JPH08107607A - 電気車バッテリの充電装置 - Google Patents
電気車バッテリの充電装置Info
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- JPH08107607A JPH08107607A JP6238826A JP23882694A JPH08107607A JP H08107607 A JPH08107607 A JP H08107607A JP 6238826 A JP6238826 A JP 6238826A JP 23882694 A JP23882694 A JP 23882694A JP H08107607 A JPH08107607 A JP H08107607A
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- battery
- circuit
- high frequency
- frequency transformer
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/60—Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
- Y02T10/70—Energy storage systems for electromobility, e.g. batteries
Landscapes
- Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)
- Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】車載充電器の重量低減と、直流リアクトルの容
量低減を目的とする。 【構成】交流リアクトルとインバータ回路の1アームと
ダイオードアーム3の構成で電解コンデンサC1にエネ
ルギーを蓄える。この電解コンデンサの電圧を電源とす
る半導体スイッチからなるブリッジ回路6と、このブリ
ッジ回路に1次側コイル10が接続され、2次側コイル
11がダイオードブリッジ回路12に接続された高周波
トランス9と、ダイオードブリッジ回路12をバッテリ
14に接続する直流リアクトル13とを備えている。充
電装置100は、電解コンデンサの電圧Vcを検出し、
この電圧Vcがバッテリ電圧VBと所定の関係を持つよ
うな制御を行なう。 【効果】従来の商用電源に対応したトランスを用いたも
のに比較して、約1/2以下の重量で実用化できる。
量低減を目的とする。 【構成】交流リアクトルとインバータ回路の1アームと
ダイオードアーム3の構成で電解コンデンサC1にエネ
ルギーを蓄える。この電解コンデンサの電圧を電源とす
る半導体スイッチからなるブリッジ回路6と、このブリ
ッジ回路に1次側コイル10が接続され、2次側コイル
11がダイオードブリッジ回路12に接続された高周波
トランス9と、ダイオードブリッジ回路12をバッテリ
14に接続する直流リアクトル13とを備えている。充
電装置100は、電解コンデンサの電圧Vcを検出し、
この電圧Vcがバッテリ電圧VBと所定の関係を持つよ
うな制御を行なう。 【効果】従来の商用電源に対応したトランスを用いたも
のに比較して、約1/2以下の重量で実用化できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は走行用モータを駆動する
インバータを利用した車載バッテリの充電装置に係り、
特に電気自動車用充電装置として好適なモータ駆動用イ
ンバータを利用した車載バッテリの充電に関するもので
ある。
インバータを利用した車載バッテリの充電装置に係り、
特に電気自動車用充電装置として好適なモータ駆動用イ
ンバータを利用した車載バッテリの充電に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来バッテリ駆動車の充電装置として特
開昭59−61402号公報にあるように、3相交流電
動機とインバータとバッテリを有する電気車にトランス
を接続し、バッテリ充電の際は充電選択用切り替えスイ
ッチを切替えて、かつ前記インバータを利用して商用電
源から前記バッテリを充電する技術が知られている。商
