JP3697112B2 - 直流双方向コンバータ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、絶縁された二組の直流電圧源の間で電力エネルギーを相互に伝達する直流(正逆)双方向コンバータに関し、例えば、二次電池の極板形成用の充放電装置や、太陽光発電装置などに利用されるものを対象とする。
【0002】
【従来の技術】
交流電源を用いて充電した充電電力の一部を、放電時に交流電源側に回生させて電力の有効利用を図る電力回生型充放電装置が知られている。図21は従来最も一般的に使用されている二次電池極板形成用の充放電装置の一例を示す図である。
【0003】
図21の充放電装置は、商用電源61からのAC電圧を直流電圧に変換する定電流充電装置62と、極板形成途中の二次電池63と、二次電池63からの放電エネルギーを商用電源側に回生するDC/ACインバータ65と、二次電池63の充放電に伴って変動する直流電圧をDC/ACインバータ65に適した電圧に変換するDC/DCコンバータ64と、二次電池63を強制的に放電させるダミー負荷66とを有する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来の充放電装置は、図21の矢印で示すように、電力エネルギーを一方向にしか流すことができなかった。このため、従来は、充電用の装置である定電流充電装置62と、放電用の装置であるDC/ACインバータ65やDC/DCコンバータ64を、それぞれ別個に設ける必要があった。したがって、部品点数が増えてコスト高になり、また、容積や重量も増えるため、省資源化が困難であり、消費電力も増えるという問題があった。
【0005】
本発明は、このような点に鑑みてなされたものであり、その目的は、絶縁された二組の直流電圧源の間で、電力エネルギーを効率よく相互に伝達することができる直流双方向コンバータを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上述した課題を解決するために、本発明の一態様によれば、絶縁された第1および第2の直流電圧源の間に接続され、前記第1および第2の直流電圧源の間で双方向に電力エネルギーを伝達する直流双方向コンバータであって、互いに絶縁された第1および第2のコンバータ/整流器と、前記第2のコンバータ/整流器と前記第2の直流電圧源との間に介挿されるコンデンサ入力型フィルタと、を備え、前記コンデンサ入力型フィルタは、前記第2の直流電圧源の入出力端子間に接続されるコンデンサを有し、前記第1のコンバータ/整流器は、前記第1の直流電圧源から前記第2の直流電圧源に電力エネルギーを伝達する際には、前記第1の直流電圧源からの直流電圧を交流電圧に変換して前記第2のコンバータ/整流器に供給し、かつ、前記第2の直流電圧源から前記第1の直流電圧源に電力エネルギーを伝達する際には、前記第2のコンバータ/整流器からの交流電圧を直流電圧に変換して前記第1の直流電圧源に供給し、前記第2のコンバータ/整流器は、前記第1の直流電圧源から前記第2の直流電圧源に電力エネルギーを伝達する際には、前記第1のコンバータ/整流器からの交流電圧を直流電圧に変換して前記第2の直流電圧源に供給し、かつ、前記第2の直流電圧源から前記第1の直流電圧源に電力エネルギーを伝達する際には、前記第2の直流電圧源からの直流電圧を交流電圧に変換して前記第1のコンバータ/整流器に供給することを特徴とする直流双方向コンバータが提供される。
【0007】
請求項1の発明では、第1の直流電圧源から第2の直流電圧源に電力エネルギーを伝達する際も、第2の直流電圧源から第1の直流電圧源に電力エネルギーを伝達する際も、第1および第2のコンバータ/整流器を利用するため、充放電用にそれぞれ専用の回路を設ける必要がなくなり、回路構成を簡略化できる。また、第1および第2のコンバータ/整流器は互いに絶縁されているため、安全性が向上する。
【0008】
請求項2の発明では、第1〜第4のスイッチ回路のオン・オフ制御により、第1および第2のコンバータ/整流器間で電力エネルギーの伝達を行う。
【0009】
