JPH08147323A

JPH08147323A - 施設管理装置における名称表示方法

Info

Publication number: JPH08147323A
Application number: JP6289488A
Authority: JP
Inventors: Hirofumi Naruo; 浩文成尾
Original assignee: Azbil Corp
Current assignee: Azbil Corp
Priority date: 1994-11-24
Filing date: 1994-11-24
Publication date: 1996-06-07

Abstract

(57)【要約】【目的】テナント名称の変更に際して省力化を図るこ
とができるようにする。【構成】ＩＤナンバとテナント名称との対応を示す名
称設定表ＴＢ２を作成する（図１（ａ））。グラフィッ
ク画面のディスプレイ上への呼び出しに際し、参照先と
して指定されるＩＤナンバに対応するテナント名称を名
称設定表ＴＢ２から呼び出し、グラフィック画面の指定
部分に表示する。テナント名称「ＣＣＣＣＣ」がテナン
ト名称「ＸＸＸＸＸＸ」に変わったとする。この場合、
ＩＤナンバ「３」に対応するテナント名称を、「ＣＣＣ
ＣＣ」から「ＸＸＸＸＸＸ」に変更する（図１
（ｂ））。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】この発明は、所望のグラフィック
画面をディスプレイ上に選択的に呼び出して施設の管理
を行い得る施設管理装置に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】オフィスビル，集合住宅，病院，工場な
どの施設においては、各種設備が配置されている。例え
ば、その設備として、空調設備，電力設備，防犯設備，
防災設備，熱源設備などの設備が挙げられ、これら設備
は設備機器としての各種機器を多数備えている。近年、
インテリジェントビル等では、各種機器からの各種情報
を入力とし、各種設備の状態を監視することができるビ
ル管理システムが配備されている。このシステムでは、
中央監視室に配置された中央管理装置のディスプレイ上
に、所望のグラフィック画面を選択的に呼び出して、各
種設備の監視を行うことができる。例えば、各階のフロ
アの平面図（グラフィック画面）を設備毎に呼び出し
て、その設備の監視を行うことができる。これらのグラ
フィック画面は階層構造を構成しており、ある画面上で
指令を入力することによって関連する画面を順次呼び出
しして表示することができる（図８，図９参照）。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ビル管理システムでは、例えば１階フロアにおいてテナ
ントがＡ社からＢ社に入れ替わった場合、設備毎に存在
する１階フロアの平面図など関連する全てのグラフィッ
ク画面に対し、表示されるテナント名称（例えば、図
８，図９のアンダーラインの部分）をＡ社からＢ社へ一
カ所ずつデータを変更しなければならず、その作業に大
変な労力を必要としていた。本発明はこのような課題を
解決するためになされたもので、その目的とするところ
は、テナント名称等の名称に変更に際して省力化を図る
ことの可能な施設管理装置における名称表示方法を提供
することにある。

【０００４】

【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、第１発明（請求項１に係る発明）は、上述し
た施設管理装置において、ＩＤナンバと名称との対応を
示す名称設定表を作成し、グラフィック画面のディスプ
レイ上への呼び出しに際し、参照先として指定されるＩ
Ｄナンバに対応する名称を名称設定表から呼び出し、グ
ラフィック画面の指定部分に表示するようにしたもので
ある。また、第２発明（請求項２に係る発明）は、上述
した施設管理装置において、ＩＤナンバとテナント名称
との対応を示す名称設定表を作成し、グラフィック画面
のディスプレイ上への呼び出しに際し、参照先として指
定されるＩＤナンバに対応するテナント名称を名称設定
表から呼び出し、グラフィック画面の指定部分に表示す
るようにしたものである。

【０００５】

【作用】したがってこの発明によれば、第１発明では、
名称設定表において例えばＩＤナンバ「１」に対応する
名称を変更すると、グラフィック画面のディスプレイ上
への呼び出しに際し、参照先としてＩＤナンバ「１」が
指定されれば、ＩＤナンバ「１」に対応する名称（変更
後の名称）が名称設定表から呼び出され、グラフィック
画面の指定部分に表示される。また、第２発明では、名
称設定表において例えばＩＤナンバ「１」に対応するテ
ナント名称を変更すると、グラフィック画面のディスプ
レイ上への呼び出しに際し、参照先としてＩＤナンバ
「１」が指定されれば、そのＩＤナンバ「１」に対応す
るテナント名称（変更後のテナント名称）が名称設定表
から呼び出され、グラフィック画面の指定部分に表示さ
れる。

