JPH08110261A - 質量計量装置及び重量計量装置 - Google Patents

質量計量装置及び重量計量装置

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JPH08110261A
JPH08110261A JP27286894A JP27286894A JPH08110261A JP H08110261 A JPH08110261 A JP H08110261A JP 27286894 A JP27286894 A JP 27286894A JP 27286894 A JP27286894 A JP 27286894A JP H08110261 A JPH08110261 A JP H08110261A
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JP
Japan
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weight
mass
coefficient
signal
weighed
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Application number
JP27286894A
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English (en)
Inventor
Kenshin Son
建新 孫
Takeyoshi Nagao
武好 長尾
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Yamato Scale Co Ltd
Original Assignee
Yamato Scale Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH08110261A publication Critical patent/JPH08110261A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 計量精度を向上させると共に、計量精度を低
下させずに計量範囲の幅を広げること。 【構成】 揺動物体29に設けられ被計量物40を受け
て第1の電気信号を生成する計量用ロードセル38と、
物体29に設けられ分銅43を受けて第2の電気信号を
生成するダミー用ロードセル39と、係数と第2の電気
信号の乗算信号を生成する係数乗算手段34と、第1の
電気信号と乗算信号の減算信号を生成する減算手段35
と、減算信号に基づいて被計量物の質量信号を生成する
感度除算手段36と、被計量物を受けた状態で揺動する
ロードセル38の固有角振動数を決定する第1の揺動質
量を感度除算手段36の生成した質量信号に基づいて算
出し、分銅43を受けた状態で揺動するロードセル39
の固有角振動数を決定する第2の揺動質量に対する第1
の揺動質量の比率を算出し該比率に基づいて係数を算出
し、上記係数を該算出した係数に修正する係数修正手段
37とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、特に揺動する物体上
に据え付けられ、物体からの揺動による計量誤差を除去
した質量を計量する質量計量装置及び重量を計量する重
量計量装置に関する。
【0002】
【従来の技術】上記重量計量装置の従来のものが特開平
3-233327号公報に開示されている。その装置によれば、
図4に示すように、載置台3に被計量物を載せると、計
量用ロードセル1は、載置台3と被計量物の重量W1
合計重量に比例した歪を生じ、重量に一致するアナログ
電気信号を出力する。このアナログ電気信号は、増幅器
10により増幅された後、アナログ−デジタル変換器1
2、及びデジタルフィルタ14により高周波ノイズを除
去されたデジタル信号として出力される。
【0003】一方、ダミー用ロードセル5は、端部に取
り付けられている分銅6の重量W2に相当する歪を受け
てこの重量に一致するアナログ電気信号を出力する。こ
のアナログ電気信号は、増幅器11により増幅された
後、アナログ−デジタル変換器13、及びデジタルフィ
ルタ15により高周波ノイズを除去されたデジタル信号
として出力され、零点補正手段19により分銅6の重量
2 がデジタル処理により相殺される。
【0004】この際、重量計量装置に外部からの振動
(又は揺動)が作用すると、計量用ロードセル1は、載
置台3とロードセル1の合計重量である風袋重量WA
