JP3330232B2 - 交直流無停電電源装置 - Google Patents

交直流無停電電源装置

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JP3330232B2
JP3330232B2 JP18655894A JP18655894A JP3330232B2 JP 3330232 B2 JP3330232 B2 JP 3330232B2 JP 18655894 A JP18655894 A JP 18655894A JP 18655894 A JP18655894 A JP 18655894A JP 3330232 B2 JP3330232 B2 JP 3330232B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はコンピュータ等の負荷に
給電する無停電電源装置に係わる。詳しくは商用交流電
源出力をもって常時は給電し、停電時には内蔵するバッ
テリーから直流電力を給電する交直流無停電電源装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来の無停電電源の出力は交流のみであ
る。すなわち、装置内にバッテリーとその直流出力を交
流に変換するインバータを備えていて、インバータで変
換した交流出力か装置入力の商用交流のいずれかを負荷
に給電している。この装置の構成を図9に示す。Vi
商用の交流電源である。BATTはバッテリーで停電時
に供給する電力源となる。CHは充電器で商用交流電源
の出力を受けてバッテリーBATTを充電する。CONP
はDC・DCコンバータでバッテリーBATTの直流電
圧をインバータINVの動作電圧、例えば300ボルト
に調整する。このDC・DCコンバータCONP には一般
にチョッパ回路が使われている。INVはインバータで
ある。C1 ,C2 はコンデンサであり、バッテリーBA
TTの直流電圧300ボルトを分圧する。点Xの電圧は
150ボルトの電位にある。半導体スイッチQ1 ,Q2
は例えばトランジスタであり、これらは外部からの信号
によってオン・オフ動作する。半導体スイッチQ1 がオ
ンすれば点Pの電位はDC・DCコンバータCONP のプ
ラス側の電位になり、半導体スイッチQ2がオンすれば
点Pはマイナス側の電位になる。半導体スイッチQ1
2 を、例えば50Hzでオン・オフさせれば点X−P
間には50Hzの交流電圧が得られる。点X−Pの電圧
をフィルタLac,Cacに与えると点X−Y間に高調波の
少ない交流電圧が得られる。Sは切り替えスイッチであ
る。LOADは負荷で例えばパソコン,ワークステーシ
ョンなどの小形コンピュータである。内部にはダイオー
ドDL1〜DL4の整流回路があり、その出力でコンデンサ
L を充電するとともにスイッチングコンバータCONL
を働かせる。CONLの出力で電子回路等のコンピュータ
回路を働かせる。商用交流電源Vi から受電していると
きには切り替えスイッチSを商用側に切り換えて交流電
圧Vi で負荷LOADに給電する。停電の時には切り替
えスイッチSをインバータ側に切り換えて電圧V0 でL
OADに給電する。このように停電時であっても負荷L
OADには交流電力が給電される。充電器CHの電力容
量を大きくすれば商用電力受電時にもインバータから負
荷LOADに給電することもできる。
【0003】図10は交流電圧と負荷LOADに流れる
電流のパターンである。LOAD内のコンデンサCL
は電荷が蓄えられ電圧Vd のレベルにあるため、交流電
圧が電圧Vd より高い期間にのみ電流が流れる。したが
って、この電流Iacはパルス状になる。負荷LOADの
コンデンサCL の電圧、つまりコンバータCONL に給電
する直流電圧Vd は、入力電流Iacが流れているTon
期間は、交流入力電圧を整流した電圧(Vi の絶対値)
のレベルに等しく、最大値Vmax に達する。また電流I
acが流れていない期間Toff においてはコンデンサCL
はもっぱら放電し、その電圧Vd は最小値Vmin まで低
下する。このようにコンデンサCL の電圧Vd はVmax
とVmin の間で周期的に変動する。Vmax は交流入力電
圧Vi (V0 )の最大振幅値(波高値)であり、また、
min はコンデンサCL の容量にもよるがVmax より1
0%程度低いレベルになる。交流入力電圧は公称値(た
とえば、100V)に対して通常±10%の変動が想定
