JPH08111543A - 光結合装置の製造方法 - Google Patents

光結合装置の製造方法

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JPH08111543A
JPH08111543A JP19161995A JP19161995A JPH08111543A JP H08111543 A JPH08111543 A JP H08111543A JP 19161995 A JP19161995 A JP 19161995A JP 19161995 A JP19161995 A JP 19161995A JP H08111543 A JPH08111543 A JP H08111543A
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light
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shielding
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optical coupling
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Shigenori Kitanishi
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の光結合装置の製造方法では、光結合装
置の薄型,小型化を図ることができなかった。 【課題解決手段】 遮光樹脂体28を二次成形する工程
として、前記透光樹脂体23,26の発光面23aおよ
び受光面26a上に形成された凸部23c,26cと背
面23b,26bとを除いた全周面を遮光性の熱硬化性
樹脂27により被覆するとともに前記背面23b,26
bに対応する遮光樹脂体28表面をそれぞれ該背面23
b,26bと略々同一平面となるように形成してなるこ
とを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被検出物の有無を
無接点で検出する透過型光結合装置(フォトインタラプ
タ)の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の透過型光結合装置(フォトインタ
ラプタ)の製造方法は、図13に示すように、発光素子
1および受光素子2をリードフレーム3,4に搭載し、
金線等のボンディングワイヤー5によって内部結線す
る。そして、図11乃至図13に示すように、各素子
1,2をキャスティングまたはトランスファーモールド
方式にて赤外線を透過する樹脂または可視光を遮断する
染料を加えた透光性の熱硬化性樹脂6により被覆して光
の出入りする範囲を制限する凸部7,8を有する透光樹
脂体9,10が形成される。
【0003】さらに、図7乃至図10に示すように、透
光樹脂体9,10を発光素子1と受光素子2が光学的に
結合するよう被検出物の通過路11を挟んで対向配置さ
せ、遮光性の熱可塑性樹脂12による射出成形にて前記
透光樹脂体9,10を一体的に被覆して遮光樹脂体13
が形成される。
【0004】このとき、透光樹脂体9,10の凸部7,
8に遮光性樹脂12が流れ込まないようにし、発光素子
1より発光された光が受光素子2に到達するようにして
いる。例えば、透光樹脂体9,10の背面側から成形金
型の位置決めピンにて押し付け射出成形を行う。図9お
よび図10中、13aは位置決めピン跡である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図7乃至図13に示す
従来の光結合装置を製造する従来の製造方法では、透光
樹脂体9,10の厚みと、透光樹脂体9,10の背面部
を被覆する遮光性の熱可塑性樹脂12の厚みとによって
光結合装置の寸法が決定される。このため、寸法サイズ
を小さくするには透光樹脂体9,10の厚さおよび遮光
樹脂体13の厚さを薄くする必要がある。
【0006】しかし、透光樹脂体9,10は、各素子
1,2の厚さおよびボンディングワイヤー5のループの
高さ、リードフレーム3,4の厚み、これらを被覆する
透光性の熱硬化性樹脂6にて決定され、透光樹脂体9,
10の厚みを薄くするには限界があり、また遮光樹脂体
13の肉厚にも限界がある。
【0007】そこで、本発明は、上記課題に鑑み、薄
型,小型化が図れる光結合装置の製造方法の提供を目的
とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の光結合装置の製
造方法は、発光素子および受光素子をそれぞれ個別のリ
ードフレームにダイボンド,ワイヤーボンドする工程
と、前記発光素子および受光素子をそれぞれ個別に透光
性樹脂にて被覆して発光側透光樹脂体および受光側透光
樹脂体を一次成形する工程と、該発光側透光樹脂体の発
光面と受光側透光樹脂体の受光面とを前記発光素子と受