用電源を直流電源に変換する電力変換装置は、交流リア
クトル(ACL)、ダイオード、およびインバータ回路
を含み、商用電源は、交流リアクトルを介して、ダイオ
ードアーム中間点、およびインバータ回路を構成してい
る1ヶの半導体スイッチアームの中間点に接続されてい
る。
開昭59−61402号公報にあるように、3相交流電
動機とインバータとバッテリを有する電気車にトランス
を接続し、バッテリ充電の際は充電選択用切り替えスイ
ッチを切替えて、かつ前記インバータを利用して商用電
源から前記バッテリを充電する技術が知られている。商
用電源を直流電源に変換する電力変換装置は、交流リア
クトル(ACL)、ダイオード、およびインバータ回路
を含み、商用電源は、交流リアクトルを介して、ダイオ
ードアーム中間点、およびインバータ回路を構成してい
る1ヶの半導体スイッチアームの中間点に接続されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術によれ
ば、切替スイッチは走行用モータの電流を通電するもの
であるため、その通電容量を予め大きくしておく必要が
あった。また、トランスは商用電源の周波数(50〜6
0Hz)で使用するものであるため、重量が20〜30kg
程度と大きくなっていた。
ば、切替スイッチは走行用モータの電流を通電するもの
であるため、その通電容量を予め大きくしておく必要が
あった。また、トランスは商用電源の周波数(50〜6
0Hz)で使用するものであるため、重量が20〜30kg
程度と大きくなっていた。
【0004】本発明の目的は、トランスの重量を低減し
た車載充電装置を提供するにある。
た車載充電装置を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の車載充電装置
は、走行用モータを駆動する走行用インバータと、この
走行用インバータの入力電流の力率を制御する手段と、
高周波トランスの1次コイル電圧VCが前記バッテリ電
圧VBに対して所定の関係になるように制御する充電制
御回路と、走行用インバータの出力側において入力電力
を蓄える電解コンデンサと、この電解コンデンサの電圧
を電源とする半導体スイッチからなるブリッジ回路と、
このブリッジ回路に1次側コイルが接続され2次側コイ
ルがダイオードブリッジ回路に接続された高周波トラン
スと、このダイオードブリッジ回路をバッテリに接続す
る直流リアクトルとを備えている。
は、走行用モータを駆動する走行用インバータと、この
走行用インバータの入力電流の力率を制御する手段と、
高周波トランスの1次コイル電圧VCが前記バッテリ電
圧VBに対して所定の関係になるように制御する充電制
御回路と、走行用インバータの出力側において入力電力
を蓄える電解コンデンサと、この電解コンデンサの電圧
を電源とする半導体スイッチからなるブリッジ回路と、
このブリッジ回路に1次側コイルが接続され2次側コイ
ルがダイオードブリッジ回路に接続された高周波トラン
スと、このダイオードブリッジ回路をバッテリに接続す
る直流リアクトルとを備えている。
【0006】本発明の充電装置は、電解コンデンサの電
圧Vcを検出し、この電圧Vcがバッテリ電圧VBと次
の関係を持つような制御を行なうことに特徴がある。
圧Vcを検出し、この電圧Vcがバッテリ電圧VBと次
の関係を持つような制御を行なうことに特徴がある。
【0007】直流リアクトル(DCL)のインダクタン
スをLとし、高周波トランスの1次と2次の巻数を1:
nとすると出力電流はほぼ次式のようになる。
スをLとし、高周波トランスの1次と2次の巻数を1:
nとすると出力電流はほぼ次式のようになる。
【0008】Vc×n−VB=L×dI/dT
【0009】
【作用】トランスの重量は周波数に比例して軽くなる。
ただ周波数50Hzを10〜20KHzにしたとき、磁
心の材質を変える必要があり、重量は約1/10程度に
できる。直流リアクトルの容量を小さくするには、ダイ
オードブリッジの出力電圧がバッテリ電圧よりあまり大
きくないほうが良い。ダイオードブリッジの出力端にコ
ンデンサを接続しておくと、1次コイルが通電後から通
電しないとき、上記コンデンサの電荷が放電されるの
と、直流リアクトルの蓄積エネルギーにより、バッテリ
への充電電流の脈動が低減される。
