JPH08107408A - フレーム同期式伝送データの解読方法 - Google Patents

フレーム同期式伝送データの解読方法

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JPH08107408A
JPH08107408A JP6239799A JP23979994A JPH08107408A JP H08107408 A JPH08107408 A JP H08107408A JP 6239799 A JP6239799 A JP 6239799A JP 23979994 A JP23979994 A JP 23979994A JP H08107408 A JPH08107408 A JP H08107408A
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frame
bit
transmission data
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JP6239799A
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Seiki Nagashima
清貴 長島
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Fuji Electric Co Ltd
Fuji Facom Corp
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Fuji Electric Co Ltd
Fuji Facom Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】1ビット長のHレベルが複数ビット長の0レベ
ル区間を置いて存在する同期ワードをフレーム先頭に持
つ伝送信号を1ビット長/7の時間間隔でサンプリング
し、このサンプリングデータを7ビットづつ括めて取込
み、同期ワードを検出する受信処理を高速化する。 【構成】アドレスを7ビットとする受信データのノイズ
を含む全パターン変化を網羅した27 =128種の受信
データパターン情報20(#1〜#n=128)からな
る全パターンテーブル200を予め設け、各情報20中
にそのデータの真偽21,データ変化有無22,データ
変化方向23,左右から見た0,1の連続数11〜14
等の属性データを書込んで置き、受信データ(7ビット
分)の解読の際、その受信データをアドレスとしてパタ
ーン情報20の属性を読取り、この読取りと若干の演算
を7ビット受信データごとに繰返しつつ同期ワードを検
出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は特殊な伝送フォーマット
を用いるため、一般的に普及した伝送LSIは利用でき
ないフレーム同期式伝送データ中の同期パターンをソフ
トウェアで高速に認識するためのフレーム同期式伝送デ
ータの解読方法に関する。なお、以下各図において同一
の符号は同一もしくは相当部分を示す。
【0002】
【従来の技術】図11は伝送路上の同期ワードの構成例
を示す。この例では同期ワードは全40ビット長からな
り、その両端の各1ビット長(83.3ms)はHレベ
ル(“1”)、その間のn=38ビット長はLレベル
(“0”)で構成されている。図10は伝送データ取込
装置の構成例を示す。伝送路上の入力データ01は1ビ
ット長(=83.3ms)の1/7の周期のクロックで
サンプリングされ、このサンプリングデータは7ビット
のFIFO型のレジスタとしてのシフトレジスタからな
る直列並列変換器1に上記クロックに同期して順次入力
される。そして、直列並列変換器1が一杯になったとき
(即ちサンプリングデータ7ビット(つまり図11の1
ビット長)ごとに)、CPU3に対して割込信号2が発
生され、CPU3は割込処理にて直列並列変換器1内の
7ビットのシリアルデータ(伝送データ1ビット長分)
をパラレルデータ(サンプリングデータともいう)1a
として一括して入力し、メモリ4に転送する。この転送
データは、転送を受けた順にメモリ4内のリング状に形
成されたファイル領域に一時的に格納される。この格納
を繰返し、格納された転送データの数が或るデータ格納
範囲に納まる数に達したとき同期ワード検出を行う。
【0003】図13はサンプリングデータ1aのパター
ンの属性データを検出するための全パターンテーブル1
00の構成を示す。このテーブル100は、サンプリン
グデータ1aをアドレスとする各7ビットデータパター
ン別の(つまりn=27 =128パターン分の)受信デ