請求項3の発明では、第1〜第4のスイッチ回路のオン・オフ期間をパルス幅制御するため、第1および第2の直流電圧源の電圧レベルを連続的に可変制御することができる。また、第1および第2のスイッチ回路の接続点と第1の巻線との間にチョークコイルを設けるため、第1の直流電圧源と第2の直流電圧源との間で供給される電圧を充放電のいずれの場合も平均化することができる。
【0010】
請求項4の発明では、第1および第2の直流電圧源の電圧レベルを磁気増幅器により可変制御するため、第1〜第4のスイッチ回路のオン・オフ期間を可変制御しなくても、第1および第2の直流電圧源の電圧レベルを調整できる。
【0011】
請求項5の発明では、2個のスイッチ回路だけで、第1および第2の直流電圧源の間で双方向に電力を伝達できるため、回路構成をさらに簡略化することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を適用した直流双方向コンバータについて、図面を参照しながら具体的に説明する。以下では、主に、二次電池の極板形成用の直流双方向コンバータについて説明する。
【0013】
図1は本発明に係る直流双方向コンバータの原理を説明するための概略ブロック図である。図1の直流双方向コンバータ1は、商用電源2からのAC電圧を直流電圧に変換するインバータ/コンバータ兼用回路3と二次電池4との間に接続されている。
【0014】
図1の直流双方向コンバータ1は、二次電池4の充電時にはインバータ/コンバータ兼用回路3から出力された直流電圧を絶縁してDC/DC変換を行うとともに、二次電池4の放電時には二次電池4からの放電エネルギーを絶縁してインバータ/コンバータ兼用回路3に伝達する。
【0015】
従来は、図21に示すように、二次電池4を充電するための装置と放電するための装置が別々に必要であったが、本発明では、図1のインバータ/コンバータ兼用回路3と直流双方向コンバータ1を、二次電池4の充電時にも放電時にも利用する。これにより、従来に比べて回路構成を簡略化でき、小型・軽量化が可能になるとともに、消費電力も低減できる。以下、図1の直流双方向コンバータ1の具体例について説明する。
【0016】
(第1の実施形態)
図2は本発明に係る直流双方向コンバータ1の第1の実施形態の回路図である。図2の直流双方向コンバータ1は、インバータ/コンバータ兼用回路3と二次電池4との間に接続されている。
【0017】
インバータ/コンバータ兼用回路3は、二次電池4の充電時には高力率整流回路(PFC:Power Factor Correction)として作用し、二次電池4の放電時にはDC/ACインバータとして作用する。このインバータ/コンバータ兼用回路3は、全波ブリッジ整流回路や昇圧コンバータ等を用いた公知の回路で構成され、回路構成自体には特に特徴はないので、詳細な説明は省略する。
【0018】
図2の直流双方向コンバータ1は、ハーフブリッジ型インバータ兼倍電圧整流回路(INV-A/Rec)11と、高周波交流チョークコイル(AC-CH)12と、高周波変圧器(HFT)13と、インバータ兼二相半波整流回路(INV-B/Rec)14と、フィルタ回路15と、電流検出器(Shunt)16とを有する。
【0019】
これらの回路のうち、高周波交流チョークコイル12、高周波変圧器13、およびフィルタ回路15はもともと、エネルギーを伝達する上では双方向性の線形回路である。一方、インバータ兼倍電圧整流回路11とインバータ兼二相半波整流回路14は、エネルギーの方向に依存する非線形回路である。すなわち、インバータ兼倍電圧整流回路11とインバータ兼二相半波整流回路14は、エネルギーの方向に応じて、異なる動作を行う。
【0020】
インバータ兼倍電圧整流回路11は、インバータ/コンバータ兼用回路3の出力端子a,b間に従続接続されたコンデンサC1,C2と、同じく出力端子a,b間に従続接続された半導体スイッチS1,S2と、各半導体スイッチS1,S2のソース−ドレイン端子間にそれぞれ並列接続されたダイオードD1,D2とを有する。これらダイオードD1,D2は、対応する半導体スイッチとワン・パッケージになっていてもよいし、半導体スイッチとは別個に取り付けてもよい。