ただ周波数50Hzを10〜20KHzにしたとき、磁
心の材質を変える必要があり、重量は約1/10程度に
できる。直流リアクトルの容量を小さくするには、ダイ
オードブリッジの出力電圧がバッテリ電圧よりあまり大
きくないほうが良い。ダイオードブリッジの出力端にコ
ンデンサを接続しておくと、1次コイルが通電後から通
電しないとき、上記コンデンサの電荷が放電されるの
と、直流リアクトルの蓄積エネルギーにより、バッテリ
への充電電流の脈動が低減される。
【0010】つまり、高周波トランスの電源は、バッテ
リ電圧によって加減するようにする。高周波トランスの
電源電圧は入力電力によって決まる。入力電力が大き
く、高周波トランスからの出力が小さいと、電解コンデ
ンサの蓄積エネルギーが大きくなり、電圧が増大する。
また高周波トランスの出力より、入力電力が小さいと電
解コンデンサの電圧は低下していく。そしてダイオード
ブリッジの出力電圧がバッテリ電圧より小さくなると充
電電流が流れなくなってしまう。
リ電圧によって加減するようにする。高周波トランスの
電源電圧は入力電力によって決まる。入力電力が大き
く、高周波トランスからの出力が小さいと、電解コンデ
ンサの蓄積エネルギーが大きくなり、電圧が増大する。
また高周波トランスの出力より、入力電力が小さいと電
解コンデンサの電圧は低下していく。そしてダイオード
ブリッジの出力電圧がバッテリ電圧より小さくなると充
電電流が流れなくなってしまう。
【0011】本発明において、バッテリ充電電流は、半
導体スイッチからなるブリッジ回路のオン・オフを制御
(PWM)することで、指令値になるように制御され
る。指令値は、商用電源の電圧に比例した信号を生じる
入力波形回路からの波形を用いて交流入力電源の電流値
の指令値とする。充電量が増えてくるとバッテリ電圧V
Bが増加してくる。この増加に対応して、ダイオードブ
リッジの出力電圧をバッテリ電圧と所定の関係、例えば
バッテリ電圧VBの増加に対応して大きくするように制
御する。そのために、電解コンデンサ電圧すなわち高周
波トランスの1次コイル電圧Vcを大きくする。すなわ
ち、上記式の左辺の値を小さくすれば、微少時間dTで
の電流増加dIは小さくなり、直流リアクトルのLの値
を小さくすることができる。これによって、直流リアク
トルの重量を低減した車載充電装置を提供することがで
きる。
導体スイッチからなるブリッジ回路のオン・オフを制御
(PWM)することで、指令値になるように制御され
る。指令値は、商用電源の電圧に比例した信号を生じる
入力波形回路からの波形を用いて交流入力電源の電流値
の指令値とする。充電量が増えてくるとバッテリ電圧V
Bが増加してくる。この増加に対応して、ダイオードブ
リッジの出力電圧をバッテリ電圧と所定の関係、例えば
バッテリ電圧VBの増加に対応して大きくするように制
御する。そのために、電解コンデンサ電圧すなわち高周
波トランスの1次コイル電圧Vcを大きくする。すなわ
ち、上記式の左辺の値を小さくすれば、微少時間dTで
の電流増加dIは小さくなり、直流リアクトルのLの値
を小さくすることができる。これによって、直流リアク
トルの重量を低減した車載充電装置を提供することがで
きる。
【0012】
【実施例】以下、図に従って詳細に説明する。図1は本
発明の一実施例に充電制御主回路を示す図である。1は
商用電源、2は走行用インバータ回路4を含む電力変換
装置である。商用電源1の一端が、電力変換装置2の交
流リアクトル(ACL)2Aを介してダイオードアーム
3の中間点に、また他端が、走行用インバータ回路4を
構成している1ヶの半導体スイッチアーム5の中間点に
接続されている。電力変換用のインバータ回路4は、
(+)線7と(−)線8で接続されており、半導体スイ
ッチアーム5の中間点は、走行用モータ15に接続され
ている。(+)線7と(−)線8には、電解コンデンサ
C1及び、半導体スイッチ素子T1〜T4で構成される
スイッチングブリッジ6が並列に接続されている。
発明の一実施例に充電制御主回路を示す図である。1は
商用電源、2は走行用インバータ回路4を含む電力変換
装置である。商用電源1の一端が、電力変換装置2の交
流リアクトル(ACL)2Aを介してダイオードアーム
3の中間点に、また他端が、走行用インバータ回路4を
