JPS6115198Y2 - - Google Patents

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JPS6115198Y2
JPS6115198Y2 JP1854880U JP1854880U JPS6115198Y2 JP S6115198 Y2 JPS6115198 Y2 JP S6115198Y2 JP 1854880 U JP1854880 U JP 1854880U JP 1854880 U JP1854880 U JP 1854880U JP S6115198 Y2 JPS6115198 Y2 JP S6115198Y2
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JP
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frame
winding
winding shaft
net
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JP1854880U
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  • Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の技術分野] 本考案は、開閉自在の防虫網戸に関するもので
ある。
[従来の技術] 例えば、実開昭54−133928号公報に開示されて
いるように、ばねの撚りに伴う弾性復元力を駆動
源とする巻取軸にネツトを巻き付け、不使用時に
該ネツトを巻き取り収納するように構成した開閉
自在の防虫網戸は公知である。
かかる従来の防虫網戸は、予め一定の寸法に形
成されており、その高さを調節することができな
いため、その寸法に合う特定の建物開口部にしか
取付けることができず、各種大きさの建物開口部
に防虫網戸を取付けようとすれば、それぞれに見
合う寸法のものを用意しなければならない。
防虫網戸の上端のカバー兼ガイド部材の幅を大
小調節自在とすることによつて該網戸の高さを調
節するようなことも考えられるが、例えば、網戸
の高さを建物開口部に合わせて高くする場合に
は、ガイド部材の幅が大きくなるだけで、ネツト
の高さ、即ち網戸の開口部の大きさはもとのまま
であり、従つて、建物開口部に比べて網戸の開口
部が非常に小さくなり、閉鎖感や圧迫感が増大す
ることになる。
[考案が解決しようとする問題点] 本考案の課題は、防虫網戸を建物開口部に合わ
せて高さ調節可能に構成すると共に、その高さ調
節に伴つて網戸の開口部の大きさを変化させ得る
ように構成し、而して上記従来の欠点を解消する
ことにある。
[問題点を解決するための手段] 上記課題を解決するため、本考案における防虫
網戸は、建物開口部枠における一方の立枠に取付
けられる筒状のカバー内にばねの弾性復元力を駆
動源とする巻取軸を垂直に支承せしめた巻取部
と、上記巻取軸に一端を巻付けられて他端をカバ
ーの外部に導出せしめられたネツトと、該ネツト
の他端に取付けられ、建物開口部枠における他方
の立枠に固定された側枠に係脱自在の框と、建物
開口部枠の上枠に固定されて上記框の上端を移動
自在に支持するガイド杆とを備え、上記巻取部に
おけるカバー及び框の下端に、上下に長い取付用
長孔を備えた調節部材をそれぞれ高さ調節自在に
取付け、上記巻取軸の下端を、該下端の軸孔に回
転自在且つ摺動自在に嵌入する支軸によつて支持
させたことを特徴とするものである。
[作用] 防虫網戸を建物開口部に取付ける場合、ネツ
ト、側枠、ガイド杆等の切断可能な単純部材につ
いてはそれらを建物開口部に合わせて切断し、巻
取部のカバー及び框は、調節部材をスライドさせ
ることによつてそれぞれ高さ調節し、而して該網
戸を建物開口部に取付ける。
その際、カバー及び框の長さを調節することに
より、網戸の開口部は建物開口部に応じて変化す
る。
また、巻取軸の下端は支軸によつて回転自在且
つ摺動自在に支持されているため、巻取部の高さ
が変化しても、巻取軸は該支軸によつて常に安定
的に支持されることになり、網戸の開閉に支承を
来すことがない。
[実施例] 以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に
説明するに、第1図において、1は建物における
窓や出入口などの建物開口部枠であつて、左右の
立枠1a,1b,上枠1c及び下枠1dとからな
り、該建物開口部枠1には防虫網戸2が取付けら
れている。
上記防虫網戸2は、一方の立枠1aに取付けら
れた巻取部3と、該巻取部3内に収納、引出し自
在に巻取られるネツト4と、該ネツト4の他端に
取付けられた框5と、該框5を左右に案内するガ
イド杆6と、他方の立枠1bに固定された側枠7
とからなるもので、上記巻取部3は、第2図に示
すように、立枠1a上の固定棧8に取外し可能に
連結された筒状カバー9を有し、該カバー9内に