被計量物の重量W1 との合計重量(W1 +WA )に比例
したレベル幅でもって、外部振動周期に一致した周期の
交流成分を含む信号を出力する。また、ダミー用ロード
セル5は、ロードセル5の重量である風袋重量WB と分
銅6の重量W2 との合計重量(W2 +WB )に比例した
レベル幅でもって、外部振動周期に一致した周期の交流
成分を含む信号を出力する。このダミー用ロードセル5
の出力する電気信号は、零点補正手段19により分銅6
等の合計重量(W2 +WB )がデジタル処理により相殺
されて、振動成分だけが抽出されて出力される。
【0005】係数乗算手段20は、零点補正手段19か
らのデータに係数K〔=K1 ・K2=(E1 /E2 )・
(W1 +WA /W2 +WB )〕を乗算して出力する。た
だし、E1 は、計量用ロードセル1の感度係数(単位重
量当たりの出力)、E2 は、ダミー用ロードセル5の感
度係数(単位重量当たりの出力)である。これにより、
ダミー用ロードセル5に掛かる全重量(W2 +WB )と
計量用ロードセル1に掛かる全重量(W1 +WA )との
差に起因するダミー用ロードセル5からの振動成分の振
幅が補正されることになる。
【0006】引き算手段21は、デジタルフィルタ14
からの振動成分を含むデータと、係数乗算手段20から
の振動成分のデータとを受け、これら2つをデジタル的
に引き算して差分を出力する。これにより、振動成分を
含む計量データは、その振動成分だけを係数乗算手段2
0からのデータにより相殺されることになって、被計量
物の重量に一致したデータに変換されることになる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の重量計量装
置では、零点補正手段19からのデータに乗算係数K=
1 ・K2 =(E1 /E2 )・(W1 +WA /W2 +W
B )を乗算するが、この係数Kを算出するには被計量物
の重量W1 を必要とする。しかるに、この重量W1 は未
知重量であるので、上記従来の装置では被計量物の重量
1 の代わりに被計量物の例えば代表重量(略中心重
量)WD を設定して乗算係数Kを算出している。しか
し、被計量物の重量W1 は、通常各物品ごとに相違して
いることにより上記代表重量WD とは通常完全に一致し
ないので、被計量物の重量W1 と代表重量WD との差に
よって計量誤差が生じるという問題がある。
【0008】従って、上記従来の重量計量装置では、被
計量物品の重量W1 が、代表重量WD から離れるに従っ
て計量誤差が大きくなるので、計量誤差を小さくしよう
とすると計量範囲の幅を広く採ることができないという
問題がある。
【0009】本発明は、計量精度を従来よりも向上させ
ると共に、計量精度を低下させずに計量範囲の幅を従来
よりも広げることができる質量計量装置及び重量計量装
置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】第1の発明の質量計量装
置は、揺動する物体上に設けられ被計量物の重量を受け
てこの重量に対応する第1の電気信号を生成する計量用
荷重変換手段と、この計量用荷重変換手段と同じ揺動を
受ける状態に上記物体に設けられ重量が既知の補正用物
品の重量を受けてこの重量に対応する第2の電気信号を
生成する補正用荷重変換手段と、所定の係数を上記第2
の電気信号に乗算して乗算信号を生成する係数乗算手段
と、上記第1の電気信号から上記乗算信号を減算して減
算信号を生成する減算手段と、上記減算信号に基づいて
上記被計量物の質量を算出し質量信号を生成する出力手
段と、を有する質量計量装置において、上記被計量物の
重量を受けた状態で揺動する上記計量用荷重変換手段の
固有角振動数を決定する第1の揺動質量を上記出力手段
の生成した上記被計量物の質量信号に基づいて算出し、
上記補正用物品の重量を受けた状態で揺動する上記補正
用荷重変換手段の固有角振動数を決定する既知の第2の
揺動質量に対する上記第1の揺動質量の比率を算出し該
比率に基づいて係数を算出し、上記係数乗算手段が乗算
する上記所定の係数を該算出した係数に修正する係数修
正手段を設けたことを特徴とするものである。
【0011】第2の発明の質量計量装置は、第1の発明
において、係数修正手段が、上記被計量物の重量を受け
た状態で揺動する上記計量用荷重変換手段の固有角振動
数(k1 /m1 1/2 の第1の揺動質量m1 を上記出力
手段の生成した上記被計量物の質量信号に基づいて算出
し、上記補正用物品の重量を受けた状態で揺動する上記
補正用荷重変換手段の固有角振動数(k2 /m2 1/2
