JPH08110991A - 施設管理装置 - Google Patents

施設管理装置

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JPH08110991A
JPH08110991A JP24512794A JP24512794A JPH08110991A JP H08110991 A JPH08110991 A JP H08110991A JP 24512794 A JP24512794 A JP 24512794A JP 24512794 A JP24512794 A JP 24512794A JP H08110991 A JPH08110991 A JP H08110991A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 オペレータにかかる負担を軽減させる。 【構成】 CPUは、入力操作(区分指定操作)に応じ
(ステップ101)、RAMに格納されている連続呼出
設定テーブルからその指定された区分に関する情報を読
み出す(ステップ102)。そして、その読み出した情
報に基づき、指定された区分に対応して連続呼出設定テ
ーブル登録されているグラフィック画面を、所定の順序
(ID順)でかつ所定の時間間隔(移行時間T)でディ
スプレイ上に順次に呼び出す(ステップ103〜10
8)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、所望のグラフィック
画面をディスプレイ上に選択的に呼びして施設の管理を
行い得る施設管理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】オフィスビル,集合住宅,病院,工場な
どの施設においては、各種設備が配置されている。例え
ば、その設備として、空調設備,電力設備,防犯設備,
防災設備,熱源設備などの設備が挙げられ、これら設備
は設備機器としての各種機器を多数備えている。近年、
インテリジェントビル等では、各種機器からの各種情報
(例えば、発停状態,故障警報,温度,電力量等)を通
信によって収集し、各種設備の状態を監視することがで
きるビル管理システムが配備されている。このシステム
では、中央監視室に配置された中央管理装置のディスプ
レイ上に、所望のグラフィック画面を選択的に呼び出
し、このグラフィック画面に上記の情報を図形,文字,
動画等で表示して、各種機器の監視を行うことができ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ビル管理システムでは、500枚程度のグラフィック画
面による階層構造を採用しており、あるグラフィック画
面から所望のグラフィック画面に表示を切り替えるに
は、マウスやキーボードをマニュアル操作し、プルダウ
ン方式でディスプレイ上に呼び出すものとしているた
め、関連するグラフィック画面を順次に確認して行くル
ーチンワーク(例えば、一定時間毎に行われる動作確認
作業など)に際して、オペレータに大きな負担がかかる
という問題があった。すなわち、ビル管理者は、確認す
べき画面種類およびその表示操作手順を記憶するか、記
録しておく必要があった。また、ある画面を表示し忘れ
てしまうこともあり、確認作業が不確実になることを防
止できなかった。
【0004】例えば、各フロアでの空調が正常に動作し
ていることを確認するために、ルーチンワークとして、
毎朝このビルに入居している会社の社員が入室する前
に、全てのフロアの平面図(グラフィック画面)を確認
する作業を行う。この場合、オペレータは、マウスを操
作してプルダウン方式のメニューを表示させ、メニュー
を選択することにより、各フロアの平面図を順次切替表
示させて行く。ルーチンワークはこの他にも種々行われ
る。それぞれのルーチンワークにおいて、確認すべきグ
ラフィック画面の選択作業は、オペレータに委ねられて
いる。
【0005】このように、従来においては、ルーチンワ
ークに際して、マニュアル操作によるグラフィック画面
の切替表示に加えて、確認すべきグラフィック画面の選
択作業も行わなければならず、オペレータにかかる負担
が大きかった。本発明はこのような課題を解決するため
になされたもので、その目的とするところは、ルーチン
ワークに際して、オペレータに大きな負担がかかること
のない施設管理装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、第1発明(請求項1に係る発明)は、上述し
た施設管理装置において、画面連続呼出手段を設け、所
定の入力操作に応じ、設定テーブルに登録されているグ
ラフィック画面を、所定の順序かつ所定の時間間隔でデ
ィスプレイ上に順次に呼び出すようにしたものである。
また、第2発明(請求項2に係る発明)は、第1発明に
おいて、警報を含むグラフィック画面がディスプレイ上
に呼び出された場合、以降のグラフィック画面の呼び出
しを中断するようにしたものである。
【0007】
【作用】したがってこの発明によれば、第1発明では、
所定の入力操作を行うと、設定テーブルに登録されてい
るグラフィック画面が、所定の順序かつ所定の時間間隔
でディスプレイ上に順次に呼び出される。また、第2発
明では、第1発明において、警報を含むグラフィック画
面がディスプレイ上に呼び出されると、以降のグラフィ
ック画面の呼び出しが中断される。
【0008】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づき詳細に説明す
る。図2はこの発明の一実施例を示すビル管理システム
の全体構成を示すブロック図である。同図において、1
はビルの中央監視室に配置された中央管理装置、2はビ
ル内に分散配置されたサブセントラルユニット(サブコ
ントローラ)、3はリモートユニット(リモートコント
ローラ)、4は空調設備,電力設備,防犯設備,防災設
備,熱源設備などの設備である。設備4は設備機器とし
ての各種機器を多数備えており、これら各種機器からの
各種情報が、リモートユニット3介し、サブセントラル
ユニット2を通して、中央管理装置1へ与えられる。
【0009】中央管理装置1は、図3に示すように、C
PU1−1と、ROM1−2と、RAM1−3と、ディ
スプレイ1−4と、キーボードやマウス等の入力装置1
−5と、インターフェイス1−6などを備えている。C
PU1−1は、インターフェイス1−6を介するサブセ
ントラルユニット2を通してのセンサ情報の供与を受け
て、ROM1−2に格納されているプログラムに従い、
RAM1−3にアクセスしながら、各種の処理動作を行
う。CPU1−1での各種処理情報は、入力装置1−5
からの入力操作に応じて、ディスプレイ1−4上に表示
される。
【0010】RAM1−3には図4に示すような連続呼
出設定テーブルが格納されている。同図において、「N
O.」は区分を示し、「T」はグラフィック画面を呼び
出す時間間隔(移行時間)を示し、「ID1」〜「ID
N」は呼び出すべきグラフィック画面およびその呼び出
し順序を指定する表示画面指定IDを示している。すな
