1K、1Y、1M、1Cに、弾性シール部材
4K、4Y、4M、4Cを接合し、また各色の弾性シー
ル部材4K、4Y、4M、4Cに押しつけられる剛体キ
ャップ11K、11Y、11M、11Cがそれぞれ独立
して設けられている。各々のインクジェット記録ヘッド
は独立して請求項1の発明と同様の構造を持有するキャ
ッピング機構であっても良好な吸引効果が得られる。
【0028】(請求項4の発明の説明)図3は、カラー
インクジェット記録装置用のインクジェット記録ヘッド
の異なる例を示す側断面図である。インクジェット記録
ヘッドを複数個有する、いわゆるカラーインクジェット
プリンタの場合に、記録ヘッドと同数のキャッピング機
構を有するが、請求項4の発明の剛体キャップは、図2
に示す各色毎に独立した剛体キャップ11K、11Y、
11M、11Cと異なり、各色毎の剛体キャップが一体
に形成された一体型剛体キャップ11Tであり、キャッ
プの上昇と下降が複数個の剛体キャップはヘッドに対し
て同時に行うことができる。一体構造の剛体キャップ1
1Tは、各ヘッド毎に独立した剛体キャップ11K、1
1Y、11M、11Cと比較して気密性確保の面で難し
くなるが、弾性シール部材4K、4Y、4M、4Cの変
形量(撓み量)を十分確保しておけば、しかるべき気密
性の確保は十分可能である。
【0029】(請求項5の発明の説明)請求項5の発明
は、図1を代用して説明すると、密閉部材として機能す
る剛体キャップ11が、インクに対して析出物や改質性
の少ない材質であって、射出成形や焼結によって製造で
きる材料からなることを特徴としている。例としては、
熱硬化性樹脂、熱可塑性樹脂、或いはいずれかの樹脂に
ガラス繊維やビーズ、粉体、或いは無機材繊維、粉体等
を添加した材質でもかまわないが、成型品の必要条件は
荷重によるクリープ変形による気密性低下が少なく、材
料の透気性も少ない材質でなければならない。
【0030】(請求項6の発明の説明)図4は、請求項
6の発明の剛体キャップをインクジェット記録ヘッドに
押しつけて吸引した際の側断面図である。インクジェッ
ト記録ヘッドに接合される弾性シール部材4aは、ノズ
ルプレート2上に接合しているため剛体キャップ11と
の接合面の高さがノズル面に対して突出した位置になる
が、弾性シール部材4aの貼り付け対象物は、必ずしも
ノズルプレート2でなくとも、図1(A)、図1(B)
で示すヘッド保持部材1上であっても、剛体キャップ1
1との接触面高さが初期状態でノズル面よりも突出して
いればよい。
【0031】(請求項7の発明の説明)請求項7の発明
は、図1を代用して説明すると、請求項6の発明とは逆
に、弾性シール部材4の剛体キャップ11との接合面の
位置がノズル面に対して下がった(後退した)位置にあ
り、ノズル面と弾性シール部材4の接合はノズルプレー
ト2よりも低い位置にあるヘッド保持部材1に当接して
いる。
【0032】(請求項8の発明の説明)請求項8の発明
は、図1を代用して説明すると、インクジェット記録ヘ
ッドをキャッピングし、吸引ポンプ13による吸引工程
を行った際に剛体キャップ11内にはノズル3より吐出
したインクで濡れた状態になり、インクジェット記録ヘ
ッドが印刷時にキャップから離れた状態にインクが増粘
し、接合面などに異物が付着し易くなることがある。し
たがって、弾性シール部材4、剛体キャップ11のいず
れか、または弾性シール部材4と剛体キャップ11の両
者の表面状態は極力撥水性があった方が有利である。
【0033】(請求項9の発明の説明)請求項9の発明
は、図1を代用して説明すると、弾性シール部材4が独
立気孔体(単泡発泡体)によって形成されている。ここ
で、独立気孔体とは、発泡性のある弾性材料で、多数の
気孔がそれぞれ独立した機密性のある小室になってお
り、材質はマクロ的にも機密性がある。この様な材料
は、剛性(ゴム硬度)を低くすることに有効であり、弱
いキャッピング圧力に対しても気密性が確保しやすい利
点がある。
【0034】(請求項10の発明の説明)図5は、請求
項10の発明の剛体キャップをインクジェット記録ヘッ
ドに押しつけて吸引した際の側断面図である。請求項1