【0021】
交流チョークコイル12の一端は半導体スイッチS1,S2の接続点に接続され、他端は高周波変圧器13の一次側巻線N1の一端に接続されている。一次側巻線N1の他端はスイッチSW1を介してコンデンサC1,C2の接続点に接続されている。交流チョークコイル12は、パルス幅変調エネルギーを平均化する作用を行う。
【0022】
インバータ兼二相半波整流回路14は、高周波変圧器13の二次側巻線N2,N3の両端間に従続接続された半導体スイッチS3,S4と、半導体スイッチS3のソース−ドレイン端子間に並列接続されたダイオードD3,D5と、半導体スイッチS4のソース−ドレイン端子間に並列接続されたダイオードD4,D6とを有する。ダイオードD5,D6を半導体スイッチとは別個に取り付けることにより、整流効率が改善される。なお、ダイオードD3,D5は、半導体スイッチS3,S4に寄生する寄生ダイオードである。
【0023】
フィルタ回路15は、チョークコイル21と、コンデンサC3,C4とを有し、チョークコイル21およびコンデンサC3の接続点は高周波変圧器13の二次側巻線N2,N3の接続点に接続されている。
【0024】
半導体スイッチS1〜S4は、図3に詳細構成を示すパルス幅変調制御回路によりオン・オフ制御される。パルス幅変調制御回路は、二次電池4の充電時には半導体スイッチS1,S2をパルス幅制御するとともに、半導体スイッチS3,S4をオフ状態にし、二次電池4の放電時には半導体スイッチS1,S2をオフ状態にするとともに、半導体スイッチS3,S4をパルス幅制御する。
【0025】
図4および図5は二次電池4の充電時の電流の流れる方向を示す図、図6は充電時の半導体スイッチS1,S2のオン・オフ状態を示す波形図であり、以下、これらの図を用いて、充電時の動作を説明する。
【0026】
半導体スイッチS1がオンの場合には、図4の矢印で示すように、インバータ/コンバータ兼用回路3の出力端子aから、半導体スイッチS1、交流チョークコイル12、高周波変圧器13の一次側巻線N1、スイッチSW1、およびコンデンサC2を通る向きに電流が流れる。この電流により、高周波変圧器13の二次側に起電力が発生し、図4の矢印で示すように、二次側巻線N2、チョークコイル21、二次電池4、電流検出器16、ダイオードD3,D5、およびコイルN2を通る向きに電流が流れて二次電池4が充電される。
【0027】
また、半導体スイッチS2がオンの場合には、図5の矢印で示すように、インバータ/コンバータ兼用回路3の出力端子aから、コンデンサC1、スイッチSW1、一次側巻線N1、交流チョークコイル12、および半導体スイッチS2を通る向きに電流が流れる。この電流により、高周波変圧器13の二次側に起電力が発生し、図5の矢印で示すように、二次側巻線N3、チョークコイル21、二次電池4、電流検出器16、ダイオードD4,D6、および二次側巻線N3を通る向きに電流が流れて二次電池4が充電される。
【0028】
このように、充電時には、インバータ/コンバータ兼用回路3から出力された直流電圧を半導体スイッチS1,S2により矩形波電圧に変換して高周波変圧器13の一次側巻線N1に供給し、二次側巻線N2,N3に発生された起電力を整流して二次電池4の充電を行う。半導体スイッチS1,S2は交互にオンし、半導体スイッチS1,S2のいずれがオンしても高周波変圧器13の二次側に電力が伝達されるため、インバータ/コンバータ兼用回路3から出力された直流電圧を無駄なく利用して二次電池4の充電を行うことができる。
【0029】
このような制御により、二次電池4の充電時には、図2のe点は、図6(c)に示すように、Vabが100Vの場合には、50Vを中心として、プラスマイナス50Vの振幅で変化する電圧になり、コンデンサC1,C2の両端にはそれぞれ50Vの電圧が印加される。
【0030】
一方、図7および図8は二次電池4の放電時の電流の流れる方向を示す図、図9は放電時の半導体スイッチS3,S4のオン・オフ状態を示す波形図であり、以下、これらの図に基づいて、放電時の動作を説明する。
【0031】