構成している1ヶの半導体スイッチアーム5の中間点に
接続されている。電力変換用のインバータ回路4は、
(+)線7と(−)線8で接続されており、半導体スイ
ッチアーム5の中間点は、走行用モータ15に接続され
ている。(+)線7と(−)線8には、電解コンデンサ
C1及び、半導体スイッチ素子T1〜T4で構成される
スイッチングブリッジ6が並列に接続されている。
【0013】スイッチングブリッジ6の中間点には、高
周波トランス9の1次コイル10が接続されている。高
周波トランス9の2次コイル11は、ダイオードブリッ
ジ12に接続され、さらに、直流リアクトル(DCL)
13を介してバッテリ14に接続されている。平滑用の
コンデンサC2が、ダイオードブリジッジ12の出力端
に接続されており、高周波トランス9のインダクタンス
により突入電流を制限し、スイッチングブリッジ6がオ
フ時期このコンデンサC2の電荷を放出することによ
り、充電電流の脈動を低減する。
周波トランス9の1次コイル10が接続されている。高
周波トランス9の2次コイル11は、ダイオードブリッ
ジ12に接続され、さらに、直流リアクトル(DCL)
13を介してバッテリ14に接続されている。平滑用の
コンデンサC2が、ダイオードブリジッジ12の出力端
に接続されており、高周波トランス9のインダクタンス
により突入電流を制限し、スイッチングブリッジ6がオ
フ時期このコンデンサC2の電荷を放出することによ
り、充電電流の脈動を低減する。
【0014】バッテリ14の充電電流は、出力電流セン
サC.S2 17で検知される。スイッチング素子18の
エラーアンプE・Aには、指令電流値と出力電流センサ
C.S2 17の出力信号が接続される。この出力信号は
オン・オフのパルス幅が変わるPWM信号であり、ゲー
ト駆動回路19を介して、スイッチングブリッジ6を2
0kHz程度で動作させる。
サC.S2 17で検知される。スイッチング素子18の
エラーアンプE・Aには、指令電流値と出力電流センサ
C.S2 17の出力信号が接続される。この出力信号は
オン・オフのパルス幅が変わるPWM信号であり、ゲー
ト駆動回路19を介して、スイッチングブリッジ6を2
0kHz程度で動作させる。
【0015】これにより、(+)線7と(−)線8間の
電圧すなわち、高周波トランス9の1次コイル電圧Vc
の変動があっても、バッテリ14には指令電流に応じた
充電電流が流れる。
電圧すなわち、高周波トランス9の1次コイル電圧Vc
の変動があっても、バッテリ14には指令電流に応じた
充電電流が流れる。
【0016】100は充電制御回路であり、電解コンデ
ンサの電圧Vcを検出し、この電圧Vcがバッテリ電圧
VBと所定の関係を持たせておくような制御を行なう。
そのため、インバータ回路4のスイッチ素子Q1あるい
はQ2をQ1ゲート回路28、Q2ゲート回路29によ
り制御している。
ンサの電圧Vcを検出し、この電圧Vcがバッテリ電圧
VBと所定の関係を持たせておくような制御を行なう。
そのため、インバータ回路4のスイッチ素子Q1あるい
はQ2をQ1ゲート回路28、Q2ゲート回路29によ
り制御している。
【0017】図2は充電制御回路100の一例を示す図
である。充電制御回路100は、計測用トランス20を
介して商用電源1に接続されている。計測用トランス2
0の2次側は整流回路21で全波整流される。整流回路
21の出力側は、抵抗R1,R3を介してスイッチング
素子b22のエラーアンプE・A端子に接続され、ま
た、抵抗R1からR2を接続してグランド線27に接続
されている。抵抗R1とR2の分割比により、入力電流
の最大値を決める。入力電流センサC.S1 16が、抵
抗R5を介してスイッチング素子b22のエラーアンプ
E・Aの他入力端子に接続されている。
である。充電制御回路100は、計測用トランス20を
介して商用電源1に接続されている。計測用トランス2
0の2次側は整流回路21で全波整流される。整流回路
21の出力側は、抵抗R1,R3を介してスイッチング
素子b22のエラーアンプE・A端子に接続され、ま
た、抵抗R1からR2を接続してグランド線27に接続
されている。抵抗R1とR2の分割比により、入力電流
の最大値を決める。入力電流センサC.S1 16が、抵