わち、区分「1」について言えば、移行時間T1で、グ
ラフィック画面A1,B1,C1・・・N1を、A1,
B1,C1・・・N1の順に呼び出すことを示してい
る。
【0011】次に、このビル管理システムにおいて、C
PU1−1の行う本実施例特有の処理動作について説明
する。例えば、今、各フロアでの空調が正常に動作して
いることを確認したいとする。この場合、オペレータ
(ビル管理者)は、ディスプレイ1−4上の画面の一部
に表示されているメニューバーをマウスカーソルで指示
入力する。すると、メニューバーがプルダウンメニュー
画面(図5)に変化し、さらに「連続呼出」のメニュー
項目を指示入力すると、プルダウンメニュー画面が連続
リスト(図6)に変化する。この連続リストにおいて、
「空調」のメニュー項目(区分「1」)を指示入力する
と、CPU1−1は、この入力操作(区分指定操作)に
応じ(図1に示すステップ101)、RAM1−3に格
納されている連続呼出設定テーブルから区分「1」に関
する情報を読み出す(ステップ102)。そして、CP
U1−1は、その読み出した情報に基づき、区分「1」
に対応して連続呼出設定テーブル登録されているグラフ
ィック画面を、所定の順序でかつ所定の時間間隔でディ
スプレイ1−4上に順次に呼び出す。
【0012】すなわち、CPU1−1は、n=0として
初期設定したうえ(ステップ103)、n=n+1とし
(ステップ104)、IDnすなわちID1の指定する
グラフィック画面A1に関するグラフィックデータ(セ
ンサ情報も含む)をRAM1−3から読み出し、この読
み出したグラフィックデータに基づいてグラフィック画
面A1(1階フロアの平面図:図7)を作成し、ディス
プレイ1−4上に呼び出す(ステップ105)。
【0013】そして、この呼び出したグラフィック画面
A1に警報が含まれているか否かを判断し(ステップ1
06)、警報が含まれていなければステップ107での
「n=N?」のNOに応じて、ステップ108へ進む。
ステップ108では移行時間TすなちT1の経過を待
つ。そして、T1時間経過後、ステップ104へ戻り、
n=2として、ID2の指定するグラフィック画面B1
に関するグラフィックデータ(各機器から収集した各種
情報も含む)をRAM1−3から読み出し、この読み出
したグラフィックデータに基づいてグラフィック画面B
1(2階フロアの平面図:図8)を作成し、ディスプレ
イ1−4上に呼び出す(ステップ105)。
【0014】以下、同様にして、ID3〜IDNにより
指定されるグラフィック画面C1〜N1に関するグラフ
ィックデータ(各機器から収集した各種情報も含む)を
RAM1−3から読み出し、この読み出したグラフィッ
クデータに基づいてグラフィック画面C1〜N1(3階
〜N階フロアの平面図)を作成し、C1〜N1の順序で
かつ時間間隔T1でディスプレイ1−4上に順次に呼び
出す。
【0015】ここで、グラフィック画面A1〜N1の自
動表示切替中、警報を含むグラフィック画面がディスプ
レイ1−4上に呼び出されると、ステップ106でのY
ESに応じてステップ109へ進み、以降のグラフィッ
ク画面の呼び出しが中断される。これにより、本実施例
によれば、警報を含むグラフィック画面が呼び出された
場合、例えば空調機からの故障警報があった場合、この
グラフィック画面を固定的に表示するものとして、自動
表示切替中のグラフィック画面上での警報の発生を見逃
さないようにすることができる。
【0016】なお、上述においては、各フロアでの空調
が正常に動作していることを確認したい場合のルーチン
ワークを例にとって説明したが、他の場合のルーチンワ
ークに際しても同様にして、区分を指定して所定の入力
操作を行うのみで、その区分に対応して連続呼出設定テ
ーブルに登録されているグラフィック画面を、所定の順
序でかつ所定の時間間隔でディスプレイ1−4上に順次
に呼び出すことができる。
【0017】以上の説明から明らかなように、本実施例
によれば、ルーチンワークに際して、マニュアル操作に
よるプルダウン方式で一々画面を切替表示させて行く必
要がなく、また確認すべきグラフィック画面を選択する
必要もないので、オペレータにかかる負担が従来に比し
て大幅に軽減されるものとなる。なお、本実施例におい
ては、キーボードやマウス等の入力装置1ー5から入力
操作を行うようにしたが、ディスプレイ1−4上にタッ
チパネルを設けるなどしてディスプレイ上から行うよう
にしてもよい。また、本実施例においては、図1に示し
たフローチャート上では示さなかったが、グラフィック
画面の自動表示切替中に、マニュアル操作で停止,継続
を行うことができるものとなっている。
【0018】また、本実施例では、RAM1−3に格納
した連続呼出設定テーブルにおいて、ID1〜IDNの
指定するグラフィック画面を変更することにより、オペ
レーションの変更に簡単に対応することができる。ま
た、移行時間Tを変更することによって、グラフィック
画面の切替速度を自由に調整することができる。
【0019】
【発明の効果】以上説明したことから明らかなように本
発明によれば、第1発明では、所定の入力操作を行う
と、設定テーブルに登録されているグラフィック画面
が、所定の順序かつ所定の時間間隔でディスプレイ上に
順次に呼び出されるものとなり、ルーチンワークに際し
て、マニュアル操作によるプルダウン方式で一々画面を
切替表示させて行く必要がなく、また確認すべきグラフ
ィック画面を選択する必要もないので、オペレータにか
かる負担を従来に比して大幅に軽減することができるよ
うになる。また、第2発明では、第1発明において、警
報を含むグラフィック画面がディスプレイ上に呼び出さ
れると、以降のグラフィック画面の呼び出しが中断され
るので、第1発明の効果に加えて、警報を含むグラフィ
ック画面を固定的に表示するものとして、自動表示切替
中のグラフィック画面上での警報の発生を見逃さないよ
うにすることができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図3に示した中央管理装置のCPUの行う特
有の処理動作を説明するためのフローチャートである。
【図2】 本発明の一実施例を示すビル管理システムの
全体構成を示すブロック図である。
【図3】 このビル管理システムにおける中央管理装置
の要部構成を示すブロック図である。
【図4】 この中央管理装置のRAMに格納された連続
呼出設定テーブルを示す図である。
【図5】 プルダウンメニュー画面を例示する図であ
る。
【図6】 連続呼出リストを例示する図である。
【図7】 グラフィック画面A1を例示する図である。
【図8】 グラフィック画面B1を例示する図である。
【符号の説明】
1…中央管理装置、2…サブセントラルユニット、3…
リモートユニット、4…設備、1−1…CPU、1−2
…ROM、1−3…RAM、1−4…ディスプレイ、1
−5…入力装置、1−6…インターフェイス。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06F 17/30 G08B 25/04 A 8621−2E