の既知の第2の揺動質量m2 に対する上記第1の揺動質
量m1 の比率を算出し該比率に基づいて係数を算出し、
上記係数乗算手段が乗算する上記所定の係数を該算出し
た係数に修正するものである。
【0012】第3の発明の重量計量装置は、揺動する物
体上に設けられ被計量物の重量を受けてこの重量に対応
する第1の電気信号を生成する計量用荷重変換手段と、
この計量用荷重変換手段と同じ揺動を受ける状態に上記
物体に設けられ重量が既知の補正用物品の重量を受けて
この重量に対応する第2の電気信号を生成する補正用荷
重変換手段と、所定の係数を上記第2の電気信号に乗算
して乗算信号を生成する係数乗算手段と、上記第1の電
気信号から上記乗算信号を減算して減算信号を生成する
減算手段と、上記減算信号に基づいて上記被計量物の重
量を算出し重量信号を生成する出力手段と、を有する重
量計量装置において、上記被計量物の重量を受けた状態
で揺動する上記計量用荷重変換手段の固有角振動数を決
定する第1の揺動質量を上記出力手段の生成した上記被
計量物の重量信号に基づいて算出し、上記補正用物品の
重量を受けた状態で揺動する上記補正用荷重変換手段の
固有角振動数を決定する既知の第2の揺動質量に対する
上記第1の揺動質量の比率を算出し該比率に基づいて係
数を算出し、上記係数乗算手段が乗算する上記所定の係
数を該算出した係数に修正する係数修正手段を設けたこ
とを特徴とするものである。
【0013】第4の発明の質量計量装置は、揺動する物
体上に設けられ被計量物の重量を受けてこの重量に対応
する第1の電気信号を生成する計量用荷重変換手段と、
この計量用荷重変換手段と同じ揺動を受ける状態に上記
物体に設けられ少なくとも自重を受けてこの重量に対応
する第2の電気信号を生成する補正用荷重変換手段と、
所定の係数を上記第2の電気信号に乗算して乗算信号を
生成する係数乗算手段と、上記第1の電気信号から上記
乗算信号を減算して減算信号を生成する減算手段と、上
記減算信号に基づいて上記被計量物の質量を算出し質量
信号を生成する出力手段と、を有する質量計量装置にお
いて、上記被計量物の重量を受けた状態で揺動する上記
計量用荷重変換手段の固有角振動数を決定する第1の揺
動質量を上記出力手段の生成した上記被計量物の質量信
号に基づいて算出し、揺動する上記補正用荷重変換手段
の固有角振動数を決定する既知の第2の揺動質量に対す
る上記第1の揺動質量の比率を算出し該比率に基づいて
係数を算出し、上記係数乗算手段が乗算する上記所定の
係数を該算出した係数に修正する係数修正手段を設けた
ことを特徴とするものである。
【0014】
【作用】第1及び第2の発明に係る質量計量装置による
と、物体からの揺動と被計量物の重量とを受けた計量用
荷重変換手段が第1の電気信号を生成し、物体からの揺
動と補正用物品の重量とを受けた補正用荷重変換手段が
第2の電気信号を生成する。そして、係数乗算手段が所
定の係数を第2の電気信号に乗算して乗算信号を生成
し、減算手段が第1の電気信号からこの乗算信号を減算
して減算信号を生成し、出力手段がこの減算信号に基づ
いて被計量物の質量を算出して質量信号を生成する。ま
た、係数修正手段が出力手段の生成した被計量物の質量
信号に基づいて第1の揺動質量(m1 )を算出して、既
知の第2の揺動質量(m2 )に対する上記第1の揺動質
量(m1 )の比率を算出し該比率に基づいて係数を算出
し、係数乗算手段が乗算する所定の係数をこの算出した
係数に修正する。従って、出力手段の出力する質量信号
は、この修正された係数に基づいて演算されて順次生成
されるので、精度の高い質量信号を出力することができ
る。
【0015】第3の発明に係る重量計量装置によると、
第1及び第2の発明の質量計量装置と同様にして係数乗
算手段の乗算する所定の係数を係数修正手段の算出して
得られた係数に修正し、この修正した係数に基づいて被
計量物の重量を計量する。従って、精度の高い重量信号
を出力することができる。第4の発明の質量計量装置に
よると、第1及び第2の発明の質量計量装置において、
補正用荷重変換手段の生成する第2の電気信号が補正用
荷重変換手段の自重と対応している。従って、第2の揺
動質量は、補正用荷重変換手段の揺動質量と対応してい
る。
【0016】
【実施例】本発明の一実施例を図1乃至図3を参照して
説明する。この実施例の質量計量装置は、図1に示す揺
動する物体29、例えば振動している工場設備の床、又
は船舶に据え付けられており、この工場設備の床は、例
えば5Hz(0.2〜10Hzの間)の周波数で上下に