0の発明は、請求項9の独立気孔体を最終部品形状に発
泡成形した場合に外皮にできるスキン層と呼ばれる部分
が、少なくともキャッピングした際にキャップ内面側に
存在するようにした場合である。スキン層は、薄い膜状
になっており、表面が平滑で、且つ気密性があるのでイ
ンクは付着し難い状態である。
【0035】(請求項11の発明の説明)請求項11の
発明は、図1を代用して説明すると、弾性シール部材4
の製品ゴム硬度が60度以下の弾性材であれば、対向す
る剛体キャップ11を押しつけた際に撓み、接触面が広
がることで気密性を確保することができる。ゴム硬度は
60度を越える場合には接触面の平面性や、異物付着等
の影響でキャップしたときに接触面積が局部的に少なく
なったり、場合によっては接触しない部分が生じたりし
て気密性が確保出来なくなるために好ましくない。
【0036】(請求項12の発明の説明)請求項12の
発明は、図1を代用して説明すると、ヘッド保持部材1
と弾性シール部材4が一体に成形された構成である。例
えば、ヘッド保持部材1は、熱可塑性または熱硬化性の
樹脂で先に射出成形によって成形された後、別の金型に
セットし、次工程で弾性シール部材4を成形する、いわ
ゆる2色成形法で成形されたものであるが、金属であっ
てもかまわない。
【0037】弾性シール部材4の具体的な材質として
は、ポリスチレン系熱可塑性エラストマー(スチレン系
TPE)が好ましく、中でも(S−E,B−S構造;ス
チレン−エチレン・ブチレン−スチレン)がクリープ特
性の面で好ましいが、(S−B−S構造;スチレン−ブ
タジエン−スチレン)や、(S−I−S構造;スチレン
−イソプロピレン−スチレン)、(S−E,P−S構
造;ポリスチレン−エチレン;プロピレンコポリマー−
スチレン)、(HSBR構造;ランダムSBRの水素添
加型スチレン・ブタジエンコポリマー、及びポリプロピ
レンとのブレンド物)でも良好である。また、ポリオレ
フィン系熱可塑性エラストマ(TPO)や、ポリジエン
系熱可塑性エラストマー、エンジニアリングプラスチッ
ク系(ポリウレタン系、ポリエステル系、ポリアミド
系、フッ素系)熱可塑性エラストマーもある。またエラ
ストマーに限らず、2色成形が可能なシリコーンゴム、
ポリウレタンゴムでもよい。前記のそれぞれの材料を組
み合わせる要点としては、ヘッド保持部材1と弾性シー
ル部材4が製品上で一体になっており、あえて各々を接
着や溶着等に頼らずに強固に接合していればよい。
【0038】(請求項13の発明の説明)図6は、請求
項13の発明のキャップとインクジェット記録ヘッドの
関係を示す斜視断面図である。ノズルプレート2上に平
面状弾性シール部材4cが接合されており、対向する剛
体キャップ11aと接触する面は、全周囲に亘り同一平
面上であり、一方剛体キャップ11aの接触部の断面形
状はR(曲面)状であってもC(角)状であってもかま
わないが、全周囲に亘って接触する接触稜線が同一平面
上に有ることが必要条件となる。図6では、ノズルプレ
ート2上に平面状弾性シール部材4cが接合されている
が、図1に代表されるように、ヘッド保持部材1に接合
されていてもよい。
【0039】(請求項14の発明の説明)図7は、請求
項14の発明のキャップとインクジェット記録ヘッドの
関係を示す斜視断面図である。ノズルプレート2上に凸
断面状弾性シール部材4dが接合されており、対向する
剛体キャップ11bと接触する稜線は、全周囲に亘り同
一平面上であり、一方平面状剛体キャップ11bは、全
周囲に亘って接触する接触面が同一平面上に有ることが
必要条件となる。図7では、ノズルプレート2上に平面
状弾性シール部材4dが接合されているが、図1に示し
た例と同様に、ヘッド保持部材1に接合されていてもよ
い。
【0040】
【発明の効果】本発明は、従来インクジェット記録装置
の維持回復装置において、吸引や保湿のためのキャップ
材質がほとんど全て加硫ゴムであったが、本発明により
寸法安定性、寸歩精度、量産性、物性の耐劣化性の面で
優れた射出成形(特にエンジニアリングプラスチック材
料)を使用できるため、製品の機能向上、品質確保、耐
久性、設計自由度、部品低減によるコストダウンが可能