され、負荷LOADはこの変動に耐えられるように設計
されている。この場合、Vmax は(√2×公称値)±1
0%の範囲で変動する。また、Vmin はVmax より10
%だけ低くなるから、その変動範囲は(√2×公称値)
+0%、−20%となる。つまり、負荷LOAD側の直
流電圧Vd は交流入力の公称電圧の波高値の20%程度
までは低下することが許容されている。この従来例の欠
点はバッテリーBATTの直流電力を交流に変換するた
めのインバータを必要とすることである。回路が複雑で
あり信頼性を損なう。またコストも高くなる。インバー
タINVが高いパルス電流を流すためにDC・DCコン
バータCONPはこれに見合った大きい出力容量が必要に
なる。これもコストを高める要因である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の欠点を
改善するために提案されたもので、その目的は無停電電
源装置を簡素な構成として、信頼性の向上とコストの低
下を実現することにある。また、装置の小形化も併せて
実現する。パソコン,ワークステーションなどの小形コ
ンピュータは受電した交流電力を一旦直流電力に変換し
てから改めてDC・DCコンバータで半導体IC等の電
子回路で必要とする5V,2V等の低電圧の直流に変換
して装置を動作させている。従って、外部から給電する
電力は必要なレベルが確保されていれば直流電圧であっ
ても差し支えはない。本発明はこの使用実態を活かして
直流給電を行う無停電電源装置を実現することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、 (1)本発明は商用交流電源からの交流電力と、内蔵す
る直流電源装置からの直流電力とのいずれか一方を切り
替えスイッチで選択して出力する交直流電源装置におい
て、前記交流電力の出力電圧は前記商用交流電源の電圧
であり、前記直流電源装置は前記交流電源に接続された
充電器、前記充電器に接続されたバッテリー、およびD
C・DCコンバータからなり、前記充電器は前記商用交
流電源から受電し、その出力の直流電圧で前記バッテリ
ーを充電し、前記DC・DCコンバータは前記バッテリ
ーからの直流出力を、前記商用交流電源の公称電圧の波
高値の110から80パーセントの範囲のレベルに調整
して出力する交直流無停電電源装置を発明の特徴とす
る。 (2)本発明は直流電源装置は交流電源に接続された絶
縁トランスと、前記絶縁トランスの出力を整流する整流
器と、前記整流器の出力側に接続されたDC・DCコン
バータと、前記整流器出力側と、前記DC・DCコンバ
ータを構成する半導体スイッチを介して接続されたバッ
テリーからなり、このDC・DCコンバータは前記商用
交流電源から前記絶縁トランスと整流器を介して受電
し、その出力の直流電圧で前記バッテリーを充電し、ま
た前記商用交流電源の停電時には前記バッテリーの直流
出力を調整して出力する(1)記載の交直流無停電電源
装置を発明の特徴とする。 (3)本発明は直流電源装置は第1の半導体スイッチを
持ち交流電源に接続される充電器と、前記第1の半導体
スイッチを介して接続されるDC・DCコンバータと、
このDC・DCコンバータに接続されるバッテリーとか
ら構成され、前記DC・DCコンバータは第2の半導体
スイッチとリアクタとコンデンサがループ状に接続され
ており、前記第2の半導体スイッチの一方はダイオード
を介して切り替えスイッチの一方の極に接続され、他方
は前記切り替えスイッチの他方の極に接続され、前記充
電器は前記商用交流電源の電力を前記切り替えスイッチ
の後の負荷側から受電し、その出力の直流電圧でバッテ
リーを充電し、前記DC・DCコンバータは前記バッテ
リーの直流出力を調整して出力する(1)記載の交直流
無停電電源装置を発明の特徴とする。 (4)本発明は負荷に交流または直流を供給するための
切り替えスイッチとしてリレーを用い、かつ商用交流電
源線路と直流電源線路とは2線路とも切り離されている
(1)または(2)または(3)記載の交直流無停電電
源装置を発明の特徴とする。 (5)本発明は負荷に交流または直流を供給するための
切り替えスイッチとしてa接点とb接点とを有するリレ
ーを用い、前記a接点を商用交流電源系のスイッチとし
て使い、前記b接点を直流電源系のスイッチとして使
い、かつ前記リレーの励磁コイルの駆動を前記商用交流
電源によって行う(1)または(2)または(3)また