揺動するものとする。この図1に示す38は計量用ロー
ドセル、39はダミー用ロードセル、34は係数乗算手
段、35は減算手段であり、36は出力手段、37は係
数修正手段である。計量用ロードセル(計量用荷重変換
手段)38は、図1に示すように、左端部が揺動物体2
9に固定され、他端には被計量物40を載置するための
載置台41が取り付けられており、この計量用ロードセ
ル38の表面に貼着した歪ゲージ42、・・・により、
揺動を受ける状態で被計量物40の重量に対応する第1
の電気信号を生成するように構成してある。
【0017】ダミー用ロードセル(補正用荷重変換手
段)39は、物体29の揺動を検出するためのものであ
り、図1に示すように、左端部が計量用ロードセル38
と同様に外部揺動を受けるように揺動物体29に固定さ
れ、他端には既知重量W2 の分銅(補正用物品)43を
取り付けて自由端とし、このダミー用ロードセル39の
表面に貼着した歪ゲージ44により、揺動を受ける状態
で分銅43の既知重量W2 と対応する第2の電気信号を
生成するように構成してある。
【0018】これら各ロードセル38、39からの第1
及び第2の電気信号は、夫々増幅器45、46により増
幅された後、アナログ−デジタル変換器47、48によ
りデジタル信号に変換され、次いで各デジタル信号を乗
加算して広域ノイズ、つまりロードセル38、39及び
載置台41の振動に起因する各周波数成分を遮断するデ
ジタルフィルタ49、50を介してメモリ(記憶手段)
30、31に順次記憶される。そして、これらメモリ3
0、31に記憶された各電気信号は、零点補正手段3
2、33に入力する。
【0019】零点補正手段32は、計量用ロードセル3
8の出力する第1の電気信号に対して、A/D変換器4
5からの初期荷重として出力される風袋重量(載置台4
1とロードセル38自身の合計重量)WA に相当するデ
ジタル信号を零レベルに補正するものである。
【0020】零点補正手段33は、ダミー用ロードセル
39の出力する第2の電気信号に対して、A/D変換器
46からの初期荷重として出力される分銅43の重量W
2 とダミー用ロードセル39自身の重量(風袋重量)W
B との合計重量(W2 +WB)に相当するデジタル信号
を零レベルに補正するものである。
【0021】係数乗算手段34は、係数K=K1 ×K2
を零点補正手段33からの出力信号に乗算して減算手段
35に出力するように構成されている。この係数K
1 は、計量用ロードセル38とダミー用ロードセル39
との感度係数の比、つまり単位重量当たりの出力E1
2 の比K1 =E1 /E2 であり、このE1 、E2 は、
予め設定される。係数K2 は、計量用ロードセル38に
掛かる載置台41とロードセル38自身の合計質量MA
と被計量物の質量M1 の合計質量(MA +M1 )と、ダ
ミー用ロードセル39に掛かるロードセル39自身の質
量MB と分銅43の質量M2 の合計質量(MB +M2
との比K2 =(MA +M1 )/(MB +M2 )である。
これにより、計量用ロードセル38とダミー用ロードセ
ル39の感度係数E1 とE2 の違い、及びダミー用ロー
ドセル39に掛かる全重量(W2 +WB )と計量用ロー
ドセル38に掛かる全重量(W1 +WA )との違いに起
因するダミー用ロードセル39からの振動成分の振幅が
補正されることになる。なお、質量MA 、MB 、M
2 は、既知重量WA 、WB 、W2 から計算された値であ
り、M1 は、後述する減算手段35から出力される質量
値であるのでK2 を算出することができる。そして、M
1 の初期値は、被計量物40の代表値(例えば中心値)
を予め入力しておく。
【0022】そして、この(MA +M1 )が、特許請求
の範囲に記載されている計量用荷重変換手段の固有角振
動数(k1 /m1 1/2 の第1の揺動質量m1 であり、
このk1 は、計量用荷重変換手段のばね定数である。そ
して、上記(MB +M2 )が、特許請求の範囲に記載さ
れている補正用荷重変換手段の固有角振動数(k2 /m
2 1/2 の既知の第2の揺動質量m2 であり、このk2
は、補正用荷重変換手段のばね定数である。
【0023】減算手段35は、零点補正手段32からの
被計量物の重量と振動成分を含む計量データと、係数乗
算手段34からの振動成分のデータとを受け、これら2
つをデジタル的に引き算して差分を出力する。これによ
り、振動成分を含む計量データは、その振動成分だけを
係数乗算手段34からのデータにより相殺されることに
なって、被計量物の重量に一致したデータに変換される
ことになる。
