JPH08109776A - 日除け装置 - Google Patents

日除け装置

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JPH08109776A
JPH08109776A JP24510494A JP24510494A JPH08109776A JP H08109776 A JPH08109776 A JP H08109776A JP 24510494 A JP24510494 A JP 24510494A JP 24510494 A JP24510494 A JP 24510494A JP H08109776 A JPH08109776 A JP H08109776A
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JP
Japan
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screen
wire
guide members
winding drum
wire winding
Prior art date
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Pending
Application number
JP24510494A
Other languages
English (en)
Inventor
Seizo Hayashiguchi
精三 林口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hayashiguchi Mfg Co Ltd
Original Assignee
Hayashiguchi Mfg Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH08109776A publication Critical patent/JPH08109776A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 開閉操作の容易な薄形の日除け装置を提供す
る。 【構成】 窓の両側に一対のガイド部材11を固定し、
そのガイド部材11によって両側部がスライド自在に支
持されたスクリーン22にワイヤ30の端部を接続す
る。一対のガイド部材11の上端部間にワイヤ巻取りド
ラム28を回転自在に設け、そのワイヤ巻取りドラム2
8に自然状態においてうず巻状の帯状金属板から成る定
荷重ばね31の端部を接続してワイヤ巻取りドラム28
に巻取り方向の回転力を付与する。上記回転力によって
ワイヤ30がスクリーン22を引き上げる引き上げ力と
スクリーン22の自重にスクリーン22とガイド部材1
1の接触部に作用する摩擦力を加えた力とをバランスさ
せ、ガイド部材11に沿ってスライドされるスクリーン
22を任意の位置で停止させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電車やバス等の車両
の窓や建物の窓の日除け装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】角筒形のケース内に巻取り方向への回転
力が付与された巻取軸を組込み、その巻取軸で巻取られ
た日除けシートを一対の平行に配置されたガイド部材の
ガイド溝に沿って移動させるようにした日除け装置は従
来から知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記日除け
装置においては、窓の高さ寸法以上の長さを有する日除
けシートを必要とするため、日除けシートを完全に巻取
った際の巻取軸の外径が大きく、電車のように、窓が形
成された外壁と、その外壁の内側に設けられた内装材間
に形成された狭い空間内には上記巻取軸を組込むことが
できず、電車等の車両の窓の日除けには採用することが
できない。
【0004】この発明の課題は、車両の窓の日除け用と
して用いることができる薄形の開閉操作の容易な日除け
装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、この発明においては、窓の両側部に、その窓の高
さの略2倍の長さを有する一対のガイド部材を取付け、
そのガイド部材によって両側部がスライド自在に支持さ
れたスクリーンの上部にワイヤを接続し、上記一対のガ
イド部材の上端部間に上記ワイヤを巻取るワイヤ巻取り
ドラムを設け、そのワイヤ巻取りドラムに自然状態にお
いてうず巻状の帯状金属板から成る定荷重ばねの一端を
接続してワイヤ巻取りドラムに巻取り方向の回転力を付
与し、その回転力によってワイヤがスクリーンを引上げ