ータパターン情報(#1〜#n)10からなる。この各
々の受信データパターン情報10は11〜14の属性デ
ータからなり、11は検出対象データのサンプリングデ
ータ(7ビット)の最高位ビットから最低位ビット側へ
向って連続する0の数、12は同じく最低位ビットから
最高位ビット側へ向って連続する0の数、13は同じく
最高位ビットから最低位ビット側へ向って連続する1の
数、14は同じく最低位ビットから最高位ビット側向っ
て連続する1の数を夫々示す。
【0004】また、図14は40ビット長分の同期パタ
ーン(ワード)判別に用いられるカウンタの構成を示
し、15は前記属性データ13又は14についての1の
積算値を記憶するカウンタ、16は前記属性データ11
又は12についての0の積算値を記憶するカウンタであ
る。図11の同期ワードを検出するには、CPU3はま
ずサンプリングデータ1a(7ビット)中の立ち下がり
(ビット1からビット0に変化すること)の存在を検出
する。このために全パターンテーブル100内の当該の
サンプリングデータ1aと同じパターンの受信データパ
ターン情報10からその属性データ11〜14を読取
り、“右から見た時の0の連続数”12が0でなく、且
つ7未満かを調べ、そうであれば立ち下がりであると做
し、次に“左から見た時の1の連続数”13と“右から
見た時の0の連続数”12との和が伝送データ1ビット
長ごとのサンプリング数の7に一致しているか否かを調
べ、一致していればヒゲのない正常パターンであると判
定する。そして“左から見た時の1の連続数”13を1
の数の積算カウンタ15に加え、そのカウンタの数を調
べて再度立ち下がりの存在を確認し、正しく立ち下がり
であることを確認すると、“右から見た時の0の連続
数”12を0の数の積算カウンタ16に入れる。次に同
期ワードの立ち上がりまでの間、各サンプリングデータ
1a(7ビット)の“右から見た時の0の連続数”12
を0の積算カウンタ16に加算して行き、次に立ち上が
りの存在を検出する。この立ち上がりの検出は“左から
見た時の0の連続数”11が7未満であることを判別し
て行う。そして立ち上がりがあった時点でのカウンタ1
6の0の数が規定範囲内かをチェックし、立ち上がり状
態の1の数も規定範囲内であるかをチェックし、同期ワ
ードを検出している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図12(A)〜(D)
は同期ワードからサンプリングされる7ビットの正常デ
ータのパターンの構成例を示す。即ち、このパターンと
しては同図(A)の立ち上がりパターン,同図(B)の
立ち下がりパターン,同図(C)の全て0のパターン,
同図(D)の全て1のパターンが存在し得る。このよう
に、サンプリングデータの特性を考慮すると正常なパタ
ーンとしてはパターンの論理的な変化は多くとも2回以
上の変化は無く、更にデータ変化としては立ち下がり,
立ち上がりパターンもしくは変化なしの条件でしか存在
しない。上記の条件以外のパターンが表れた場合、その
パターンは全て異常なパターンと認識できる。
【0006】しかしながら従来の同期ワードの検出方法
では、前述の如く複雑なアルゴリズムを用い、上述の正
常パターンの特徴を利用していないためデータ伝送の高
速化が難しいという問題がある。そこで本発明は、サン
プリングデータ(7ビット)の正常パターンの前述した
特徴を取り入れ、リアルタイム処理に必要不可欠なデー
タ伝送の速応性を向上させることができるフレーム同期
式伝送データの解読方法を提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
めに、フレーム同期式伝送データ(入力データ01な
ど)をその1ビット長当りn回(但しnは所定の複数
(7など)とする)の割合でサンプリングしつつ、この
1又は0の値を示す各サンプリングデータを(直列並列
変換器1などを介し)順次n個ずつ一括して(メモリ4
などに)取込み、このnビットの取込みデータ(サンプ
リングデータ1aなど)ごとの処理(立ち下がり検出処
理103,同期ワード確認処理104,フレーム情報抽
出処理105など)を順次繰返して当該のフレーム同期
式伝送データからフレーム情報を抽出する装置におい
て、請求項1のフレーム同期式伝送データの解読方法で
は、前記nビットの取込みデータの真偽をテーブル(全
パターンテーブル200の“データの真偽”21の情報
などの)参照により判定するようにする。
【0008】また、請求項2のフレーム同期式伝送デー
タの解読方法では、前記nビットの取込みデータの状変
の有無をテーブル(全パターンテーブル200の“デー