図3に詳細構成を示すパルス幅変調制御回路は、二次電池4の放電時には、半導体スイッチS3,S4を交互にオン・オフし、かつ、半導体スイッチS1,S2をオフ状態にする。半導体スイッチS3がオンの場合には、図7の矢印で示すように、二次電池4の端子cから、チョークコイル21、高周波変圧器13の二次側巻線N2、半導体スイッチS3、および電流検出器16を通る向きに電流が流れる。
【0032】
この電流により、高周波変圧器13の一次側巻線N1に起電力が発生し、この起電力により、図7の矢印で示すように、一次側巻線N1、交流チョークコイル12、ダイオードD1、コンデンサC1、および一次側巻線N1を通る向きに電流が流れる。この電流により、コンデンサC1の充電が行われる。
【0033】
また、半導体スイッチS4がオンの場合には、図8の矢印で示すように、二次電池4の端子cから、チョークコイル21、高周波変圧器13の二次側巻線N3、半導体スイッチS4、および電流検出器16を通る向きに電流が流れる。この電流により、高周波変圧器13の一次側巻線N1に起電力が発生し、この起電力により、図8の矢印で示すように、一次側巻線N1、スイッチSW1、コンデンサC2、ダイオードD2、交流チョークコイル12、および一次側巻線N1を通る向きに電流が流れる。この電流により、コンデンサC2の充電が行われる。
【0034】
このように、放電時には、二次電池4の放電電圧を半導体スイッチS3,S4により矩形波電圧に変換して高周波変圧器13に供給し、高周波変圧器13の一次側巻線N1に発生する起電力によりコンデンサC1,C2を交互に充電するため、インバータ/コンバータ兼用回路3の端子a,b間にコンデンサC1,C2の両端電圧を足し合わせた倍電圧を供給することができる。インバータ/コンバータ兼用回路3は、直流双方向コンバータ1から供給された倍電圧を交流電圧に変換して商用電源側に回生させる。
【0035】
二次電池4の放電時の放電電流とインバータ/コンバータ兼用回路3の端子a,b間電圧との関係は、半導体スイッチS3,S4のオン・オフ期間の比(時比率)と高周波変圧器13の巻数比で決定される。また、交流チョークコイル12は、パルス幅変調出力エネルギーを平均化する役割を果たす。
【0036】
図3は図2の半導体スイッチS1〜S4のオン・オフをパルス幅制御するパルス幅変調制御回路の詳細構成を示す回路図である。図3の入力端子x,yにはそれぞれ図2の電流検出器16の端部が接続され、図3の入力端子zには図2のチョークコイル21と二次電池4との接続点が接続されている。
【0037】
図3のパルス幅変調制御回路は、電流検出部31と、電圧監視部32と、パルス幅制御用IC33と、パルス出力部34と、ドライバ35とを有する。
【0038】
電流検出部31はさらに、充電電流を検出するオペアンプOP1と、放電電流を検出するオペアンプOP2と、充放電を切り替えるスイッチSW2とを有する。オペアンプOP1は充電電流に応じた電圧を出力し、オペアンプOP2は放電電流に応じた電圧を出力する。パルス幅制御用IC33は、オペアンプOP1,OP2の出力電圧が基準電圧VREFに応じた電圧になるように、パルス幅制御信号PWM1,PWM2のパルス幅を制御する。
【0039】
パルス出力部34はさらに、4つのNANDゲートG1〜G4とスイッチSW3とを有し、充電時にはNANDゲートG1はパルス幅制御信号PWM1の反転信号を出力し、NANDゲートG2はパルス幅制御信号PWM2の反転信号を出力する。このとき、NANDゲートG3,G4の出力はローレベル固定になる。また、放電時にはNANDゲートG3はパルス幅制御信号PWM1の反転信号を出力し、NANDゲートG4はパルス幅制御信号PWM2の反転信号を出力する。このとき、NANDゲートG1,G2の出力はローレベル固定になる。
【0040】
ドライバ35はさらにフォトカプラ41を有し、パルス出力部34と絶縁された信号を出力する。フォトカプラ41を設けることで、ドライバ35の出力とパルス出力部34等の制御回路を絶縁して駆動できる。なお、ドライバ35の出力端子間電圧は、15V程度である。
【0041】