る引上げ力と、上記スクリーンの自重にスクリーンとガ
イド部材の接触部に作用する摩擦力を加えた力とをバラ
ンスさせた構成を採用している。
【0006】そして、取付けの容易化を図るため、一対
のガイド部材の上下部間に上枠および下枠を取付けて枠
体を形成し、上記上枠でワイヤ巻取りドラムを支持した
構成を採用している。
【0007】
【作用】上記の構成から成る日除け装置は、スクリーン
の上下方向のスライドによって窓を開閉し、その閉鎖状
態において遮光する。
【0008】ここで、スクリーンを引き下げたとき、ワ
イヤ巻取りドラムからワイヤが引き出されると共に、ワ
イヤ巻取りドラムに定荷重ばねが巻取られる。定荷重ば
ねはワイヤ巻取りドラムに復帰回転力を付与し、そのワ
イヤ巻取りドラムに巻取られるワイヤがスクリーンを引
き上げる力はスクリーンとガイド部材の接触部の摩擦力
にスクリーンの自重を加えた値にバランスされているた
め、スクリーンを任意の位置で停止させることができ
る。
【0009】
【実施例】以下、この発明の実施例を添付図面に基づい
て説明する。
【0010】図1は、車両1の窓の日除け装置を示す。
車両1は、窓2を有する外壁3と、その内側に取付けら
れた内装材4との間に狭い空間5が設けられている。
【0011】日除け装置は、図2に示すように枠体10
を有する。枠体10は、平行に配置された左右一対のガ
イド部材11、11の上端部間に上枠12と下枠13と
を取付けた方形状とされている。
【0012】左右のガイド部材11は、図5に示すよう
にアウターレール14とインナーレール15とから成
り、両レール14、15は図1に示すように、窓2の高
さの略2倍の長さを有している。また、両レール14、
15は、車両1の外壁3の弧状内面に沿う円弧状とされ
ている。
【0013】アウターレール14は内側面で開放する案
内溝14aと、外側面で開放する支持溝14bとを有
し、支持溝14bに複数の取付片16が挿入され、各取
付片16のねじ止めによって、前記枠体10が車両1の
外壁3の内面に固定されている。このとき、枠体3は、
一対のガイド部材11の下端部が窓2の両側に位置する
取付けとされる。
【0014】インナーレール15は、アウターレール1
4の案内溝14aに挿入され、その案内溝14aの内面
に形成した一対の突条17によって内方向に抜け出るの
が防止されている。
【0015】上記インナーレール15は内側面で開放す
る案内溝18を有し、その案内溝18の開口部から内向
きに一対のフランジ19が設けられている。また、イン
ナーレール15の前後には溝20が形成され、その溝2
0内に組込んだ弾性部材21はアウターレール14の案
内溝14aの内面と弾性接触してインナーレール15の
ガタつきを防止している。
【0016】一対のガイド部材11間に設けられたスク
リーン22は、布等から成る日除けシート23と、その
日除けシート23の上下端部に取付けられた一対のバー
24とから成り、日除けシート23の両側部はインナー
レール15の案内溝18内にスライド自在に挿入され、
その両側に設けた突条25がフランジ19と係合してい
る。一方、上下のバー24の両端部はアウターレール1
4の案内溝14aにスライド自在に挿入され、上記案内
溝14aの両側に設けた摩擦部材26がバー24の両端
部に接触してバー24に摩擦力を付与している。
【0017】図3および図4に示すように、枠体10の
上枠12は角筒状をなし、その内部に取付けたブラケッ
ト27にワイヤ巻取りドラム28とばね支持ドラム29
とが回転自在に支持され、上記ワイヤ巻取りドラム28
で巻取られたワイヤ30の先端部がスクリーン22の上
部バー24に連結されている。
【0018】ばね支持ドラム29には自然状態において
うず巻状となる帯状金属板から成る定荷重ばね31が支
持され、その定荷重ばね31の先端は前記ワイヤ巻取り
ドラム29に連結され、ワイヤ巻取りドラム29に巻取
り方向の回転力が付与されている。
【0019】ここで、定荷重ばね31のばね力によって
ワイヤ巻取りドラム28に巻取り方向の回転を付与し、
その回転力によってワイヤ30がスクリーン22を引き
上げる力はスクリーン22の自重にスクリーン22とガ
イド部材11の接触部に作用する摩擦力を加えた値にバ
ランスされている。
【0020】いま、スクリーン22を引き下げると、ワ
イヤ巻取りドラム28からワイヤ30が引き出されると
共に、そのワイヤ巻取りドラム28によって定荷重ばね
31が巻取られる。この定荷重ばね31はワイヤ巻取り
ドラム28に巻取り方向の回転力を付与し、その回転力
によってワイヤ30がスクリーン22を引き上げる力
は、スクリーン22の自重にスクリーン22とガイド部
材11の接触部に作用する摩擦力を加えた値とバランス