タ変化の有無”22の情報などの)参照により判定する
ようにする。また、請求項3のフレーム同期式伝送デー
タの解読方法では、前記nビットの取込みデータの状変
の方向をテーブル(全パターンテーブル200の“デー
タの変化方向”23の情報などの)参照により判定する
ようにする。
【0009】また、請求項4のフレーム同期式伝送デー
タの解読方法では、前記nビットの取込みデータの少な
くとも真偽,状変の有無,状変の方向をテーブル参照に
より判定し、当該のフレーム同期式伝送データ内の同期
パターンを検出するようにする。
【0010】
【作用】サンプリングデータ(7ビット)の左右それぞ
れから見た0,1の連続数およびその加減算で同期ワー
ドの検出を行うのではなく、当該のサンプリングデータ
(7ビット)のパターンを参照するための全パターンテ
ーブル200内の個別の受信データパターン情報20内
に、当該データパターンの属性データとして、当該デー
タの正誤,データ変化の有無,データの変化方向の各情
報と左右から見た0または1の連続数を盛り込むことに
よって、その検出に掛かっていた処理を最小限にし速応
性を向上させる。
【0011】
【実施例】図1は本発明において、サンプリングデータ
(7ビット)1a(図10)のパターンの性質(属性)
を判別するために用いられる全パターンテーブル200
の構成例を示す。このテーブル200は図13で述べた
全パターンテーブル100と同様に当該サンプリングデ
ータ1aをアドレスとする#1〜#n(=128=
7 )の受信データパターン情報20からなり、この各
パターン情報20には、図13の属性データ11〜14
のほかに、当該パターンについての新たな属性データと
して、“データの真偽”21,“データ変化の有無”2
2,“データの変化方向”23が付加されている。
【0012】但し、*印部分の註に示すようにデータ変
化の有無22が無を示すとき、つまり当該パターンに立
ち下がり又は立ち上がりの変化がないときは、データの
変化方向23にその状態、つまり0のままか1のままか
を示すデータが格納されている。なお、本発明において
も図10の伝送データ取込装置が用いられ、また図14
の積算カウンタも用いられる。即ち、図10においては
伝送データ01が7ビットの直列並列変換器1に入力さ
れ、直列並列変換器1が入力データ01でいっぱいにな
ったとき、CPU3に対して割込信号2が入る。CPU
3は受けた7ビットのデータを割込処理にてメモリ4に
転送する。この転送データは受けた順にメモリ4内のリ
ング状に形成されたファイル領域に一時的に格納され
る。この格納を繰返し、格納された転送データの数が或
る所定値に達すると、この転送データを7ビット分づつ
順番に取出してその解読処理を行う。
【0013】図2はこの時のフレーム情報解読処理の概
略手順を示し、101〜105は図2のステップを示
す。図2を説明すると、CPU3は同期ワード検出完了
以前には(101,分岐N)、同期ワードを検出する
が、ここでは予め設定された処理の分岐(プログラムス
イッチ)に応じて(102)、立ち下がり検出処理10
3又は同期ワード確認処理104を実行する。立ち下が
り検出処理103では同期ワードの立ち下がり検出を行
う。同期ワード確認処理104では初めの立ち下がり後
の0を立ち上がるまでの間、加算カウントし、立ち上が
り後に0の数をチェックし、規定値範囲内に入っている
事を確認し、同時に1の数も規定値以上であることを確
認する。ここでのある範囲とは伝送路上で歪んだ場合の
データも考慮しての範囲である。
【0014】同期ワード検出後は(101,分岐Y)、
実際の情報が入ったデータの抽出作業に入る(10
5)。図3は図2の立ち下がり検出処理103の詳細手
順を示し、201〜222はそのステップを示す。ま
た、図4は図3中のの手順を示し、401〜408は
そのステップを示す。図3を説明すると、CPU3は予
め図1の全パターンテーブル200から、当該の解読対
象の受信データ(つまりサンプリングデータ1aの7ビ
ット分)をアドレスとする受信データパターン情報20
を探し、この情報20から当該受信データのパターンの
属性データ11〜14,21〜23を読取る。そしてま
ず“データの真偽”21の情報からこのサンプリングデ
ータ自体の真偽をチェックする(201)。ここで偽の
場合(分岐N)、図14の積算カウンタを制御して0の
数の積算カウンタ16をクリアし(221)、1の数の
積算カウンタ15に、“左から見た時の1の連続数”1
3(図1)を加算する(222)。そして次の受信デー
タパターンの解読処理、つまり図2の処理分岐102を
再び立ち下がり検出処理103の側とする。