このように、第1の実施形態の直流双方向コンバータ1は、二次電池4を充電する際にも放電する際にも利用されるため、充電用の回路と放電用の回路を別個に設ける必要がなくなり、回路構成を簡略化できる。また、商用電源2側と二次電池4側を高周波変圧器13で絶縁し、かつ、半導体スイッチS1〜S4のゲート端子をその制御回路と絶縁するため、安全性が向上するとともに、ノイズの影響も受けにくくなる。
【0042】
(第2の実施形態)
第2の実施形態は、高周波変圧器13の一次側巻線N1に流す電流を磁気増幅器により制御するものである。
【0043】
図10は本発明に係る直流双方向コンバータの第2の実施形態の回路図である。図10では、図2と共通する構成部分には同一符号を付しており、以下では相違点を中心に説明する。
【0044】
図10の直流双方向コンバータ1aは、図2の交流チョークコイル12の代わりに、高周波磁気増幅器17を備えている。また、半導体スイッチS1,S2の間には、両スイッチS1,S2間に短絡電流が流れるのを防止すべく、チョークコイル18が接続されている。
【0045】
磁気増幅器17は、トランス19を備えており、このトランス19の一次側に流れる電流を制御することにより、高周波変圧器13の一次側巻線N1に流れる電流を制御することができる。
【0046】
図11および図12は磁気増幅器17の特性を示す図である。図11の横軸は磁気増幅器17内のトランス19の一次側に流れる制御電流Ic、縦軸は磁気増幅器17の出力電流Iacである。なお、電流Ibはバイアス電流である。また、図12の横軸は磁気増幅器17の出力電圧Vac、縦軸は磁気増幅器17の出力電流Iacである。図示のように、制御電流Icを調整することにより、磁気増幅器17の出力電流Iacを可変制御することができる。
【0047】
このような磁気増幅器17を設ければ、半導体スイッチS1〜S4をパルス幅制御しなくても、二次電池4の充電電圧を可変制御することができる。したがって、図10の回路の場合、半導体スイッチS1〜S4の時比率を略50%に設定すればよくなる。
【0048】
また、磁気増幅器17は、内部にトランス19を有するため、磁気増幅器17の出力部をその制御回路と絶縁することができ、安全性が向上する。さらに、第2の実施形態では、磁気増幅器17を高周波帯域で使用するため、商用電源帯域で使用する場合に比べて、格段に小型・軽量化が可能になる。
【0049】
図13は図10の半導体スイッチS1〜S4のオン・オフを制御するパルス幅変調制御回路の詳細構成を示す回路図である。図13では、図3と共通する構成部分には同一符号を付しており、以下では、相違点を中心に説明する。
【0050】
パルス出力部34は、NANDゲートG1〜G4の他に、時比率が50%のパルス信号を出力するフリップフロップ42と、制御電流出力回路43とを有する。
【0051】
NANDゲートG1〜G4は、フリップフロップ42からのパルス信号に基づいて、時比率が略50%の信号を出力する。これにより、半導体スイッチS1〜S4は、ほぼ等間隔でオン・オフする。
【0052】
このように、第2の実施形態では、半導体スイッチS1〜S4のオン・オフ期間の時比率を略50%に設定するため、フリップフロップ42のみで半導体スイッチS1〜S4のオン・オフを制御できる。
【0053】
制御電流出力回路43は、二次電池4の充電時には充電電圧に応じた制御電流を出力し、二次電池4の放電時にはインバータ/コンバータ兼用回路3に供給する直流電圧に応じた制御電流を出力する。制御電流出力回路43から出力された制御電流は、磁気増幅器17内のトランス19の一次側巻線N1に供給される。
【0054】
なお、第1の実施形態(図2)の半導体スイッチS1,S2間にも、図10と同様のチョークコイル18を接続してもよい。これにより、半導体スイッチS1,S2間を短絡電流が貫通するおそれがなくなる。
【0055】
(第3の実施形態)
第3の実施形態は、第1および第2の実施形態よりも回路構成を簡略化したものであり、2個の半導体スイッチだけで電力エネルギーを双方向に伝達するものである。
【0056】
図14は本発明に係る直流双方向コンバータ1の第3の実施形態の回路図である。図14では図2と共通する構成部分には同一符号を付しており、以下では相違点を中心に説明する。
【0057】