抗R5を介してスイッチング素子b22のエラーアンプ
E・Aの他入力端子に接続されている。
【0018】商用電源1の入力電流は、入力電圧と相似
の波形にする、いわゆる力率1の制御をおこなう。その
ために、入力電流センサC.S1 16の出力と、トラン
ジスタTRのコレクタ出力がエラーアンプE・A端子に
入力され、入力電流の波形が入力電圧の波形に対応する
ように制御される。このようにして、商用電源1の入力
電流の力率を1に近づけて、電力機器の有効利用を図
る。このように制御された入力電力は、一旦、電解コン
デンサC1に蓄えられる。
の波形にする、いわゆる力率1の制御をおこなう。その
ために、入力電流センサC.S1 16の出力と、トラン
ジスタTRのコレクタ出力がエラーアンプE・A端子に
入力され、入力電流の波形が入力電圧の波形に対応する
ように制御される。このようにして、商用電源1の入力
電流の力率を1に近づけて、電力機器の有効利用を図
る。このように制御された入力電力は、一旦、電解コン
デンサC1に蓄えられる。
【0019】バッテリ電圧VBを検出するバッテリ電圧
検出23や、(+)線と(−)線8間の電圧、つまりコ
ンデンサC1の両端電圧Vcを検出するコンデンサ電圧
検出回路24は、絶縁アンプのように商用電源や主回路
の電位から絶縁され、グランド線27を基準とした電圧
値が検知される。
検出23や、(+)線と(−)線8間の電圧、つまりコ
ンデンサC1の両端電圧Vcを検出するコンデンサ電圧
検出回路24は、絶縁アンプのように商用電源や主回路
の電位から絶縁され、グランド線27を基準とした電圧
値が検知される。
【0020】バッテリ電圧検出回路23から抵抗R12
を介して、さらに定電圧源26、抵抗R13を介して比
例制御回路25に接続し、バッテリ電圧検出回路の出力
VBを比例制御回路25に印加する。
を介して、さらに定電圧源26、抵抗R13を介して比
例制御回路25に接続し、バッテリ電圧検出回路の出力
VBを比例制御回路25に印加する。
【0021】コンデンサ電圧検出回路24の出力は、抵
抗R14を介して比例制御回路25に接続される。コン
デンサC3を介して接続することにより、検出の遅れが
生ずるが、検出値は平均値を示す。これを比例制御回路
25に印加し、出力は抵抗R7,R6を直列にしてトラ
ンジスタTRのベースに接続する。
抗R14を介して比例制御回路25に接続される。コン
デンサC3を介して接続することにより、検出の遅れが
生ずるが、検出値は平均値を示す。これを比例制御回路
25に印加し、出力は抵抗R7,R6を直列にしてトラ
ンジスタTRのベースに接続する。
【0022】商用電源からの入力電力は50〜60Hzの
倍周期でエネルギーが変動している。それで、電解コン
デンサ電圧Vcも変動する。この変動の影響をなくする
ため、電解コンデンサ電圧の検出は、平均電圧となるよ
うに時定数を大きくした検出回路にしてある。
倍周期でエネルギーが変動している。それで、電解コン
デンサ電圧Vcも変動する。この変動の影響をなくする
ため、電解コンデンサ電圧の検出は、平均電圧となるよ
うに時定数を大きくした検出回路にしてある。
【0023】抵抗R7とR6の接続点にあるコンデンサ
C4はノイズ・リップル吸収用である。トランジスタT
Rのコレクタから抵抗R4を介して抵抗R3に接続す
る。この回路は、コンデンサ電圧Vcがあまりにも大き
くなると、スイッチング素子b22の指令値を小さくし
ていく。
C4はノイズ・リップル吸収用である。トランジスタT
Rのコレクタから抵抗R4を介して抵抗R3に接続す
る。この回路は、コンデンサ電圧Vcがあまりにも大き
くなると、スイッチング素子b22の指令値を小さくし
ていく。
【0024】スイッチング素子b22の出力からの信号
と、商用電源1の極性により、インバータ回路4の半導
体スイッチアーム5のスイッチ素子Q1あるいはQ2を
オン・オフさせるようにするためインバータ素子INV
30とアンド素子AND31,32の組合せで、Q1ゲ
ート回路28、Q2ゲート回路29より、スイッチ素子
Q1,Q2のゲートを制御している。
と、商用電源1の極性により、インバータ回路4の半導
体スイッチアーム5のスイッチ素子Q1あるいはQ2を
オン・オフさせるようにするためインバータ素子INV
30とアンド素子AND31,32の組合せで、Q1ゲ