は(4)記載の交直流無停電電源装置を発明の特徴とす
る。
【0006】
【作用】本発明は、無停電電源装置から複雑なインバー
タを除くことができるので、コストの低い、かつ信頼性
の高い、小形の交直流無停電電源装置を得ることができ
る。
【0007】
【実施例】図1は本発明の実施例である。(請求項1に
対応) 図2はこの動作電圧,電流波形例である。Vi は商用の
交流電源で公称電圧、例えば100ボルトの正弦波電圧
(波高値は√2×100ボルト)である。図において、
i は商用の交流電源、CHは充電器、BATTはバッ
テリー、CONP はDC・DCコンバータ、Sは切り替え
スイッチ、LOADは負荷、DL1〜DL4はダイオード、
L はコンデンサ、CONL はスイッチングコンバータを
示す。CHは充電器でバッテリーBATTを充電する。
ONP はDC・DCコンバータでバッテリーBATTの
直流電圧を変換し、かつ定電圧化する。この変換電圧V
d のレベルは商用電源電圧Vi の波高値√2×100ボ
ルトより低下が20パーセント以上にはならないように
調整する。また変換電圧Vd が波高値√2×100ボル
トを大きく超えると負荷LOAD内の電子回路を構成す
る部品の耐圧を超えて信頼性を低下させる危険性が出る
ので、Vd の上限値は商用電源の変動上限である10パ
ーセントまでを見込んで、これに対応した波高値の11
0パーセントのレベルに抑える。従って変換電圧Vd
変動許容値は√2×100ボルトの110から80パー
セントの範囲内とするのがよい。
【0008】商用電源から受電しているときには、切り
替えスイッチSを商用電源側にして電圧Vi で負荷LO
ADに給電する。負荷LOADの整流回路はダイオード
L1,DL4とDL2,DL3の対が交互に通電して入力の交
流電力を直流に変換する。この電圧,電流波形が図2
(a)である。停電期間中は切り替えスイッチSを直流
側に切り替えてDC・DCコンバータCONP の直流出力
電圧で負荷LOADに給電する。負荷LOADの整流回
路はダイオード対DL1,DL4のみが連続して通電してコ
ンデンサCL を充電し、スイッチングコンバータCONL
を動作させる。
【0009】図2(b)は給電する電圧,電流のパター
ンである。交流給電中は間欠的にパルス状のレベルの高
い電流が流れる〔図2(a)〕のに対して直流給電中は
レベルの低い電流が連続して流れる。負荷LOADのダ
イオードDL1,DL4には連続した電流が流れることにな
るがレベルが低いので温度が異常に上昇するような支障
はない。出力の直流電流の値が小さいのでDC・DCコ
ンバータCONP の容量は小さくてよい。従来例(図9)
のDC・DCコンバータCONP はインバータINVが高
いパルス電流を流すために大きい容量が必要になる。
【0010】図3は本発明に使う切り替えスイッチSと
して1個のリレーを使った構成例である。(請求項3及
び4に対応) 2本の給電線のいずれの極にもスイッチを設ける。商用
電源の一方の極は保安の目的で接地されることがある。
交流電源系と直流電源系とが1線でも結ばれていると、
直流電源系で何らかの原因で一方の極が接地されるよう
な障害が起こると漏洩電流,短絡電流が流れ、危険な場
合がある。この危険を避けるために両電極側ともスイッ
チを設けておき漏洩電流や短絡電流が流れるループが形
成されないようにしておく。後で述べるように直流電源
が充電器を介して交流電源系と直流的に通じることのな
いように絶縁の処置をとる。この直流電源を接地から浮
かしておく処置によって負荷LOAD側で接地事故が生
じた場合でも漏洩電流や短絡電流が生じる問題は避けら
れる。給電機能としてはスイッチSの一方があればよ
い。すなわち保安面で問題がなければ電源の両極に設け
られたスイッチX,またはY,の内いずれか一方を
直結してもよい。商用交流電源系と直流電源系とでは電
圧のレベルに差があり、両者は並列に接続されると過大
な電流が流れ障害を誘発する危険性がある。両系のスイ
ッチが同時に閉じている期間が生じないようにしてこの
問題の発生を防ぐ。すなわち、商用交流電源系にはa接
点X,Yを使い、また直流系にはb接点を使って
給電する。これによれば接点Xと、あるいはYと
同時に閉じることはないので両電源側で過電流を生じる
事態は避けられる。接点X,,Y,をそれぞれ個別
のリレーで構成してもXと、あるいはYととが同時
に閉じないようにシーケンスを組めば同じ目的は達せら