図14の高周波変圧器13の鉄芯には、直流励磁による飽和を防ぐために空隙が設けられている。また、高周波変圧器13の一次側(商用電源側)巻線N1と二次側(二次電池側)巻線N2にはそれぞれ半導体スイッチSA,SBが直列に接続されている。
【0058】
高周波変圧器13を中心として線対称に回路を配置することにより、図14の回路は完全に左右対称になり、インバータ/コンバータ兼用回路3と二次電池4との間で双方向に電力エネルギーを伝達することができる。
【0059】
また、インバータ/コンバータ兼用回路3の出力電圧と二次電池4の両端電圧とがどのように相違していても、高周波変圧器13の巻数比により整合を取ることができる。さらに、インバータ/コンバータ兼用回路3の出力電圧と二次電池4の両端電圧との電圧比が2〜3倍程度の電圧範囲であれば、半導体スイッチSA,SBのパルス幅変調制御により両電圧を調整することができる。
【0060】
図15は二次電池4の充電時の電流の流れを示す図である。充電時には、半導体スイッチSAはオン・オフ制御されるのに対し、半導体スイッチSBは常にオフ状態になる。
【0061】
半導体スイッチSAがオンの間は、インバータ/コンバータ兼用回路3から、一次側巻線N1を通って半導体スイッチSAのドレイン−ソース間に電流が流れる。この電流により、高周波変圧器13の二次側巻線N2に起電力が発生し、二次側巻線N2からチョークコイル21を通って二次電池4に向かって電流が流れ、二次電池4の充電が行われる。
【0062】
図16は充電時における半導体スイッチSAのソース−ドレイン間電圧Va、高周波変圧器13の一次側巻線N1を流れる電流Ia、および半導体スイッチSBのソース−ドレイン間電圧Vbの波形図である。また、図17は、半導体スイッチSAのソース−ドレイン間電圧Vaと高周波変圧器13の一次側巻線N1を流れる電流Iaの実測波形図である。
【0063】
図16および図17の波形図は、半導体スイッチSAを略40%の時比率T〔=T1/(T1+T2)=約0.4〕で駆動する例を示している。このとき、半導体スイッチSAのソース−ドレイン間電圧Vaは、高周波変圧器13の磁束により、インバータ/コンバータ兼用回路3の出力電圧Vabよりも高くなり、(1)式のようになる。
Va=Vab(1+T1/T2) …(1)
半導体スイッチSAがオフすると、高周波変圧器13の一次側巻線N1に電流Iaが流れる。この電流は、一次側巻線N1のインダクタンスにより、図16(b)に示すように、徐々に増加する。
【0064】
また、高周波変圧器13の二次側巻線N2には起電力が発生し、半導体スイッチSBのソース−ドレイン間電圧Vbは、(2)式に示すように、高周波変圧器13の一次巻線N1と二次巻線N2の巻数比に応じた電圧になる。
Vb=Vab(1+T1/T2)×(n2/n1) …(2)
(2)式に示す電圧Vbは、期間T2の間に平均化され、その平均電圧Vcdは、(3)式のようになり、この電圧Vcdが二次電池4の充電電圧になる。
このように、高周波変圧器13の巻数比n2/n1と、パルス幅制御の時比率{T1/(T1+T2)}とにより、二次電池4の充電電圧を連続的に制御することができる。
【0065】
一方、図18は放電時の電流の流れを示す図である。放電時には、半導体スイッチSAは常にオフ状態になるのに対し、半導体スイッチSBは図19に詳細構成を示すパルス幅変調制御回路によりオン・オフ制御される。
【0066】
半導体スイッチSBがオンのときは、二次電池4からの放電電流は、チョークコイル21と、二次側巻線N2と、半導体スイッチSBと、電流検出器16を通って流れる。この電流により、高周波変圧器13の一次側巻線N1に起電力が発生する。この起電力により、ダイオードDAから一次側巻線N1を通ってインバータ/コンバータ兼用回路3の方向に電流が流れ、二次電池4からの放電エネルギーが商用電源2側に回生される。
【0067】
図19は図14の半導体スイッチSA,SBのゲート電圧を制御するパルス幅変調制御回路の詳細構成を示す回路図である。図19の回路では、図2と共通する構成部分には同一符号を付している。
【0068】