ート回路28、Q2ゲート回路29より、スイッチ素子
Q1,Q2のゲートを制御している。
【0025】バッテリ充電電流は、半導体スイッチから
なるブリッジ回路12のオン・オフを制御(PWM)す
ることで、指令値になるように制御される。指令値は、
商用電源1の電圧に比例した信号を生じる入力波形回路
からの波形を用いて交流入力電源の電流値の指令値とす
る。図3の(A)に示すように、充電量が増えてくると
バッテリ電圧VBが増加してくる。この増加に対応し
て、ダイオードブリッジ12の出力電圧をバッテリ電圧
VBと所定の関係、例えばバッテリ電圧より大きくする
ように制御する。そのために、電解コンデンサ電圧すな
わち高周波トランス9の1次コイル10の電圧Vcを大
きくする。すなわち、次式の左辺の値を小さくすれば、
図3の(B)に示すように、微少時間dTでの電流増加
dIは小さくなり、高周波トランス9のLの値を小さく
することができる。
なるブリッジ回路12のオン・オフを制御(PWM)す
ることで、指令値になるように制御される。指令値は、
商用電源1の電圧に比例した信号を生じる入力波形回路
からの波形を用いて交流入力電源の電流値の指令値とす
る。図3の(A)に示すように、充電量が増えてくると
バッテリ電圧VBが増加してくる。この増加に対応し
て、ダイオードブリッジ12の出力電圧をバッテリ電圧
VBと所定の関係、例えばバッテリ電圧より大きくする
ように制御する。そのために、電解コンデンサ電圧すな
わち高周波トランス9の1次コイル10の電圧Vcを大
きくする。すなわち、次式の左辺の値を小さくすれば、
図3の(B)に示すように、微少時間dTでの電流増加
dIは小さくなり、高周波トランス9のLの値を小さく
することができる。
【0026】DCL13のインダクタンスをLとし、高
周波トランスの1次と2次の巻数を1:nとすると出力
電流はほぼ次式のようになる。 Vc×n−VB=L×dI/dT 微少時間dTでの電流増加dIは、左辺の値を小さくな
るように制御することにより小さくなるので、結果とし
てDCL13のインダクタンスLの値を小さくすること
ができる。
周波トランスの1次と2次の巻数を1:nとすると出力
電流はほぼ次式のようになる。 Vc×n−VB=L×dI/dT 微少時間dTでの電流増加dIは、左辺の値を小さくな
るように制御することにより小さくなるので、結果とし
てDCL13のインダクタンスLの値を小さくすること
ができる。
【0027】なお、トランスの重量は理論的に周波数に
比例して軽くなるが、高周波にする影響を考慮しても1
/10程度にできる。例えば、50Hzの商用電源をその
まま用いたときのトランスの重量25kgに対して、20
kHzの高周波を用いると、トランスの重量を3.5kgに
低減できる。
比例して軽くなるが、高周波にする影響を考慮しても1
/10程度にできる。例えば、50Hzの商用電源をその
まま用いたときのトランスの重量25kgに対して、20
kHzの高周波を用いると、トランスの重量を3.5kgに
低減できる。
【0028】
(1)高周波トランスを用いることができるようになっ
たので、充電装置を小形・軽量にすることができる。 (2)高周波トランスの電源電圧をバッテリ電圧によっ
て加減することができるので、直流リアクトルの容量を
低減することができ、充電装置を小形・軽量にすること
ができる。
たので、充電装置を小形・軽量にすることができる。 (2)高周波トランスの電源電圧をバッテリ電圧によっ
て加減することができるので、直流リアクトルの容量を
低減することができ、充電装置を小形・軽量にすること
ができる。
【図1】本発明の一実施例になる電気車主回路の要部を
示す図である。
示す図である。
【図2】図1の充電制御回路の詳細を示す図である。
【図3】図1の充電制御回路の動作を示す図である。
1…商用電源、2…電力変換装置、3…ダイオードアー
ム、4…インバータ回路、5…半導体スイッチアーム、
6…スイッチングブリッジ、7…(+)線、8…(−)
線、9…高周波トランス、10…1次コイル、11…2
次コイル、12…ダイオードブリッジ、13…直流リア
クトル、14…バッテリ、15…走行用モータ、16…
入力電流センサ C.S1、17…出力電流センサ C.S