ネツト4の巻取軸10を垂直に支承せしめてい
る。円筒状をなす上記巻取軸10は、第3図に示
すように、その中心に該巻取軸と固定関係にある
上部キヤツプ11及びストツプリング12を介し
てばね巻芯13を相互に回動可能に内蔵せしめた
もので、該ばね巻芯13の上端に連結した掛鉤部
材14をカバー9と一体の軸受部材15に固定的
に係着せしめることにより、該巻取軸10をカバ
ー9に対して回転可能に支承させており、該巻取
軸10内においては、上記ばね巻芯13の周りに
ばね16を配設し、該ばね16の上端を上部キヤ
ツプ11に止着させると共に、ばねの下端をばね
巻芯13と固定関係にあるばね受け17に止着さ
せ、而して、このばね16のねじりに伴う弾性復
元力を上記巻取軸10の駆動源とすることによ
り、ネツト4を自動的に巻取るように構成してい
る。
また、上記カバー9の下端には、第4図に詳細
に示すように、上下に長い取付用長孔19,19
を備えた調節部材18a,18bを表裏両面から
当接させ、これらをねじ20,20で締着するこ
とにより高さ調節自在に連結しており、この調節
部材18a,18bによる巻取部3の高さ調節に
よつて該巻取部3を任意寸法の建物開口部に取付
け得るようになしている。上記ねじ20は、その
先端がカバー9の内部に突出してもネツト4の巻
取りの障害とならないように該カバー9の側方へ
偏寄させている。さらにカバー9の下端には、該
カバー内に垂設されている上記巻取軸10の下端
を安定的に支持させるため、第3図に示す如く巻
取部3の下端に位置する底板21をそのアーム2
1aを介して固定し、該底板21上に立設した支
軸22を巻取軸10の下端の下部キヤツプ23に
設けた軸孔23aに回転及び摺動自在に嵌入させ
ている。
巻取軸10に巻付けた上記ネツト4の一端は、
第2図に示すように、巻取軸10の側面に縦設し
た凹溝24内に押え部材25の押込みと共に嵌入
挾持させ、ネツトの他端はカバー9の側面及び調
節部材18a,18b間に続けて縦設した開口部
26を通じて外部に導出せしめ、該他端に上記框
5を取付けている。
上記框5は、その内部ネツト4の端部を押え部
材28との間で挾持するホルダ27を備え、その
表裏面に開閉操作のための摘持用突壁部29を縦
設すると共に、側面に他方の立枠1bに取付けた
側枠7の鉤部7aに係脱自在の止着部30を略全
長にわたつて縦設したもので、該框5の上端に
は、第5図に示すように、二つの軸受31,31
を左右に若干の間隔をおいて形設し、該軸受3
1,31に支承させたローラ軸32,32の両端
にそれぞれローラ33,33を回転可能に取付
け、これらのローラ33,33をガイド杆6の側
壁6a,6aの内面に対設したレール34,34
上に転動自在に載置させるとにより、該框5をガ
イド杆6に吊下状態で移動可能に支持させてい
る。框5が移動する際の安定性は、上記二組のロ
ーラがレール34,34上へ4点接触することに
より良好に保たれる。
而して、上記框5の下端には、前記巻取部3の
場合と同様に、上下に長い取付用長孔36,36
を備えた調節部材35,35を表裏両面に当接さ
せ、これらをねじ37,37で締着することによ
り高さ調節自在に連結している。上記ネツト4及
び框5の下端はフリーとし、下枠1dの上面との
間に虫が侵入しない程度の間隙をおいて自由に移
動できるようにしているが、下枠1d上に適当な
ガイド壁を立設したりガイド溝を設けてそれらに
案内させるようにしてもよい。
また、上記ガイド杆6の側壁6a,6aの下端
には、框5及びネツト4の上部に深く覆い被さる
遮蔽部6b,6bを垂設し、一方、框5及びネツ
ト4の上端はレール34,34へ可及的に近接せ
しめ、而して、それらの間に虫の侵入を防止する
ための長い迂回路を形成している。
なお、上記レール34,34間の間隔及びそれ
らの間を移動する軸受31の幅はできるだけ小さ
く形成するのが望ましい。
上述した網戸2を取付ける場合、構造が簡単で
その場において比較的容易に切断することのでき
るネツト4、側枠7、ガイド杆6等については、
予め長尺のものを用意してこれを必要な長さに切
断し、構造が複雑でその場における切断が困難な
巻取部3及び框5においては、調節部材18a,
18b及び35a,35bによりその高さを建物
開口部に合わせて調節し、而してそれらを第1図
に示す如く建物開口部に取付ける。巻取軸10
は、その下端がネツト4よりもある程度短くなる
が、それによつてネツトの巻取りに支承を来たす
ことはない。
上述した網戸2の使用時には、框5を第1図の
右方へ引つ張つて側枠7の位置まで移動させ、止
着部30を側枠7の鉤部7aに係止(第2図)さ
せる。このとき巻取部3においては、ネツト4の
引出しによつて巻取軸10が回転するときにばね
16が巻回せしめられ、ネツトの巻取りの際に必
要なエネルギーが蓄積される。
網戸2の不使用時には、框5を側枠7から外し
て巻取部3側へ移動させ、ネツト4を該巻取部3
側へ移動させ、ネツト4を該巻取部3内に巻込む
が、この巻取りは、上記ねじれを生じたばね16