【0024】感度除算手段(出力手段)36は、減算手
段35から出力される被計量物40の重量データを、計
量用ロードセル38の感度係数E1 と重力加速度gの乗
算値E1 gにより除算して、被計量物40の質量M1
出力する構成である。図には示さないが、この出力され
た質量M1 は表示部によって表示される。
【0025】係数修正手段37は、感度除算手段36の
出力信号である被計量物40の質量M1 と計量用ロード
セル38の風袋質量MA との合計質量(M1 +MA )を
算出し、そして、ダミー用ロードセル39に掛かる全質
量(M2 +MB )に対する合計質量(M1 +MA )の比
率K2 を算出する。次に、K1 ・K2 =Kの新たな係数
Kを算出して、上記係数乗算手段34が乗算する係数K
を、この新たに算出した係数Kに修正する構成である。
つまり、この係数修正手段37によると、被計量物40
を実際に計量して得られた質量M1 を使用して比K2
(MA +M1 )/(MB +M2 )を算出しているので、
図4に示す従来の重量計量装置に含まれている代表重量
D と被計量物の実際の質量M1 との差に基づく計量誤
差を解消することができる。
【0026】次に、この実施例に係る質量計量装置によ
り被計量物40の質量M1 を算出するための理論を計算
式を用いて説明する。まず、計量用ロードセル38とダ
ミー用ロードセル39の固有振動数(例えば50〜10
0Hzの間のもの)と物体29から伝わる揺動の振動数
(例えば0.2〜10Hzの間のもの)とが極めて離れ
ている場合には、計量用ロードセル38の出力信号e1
(j)とダミー用ロードセル39の出力信号e2 (j)
は、 e1 (j)=E1 (M1 +MA )(g+a(j))・・・・(1) (j=1、2、・・・N) e2 (j)=E2 (M2 +MB )(g+a(j))・・・・(2) (j=1、2、・・・N) として表すことができる。ただし、e1 (j)、e
2 (j)は、計量用ロードセル38とダミー用ロードセ
ル39の出力信号のjサンプル時点でのサンプル値、N
は、計量時間TKとサンプル時間Tで決まる最大サンプル
数(TK/Tの最大整数)である。また、E1 、E2 は、
各ロードセル38、39の感度、M1 は被計量物の質
量、MA は計量用ロードセル38の風袋質量、M2 は分
銅6の質量、MB はダミー用ロードセル39の質量、g
は重力加速度、a(j)は計量用及びダミー用ロードセ
ル38、39に伝わる床からの揺動加速度である。
【0027】 ここで、K1 =E1 /E2 ・・・・(3) K2 (j)=(MA +M1 (j−1))/(MB +M2 )・・(4) としているから、 M1 (j)=〔e1 (j)−E1 A g−K1 2 (j)(e2 (j)−E2 (MB +M2 )g)〕/E1 g・・・・(5) (j=1、2、・・・N) の式を得ることができ、この式(5)を演算することに
より、被測定物40の計量結果M1 (j−1)に基づき
係数K2 (j)を修正しながら被測定物40の質量M1
(j)を逐次求めることができる。
【0028】次に、上記質量計量装置の計量手順を図2
に示すフローチャートを参照して説明する。まず、オペ
レータが設定表示手段のキーボード(図示せず)を操作
して計量用ロードセル38の風袋質量MA 、被計量物4
0の質量の初期値M1 (0)、ダミー用ロードセル39
の質量MB 、分銅43の質量M2 、計量用ロードセル3
8の感度係数E1 、ダミー用ロードセル39の感度係数
2 、重力加速度g、最大サンプル数Nの値を入力する
(S100)。ただし、初期値M1 (0)については、
例えばこの質量計量装置が重量選別機に適用されている
場合は選別基準質量を設定すればよい。次に、所定の計
量スタートキーを操作すると、この装置の演算手段(図
示せず)がE1 /E2 =K1 を算出して(S102)、
サンプル数jを1とする(S104)。そして、係数修
正手段37が感度除算手段36により出力された被計量
物40の質量データM1 (j−1)を式(4)に代入し
て演算することにより係数K2 (j)を算出し、前回得
られた係数K2 (j−1)をこの算出した係数K
2 (j)に修正する(S106)。なお、初回の演算に
は、初期値M1 (0)を使用してK2 (1)を算出す
る。
【0029】一方、メモリ30、31が、計量用ロード
セル38とダミー用ロードセル39からの計量データS
K、SDを順次記憶し、e1 (j)、e2 (j)を得る
(S108)。そして、零点補正手段33が、このe2
(j)のデジタルデータからダミー用ロードセル39の