【０００６】

【実施例】以下、本発明を実施例に基づき詳細に説明す
る。図２はこの発明の一実施例を示すビル管理システム
の全体構成を示すブロック図である。同図において、１
はビルの中央監視室に配置された中央管理装置、２はビ
ル内に分散配置されたサブセントラルユニット（サブコ
ントローラ）、３はリモートユニット（リモートコント
ローラ）、４は空調設備，電力設備，防犯設備，防災設
備，熱源設備などの設備である。設備４は設備機器とし
ての各種機器を多数備えており、これら各種機器からの
センサ情報が、リモートユニット３介し、サブセントラ
ルユニット２を通して、中央管理装置１へ与えられる。

【０００７】中央管理装置１は、図３に示すように、Ｃ
ＰＵ１−１と、ＲＯＭ１−２と、ＲＡＭ１−３と、ディ
スプレイ１−４と、キーボード１−５と、インターフェ
イス１−６などを備えている。ＣＰＵ１−１は、インタ
ーフェイス１−６を介するサブセントラルユニット２を
通してのセンサ情報の供与を受けて、ＲＯＭ１−２に格
納されているプログラムに従い、ＲＡＭ１−３にアクセ
スしながら、各種の処理動作を行う。ＣＰＵ１−１での
各種処理情報は、キーボード１−５からの入力操作に応
じて、ディスプレイ１−４上に表示される。

【０００８】ＲＡＭ１−３には、図４に示すようなグラ
フィックデータＤＡ〜ＤＮ、図５に示すような動画設定
表ＴＢ１、図１（ａ）に示すような名称設定表ＴＢ２が
格納されている。ここで言う動画とは、常に動いている
図形（アニメーション）に限るものではなく、機器の操
作（オン／オフ）状態を示す図形も含む。グラフィック
データＤＡは、図形ＩＤ「Ｚ１」〜「Ｚ５」からなり、
図形ＩＤ「Ｚ１」は四角形、図形ＩＤ「Ｚ２」は円、図
形ＩＤ「Ｚ３」，「Ｚ４」，「Ｚ５」は文字を示してい
る。また、図形ＩＤ「Ｚ２」，「Ｚ４」は動画として、
その動画種別および参照先が動画設定表ＴＢ１に設定さ
れている。また、名称設定表ＴＢ２には、ＩＤナンバに
対応して文字列（テナント名称）が登録されている。

【０００９】次に、このビル管理システムにおいて、Ｃ
ＰＵ１−１の行う本実施例特有の処理動作について説明
する。例えば、今、グラフィック画面ＧＡ（図６参照）
をディスプレイ１−４上に呼び出したいとする。この場
合、ＣＰＵ１−１は、ＲＡＭ１−３中よりグラフィック
データＤＡを読み取り、このグラフィックデータＤＡの
内容を画面上に描画する。

【００１０】すなわち、図形ＩＤ「Ｚ１」を読み取って
四角形Ｓ１を表示し、図形ＩＤ「Ｚ３」を読み取って領
域Ｓ３に文字「２２２２」を表示し、図形ＩＤ「Ｚ５」
を読み取って領域Ｓ５に文字「０１２３」を表示する。
また、図形ＩＤ「Ｚ２」を読み取り、動画設定表ＴＢ
１の指定する図形ＩＤ「Ｚ２」の動画種別「ｘｘＸ
Ｘ」，参照先「入力Ａ」に基づき、領域Ｓ２に円を表示
する。

【００１１】また、図形ＩＤ「Ｚ４」を読み取り、動画
設定表ＴＢ１の指定する動画種別「共通名表示」，参照
先「ＩＤ＝３」に基づき、領域Ｓ４にテナント名称「Ｃ
ＣＣＣＣ」を表示する。すなわち、参照先として指定さ
れるＩＤナンバ「３」に対応するテナント名称「ＣＣＣ
ＣＣ」を名称設定表ＴＢ２から呼び出し、この呼び出し
たテナント名称「ＣＣＣＣＣ」をグラフィック画面ＧＡ
の指定された領域（指定部分）Ｓ４に表示する。

【００１２】ここで、テナントがＡ社からＢ社に入れ替
わり、テナント名称「ＣＣＣＣＣ」がテナント名称「Ｘ
ＸＸＸＸＸ」に変わったとする。この場合、本実施例で
は、名称設定表ＴＢ２（図１（ａ））においてＩＤナン
バ「３」に対応するテナント名称を「ＣＣＣＣＣ」から
「ＸＸＸＸＸＸ」に変更するのみで（図１（ｂ）参
照）、関連するグラフィック画面に表示されるテナント
名称を一挙に変更することができる。