となるものである。
【0041】(請求項1の発明の作用効果)従来技術に
対して、部品点数を増やすこと無く、ポンプ吸引による
キャップの変形を防止することができる。
【0042】(請求項2の発明の作用効果)1つのイン
クジェット記録ヘッドに対し単色用に単一のノズルを備
えたものであっても、またフルカラー印刷用の複数色用
に複数のノズルを備えたものであっても、請求項1の発
明と同様の作用効果が得られる。
【0043】(請求項3の発明の作用効果)カラー印刷
用として複数個の独立したインクジェット記録ヘッドを
有するものであっても、請求項1の発明と同様の作用効
果が得られる。
【0044】(請求項4の発明の作用効果)従来、複数
個のインクジェット記録ヘッドに対応するための密閉部
材はインクジェット記録ヘッドの個数分必要であった
が、請求項4の発明によれば、少なくとも1個の一体型
剛体キャップで全数の記録ヘッドをキャッピングするこ
とができ、且つ請求項1の発明と同様の作用効果が得ら
れる。
【0045】(請求項5の発明の作用効果)従来の加硫
ゴム製のキャップに対して、成型品で成形した場合に部
品の寸法精度が飛躍的に向上し、且つ部品点数を低減す
ることができる。
【0046】(請求項6の発明の作用効果)弾性体の密
閉部材がノズル面に対して突出していたとしても、請求
項1の発明と同様の作用効果得ることができる。
【0047】(請求項7の発明の作用効果)弾性体の密
閉部材がノズル面に対して後退した位置であっても、請
求項1の発明と同様の作用効果を得ることができる。
【0048】(請求項8の発明の作用効果)密閉部材の
接触位置に飛び散ったインク等が付着し難くなるため、
乾燥によるインクの増粘したものが残り難くなるので、
異物の付着する可能性が低減し、インク自身の凝固体物
等が付着することを防止することができる。
【0049】(請求項9の発明の作用効果)独立気孔体
の弾性シール部材が独立気孔体から形成されているの
で、接触押圧が小さくても接触面が撓みやすくり、シー
ル性が確保できる。
【0050】(請求項10の発明の作用効果)請求項9
の独立気孔体の表面状態よりも更にシール性が確保さ
れ、またインク等も付着し難くなるため、乾燥によるイ
ンクの増粘したものが残り難くなるので、異物の付着す
る可能性が低減し、インク自身の凝固体物等が付着する
ことを防止することができる。
【0051】(請求項11の発明の作用効果)ゴム硬度
を下げることにより、接触押圧が小さくても接触面が撓
みやすくなるためにシール性が確保できる。
【0052】(請求項12の発明の作用効果)弾性シー
ル部材を接合するための工数低減化と、剥離を防止する
ことができる。
【0053】(請求項13、請求項14の発明の作用効
果)弾性シール部材と、剛体キャッピング部材の接触気
密性が確保しやすくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の密封部材とインクジェット記録ヘッ
ドの関係を示す側断面図である。
【図2】 カラーインクジェット記録装置用のインクジ
ェット記録ヘッドの例を示す側断面図である。
【図3】 カラーインクジェット記録装置用のインクジ
ェット記録ヘッドの異なる例を示す側断面図である。
【図4】 請求項6の発明の剛体キャップをインクジェ
ット記録ヘッドに押しつけて吸引した際の側断面図であ
る。
【図5】 請求項10の発明の剛体キャップをインクジ
ェット記録ヘッドに押しつけて吸引した際の側断面図で
ある。
【図6】 請求項13の発明の剛体キャップとインクジ
ェット記録ヘッドの関係を示す斜視断面図である。
【図7】 請求項14の発明の剛体キャップとインクジ
ェット記録ヘッドの関係を示す斜視断面図である。
【図8】 従来のインクジェット記録装置において、弾
性キャップを記録ヘッドに押し当てて弾性キャップ内を
吸引した状態を示す図である。
【符号の説明】
1…ヘッド保持部材、2…ノズルプレート、3…ノズ
ル、4…弾性シール部材、11…剛体キャップ、12…
吸引孔、13…吸引ポンプ、14…吸引ポンプチュー
ブ、15…大気開放孔、16…大気開放弁、17…大気