初期荷重として出力される分銅43とロードセル39自
身の合計重量E2 (MB +M2 )gに相当するデジタル
データを減算して、e2 (j)のデジタルデータを零レ
ベルに補正し、これによって振動成分のみのデジタルデ
ータAを得る(S110)。そして、係数乗算手段34
がこの振動成分のみのデジタルデータAに係数K1 とK
2 (j)を乗じてBを出力する(S112)。
【0030】また、零点補正手段32が、e1 (j)の
デジタルデータから計量用ロードセル38の初期荷重と
して出力される風袋重量E1 A gに相当するデジタル
データを減算して、e1 (j)のデジタルデータを零レ
ベルに補正し、これによって振動成分を含む被計量物4
0のデジタルデータCを得る(S114)。そして、減
算手段35が、CからBを減算してデジタル重量データ
Dを出力し(S116)、感度除算手段36が、このデ
ジタル重量データDをE1 gで除算してデジタル質量デ
ータM1 (j)を算出して出力する(S118、12
0)。そして、サンプル数jの数値がN以下であるか否
かを判定し(S122)、サンプル数jの数値がN以下
であると判定した時は、ステップ106に戻り、ステッ
プ120で得られたデジタル質量データM1 (j)をM
1 (j−1)に置き換えて係数K2(j)を修正し、上
記各ステップを順次実行する。そして、ステップ122
において、サンプル数jの数値がNよりも大きいと判定
した時は、計量を終了し、この時に得られたデジタル質
量データM1 (j)、又はこの時までに得られた複数の
デジタル質量データM1 (j)に基づいて被計量物40
の質量を決定する。
【0031】次に、上記デジタル質量データM1 (j)
の妥当性を確認する為に行った数値シミュレーションの
結果について図3を参照して説明する。シミュレーショ
ンに使用したパラメータは、以下の通りである。MA
1kg、(M2 +MB )=1kg、被計量物の実際の質
量M=0.5kg、E1 =E2 =1mV/kgf、g=
9.8m/s2 とし、計量用ロードセル38とダミー用
ロードセル39のばね定数k1 、k2 が共に36735 kg
f/m、物体(床)29の揺動の変位xd(j)(単位
がmm)が xd(j)=0.1×cos(2×π×5×j×T)・・・・(6) (j=1、2、・・・、400) とする。ただし、周波数が5Hz、Tはサンプリング時
間でT=0.0005sである。また、計量時間TKが
0.2sで最大サンプル数Nが400である。
【0032】図3(a)は、シミュレーションの結果a
を示す図である。この図3(a)には、この実施例の係
数修正手段37が演算する式(4)の係数K2 (j)=
(MA +M1 (j−1))/(MB +M2 )において、
1 (j−1)の初期値M1(0)に被計量物の実際の
質量M=0.5kgを設定した場合のシミュレーション
結果と、図4に示す従来の計量装置が演算する係数K2
=(W1 +WA /W2+WB )において、W1 に被計量
物の実際の重量W=0.5kgfを設定した場合のシミ
ュレーション結果とを示す。この2つのシミュレーショ
ン結果は、全く同一であり、被計量物の質量(重量)を
正確に計量することができる。
【0033】図3(b)は、シミュレーションの結果b
を示す図である。この図3(b)には、この実施例の係
数修正手段37が演算する式(4)の係数K2 (j)=
(MA +M1 (j−1))/(MB +M2 )において、
1 (j−1)の初期値M1(0)に被計量物の実際の
質量M=0.5kgとは相違する0.4kgを設定した
場合のシミュレーション結果と、図4に示す従来の計量
装置が演算する係数K2 =(W1 +WA /W2 +WB
において、W1 に代表重量0.4kgfを設定した場合
のシミュレーション結果とを示す。従来例によるシミュ
レーション結果では、係数K2 を算出する際に代表重量
0.4kgfと被計量物40の実際の重量W=0.5k
gfとの相違に基づく計量誤差が生じるのに対して、実
施例によるシミュレーション結果では、数回の計量デー
タを得た後には被計量物40の質量を正確に計量するこ
とができ、従来の計量誤差を解消することができる。
【0034】ただし、上記実施例では、被計量物40の
質量を計量する構成としたが、重量を計量する構成とす
ることができる。つまり、例えば式(5)において、 M1 (j)=〔e1 (j)−E1 A g−K1 2 (j)(e2 (j)−E2 (MB +M2 )g)〕/E1 g・・・・(5) (j=1、2、・・・N) を演算して質量M1 (j)を求めたが、式(5)の分母