光素子とが光学的に結合するよう被検出物の通過路を挟
んで対向配置し遮光性樹脂にて両透光樹脂体を一体的に
被覆して遮光樹脂体を二次成形する工程とを備えてなる
光結合装置の製造方法において、前記遮光樹脂体を二次
成形する工程は、前記発光側透光樹脂体の発光面および
背面と受光側透光樹脂体の受光面および背面とを除いて
前記遮光性樹脂にて被覆するとともに前記各背面に対応
する遮光樹脂体表面がそれぞれ各背面と略々同一平面と
なるように形成してなることを特徴とするものである。
【0009】上記構成によれば、本発明の光結合装置の
製造方法は、遮光樹脂体の二次成形時に透光樹脂体の発
光面および受光面と背面とを除いた全周面を遮光性樹脂
により被覆するとともに前記各背面に対応する遮光樹脂
体表面がそれぞれ該各背面と略々同一平面となるように
形成してなる構成なので、光結合装置の寸法が両透光樹
脂体の厚みと被検出物の通過路の幅、即ち両透光樹脂体
の間隔とで決定され、従来の光結合装置の寸法に比べて
それぞれの透光樹脂体の背面側に形成された遮光樹脂体
の肉厚分だけ小型,薄型化できる。
【0010】また、前記肉厚分の遮光性樹脂の使用量を
低減できるとともに、二次成形用の成形金型の透光樹脂
体背面を支持する表面が平面となり金型構造の簡素化が
図れ、コスト低減を図ることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例よりなる
光結合装置の製造方法を図1乃至図6に基づいて説明す
る。
【0012】図1は本発明の一実施例の製造方法にて製
造されてなる光結合装置の縦断側面図であり、図2は同
じくその斜視図であり、図3は図2のA−A横断平面図
であり、図3は同じくその透光樹脂体を示す斜視図であ
り、図5は同じくその透光樹脂体を多連式で製造した状
態を示す斜視図であり、図6は同じくその遮光樹脂体を
多連式で製造した状態を示す斜視図である。
【0013】本実施例の光結合装置の製造方法は、ま
ず、リードフレーム20,24の一方の端子20a,2
4aにそれぞれ発光素子21および受光素子25をダイ
ボンドし、また他方の端子20b,24bへ金線等のボ
ンディングワイヤー31により内部結線を施す(図4参
照)。
【0014】前記発光素子21としては、赤外線発光ダ
イオードが用いられ、また前記受光素子25としては、
フォトトランジスタが用いられてなる。
【0015】次に、これらを被覆するように透光性の熱
硬化性樹脂22を用いてキャスティング方式あるいはト
ランスファー方式等により分離独立した透光樹脂体2
3,26を一次成形する(この状態を図5に示す)。該
透光樹脂体23,26は、図1及び図3の如く、その発
光面23aおよび受光面26aに光の出入りする範囲を
制限する凸部23c,26cを有する角形に形成されて
なる。
【0016】前記熱硬化性樹脂22としては、発光素子
21および受光素子25間で送受する光に対して透光性
であれば良く、エポキシ樹脂等が使用される。
【0017】次に、前記透光樹脂体23,26を所定間
隔D(図1乃至図3参照)にて対向配置して成形金型に
挿入し、遮光性の熱可塑性樹脂27を射出して透光樹脂
体23,26の発光面23aおよび受光面26a上に形
成された凸部23c,26cと背面23b,26bとを
除いた全周面を被覆するとともに前記背面23b,26
bに対応する遮光樹脂体28表面がそれぞれ該背面23
b,26bと略々同一平面となるように遮光樹脂体28
を二次成形する(この状態を図6に示す)。該遮光樹脂
体28の遮光面28a,28bの中央部には、その上下
方向に沿って短冊形のスリット29,30が夫々設けら
れてなる。
【0018】前記熱可塑性樹脂27としては、化学構造
的には線状の高分子であるポリブチレンテレフタレート
(P・B・T)および耐熱性に優れたポリフェニレンサ
ルファイド(P・P・S)等の樹脂が使用されており、
これらは射出成形によって効率的に加工できるものであ
る。
【0019】その後、図5及び図6に示すタイバー3
4,35を切断除去して光結合装置が完成する。該タイ
バー34,35はリード端子20a,20bおよび24
a,24bをそれぞれ連結するものである。
【0020】該製造方法にて製造された光結合装置は、
発光素子21および受光素子25を透光性の熱硬化性樹
脂22でそれぞれ個別に被覆成形してなる発光側透光樹
脂体23および受光側透光樹脂体26と、該発光側透光
樹脂体23と受光側透光樹脂体26とを被検出物の通過
路32を挟んで対向配置し前記発光素子21と受光素子
25とが光学的に結合するよう遮光性の熱可塑性樹脂2
7で一体的に被覆成形してなる遮光樹脂体28とから構
成され、前記発光側透光樹脂体23および受光側透光樹
脂体26は該発光側透光樹脂体23の発光面23aおよ
び背面23bと受光側透光樹脂体26の受光面26aお
よび背面26bとを除いて前記遮光樹脂体28で被覆さ
れ、該遮光樹脂体28の前記背面23b,26bに対応
する側の表面をそれぞれ前記背面23b,26bと略々