【００１３】すなわち、名称設定表ＴＢ２においてＩＤ
ナンバ「３」に対応するテナント名称を「ＣＣＣＣＣ」
から「ＸＸＸＸＸＸ」に変更すると、グラフィック画面
ＧＡ〜ＧＮのディスプレイ１−４上への呼び出しに際
し、参照先として動画設定表ＴＢ１を用いてＩＤナンバ
「３」が指定されれば、ＩＤナンバ「３」に対応するテ
ナント名称「ＸＸＸＸＸＸ」が名称設定表ＴＢ２から呼
び出され、グラフィック画面ＧＡ〜ＧＮの指定部分に表
示されるものとなる（図７参照）。なお、本実施例にお
いては、名称設定表ＴＢ２に登録する文字列をテナント
名称としたが、テナント名称に限られるものではなく、
各種の名称の表示に際して同様にして適用することが可
能である。

【００１４】

【発明の効果】以上説明したことから明らかなように本
発明によれば、第１発明では、ＩＤナンバと名称との対
応を示す名称設定表を作成し、グラフィック画面のディ
スプレイ上への呼び出しに際し、参照先として指定され
るＩＤナンバに対応する名称を名称設定表から呼び出
し、グラフィック画面の指定部分に表示するようにした
ので、関連するグラフィック画面に表示される名称を一
挙に変更することが可能となり、テナント名称等の名称
の変更に際して省力化を図ることができるようになる。
また、第２発明では、ＩＤナンバとテナント名称との対
応を示す名称設定表を作成し、グラフィック画面のディ
スプレイ上への呼び出しに際し、参照先として指定され
るＩＤナンバに対応するテナント名称を名称設定表から
呼び出し、グラフィック画面の指定部分に表示するよう
にしたので、関連するグラフィック画面に表示されるテ
ナント名称を一挙に変更することが可能となり、テナン
ト名称の変更に際して省力化を図ることができるように
なる。

【図面の簡単な説明】

【図１】図３に示した中央管理装置のＲＡＭ中に格納
されたテナント名称変更前および変更後の名称設定表を
示す図である。

【図２】本発明の一実施例を示すビル管理システムの
全体構成を示すブロック図である。

【図３】このビル管理システムにおける中央管理装置
の要部構成を示すブロック図である。

【図４】この中央管理装置のＲＡＭ中に格納されたグ
ラフィックデータを例示する図である。

【図５】この中央管理装置のＲＡＭ中に格納された動
画設定表を示す図である。

【図６】ディスプレイ上に呼び出されるテナント名称
変更前のグラフィック画面を例示する図である。

【図７】ディスプレイ上に呼び出されるテナント名称
変更後のグラフィック画面を例示する図である。

【図８】ディスプレイ上に呼び出した１階全体の平面図
を例示する図である。

【図９】図８の下位画面としてＡ社の配線系統図を示す
図である。

【符号の説明】

１…中央管理装置、２…サブセントラルユニット、３…
リモートユニット、４…設備、１−１…ＣＰＵ、１−２
…ＲＯＭ、１−３…ＲＡＭ、１−４…ディスプレイ、１
−５…キーボード、１−６…インターフェイス、ＧＡ〜
ＧＮ…グラフィック画面、ＴＢ１…名称設定表、ＴＢ２
…動画設定表。

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】所望のグラフィック画面をディスプレイ
上に選択的に呼び出して施設の管理を行い得る施設管理
装置において、ＩＤナンバと名称との対応を示す名称設定表を作成し、
前記グラフィック画面のディスプレイ上への呼び出しに
際し、参照先として指定されるＩＤナンバに対応する名
称を前記名称設定表から呼び出し、前記グラフィック画
面の指定部分に表示するようにしたことを特徴とする施
設管理装置における名称表示方法。
【請求項２】所望のグラフィック画面をディスプレイ
上に選択的に呼び出して施設の管理を行い得る施設管理
装置において、ＩＤナンバとテナント名称との対応を示す名称設定表を
作成し、前記グラフィック画面のディスプレイ上への呼
び出しに際し、参照先として指定されるＩＤナンバに対
応するテナント名称を前記名称設定表から呼び出し、前
記グラフィック画面の指定部分に表示するようにしたこ
とを特徴とする施設管理装置における名称表示方法。