JPH08111273A - 端子の位置決め用治具 - Google Patents
端子の位置決め用治具Info
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- JPH08111273A JPH08111273A JP24362594A JP24362594A JPH08111273A JP H08111273 A JPH08111273 A JP H08111273A JP 24362594 A JP24362594 A JP 24362594A JP 24362594 A JP24362594 A JP 24362594A JP H08111273 A JPH08111273 A JP H08111273A
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- positioning jig
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- Connections Effected By Soldering, Adhesion, Or Permanent Deformation (AREA)
- Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)
Abstract
業性のよい端子の位置決め用治具を提供する。 【構成】 前記端子固定部材15は、上面にU字型の端
子収容溝16が形成されたブロックであり、その後面壁
には突条のスライダ17が形成され、左右の側面壁18
には全面にマグネット板19が貼着されている。基台1
1は、板状のブロック12に前記端子固定部材15を収
容する凹部13が形成されたものであり、この凹部13
を構成する後面壁13aには、その左右方向に前記スラ
イダ17aが嵌合する溝状のスライドガイド13bが形
成されている。また、左右の側面壁13cにはその全面
に薄い鉄板14が貼着されており、前記端子固定部材1
5のマグネット板19との間に吸引力が作用するように
なっている。
Description
ぎされた各芯線に端子をスポット溶接又は半田付けする
端子接続機に使用される端子の位置決め用治具に関す
る。
子バレル有するU字型の端子をスポット溶接又は半田付
けする場合は、図5に示すように、端子61と2芯ケー
ブル62の双方を手で保持し、まず、一方の端子バレル
61aと皮剥ぎされた一方の芯線62aとを重ね合わせ
た状態でスポット溶接機50の上下の電極51、52間
にセットしてスポット溶接を行い、次に、他方の端子バ
レル61bと皮剥ぎされた他方の芯線62bとを重ね合
わせた状態で上下の電極51、52間にセットし、スポ
ット溶接を行っている。
うに、端子61を手で保持してスポット溶接等を行う場
合は、確実に上下の電極51、52間に端子バレル61
a又は61bを保持させることは困難であり、スポット
溶接を行っている間に端子が微妙に動いてしまい、うま
くスポット溶接を行うことができないことがある。
1を確実に固定してしまうことも考えられるが、その場
合は、まず、一方の端子バレル61aが上下の電極間に
位置するように端子を固定してスポット溶接を行った
後、他方の端子バレル61bが上下の電極間に位置する
ように端子を再び固定し直してスポット溶接をする必要
があるので、溶接作業が煩雑となって作業性が悪くなる
といった別の問題が生じる。
実に端子を保持でき、しかも作業性のよい端子の位置決
め用治具を提供することにある。
め、この発明は、2芯ケーブルの皮剥ぎされた各芯線に
端子をスポット溶接又は半田付けする端子接続機に使用
される端子の位置決め用治具であって、前記端子接続機
の前方に設置される基台と、この基台にスライド自在に
取り付けられる端子固定部材とを備え、前記基台は、前
記端子固定部材のスライド方向の両側に、前記端子固定
部材が当接することによってそのスライド量を端子接続
位置における前記芯線間隔と同一の長さに規制する、強
磁性体によって形成された規制面を有し、前記端子固定
部材は、その上面に端子の各芯線との接続部分がそれぞ
れ突出するように端子を収容する端子収容溝を有すると
共に前記規制面との当接面がマグネットによって形成さ
れている端子の位置決め用治具を提供するものである。
成すると共に前記当接面を強磁性体によって形成するこ
ともでき、前記端子収容溝はU字型に形成しておいても
よい。
は、端子固定部材が一方の規制面に当接した状態におい
て他方側の端子の接続部分が作業位置にくるように基台
をセットしておくと、端子固定部材をスライドさせるこ
とによって端子収容部にセットされた端子のいずれか一
方側の接続部分が必ず作業位置にくる。この時マグネッ
トの吸引力によって、端子固定部材が確実に基台の規制
面に当接した状態に保持されるので、接続作業中に位置
ズレが起こらない。
にあっては、芯線との接続部分が2つあるU字型の端子
と、左右2個一組の端子の双方を収容することができ
る。
る。図3に示すように、この端子の位置決め用治具10
は、スポット溶接機20の前方に設置された昇降台30
の上にセットされており、2芯ケーブルAの皮剥ぎされ
た各芯線aに、図4(a)に示すような端子バレルbを
2ヶ所に有するU字型の端子Bや同図(b)に示すよう
な左右2個一組の端子C等のバラ状の端子をスポット溶
接する際、その端子B、Cの位置決めを行うものであ
る。
び図2に示すように、前記昇降台30の上面にセットさ
れる基台11と、この基台11にスライド自在に取り付
けられる端子固定部材15とから構成されている。
に、上面に端子バレルb、cを前方に突出させた状態に
端子B、Cを収容するU字型の端子収容溝16が形成さ
れたブロックであり、その後面壁には後述するスライド
ガイド13bに嵌合する突条のスライダ17が形成さ
れ、左右の側面壁18には全面に、後述する鉄板14と
の当接面を構成するマグネット板19が貼着されてい
る。
板状のブロック12に前記端子固定部材15を収容する
凹部13が形成されたものであり、この凹部13を構成
する後面壁13aには、その左右方向に前記スライダ1
7aが嵌合する溝状のスライドガイド13bが形成され
ている。また、左右の側面壁13cにはその全面に薄い
鉄板14が貼着されており、前記端子固定部材15のマ
グネット板19との間に吸引力が作用するようになって
いる。
子固定部材15の前後方向の長さと略同一、左右方向の
長さは端子固定部材15の左右方向の長さより所定長さ
だけ長くなっており、この所定長さ分だけ端子固定部材