1 gをE1 に変更することにより被計量物40の重量
1 (j)を計量する構成とすることができる。なお、
図2のフローチャートおいては、例えばステップ122
の後にM1 (j)に重力加速度gを乗算してM1 (j)
g=W1 (j)の重量信号を出力するステップを設け
る。
【0035】そして、上記実施例では、ダミー用ロード
セル39に分銅43を設けたが、分銅43を省略した構
成とすることができる。つまり、式(5)において分銅
43の質量M2 を0kgとして演算して、被計量物40
の質量を計量する。この際、必要に応じて計量用ロード
セル38とダミー用ロードセル39の各固有角振動数が
互いに接近するように各ロードセル38と39を製作す
る。
【0036】
【発明の効果】第1及び第2の発明に係る質量計量装置
によると、出力手段の生成した被計量物の質量信号に基
づいて係数修正手段が第1の揺動質量(m1 )を算出し
て、既知の第2の揺動質量(m2 )に対する上記第1の
揺動質量(m1 )の比率を算出し、該比率に基づいて係
数を算出して、係数乗算手段が乗算する所定の係数をこ
の算出して得られた係数に修正する構成である。従っ
て、図4に示す従来の装置のように、係数K〔=K1
2 =(E1 /E2 )・(W1 +WA /W2 +WB)〕
のW1 に設定した代表重量WD と計量しようとする被計
量物の重量W1 との差によって生じる計量誤差を完全に
解消することができ、これによって物品の質量を従来よ
りも正確に計量することができるという効果がある。
【0037】そして、上記従来の重量計量装置では、係
数Kを求めるために代表重量WD を設定する構成である
から、被計量物の重量W1 が代表重量WD から離れるに
従って計量誤差が大きくなる。従って、計量誤差を小さ
くしようとすると計量範囲の幅を広く採ることができな
いが、第1及び第2の発明では、係数Kを出力手段の生
成した被計量物の質量信号に基づいて算出する構成であ
るから、被計量物の質量を従来よりも広い計量範囲で正
確に計量することができるという効果がある。
【0038】第3の発明に係る重量計量装置によると、
第1及び第2の発明の質量計量装置と同様にして係数乗
算手段の乗算する所定の係数を係数修正手段の算出して
得られた係数に修正し、この修正した係数に基づいて被
計量物の重量を計量する構成であるので、上記従来の計
量誤差を解消することができ、これによって物品の重量
を正確に計量することができるという効果があり、しか
も被計量物の重量を従来よりも広い計量範囲で正確に計
量することができるという効果もある。
【0039】第4の発明に係る質量計量装置によると、
補正用荷重変換手段に補正用物品を設けていないのでそ
の分だけ装置の重量を軽量にすることができるという効
果があるし、装置のコストを軽減することができるとい
う効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例に係る質量計量装置の電気
回路を示すブロック図である。
【図2】同実施例の質量計量装置の動作手順を示すフロ
ーチャートである。
【図3】同実施例及び従来の計量装置によるシミュレー
ション結果を示す図である。
【図4】従来の重量計量装置の電気回路を示すブロック
図である。
【符号の説明】
34 係数乗算手段 35 減算手段 36 感度除算手段 37 係数修正手段 38 計量用ロードセル 39 ダミー用ロードセル 40 被計量物 43 分銅

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 揺動する物体上に設けられ被計量物の重
    量を受けてこの重量に対応する第1の電気信号を生成す
    る計量用荷重変換手段と、この計量用荷重変換手段と同
    じ揺動を受ける状態に上記物体に設けられ重量が既知の
    補正用物品の重量を受けてこの重量に対応する第2の電
    気信号を生成する補正用荷重変換手段と、所定の係数を
    上記第2の電気信号に乗算して乗算信号を生成する係数
    乗算手段と、上記第1の電気信号から上記乗算信号を減
    算して減算信号を生成する減算手段と、上記減算信号に
    基づいて上記被計量物の質量を算出し質量信号を生成す
    る出力手段と、を有する質量計量装置において、 上記被計量物の重量を受けた状態で揺動する上記計量用
    荷重変換手段の固有角振動数を決定する第1の揺動質量
    を上記出力手段の生成した上記被計量物の質量信号に基
    づいて算出し、上記補正用物品の重量を受けた状態で揺