図19のパルス出力部34は2つのNANDゲートG1,G2を有する。NANDゲートG1は充電時にパルス幅変調信号を出力し、NANDゲートG2は放電時にパルス幅変調信号を出力する。
【0069】
このように、第3の実施形態は、2個の半導体スイッチSA,SBだけで二次電池4への充電制御と、二次電池4からの放電電力を商用電源2側に回生させる制御とを行うことができるため、第1および第2の実施形態よりもさらに回路構成を簡略化でき、小型・軽量化が可能になるとともに、消費電力も低減できる。
【0070】
上述した各実施形態では、本発明に係る直流双方向コンバータ1を、二次電池4の極板形成用に利用する例を説明したが、本発明は、他の目的にも利用可能である。例えば、図20は本発明を太陽光発電装置の充放電制御装置として利用する例を示すブロック図である。図20の太陽光発電装置は、太陽光発電器51で発電された電力を直流双方向コンバータ1を介して二次電池4に充電するとともに、二次電池4からの放電エネルギーをDC/ACインバータ52を介して商用電源2に回生させるものである。
【0071】
また、本発明は、回転数や発生電力の変動が大きい風車発電機やエンジン発電機などで発電した電力をいったん直流に変換した後、絶縁して電力を伝達するため、発電機側の影響を受けない安定した直流電圧を得ることができるとともに、DC/ACインバータを接続することにより、発電機側の影響を受けない安定した交流電圧を得ることもできる。したがって、本発明に係る直流双方向コンバータ1を大容量の電気二重層コンデンサ等に接続すれば、コンデンサ等に安定した電力を供給することができる。
【0072】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、本発明によれば、第1および第2の直流電圧源の間で、互いに絶縁した状態で双方向に電力を伝達できるため、充電用や放電用にそれぞれ専用の回路を設ける必要がなくなり、回路構成を簡略化することができる。また、第1および第2の直流電圧源を互いに絶縁するため、安全性が向上するとともに、ノイズの影響も受けにくくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る直流双方向コンバータの原理を説明するための概略ブロック図。
【図2】本発明に係る直流双方向コンバータ1の第1の実施形態の回路図。
【図3】パルス幅変調制御回路の詳細構成を示す回路図。
【図4】半導体スイッチS1がオンのときの二次電池の充電時の電流の流れる方向を示す図。
【図5】半導体スイッチS2がオンのときの二次電池の充電時の電流の流れる方向を示す図。
【図6】充電時の半導体スイッチS1,S2のオン・オフ状態を示す波形図。
【図7】半導体スイッチS3がオンのときの二次電池の放電時の電流の流れる方向を示す図。
【図8】半導体スイッチS4がオンのときの二次電池の放電時の電流の流れる方向を示す図。
【図9】放電時の半導体スイッチS3,S4のオン・オフ状態を示す波形図。
【図10】本発明に係る直流双方向コンバータの第2の実施形態の回路図。
【図11】磁気増幅器の制御電流と出力電流との関係を示す図。
【図12】磁気増幅器の出力電圧と出力電流との関係を示す図。
【図13】パルス幅変調制御回路の詳細構成を示す回路図。
【図14】本発明に係る直流双方向コンバータの第3の実施形態の回路図。
【図15】二次電池の充電時の電流の流れを示す図。
【図16】充電時における半導体スイッチSAのソース−ドレイン間電圧Va、高周波変圧器の一次側巻線を流れる電流Ia、および半導体スイッチSBのソース−ドレイン間電圧Vbの波形図。
【図17】半導体スイッチSAのソース−ドレイン間電圧Vaと高周波変圧器の一次側巻線N1を流れる電流Iaの実測波形図。
【図18】放電時の電流の流れを示す図。
【図19】図14の半導体スイッチのゲート電圧を制御するパルス幅変調制御回路の詳細構成を示す回路図。
【図20】本発明を太陽光発電装置の充放電制御装置として利用する例を示すブロック図。
【図21】従来最も一般的に使用されている二次電池極板形成用の充放電装置の一例を示す図。
【符号の説明】
1 直流双方向コンバータ
2 商用電源