【0015】また、ステップ201で真の場合(分岐
Y)、“データ変化の有無”22(図1)の情報よりデ
ータ変化の有無を判別する(202)。ここでデータ変
化が無いとき(分岐N)、の手順(図4)を実行す
る。即ち、図4(の手順)では“データの変化方向”
23(図1)内の状態情報(図1の註*参照)より、デ
ータが全部1ならば(401,分岐N)、まだ立ち下が
り状態ではないので、図14の積算カウンタを制御し
て、1の数の積算カウンタ15に“左から見た時の1の
連続数”13(図1)を加算し(402)、0の数の積
算カウンタ16をクリアする(403)。そして図2の
処理分岐102を再び立ち下がり検出処理103の側と
する。
【0016】前記ステップ401の判別でデータが全部
0ならば(分岐Y)、そのときの1の数の積算カウンタ
15の値が或る歪みを含んだ規定値以上であるかをチェ
ックする(404)。ここで規定値未満のときは(分岐
N)、0の数の積算カウンタ16に“右から見た時の0
の連続数”12(図1)を加算する(406)。そして
図2の処理分岐102を再び立ち下がり検出処理103
の側とする。
【0017】また、前記ステップ404の判別で1の数
が規定値以上のときは(分岐Y)、1の数の積算カウン
タ15をクリアし(405)、“右から見た時の0の連
続数”12(図1)を0の数の積算カウンタ16へ加算
し(407)、図2の処理分岐102を同期ワード確認
処理104の側とする(408)。図3に戻り、ステッ
プ202の判別でデータ変化があるとき(分岐Y)、
“データの変化方向”23(図1)が立ち上がり方向な
らば(203,分岐N)、0の数の積算カウンタ16を
クリアし(205)、“左から見た時の1の連続数”1
3(図1)を1の数の積算カウンタ15に加算し(20
6)、図2の処理分岐102を再び立ち下がり検出処理
103の側とする。
【0018】また、ステップ203の判別で立ち下がり
方向ならば(分岐Y)、まず“左から見た時の1の連続
数”13(図1)を1の数の積算カウンタ15に加算
し、この積算値が或る歪みを含んだ規定値以上か否かを
チェックし(207)、規定値未満のときは(分岐
N)、0の数の積算カウンタ16をクリアし(20
9)、“左から見た時の1の連続数”13(図1)を1
の数の積算カウンタ15に加算し(211)、図2の処
理分岐102を再び立ち下がり検出処理103の側とす
る。しかし1の積算値が規定値以上のときは(207,
分岐Y)、1の数の積算カウンタ15をクリアし(20
8)、“右から見た時の0の連続数”12(図1)を0
の数の積算カウンタ16へ加算し(210)、図2の処
理分岐102を同期ワード確認処理104の側とする
(212)。
【0019】図5は図2の同期ワード確認処理104の
詳細手順を示し、501〜517はそのステップを示
す。また、図6〜図9は夫々図5内の〜の処理手順
を示す。また、601〜607、701〜706、80
1〜811、901,902は夫々図6〜図9内のステ
ップを示す。図5では、図3の場合と同様にまず当該の
サンプリングデータ1aについての属性データ11〜1
4,21〜23を全パターンテーブル200から読取
り、“データの真偽”21が偽であれば(501,分岐
N)、の処理(図9)を行う。図9(の処理)では
0の数の積算カウンタ16をクリアし(901)、“右
から見た時の1の連続数”14(図1)を1の数の積算
カウンタ15に加算し(902)、図2の処理分岐10
2を再び同期ワード確認処理104の側とする。また、
ステップ501の判別で真であれば(分岐Y)、“デー
タ変化の有無”22(図1)より当該データに変化があ
るか否かを判別し(502)、変化がなければ(分岐
N)、の処理(図8)を行う。
【0020】図8(の処理)では“データの変化方
向”23(図1)の状態データ(図1註*参照)より、
データが全部1でなければ(801,分岐N)、“左か
ら見た時の0の連続数”11(図1)を0の数の積算カ
ウンタ16に加算し(802)、図2の処理分岐102
を再び同期ワード確認処理104の側とする(80
2)。
【0021】また、ステップ801の判別で当該データ
が全部1であれば(分岐Y)、0の数の積算カウンタ1
6の値が規定値以上か否かを判別し(803)、規定値
以上でなければ(分岐N)、0の数の積算カウンタ16
をクリアし(805)、“右から見た時の1の連続数”
14(図1)を1の数の積算カウンタ15に加算し(8
07)、図2の処理分岐102を立ち下がり検出処理1
03の側とする(809)。
【0022】また、ステップ803の判別で0の数の積
算カウンタ16の値が規定値以上であれば(分岐Y)、