2、18…スイッチング素子 a、19…ゲート駆動回
路、20…計測用トランス、21…整流回路、22…ス
イッチング素子 b、23…バッテリ電圧検出回路、2
4…コンデンサ電圧検出回路、25…比例制御回路、2
6…定電圧源、27…グランド線、28…Q1ゲート回
路、29…Q2ゲート回路
ム、4…インバータ回路、5…半導体スイッチアーム、
6…スイッチングブリッジ、7…(+)線、8…(−)
線、9…高周波トランス、10…1次コイル、11…2
次コイル、12…ダイオードブリッジ、13…直流リア
クトル、14…バッテリ、15…走行用モータ、16…
入力電流センサ C.S1、17…出力電流センサ C.S
2、18…スイッチング素子 a、19…ゲート駆動回
路、20…計測用トランス、21…整流回路、22…ス
イッチング素子 b、23…バッテリ電圧検出回路、2
4…コンデンサ電圧検出回路、25…比例制御回路、2
6…定電圧源、27…グランド線、28…Q1ゲート回
路、29…Q2ゲート回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊佐地 則文 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車 株式会社内
Claims (2)
- 【請求項1】バッテリ、走行用モータ、インバータ及び
商用電源を用いて前記バッテリを充電するための充電装
置を有する電気自動車において、前記充電装置は、前記
商用電源を直流電源に変換して前記走行用モータに供給
する前記インバータを含むと共に、該走行用インバータ
の入力電流の力率を制御する手段、及び前記高周波トラ
ンスの1次コイル電圧VCが前記バッテリ電圧VBに対し
て所定の関係になるように制御する充電制御回路とを有
する電力変換装置と、該電力変換装置の端子間に並列に
接続された、電解コンデンサ及びスイッチングブリッジ
と、 前記スイッチングブリッジの中間点に1次コイルが接続
され、2次コイルがダイオードブリッジに接続された高
周波トランスと、 前記ダイオードブリッジを前記バッテリに接続する直流
リアクトルとを備えていることを特徴とする電気車バッ
テリの充電装置。 - 【請求項2】請求項1において、バッテリ電圧VBを検
出する回路と、 高周波トランスの1次コイル電圧VCを検出する回路
と、 前記バッテリ電圧VBにある規定値を加えた値を指令値
とし、前記高周波トランスの1次コイル電圧VCをフィ
ードバック値とする比例制御回路と、 該比例制御回路の出力を、交流入力電源電流値の指令値
とする充電制御回路から構成したことを特徴とする電気
車バッテリの充電装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6238826A JPH08107607A (ja) | 1994-10-03 | 1994-10-03 | 電気車バッテリの充電装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6238826A JPH08107607A (ja) | 1994-10-03 | 1994-10-03 | 電気車バッテリの充電装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08107607A true JPH08107607A (ja) | 1996-04-23 |
Family
ID=17035850
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6238826A Pending JPH08107607A (ja) | 1994-10-03 | 1994-10-03 | 電気車バッテリの充電装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08107607A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
1994
- 1994-10-03 JP JP6238826A patent/JPH08107607A/ja active Pending
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