15が凹部13内で左右方向にスライドできるようにな
っている。ここにいう所定長さとは、U字型の端子収容
溝16の両端末部16a、16bの間隔Lであり、端子
固定部材15をスライドさせることにより、前記両端末
部16a、16bのいずれか一方が基台11の一定位置
にくるようになっている。
治具10は、端子固定部材15が一方側の規制面を構成
する鉄板14に当接した状態において端子収容溝16の
他方側の端末部16bが上下の電極21、22の正面位
置にくるように基台11を昇降台30にセットした後、
前記端子収容溝15に端子Bをセットする。この時、端
子Bの他方側の端子バレルbが上下の電極21、22間
に位置しているので、この状態で他方側の端子バレルb
に2芯ケーブルAの他方側の芯線aを重ね合わせてスポ
ット溶接を行う。
イドさせると、マグネット板19の吸引力によって端子
固定部材15が引っ張られ、確実に他方側の規制面であ
る鉄板14に端子固定部材15が当接する。この時、端
子Bの一方側の端子バレルbが上下の電極21、22間
に位置しているので、一方側の端子バレルbに2芯ケー
ブルAの一方側の芯線aを重ね合わせてスポット溶接を
行う。
ついて説明したが、左右2個一組の端子Cの場合は、U
字型の端子収容溝16の直線部分に端子Cの各々を個別
にセットすれば同様の操作でスポット溶接が可能とな
る。
板19を端子固定部材15側に設けると共に鉄板14を
基台11側に設けているが、逆に、マグネット板を基台
側に設けると共に鉄板を端子固定部材側に設けるように
してもよい。
具をスポット溶接機20に使用した場合について説明し
たが、特にスポット溶接機に限られるものではなく、例
えば、半田付けを行う半田装置に使用してもよい。
のように構成したため、端子固定部材が一方の規制面に
当接した状態において他方側の端子の接続部分が作業位
置にくるように基台をセットしておくと、端子固定部材
をスライドさせるだけで端子収容部にセットされた端子
のいずれか一方側の接続部分を簡単かつ確実に作業位置
に保持させることができる。このため、スポット溶接又
は半田付け等の作業を確実に行うことができ、作業性も
向上する。
にあっては、芯線との接続部分が2つあるU字型の端子
と、左右2個一組の端子の双方を収容することができる
ので、端子形状に併せて形状の異なる端子収容溝を備え
た端子固定部材を別個に準備しておく必要がなく、汎用
性に優れている。
る。
面図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 2芯ケーブルの皮剥ぎされた各芯線に端
子をスポット溶接又は半田付けする端子接続機に使用さ
れる端子の位置決め用治具であって、 前記端子接続機の前方に設置される基台と、この基台に
スライド自在に取り付けられる端子固定部材とを備え、 前記基台は、前記端子固定部材のスライド方向の両側
に、前記端子固定部材が当接することによってそのスラ
イド量を端子接続位置における前記芯線間隔と同一の長
さに規制する、強磁性体によって形成された規制面を有
し、 前記端子固定部材は、その上面に端子の各芯線との接続
部分がそれぞれ突出するように端子を収容する端子収容
溝を有すると共に前記規制面との当接面がマグネットに
よって形成されている端子の位置決め用治具。 - 【請求項2】 2芯ケーブルの皮剥ぎされた各芯線に端
子をスポット溶接又は半田付けする端子接続機に使用さ
れる端子の位置決め用治具であって、 前記端子接続機の前方に設置される基台と、この基台に
スライド自在に取り付けられる端子固定部材とを備え、 前記基台は、前記端子固定部材のスライド方向の両側
に、前記端子固定部材が当接することによってそのスラ
イド量を端子接続位置における前記芯線間隔と同一の長
さに規制する、マグネットによって形成された規制面を
有し、 前記端子固定部材は、その上面に端子の各芯線との接続
部分がそれぞれ突出するように端子を収容する端子収容
溝を有すると共に前記規制面との当接面が強磁性体によ
って形成されている端子の位置決め用治具。 - 【請求項3】 前記端子収容溝がU字型である請求項1
又は2に記載の端子の位置決め用治具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6243625A JP3003517B2 (ja) | 1994-10-07 | 1994-10-07 | 端子の位置決め用治具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6243625A JP3003517B2 (ja) | 1994-10-07 | 1994-10-07 | 端子の位置決め用治具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08111273A true JPH08111273A (ja) | 1996-04-30 |
JP3003517B2 JP3003517B2 (ja) | 2000-01-31 |
Family
ID=17106614
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6243625A Expired - Fee Related JP3003517B2 (ja) | 1994-10-07 | 1994-10-07 | 端子の位置決め用治具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3003517B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100768990B1 (ko) * | 2003-10-31 | 2007-10-22 | 타이코 일렉트로닉스 레이켐 케이. 케이. | 방수형 리드 제조용 지그 |
-
1994
- 1994-10-07 JP JP6243625A patent/JP3003517B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100768990B1 (ko) * | 2003-10-31 | 2007-10-22 | 타이코 일렉트로닉스 레이켐 케이. 케이. | 방수형 리드 제조용 지그 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3003517B2 (ja) | 2000-01-31 |
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