    動する上記補正用荷重変換手段の固有角振動数を決定す
    る既知の第2の揺動質量に対する上記第1の揺動質量の
    比率を算出し該比率に基づいて係数を算出し、上記係数
    乗算手段が乗算する上記所定の係数を該算出した係数に
    修正する係数修正手段を設けたことを特徴とする質量計
    量装置。
  2. 【請求項2】 揺動する物体上に設けられ被計量物の重
    量を受けてこの重量に対応する第1の電気信号を生成す
    る計量用荷重変換手段と、この計量用荷重変換手段と同
    じ揺動を受ける状態に上記物体に設けられ重量が既知の
    補正用物品の重量を受けてこの重量に対応する第2の電
    気信号を生成する補正用荷重変換手段と、所定の係数を
    上記第2の電気信号に乗算して乗算信号を生成する係数
    乗算手段と、上記第1の電気信号から上記乗算信号を減
    算して減算信号を生成する減算手段と、上記減算信号に
    基づいて上記被計量物の質量を算出し質量信号を生成す
    る出力手段と、を有する質量計量装置において、 上記被計量物の重量を受けた状態で揺動する上記計量用
    荷重変換手段の固有角振動数(k1 /m1 1/2 の第1
    の揺動質量m1 を上記出力手段の生成した上記被計量物
    の質量信号に基づいて算出し、上記補正用物品の重量を
    受けた状態で揺動する上記補正用荷重変換手段の固有角
    振動数(k2 /m2 1/2 の既知の第2の揺動質量m2
    に対する上記第1の揺動質量m1 の比率を算出し該比率
    に基づいて係数を算出し、上記係数乗算手段が乗算する
    上記所定の係数を該算出した係数に修正する係数修正手
    段を設けたことを特徴とする質量計量装置。
  3. 【請求項3】 揺動する物体上に設けられ被計量物の重
    量を受けてこの重量に対応する第1の電気信号を生成す
    る計量用荷重変換手段と、この計量用荷重変換手段と同
    じ揺動を受ける状態に上記物体に設けられ重量が既知の
    補正用物品の重量を受けてこの重量に対応する第2の電
    気信号を生成する補正用荷重変換手段と、所定の係数を
    上記第2の電気信号に乗算して乗算信号を生成する係数
    乗算手段と、上記第1の電気信号から上記乗算信号を減
    算して減算信号を生成する減算手段と、上記減算信号に
    基づいて上記被計量物の重量を算出し重量信号を生成す
    る出力手段と、を有する重量計量装置において、 上記被計量物の重量を受けた状態で揺動する上記計量用
    荷重変換手段の固有角振動数を決定する第1の揺動質量
    を上記出力手段の生成した上記被計量物の重量信号に基
    づいて算出し、上記補正用物品の重量を受けた状態で揺
    動する上記補正用荷重変換手段の固有角振動数を決定す
    る既知の第2の揺動質量に対する上記第1の揺動質量の
    比率を算出し該比率に基づいて係数を算出し、上記係数
    乗算手段が乗算する上記所定の係数を該算出した係数に
    修正する係数修正手段を設けたことを特徴とする重量計
    量装置。
  4. 【請求項4】 揺動する物体上に設けられ被計量物の重
    量を受けてこの重量に対応する第1の電気信号を生成す
    る計量用荷重変換手段と、この計量用荷重変換手段と同
    じ揺動を受ける状態に上記物体に設けられ少なくとも自
    重を受けてこの重量に対応する第2の電気信号を生成す
    る補正用荷重変換手段と、所定の係数を上記第2の電気
    信号に乗算して乗算信号を生成する係数乗算手段と、上
    記第1の電気信号から上記乗算信号を減算して減算信号
    を生成する減算手段と、上記減算信号に基づいて上記被
    計量物の質量を算出し質量信号を生成する出力手段と、
    を有する質量計量装置において、 上記被計量物の重量を受けた状態で揺動する上記計量用
    荷重変換手段の固有角振動数を決定する第1の揺動質量
    を上記出力手段の生成した上記被計量物の質量信号に基
    づいて算出し、揺動する上記補正用荷重変換手段の固有
    角振動数を決定する既知の第2の揺動質量に対する上記
    第1の揺動質量の比率を算出し該比率に基づいて係数を
    算出し、上記係数乗算手段が乗算する上記所定の係数を
    該算出した係数に修正する係数修正手段を設けたことを
    特徴とする質量計量装置。
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