JPH08106775A - 回転ヘッド型磁気記録再生装置 - Google Patents

回転ヘッド型磁気記録再生装置

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Publication number
JPH08106775A
JPH08106775A JP6242737A JP24273794A JPH08106775A JP H08106775 A JPH08106775 A JP H08106775A JP 6242737 A JP6242737 A JP 6242737A JP 24273794 A JP24273794 A JP 24273794A JP H08106775 A JPH08106775 A JP H08106775A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotary head
cylinder
duct
air flow
reproducing apparatus
Prior art date
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Pending
Application number
JP6242737A
Other languages
English (en)
Inventor
Mamoru Hiroyasu
守 廣保
Tomohito Yamauchi
智仁 山内
Yutaka Mukai
裕 向井
Koji Watabe
浩治 渡部
Toshihiko Ishikawa
敏彦 石河
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP6242737A priority Critical patent/JPH08106775A/ja
Publication of JPH08106775A publication Critical patent/JPH08106775A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 回転ヘッドシリンダを使用する磁気記録再生
装置において、シリンダー上部に取り付けたファンによ
り空気流を発生させ、その空気流をダクトにより装置外
部へ導くことにより装置内部温度の上昇を効率良く低減
させるものである。 【構成】 回転ヘッドシリンダ2にその回転に伴って空
気の流れを作るファン3を取り付け発生した空気の流れ
を装置外に導くダクト4を、前記回転ヘッドシリンダの
外周部と装置の外装パネルに形成された開口11との間
に形成すると同時に、前記磁気ヘッドの回転軌跡の一部
を覆うように前記回転ヘッドシリンダ2の外周に沿って
形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、回転ヘッドシリンダに
固定された磁気ヘッドの回転軌跡に沿って所定の巻き付
け角度にわたって磁気テープを傾斜して走行せしめ、前
記磁気ヘッドによって磁気テープの長手方向に対して傾
斜した記録軌跡として順次信号を記録再生するヘリカル
スキャン方式の回転ヘッド型磁気記録再生装置に関する
もので、装置内の温度、特に前記磁気ヘッドの温度の上
昇を軽減する手段に特徴を有するものである。
【0002】
【従来の技術】従来よりヘリカルスキャン方式の回転ヘ
ッド型磁気記録再生装置は、高周波信号が高記録密度で
記録再生できるため、映像信号、デジタルの音声信号あ
るいはデータ信号の記録再生装置として広く使用されて
いる。
【0003】そして、近年これらの記録再生機器が小型
化されるに伴って、機器内の電気回路より発生する熱に
より機器内部の温度上昇が問題化されている。特に、磁
気ヘッドの温度上昇は磁気ヘッドの目詰まりを誘発し、
装置に致命的な影響を与える。この問題を解決するため
に、回転ヘッドシリンダにファンを取り付け係る回転に
より内部空気を撹拌し、シリンダ周辺の温度上昇を抑止
するものがあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、記録容
量の大容量化に伴い動作速度及びデータ転送速度が高速
化され、モータ部の発熱や、ドライブ内電気回路により
発熱する発熱量が増大し、従来の冷却機構では装置内部
温度の充分な冷却効果が得られず、そのため磁気ヘッド
の焼き付き、磁気ヘッドのギャップ部にテープの媒体成
分が付着する目詰まりという問題があった。また温度上
昇は、熱ノイズ源となり、磁気特性の信号対ノイズのマ
ージン低下を招くという問題があった。これらはいずれ
も記録特性のビットエラーの増加を招き、信頼性の劣化
を招くという問題があった。
【0005】本発明は上記課題を解決するもので、冷却
効果の優れた磁気記録再生装置を提供することを目的と
している。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記従来の問
題点を解決するもので回転ヘッドシリンダに、その回転
に伴って空気流を発生するファンを取り付けるととも
に、その空気流を装置外に導くダクトを回転ヘッドシリ
ンダの外周部と装置の外装パネルに形成された開口との
間に形成し、前記ダクトの空気流の入側は磁気テープが
巻き付けられていない部分において、回転ヘッドシリン
ダに取り付けられた磁気ヘッドの回転軌跡の一部を覆う
ように前記回転ヘッドシリンダの外周に沿って形成す
る。
【0007】
【作用】本発明は上記した構成により、装置内部のファ
ンの回転によって空気流を作り、装置内部の温度上昇し
た空気をダクトを介して装置外部に導くことで長時間の
使用に際しても装置内部温度の上昇を阻止でき、さらに
本発明では、前記ダクトの一部が回転ヘッドシリンダの
外周に沿って形成されているため、このダクトで覆われ
た磁気ヘッドの回転軌跡部分には、ファンの回転に伴っ
て強い空気流が発生し、磁気ヘッドを冷却し、データの
記録、再生の信頼性を向上させることが出来るものであ
る。
【0008】
【実施例】以下図面を参照して本発明の一実施例を説明
する。図1において2は磁気ヘッド5が固定された回転
ヘッドシリンダであり、従来の回転ヘッド型磁気記録再
生装置と同様に、前記回転ヘッドシリンダ2の回転に伴
う前記磁気ヘッドの回転軌跡に沿って磁気テープ6が、
ガイドピン12a、12bにより所定の巻き付け角度に