れる。なお、上記の方式は実施例1乃至3のいずれにも
適用可能である。
【0011】図4はバッテリーBATTを充電する充電
器の構成例である。図4(a)は交流入力を整流器Rec
で一旦整流して直流を得、この直流電力をスイッチング
コンバータで再度バッテリーBATTの所望するレベル
に変換する充電器である。スイッチングコンバータは従
来から使われている昇降圧形である。リアクタL1 は2
次巻線をもつ。半導体スイッチQc1をオンさせるとコン
デンサCdcの電圧がリアクタL1 の1次巻線にかかり電
流が流れ出す。これによってリアクタL1 に電磁エネル
ギーが蓄えられる。Qc1をオフさせるとリアクタL1
2次巻線に図示の極性の電圧が誘起、ダイオードD1
介して電流が流れる。半導体スイッチQc1のオン期間と
オフ期間の比率を制御して定電圧化された直流電圧を得
る。この直流出力電圧でバッテリーBATTを充電す
る。リアクタL1で入・出力間の絶縁を行う。
【0012】図4(b)は交流入力端に商用周波数の絶
縁トランスT1 を設けている。トランスT1 の2次側に
誘起した電圧を整流器Recで直流電圧に変換し、これを
降圧チョッパでバッテリーBATTの所望する電圧レベ
ルに調整する。半導体スイッチQc2をオンさせるとリア
クタL2 を通して電流が流れ、リアクタL2 にエネルギ
ーが蓄えられる。半導体スイッチQc2をオフさせるとリ
アクタL2 のエネルギーはダイオードD2 のループを通
って放電する。半導体スイッチQc2のオン期間とオフ期
間の比率を制御して所望の直流電圧とする。入力側のト
ランスT1 で入・出力間が絶縁される。絶縁の必要がな
ければトランスT1 を省いて破線cdの右側の部分を充
電器として使う。この絶縁トランスT1 の電力容量はバ
ッテリーBATTの充電に必要とする大きさで充分であ
り、負荷LOADへの給電容量をもたなくてよい。
【0013】バッテリーBATTは硫酸鉛バッテリーが
使われる。このバッテリーの1個の電圧はたかだか2ボ
ルトであり、直列接続して総合の電圧を高くして使わざ
るを得ない。給電に必要な容量(アンペア・アワーA
H)は同じであっても、小容量のバッテリー(AHが小
さい)を数多く直列接続して電圧を高めて使う場合には
信頼性は低くなり、分割損でコストも上がる。また、電
圧をあまり高くすると取扱の安全性確保のための処置が
必要になり、これもコストを高める。そこで本発明では
AHの大きいバッテリーを少数使い、負荷への給電に必
要な電圧レベルはDC・DCコンバータで昇圧して得
る。
【0014】図5はバッテリーBATTの電圧を負荷L
OADの所望する電圧レベルまで変換するDC・DCコ
ンバータCONL の構成例で、入・出力非絶縁の昇圧形チ
ョッパを使った例である。半導体スイッチQc3をオンさ
せるとリアクタL3 に入力のバッテリーBATTの電圧
が加わり、電流が流れ、これによってエネルギーが蓄え
られる。この期間にはコンデンサCd の放電によって給
電電力はまかなわれる。半導体スイッチQc3をオフさせ
るとリアクタL3 の電流はダイオードD3 を通って出力
となる。この際、入力のバッテリーBATTの電圧にリ
アクタL3 の図示の極性の電圧が加算されるので出力電
圧は入力電圧より高くなる。半導体スイッチQc3のオン
期間とオフ期間の比率を調整して所望の直流出力電圧を
得る。絶縁形のスイッチングコンバータを必要とする場
合は、図4(a)において充電器の破線abより右側の
構成が使われる。電圧のレベルはリアクタL1 の1次,
2次巻線の巻線比で概略調整し、さらに半導体スイッチ
c1のオン・オフ動作によって定電圧の精度を高める。
【0015】スイッチングコンバータとしてはフィード
ホワード・コンバータも使われる。図6にこれを示す。
半導体スイッチQc4をオンさせると、トランスT2 に図
示の極性の電圧が誘起し、出力側に電力が送られる。半
導体スイッチQc4をオフさせるとそれまでにトランスT
2 に蓄えられた励磁エネルギーによって図示とは逆の極
性の電圧が誘起し、巻線nから、ダイオードD4 を介し
て入力側のバッテリーBATTに電磁エネルギーが戻さ
れる。この半導体スイッチQc4のオフ期間には、平滑リ
アクタL4 に蓄えられた電磁エネルギーがダイオードD
5 のルートで流れ、給電に当てられる。半導体スイッチ
c4のオンとオフの比を調整することによって所望の直
流電圧を得る。充電器とスイッチングコンバータを組み
合わせるには少なくともどちらか一方は絶縁機能を持っ