“右から見た時の1の連続数”14(図1)を1の数の
積算カウンタ15に加算し(804)、1の数の積算カ
ウンタ15の値が規定値以上か否かを判別し(80
6)、規定値以上でなければ(分岐N)、図2の処理分
岐102を再び同期ワード確認処理104の側とする。
【0023】しかしステップ806の判別で1の数が規
定値以上であれば(分岐Y)、0の数の積算カウンタ1
6をクリアし(808)、同期ワードが検出されたもの
とし(810)、図2の処理分岐102を立ち下がり検
出処理103の側とする(811)。図5に戻り、ステ
ップ502の判別で当該データに変化があれば(分岐
Y)、“データの変化方向”23(図1)より当該デー
タの変化が立ち下がりか否かを判別する(503)。こ
こで立ち下がりでなければ(分岐N)、の処理(図
7)を行う。
【0024】図7(の処理)では当該データについて
の“左から見た時の0の連続数”11(図1)を0の数
の積算カウンタ16に加算し(701)、この積算カウ
ンタ16の0の値が規定値以上か否かを判別する(70
2)。ここで規定値以上でなければ(分岐N)、0の数
の積算カウンタ16をクリアし(704)、“右から見
た時の1の連続数”14(図1)を1の数の積算カウン
タ15に加算し(705)、図2の処理分岐102を立
ち下がり検出処理103の側とする(706)。また、
ステップ702の判別で0の数の積算カウンタ16の値
が規定値以上であれば(分岐Y)、“右から見た時の1
の連続数”14(図1)を1の数の積算カウンタ15に
加算し(703)、図2の処理分岐102を同期ワード
確認処理104の側とする。
【0025】図5に戻り、ステップ503の判別で当該
データの変化方向が立ち下がり方向であれば(分岐
Y)、0の数の積算カウンタ16の値が規定値内か否か
を判別し(504)、規定値内でなければ(分岐N)、
の処理(図6)を行う。図6(の処理)では当該デ
ータの“右から見た時の1の連続数”14(図1)を1
の数の積算カウンタ15に加算し(601)、この積算
カウンタ15の1の数が規定値以上か否かを判別する
(602)。ここで規定値以上でなければ(分岐N)、
0の数の積算カウンタ16をクリアし(604)、“右
から見た時の1の連続数”14(図1)を1の数の積算
カウンタ15に加算し(606)、図2の処理分岐10
2を立ち下がり検出処理103の側とする(607)。
【0026】また、ステップ602の判別で1の数が規
定値以上であれば(分岐Y)、1の数の積算カウンタ1
5をクリアし(603)、“右から見た時の0の連続
数”12(図1)を0の数の積算カウンタ16に加算し
(605)、図2の処理分岐102を同期ワード確認処
理104の側とする。図5に戻り、ステップ504の判
別で0の数の積算カウンタ16の値が規定値内であれば
(分岐Y)、“右から見た時の1の連続数”14(図
1)を1の数の積算カウンタ15に加算し(509)、
この積算カウンタの1の数が規定値以上が否かを判別し
(510)、規定値以上でなければ(分岐N)、0の数
の積算カウンタ16をクリアし(512)、“右から見
た時の1の連続数”14(図1)を1の数の積算カウン
タ15に加算し(514)、図2の処理分岐102を立
ち下がり検出処理103の側とする(516)。
【0027】また、ステップ510の判別で1の数が規
定値以上であれば(分岐Y)、0の数の積算カウンタ1
6をクリアし(511)、1の数の積算カウンタ15を
クリアし(513)、同期ワードが検出されたものとし
(515)、図2の処理分岐102を立ち下がり検出処
理103の側とする(517)。図5の同期ワード確認
処理104を要約すれば、立ち下がり後から立ち上がり
までの間の0の数の和がある歪みを含んだ規定値内かチ
ェックする。規定値外のときは積算カウンタ15,16
を制御して再び立ち下がり検出処理103へ向い、規定
値内のときは積算カウンタ15,16を制御し、立ち上
がり後の1の数がある歪みを含んだ規定値以上かチェッ
クする。規定値未満のときは積算カウンタ15,16を
制御して再び立ち下がり検出処理103へ向い、規定値
以上のときは同期ワード検出完了となり、実際の情報が
入ったデータの抽出作業105(図2)に入る。同時に
積算カウンタ16,15を制御して再び立ち下がり検出
処理103へ進む。
【0028】
【発明の効果】本発明によれば受信データのサンプリン
グデータ1a(7ビット)の解読のアルゴリズム内でそ
のデータパターンの内容(属性)を演算によって求める
のではなく、予め当該サンプリングデータをアドレスと
する全パターンテーブルの中にその受信データのパター
ンに関する情報(属性データ)を盛り込むようにしたの