わたって、かつ、前記回転軌跡に対して傾斜して走行す
るよう巻き付けられている。3は前記回転シリンダ2の
上部に配置されたファンであり、回転シリンダ2の回転
に伴って外周方向に向かう空気流を発生する。
【0009】4は前記の空気流9を装置の外部に導くよ
うに、装置の外装パネル1に形成された開口11と回転
ヘッドシリンダ2との間に形成されたダクトである。こ
のダクト4の流入側は、図2に示すように、磁気テープ
6が巻き付けられていない部分において、前記磁気ヘッ
ドの回転軌跡の一部を覆うように、回転ヘッドシリンダ
2の外周に沿って近接して配置されている。
【0010】以上の構成において、記録再生時に回転ヘ
ッドシリンダ2が回転すると、それに伴って回転ヘッド
シリンダ2の上部で発生した空気流はダクト4を通じて
外部に放出される。
【0011】このシリンダ上部で発生した空気流のダク
ト4からの放出に伴って、回転ヘッドシリンダ2の側面
とダクト4との間にも空気流入口7より空気が流れ込
み、強い空気流が発生し、特に回転ヘッドシリンダに取
り付けられた磁気ヘッドの温度上昇が軽減でき磁気記録
再生の信頼性を向上させることができる。
【0012】
【発明の効果】以上のように本発明の回転ヘッド型磁気
記録再生装置は、回転ヘッドシリンダの回転に伴って空
気流を発生させるファンとファンにより発生した空気を
装置外部へ導くダクトを組み合わせることにより、ヘッ
ドシリンダ近傍の空気を効率よく排気でき、装置内部温
度上昇が軽減できることで、シリンダ周辺の回路、例え
ば、ヘッドアンプの電気回路の温度特性変化を抑えるこ
とができる。またこの空気流の発生に伴って、回転ヘッ
ドの回転軌跡上にも強い空気流が発生するため、磁気ヘ
ッドの温度上昇を軽減することができ、高周波信号の高
記録密度での記録再生、あるいは映像信号、デジタル音
声信号、データ信号の記録再生装置として高い信頼性を
得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の回転ヘッド型磁気記録再生
装置の一部切欠斜視図
【図2】同実施例の要部側面図
【符号の説明】
1 外装パネル 2 回転シリンダ 3 ファン 4 ダクト 5 磁気ヘッド 6 磁気テープ 7 空気流入口 9 空気の流れ 11 外装パネルの開口 12a ガイドピン 12b ガイドピン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 渡部 浩治 香川県高松市古新町8番地の1 松下寿電 子工業株式会社内 (72)発明者 石河 敏彦 香川県高松市古新町8番地の1 松下寿電 子工業株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転ヘッドシリンダに固定された磁気ヘ
    ッドの回転軌跡に沿って所定の巻き付け角度にわたって
    磁気テープを傾斜して走行せしめる回転ヘッド型磁気記
    録再生装置において、前記回転ヘッドシリンダの上部
    に、その回転ヘッドシリンダの回転に伴って空気流を発
    生するファンを取り付けると共に、その空気流を装置外
    に導くダクトを、前記回転ヘッドシリンダの外周部と装
    置の外装パネルに形成された開口との間に形成し、か
    つ、前記ダクトの一部は、磁気テープが巻き付けられて
    いない部分において、前記磁気ヘッドの回転軌跡の一部
    を覆うように前記回転ヘッドシリンダの外周に沿って形
    成されていることを特徴とする回転ヘッド型磁気記録再
    生装置。
JP6242737A 1994-10-06 1994-10-06 回転ヘッド型磁気記録再生装置 Pending JPH08106775A (ja)

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JP6242737A JPH08106775A (ja) 1994-10-06 1994-10-06 回転ヘッド型磁気記録再生装置

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JP6242737A JPH08106775A (ja) 1994-10-06 1994-10-06 回転ヘッド型磁気記録再生装置

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JPH08106775A true JPH08106775A (ja) 1996-04-23

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ID=17093506

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6242737A Pending JPH08106775A (ja) 1994-10-06 1994-10-06 回転ヘッド型磁気記録再生装置

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JP (1) JPH08106775A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6751057B2 (en) * 2001-01-26 2004-06-15 Sony Corporation Magnetic recording/reproducing apparatus and rotary head drum device
US6771471B2 (en) * 2001-01-26 2004-08-03 Sony Corporation Rotary head drum apparatus and magnetic recording and playback apparatus

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6771471B2 (en) * 2001-01-26 2004-08-03 Sony Corporation Rotary head drum apparatus and magnetic recording and playback apparatus

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