3 インバータ/コンバータ兼用回路
4 二次電池
11 インバータ兼倍電圧整流回路(INV-A/Rec)
12 高周波交流チョークコイル(AC-CH)
13 高周波変圧器(HFT)
14 インバータ兼二相半波整流回路(INV-B/Rec)
15 フィルタ回路
16 電流検出器(Shunt)
21 チョークコイル
31 電流検出部
32 電圧監視部
33 パルス幅制御用IC
34 パルス出力部
35 ドライバ
Claims (4)
- 絶縁された第1および第2の直流電圧源の間に接続され、前記第1および第2の直流電圧源の間で双方向に電力エネルギーを伝達する直流双方向コンバータであって、
互いに絶縁された第1および第2のコンバータ/整流器と、
前記第2のコンバータ/整流器と前記第2の直流電圧源との間に介挿されるコンデンサ入力型フィルタと、を備え、
前記コンデンサ入力型フィルタは、前記第2の直流電圧源の入出力端子間に接続されるコンデンサを有し、
前記第1のコンバータ/整流器は、前記第1の直流電圧源から前記第2の直流電圧源に電力エネルギーを伝達する際には、前記第1の直流電圧源からの直流電圧を交流電圧に変換して前記第2のコンバータ/整流器に供給し、かつ、前記第2の直流電圧源から前記第1の直流電圧源に電力エネルギーを伝達する際には、前記第2のコンバータ/整流器からの交流電圧を直流電圧に変換して前記第1の直流電圧源に供給し、
前記第2のコンバータ/整流器は、前記第1の直流電圧源から前記第2の直流電圧源に電力エネルギーを伝達する際には、前記第1のコンバータ/整流器からの交流電圧を直流電圧に変換して前記第2の直流電圧源に供給し、かつ、前記第2の直流電圧源から前記第1の直流電圧源に電力エネルギーを伝達する際には、前記第2の直流電圧源からの直流電圧を交流電圧に変換して前記第1のコンバータ/整流器に供給することを特徴とする直流双方向コンバータ。 - 互いに絶縁された第1および第2の巻線を有する変圧器を備え、
前記第1の巻線は、前記第1のコンバータ/整流器に接続され、
前記第2の巻線は、前記第2のコンバータ/整流器に接続され、
前記第1のコンバータ/整流器は、前記第1の直流電圧源の端子間に従続接続された第1および第2のスイッチ回路を有し、
前記第2のコンバータ/整流器は、前記第2の巻線間に従続接続された第3および第4のスイッチ回路を有し、
前記第1および第2のスイッチ回路は、前記第1の直流電圧源から前記第2の直流電圧源に電力エネルギーを伝達する際には前記第1の巻線に矩形波電圧が供給されるようにオン・オフ動作を行い、かつ、前記第2の直流電圧源から前記第1の直流電圧源に電力エネルギーを伝達する際には整流作用のみを行い、
前記第3および第4のスイッチ回路は、前記第1の直流電圧源から前記第2の直流電圧源に電力エネルギーを伝達する際には整流作用のみを行い、前記第2の直流電圧源から前記第1の直流電圧源に電力エネルギーを伝達する際には前記第2の巻線に矩形波電圧が供給されるようにオン・オフ動作を行うことを特徴とする請求項1に記載の直流双方向コンバータ。 - 前記第1および第2の直流電圧源の電圧レベルに応じて、前記第1〜第4のスイッチ回路のオン・オフ期間をパルス幅制御する制御回路と、
前記第1および第2のスイッチ回路の接続点と前記第1の巻線との間に接続されたチョークコイルと、
を備え、
前記第1のコンバータ/整流器は、前記第1の直流電圧源の端子間に従続接続された第1および第2のキャパシタを有し、
前記第1の巻線および前記チョークコイルは、前記第1および第2のスイッチ回路の接続点と、前記第1および第2のキャパシタの接続点との間に従続接続されることを特徴とする請求項2に記載の直流双方向コンバータ。 - 前記第1および第2のスイッチ回路の接続点と前記第1の巻線との間に接続された磁気増幅器と、
前記磁気増幅器の制御電流を調整することにより前記第1および第2の直流電圧源の電圧レベルを調整する制御回路と、を備え、
前記第1〜第4のスイッチ回路の時比率を略50%に設定することを特徴とする請求項2に記載の直流双方向コンバータ。
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