されているため、スクリーン22を引き下げた任意の位
置で停止させることができ、窓2を閉鎖するスクリーン
22によって遮光することができる。
【0021】また、スクリーン22の下部のバー24を
引き上げると、ワイヤ巻取りドラム28がワイヤ30を
巻取り、そのワイヤ30はスクリーン22の上部を引き
上げるため、日除けシート23にたるみを生じさせるこ
となくスクリーン22を引き上げることができる。
【0022】実施例では、一対のガイド部材11と上枠
12および下枠13とで枠体10を形成し、その枠体1
0の取付けによって窓2の両側に一対のガイド部材11
を位置させたが、上枠12および下枠13を省略し、一
対のガイド部材11を外壁3の内面にねじ止めしてもよ
い。
【0023】また、実施例では、列車の窓の日除けを例
にとって説明したが、建物の窓の日除けに使用してもよ
い。
【0024】
【発明の効果】以上のように、この発明に係る日除け装
置においては、一対のガイド部材に沿ってスライド自在
に支持されたスクリーンの上部にワイヤを接続し、その
ワイヤを巻取るワイヤ巻取りドラムに自然状態において
うず巻き状の帯状金属板から成る定荷重ばねを接続して
ワイヤ巻取りドラムに巻取り方向への回転力を付与した
ので、スクリーンを巻取りドラムで巻取るようにした日
除け装置に比較して厚みが薄く、車両の窓の日除けとし
て採用することができる。
【0025】また、定荷重ばねのばね力によってワイヤ
巻取りドラムに巻取り方向の回転力を付与し、その回転
力によってワイヤがスクリーンを引き上げる力とスクリ
ーンの自重にスクリーンとガイド部材の接触部の摩擦力
を加え値とをバランスさせたので、スクリーンをスライ
ドさせた任意の位置に安定よく停止保持させることがで
きると共に、スクリーンを軽い力でスライドさせること
ができる。
【0026】一対のガイド部材の上下部間に上枠および
下枠を取付けて枠体を形成することにより、上枠および
下枠によって一対のガイド部材の間隔が一定に保持され
るため、一対のガイド部材の取付けの容易化を図ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る日除け装置の使用の一例を示す
縦断側面図
【図2】同上日除け装置の正面図
【図3】同上の一部を拡大して示す一部切欠正面図
【図4】図3のIV−IV線に沿った断面図
【図5】図3のV−V線に沿った断面図
【図6】同上のワイヤ巻取りドラムおよびばね支持ドラ
ムを示す斜視図
【符号の説明】
2 窓 10 枠体 11 ガイド部材 12 上枠 13 下枠 22 スクリーン 28 ワイヤ巻取りドラム 30 ワイヤ 31 定荷重ばね

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 窓の両側部に、その窓の高さの略2倍の
    長さを有する一対のガイド部材を取付け、そのガイド部
    材によって両側部がスライド自在に支持されたスクリー
    ンの上部にワイヤを接続し、上記一対のガイド部材の上
    端部間に上記ワイヤを巻取るワイヤ巻取りドラムを設
    け、そのワイヤ巻取りドラムに自然状態においてうず巻
    状の帯状金属板から成る定荷重ばねの一端を接続してワ
    イヤ巻取りドラムに巻取り方向の回転力を付与し、その
    回転力によってワイヤがスクリーンを引上げる引上げ力
    と、上記スクリーンの自重にスクリーンとガイド部材の
    接触部に作用する摩擦力を加えた力とをバランスさせた
    日除け装置。
  2. 【請求項2】 前記一対のガイド部材の上下部間に上枠
    および下枠を取付けて枠体を形成し、上記上枠でワイヤ
    巻取りドラムを支持した請求項1に記載の日除け装置。
JP24510494A 1994-10-11 1994-10-11 日除け装置 Pending JPH08109776A (ja)

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Cited By (5)

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Effective date: 20040928

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Effective date: 20041129

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Effective date: 20050830

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