の弾性復元力によつて巻取軸10が回転せしめら
れるために自動的に行われる。ネツト4が巻取ら
れたときには、框5がカバー9の側面に当接した
状態となつているが、その状態のままでもネツト
4に巻取り力が作用するように、ばね16に対し
て予めねじりを付与しておく。従つてこの状態で
も框5が遊動することはない。
[考案の効果] 上述したように、本考案に係る防虫網戸によれ
ば、巻取部におけるカバー及び框の下端に調節部
材を連結し、この調節部材によつて上記巻取部及
び框の高さを任意に調節し得るようにしたので、
各種寸法の建物開口部に対する網戸の取付けを確
実に行うことができ、しかも、上記高さ調節は、
構造が複雑で切断が面倒な巻取部及び框について
行うようにしたので、切断による寸法調節はその
他の構造が簡単な単純部材についてのみ行えばよ
く、従つて網戸の取付け作業を非常に簡単且つ迅
速に行うことができる。
また、カバー及び框の長さを調節することによ
り網戸の開口部が建物開口部に応じて変化するた
め、冒頭に述べたように建物開口部に比べて網戸
の開口部が小さくなり、圧迫感や閉鎖感を生じる
ようなことがなく、さらに、巻取軸の下端を支軸
によつて回転自在且つ摺動自在に支持させている
ため、巻取部即ち巻取軸の高さが変化しても、該
巻取軸を支軸によつて常に安定的に支持させるこ
とができ、従つて網戸の開閉に支承を来すことが
ない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す正面図、第2
図はそのA−A拡大断面図、第3図は第2図にお
けるB−B断面図、第4図及び第6図は第1図に
おける部分拡大正面図、第5図は第1図における
部分破断斜視図である。 1……建物開口部枠、1a,1b……立枠、1
c……上枠、2……網戸、3……巻取部、4……
ネツト、5……框、6……ガイド杆、7……側
枠、9……カバー、10……巻取軸、16……ば
ね、18a,18b……調節部材、19……取付
用長孔、21……底板、22……支軸、23a…
…軸孔、30……止着部、35a,35b……調
節部材、36……取付用長孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 建物開口部枠における一方の立枠に取付けられ
    る筒状のカバー内にばねの弾性復元力を駆動源と
    する巻取軸を垂直に支承せしめた巻取部と上記巻
    取軸に一端を巻付けられて他端をカバーの外部に
    導出せしめられたネツトと該ネツトの他端に取付
    けられ、建物開口部枠における他方の立枠に固定
    された側枠に係脱自在の框と、建物開口部枠の上
    枠に固定されて上記框の上端を移動自在に支持す
    るガイド杆とを備え、上記巻取部におけるカバー
    及び框の下端に、上下に長い取付用長孔を備えた
    調節部材をそれぞれ高さ調節自在に取付け、上記
    巻取軸の下端を、該下端の軸孔に回転自在且つ摺
    動自在に嵌入する支軸によつて支持させたことを
    特徴とする防虫網戸。
JP1854880U 1980-02-16 1980-02-16 Expired JPS6115198Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1854880U JPS6115198Y2 (ja) 1980-02-16 1980-02-16

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1854880U JPS6115198Y2 (ja) 1980-02-16 1980-02-16

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Publication Number Publication Date
JPS56119899U JPS56119899U (ja) 1981-09-12
JPS6115198Y2 true JPS6115198Y2 (ja) 1986-05-12

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JP1854880U Expired JPS6115198Y2 (ja) 1980-02-16 1980-02-16

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5820097U (ja) * 1981-10-26 1983-02-07 株式会社川口技研 横捲き網戸に於ける自動捲取装置
JPS59167295U (ja) * 1983-04-25 1984-11-09 セイキ住工株式会社 巻取式スクリ−ン

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JPS56119899U (ja) 1981-09-12

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