たものとする。例えばスイッチングコンバータとして図
5の非絶縁の降圧チョッパを使う場合は充電器として図
4(a)または(b)のトランスつきを組み合わせる。
【0016】図7は本発明の第2の実施例である。(請
求項2に対応) 図1の実施例において、充電器CHとして図4(b)を
採用した場合のリアクタL3 と、DC・DCコンバータ
ONP として図5を採用した場合のリアクタL3 とを共
用化して簡素化を図っている。図7において、ダイオー
ドD6 と半導体スイッチQc6を除くと図4(b)の充電
器と同じになり、この部分が商用交流電源が活きている
期間に稼働してバッテリーBATTを充電する。また、
半導体スイッチQc5とダイオードD7 を除くと図5のコ
ンバータと同じになり、停電中におけるバッテリーの放
電時に稼働する。この動作は次のようになる。
【0017】商用電源から受電中は、切り替えスイッチ
Sを商用電源側にし、交流電圧Viで負荷LOADに給
電する。この間、バッテリーBATTを次のように充電
する。絶縁トランスT3 で交流電圧Vi を受電し、この
2次側に生じた電圧をダイオード整流器Recで整流し、
平滑コンデンサCdcで脈動電圧を平滑する。半導体スイ
ッチQc5のオン・オフスイッチングによってコンデンサ
dcの電圧を降圧し、かつ一定電圧に調整してバッテリ
ーBATTを充電する。半導体スイッチQc5をオンさせ
るとコンデンサCdcの電圧が平滑フィルタL5 , b
加わる。リアクタL5 には図示の極性で電圧がかかり、
流れる電流は増加する。つまり、L5 に電磁エネルギー
が蓄えられる。次に半導体スイッチQc5をオフさせると
リアクタL5 に流れていた電流は、ダイオードD7 を通
って循環する。循環電流は次第に減少する。リアクタL
5 の電圧は図示と逆であり蓄えられた電磁エネルギーを
放出する。この半導体スイッチQc5のオン期間とオフ期
間との比率を制御装置(図には示されていない)からの
信号で調整し、コンデンサCb の電圧を所望のレベルに
保つ。このコンデンサCb の電圧でバッテリーBATT
を充電する。
【0018】商用電源の停電中は次のように動作する。
絶縁トランスT3 の入力はなくなり、バッテリーBAT
Tの充電機能は停止する。切り替えスイッチSをバッテ
リー側に切り替えて、直流電圧V0 で負荷LOADに給
電する。コンデンサCdcの電圧V0 は次のように一定に
調整される。半導体スイッチQc5はオフ状態にしてお
く。半導体スイッチQc6をオンさせると、バッテリーB
ATTの電圧はリアクタL5 に図示と逆の極性で加わ
り、流れる電流は増加する。つまり、電磁エネルギーが
蓄えられる。次に半導体スイッチQc6をオフにすると、
リアクタL5 に流れていた電流はダイオードD6 を通っ
てコンデンサCdc側に流れる。この時のリアクタL5
電圧の極性は図示と同じになり、リアクタの電圧とバッ
テリーBATTの電圧の和がコンデンサCdcを充電する
電圧V0 となる。つまり、電圧V0 はバッテリーBAT
Tの電圧より高いレベルに昇圧されたものとなる。半導
体スイッチQc6のオン期間とオフ期間との比率を調整し
て電圧V0 を所望のレベル、つまり、商用交流電源公称
電圧の波高値の110から80パーセントの範囲内に保
つ。商用電源が停電から回復すると、切り替えスイッチ
Sを商用電源側に切り替えて交流電圧Vi で給電する。
【0019】図8は本発明の第3の実施例である。(請
求項3に対応) 本発明では充電器の受電を切り替えスイッチSより負荷
側の点a,bからとる。これによって図7の実施例で用
いていた絶縁用のトランスを省いている。この場合も直
流電源系は給電期間中、商用電源系と切り替えスイッチ
Sによって切り離(絶縁)されている。商用電源から受
電している期間に稼働する充電器は、整流器Rec,コン
デンサCdc,半導体スイッチQc7,ダイオードD8 ,リ
アクタL5 の組み合わせである。これは図4(b)の破
線cdより右側に相当する。停電中に稼働するコンバー
タはリアクタL5 ,半導体スイッチQc8,ダイオードD
9 の組み合わせである。これは図5のコンバータに相当
する。なお、この期間中は半導体スイッチQc7をオフに
しておき、点a,bから流れる電流のループを切ってお
く。次に動作を説明する。
【0020】商用電源から受電中は、切り替えスイッチ
Sを商用電源側にして、交流電圧Vi で負荷LOADに