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所望のグラフィック画面をディスプレイ
    上に選択的に呼びして施設の管理を行い得る施設管理装
    置において、 所定の入力操作に応じ、設定テーブルに登録されている
    グラフィック画面を、所定の順序かつ所定の時間間隔で
    ディスプレイ上に順次に呼び出す画面連続呼出手段を備
    えたことを特徴とする施設管理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、警報を含むグラフィ
    ック画面がディスプレイ上に呼び出された場合、以降の
    グラフィック画面の呼び出しが中断されることを特徴と
    する施設管理装置。
JP24512794A 1994-10-11 1994-10-11 施設管理装置 Expired - Lifetime JP3163471B2 (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009198149A (ja) * 2008-02-25 2009-09-03 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 空調システムおよび空調制御監視装置
CN105373055A (zh) * 2015-11-18 2016-03-02 珠海格力电器股份有限公司 一种机组故障监测方法、装置和空调系统
KR20170020243A (ko) 2015-08-12 2017-02-22 아즈빌주식회사 화면 생성 장치

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CN105373055A (zh) * 2015-11-18 2016-03-02 珠海格力电器股份有限公司 一种机组故障监测方法、装置和空调系统
CN105373055B (zh) * 2015-11-18 2017-12-05 珠海格力电器股份有限公司 一种机组故障监测方法、装置和空调系统

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