開放チューブ。

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インクジェット記録ヘッドのノズル面と
    連続する面に弾性シール部材を配置し、前記ノズル面に
    対して密閉と開放を行う密閉部材を剛体キャップにより
    形成し、密閉時前記剛体キャップが前記弾性シール部材
    に押しつけられることを特徴とするインクジェット記録
    ヘッドの維持回復装置。
  2. 【請求項2】 前記インクジェット記録ヘッドは、単色
    或いは複数色のノズルを有することを特徴とする請求項
    1記載のインクジェット記録ヘッドの維持回復装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のインクジェット記録ヘッ
    ドの維持回復装置を独立して複数有することを特徴とす
    るカラーインクジェット記録ヘッドの維持回復装置。
  4. 【請求項4】 前記複数の弾性シール部材に押しつけら
    れる前記複数の密閉部材は、前記複数のノズル面に対応
    した複数の密閉面を有する一体構造に形成されることを
    特徴とする請求項3記載のインクジェット記録ヘッドの
    維持回復装置。
  5. 【請求項5】 前記密閉部材の材質は成形材であること
    を特徴とする請求項1記載のインクジェット記録ヘッド
    の維持回復装置。
  6. 【請求項6】 前記弾性シール部材に前記密閉部材が接
    触する部位の高さ位置は、ノズル面に対して突出してい
    ることを特徴とする請求項1記載のインクジェット記録
    ヘッドの維持回復装置。
  7. 【請求項7】 前記弾性シール部材に前記密閉部材が接
    触する部位の高さ位置は、ノズル面に対して後退してい
    ることを特徴とする請求項1記載のインクジェット記録
    ヘッドの維持回復装置。
  8. 【請求項8】 前記弾性シール部材または前記密閉部材
    は、インクに対する接触角が90度以上の撥水性のある
    材質からなることを特徴とする請求項1記載のインクジ
    ェット記録ヘッドの維持回復装置。
  9. 【請求項9】 前記弾性シール部材の材質は、独立気泡
    の発泡材からなることを特徴とする請求項1記載のイン
    クジェット記録ヘッドの維持回復装置。
  10. 【請求項10】 前記弾性シール部材の表面は、少なく
    とも前記密閉部材内部が気密状態になったときの密閉部
    材内部側がスキン層であることを特徴とする請求項9記
    載のインクジェット記録ヘッドの維持回復装置。
  11. 【請求項11】 前記弾性シール部材は、JIS K6
    253及び、JISK7311等で規定するタイプAデ
    ュロメータによる硬度がA60度以下であることを特徴
    とする請求項1記載のインクジェット記録ヘッドの維持
    回復装置。
  12. 【請求項12】 前記弾性シール部材は、前記ノズル面
    または前記ノズル面を保持するための保持部材と一体に
    成形した部材からなることを特徴とする請求項1記載の
    インクジェット記録ヘッドの維持回復装置。
  13. 【請求項13】 前記弾性シール部材の前記密閉部材と
    接触する断面形状が、全周囲に亘って同一平面上にある
    面を形成し、前記密閉部材の前記弾性シール部材と接触
    する断面形状が、全周囲に亘って同一平面上にある線を
    なしていることを特徴とする請求項1記載のインクジェ
    ット記録ヘッドの維持回復装置。
  14. 【請求項14】 前記弾性シール部材の前記密閉部材と
    接触する断面形状が、全周囲に亘って同一平面上にある
    線を形成し、前記密閉部材の前記弾性シール部材と接触
    する断面形状が、全周囲に亘って同一平面上にある面を
    なしていることを特徴とする請求項1記載のインクジェ
    ット記録ヘッドの維持回復装置。
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