給電する。また、この期間にバッテリーBATTを充電
する。切り替えスイッチSの後のabから受けた交流電
圧Vi をダイオード整流器Recで整流し、平滑コンデン
サCdcで脈動を平滑する。半導体スイッチQc7をオン・
オフスイッチングによってコンデンサCdcの電圧を降圧
し、かつ、一定レベルに調整してバッテリーBATTを
充電する。半導体スイッチQc8はオフの状態に保つ。半
導体スイッチQc7がオンしている期間はコンデンサCdc
の電圧が平滑フィルタL5 ,Cb に加わり、この出力で
バッテリーBATTを充電する。L5 には図示の極性の
電圧が誘起し、電流が増加すると共に蓄えられる電磁エ
ネルギーが増加する。次に、半導体スイッチQc7をオフ
するとL5 に流れていた電流はダイオードD8 を通して
循環する。これによってL5 の電磁エネルギーはコンデ
ンサCb およびバッテリーBATTに放出される。半導
体スイッチのオンおよびオフの期間の比率を変えること
によってコンデンサCb の電圧、つまり、バッテリーB
ATTの充電電圧を調整する。
【0021】商用電源が停電すると切り替えスイッチS
を直流電源側に切り替え、コンデンサCd の電圧V0
もって負荷LOADに給電する。半導体スイッチQc7
オフ状態にして端子a,bからの入力を遮断する。バッ
テリーBATTの電圧はV0より低いので次のスイッチ
ング動作で昇圧する。半導体スイッチQc8をオンさせる
とバッテリーBATTの電圧がリアクタL5 に図示とは
逆の極性でかかり、ここに流れる電流が増加する。これ
に伴い蓄えられる電磁エネルギーが増加する。次に半導
体スイッチQc8をオフにするとバッテリーBATTの電
圧にリアクタL5 の電圧が加わり、昇圧した電圧V0
得られる。半導体スイッチQc8のオン・オフ期間の比率
を調整して出力電圧V0 のレベルを商用交流電源公称電
圧の波高値の110から80パーセントの範囲内に保
つ。半導体スイッチQc7,Qc8をオン,オフさせる信号
は図示されていない制御装置から出す。半導体スイッチ
としてバイポーラトランジスタをもって図示したが、他
のスイッチ、例えばIGBT(Insulated Gate Bipolar
Transister ),パワーMOS・FETなども同様にし
て使える。
【0022】
【発明の効果】本発明によれば、無停電電源装置から複
雑なインバータを除くことができ、これによって信頼性
が高く、コストの低い、また小形の交直流無停電電源装
置を実現できる。絶縁トランスあるいは切り替えスイッ
チで商用交流電源側と直流電源側間を切り離すと、商用
交流電源側、あるいは負荷側で接地事故が生じても危険
な電流が接地側に流れることがないので安全に装置を運
用できる。図7の第2の実施例では重量物で、高価なリ
アクタを少なくした構成であり、装置の軽量化、低コス
ト化に効果がある。図8の第3の実施例では大きく、重
量物である絶縁トランスを構成から省いているのでさら
に装置を小形化、あるいは低コスト化するのに効果があ
る。本発明の装置はコンパクトであり、架(ラック)に
搭載するのに適している。したがって、FA(ファクト
リ・オートメーション)の分野で架に搭載されて使われ
るコンピュータと組み合わされて本装置も同一架に実装
することができ、省スペースの点で有用である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す。
【図2】動作電圧及び電流波形を示し、(a),(b)
は各部の波形である。
【図3】本発明の実施例の一つである切り替えスイッチ
の一例を示す。
【図4】本発明の実施例の一つである充電器の構成を示
し、(a),(b)は夫々他の例を示す。
【図5】本発明の実施例の一つであるDC・DCコンバ
ータの構成例を示す。
【図6】本発明の実施例の一つであるスイッチングコン
バータの構成例を示す。
【図7】本発明の第2の実施例を示す。
【図8】本発明の第3の実施例を示す。
【図9】従来例を示す。
【図10】交流電圧と負荷に流れる電流パターンを示
し、(a),(b)は各部に流れる電圧または電流であ
る。
【符号の説明】