で、高速かつ容易に同期ワードの検出が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例としての全パターンテーブル
の構成図
【図2】本発明に基づくフレーム情報解読処理の概略手
順を示すフローチャート
【図3】図2の立ち下がり検出処理の詳細手順を示すフ
ローチャート
【図4】図3内のの手順を示すフローチャート
【図5】図2の同期ワード確認処理の詳細手順を示すフ
ローチャート
【図6】図5内のの手順を示すフローチャート
【図7】図5内のの手順を示すフローチャート
【図8】図5内のの手順を示すフローチャート
【図9】図5内のの手順を示すフローチャート
【図10】本発明及び従来の伝送データ取込装置の代表
的な構成例を示すブロック図
【図11】同期ワードの伝送フォーマットの構成例を示
す図
【図12】正常時の種類別の受信データパターンを示す
【図13】従来の全パターンテーブルの構成図
【図14】本発明及び従来にて使用される積算カウンタ
を示す図
【符号の説明】
01 入力データ 1 直列並列変換器 1a サンプリングデータ 2 割込信号 3 CPU 4 メモリ 11 左から見た時の0の連続数 12 右から見た時の0の連続数 13 左から見た時の1の連続数 14 右から見た時の1の連続数 20 受信データパターン情報 21 データの真偽 22 データ変化の有無 23 データの変化方向 103 立ち下がり検出処理 104 同期ワード確認処理 105 フレーム情報抽出処理 200 全パターンテーブル

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フレーム同期式伝送データをその1ビット
    長当りn回(但しnは所定の複数とする)の割合でサン
    プリングしつつ、この1又は0の値を示す各サンプリン
    グデータを順次n個づつ一括して取込み、このnビット
    の取込みデータごとの処理を順次繰返して当該のフレー
    ム同期式伝送データからフレーム情報を抽出する装置に
    おいて、 前記nビットの取込みデータの真偽をテーブル参照によ
    り判定するようにしたことを特徴とするフレーム同期式
    伝送データの解読方法。
  2. 【請求項2】フレーム同期式伝送データをその1ビット
    長当りn回(但しnは所定の複数とする)の割合でサン
    プリングしつつ、この1又は0の値を示す各サンプリン
    グデータを順次n個づつ一括して取込み、このnビット
    の取込みデータごとの処理を順次繰返して当該のフレー
    ム同期式伝送データからフレーム情報を抽出する装置に
    おいて、 前記nビットの取込みデータの状変の有無をテーブル参
    照により判定するようにしたことを特徴とするフレーム
    同期式伝送データの解読方法。
  3. 【請求項3】フレーム同期式伝送データをその1ビット
    長当りn回(但しnは所定の複数とする)の割合でサン
    プリングしつつ、この1又は0の値を示す各サンプリン
    グデータを順次n個づつ一括して取込み、このnビット
    の取込みデータごとの処理を順次繰返して当該のフレー
    ム同期式伝送データからフレーム情報を抽出する装置に
    おいて、 前記nビットの取込みデータの状変の方向をテーブル参
    照により判定するようにしたことを特徴とするフレーム
    同期式伝送データの解読方法。
  4. 【請求項4】フレーム同期式伝送データをその1ビット
    長当りn回(但しnは所定の複数とする)の割合でサン
    プリングしつつ、この1又は0の値を示す各サンプリン
    グデータを順次n個づつ一括して取込み、このnビット
    の取込みデータごとの処理を順次繰返して当該のフレー
    ム同期式伝送データからフレーム情報を抽出する装置に
    おいて、 前記nビットの取込みデータの少なくとも真偽,状変の
    有無,状変の方向をテーブル参照により判定し、当該の
    フレーム同期式伝送データ内の同期パターンを検出する
    ようにしたことを特徴とするフレーム同期式伝送データ
    の解読方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4873663B2 (ja) * 2005-08-08 2012-02-08 ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング 信号を復号するための方法と装置

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