同一平面とした構造となる。
【0021】このように、本実施例の光結合装置の製造
方法によれば、遮光樹脂体28の二次成形時に透光樹脂
体23,26の発光面23aおよび受光面26a上に形
成された凸部23c,26cと背面23b,26bとを
除いた全周面を遮光性の熱硬化性樹脂27により被覆す
るとともに前記背面23b,26bに対応する遮光樹脂
体28表面がそれぞれ前記各背面23b,26bと略々
同一平面となるよう遮光性樹脂体28を形成しているの
で、光結合装置の寸法が両透光樹脂体23,26の厚み
と被検出物の通過路32の幅、即ち両透光樹脂体23,
26の間隔Dとで決定され、従来の光結合装置、即ち透
光樹脂体の発光面および受光面を除き遮光性樹脂体で被
覆したものに比べてそれぞれの透光樹脂体の背面側に設
けられた遮光樹脂体の肉厚分だけ薄型,小型化できる。
【0022】また、前記肉厚分の遮光性樹脂27の使用
量を低減でき、コスト低減が図れる。
【0023】さらに、透光樹脂体23,26の背面を従
来の位置決めピンのような支持機構にて支持することな
く成形金型表面にて支持することができ、前記支持機構
が不要となり、二次成形用の成形金型の透光樹脂体背面
を支持する表面が平面となり金型構造の簡素化が図れ、
コスト低減を図ることができる。
【0024】なお、本発明は、上記実施例に限定される
ものではなく、本発明の範囲内で上記実施例に多くの修
正および変更を加え得ることは勿論である。
【0025】例えば、上記実施例では、透光樹脂体2
3,26の発光面23aおよび受光面26a上に光の出
入りを制御する凸部23c,26cを有する透過型光結
合装置の製造方法について記載したが、該凸部23c,
26cがない構成でも本発明の目的は達成できる。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の光結合装
置の製造方法によれば、遮光樹脂体の二次成形時に透光
樹脂体の発光面および受光面と背面とを除いた全周面を
遮光性樹脂により被覆するとともに前記各背面に対応す
る遮光樹脂体表面をそれぞれ該各背面と略々同一平面と
なるよう遮光樹脂体を形成しているので、従来の光結合
装置に比べてそれぞれの透光樹脂体の背面側に設けられ
た遮光樹脂体の肉厚分だけ薄型,小型化できる。
【0027】また、前記肉厚分の遮光性樹脂の使用量を
低減できるとともに、二次成形用の成形金型の透光樹脂
体背面を支持する表面が平面となり金型構造の簡素化が
図れ、コスト低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例よりなる光結合装置の製造方
法にて製造されてなる光結合装置の縦断側面図である。
【図2】図1に示す光結合装置の斜視図である。
【図3】図2のA−A横断平面図である。
【図4】図1に示す光結合装置の透光樹脂体を示す斜視
図である。
【図5】図1の透光樹脂体を多連式で製造した状態を示
す斜視図である。
【図6】図1の遮光樹脂体を多連式で製造した状態を示
す斜視図である。
【図7】従来の光結合装置の製造方法にて製造されてな
る光結合装置の平面図である。
【図8】図7のB−B縦断正面図である。
【図9】図7のC−C縦断側面図である。
【図10】図7の受光素子側から視た背面図である。
【図11】図7に示す透光樹脂体の平面図である。
【図12】図7に示す透光樹脂体の正面図である。
【図13】図7に示す透光樹脂体の縦断側面図である。
【符号の説明】
21 発光素子 22 熱硬化性樹脂(透光性樹脂) 23 発光側透光樹脂体 23a 発光面 23b,26b 背面 25 受光素子 26 受光側透光樹脂体 26a 受光面 27 熱可塑性樹脂(遮光性樹脂) 28 遮光樹脂体 32 通過路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発光素子および受光素子をそれぞれ個別
    のリードフレームにダイボンド,ワイヤーボンドする工
    程と、 前記発光素子および受光素子をそれぞれ個別に透光性樹
    脂にて被覆して発光側透光樹脂体および受光側透光樹脂
    体を一次成形する工程と、 該発光側透光樹脂体の発光面と受光側透光樹脂体の受光
    面とを前記発光素子と受光素子とが光学的に結合するよ
    う被検出物の通過路を挟んで対向配置し遮光性樹脂にて
    両透光樹脂体を一体的に被覆して遮光樹脂体を二次成形
    する工程とを備えてなる光結合装置の製造方法におい
    て、 前記遮光樹脂体を二次成形する工程は、前記発光側透光
    樹脂体の発光面および背面と受光側透光樹脂体の受光面
    および背面とを除いて前記遮光性樹脂にて被覆するとと
    もに前記各背面に対応する遮光樹脂体表面がそれぞれ各
    背面と略々同一平面となるように形成してなることを特
    徴とする光結合装置の製造方法。
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