i 商用の交流電源 BATT バッテリー CH 充電器 CONP DC・DCコンバータ INV インバータ Q1 半導体スイッチ Q2 半導体スイッチ Qc1 半導体スイッチ Qc2 半導体スイッチ Qc3 半導体スイッチ Qc4 半導体スイッチ Qc5 半導体スイッチ Qc6 半導体スイッチ Qc7 半導体スイッチ Qc8 半導体スイッチ Lac フィルタ Cac フィルタ S 切り替えスイッチ LOAD 負荷 DL1 ダイオード DL2 ダイオード DL3 ダイオード DL4 ダイオード D1 ダイオード D2 ダイオード D3 ダイオード D4 ダイオード D5 ダイオード D6 ダイオード D7 ダイオード D8 ダイオード D9 ダイオード CONL スイッチコンバータ Cb コンデンサ Cd コンデンサ Cdc コンデンサ Vd 電圧 Rec 整流器 L1 リアクタ L2 リアクタ L3 リアクタ L4 リアクタ L5 リアクタ T1 トランス T2 トランス T3 トランス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02J 9/00 - 11/00 H02M 7/06 H02M 7/21 H02J 7/34 H02M 3/00 - 3/44 H02J 1/00 - 1/16

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商用交流電源からの交流電力と、内蔵す
    る直流電源装置からの直流電力とのいずれか一方を切り
    替えスイッチで選択して出力する交直流電源装置におい
    て、前記交流電力の出力電圧は前記商用交流電源の電圧であ
    り、 前記直流電源装置は前記交流電源に接続された充電器、
    前記充電器に接続されたバッテリー、およびDC・DC
    コンバータからなり、 前記充電器は前記商用交流電源から受電し、その出力の
    直流電圧で前記バッテリーを充電し、 前記DC・DCコンバータは前記バッテリーからの直流
    出力を、前記商用交流電源の公称電圧の波高値の110
    から80パーセントの範囲のレベルに調整して出力する
    ことを特徴とする交直流無停電電源装置。
  2. 【請求項2】 直流電源装置は交流電源に接続された絶
    縁トランスと、前記絶縁トランスの出力を整流する整流
    器と、前記整流器の出力側に接続されたDC・DCコン
    バータと、前記整流器出力側と、前記DC・DCコンバ
    ータを構成する半導体スイッチを介して接続されたバッ
    テリーからなり、このDC・DCコンバータは前記商用
    交流電源から前記絶縁トランスと整流器を介して受電
    し、その出力の直流電圧で前記バッテリーを充電し、ま
    た前記商用交流電源の停電時には前記バッテリーの直流
    出力を調整して出力することを特徴とする請求項1記載
    の交直流無停電電源装置。
  3. 【請求項3】 直流電源装置は第1の半導体スイッチを
    持ち交流電源に接続される充電器と、前記第1の半導体
    スイッチを介して接続されるDC・DCコンバータと、
    このDC・DCコンバータに接続されるバッテリーとか
    ら構成され、前記DC・DCコンバータは第2の半導体
    スイッチとリアクタとコンデンサがループ状に接続され
    ており、前記第2の半導体スイッチの一方はダイオード
    を介して切り替えスイッチの一方の極に接続され、他方
    は前記切り替えスイッチの他方の極に接続され、前記充
    電器は前記商用交流電源の電力を前記切り替えスイッチ
    の後の負荷側から受電し、その出力の直流電圧でバッテ
    リーを充電し、前記DC・DCコンバータは前記バッテ
    リーの直流出力を調整して出力することを特徴とする請
    求項1記載の交直流無停電電源装置。
  4. 【請求項4】 負荷に交流または直流を供給するための
    切り替えスイッチとしてリレーを用い、かつ商用交流電
    源線路と直流電源線路とは2線路とも切り離されている
    ことを特徴とする請求項1または2または3記載の交直
    流無停電電源装置。
  5. 【請求項5】 負荷に交流または直流を供給するための
    切り替えスイッチとしてa接点とb接点とを有するリレ
    ーを用い、前記a接点を商用交流電源系のスイッチとし
    て使い、前記b接点を直流電源系のスイッチとして使
    い、かつ前記リレーの励磁コイルの駆動を前記商用交流
    電源によって行うことを特徴とする請求項1または2ま
    たは3または4記載の交直流無停電電源装置。
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